JP2018122640A - 固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッシングレールに固定する固定対象物を、非使用時に平置きすることができる固定構造を提供することを課題とする。【解決手段】箱型荷台3の荷室に設けられたラッシングレール10に固定対象物(棚ユニット20)を固定するための固定構造1において、固定対象物20に回動可能に取り付けられる係止部材50を備えており、係止部材50は、ラッシングレール10に係止可能であるとともに、縦方向に延在する係止位置と横方向に延在する非係止位置との間で回動可能であることを特徴とする。係止部材50は、基板部51と当該基板部51に取り付けられた挿入部52とを備えており、挿入部52は、ラッシングレール10の係止孔11に挿入される部位であり、挿入部52の下部には、係止孔11の下縁部と当接する緩衝部材59が設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、箱型荷台の荷室に設けられたラッシングレールに固定対象物を固定する固定構造に関する。
本出願人は、トラックやトレーラなどの運搬車両に用いられる箱型荷台において、積荷を積むための可動棚部を備えた荷室構造を提案している(特願2016−200865参照)。可動棚部は、第一棚板と当該第一棚板の先端部に折畳み可能に取り付けられた第一支持脚とを備えた第一棚ユニットと、第二棚板と当該第二棚板の先端部に折畳み可能に取り付けられた第二支持脚とを備えた第二棚ユニットとを備えている。箱型荷台の前壁および後壁の少なくとも一方に第一棚板の基端部が掛け止められ、第一棚ユニットの先端部に前記第二棚板の基端部が掛け止められる。第一棚板の基端部は、前壁または後壁に傾動可能に固定されており、第一棚ユニットは、非使用時には第一支持脚が折り畳まれた状態で壁に沿って立てられている。一方、第二棚ユニットは、非使用時には第二支持脚が折り畳まれた状態で荷台内或いは外部に平置きされている。
棚板と当該棚板の先端部に折畳み可能に取り付けられた支持脚からなる棚ユニットの取り付け位置としては、前壁または後壁に限られるものではなく、側壁に取り付けることも考えられる。側壁に取り付ける場合、ラッシングレールを利用すれば、棚ユニットを容易且つ着脱可能に固定することができる。棚などの固定対象物をラッシングレールに固定するには、種々の固定構造があった(例えば特許文献1参照)。特許文献1の固定構造は、棚板の基端部に取り付けられた断面L字の支持部材と、支持部材の背面に取り付けられた係合金具とを備えている。係合金具は、ラッシングレールの係合孔に係合される。
実開平5−80979号公報
特許文献1の固定構造を前記棚ユニットに採用すると、ラッシングレールに着脱可能に固定できるものの、棚板の厚さ寸法に対して支持部材と係合金具の高さ寸法が大きいため、棚板の表面から突出してしまう。そのため、棚ユニットを安定した状態で平置きすることができなくなってしまう問題があった。
そこで、本発明は、ラッシングレールに固定する固定対象物を、非使用時に平置きすることができる固定構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための本発明は、箱型荷台の荷室に設けられたラッシングレールに固定対象物を固定するための固定構造において、前記固定対象物に回動可能に取り付けられる係止部材を備えており、前記係止部材は、前記ラッシングレールに係止可能であるとともに、縦方向に延在する係止位置と横方向に延在する非係止位置との間で回動可能であることを特徴とする固定構造である。
このような構成によれば、係止部材を非係止位置に回動させて横方向に延在させることで、係止部材が固定対象物の表面に沿うことになる。したがって、固定対象物を平置きすることができる。
前記係止部材は、基板部と当該基板部に取り付けられた挿入部とを備えていることが好ましい。前記挿入部は、前記ラッシングレールの係止孔に挿入される部位であり、前記挿入部の下部には、前記係止孔の下縁部と当接する緩衝部材を設ける。このような構成によれば、ラッシングレールの係止孔の周縁部の摩耗を防止することができ、ラッシングレールの長寿命化が図れる。
また、前記緩衝部材は、交換可能であることが好ましい。このような構成によれば、挿入部の長寿命化も図れる。
さらに、前記固定対象物に取り付けられたロックピンをさらに備えており、前記ロックピンは、前記係止孔の上縁部に当接することが好ましい。このような構成によれば、係止部材で係止孔の下縁部を押さえ、ロックピンで係止孔の上縁部を押さえるので、固定対処物が上下に揺れることがない。
また、前記係止部材は前記固定対象物の2箇所に設けられており、前記ロックピンは、2つの前記係止部材の間に設けられていることが好ましい。このような構成によれば、バランスよく固定対象物を固定することができる。
本発明の固定構造によれば、ラッシングレールに固定する固定対象物を、非使用時に平置きすることができる。
本発明の実施形態に係る固定構造にて棚ユニットを固定した箱型荷台を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材が非係止位置にある状態の棚ユニットとラッシングレールを斜め下方から見上げた斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材が係止位置にある状態の棚ユニットとラッシングレールを斜め下方から見上げた斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造を備えた棚ユニットがラッシングレールに係止された状態を斜め下方から見上げた斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材が係止位置にある状態を斜め下方から見上げた斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材を示した図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造を備えた棚ユニットを示した一部破断平面図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材が係止位置にある状態の棚ユニットを示した側面図である。 本発明の実施形態に係る固定構造の係止部材が非係止位置にある状態の棚ユニットを示した側面図である。 図8のA−A線断面図であって、(a)は係止部材の非係止位置にある状態を示した図、(b)は係止部材の係止位置にある状態を示した図、(c)は、係止部材をラッシングレールに係止した状態を示した図である。 図8のB−B線断面図であって、(a)はロックピンの突出状態を示した図、(b)はロックピンの没入状態を示した図である。 本発明の実施形態に係る固定構造にて棚ユニットを固定した箱型荷台に荷物を積み込んだ状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る固定構造にて棚ユニットを固定した箱型荷台の変形例を示した斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、図1に示すように、側壁2が上方に開く側面開放型の箱型荷台3において、アオリ4に取り付けられたラッシングレール10に、棚ユニット20を取り付ける場合を例に挙げて説明する。なお、図1では、手前側のアオリと側壁の図示を省略している。
図1,図3および図7に示すように、ラッシングレール10は、アオリ4の上端部に取り付けられた長尺部材であって、棚ユニット20やラッシングベルト(図示せず)を取り付けるためのものである。ラッシングレール10は、複数の係止孔11,11・・を備えている。図7に示すように、係止孔11は、縦長の孔であって、ラッシングレール10の長手方向に間隔をあけて配置されている。係止孔11の両側辺部には、曲面状のガイド部12が形成されていて、係止部材の挿入部の挿入時に係止孔11の中心に案内するように構成されている。
本実施形態に係る固定構造1は、図1に示すように、棚ユニット20(固定対象物)をラッシングレール10に固定する構造である。棚ユニット20は、棚板21と支持脚22とを備えている。支持脚22は、棚板21の先端部(ラッシングレール10への取付側とは逆側)に折畳み可能に設けられている。つまり、棚板21の先端部は、支持脚22に支持され、棚板21の基端部は、ラッシングレール10に係止される。
図2乃至図4および図8乃至図10に示すように、棚板21は、矩形枠状のフレーム23に板材24を貼り付けて形成されている。フレーム23は、たとえば金属製の角パイプや溝型鋼を格子状に組み合わせて構成されている。板材24は、所定強度の金属板からなり、フレーム23を覆うように配置されている。板材24は、ボルトや溶接等によりフレーム23に固定されている。なお、板材24は、金属板に限定されるものではなく、メッシュ状のものであってもよいし、樹脂製や木製であってもよい。
図3に示すように、支持脚22は、左右一対の柱材25,25と、これらの柱材25,25の中間部を繋ぐ水平材26と、柱材25,25の上端部を繋ぐ上端水平材27とを備えている。柱材25は、たとえば角パイプにて構成されている。柱材25の長さは、棚板21の設置高さ(ラッシングレール10の設置高さ)に応じて設定されている。柱材25の下端部には、樹脂製の受座28が取り付けられている。受座28によって、荷室の床面が傷付くのを防止できるとともに、走行中の支持脚22の揺れによる床面との衝突音を低減できる。なお、受座28に代えて、柱材25の下端部に下方に突出するピンを設けてもよい。この場合、床面に受穴を形成し、ピンを受穴に挿入するようにする。このようにすれば、支持脚22の下端部が、位置決めされた状態で床面に固定される。
水平材26は、柱材25,25を連結することで支持脚22を補強する部位である。水平材26は、たとえば角パイプにて構成されている。上端水平材27は、柱材25,25の上端部が支持され、柱材25,25を連結する部材である。上端水平材27は、たとえばアングル材にて構成されている。上端水平材27には、丁番29(図2参照)が取り付けられている。丁番29の一端は、棚板21の先端部に取り付けられていて、支持脚22が棚板21に対して折畳み可能(回動可能)に取り付けられている。上端水平材27の背面側(棚板21の基端側)には、ストッパ30が設けられている。ストッパ30は、支持脚22を立てた状態で押さえる部材である。ストッパ30は、フレーム23に回動自在に取り付けられており、支持脚22を立てたときにはフレーム23の下面から突出して上端水平材27の背面に当接する(図3および図9参照)。ストッパ30は、支持脚22を折り畳むときにはフレーム23の内側に没入する(図2および図10参照)。フレーム23の下面で、支持脚22を折り畳んだときに支持脚22が位置する部分には、樹脂製の受部材31(図9および図10参照)が設けられている。
図2乃至図4に示すように、固定構造1は、係止部材50とロックピン70とを備えている。係止部材50は、ラッシングレール10に係止される部材であって、固定対象物である棚ユニット20の基端部に回動可能に取り付けられている。図5にも示すように、係止部材50は、棚ユニット20の基端縁部の両端にそれぞれ設けられている。係止部材50は、係止位置(図11の(b)参照)と、非係止位置(図11の(a)参照)との間で回動する。係止位置は、ラッシングレール10に係止されるときに位置する。係止位置では、係止部材50が棚板21と交差していて、縦方向に延在する。非係止位置は、係止部材50が折り畳まれる位置である。非係止位置では、係止部材50が棚板21に沿っていて、水平方向に延在する。
図5乃至図7に示すように、係止部材50は、基板部51と挿入部52とを備えている。基板部51は、棚板21のフレーム23の基端部に取り付けられていて、挿入部52を支持する。基板部51は、クランク状に折れ曲がったプレート53と、プレート53に取り付けられた第一補強部材54、第二補強部材55、ボスプレート56,56および凸部57とを備えている。
プレート53は、係止位置にある状態で水平となる水平板部53aと、水平板部53aの一端から垂下する垂下板部53bと、水平板部53aの他端から立ち上がる立上板部53cとからなる。垂下板部53bには、挿入部52を固定するためのネジN(たとえば六角穴付きネジ)の軸部が通過する貫通孔61が形成されている。
第一補強部材54は、断面溝型形状を呈しており、水平板部53aの下面に溶接されている。第二補強部材55は、断面溝型形状を呈しており、垂下板部53bの棚板21側の面に溶接されている。第二補強部材55には、ネジNを止める際に当該ネジNを通過させるための貫通孔55aが形成されている。
ボスプレート56には、係止部材50を回動可能に支持するピンPが挿通される。ピンPは、水平方向に延在する部位であって、フレーム23に取り付けられたブラケット23aに固定されている(図11参照)。ボスプレート56は、水平板部53aの上面に間隔をあけて二箇所に立設されている。ボスプレート56の側辺は、立上板部53cに当接している。凸部57は、水平板部53aの上面に形成されている。凸部57は、係止部材50が係止位置にあるときに、フレーム23の下面に形成された凹部23b(図11参照)に嵌合する部位である。凸部57が凹部23bに嵌合することで、係止部材50が係止位置で固定される。
挿入部52は、ラッシングレール10の係止孔11に挿入される部位である。挿入部52は、金属製の縦長部材からなり、垂下板部53bのラッシングレール10側の面にネジNを介して固定されている。挿入部52の高さ寸法は、係止孔11の高さ寸法より小さい。挿入部52の下端部には、係止孔11の下縁部に掛け止められる突出部58が形成されている。突出部58と垂下板部53bとの間には、緩衝部材59が設けられている。緩衝部材59は、係止孔11の下縁部に上側から当接する部位である、緩衝部材59は樹脂等の弾性部材からなり、走行時に金属製の挿入部52がラッシングレール10の係止孔11の下端縁に衝突するのを防止している。緩衝部材59はスプリングピンN2によって、挿入部52に交換可能に固定されている。
図10に示すように、係止部材50が非係止位置にあるときは、挿入部52が一番下側に位置するが、このときの挿入部52の下端面は、折り畳まれた支持脚22の下端面と同じ高さ位置になるように構成されている。
図3,図8および図11に示すように、係止部材50の側方には、係止部材50を係止位置(図11の(a)参照)と、非係止位置(図11の(b)参照)とで固定する出没ピン60が設けられている。出没ピン60は、ピンPと平行に設けられており、ピンPの軸方向に沿って出没する。出没ピン60は、係止部材50のボスプレート56の回動領域に出没する。係止部材50の回動時には、出没ピン60は没入して、回動領域から離れている。係止部材50が係止位置にあるときは、図11の(b)に示すように、出没ピン60は立上板部55cの側方に突出して、立上板部55cに当接する。これによって、係止部材50が非係止位置側へ回動するのを防止している。係止部材50が非係止位置にあるときは、図11の(a)に示すように、出没ピン60はボスプレート56の下方に突出して、ボスプレート56に当接する。これによって、係止部材50が非係止位置側へ回動するのを防止している。
図4および図12に示すように、ロックピン70は、係止部材50が係止された係止孔11とは別の係止孔11の上縁部に当接する部材である。ロックピン70は、棚ユニット20の基端縁部の中間部に設けられており、両端の係止部材50,50の間に設けられている。ロックピン70は、フレーム23に取り付けられたブラケット23cに固定されており、ラッシングレール10に対して出没可能に構成されている。ロックピン70は、ピン本体71と筒部72とを備えている。ピン本体71は、筒部72に摺動可能に挿入されている。ピン本体71の胴部には、把持部73が突設されている。筒部72には、切込部74が形成されている。切込部74には把持部73が係合する。切込部74は、間隔をあけて二箇所に設けられている。ラッシングレール10側に形成された一方の切込部74は、ピン本体71が突出する位置で把持部73と係合する(図12の(a)参照)。他方の切込部74は、ピン本体71が没入する位置で把持部73と係合する(図12の(b)参照)。
次に、本実施形態に係る固定構造1で、棚ユニット20をラッシングレール10に固定する手順を説明する。まず、棚ユニット20を持ち上げて(図2参照)、図3に示すように、支持脚22を下方に回動させる。そして、ストッパ30をフレーム23の下面から突出させて、支持脚22の上端水平材27の背面に当接させることで、支持脚22を立てた状態で固定する。これとともに、係止部材50を係止位置に回動させる。そして、出没ピン60を係止部材50の立上板部55cの側方に突出させて、係止部材50を係止位置で固定する(図11の(b)参照)。
その後、棚ユニット20をラッシングレール10側に移動させ、挿入部52を係止孔11に挿入する。そして、棚ユニット20を下降させ、挿入部52の突出部58を係止孔11の下縁部の奥側に位置させる。これによって、挿入部52が係止孔11に係止される。また、このとき、緩衝部材59が係止孔11の下端縁に当接している。つまり、棚ユニット20の荷重の一部は、緩衝部材59を介してラッシングレール10に伝達されることになる。したがって、金属部材同士の衝突を防止できるので、ラッシングレール10および係止部材50に傷がつくことができるとともに、ラッシングレール10が摩耗することを防止できる。特に、走行時には、上下に振動するので、緩衝部材59を設けたことによる傷防止効果が大きい。
本実施形態に係る固定構造1によれば、係止部材50を回動させて非係止位置に移動することで、係止部材50が横方向に延在して、棚ユニット20の表面と平行になる。特に、本実施形態では、折り畳んだ状態の支持脚22の下面と、係止部材50の下面(挿入部52の下面)が略同一面状に位置するので、棚ユニット20を平置きすることができる。さらに、棚ユニット20の上面は板材24から構成されていて平らであるので、棚ユニット20上に他の棚ユニット20を積み上げることができる。棚ユニット20は、箱型荷台3の内部に平置きしてもよいし、外部の倉庫等に平置きして必要なときに箱型荷台3に積み込むようにしてもよい。非使用時の棚ユニット20を箱型荷台3に積載しないようにすれば、車体の重量化を防止できる。
また、挿入部52の下部に、係止孔11の下縁部と当接する緩衝部材59が設けられているので、ラッシングレール10の係止孔11の周縁部の摩耗を防止することができ、ラッシングレール10の長寿命化が図れる。さらに、緩衝部材59は、交換可能であるので、係止部材50の長寿命化も図れる。
本実施形態に係る固定構造1は、係止部材50の他に、ロックピン70も備えているので、係止部材50で係止孔11の下縁部を押さえ、ロックピン70で係止孔11の上縁部を押さえることができる。したがって、棚ユニット20が上下に揺れることがなく、安定した運送を行うことができる。特に、係止部材50は棚板21の基端部の両端の2箇所に設けられ、ロックピンは、2つの係止部材50,50の間に設けられているので、バランスよく棚ユニット20を固定することができる。
また、本実施形態に係る固定構造1では、棚ユニット20を所望の位置に設置することができるので、図13に示すように、二段の荷台スペースS1と一段の荷台スペースS2を形成することができる。よって、長尺の荷物B1を、二段の荷台スペースS1にそれぞれ積み上げたり、背の高い荷物B2を一段の荷台スペースに積むこともできる。
さらに、本実施形態では、箱型荷台3が側面開放型の荷台であるので、開放された側部からも積荷の積み降ろしができるとともに、クレーン等を使った積み降ろしも行うことができるので、作業手間を軽減できる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。たとえば、前記実施形態では、ラッシングレール10は一列であるが、これに限定されるものではなく、図14に示すように、ラッシングレール10を上下に複数段設けてもよい。下段の棚ユニット20の上には上段の棚ユニット20が設置される。上端の棚ユニット20の支持脚22は、下段の棚ユニット20の棚板21の上に載置される。また、図14では、棚ユニット20の長さ(ラッシングレール10からの突出長さ)が短く、荷室の左右両側のラッシングレール10に棚ユニット20,20を設置している。この場合、通路は左右の棚ユニット20,20間の荷室の中央部に設けられる。
また、前記実施形態では、箱型荷台3は、側面開放型の荷台であるが、側面開放型ではない荷台であっても適用できるのは勿論である。一方、固定対象物は棚ユニットに限定されるものではない。
1 固定構造
3 箱型荷台
10 ラッシングレール
11 係止孔
20 棚ユニット(固定対象物)
50 係止部材
51 基板部
52 挿入部
59 緩衝部材
70 ロックピン

Claims (5)

  1. 箱型荷台の荷室に設けられたラッシングレールに固定対象物を固定するための固定構造において、
    前記固定対象物に回動可能に取り付けられる係止部材を備えており、
    前記係止部材は、前記ラッシングレールに係止可能であるとともに、縦方向に延在する係止位置と横方向に延在する非係止位置との間で回動可能である
    ことを特徴とする固定構造。
  2. 前記係止部材は、基板部と当該基板部に取り付けられた挿入部とを備えており、
    前記挿入部は、前記ラッシングレールの係止孔に挿入される部位であり、
    前記挿入部の下部には、前記係止孔の下縁部と当接する緩衝部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
  3. 前記緩衝部材は、交換可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の固定構造。
  4. 前記固定対象物に取り付けられたロックピンをさらに備えており、
    前記ロックピンは、前記係止孔の上縁部に当接する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の固定構造。
  5. 前記係止部材は前記固定対象物の2箇所に設けられており、
    前記ロックピンは、2つの前記係止部材の間に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の固定構造。
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