JP2018123835A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供する。【解決手段】筐体と、供給口から筐体内に延びる供給通路と、出口15から筐体内に延びる出口通路23と、上面側排気口11および正面側排気口16から筐体内に延びる排気通路25とを有する。供給通路と出口通路とを連通する供給用連通孔と、出口通路と排気通路とを連通する排気用連通孔31とを有する。供給用連通孔が開きかつ排気用連通孔が閉じる供給形態または供給用連通孔が閉じかつ排気用連通孔が開く排気形態を実現する第1および第2の弁部材を備える。排気通路は、排気用連通孔が開口する上流部27と、上流部と上面側排気口11および正面側排気口16との間に位置する消音部26とを有する。消音部内には消音部材29が設けられている。【選択図】図6
Description
従来の電磁弁としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に開示された電磁弁は、3ポート電磁弁で、第1〜第3の通路が形成されたバルブボディと、これらの3つの通路と交差する状態でバルブボディに往復動自在に保持されたポペット式弁部材と、この弁部材を駆動するソレノイドとを備えている。第1の通路と第2の通路とは、第1の連通孔によって連通されている。第2の通路と第3の通路とは、第2の連通孔によって連通されている。
弁部材は、第1の連通孔を開閉する第1のシール部と、第2の連通孔を開閉する第2のシール部とを有している。これらの第1および第2のシール部は、第1の連通孔と第2の連通孔とのうち一方のみが開く構成が採られている。すなわち、第1の連通孔が閉じられるときは第2の連通孔が開き、第1の連通孔が開くときには第2の連通孔が閉じる。
この電磁弁を例えばエアーの供給が断たれたときにばね力で空気を戻す空気圧機器のエア供給通路に設ける場合は、第1の通路が圧縮空気の供給源に接続され、第2の通路が空気圧機器に接続される。第3の通路は、排気通路として例えば大気中に開放される。この構成を採ることにより、第1の連通孔が開いて第2の連通孔が閉じる状態で圧縮空気が空気圧機器に供給され、空気圧機器がエアー供給状態になる。また、第1の連通孔が閉じて第2の連通孔が開くことにより、圧縮空気が空気圧機器から第2の通路と第3の通路とを通って排出される。大量の圧縮空気が第3の通路からバルブボディの外に放出されるときには、大きな排気音が生じる。
従来、このような排気音が生じる電磁弁は、例えば特許文献2に記載されているようなサイレンサが取付けられることが多い。
特許文献2に開示されたサイレンサは、電磁弁の排気通路の排気出口(排気ポート)に取付けられることにより、電磁弁の排気音を低減することができるものである。このサイレンサは、空気通路を構成する円筒状のケースと、このケースの中に収容された消音部材などを備えている。
特許文献2に開示されたサイレンサは、電磁弁の排気通路の排気出口(排気ポート)に取付けられることにより、電磁弁の排気音を低減することができるものである。このサイレンサは、空気通路を構成する円筒状のケースと、このケースの中に収容された消音部材などを備えている。
特許文献2に記載されているようなサイレンサを電磁弁のバルブボディに取付ける場合は、サイレンサがバルブボディから突出するために、電磁弁の設置スペースが広く必要になるという問題があった。
また、上述したサイレンサを使用すると、排気通路の出口がサイレンサによって実質的に狭くなる。このため、一定量の圧縮空気を電磁弁から排出するような場合は、排気開始から排気終了までに要する時間が長くなるという不具合があった。
また、上述したサイレンサを使用すると、排気通路の出口がサイレンサによって実質的に狭くなる。このため、一定量の圧縮空気を電磁弁から排出するような場合は、排気開始から排気終了までに要する時間が長くなるという不具合があった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電磁弁は、筐体と、前記筐体の外面に開口する供給口から前記筐体内に延びる供給通路と、前記筐体の外面に開口する出口から前記筐体内に延びる出口通路と、前記筐体の外面に開口する排気口から前記筐体内に延びる排気通路と、前記供給通路と前記出口通路とを連通する供給用連通孔と、前記出口通路と前記排気通路とを連通する排気用連通孔と、前記供給用連通孔と前記排気用連通孔とに挿通された状態で前記筐体に往復動自在に支持され、前記供給用連通孔が開きかつ前記排気用連通孔が閉じる供給形態または前記供給用連通孔が閉じかつ前記排気用連通孔が開く排気形態を実現する弁部材と、ソレノイドを有し、前記弁部材に推力を加えて前記供給形態と前記排気形態とを切替える切替機構とを備え、前記排気通路は、前記排気用連通孔が開口する上流部と、前記上流部と前記排気口との間に位置する消音部とを有し、前記消音部内には消音部材が設けられているものである。
本発明は、前記電磁弁において、前記切替機構は、前記筐体の内部に設けられた前記ソレノイドと、前記弁部材の一端部に設けられ、前記弁部材の移動方向と平行な軸線を有するピストンと、前記筐体の内部に設けられ、前記ピストンが移動自在に嵌合するシリンダと、前記筐体に移動自在に保持されるとともに前記ソレノイドによって駆動される弁体を有し、前記シリンダに空気を選択的に供給するパイロット弁と、前記筐体の内部に設けられ、前記弁部材の他端部を一端部側に付勢するばね部材とを備え、前記消音部と前記パイロット弁とが前記ピストンの軸線とは直交する方向に並んで配置されていてもよい。
本発明は、前記電磁弁において、前記供給用連通孔と、前記排気用連通孔と、前記弁部材と、前記切替機構とが一つの筐体内に二つずつ設けられ、前記排気通路の前記上流部は、前記二つの排気用連通孔が開口しかつ前記消音部に連通された一つの空間によって形成されていてもよい。
本発明は、前記電磁弁において、前記筐体は直方体状に形成され、前記排気口は、前記筐体の少なくとも二つの外面に形成されていてもよい。
本発明は、前記電磁弁において、前記消音部の下端部には下方に向けて凹む小空間が形成され、前記小空間は、前記筐体に穿設された連通孔を介して筐体の外に連通されていてもよい。
本発明においては、出口通路内が圧縮空気で満たされている状態で供給形態から排気形態に切替えられることにより、圧縮空気が出口通路から排気用連通孔を通って排気通路の上流部に流入し、消音部内を通過して排気口から排出される。この圧縮空気が排気用連通孔から排気通路の上流部に入るときに排気音が発生する。この排気音は、排気通路の消音部内を伝播するときに消音部材によって消音されて小さくなる。
また、消音部を含めて排気通路の形状は、特許文献2に示すような外付け式のサイレンサを使用する場合と較べると、設計上の自由度が高く、排気効率が高くなる形状に形成することができる。
さらに、この電磁弁においては、消音部が筐体の中に設けられているから、排気音を小さくするために筐体から突出する部材は不要である。
したがって、本発明によれば、排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供することができる。
さらに、この電磁弁においては、消音部が筐体の中に設けられているから、排気音を小さくするために筐体から突出する部材は不要である。
したがって、本発明によれば、排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供することができる。
以下、本発明に係る電磁弁の一実施の形態を図1〜図12によって詳細に説明する。
図1に示す電磁弁1は、例えばプレス機械(図示せず)のエアクラッチやエアブレーキなどの動作を制御するための複式電磁弁1である。プレス機械を制御するために使用する電磁弁は、高い信頼性が要求される。このため、この電磁弁1は、直方体上を呈する筐体2の中に2組の構成部品が組付けられている。これら2組の構成部品としては、詳細は後述するが、第1および第2の弁部材3,4と、第1および第2の切替機構5,6などである。この実施の形態においては、便宜上、筐体2の正面2aを電磁弁1の前側とし、図1において上側を電磁弁1の上側として説明する。
図1に示す電磁弁1は、例えばプレス機械(図示せず)のエアクラッチやエアブレーキなどの動作を制御するための複式電磁弁1である。プレス機械を制御するために使用する電磁弁は、高い信頼性が要求される。このため、この電磁弁1は、直方体上を呈する筐体2の中に2組の構成部品が組付けられている。これら2組の構成部品としては、詳細は後述するが、第1および第2の弁部材3,4と、第1および第2の切替機構5,6などである。この実施の形態においては、便宜上、筐体2の正面2aを電磁弁1の前側とし、図1において上側を電磁弁1の上側として説明する。
<筐体の構成>
筐体2は、直方体状の筐体本体7と、この筐体本体7の上端部に取付けられた上板8と、筐体本体7の下端部に取付けられた下板9(図2参照)と、筐体本体7の背面部7a(図2参照)に取付けられた背面板10とによって構成されている。
上板8には、複数の上面側排気口11が形成されているとともに、後述する二つのリードスイッチ12,12が取付けられている。
筐体2は、直方体状の筐体本体7と、この筐体本体7の上端部に取付けられた上板8と、筐体本体7の下端部に取付けられた下板9(図2参照)と、筐体本体7の背面部7a(図2参照)に取付けられた背面板10とによって構成されている。
上板8には、複数の上面側排気口11が形成されているとともに、後述する二つのリードスイッチ12,12が取付けられている。
上面側排気口11は、筐体本体7の前後方向(筐体2の正面2aと直交する方向)に長い長穴からなり、上板8における筐体2の正面2aに近接する部位に設けられ、上板8を上下方向に貫通している。リードスイッチ12は、上板8に形成された凹溝13の中に収容されている。凹溝13は、上方に向けて開放されている。
筐体本体7の右側面7bには、図1に示すように、供給口14が形成されている。筐体本体7の左側面7cには、図2に示すように、出口15が形成されている。筐体本体7の正面(筐体2の正面2a)には、図1に示すように、複数の正面側排気口16が形成されているとともに、ドレン排出孔17が開口している。
<供給通路の構成>
供給口14は、筐体本体7の右側部の下端側であって背面部7a側に形成されている。この供給口14には、供給用パイプ(図示せず)が接続される。この供給用パイプは、この電磁弁1に圧縮空気を供給するためのものである。筐体本体7内には、図3に示すように、供給口14から筐体本体7の左側端部まで延びる供給通路21が形成されている。この供給通路21は、筐体本体7内の下部に形成された二つの下部円形孔22,22を含めて構成されている。これらの下部円形孔22は、後述する第1および第2の弁部材3,4を保持するためのものである。これらの下部円形孔22の下端は、下板9によって閉塞されている。
供給口14は、筐体本体7の右側部の下端側であって背面部7a側に形成されている。この供給口14には、供給用パイプ(図示せず)が接続される。この供給用パイプは、この電磁弁1に圧縮空気を供給するためのものである。筐体本体7内には、図3に示すように、供給口14から筐体本体7の左側端部まで延びる供給通路21が形成されている。この供給通路21は、筐体本体7内の下部に形成された二つの下部円形孔22,22を含めて構成されている。これらの下部円形孔22は、後述する第1および第2の弁部材3,4を保持するためのものである。これらの下部円形孔22の下端は、下板9によって閉塞されている。
<出口通路の構成>
出口15は、筐体本体7の左側部であって背面部7a側に形成されている。また、出口15は、上下方向において、供給口14より上側に形成されている。この出口15には、通気用パイプ(図示せず)が接続される。この通気用パイプは、圧縮空気を電磁弁1から図示していない空気圧機器に送ったり、圧縮空気を空気圧機器から電磁弁1に戻すためのものである。筐体本体7内には、図4に示すように、出口15から筐体本体7の右側端部まで延びる出口通路23が形成されている。
出口15は、筐体本体7の左側部であって背面部7a側に形成されている。また、出口15は、上下方向において、供給口14より上側に形成されている。この出口15には、通気用パイプ(図示せず)が接続される。この通気用パイプは、圧縮空気を電磁弁1から図示していない空気圧機器に送ったり、圧縮空気を空気圧機器から電磁弁1に戻すためのものである。筐体本体7内には、図4に示すように、出口15から筐体本体7の右側端部まで延びる出口通路23が形成されている。
出口通路23は、供給通路21の上に形成されており、二つの供給用連通孔24,24によって供給通路21に接続されている。供給通路21と出口通路23とは、これら二つの供給用連通孔24,24のみによって互いに連通されている。供給用連通孔24の開口形状は円形である。この供給用連通孔24は、上述した下部円形孔22と同一軸線上に位置付けられている。
筐体本体7の正面に開口した正面側排気口16は、筐体本体7の左右方向に長い長穴からなり、筐体本体7の上側に設けられている。筐体本体7には、図5および図6に示すように、この正面側排気口16および上板8の上面側排気口11から筐体本体7内に延びる排気通路25が形成されている。この実施の形態においては、上面側排気口11と正面側排気口16とが本発明でいう「排気口」に相当する。
<排気通路の構成>
排気通路25は、筐体本体7の前後方向に並ぶ複数の機能部によって構成されている。複数の機能部とは、正面側排気口16および上面側排気口11と隣接する消音部26と、この消音部26より筐体本体7の背面側に位置する上流部27である。消音部26は、詳細は後述するが、排気音を低減する機能を有している。
この実施の形態による消音部26は、上方から見て角が丸い四角形状の側壁26aと、この側壁26aの下端に接続された底壁26bと、上板8とによって囲まれて形成されている。
排気通路25は、筐体本体7の前後方向に並ぶ複数の機能部によって構成されている。複数の機能部とは、正面側排気口16および上面側排気口11と隣接する消音部26と、この消音部26より筐体本体7の背面側に位置する上流部27である。消音部26は、詳細は後述するが、排気音を低減する機能を有している。
この実施の形態による消音部26は、上方から見て角が丸い四角形状の側壁26aと、この側壁26aの下端に接続された底壁26bと、上板8とによって囲まれて形成されている。
側壁26aの下端は、上流部27より下方に位置している。消音部26の下端部、言い換えれば底壁27には、下方に向けて凹む小空間28が開口している。この小空間28は、図6に示すように、ドレン排出孔17を介して筐体本体7の外に連通されている。この実施の形態においては、ドレン排出孔17が請求項5記載の発明でいう「連通孔」に相当する。
消音部26内には、図7に示すように、排気音を低減するために消音部材29が設けられている。この実施の形態による消音部材29は、ステンレスウールを用いて構成されたものであり、消音部26に充填されている。
消音部26内には、図7に示すように、排気音を低減するために消音部材29が設けられている。この実施の形態による消音部材29は、ステンレスウールを用いて構成されたものであり、消音部26に充填されている。
排気通路25の上流部27は、図6に示すように、上述した出口通路23の上に形成されている。この上流部27の下壁27aには、この下壁27aを貫通する二つの排気用連通孔31,31が開口している。すなわち、この排気通路25の上流部27は、二つの排気用連通孔31,31が開口しかつ消音部26に連通された一つの空間Sによって形成されている。
排気用連通孔31は、出口通路23と排気通路25の上流部27とを連通している。このため、この排気通路25の上流部27は、二つの排気用連通孔31,31によって出口通路23に接続されている。排気通路25の上流部27と出口通路23とは、これら二つの排気用連通孔31,31のみによって互いに連通されている。
排気用連通孔31の開口形状は円形である。この排気用連通孔31は、上述した下部円形孔22および供給用連通孔24と同一軸線上に位置付けられている。
排気用連通孔31の開口形状は円形である。この排気用連通孔31は、上述した下部円形孔22および供給用連通孔24と同一軸線上に位置付けられている。
排気通路25の上流部27の上壁27bには、図8に示すように、二つの上部円形孔32,32が開口している。これらの上部円形孔32は、上述した下部円形孔22、供給用連通孔24、排気用連通孔31などと同一軸線上に位置付けられており、上壁27bを上下方向に貫通して筐体本体7の上面に開口している。この開口は、上板8によって閉塞されている。この実施の形態においては、これらの上部円形孔32を含む筐体本体7の上端部と上板8とによって、請求項2記載の発明でいうシリンダ33が構成されている。
<第1および第2の弁部材の構成>
第1の弁部材3と第2の弁部材4は、図9に示すように構成されている。これらの第1の弁部材3と第2の弁部材4は同一のものである。このため、以下においては第1の弁部材3について説明し、第2の弁部材4の説明は、同一符号を付して省略する。図9に示す第1および第2の弁部材3,4は、中心線C1に対して左側と右側とで上下方向の位置を変えて描いてある。
第1の弁部材3と第2の弁部材4は、図9に示すように構成されている。これらの第1の弁部材3と第2の弁部材4は同一のものである。このため、以下においては第1の弁部材3について説明し、第2の弁部材4の説明は、同一符号を付して省略する。図9に示す第1および第2の弁部材3,4は、中心線C1に対して左側と右側とで上下方向の位置を変えて描いてある。
第1の弁部材3は、上下方向に並ぶ複数の機能部品と、これらの機能部品の軸心部に設けられたロッド41などによって構成されており、筐体本体7の下部円形孔22と、供給用連通孔24と、出口通路23と、排気用連通孔31と、上部円形孔32とからなる一連の空間の中に収容されている。
ロッド41は、上下方向に並ぶ複数の機能部品に対して移動することがない状態でこれらの機能部品から下方に突出し、下部円形孔22の底に固定された支持プラグ42に上下方向へ移動自在に嵌合している。すなわち、第1の弁部材3は、ロッド41を介して筐体2に上下方向へ往復動自在に支持されている。
第1の弁部材3の上下方向に並ぶ複数の機能部品とは、出口通路23を横切る状態で上下方向に延びるステム43と、このステム43の下端部に設けられた流量規制プラグ44と、この流量規制プラグ44の下に位置する下部弁体45と、この下部弁体45の下に位置するばね受け部材46と、ステム43の上に位置する上部弁体47と、この上部弁体47の上に配置されたピストン48である。ピストン48の軸線C2は、第1の弁部材3の移動方向(上下方向)と平行である。上述したロッド41は、このピストン48に固定されている。
流量規制プラグ44は、円柱状に形成されており、供給用連通孔24に通されている。この流量規制プラグ44の外径は、供給用連通孔24の孔径より小さい。供給用連通孔24内を通る空気の流量は、流量規制プラグ44によって予め定めた流量に制限される。
下部弁体45は、供給用連通孔24の下側の開口部分を開閉するもので、供給用連通孔24の下側の開口縁部に形成された下部弁座49に着座可能な円板状に形成されている。この下部弁体45は、ゴム材料によって形成されており、筐体本体7に対して上側に移動することによって、下部弁座49に着座する。供給用連通孔24は、下部弁体45が下部弁座49に着座することによって閉じ、下部弁体45が筐体本体7に対して下方に移動して下部弁座49から離間することによって開く。
下部弁体45は、供給用連通孔24の下側の開口部分を開閉するもので、供給用連通孔24の下側の開口縁部に形成された下部弁座49に着座可能な円板状に形成されている。この下部弁体45は、ゴム材料によって形成されており、筐体本体7に対して上側に移動することによって、下部弁座49に着座する。供給用連通孔24は、下部弁体45が下部弁座49に着座することによって閉じ、下部弁体45が筐体本体7に対して下方に移動して下部弁座49から離間することによって開く。
ばね受け部材46は、支持プラグ42に保持された圧縮コイルばね50のばね力を受けるものである。第1の弁部材3は、この圧縮コイルばね50のばね力で上方に向けて付勢されている。この実施の形態においては、この圧縮コイルばね50が請求項2記載の発明でいう「ばね部材」に相当する。
上部弁体47は、排気用連通孔31の上側の開口部分を開閉するもので、排気用連通孔31の上側の開口縁部に形成された上部弁座51に着座可能な円板状に形成されている。
上部弁体47は、排気用連通孔31の上側の開口部分を開閉するもので、排気用連通孔31の上側の開口縁部に形成された上部弁座51に着座可能な円板状に形成されている。
この上部弁体47は、ゴム材料によって形成されており、筐体本体7に対して下側に移動することによって、上部弁座51に着座する。排気用連通孔31は、上部弁体47が上部弁座51に着座することによって閉じ、上部弁体47が筐体本体7に対して上方に移動して上部弁座51から離間することによって開く。排気用連通孔31が閉じるときは上述した供給用連通孔24が開く。また、排気用連通孔31が開くときには、供給用連通孔24が閉じる。
ピストン48は、第1の弁部材3を下方に押す空気圧を受けるためのものである。このピストン48は、筐体本体7の上部円形孔32内に上下方向へ移動自在に嵌合している。空気圧は、後述する第1の切替機構5によってピストン48と上板8との間の上部円形孔32内に選択的に供給される。ピストン48の外径は、第1の弁部材3における下部円形孔22の中に位置する下端部(下部弁体45やばね受け部材46)の外径より大きい。
ピストン48の外周部には、上部円形孔32との間をシールするためにシール部材52が設けられている。
ピストン48の外周部には、上部円形孔32との間をシールするためにシール部材52が設けられている。
ピストン48の上端部であって軸心部にはマグネット52が取付けられている。このマグネット53は、上板8側のリードスイッチ12によって検出されるものである。リードスイッチ12は、ピストン48が図中の上方に位置し、リードスイッチ12との距離が所定の検知距離以下となっているときに検出状態になり、それ以外のときは非検出状態になる。
このように構成された第1の弁部材3は、ピストン48が空気圧によって下方に押されることによって、上部弁体47が上部弁座51に着座するまで圧縮コイルばね50のばね力に抗して下方に移動する。第1の弁部材3がこのように下方に移動することによって、図9において中心線C1より左側に示す供給形態が実現される。この供給形態においては、供給用連通孔24が開くとともに排気用連通孔31が上部弁体47によって閉じられ、供給通路21と出口通路23とが供給用連通孔24を介して連通される。
一方、空気圧の供給が断たれると、第1の弁部材3は、圧縮コイルばね50のばね力によって上方に押され、下部弁体45が下部弁座49に着座するまで上方に移動する。このように第1の弁部材3が移動することによって、図9において中心線より右側に示す排気形態が実現される。この排気形態においては、供給用連通孔24が下部弁体45によって閉じられるとともに排気用連通孔31が開き、出口通路23と排気通路25とが排気用連通孔31を介して連通される。
<第1および第2の切替機構の構成>
第1および第2の切替機構5,6は、第1および第2の弁部材3,4に推力を加えて上述した供給形態と排気形態とを切替えるものである。この実施の形態による推力は、ピストン48に作用する空気圧と、圧縮コイルばね50のばね力である。
この実施の形態による第1の切替機構5と第2の切替機構6とは、同一の部品を用いて構成されている。このため、以下において第1および第2の切替機構5,6の構成部品を説明するにあたっては第1の切替機構5の構成部品について説明し、第2の切替機構6の構成部品については同一符号を付して省略する。
第1および第2の切替機構5,6は、第1および第2の弁部材3,4に推力を加えて上述した供給形態と排気形態とを切替えるものである。この実施の形態による推力は、ピストン48に作用する空気圧と、圧縮コイルばね50のばね力である。
この実施の形態による第1の切替機構5と第2の切替機構6とは、同一の部品を用いて構成されている。このため、以下において第1および第2の切替機構5,6の構成部品を説明するにあたっては第1の切替機構5の構成部品について説明し、第2の切替機構6の構成部品については同一符号を付して省略する。
第1の切替機構5は、筐体本体7内の前側下部に収容されたソレノイド61(図1参照)と、このソレノイド61の上に設けられたパイロット弁62(図10参照)と、上述した筐体上部のシリンダ33と、第1の弁部材3の一端部に設けられたピストン48と、第1の弁部材3の下方に位置する圧縮コイルばね50などを用いて構成されている。
ソレノイド61は、図10に示すように、中心線C3が上下方向を指向する状態で固定用ねじ63によって筐体本体7に固定されている。ソレノイド61とパイロット弁62とは同一軸線上に位置付けられている。
ソレノイド61は、図10に示すように、中心線C3が上下方向を指向する状態で固定用ねじ63によって筐体本体7に固定されている。ソレノイド61とパイロット弁62とは同一軸線上に位置付けられている。
図10においては、ソレノイド61とパイロット弁62の可動部分をソレノイド61の中心線C3より左側と右側とで上下方向の位置を変えて描いてある。中心線C3より左側は、ソレノイド61が通電されている状態を示し、中心線C3より右側は、ソレノイド61の通電が断たれている状態を示す。
ソレノイド61は、上下方向に延びるピン64を有し、通電されることによりピン64を上方に向けて押し出す構成が採られている。
ソレノイド61は、上下方向に延びるピン64を有し、通電されることによりピン64を上方に向けて押し出す構成が採られている。
パイロット弁62は、上述したピン64の上に重ねられた円柱状のスプール65と、このスプール65の下半部が上方から挿入された円筒状のリテーナ66と、スプール65の上端部を下方に付勢する戻しばね67などを備えている。この実施の形態によるパイロット弁62は、図11に示すように、排気通路25の消音部26と左右方向に隣り合う位置に配置されている。すなわち、消音部26とパイロット弁62とは、ピストン48の軸線C2とは直交する方向に並んで配置されている。消音部26は、第1の切替機構5のパイロット弁62と、第2の切替機構6のパイロット弁62との間に形成されている。消音部26から下方に延びる小空間28は、第1の切替機構5のソレノイド61と、第2の切替機構6のソレノイド61との間に形成されている。
スプール65は、請求項2記載の発明でいう「弁体」を構成するものである。このスプール65は、図10に示すように、後述するリテーナ66とともに筐体本体7の弁孔71に収容されている。弁孔71は、リテーナ66が収容される大径部71と、スプール65の上半部が収容される小径部71bとを有している。弁孔71の大径部71aと小径部71bとの境界部分には排気用弁座72が形成されている。
スプール65の下端部は、リテーナ66の中空部に移動自在に嵌合している。スプール65の上端部は、弁孔71の小径部71bに移動自在に嵌合している。この小径部71bの下端部には排気孔73が接続されている。この排気孔73は、弁孔71から電磁弁1の前方に向けて延びており、図5に示すように、上述した複数の正面側排気口16のうち一つの正面側排気口16に接続されている。小径部71bの上端は、通気孔74が接続されている。この通気孔74も弁孔71から電磁弁1の前方に向けて延びており、排気孔73が接続された正面側排気口16の上に位置する他の正面側排気口16に接続されている。小径部71bの上端とスプール65との間には、圧縮コイルばねからなる戻しばね66が設けられている。
スプール65の軸線方向の中央部には、スプールゴム75が設けられている。このスプールゴム75は、リング状に形成されてスプール65に嵌合されており、スプール65より径方向の外側に突出している。
リテーナ66は、弁孔71の大径部71aに嵌合する円筒状に形成されている。このリテーナ66の外周部であって軸線方向の中央部には、環状溝77が形成されているとともに、この環状溝77内と中空部内とを連通する複数の貫通孔78が穿設されている。環状溝77は、弁孔71の大径部71aの中間部分に開口する上流側通路81を介して上述した供給通路21に接続されている。この上流側通路81の説明は後述する。
リテーナ66は、弁孔71の大径部71aに嵌合する円筒状に形成されている。このリテーナ66の外周部であって軸線方向の中央部には、環状溝77が形成されているとともに、この環状溝77内と中空部内とを連通する複数の貫通孔78が穿設されている。環状溝77は、弁孔71の大径部71aの中間部分に開口する上流側通路81を介して上述した供給通路21に接続されている。この上流側通路81の説明は後述する。
リテーナ66の上端部であって中空部が開口する部分には供給用弁座82が形成されている。この供給用弁座82は、スプール65がリテーナ66に対して下側に移動することによって、図10中の中心線C3より右側に示すように、スプールゴム75と接触する。スプールゴム75が供給用弁座82に密着することにより、リテーナ66の中空部の上端が閉塞される。このときは、スプールゴム75と排気用弁座72との間に隙間が生じて弁孔71の大径部71aと小径部71bとが連通される。
弁孔71の大径部71aの上端部には、筐体本体7内に形成された下流側通路83が開口している。この下流側通路83の説明は後述する。
一方、スプール65がリテーナ66に対して上方に移動した場合は、中心線C3より左側に示すように、スプールゴム75が排気用弁座72に密着し、弁孔71の大径部71aと小径部71bとの連通状態が解消される。このときには、スプールゴム75と供給用弁座82との間に隙間が生じ、上流側通路81と下流側通路83とがリテーナ66内と弁孔71内とを介して連通される。
一方、スプール65がリテーナ66に対して上方に移動した場合は、中心線C3より左側に示すように、スプールゴム75が排気用弁座72に密着し、弁孔71の大径部71aと小径部71bとの連通状態が解消される。このときには、スプールゴム75と供給用弁座82との間に隙間が生じ、上流側通路81と下流側通路83とがリテーナ66内と弁孔71内とを介して連通される。
<上流側通路の構成>
第1の切替機構5の上流側通路81は、図12に示すように、筐体2の右側端部内に設けられている。詳述すると、この上流側通路81は、弁孔71から筐体2の背面側に延びる第1の連通部84と、筐体本体7の背面部7aに形成されて上下方向に延びる第1の溝部85と、この第1の溝部85の下端と供給通路21とを連通する第2の連通部86とによって構成されている。第1の連通部84の後端部は、下方に幅が広くなる幅広部84aを有している。この幅広部84aは、第1の溝部85の底に開口している。また、幅広部84aは、筐体本体7の右側面に開口した外部供給路87に連通されている。この外部供給路87は、空気を筐体の外からパイロット弁62に供給するためのもので、通常は盲プラグ88(図1参照)によって閉塞されている。
第1の切替機構5の上流側通路81は、図12に示すように、筐体2の右側端部内に設けられている。詳述すると、この上流側通路81は、弁孔71から筐体2の背面側に延びる第1の連通部84と、筐体本体7の背面部7aに形成されて上下方向に延びる第1の溝部85と、この第1の溝部85の下端と供給通路21とを連通する第2の連通部86とによって構成されている。第1の連通部84の後端部は、下方に幅が広くなる幅広部84aを有している。この幅広部84aは、第1の溝部85の底に開口している。また、幅広部84aは、筐体本体7の右側面に開口した外部供給路87に連通されている。この外部供給路87は、空気を筐体の外からパイロット弁62に供給するためのもので、通常は盲プラグ88(図1参照)によって閉塞されている。
第1の溝部85は、電磁弁1の後方に向けて開口している。この開口は、背面板10によって閉塞される。第1の溝部85の上端部には、筐体本体7の背面部7aを左右方向に横切る第2の溝部91の一端部(筐体2の右側端部であって図12において左側の端部)が接続されている。この第2の溝部91の開口は背面板10によって閉塞される。この第2の溝部91の他端部は、筐体本体7の左側端部内を前後方向に延びる連通孔92が接続されている。この連通孔92は、第2の切替機構6に設けられている弁孔71の大径部71aと、第2の溝部91とを接続している。すなわち、第2の切替機構6に設けられているパイロット弁62の上流側通路81は、上述した連通孔92と、第2の溝部91と、第1の溝部85と、第2の連通部86などによって構成されている。
<下流側通路の構成>
下流側通路83は、図12に示すように、筐体本体7内を弁孔71から筐体2の背面側に延びる第3の連通部93と、この第3の通路部の後端から上方に延びる第3の溝部94と、この第3の溝部94の上端と上部円形孔32内とを連通する第4の連通部95とによって構成されている。第3の連通部93の後端は第3の溝部94の底に開口している。第3の溝部94は、電磁弁1の後方に向けて開口している。この開口は背面板10によって閉塞される。
下流側通路83は、図12に示すように、筐体本体7内を弁孔71から筐体2の背面側に延びる第3の連通部93と、この第3の通路部の後端から上方に延びる第3の溝部94と、この第3の溝部94の上端と上部円形孔32内とを連通する第4の連通部95とによって構成されている。第3の連通部93の後端は第3の溝部94の底に開口している。第3の溝部94は、電磁弁1の後方に向けて開口している。この開口は背面板10によって閉塞される。
<動作の説明>
このように構成された電磁弁1においては、第1および第2の切替機構5,6のソレノイド61が通電されることにより、ピン64が上昇してパイロット弁62のスプール65が戻しばね67のばね力に抗して上に移動する。このようにスプール65が移動することにより、図10において中心線C3より左側に示すように、リテーナ66の中空部の上端が開き、上流側通路81と下流側通路83とがパイロット弁62を介して連通する。これとともに、排気用弁座72にスプールゴム75が着座し、小径部71bの下端の開口が閉じられる。この状態においては、供給通路21内の圧縮空気が上流側通路81からパイロット弁62と下流側通路83とを通ってシリンダ33内に流入する。
このように構成された電磁弁1においては、第1および第2の切替機構5,6のソレノイド61が通電されることにより、ピン64が上昇してパイロット弁62のスプール65が戻しばね67のばね力に抗して上に移動する。このようにスプール65が移動することにより、図10において中心線C3より左側に示すように、リテーナ66の中空部の上端が開き、上流側通路81と下流側通路83とがパイロット弁62を介して連通する。これとともに、排気用弁座72にスプールゴム75が着座し、小径部71bの下端の開口が閉じられる。この状態においては、供給通路21内の圧縮空気が上流側通路81からパイロット弁62と下流側通路83とを通ってシリンダ33内に流入する。
このため、第1および第2の弁部材3,4が空気圧によって下方に押されて供給形態が実現される。この供給形態においては、出口通路23と排気通路25との連通が断たれた状態で供給通路21内の圧縮空気が供給用連通孔24を通って出口通路23に流入する。これにより圧縮空気が通気用パイプ(図示せず)を通して空気圧機器(図示せず)に供給される。
一方、ソレノイド61への通電が断たれると、スプール65が戻しばね67ばね力によって押されて下方に移動する。この場合は、図10において中心線C3より右側に示すように、リテーナ66の供給用弁座82にスプールゴム75が着座してリテーナ66の中空部が閉じられるとともに、小径部71bの下端部が開口する。このようにスプール65が移動することにより、上流側通路81と下流側通路83との連通が断たれるとともに、下流側通路83と弁孔71の小径部71bとが連通されてシリンダ33内の圧縮空気が下流側通路83とパイロット弁62とを通って排気孔73に排出される。
シリンダ33内の圧力が低下すると、第1および第2の弁部材3,4が圧縮コイルばね50のばね力で上側に移動し、排気形態が実現される。この排気形態においては、供給通路21と出口通路23との連通が断たれた状態で出口通路23内の圧縮空気が排気用連通孔31を通って排気通路25に排出される。この排気通路25に排出された圧縮空気からなる排気は、排気通路25の上流部27を通って消音部26に入り、この消音部26内をを通過して上面側排気口11および正面側排気口16から筐体2の外に排出される。この圧縮空気が排気用連通孔31から排気通路25の上流部27に入るときに排気音が発生する。消音部26内には消音部材29が設けられている。この消音部26と消音部材29は実質的にサイレンサとして機能する。このため、この排気音は、消音部26内を伝播するときに消音部材29によって消音されて小さくなる。
この電磁弁1において、消音部26を含めて排気通路25の形状は、特許文献2に示すような外付け式のサイレンサを使用する場合と較べると、設計上の自由度が高く、排気効率が高くなる形状に形成することができる。
さらに、この電磁弁1においては、消音部26が筐体2の中に設けられているから、排気音を小さくするために筐体2から突出する部材は不要である。
したがって、この実施の形態によれば、排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供することができる。
さらに、この電磁弁1においては、消音部26が筐体2の中に設けられているから、排気音を小さくするために筐体2から突出する部材は不要である。
したがって、この実施の形態によれば、排気音の低下と排気効率の向上とが両立する構成を採りながら、設置スペースが狭くてよい電磁弁を提供することができる。
<この実施の形態による効果の説明>
この実施の形態による第1および第2の切替機構5,6は、筐体2の内部に設けられたソレノイド61と、第1および第2の弁部材3,4の一端部に設けられたピストン48と、このピストン48が嵌合するシリンダ33と、ソレノイド61によって駆動されるスプール65を有するパイロット弁62と、第1および第2の弁部材3,4の他端部を付勢する圧縮コイルばね50などによって構成されている。消音部26とパイロット弁62とは、ピストン48の軸線C2とは直交する方向に並んで配置されている。
この実施の形態による第1および第2の切替機構5,6は、筐体2の内部に設けられたソレノイド61と、第1および第2の弁部材3,4の一端部に設けられたピストン48と、このピストン48が嵌合するシリンダ33と、ソレノイド61によって駆動されるスプール65を有するパイロット弁62と、第1および第2の弁部材3,4の他端部を付勢する圧縮コイルばね50などによって構成されている。消音部26とパイロット弁62とは、ピストン48の軸線C2とは直交する方向に並んで配置されている。
この実施の形態によれば、消音部26をピストン48の軸線方向に延びる形状に形成して容積増大を図ることができるとともに、消音部26と隣接した位置に形成されるデッドスペースを利用してパイロット弁62を収容することができる。このため、筐体2の小型化を図りながら、更なる消音性能の向上を図ることが可能な電磁弁を提供することができる。
この実施の形態による供給用連通孔24と、排気用連通孔31と、弁部材(第1および第2の弁部材3,4)と、切替機構(第1および第2の切替機構5,6)とは、一つの筐体2内に二つずつ設けられている。排気通路25の上流部27は、二つの排気用連通孔31,31が開口しかつ消音部26に連通された一つの空間Sによって形成されている。この空間Sは、二つの排気用連通孔31,31が並ぶ方向(左右方向)と、この方向とは直交する方向(前後方向)とに延びる形状に形成されている。
二つの排気用連通孔31,31から流出した圧縮空気は、排気通路25の上流部27からなる一つの空間Sを通って消音部26に流入する。
このため、二つの排気用連通孔31,31から流出した圧縮空気がそれぞれ直接的に消音部26に流入するから、排気抵抗が小さくなって排気効率がより一層高くなる。
二つの排気用連通孔31,31から流出した圧縮空気は、排気通路25の上流部27からなる一つの空間Sを通って消音部26に流入する。
このため、二つの排気用連通孔31,31から流出した圧縮空気がそれぞれ直接的に消音部26に流入するから、排気抵抗が小さくなって排気効率がより一層高くなる。
この実施の形態による筐体2は直方体状に形成されている。この筐体2の正面2aに正面側排気口16が形成されているとともに、上面に上面側排気口11が形成されている。このため、排気が消音部26内から複数の方向に排出されるから、排気効率が更に高い電磁弁を提供することができる。
この実施の形態による電磁弁1において、消音部26の下端部には、下方に向けて凹む小空間28が形成されている。この小空間28は、筐体2に穿設されたドレン排出孔17(連通孔)を介して筐体2の外に連通されている。
排気中には微細な油の粒子や水の粒子が含まれることがある。このような微細な粒子の一部は、消音部26の壁や消音部材29に付着して捕捉され、液状となって流下する。る。この液体は、消音部26の底に設けられている小空間28に流入し、この小空間28からドレン排出孔17を通って排出される。
このため、この実施の形態によれば、排気中に含まれる油分や水分を回収する機能を有する電磁弁を提供することができる。
排気中には微細な油の粒子や水の粒子が含まれることがある。このような微細な粒子の一部は、消音部26の壁や消音部材29に付着して捕捉され、液状となって流下する。る。この液体は、消音部26の底に設けられている小空間28に流入し、この小空間28からドレン排出孔17を通って排出される。
このため、この実施の形態によれば、排気中に含まれる油分や水分を回収する機能を有する電磁弁を提供することができる。
この実施の形態においては、消音部材29としてステンレスウールを用いたものを示した。しかし、消音部材29の種類は、ステンレスウールに限定されることはなく、適宜変更することができる。
また、上述した実施の形態による第1および第2の切替機構5,6は、パイロット弁62を備えた空気圧駆動式のものである。しかし、本発明に係る電磁弁に用いる切替機構は、ソレノイドで第1および第2の弁部材3,4を直接駆動する構成のものでもよい。
また、上述した実施の形態による第1および第2の切替機構5,6は、パイロット弁62を備えた空気圧駆動式のものである。しかし、本発明に係る電磁弁に用いる切替機構は、ソレノイドで第1および第2の弁部材3,4を直接駆動する構成のものでもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、排気通路25の排気口として上面側排気口11と正面側排気口16とを示した。しかし、排気口は、筐体2の左側面や右側面、背面、底面などにも形成することができる。
この実施の形態による電磁弁1の上板8にはピストン48を検出するためのリードスイッチ12が設けられている。このため、この実施の形態によれば、第1および第2の弁部材3,4の作動状態を電磁弁1の外から正確にかつ簡単に確認することができる。
1…電磁弁、2…筐体、3…第1の弁部材、4…第2の弁部材、5…第1の切替機構、6…第2の切替機構、11…上面側排気口、14…供給口、15…出口、16…正面側排気口、17…ドレン排出孔(連通孔)、21…供給通路、23…出口通路、24…供給用連通孔、25…排気通路、26…消音部、27…上流部、28…小空間、29…消音部材、31…排気用連通孔、33…シリンダ、48…ピストン、50…圧縮コイルばね、61…ソレノイド、62…パイロット弁、65…スプール(弁体)。
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体の外面に開口する供給口から前記筐体内に延びる供給通路と、
前記筐体の外面に開口する出口から前記筐体内に延びる出口通路と、
前記筐体の外面に開口する排気口から前記筐体内に延びる排気通路と、
前記供給通路と前記出口通路とを連通する供給用連通孔と、
前記出口通路と前記排気通路とを連通する排気用連通孔と、
前記供給用連通孔と前記排気用連通孔とに挿通された状態で前記筐体に往復動自在に支持され、前記供給用連通孔が開きかつ前記排気用連通孔が閉じる供給形態または前記供給用連通孔が閉じかつ前記排気用連通孔が開く排気形態を実現する弁部材と、
ソレノイドを有し、前記弁部材に推力を加えて前記供給形態と前記排気形態とを切替える切替機構とを備え、
前記排気通路は、
前記排気用連通孔が開口する上流部と、
前記上流部と前記排気口との間に位置する消音部とを有し、
前記消音部内には消音部材が設けられている電磁弁。 - 請求項1記載の電磁弁において、
前記切替機構は、
前記筐体の内部に設けられた前記ソレノイドと、
前記弁部材の一端部に設けられ、前記弁部材の移動方向と平行な軸線を有するピストンと、
前記筐体の内部に設けられ、前記ピストンが移動自在に嵌合するシリンダと、
前記筐体に移動自在に保持されるとともに前記ソレノイドによって駆動される弁体を有し、前記シリンダに空気を選択的に供給するパイロット弁と、
前記筐体の内部に設けられ、前記弁部材の他端部を一端部側に付勢するばね部材とを備え、
前記消音部と前記パイロット弁とが前記ピストンの軸線とは直交する方向に並んで配置されていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1または請求項2記載の電磁弁において、
前記供給用連通孔と、前記排気用連通孔と、前記弁部材と、前記切替機構とが一つの筐体内に二つずつ設けられ、
前記排気通路の前記上流部は、前記二つの排気用連通孔が開口しかつ前記消音部に連通された一つの空間によって形成されていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の電磁弁において、
前記筐体は直方体状に形成され、
前記排気口は、前記筐体の少なくとも二つの外面に形成されていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載の電磁弁において、
前記消音部の下端部には下方に向けて凹む小空間が形成され、
前記小空間は、前記筐体に穿設された連通孔を介して筐体の外に連通されていることをことを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017013968A JP2018123835A (ja) | 2017-01-30 | 2017-01-30 | 電磁弁 |
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