JP2018122985A - 仕分けコンベヤ用レール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の仕分けコンベヤ用レールは、一方向に延出されるリンクと、第1走行ホイール及び第2走行ホイールが各々摺接される第1レール及び第2レールを有する仕分けコンベヤ用レールで、前記第1レール及び前記第2レールは、丸パイプ形状部材で構成され、前記第1レール及び前記第2レールは、搬送ルートのカーブにて、搬送台車の搬送方向の姿勢が前記カーブの求心点側に向けて下り傾斜となるよう高低差を付けて前記搬送ルートに設置され、前記第1レール及び前記第2レールは、少なくとも前記カーブ開始位置から所定範囲で、前記高低差によって生じる傾斜角度、及び隣り合う2台の搬送台車のうち、先頭側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向と後尾側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向とのなす角度を考慮したレール間隔を空けて設置されることを特徴とする。
【選択図】図6
Description
F1=(M×V2)/(R×g) ・・・(1)
T1=μ×M ・・・(2)
T2=M×sinθ ・・・(3)
前記第1の条件がF1<T1+T2であることが好ましい。
T1=μ×M ・・・(4)
T2=M×sinθ ・・・(5)
前記第2の条件がT2<T1−T2であることが好ましい。
なお、傾斜角については後述する。
この走行レール間の距離L1としては、内側レール85の断面半径長さと、ブラケット87の水平距離と、レールクロスメンバ89bのブラケット87及びブラケット88の水平距離を減じた水平距離と、ブラケット88の水平距離と、外側レール86の断面半径長さとの和となり、レールクロスメンバ89aよりレールクロスメンバ89bが短くなる。
この走行レール間の距離L2としては、内側レール85の断面半径長さと、ブラケット87の水平距離と、レールクロスメンバ89cのブラケット87及びブラケット88の水平距離を減じた水平距離と、ブラケット88の水平距離と、外側レール86の断面半径長さとの和となり、レールクロスメンバ89bよりレールクロスメンバ89cが短くなる。
つまり、この走行レール間の距離L3としては、内側レール85の断面半径長さと、ブラケット88の水平距離と、レールクロスメンバ89dのブラケット87,88の水平距離を減じた水平距離と、ブラケット87の水平距離と、外側レール86の断面半径長さとの和となる。
式(9)中、記号Mは搬送物の重量、記号Vは搬送速度、記号Rは搬送ルートのカーブの半径(つまり内側レール85と外側レール86の中間に仮想で引かれる曲線は搬送ルートとなる)、記号gは重力である。なお、搬送物の重量Mや搬送速度Vは、仕分けコンベヤの仕様により決定される値であり、搬送ルートのカーブの半径Rは、仕分けコンベヤを設置する設置スペースに基づいて決定される曲率により決まる値である。
式(10)中、記号μは無端ベルト44と搬送物との摩擦係数である。
一方、搬送ルートのカーブにおいて搬送台車15が傾斜することにより働く搬送物への重力に対抗する無端ベルトの張力(カーブにおいて搬送台車が傾斜することにより働く搬送物の重心に掛かる力に相当)T2は、以下の式(11)で表される。
式(11)中、記号θは傾斜角である。
ここで、仕分けコンベヤの各搬送台車15の走行時に、ベルトコンベヤユニットに載置された搬送物のずれが発生しない条件は、以下の式(13)となる。
一方、仕分けコンベヤの停止時に、搬送ルートのカーブに位置する搬送台車15に載置された搬送物は、移動せずに定位置で保持される必要がある。搬送ルートのカーブで停止する搬送台車15のベルトコンベヤユニットに載置された搬送物がずれるときに必要となる搬送物の重心に掛けるべき力TDは、以下の式(14)で表される。
したがって、搬送ルートのカーブで停止する搬送台車15に載置された搬送物が自重などにより移動しない条件は、以下の式(15)で表される。
したがって、搬送ルートのカーブにおける走行面の傾斜角は、上述した式(12)及び式(15)を満足する角度に設定される。
Claims (7)
- 一方向に延出されるリンクと、前記リンクの延出方向と直交する方向を搬送方向とするクロスソータ用コンベヤと、前記リンクの後端で且つ前記クロスソータ用コンベヤにおける搬送方向の両端に配置される第1及び第2の走行ホイールと、を有する搬送台車を複数、互いに前記リンクの前後端で連結した仕分けコンベヤによって搬送物を搬送するループ状の搬送ルートに設置され、複数の前記搬送台車が前記搬送ルートを走行する時に前記第1の走行ホイール及び前記第2の走行ホイールが各々摺接される第1のレール及び第2のレールを有する仕分けコンベヤ用レールであって、
前記第1のレール及び前記第2のレールは、丸パイプ形状の部材で構成され、
前記第1のレール及び前記第2のレールは、前記搬送ルートが有するカーブにおいて、前記搬送台車の前記搬送方向における姿勢が前記カーブの求心点側に向けて下り傾斜する姿勢となるように高低差を付けて前記搬送ルートに設置され、
前記第1のレール及び前記第2のレールは、前記カーブにおいて、少なくとも前記カーブの開始位置から所定の範囲において、前記高低差によって生じる傾斜角度、及び隣り合う2台の搬送台車のうち、先頭側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向と後尾側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向とのなす角度を考慮したレール間隔を空けて設置されることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項1に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
前記搬送ルートが有する直線における前記第1のレールと前記第2のレールとの間のレール間隔をL0、前記カーブの開始位置における傾斜角度をθ1、隣り合う2台の搬送台車のうち、先頭側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向と後尾側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向とのなす角度をθ2としたときに、前記第1のレール及び前記第2のレールは、前記カーブの開始位置から所定の範囲における前記第1のレールと前記第2のレールとの間のレール間隔L2がL2=L0×cosθ1×cosθ2を満足するように、前記搬送ルートに設置されることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項1又は請求項2に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
前記搬送ルートが有する直線における前記第1のレールと前記第2のレールとの間のレール間隔をL0、前記カーブの終了位置における傾斜角度をθ3としたときに、前記第1のレール及び前記第2のレールは、前記カーブの終了位置における前記第1のレールと前記第2のレールとの間のレール間隔L3がL3=L0×cosθ3を満足するように、前記搬送ルートに設置されることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項1に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
前記高低差によって生じる傾斜角度は、前記カーブを前記搬送台車が走行したときに前記搬送台車に載置された前記搬送物が遠心力によりずれないことを第1の条件とし、且つ前記カーブにおいて前記搬送台車が傾斜した状態で停止したときに、前記搬送物がずれないことを第2の条件として設定されることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項4に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
前記搬送台車に載置される前記搬送物の重量をM、前記搬送台車の搬送速度をV、前記カーブにおける求心点からの半径をR、重力をg、摩擦係数をμ、傾斜角度をθとし、また、前記カーブを前記搬送台車が走行したときに発生する遠心力により前記搬送台車に載置された前記搬送物の重心に掛かる力をF1、前記搬送台車に載置された前記搬送物を前記搬送台車上で移動させるときに必要な搬送物の重心に掛かる力をT1、前記カーブにおいて前記搬送台車が傾斜することにより働く搬送物の重心に掛かる力をT2としたときに、力F1、力T1及び力T2が、以下の式(1)、式(2)及び式(3)で表され、
F1=(M×V2)/(R×g)・・・(1)
T1=μ×M・・・(2)
T2=M×sinθ・・・(3)
前記第1の条件がF1<T1+T2であることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項4に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
前記搬送台車に載置される前記搬送物の重量をM、摩擦係数をμ、傾斜角度をθとし、また、前記搬送台車に載置された前記搬送物を前記搬送台車上で移動させるときに必要な搬送物の重心に掛かる力をT1、前記カーブにおいて前記搬送台車が傾斜することにより働く搬送物の重心に掛かる力をT2としたときに、力T1及び力T2が以下の式(4)、式(5)で表され、
T1=μ×M・・・(4)
T2=M×sinθ・・・(5)
前記第2の条件がT2<T1−T2であることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。 - 請求項1に記載の仕分けコンベヤ用レールにおいて、
ループ状に連結される複数の前記搬送台車のうち、隣り合う2つの搬送台車は、前記クロスソータ用コンベヤにおける搬送面に直交する方向を回動中心として、該隣り合う2つの搬送台車のいずれか一方を回動させることが可能な連結機構を介して連結され、
前記隣り合う2台の搬送台車のうち、先頭側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向と後尾側の搬送台車が有する前記リンクの延出方向とのなす角度は、複数の前記搬送台車を前記連結機構により連結したときに、前記連結機構の回動中心間の距離及び前記カーブの半径に基づいて設定されることを特徴とする仕分けコンベヤ用レール。
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CN116081461A (zh) * | 2023-03-06 | 2023-05-09 | 新乡学院 | 一种能够实现急转弯的天车及其实现方法 |
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