JP2018125682A - 判定帰還型等化器及びインターコネクト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ISIの除去性能を向上させることが可能な判定帰還型等化器及びインターコネクト回路を提供すること。
【解決手段】比較回路と、前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、判定帰還型等化器。当該判定帰還型等化器を備えたインターコネクト回路。
【選択図】図2

Description

本発明は、判定帰還型等化器及びインターコネクト回路に関する。
近年、サーバーやコンピュータなどの情報処理装置において、CPU(Central Processing Unit)などの部品の性能(特に、バンド幅)は、大きく向上している。情報処理装置全体の総バンド幅の向上のため、CPUなどのチップ間、チップ内の複数の素子間、又は複数の回路ブロック間で、データを送受信する送受信回路の高速化が要求されることがある。また、ボード間や筐体間でデータを送受信する送受信回路の高速化が要求されることもある。このように、電気通信又は光通信で高速なデータ通信が要求される送受信回路では、通信路において発生するデータ信号の劣化を補償するため、例えば、信号等化器(イコライザ)が用いられる。
イコライザの一つに、判定帰還型等化器(Decision Feedback Equalizer,DFE)がある(例えば、非特許文献1を参照)。DFEは、データ信号に重畳される符号間干渉(Inter Symbol Interference, ISI)の影響を低減するイコライザである。DFEは、入力されるデータ信号を比較器が判定する度に、「過去の判定結果」と「外部から設定される係数(DFE係数)」とによる重み付き和に応じて決まる量だけ比較器の判定閾値を変化させることで、データ信号からISIを直接差し引く。したがって、DFE係数がISIの値に近い値であるほど、アイ(eye)開口量は大きくなり、ISIの影響を低減することが可能となる。
ここで、従来技術として、比較器の内部に重み付き加算器を組み込んだDFEが提案されている(例えば、非特許文献2を参照)。非特許文献2では、比較器に含まれるラッチと電源とを接続するトランジスタをオンさせる個数を、外部からのデジタル制御信号に応じて変えることによって、DFE係数は設定される。
特開2005−341582号公報 国際公開第2009/113462号
Sam Palermo,ECEN689:Special Topics in High-Speed Links Circuits and Systems,Spring 2010,Class Notes Lecture 19,Texas A&M University T.Shibasaki,et al.,"A 56-Gb/s Receiver Front-End with a CTLE and 1-Tap DFE in 20-nm CMOS",IEEE Symp.VLSI Circuits, pp.112-113,Jun.2014.
しかしながら、非特許文献2では、本質的にはラッチを構成するインバータのオン抵抗(インバータのRC時定数のR)を外部からのデジタル制御信号に応じて変えているため、インバータのRC時定数は、インバータのオン抵抗に対して非線形に変化する。そのため、比較器の判定閾値は、オンさせたトランジスタの個数に対して非線形に変化する。つまり、DFE係数は、外部からのデジタル制御信号に対して非線形に変化してしまう。その結果、外部からのデジタル制御信号に応じて設定されるDFE係数の分解能が比較的大きな箇所では、DFE係数をISIと同じ値にすることが難しくなるので、DFEによるISIの除去性能が低下する場合がある。
そこで、本開示の一態様は、ISIの除去性能を向上させることが可能な判定帰還型等化器及びインターコネクト回路の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一態様では、
比較回路と、
前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、
制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、
前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、
前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、判定帰還型等化器が提供される。
本開示の一態様によれば、ISIの除去性能を向上させることが可能となる。
一実施形態に係るインターコネクト回路の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る比較器、スイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 DACの構成の一例を示す図である。 比較器の入力段にトランジスタを並列接続した構成の一例を示す図である。 並列接続したトランジスタのゲートに印加する電圧値と比較器の判定閾値電圧のオフセットとの関係の一例を示す図である。 外部からの制御信号とDFE係数との変化の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る比較器の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。 第3の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の他の一例を示す図である。 第3の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の他の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。 第4の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第5の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第5の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。 第5の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第6の実施形態に係る比較器の構成の一例を示す図である。 第6の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第7の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。 第8の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第9の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。 第10の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。
以下、本実施形態を図面に従って説明する。
<インターコネクト回路>
図1は、インターコネクト回路1000の構成の一例を示す図である。インターコネクト回路1000は、送信装置1100と受信装置1200との間で伝送線路1300を介して送受されるデータ信号を高速シリアル伝送で伝送する。インターコネクト回路1000は、CPUなどのチップ間、チップ内の複数の素子間、又は複数の回路ブロック間で、データを送受信する送受信回路の一例である。伝送線路1300は、有線通信路であるが、無線通信路でもよい。
インターコネクト回路1000は、送信装置1100と、受信装置1200と、伝送線路1300とを備える。送信装置1100と受信装置1200とは、伝送線路1300によって接続される。送信装置1100は、マルチプレクサ回路(MUX)1101と、出力ドライバ1102とを備える。受信装置1200は、イコライザ1202と、受信処理部1203と、デマルチプレクサ回路(DEMUX)1204とを備える。受信処理部1203は、比較器1205と、クロック再生回路(CR)1206とを備える。
入力データ71を送信基準クロック72に従ってセットするMUX1101の出力は、出力ドライバ1102に入力される。出力ドライバ1102は、出力信号73を伝送線路1300を介して受信装置1200に送信する。出力信号73は、イコライザ1202によって整形され、比較器1205に入力される。
比較器1205は、イコライザ1202の出力信号74を一定の閾値と比較して受信データ75を出力する。DEMUX1204は、受信データ75を直並列変換する。CR1206は、DEMUX1204の出力信号80から、イコライザ1202の出力信号74と同期したクロック信号76を生成し、クロック信号76を比較器1205に供給する。
イコライザ1202は、本実施形態に係る判定帰還型等化器の一例である。以下、本実施形態に係る判定帰還型等化器について説明する。
<第1の実施形態>
図2は、第1の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。図2に示される等化器1は、等化器1に入力される差動のデータ信号P,Nに重畳されるISIの影響を軽減する判定帰還型等化器の一例である。等化器1は、比較回路100、ラッチ回路200、設定回路300及びスイッチ回路400を備える。閾値制御信号Vc、クロック信号CLK及びクロック信号CLKXは、等化器1の外部から供給される。
なお、説明を簡単にするため、比較回路100内の各比較器10およびラッチ回路200内の各ラッチ部20の動作を以下のように定義する。
・比較器10は、入力信号および出力信号が差動信号となる、差動入力−差動出力の構成を有する。
・比較器10は、評価期間では、比較器10に入力される入力信号に応じて、比較器10から出力される2つの出力信号のうち、一方の出力信号のレベルをハイレベルとし、他方の出力信号のレベルをローレベルとする。また、比較器10は、リセット期間では、比較器10から出力される2つの出力信号の値をいずれも同じ値とする。
・偶数(even)側の比較器(図2の場合、上側の比較器10)では、比較器10に入力されるクロック信号CLKがローレベルの期間がリセット期間となり、クロック信号CLKがハイレベルの期間が評価期間になるものとする。even側のラッチ部(図2の場合、上側のラッチ部20)も同様である。
・奇数(odd)側の比較器(図2の場合、下側の比較器10)では、比較器10に入力されるクロック信号CLKXがローレベルの期間がリセット期間となり、クロック信号CLKXがハイレベルの期間が評価期間になるものとする。odd側のラッチ部(図2の場合、下側のラッチ部20)も同様である。
・クロック信号CLKとクロック信号CLKXは、互いに反転したクロック信号である。すなわち、クロック信号CLKがローレベルのときクロック信号CLKXがハイレベルであり、クロック信号CLKがハイレベルのときクロック信号CLKXはローレベルである。
・ラッチ部20は、そのラッチ部20の前段に接続される比較器10から評価期間に出力される出力信号をラッチする(取り込む)。つまり、ラッチ部20は、評価期間では、そのラッチ部20の前段に接続される比較器10の比較結果をラッチし、そのラッチした比較結果に応じたラッチ出力信号を出力する。また、ラッチ部20は、そのラッチ部20の前段に接続される比較器10のリセット期間では、比較器10から出力される出力信号にかかわらず、前回の評価期間にラッチした比較結果に応じたラッチ出力信号の出力を継続する。つまり、ラッチ部20は、リセット期間では、前回の評価期間に取り込んだ比較器10の比較結果を保持し続ける。
これらの定義は、特に断りの無い限り、後述の他の実施形態にも同様に適用される。
図2に示される等化器1は、2並列のタイムインターリーブ構成を有するハーフレートDFEである。
等化器1は、比較回路100、ラッチ回路200、スイッチ回路400及び設定回路300を備える。比較回路100は、互いに同一構成のeven側の比較器10及びodd側の比較器10を有する。ラッチ回路200は、互いに同一構成のeven側のラッチ部20及びodd側のラッチ部20を有する。スイッチ回路400は、互いに同一構成のeven側のスイッチ部40及びodd側のスイッチ部40を有する。設定回路300は、互いに同一構成のeven側の閾値設定回路30及びodd側の閾値設定回路30を有する。
以下、even側の比較器10、odd側の比較器10、even側のラッチ部20、odd側のラッチ部20を、それぞれ、比較器10e、比較器10o、ラッチ部20e、ラッチ部20oと称することがある。同様に、even側のスイッチ部40、odd側のスイッチ部40、even側の閾値設定回路30、odd側の閾値設定回路30を、それぞれ、スイッチ部40e、スイッチ部40o、閾値設定回路30e、閾値設定回路30oと称することがある。
比較回路100は、クロック信号CLK,CLKXに同期して動作する比較器10eと、クロック信号CLKX,CLKに同期して動作する比較器10oとを有する。比較器10eは、クロック信号CLKがハイレベルになる評価期間にデータ信号Pとデータ信号Nとの大小関係を比較し、その比較結果の出力を次の評価期間(クロック信号CLKが次にハイレベルになる期間)が始まるまで継続する。比較器10oは、クロック信号CLKXがハイレベルになる評価期間にデータ信号Pとデータ信号Nとの大小関係を比較し、その比較結果の出力を次の評価期間(クロック信号CLKXが次にハイレベルになる期間)が始まるまで継続する。
ラッチ回路200は、比較回路100の比較結果をラッチする。ラッチ回路200は、クロック信号CLK,CLKXに同期して動作するラッチ部20eと、クロック信号CLKX,CLKに同期して動作するラッチ部20oとを有する。ラッチ部20eは、クロック信号CLKがハイレベルになる評価期間に比較器10eの比較結果をラッチし、そのラッチした比較結果に応じた一対のラッチ出力信号(出力_P_EV,出力_N_EV)の出力を次の評価期間が始まるまで継続する。ラッチ部20oは、クロック信号CLKXがハイレベルになる評価期間に比較器10oの比較結果をラッチし、そのラッチした比較結果に応じた一対のラッチ出力信号(出力_P_OD,出力_N_OD)の出力を次の評価期間が始まるまで継続する。
スイッチ回路400は、ラッチ回路200の出力信号によりオンオフ制御される。スイッチ回路400は、ラッチ出力信号(出力_P_OD,出力_N_OD)によりオンオフ制御されるスイッチ部40eと、ラッチ出力信号(出力_P_EV,出力_N_EV)によりオンオフ制御されるスイッチ部40oとを有する。
設定回路300は、等化器1の外部から供給される閾値制御信号Vcに応じて比較回路100の判定閾値を設定する。閾値制御信号Vcは、制御信号の一例である。設定回路300は、比較器10eを駆動するクロック信号CLKに同期して動作する閾値設定回路30eと、比較器10oを駆動するクロック信号CLKXに同期して動作する閾値設定回路30oとを有する。閾値設定回路30eは、閾値制御信号Vcに応じて比較器10eの判定閾値を設定する。閾値設定回路30oは、閾値制御信号Vcに応じて比較器10oの判定閾値を設定する。
設定回路300は、比較回路100の入力段にスイッチ回路400を介して並列に接続されている。閾値設定回路30eは、比較器10eの入力段にスイッチ部40eを介して並列に接続されている。閾値設定回路30oは、比較器10oの入力段にスイッチ部40oを介して並列に接続されている。
図3は、第1の実施形態に係る比較器、スイッチ及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。比較器10Aは、比較器10の一例であり、スイッチ部40Aは、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30Aは、閾値設定回路30の一例である。
ただし、even側の構成(比較器10e、スイッチ部40e及び閾値設定回路30e)では、クロック信号CLKとクロック信号CLKXとの入力は、図3に示される通りである。これに対し、odd側の構成(比較器10o、スイッチ部40o及び閾値設定回路30o)では、図3に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換され、図3に示されるクロック信号CLKXは、クロック信号CLKに置換される。
以下の説明では、特に断りの無い限り、even側の構成についての説明を行い、odd側の構成についての説明はeven側の構成についての説明を援用することで省略する。後述の他の実施形態でも同様に省略する。
図3において、比較器10Aは、ダブルテールラッチ型コンパレータである。比較器10Aは、入力段11と、出力段15とを有する。
入力段11は、データ信号P,Nがそれぞれに入力される一対のトランジスタ12と、クロック信号CLKが入力されるトランジスタ13と、クロック信号CLKが入力される一対のトランジスタ14とを有する。トランジスタ13は、一対のトランジスタ12とグランドとの間に接続される。一対のトランジスタ14は、一対のトランジスタ12と電源電位Vddとの間に接続される。
出力段15は、入力段11での比較結果をラッチして出力する。出力段15は、一対のトランジスタ16と、一対のインバータ17と、トランジスタ18とを有する。一対のトランジスタ16の入力部(具体的には、ゲート)は、一対のトランジスタ12と一対のトランジスタ14との間の各ノードにそれぞれ接続される。一対のトランジスタ16は、比較器10Aの一対の出力部とグランドとの間に接続される。比較器10Aの一対の出力部は、ラッチを形成する一対のインバータ17に接続される。クロック信号CLKXが入力されるトランジスタ18は、一対のインバータ17と電源電位Vddとの間に接続される。比較器10Aの一対の出力部は、ラッチ部20(図2参照)に接続される。
図3において、スイッチ部40Aは、比較器10Aの入力段11に並列に接続された一対のトランジスタ41を有する。ラッチ出力信号(出力_P_OD)が入力されるトランジスタ41の一端は、一方のトランジスタ14と一方のトランジスタ12との間のノードに接続される。ラッチ出力信号(出力_N_OD)が入力されるトランジスタ41の一端は、他方のトランジスタ14と他方のトランジスタ12との間のノードに接続される。
図3において、閾値設定回路30Aは、比較器10Aの入力段11にスイッチ部40Aを介して並列に接続されている。閾値設定回路30Aは、例えば、トランジスタ32と、一対の閾値調整トランジスタ31と、一対のDAC(digital-to-Analog Converter)50とを有する。
トランジスタ32は、クロック信号CLKが入力される。トランジスタ32は、一対の閾値調整トランジスタ31とグランドとの間に接続されている。
一対の閾値調整トランジスタ31は、スイッチ部40Aに直列に接続され、比較器10Aの入力段11にスイッチ部40Aを介して並列に接続されている。一対の閾値調整トランジスタ31は、閾値制御信号Vcに応じて一対のDAC50を介して制御される。一方の閾値調整トランジスタ31は、一方のトランジスタ41に直列に接続されており、閾値制御信号Vcに応じて一方のDAC50を介して制御される。一方の閾値調整トランジスタ41は、一方のトランジスタ41を介して、一方のトランジスタ14と一方のトランジスタ12との間のノードに接続される。他方の閾値調整トランジスタ31は、他方のトランジスタ41に直列に接続されており、閾値制御信号Vcに応じて他方のDAC50を介して制御される。他方の閾値調整トランジスタ41は、他方のトランジスタ41を介して、他方のトランジスタ14と他方のトランジスタ12との間のノードに接続される。
一対のDAC50は、一対の閾値調整トランジスタ31を閾値制御信号Vcに応じて制御するデジタルアナログ変換器の一例である。一対のDAC50は、デジタルの閾値制御信号Vcをアナログの閾値制御電圧に変換し、変換後の閾値制御電圧によって一対の閾値調整トランジスタ31のゲートを制御する。閾値制御電圧は、制御信号に対して電圧値が線形に変化する制御電圧の一例である。
なお、図3において、トランジスタ12,13,16,31,32,41は、それぞれ、例えば、Nチャネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。また、トランジスタ14,18は、それぞれ、例えば、Pチャネル型のMOSFETである。
図4は、DACの構成の一例を示す図である。DAC50Aは、DAC50の一例である。DAC50Aは、定電流源51と、カレントミラー回路55と、負荷抵抗54とを有する。カレントミラー回路55は、参照元の電流(定電流源51により生成される定電流)に対してコピー先の出力電流を閾値制御信号Vcに応じて比例関係で変化させる。カレントミラー回路55は、閾値制御信号Vcに対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力する。
カレントミラー回路55は、例えば、入力側の少なくとも一つのトランジスタ52と、出力側の複数のトランジスタ53とを有する。カレントミラー回路55は、トランジスタ53がオンする個数がデジタルの閾値制御信号Vcに応じて線形で変化することにより、デジタルの閾値制御信号Vcに対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力する。
ここで、図5は、比較器10Aの入力段11に一対のトランジスタ31を並列接続した構成の一例を示す図である。図6は、入力段11に並列接続した一対のトランジスタ31のゲートに印加する電圧値と比較器10Aの判定閾値のオフセット(IP−IN)との関係の一例を示す図である。
Vcmは、比較器10Aに入力される差動信号の動作点である。図5,6に示されるように、比較器10Aの入力段11に一対のトランジスタ31が並列接続された構成では、比較器10Aの判定閾値のオフセット(IP−IN)は、一対のトランジスタ31のゲートに印加する電圧値ΔVbに比例する。
したがって、図3のように、閾値設定回路30Aが比較器10Aの入力段11に並列に接続されている構成では、閾値制御信号Vcに応じて比較器10Aの判定閾値を線形に変化させることが可能となる。例えば、閾値設定回路30Aは、デジタルの閾値制御信号Vcに対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力するDAC50を用いる。閾値設定回路30Aは、入力段11に並列に接続された各トランジスタ31のゲートを各DAC50から出力される閾値制御電圧によって制御する。これにより、比較器10AのDFE係数は、デジタルの閾値制御信号Vcに対して線形に変化するので、比較器10Aの判定閾値を線形に変化させることができる。
図7は、外部からの制御信号とDFE係数との変化の一例を示す図である。図7において、「従来例」は、非特許文献2の場合の一例を示し、「本実施形態」は、第1の実施形態の場合の一例を示す。
「従来例」では、外部からのデジタル制御信号(オンさせたトランジスタの個数)に対して、DFE係数は非線形に変化する。よって、DFE係数の分解能が比較的大きな箇所(デジタル制御信号が比較的小さなとき)では、DFE係数をISIと同じ値にすることが難しい。そのため、DFEによるISIの除去性能が低下する場合がある。
これに対し、「本実施形態」では、外部からのデジタル制御信号(DAC50の出力電圧)に対するDFE係数の線形性は、「従来例」に比べて向上する。このように、DFE係数を決める外部からの制御信号に対して、実際に設定されるDFE係数の線形性が向上する。その結果、DFE係数の分解能が大きな箇所がなくなる。よって、ISIをより除去することができ、ISIの除去性能を向上させることができる。
<第2の実施形態>
図8は、第2の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第2の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
図8に示される等化器2は、等化器2に入力される差動のデータ信号P,Nに重畳されるISIの影響を軽減する判定帰還型等化器の一例である。閾値制御信号Vc0、閾値制御信号Vc1、クロック信号CLK及びクロック信号CLKXは、等化器2の外部から供給される。
図9は、第2の実施形態に係る比較器の構成の一例を示す図である。比較器10Bは、比較器10の一例である。
ただし、even側の比較器10eでは、クロック信号CLKとクロック信号CLKXとの入力は、図9に示される通りである。これに対し、odd側の比較器10oでは、図9に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換され、図9に示されるクロック信号CLKXは、クロック信号CLKに置換される。
比較器10Bは、入力段11に並列に接続されたオフセット調整回路64を有する点で、比較器10A(図3参照)と異なる。オフセット調整回路64は、比較器10Bの判定閾値のオフセットを調整する。オフセット調整回路64は、例えば、トランジスタ62と、一対の閾値補正トランジスタ61と、一対のDAC(digital-to-Analog Converter)63とを有する。
トランジスタ62は、クロック信号CLKが入力される。トランジスタ62は、一対の閾値補正トランジスタ61とグランドとの間に接続されている。
一対の閾値補正トランジスタ61は、比較器10Bの入力段11に並列に接続されている。一対の閾値補正トランジスタ61は、閾値制御信号Vc0に応じて一対のDAC63を介して制御される。一方の閾値補正トランジスタ61は、閾値制御信号Vc0に応じて一方のDAC63を介して制御される。一方の閾値補正トランジスタ61は、一方のトランジスタ14と一方のトランジスタ12との間のノードSPに接続される。他方の閾値補正トランジスタ61は、閾値制御信号Vc0に応じて他方のDAC63を介して制御される。他方の閾値補正トランジスタ61は、他方のトランジスタ14と他方のトランジスタ12との間のノードSNに接続される。
一対のDAC63は、一対の閾値補正トランジスタ61を閾値制御信号Vc0に応じて制御するデジタルアナログ変換器の一例である。一対のDAC63は、デジタルの閾値制御信号Vc0をアナログの閾値補正制御電圧に変換し、変換後の閾値補正制御電圧によって一対の閾値補正トランジスタ61のゲートを制御する。
なお、図9において、トランジスタ61,62は、それぞれ、例えば、Nチャネル型のMOSFETである。
オフセット調整回路64は、デジタルの閾値制御信号Vc0に対して電圧値が線形に変化する閾値補正制御電圧を出力するDAC63を用いる。オフセット調整回路64は、入力段11に並列に接続された各トランジスタ61のゲートを各DAC60から出力される閾値補正制御電圧によって制御する。これにより、比較器10Bの判定閾値の製造上の個々のばらつきによるオフセットを低減する補正をすることができる。
図10は、第2の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。スイッチ部40Bは、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30Bは、閾値設定回路30の一例である。
ただし、even側の閾値設定回路30eでは、クロック信号CLKの入力は、図10に示される通りである。これに対し、odd側の閾値設定回路30oでは、図10に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換される。
閾値設定回路30Bは、デジタルの閾値制御信号Vc1に対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力するDAC50を用いる。閾値設定回路30Bは、入力段11に並列に接続された各トランジスタ31のゲートを各DAC50から出力される閾値制御電圧によって制御する。これにより、比較器10BのDFE係数は、デジタルの閾値制御信号Vc1に対して線形に変化するので、比較器10Bの判定閾値を線形に変化させることができる。よって、ISIをより除去することができ、ISIの除去性能を向上させることができる。
<第3の実施形態>
図11は、第3の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第3の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
図11に示される等化器3は、等化器3に入力される差動のデータ信号P,Nに重畳されるISIの影響を軽減する判定帰還型等化器の一例である。閾値制御信号Vc0〜Vc3、クロック信号CLK及びクロック信号CLKXは、等化器3の外部から供給される。
等化器3は、4値のパルス振幅変調(Pulse Amplitude Modulation,PAM)の信号の各値を検出する構成を有する。以下、4値のパルス振幅変調信号を、「PAM4信号」と称することがある。等化器3は、比較回路100、ラッチ回路200、スイッチ回路400及び設定回路300を備える。
比較回路100は、データ信号P,Nを比較する比較器10を6個有する。データ信号P,Nのそれぞれが、PAM4信号である。
ラッチ回路200は、6個の比較器10のうち対応する1個の比較器10の比較結果をラッチするラッチ部20を6個有する。6個のラッチ部20は、それぞれ、6個の比較器10のうち自身に接続される1個の比較器10の比較結果をラッチする。
スイッチ回路400は、6個のラッチ部20のうち対応する3個のラッチ部20の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部40を6個有する。even側の3個のスイッチ部40eは、odd側の3個のラッチ部20oの4つのラッチ出力信号(出力1_P_OD, 出力2_P_OD, 出力2_N_OD, 出力3_N_OD)によりオンオフ制御される。odd側の3個のスイッチ部40oは、even側の3個のラッチ部20eの4つのラッチ出力信号(出力1_P_EV, 出力2_P_EV, 出力2_N_EV, 出力3_N_EV)によりオンオフ制御される。
設定回路300は、等化器3の外部から供給される閾値制御信号Vc1〜Vc3に応じて、6個の比較器10のうち対応する1個の比較器10の判定閾値を設定する閾値設定回路30を6個有する。閾値制御信号Vc1〜Vc3は、それぞれ、制御信号の一例である。
図12は、第3の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。等化器3に含まれる各比較器10の判定閾値は、図12に示されるように、各比較器10に入力されるPAM4信号が形成する各アイ(eye)の中間部にそれぞれ設定される。例えば、even側の第1の比較器10及びodd側の第1の比較器10の各々の判定閾値1は、eye1に設定される。even側の第kの比較器10及びodd側の第kの比較器10の各々の判定閾値kは、eyekに設定される(kは、1から3までの自然数)。
図13は、第3の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。スイッチ部40Cは、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30Cは、閾値設定回路30の一例である。なお、第3の実施形態に係る比較器10は、例えば、上述の比較器10A又は比較器10Bである。
ただし、even側の比較器10eでは、クロック信号CLKとクロック信号CLKXとの入力は、図3又は図9に示される通りである。これに対し、odd側の比較器10oでは、図3又は図9に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換され、図3又は図9に示されるクロック信号CLKXは、クロック信号CLKに置換される。また、even側の閾値設定回路30eでは、クロック信号CLKの入力は、図13に示される通りである。これに対し、odd側の閾値設定回路30oでは、図13に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換される。
図13において、スイッチ部40Cは、比較器10の入力段11に並列に接続された4個のトランジスタ41を有する。閾値設定回路30Cは、3個のトランジスタ32と、4個の閾値調整トランジスタ31と、4個のDAC50とを有する。
閾値設定回路30Cは、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc3に対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力するDAC50を用いる。閾値設定回路30Cは、入力段11に並列に接続された各トランジスタ31のゲートを各DAC50から出力される閾値制御電圧によって制御する。これにより、比較器10のDFE係数は、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc3に対して線形に変化するので、比較器10の判定閾値を線形に変化させることができる。よって、ISIをより除去することができ、ISIの除去性能を向上させることができる。
図14は、第3の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の他の一例を示す図である。図14に示される等化器3−1は、等化器3の一変形例であり、PAM4信号の各値を検出する構成を有する。
even側の3個のスイッチ部40eは、odd側の3個のラッチ部20oの6つのラッチ出力信号(出力_upp_P_OD, 出力_upp_N_OD, 出力_mid_P_OD, 出力_mid_N_OD, 出力_low_P_OD, 出力_low_N_OD)によりオンオフ制御される。odd側の3個のスイッチ部40oは、even側の3個のラッチ部20eの6つのラッチ出力信号(出力_upp_P_EV, 出力upp_N_EV, 出力_mid_P_EV, 出力_mid_N_EV, 出力_low_P_EV, 出力_low_N_EV)によりオンオフ制御される。
図15は、第3の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の他の一例を示す図である。スイッチ部40C−1は、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30C−1は、閾値設定回路30の一例である。
図15において、スイッチ部40C−1は、比較器10の入力段11に並列に接続された6個のトランジスタ41を有する。閾値設定回路30C−1は、3個のトランジスタ32と、6個の閾値調整トランジスタ31と、6個のDAC50とを有する。
<第4の実施形態>
図16は、第4の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第4の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
図16に示される等化器4は、等化器4に入力される差動のデータ信号P,Nに重畳されるISIの影響を軽減する判定帰還型等化器の一例である。閾値制御信号Vc0〜Vc7、クロック信号CLK及びクロック信号CLKXは、等化器4の外部から供給される。
等化器4は、8値のパルス振幅変調の信号の各値を検出する構成を有する。以下、8値のパルス振幅変調信号を、「PAM8信号」と称することがある。等化器4も、上記同様、比較回路100、ラッチ回路200、スイッチ回路400及び設定回路300を備える。回路500〜503に関して、同じ符号に囲まれた回路は、互いに同一の構成を有する。
比較回路100は、データ信号P,Nを比較する比較器10を14個有する。データ信号P,Nのそれぞれが、PAM8信号である。
ラッチ回路200は、14個の比較器10のうち対応する1個の比較器10の比較結果をラッチするラッチ部20を14個有する。14個のラッチ部20は、それぞれ、14個の比較器10のうち自身に接続される1個の比較器10の比較結果をラッチする。
スイッチ回路400は、14個のラッチ部20のうち対応する7個のラッチ部20の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部40を14個有する。even側の7個のスイッチ部40eは、odd側の7個のラッチ部20oの8つのラッチ出力信号(出力1_P_OD, 出力2_P_OD, 出力3_P_OD,出力4_P_OD, 出力4_N_OD 出力5_N_OD, 出力6_N_OD, 出力7_N_OD)によりオンオフ制御される。odd側の7個のスイッチ部40oは、even側の7個のラッチ部20eの8つのラッチ出力信号(出力1_P_EV, 出力2_P_EV, 出力3_P_EV, 出力4_P_EV, 出力4_N_EV, 出力5_N_EV, 出力6_N_EV, 出力7_N_EV)によりオンオフ制御される。
設定回路300は、等化器4の外部から供給される閾値制御信号Vc1〜Vc7に応じて、14個の比較器10のうち対応する1個の比較器10の判定閾値を設定する閾値設定回路30を14個有する。閾値制御信号Vc1〜Vc7は、それぞれ、制御信号の一例である。
図17は、第4の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。等化器4に含まれる各比較器10の判定閾値は、図17に示されるように、各比較器10に入力されるPAM8信号が形成する各アイ(eye)の中間部にそれぞれ設定される。例えば、even側の第1の比較器10及びodd側の第1の比較器10の各々の判定閾値1は、eye1に設定される。even側の第kの比較器10及びodd側の第kの比較器10の各々の判定閾値kは、eyekに設定される(kは、1から7までの自然数)。
図18は、第4の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。スイッチ部40Dは、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30Dは、閾値設定回路30の一例である。なお、第4の実施形態に係る比較器10は、例えば、上述の比較器10A又は比較器10Bである。
ただし、even側の比較器10eでは、クロック信号CLKとクロック信号CLKXとの入力は、図3又は図9に示される通りである。これに対し、odd側の比較器10oでは、図3又は図9に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換され、図3又は図9に示されるクロック信号CLKXは、クロック信号CLKに置換される。また、even側の閾値設定回路30eでは、クロック信号CLKの入力は、図18に示される通りである。これに対し、odd側の閾値設定回路30oでは、図18に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換される。
図18において、スイッチ部40Dは、比較器10の入力段11に並列に接続された8個のトランジスタ41を有する。閾値設定回路30Dは、7個のトランジスタ32と、8個の閾値調整トランジスタ31と、8個のDAC50とを有する。
閾値設定回路30Dは、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc7に対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力するDAC50を用いる。閾値設定回路30Dは、入力段11に並列に接続された各トランジスタ31のゲートを各DAC50から出力される閾値制御電圧によって制御する。これにより、比較器10のDFE係数は、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc7に対して線形に変化するので、比較器10の判定閾値を線形に変化させることができる。よって、ISIをより除去することができ、ISIの除去性能を向上させることができる。
<第5の実施形態>
図19は、第5の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第5の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第5の実施形態は、第3の実施形態及び第4の実施形態を一般化したものである。図19に示される等化器5は、2(nは、自然数)値のパルス振幅変調信号の各値を検出する構成を有する。以下、2値のパルス振幅変調信号を、「PAM2信号」と称することがある。
比較回路100は、PAM2信号を比較する比較器10を2×(2−1)個有する。ラッチ回路200は、2×(2−1)個の比較器10の比較結果をラッチするラッチ部20を2×(2−1)個の比較器10のそれぞれに対して有する。スイッチ回路400は、2×(2−1)個のラッチ部20の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部40を2×(2−1)個のラッチ部20のそれぞれに対して有する。設定回路300は、等化器5の外部から供給される閾値制御信号Vc1〜Vc2−1に応じて、2×(2−1)個の比較器10の判定閾値を設定する閾値設定回路を2×(2−1)個の比較器10のそれぞれに対して有する。閾値制御信号Vc1〜Vc2−1は、それぞれ、制御信号の一例である。
図20は、第5の実施形態に係る各判定閾値の一例を示す図である。等化器5に含まれる各比較器10の判定閾値は、図20に示されるように、各比較器10に入力されるPAM2信号が形成する各アイ(eye)の中間部にそれぞれ設定される。例えば、even側の第1の比較器10及びodd側の第1の比較器10の各々の判定閾値1は、eye1に設定される。even側の第kの比較器10及びodd側の第kの比較器10の各々の判定閾値kは、eyekに設定される(kは、1から2−1までの自然数)。
図21は、第5の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。スイッチ部40Eは、スイッチ部40の一例であり、閾値設定回路30Eは、閾値設定回路30の一例である。なお、第5の実施形態に係る比較器10は、例えば、上述の比較器10A又は比較器10Bである。
ただし、even側の比較器10eでは、クロック信号CLKとクロック信号CLKXとの入力は、図3又は図9に示される通りである。これに対し、odd側の比較器10oでは、図3又は図9に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換され、図3又は図9に示されるクロック信号CLKXは、クロック信号CLKに置換される。また、even側の閾値設定回路30eでは、クロック信号CLKの入力は、図21に示される通りである。これに対し、odd側の閾値設定回路30oでは、図21に示されるクロック信号CLKは、クロック信号CLKXに置換される。
図21において、スイッチ部40Eは、比較器10の入力段11に並列に接続された2個のトランジスタ41を有する。閾値設定回路30Eは、(2−1)個のトランジスタ32と、2個の閾値調整トランジスタ31と、2個のDAC50とを有する。
閾値設定回路30Eは、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc2−1に対して電圧値が線形に変化する閾値制御電圧を出力するDAC50を用いる。閾値設定回路30Eは、入力段11に並列に接続された各トランジスタ31のゲートを各DAC50から出力される閾値制御電圧によって制御する。これにより、比較器10のDFE係数は、デジタルの閾値制御信号Vc1〜Vc2−1に対して線形に変化するので、比較器10の判定閾値を線形に変化させることができる。よって、ISIをより除去することができ、ISIの除去性能を向上させることができる。
<第6の実施形態>
図22は、第6の実施形態に係る比較器の構成の一例を示す図である。第6の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第1から第5の実施形態では、各比較器10の入力段11は、Nチャネル型の差動対である一対のトランジスタ12を有する。これに対し、第6の実施形態では、比較器10Fの入力段11は、Pチャネル型の差動対である一対のトランジスタ12を有する。入力段11がPチャネル型の差動対でデータ信号P,Nを比較することによって、入力されるデータ信号P,Nの動作点が低下しても、各比較器10が動作可能となる。
なお、図22において、トランジスタ12,13,16,61,62は、それぞれ、Pチャネル型のMOSFETである。また、トランジスタ14,18は、それぞれ、Nチャネル型のMOSFETである。
図23は、第6の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。第6の実施形態では、比較器10Fの入力段11がPチャネル型の差動対でデータ信号P,Nを比較する構成なので、図23に示されるように、閾値設定回路30Fの各トランジスタ31,32及びスイッチ部40Fの各トランジスタ41も、Pチャネル型である。
<第7の実施形態>
図24は、第7の実施形態に係るスイッチ部及び閾値設定回路の各構成の一例を示す図である。第7の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第7の実施形態では、比較器10と閾値設定回路30Gとを接続する各トランジスタ41が、Pチャネル型トランジスタとNチャネル型トランジスタとを組み合わせた相補型スイッチである。これにより、ノードSN,SPや閾値設定回路30Gのトランジスタ31のドレイン電圧が中間電位であっても、比較器10と閾値設定回路30Gとを接続する各トランジスタ41を確実にオン又はオフ動作させることが可能となる。
<第8の実施形態>
図25は、第8の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第8の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第8の実施形態では、各ラッチ部20は、外部からのクロック信号CLK,CLKXで制御されない構成(例えば、RSラッチ回路)を有する。これにより、ラッチ回路にクロック信号が印加されない分だけ、クロック信号を分配する回路の規模を縮小することが可能である。
<第9の実施形態>
図26は、第9の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第9の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第1から第8の実施形態では、等化器は、タイムインターリーブで動作する2並列のタイムインターリーブ構成を有するハーフレートDFEである。これに対し、第9の実施形態では、等化器9は、タイムインターリーブ構成ではないフルレートDFEである。タイムインターリーブ構成を採用しないことで、等化器9の回路規模を縮小することが可能となる。
等化器9は、2(nは、自然数)値のパルス振幅変調信号(PAM2信号)の各値を検出する構成を有する。等化器9は、PAM2信号の各値を検出するため、(2−1)個の等化回路部504を有する。等化器9は、比較回路100、ラッチ回路200、スイッチ回路400及び設定回路300を有する。
(2−1)個の等化回路部504は、それぞれ、一つの比較器10を有し、比較回路100は、(2−1)個の等化回路部504で合わせて(2−1)個の比較器10を有する。各比較器10は、互いに異なる判定閾値を有する。第1の比較器10は、PAM2信号の第1の値と第2の値との間に第1の判定閾値を有し、第2の比較器10は、PAM2信号の第2の値と第3の値との間に第2の判定閾値を有する。第(2−1)の比較器10は、PAM2信号の第2−1の値と第2の値との間に第(2−1)の判定閾値を有する。
(2−1)個の等化回路部504は、それぞれ、一つのラッチ部20を有し、ラッチ回路200は、(2−1)個の等化回路部504で合わせて(2−1)個のラッチ部20を有する。ラッチ回路200は、(2−1)個の比較器10の比較結果をラッチするラッチ部20を(2−1)個の比較器10のそれぞれに対して有する。
(2−1)個の等化回路部504は、それぞれ、一つのスイッチ部40を有し、スイッチ回路400は、(2−1)個の等化回路部504で合わせて(2−1)個のスイッチ部40を有する。スイッチ回路400は、(2−1)個のラッチ部20の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部40を(2−1)個のラッチ部20のそれぞれに対して有する。
(2−1)個の等化回路部504は、それぞれ、一つの閾値設定回路30を有し、設定回路300は、(2−1)個の等化回路部504で合わせて(2−1)個の閾値設定回路30を有する。設定回路300は、等化器9の外部から供給される閾値制御信号Vc1〜Vc2−1に応じて、(2−1)個の比較器10の判定閾値を設定する閾値設定回路を(2−1)個の比較器10のそれぞれに対して有する。
各比較器10及び各ラッチ部20は、クロック信号CLK1とクロック信号CLKX1に同期して動作する。クロック信号CLK1とクロック信号CLKX1は、互いに反転したクロック信号である。各閾値設定回路30は、比較器10を駆動するクロック信号CLK1に同期して動作する。
<第10の実施形態>
図27は、第10の実施形態に係る判定帰還型等化器の構成の一例を示す図である。第9の実施形態の構成及び効果のうち上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略する。
第1から第8の実施形態では、等化器は、2並列のタイムインターリーブ構成を有するハーフレートDFEである。これに対し、等化器110は、4並列のタイムインターリーブ構成を有するクォーターレートDFEである。4並列のタイムインターリーブ構成を採用することで、クロック信号CLK,CLKXの周波数を2並列のタイムインターリーブ構成と比較して低くすることが可能となる。
等化器110は、2(nは、自然数)値のパルス振幅変調信号(PAM2信号)の各値を検出する構成を有する。等化器110は、PAM2信号の各値を検出するため、(2−1)個の等化回路部504を4並列分有する。等化器110は、比較回路100、ラッチ回路200、スイッチ回路400及び設定回路300を有する。
第1群の(2−1)個の等化回路部504のラッチ出力信号は、第2群の(2−1)個の等化回路部504のスイッチ回路400の各スイッチ部40に帰還される。第2群の(2−1)個の等化回路部504のラッチ出力信号は、第3群の(2−1)個の等化回路部504のスイッチ回路400の各スイッチ部40に帰還される。第3群の(2−1)個の等化回路部504のラッチ出力信号は、第4群の(2−1)個の等化回路部504のスイッチ回路400の各スイッチ部40に帰還される。第4群の(2−1)個の等化回路部504のラッチ出力信号は、第1群の(2−1)個の等化回路部504のスイッチ回路400の各スイッチ部40に帰還される。
第1群及び第3群の各比較器10及び各ラッチ部20は、クロック信号CLK1とクロック信号CLKX1に同期して動作する。クロック信号CLK1とクロック信号CLKX1は、互いに反転したクロック信号である。第1群の各閾値設定回路30は、第1群の比較器10を駆動するクロック信号CLK1に同期して動作する。第3群の各閾値設定回路30は、第3群の比較器10を駆動するクロック信号CLKX1に同期して動作する。
第2群及び第4群の各比較器10及び各ラッチ部20は、クロック信号CLK2とクロック信号CLKX2に同期して動作する。クロック信号CLK2とクロック信号CLKX2は、互いに反転したクロック信号である。第2群の各閾値設定回路30は、第2群の比較器10を駆動するクロック信号CLK2に同期して動作する。第4群の各閾値設定回路30は、第4群の比較器10を駆動するクロック信号CLKX2に同期して動作する。
以上、判定帰還型等化器及びインターコネクト回路を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
比較回路と、
前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、
制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、
前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、
前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、判定帰還型等化器。
(付記2)
前記設定回路は、前記入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続された閾値調整トランジスタを前記制御信号に応じて制御する、付記1に記載の判定帰還型等化器。
(付記3)
前記設定回路は、前記制御信号に対して電圧値が線形に変化する制御電圧によって、前記閾値調整トランジスタを制御する、付記2に記載の判定帰還型等化器。
(付記4)
前記設定回路は、デジタルの前記制御信号をアナログの前記制御電圧に変換するデジタルアナログ変換器を有する、付記3に記載の判定帰還型等化器。
(付記5)
前記比較回路は、前記入力段に接続されたオフセット調整回路を有し、
前記オフセット調整回路は、前記判定閾値のオフセットを調整する、付記1から4のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記6)
前記入力段は、Pチャネル型の差動対を有する、付記1〜5のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記7)
前記スイッチ回路は、前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御される相補型スイッチを有する、付記1〜6のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記8)
前記ラッチ回路は、クロック信号により制御されない、付記1〜7のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記9)
タイムインターリーブ構成を有する、付記1から8のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記10)
2並列又は4並列のタイムインターリーブ構成を有する、付記9に記載の判定帰還型等化器。
(付記11)
前記比較回路は、2(nは、自然数)値のパルス振幅変調信号を比較する比較器を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
前記ラッチ回路は、前記比較器の比較結果をラッチするラッチ部を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
前記設定回路は、前記比較器の判定閾値を設定する閾値設定回路を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
前記スイッチ回路は、前記ラッチ部の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部を(2−1)個又は2×(2−1)個有する、付記1から5のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
(付記12)
nは、2である、付記11に記載の判定帰還型等化器。
(付記13)
nは、3である、付記11に記載の判定帰還型等化器。
(付記14)
送信装置と受信装置とを備えたインターコネクト回路であって、
前記受信装置は、前記送信装置から送信される信号を整形する判定帰還型等化器を有し、
前記判定帰還型等化器は、
比較回路と、
前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、
制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、
前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、
前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、インターコネクト回路。
1〜9,110 判定帰還型等化器
10 比較器
11 入力段
15 出力段
20 ラッチ部
30 閾値設定回路
31 閾値調整トランジスタ
40 スイッチ部
50 DAC
64 オフセット調整回路
100 比較回路
200 ラッチ回路
300 設定回路
400 スイッチ回路
1000 インターコネクト回路
1100 送信装置
1200 受信装置

Claims (7)

  1. 比較回路と、
    前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、
    制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、
    前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、
    前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、判定帰還型等化器。
  2. 前記設定回路は、前記入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続された閾値調整トランジスタを前記制御信号に応じて制御する、請求項1に記載の判定帰還型等化器。
  3. 前記設定回路は、前記制御信号に対して電圧値が線形に変化する制御電圧によって、前記閾値調整トランジスタを制御する、請求項2に記載の判定帰還型等化器。
  4. 前記設定回路は、デジタルの前記制御信号をアナログの前記制御電圧に変換するデジタルアナログ変換器を有する、請求項3に記載の判定帰還型等化器。
  5. 前記比較回路は、前記入力段に接続されたオフセット調整回路を有し、
    前記オフセット調整回路は、前記判定閾値のオフセットを調整する、請求項1から4のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
  6. 前記比較回路は、2(nは、自然数)値のパルス振幅変調信号を比較する比較器を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
    前記ラッチ回路は、前記比較器の比較結果をラッチするラッチ部を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
    前記設定回路は、前記比較器の判定閾値を設定する閾値設定回路を(2−1)個又は2×(2−1)個有し、
    前記スイッチ回路は、前記ラッチ部の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ部を(2−1)個又は2×(2−1)個有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の判定帰還型等化器。
  7. 送信装置と受信装置とを備えたインターコネクト回路であって、
    前記受信装置は、前記送信装置から送信される信号を整形する判定帰還型等化器を有し、
    前記判定帰還型等化器は、
    比較回路と、
    前記比較回路の比較結果をラッチするラッチ回路と、
    制御信号に応じて前記比較回路の判定閾値を設定する設定回路と、
    前記ラッチ回路の出力信号によりオンオフ制御されるスイッチ回路とを備え、
    前記設定回路は、前記比較回路の入力段に前記スイッチ回路を介して並列に接続されており、前記比較回路を駆動するクロック信号に同期して動作する、インターコネクト回路。
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