JP2018122522A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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明広 北尻
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Abstract

【課題】印刷が停止された場合において、印刷部分の滲みが発生するのを防止すること。【解決手段】印刷装置1は、ラベル紙2を搬送する搬送部10と、搬送部10によって搬送されているラベル紙2に印刷を行う印刷部30と、印刷部30の下流側に設けられ、ラベル紙2のラベルLを乾燥させる乾燥部40と、搬送部10および印刷部30の制御部60とを備える。搬送部10には、乾燥部40の下流側に設けられ、ラベル紙2を一時的に蓄える下流側バッファ部25が備えられる。制御部60は、所定の印刷停止条件が成立した場合、印刷部30を停止させると共に、ラベル紙2を下流側バッファ部25に蓄えながら乾燥前のラベルLが乾燥部40に到達するまで搬送部10によってラベル紙2を搬送する送り制御を行う。【選択図】図1

Description

本願は、連続媒体に印刷を行う印刷装置および印刷方法に関する。
従来より、連続用紙等の連続媒体を搬送し、その連続媒体に印刷を行う印刷装置が知られている。例えば特許文献1に開示されている印刷装置は、搬送部と、インクジェットプリンタ部とを備えている。特許文献1の印刷装置では、連続媒体が搬送部によってインクジェットプリンタ部へ搬送される。インクジェットプリンタ部では、搬送されてきた連続媒体に印字が行われ、その後、連続媒体が下流側に搬送され印字部分が乾燥部によって乾燥される。
特開2009−18437号公報
ところで、上述したような印刷装置では、所定の印刷停止条件が成立した場合、インクジェットプリンタ部による印字が停止されると共に、連続媒体の搬送が停止されるのが一般的である。しかしながら、このような停止動作では、乾燥部に到達していない印字部分は乾燥されずに一定時間放置されるため印字部分の滲みが発生する虞があった。その結果、印刷不良を招くという問題があった。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷が停止された場合において、印刷部分の滲みが発生するのを防止することにある。
本願の印刷装置は、上記目的を達成するために、所定の印刷停止条件が成立した際には、乾燥前の印刷部分が乾燥部に到達するまで連続媒体を搬送させるようにした。
具体的に、本願の印刷装置は、搬送部と、印刷部と、乾燥部と、前記搬送部および前記印刷部の制御部とを備えている。前記搬送部は、連続媒体を搬送する。前記印刷部は、前記搬送部によって搬送されている前記連続媒体に印刷を行う。前記乾燥部は、前記連続媒体の搬送方向における前記印刷部の下流側に設けられ、前記連続媒体の印刷部分を乾燥させる。前記搬送部には、前記搬送方向における前記乾燥部の下流側に設けられ、前記連続媒体を一時的に蓄える下流側バッファ部が備えられている。前記制御部は、所定の印刷停止条件が成立した場合、前記印刷部を停止させると共に、前記連続媒体を前記下流側バッファ部に蓄えながら乾燥前の前記印刷部分が前記乾燥部に到達するまで前記搬送部によって前記連続媒体を搬送する送り制御を行う。
また、本願の印刷方法は、印刷工程と、乾燥工程と、停止工程とを備えている。前記印刷工程は、搬送されてくる連続媒体に印刷部によって印刷を行う工程である。前記乾燥工程は、前記連続媒体の搬送方向における前記印刷部の下流側において、前記連続媒体の印刷部分を乾燥部によって乾燥させる工程である。前記停止工程は、所定の印刷停止条件が成立した場合に前記印刷工程を停止する工程である。前記停止工程では、前記印刷部を停止させると共に、前記搬送方向における前記乾燥部の下流側で前記連続媒体を一時的に蓄えながら乾燥前の印刷部分が前記乾燥部に到達するまで前記連続媒体を搬送する送り制御を行う。
本願の印刷装置および印刷方法によれば、印刷が停止された場合において、印刷部分の滲みが発生するのを防止することができる。
図1は、実施形態に係る印刷装置の概略構成を示す図である。 図2は、実施形態にバッファ部の概略構成を示す図である。 図3は、実施形態に係る制御部の制御動作を示すフローチャートである。 図4は、実施形態に係る制御部の制御動作を示すフローチャートである。 図5は、印刷装置において送り制御が行われた状態を示す図である。 図6は、印刷装置において戻し制御が行われた状態を示す図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態の印刷装置1は、連続媒体であるラベル紙2を搬送し、そのラベル紙2に印刷を行うものである。ここに、連続媒体とは、その搬送方向(図1に白抜きの矢印で示す方向)に連続して形成された被印刷物である。ラベル紙2は、搬送方向に連続する台紙3に、多数のラベルLが搬送方向に互いに間隔を置いて貼り付けられている。印刷装置1は、ラベルLに所定の印刷を行う。例えば、ラベルLには所定の情報(シリアルナンバー、バーコード、ロッドナンバー、賞味期限等)が印刷される。
図1に示すように、印刷装置1は、搬送部10と、印刷部30と、乾燥部40と、制御部60とを備えている。
搬送部10は、3つの駆動部11,14,17と、2つのバッファ部21,25とを備え、ラベル紙2を搬送するものである。具体的に、搬送部10では、搬送方向における上流側(図1において左側)から順に、第1駆動部11、上流側バッファ部21、第2駆動部14、下流側バッファ部25および第3駆動部17が設けられている。なお、以降に記載する「上流側」および「下流側」はそれぞれ、ラベル紙2の搬送方向における上流側および下流側を意味する。
3つの駆動部11,14,17は、ラベル紙2を搬送させるものであり、それぞれ、駆動ローラ12,15,18および加圧ローラ13,16,19を有している。駆動ローラ12,15,18と加圧ローラ13,16,19とは、互いに上下に位置しラベル紙2を挟んで対向している。駆動ローラ12,15,18は、図示しない駆動モータと連結されており、該駆動モータによって回転される。加圧ローラ13,16,19は、所定の圧力でラベル紙2を駆動ローラ12に対して押圧している。3つの駆動部11,14,17では、駆動ローラ12,15,18が回転することによってラベル紙2が搬送される。第2駆動部14の駆動ローラ15は、正逆方向に回転可能である。つまり、駆動ローラ15が正方向(図1において時計回り、以下同様)に回転すると、ラベル紙2が搬送方向に搬送され、駆動ローラ15が逆方向(図1において反時計回り、以下同様)に回転すると、ラベル紙2が搬送方向と逆方向に戻される。
2つのバッファ部21,25は、ラベル紙2を一時的に蓄えるものであり、互いに同様に構成されたダンサー機構である。具体的に、上流側バッファ部21は、2つの固定ローラ22,23と、該2つの固定ローラ22,23の間に設けられるダンサーローラ24とを有し、これらローラ22,23,24に順にラベル紙2が巻き掛けられている。2つの固定ローラ22,23は、互いに同じ高さ位置に設けられており、その位置は固定されている。ダンサーローラ24は、上下動自在に設けられており、自重によって下降するように構成されている。同様に、下流側バッファ部25は、2つの固定ローラ26,27と、該2つの固定ローラ26,27の間に設けられるダンサーローラ28とを有し、これらローラ26,27,28に順にラベル紙2が巻き掛けられている。2つの固定ローラ26,27は、互いに同じ高さ位置に設けられており、その位置は変化しない。ダンサーローラ28は、上下動自在に設けられており、自重によって下降するように構成されている。
印刷部30は、上流側バッファ部21の下流側であって、第2駆動部14の上流側に設けられている。つまり、上流側バッファ部21は印刷部30の上流側に設けられている。印刷部30は、搬送部10によって搬送されているラベル紙2のラベルLに所定の印刷を行う。印刷部30は、インクとして紫外線硬化型インク(UVインク)が用いられるインクジェットプリンタである。
乾燥部40は、印刷部30の下流側であって、第2駆動部14の上流側に設けられている。つまり、下流側バッファ部25は乾燥部40の下流側に設けられている。乾燥部40は、印刷部30によって印刷されたラベルLの印刷部分を乾燥させる。乾燥部40は、紫外線を照射するUV光源を有しており、ラベルLに紫外線を照射することによって印刷部分を乾燥させる。以上のように、印刷装置1では、搬送方向における上流側から順に、第1駆動部11、上流側バッファ部21、印刷部30、乾燥部40、第2駆動部14、下流側バッファ部25および第3駆動部17が設けられている。
図示しないが、第1駆動部11の上流側には給紙ロールが設けられている。給紙ロールは、印刷前のラベル紙2が巻かれている。第1駆動部11は、駆動ローラ12が回転することにより、給紙ロールからラベル紙2を引き出しながら下流側(上流側バッファ部21)へ搬送する。第2駆動部14は、駆動ローラ15が回転することにより、上流側バッファ部21に蓄えられているラベル紙2を印刷部30および乾燥部40を順に通過させて下流側(下流側バッファ部25)へ搬送する。また図示しないが、第3駆動部17の下流側には、印刷装置1とは別の装置として、ラベラー(自動ラベル貼り機)が配置されている。第3駆動部17は、駆動ローラ18が回転することにより、下流側バッファ部25に蓄えられているラベル紙2をラベラーへ向けて搬送する。
また、搬送部10には、各種センサが設けられている。具体的に、上流側バッファ部21と印刷部30との間には、ラベル紙2のラベルL位置を検知するラベルセンサ51が設けられている。詳しくは、ラベルセンサ51は、ラベル紙2に光線を照射し、光線がラベル紙2を透過する透過率に基づいて、ラベルLとラベルLの隙間部分(以下、単に隙間部分とも言う。)を検知する。ラベル紙2において、ラベルLが存在する箇所では透過率が低くなり、ラベルLが存在しない箇所(即ち、ラベルLとラベルLの隙間部分)では透過率が高くなる。
図2に示すように、上流側バッファ部21および下流側バッファ部25にはそれぞれ、ダンサーローラ24,28の高さ位置を検知する上限センサ52と下限センサ53が設けられている。上限センサ52はダンサーローラ24,28が所定の上限位置まで上昇したこと(図2に二点鎖線で示す状態)を検知し、下限センサ53はダンサーローラ24,28が所定の下限位置まで下降したこと(図2に一点鎖線で示す状態)を検知する。上流側バッファ部21および下流側バッファ部25にはそれぞれ、機構上、ダンサーローラ24,28が上下動可能な可動範囲Hが存在する。上述した上限位置は可動範囲Hの上限から余裕代haの分だけ低い位置に設定され、上述した下限位置は可動範囲Hの下限から余裕代hbの分だけ高い位置に設定されている。なお、可動範囲Hはダンサーローラ24,28の中心位置を基準とした可動範囲である。
制御部60は、搬送部10、印刷部30および乾燥部40の制御を行う。具体的に、制御部60は、所定の印刷停止条件が成立した場合、「送り制御」と「戻し制御」とを行うように構成されている。制御部60には、ラベルセンサ51の検出信号、上限センサ52および下限センサ53の検知信号が送られる。制御部60による詳細な制御動作については後述する。また図示しないが、第2駆動部14には、駆動ローラ15(駆動モータ)の回転数を検出するエンコーダが設けられている。
〈印刷方法および制御動作〉
上述した印刷装置1による印刷方法と、制御部60による制御動作について図3〜図6を参照しながら説明する。
印刷装置1による印刷方法は、印刷工程と乾燥工程を備えている。印刷工程は、搬送部10によって搬送されてくるラベル紙2のラベルLに印刷部30によって所定の印刷を行う工程である。乾燥工程は、印刷部30の下流側において、ラベル紙2のラベルLの印刷部分を乾燥部40によって乾燥させる工程である。
具体的には、制御部60によって、搬送部10の3つの駆動部11,14,17が運転され、それぞれの駆動ローラ12,15,18が正方向に回転する。また、印刷部30および乾燥部40が制御部60によって運転される。第1駆動部11の駆動ローラ12が正方向に回転すると、給紙ロールからラベル紙2が引き出されて上流側バッファ部21へ搬送される。第2駆動部14の駆動ローラ15が正方向に回転すると、上流側バッファ部21のラベル紙2が、印刷部30および乾燥部40を順に通過し、下流側バッファ部25へ搬送される。印刷部30では、搬送されてきたラベル紙2のラベルLに所定の印刷が行われる(印刷工程)。次いで、乾燥部40では、印刷部30によって印刷されたラベルLの印刷部分が乾燥される(乾燥工程)。つまり、印刷装置1では印刷工程の後に乾燥工程が行われる。なお、第1駆動部11および第2駆動部14では、駆動ローラ12,15が連続して回転され、ラベル紙2が連続的に搬送される。
一方、第3駆動部17の駆動ローラ18が正方向に回転すると、下流側バッファ部25のラベル紙2がラベラーへ搬送される。ラベラーでは、ラベルLを貼り付ける対象物(瓶や箱等)が順次送られてくる。そして、ラベラーは、第3駆動部17によって搬送されてきたラベル紙2から順次ラベルLを剥がし対象物に貼り付ける貼り付け動作を行う。第3駆動部17では、ラベラーによる1つの対象物に要する貼り付け動作時間を考慮し、駆動ローラ18が間欠的に回転され、ラベル紙2がラベラーへ間欠的に搬送される。
上述した運転動作では、各駆動部11,14,17によるラベル紙2の搬送量(単位時間当たりの搬送量)に差が生じる場合がある。その搬送量の差は各バッファ部21,25に吸収される。具体的に、上流側バッファ部21では、第1駆動部11による搬送量が第2駆動部14による搬送量よりも多い場合はダンサーローラ24が下降し、第1駆動部11による搬送量が第2駆動部14による搬送量よりも少ない場合はダンサーローラ24が上昇する。下流側バッファ部25では、第2駆動部14による搬送量が第3駆動部17による搬送量よりも多い場合はダンサーローラ28が下降し、第2駆動部14による搬送量が第3駆動部17による搬送量よりも少ない場合はダンサーローラ28が上昇する。
バッファ部21,25では、ダンサーローラ24,28が下降するとラベル紙2の蓄え量が増加し、ダンサーローラ24,28が上昇するとラベル紙2の蓄え量が減少する。こうして、ダンサーローラ24,28が上下動することにより、バッファ部21,25におけるラベル紙2の蓄え量が増減し、各駆動部11,14,17によるラベル紙2の搬送量の差がバッファ部21,25に吸収される。
制御部60は、図3に示すフローチャートに基づいて第1駆動部11および第3駆動部17の停止制御を行う。先ず、第1駆動部11の停止制御について説明する。制御部60は、所定の停止条件が成立したか否かを判定する(ステップSa1)。所定の停止条件は、上流側バッファ部21の下限センサ53が検知することである。つまり、上流側バッファ部21においてダンサーローラ24が下限位置まで下降すると、停止条件が成立する。停止条件が成立すると、制御部60によって第1駆動部11の駆動ローラ12が停止され、第1駆動部11によるラベル紙2の搬送が停止される(ステップSa2)。制御部60は、ステップSa1において停止条件は不成立であると判定すると、そのまま待機する。この場合、第1駆動部11の運転は継続される。
制御部60は、ステップSa2を実行後、所定の再開条件が成立したか否かを判定する(ステップSa3)。所定の再開条件は、上流側バッファ部21の上限センサ52が検知することである。つまり、上流側バッファ部21においてダンサーローラ24が上限位置まで上昇すると、再開条件が成立する。再開条件が成立すると、制御部60によって第1駆動部11の駆動ローラ12が運転され、第1駆動部11によるラベル紙2の搬送が再開される(ステップSa4)。制御部60は、ステップSa3において再開条件は不成立であると判定すると、そのまま待機する。この場合、第1駆動部11は停止したままとなる。このように、第1駆動部11は、上流側バッファ部21におけるラベル紙2の蓄え量が所定量まで増加すると停止され、ラベル紙2の蓄え量が所定量まで減少すると運転が再開される。つまり、制御部60は、ダンサーローラ24の位置に基づいて、上流側バッファ部21におけるラベル紙2の蓄え量を判断し、第1駆動部11の制御を行う。
次に、第3駆動部17の停止制御について説明する。制御部60は、所定の停止条件が成立したか否かを判定する(ステップSa1)。所定の停止条件は、第1駆動部11の場合と異なり、ラベラーにおいてラベルLを貼り付ける対象物が存在しないことである。つまり、ラベラーにおいて対象物が送られてこないと、停止条件が成立する。停止条件が成立すると、制御部60によって第3駆動部17の駆動ローラ18が停止され、第3駆動部17によるラベル紙2の搬送が停止される(ステップSa2)。制御部60は、ステップSa1において停止条件は不成立であると判定すると、そのまま待機する。この場合、第3駆動部17の運転は継続される。
制御部60は、ステップSa2を実行後、所定の再開条件が成立したか否かを判定する(ステップSa3)。所定の再開条件は、第1駆動部11の場合と異なり、ラベラーにおいて対象物が存在することである。つまり、ラベラーにおいて対象物が送られてくると、再開条件が成立する。再開条件が成立すると、制御部60によって3駆動部17の駆動ローラ18が運転され、第3駆動部17によるラベル紙2の搬送が再開される(ステップSa4)。制御部60は、ステップSa3において再開条件は不成立であると判定すると、そのまま待機する。この場合、第3駆動部17は停止したままとなる。このように、第3駆動部17は、ラベラーにおける対象物の有無に応じて運転が制御される。
(停止工程)
印刷装置1による印刷方法は、さらに停止工程を備えている。停止工程は、所定の停止条件が成立した場合に上述した印刷工程を停止する工程である。ここに、停止条件は、本願の請求項に係る印刷停止条件に相当する。停止工程では、制御部60による「送り制御」と「戻し制御」とが行われる。
具体的に、停止工程では、制御部60が図4に示すフローチャートに基づいて印刷部30および第2駆動部14の制御を行う。先ず、制御部60は、所定の停止条件が成立したか否かを判定する(ステップSb1)。所定の停止条件は、下流側バッファ部25の下限センサ53が検知することである。ダンサーローラ28が下限位置まで下降すると、停止条件が成立する。つまり、制御部60は、ダンサーローラ28の位置に基づいて、下流側バッファ部25におけるラベル紙2の蓄え量を判断し、その蓄え量が所定量まで増加することを停止条件としている。
なお、下流側バッファ部25においてダンサーローラ28が下限位置まで下降する要因として、第2駆動部14による搬送量が第3駆動部17による搬送量よりも多い状態が挙げられる。例えば、ラベラーにおいて対象物が長時間送られてこないという不具合が生じた場合、第3駆動部17は長時間停止されるので、この場合も、第2駆動部14による搬送量が第3駆動部17による搬送量よりも多い状態となる。
停止条件が成立すると、ステップSb2およびステップSb3により「送り制御」が行われる。ステップSb2では、制御部60によって印刷部30が停止される。このとき、印刷部30は、停止条件が成立した時点でラベルLへの印刷が途中(未完了)である場合、その印刷途中のラベルLの印刷が完了してから停止される。ここで、印刷部30が停止した時点の印刷装置1の状態を図1に示す。この状態において、2枚のラベルLn−1,Lnは乾燥前のラベルである。乾燥前のラベルとは、印刷部30によって印刷が行われたラベルであって、乾燥部40によって乾燥されていないラベルである。言い換えれば、乾燥前のラベルとは、印刷部30で印刷が行われた後、乾燥部40に到達していないラベルである。なお、印刷部30が停止されても、乾燥部40は運転が継続される。
続くステップSb3では、制御部60は、ラベル紙2を下流側バッファ部25に蓄えながら乾燥前の2枚のラベルLn−1,Lnが乾燥部40に到達するまでラベル紙2を第2駆動部14によって搬送させる。これにより、図5に示すように、乾燥前のラベルLn−1,Lnの全てが乾燥部40に到達する。本実施形態のように乾燥前のラベルLn−1,Lnが複数ある場合、その複数のラベルLn−1,Lnのうち最も上流側に位置するラベルLnが乾燥部40に到達するまでラベル紙2が搬送される。このラベル紙2の搬送に伴い、その搬送された分ラベル紙2が下流側バッファ部25に蓄えられる。これにより、ダンサーローラ28は下限位置から下降する。
具体的には、以下の要領でラベル紙2が搬送される。制御部60は、印刷部30が停止した時点からラベルセンサ51の検知回数が所定回数(本実施形態では2回)になるまで、第2駆動部14によってラベル紙2を搬送させる。図1に示すように、印刷部30が停止した時点では、ラベルセンサ51は乾燥前のラベルLnの1つ上流側に位置するラベルLn+1の上流側の隙間部分を検知している。このようにラベルセンサ51がラベルLn+1の上流側の隙間部分を検知してから、ラベルセンサ51が隙間部分を2回検知するまで、ラベル紙2が搬送される。上述した所定回数は、乾燥前のラベルLn−1,Lnが乾燥部40に到達するのに必要なラベル紙2の搬送量を考慮して設定され、予め制御部60に記憶されている。つまり、本実施形態の「送り制御」では、乾燥前のラベルLn−1,Lnが乾燥部40に到達するのに必要なラベル紙2の搬送量が、ラベルセンサ51の検知回数で計られる。
こうして乾燥前のラベルLn−1,Lnが乾燥部40まで搬送されることにより、ラベルLn−1,Lnの印刷部分が乾燥部40によって乾燥される。これにより、ラベルLn−1,Lnにおける印刷部分のインク滲みが防止される。
上述した「送り制御」が行われた後、ステップSb4およびステップSb5により「戻し制御」が行われる。ステップSb4では、制御部60は、ラベル紙2を上流側バッファ部21に蓄えながら、ラベル紙2を少なくとも「送り制御」により搬送された分、第2駆動部14によって搬送方向と逆方向に戻す(戻し搬送する)。このとき、第2駆動部14の駆動ローラ15は逆方向に回転される。詳しくは、制御部60は、ラベル紙2を、「送り制御」により搬送された分に加え、加速距離戻す。つまり、ラベル紙2は「送り制御」により搬送された分よりも多く戻される。加速距離は、第2駆動部14による搬送開始からその搬送速度が所定速度に達するまでに必要な距離である。第2駆動部14(第1駆動部11および第3駆動部17も同様)は、運転を開始されても、直ぐには所定の搬送速度に達しないため、所定の搬送速度まで加速するための距離が必要となる。
ステップSb4の戻し搬送により、図6に示すように、印刷前のラベルLが印刷部30よりも上流側に戻される。つまり、「送り制御」によって印刷部30の下流側以降に搬送された印刷前のラベルLが、印刷部30が停止した時点(図1に示す状態)よりも上流側の位置に戻される。なお、印刷前のラベルLとは、印刷部30によって印刷が行われていないラベルLであり、ラベルLn+1が含まれる。このラベル紙2の戻し搬送に伴い、その戻し搬送された分ラベル紙2が上流側バッファ部21に蓄えられる。これにより、ダンサーローラ24は下降する。一方、下流側バッファ部25では、ラベル紙2の戻し搬送に伴い、蓄えられているラベル紙2が上流側に戻されるのでダンサーローラ28が上昇する。
具体的には、以下の要領でラベル紙2が戻し搬送される。制御部60は、「送り制御」が終了した時点(図5に示す状態)からラベルセンサ51の検知回数が所定回数(本実施形態では3回)になるまで、第2駆動部14によってラベル紙2を戻す。図5に示すように、「送り制御」が終了した時点では、ラベルセンサ51はラベルLnの3つ上流側に位置するラベルLの上流側の隙間部分を検知している。この状態からラベルセンサ51が隙間部分を3回検知するまで、ラベル紙2が戻し搬送される。この「戻し制御」における所定回数は、「送り制御」による搬送量に加え、上述の加速距離に相当する搬送量を考慮して設定され、予め制御部60に記憶されている。つまり、本実施形態の「戻し制御」では、ラベル紙2の戻し量がラベルセンサ51の検知回数で計られる。
こうして印刷前のラベルLが印刷部30よりも上流側の位置に戻されると、制御部60によって第2駆動部14の駆動ローラ15が停止される(ステップSb5)。つまり、第2駆動部14による戻し搬送が停止される。
続いて制御部60は、所定の再開条件が成立したか否かを判定する(ステップSb6)。所定の再開条件は、下流側バッファ部25の上限センサ52が検知することである。ダンサーローラ28が上限位置まで上昇すると、再開条件が成立する。つまり、制御部60は、ダンサーローラ28の位置に基づいて、下流側バッファ部25におけるラベル紙2の蓄え量を判断し、その蓄え量が所定量まで減少することを再開条件としている。このように、第2駆動部14は、下流側バッファ部25におけるラベル紙2の蓄え量が所定量まで増加すると停止され、ラベル紙2の蓄え量が所定量まで減少すると運転が再開される。
再開条件が成立すると、制御部60によって第2駆動部14の駆動ローラ15が運転され、第2駆動部14によるラベル紙2の搬送が再開される(ステップSa7)。このとき、第2駆動部14の駆動ローラ15は正方向に回転される。ラベル紙2が搬送されると、ラベルLが、印刷部30で印刷され、乾燥部40で乾燥される。ここで、「戻し制御」によって印刷前のラベルLが印刷部30よりも上流側の位置に戻されているため、未印刷の(印刷されていない)ラベルLが下流側へ搬送されてしまうことを未然に防止できる。制御部60は、ステップSb6において再開条件は不成立であると判定すると、そのまま待機する。この場合、第2駆動部14は停止したままとなる。
以上のように、上記実施形態の印刷装置1は、ラベル紙2(連続媒体)を搬送する搬送部10と、搬送部10によって搬送されているラベル紙2に印刷を行う印刷部30と、印刷部30の下流側に設けられ、ラベル紙2のラベルL(印刷部分)を乾燥させる乾燥部40と、搬送部10および印刷部30の制御部60とを備えている。搬送部10には、乾燥部40の下流側に設けられ、ラベル紙2を一時的に蓄える下流側バッファ部25が備えられている。そして、印刷装置1は、所定の印刷停止条件が成立した場合、印刷部30を停止させると共に、ラベル紙2を下流側バッファ部25に蓄えながら乾燥前のラベル紙2のラベルLが乾燥部40に到達するまで搬送部10によってラベル紙2を搬送する「送り制御」を行う制御部60を備えている。
また、上記実施形態の印刷方法は、搬送されてくるラベル紙2(連続媒体)に印刷部30によって印刷を行う印刷工程と、印刷部30の下流側においてラベル紙2のラベルL(印刷部分)を乾燥部40によって乾燥させる乾燥工程と、所定の印刷停止条件が成立した場合に印刷工程を停止する停止工程とを備えている。停止工程では、印刷部30を停止させると共に、搬送方向における乾燥部40の下流側でラベル紙2を一時的に蓄えながら乾燥前のラベル紙2の印刷部分が乾燥部40に到達するまでラベル紙2を搬送する「送り制御」が行われる。
この構成によれば、印刷部30が停止した場合に、乾燥前のラベルLが乾燥部40まで搬送されるため、確実に印刷後のラベルLを乾燥部40で乾燥させることができる。これにより、ラベルLにおける印刷部分のインク滲みを防止することができる。また、ラベル紙2を下流側バッファ部25に蓄えながら搬送させるので、第3駆動部17の搬送動作に影響を与えずにすむ。その結果、信頼性の高い印刷装置1および印刷方法を提供することができる。
また、上記実施形態の印刷装置1において、制御部60は、「送り制御」を行った後、ラベル紙2を少なくとも「送り制御」により搬送された分、第2駆動部14によって搬送方向と逆方向に戻す「戻し制御」を行う。この構成によれば、「送り制御」によって印刷部30の下流側以降に搬送された印刷前のラベルLを、印刷部30よりも上流側の位置に戻すことができる。これにより、搬送再開時において、「送り制御」によって印刷部30の下流側以降に搬送された印刷前のラベルLに対しても確実に印刷を行うことができる。したがって、未印刷のラベルLの発生を防止することができる。
また、上記実施形態の印刷装置1において、制御部60の「戻し制御」では、ラベル紙2が、「送り制御」により搬送された分に加え、第2駆動部14による搬送開始からその搬送速度が所定速度に達するまでに必要な加速距離戻される。この構成によれば、搬送再開時において、印刷前のラベルLが印刷部30に搬送されるまでにラベル紙2の搬送速度を所定速度に到達させることができる。これにより、印刷部30における印刷精度を維持することができる。
また、上記実施形態の印刷装置1は、印刷部30の上流側に、ラベル紙2を一時的に蓄える上流側バッファ部21を備えている。そして、制御部60の「戻し制御」では、ラベル紙2を上流側バッファ部21に蓄えながらラベル紙2を搬送方向と逆方向に戻す。この構成によれば、ラベル紙2が戻される際に上流側バッファ部21に蓄えられるので、第1駆動部11の搬送動作に影響を与えずにすむ。
また、図4のフローチャートにおけるステップSb1の停止条件(印刷停止条件)は、下流側バッファ部25においてラベル紙2の蓄え量が所定量まで増加することである。この構成によれば、下流側バッファ部25においてラベル紙2の蓄え量が所定の限界を超えるのを未然に防止することができる。ラベル紙2の蓄え量が所定の限界を超えると、ラベル紙2が折れ曲がって傷んでしまう虞があるところ、上記実施形態ではこれを防止することができる。
また、上記実施形態の印刷装置1において、下流側バッファ部25は、2つの固定ローラ26,27と、該2つの固定ローラ26,27の間に設けられるダンサーローラ28とを有し、これらローラにラベル紙2が巻き掛けられるダンサー機構である。そして、制御部60は、ダンサーローラ28の位置に基づいて、下流側バッファ部25におけるラベル紙2の蓄え量を判断する。この構成によれば、簡易にラベル紙2を一時的に蓄えることができると共に、簡易な方法でラベル紙2の蓄え量を判断することができる。
しかも、ダンサーローラ28は自重で下降する構成としたので、ダンサーローラ28を上下動させる駆動部を別途設ける必要がない。以上の点は、上流側バッファ部21も同様である。
また、バッファ部21,25において上限センサ52と下限センサ53を設け、停止条件は下限センサ53をみて判定し、再開条件は上限センサ52をみて判定するようにした。例えば、停止条件は下限センサが検知すると成立し、再開条件は下限センサが非検知になると成立するとした場合、頻繁に停止条件と再開条件と交互に成立する状態になる虞があり制御が煩雑になるが、上記実施形態ではこれを抑制することができる。
また、上記実施形態の印刷部30は、インクジェットプリンタであるため、比較的高速に印刷を行うことができる。
また、印刷部30で用いているUVインクは、比較的速乾性に乏しいため、長時間乾燥させずに放置してしまうと直ぐに滲んでしまう。この点、上記実施形態では「送り制御」によっていち早くラベルLの印刷部分を乾燥部40に搬送するため、インク滲みを確実に防止することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態の印刷装置1について、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態では、連続媒体としてラベル紙2を例に説明したが、本願に開示の技術はこれに限らず、連続する台紙にフィルムが貼り付けられたフィルム紙であってもよい。
また、上記実施形態では、第1駆動部11および上流側バッファ部21を省略するようにしてもよい。
また、図4のフローチャートにおけるステップSb1の停止条件(印刷停止条件)は、下流側バッファ部25においてラベル紙2の蓄え量が所定量まで増加することとしたが、これに限らず、例えば、第3駆動部17(駆動ローラ18)の所定時間以上連続して停止することとしてもよいし、ラベラーにおいて対象物が長時間送られてこない等の不具合が生じることとしてもよい。
また、制御部60は、「送り制御」におけるラベル紙2の搬送量および「戻し制御」におけるラベル紙2の戻し量を、予め設定されたラベルセンサ51の検知回数で計るようにしたが、これに限らず、例えば、予め設定された駆動ローラ15(駆動モータ)の回転数で計るようにしてもよい。この場合、第2駆動部14に設けられたエンコーダによって検出された駆動ローラ15の回転数で上述の搬送量や戻し量が計られる。
また、バッファ部21,25の構成は上述したものに限らず、例えば、ダンサーローラ24,28を上下動させるための駆動部を設けるようにしてもよい。
また、印刷部30は、インクジェットプリンタ方式以外のプリンタであってもよいし、UVインク以外のインクを用いるようにしてもよい。
また、乾燥部40は、UV光源によってラベルLの印刷部分を乾燥させるようにしたが、これに限らず、例えば加熱源によって印刷部分を乾燥させるようにしてもよい。
以上のように、本願に開示の技術は、印刷装置および印刷方法について有用である。
1 印刷装置
2 ラベル紙(連続媒体)
10 搬送部
21 上流側バッファ部
25 下流側バッファ部
26,27 固定ローラ
28 ダンサーローラ
30 印刷部
40 乾燥部
60 制御部
L ラベル(印刷部分)

Claims (7)

  1. 連続媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送されている前記連続媒体に印刷を行う印刷部と、
    前記連続媒体の搬送方向における前記印刷部の下流側に設けられ、前記連続媒体の印刷部分を乾燥させる乾燥部と、
    前記搬送部および前記印刷部の制御部とを備え、
    前記搬送部には、前記搬送方向における前記乾燥部の下流側に設けられ、前記連続媒体を一時的に蓄える下流側バッファ部が備えられ、
    前記制御部は、所定の印刷停止条件が成立した場合、前記印刷部を停止させると共に、前記連続媒体を前記下流側バッファ部に蓄えながら乾燥前の前記印刷部分が前記乾燥部に到達するまで前記搬送部によって前記連続媒体を搬送する送り制御を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記制御部は、前記送り制御を行った後、前記連続媒体を少なくとも前記送り制御により搬送された分、前記搬送部によって前記搬送方向と逆方向に戻す戻し制御を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記制御部の戻し制御では、前記連続媒体を、前記送り制御により搬送された分に加え、前記搬送部による搬送開始からその搬送速度が所定速度に達するまでに必要な加速距離戻す
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記搬送部には、前記搬送方向における前記印刷部の上流側に設けられ、前記連続媒体を一時的に蓄える上流側バッファ部が備えられ、
    前記制御部の戻し制御では、前記連続媒体を前記上流側バッファ部に蓄えながら前記連続媒体を前記搬送方向と逆方向に戻す
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の印刷装置において、
    前記印刷停止条件は、前記下流側バッファ部において前記連続媒体の蓄え量が所定量まで増加することである
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項5に記載の印刷装置において、
    前記下流側バッファ部は、2つの固定ローラと、該2つの固定ローラの間に設けられるダンサーローラとを有し、これらローラに前記連続媒体が巻き掛けられるダンサー機構であり、
    前記制御部は、前記ダンサーローラの位置に基づいて、前記下流側バッファ部における前記連続媒体の蓄え量を判断する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 搬送されてくる連続媒体に印刷部によって印刷を行う印刷工程と、
    前記連続媒体の搬送方向における前記印刷部の下流側において、前記連続媒体の印刷部分を乾燥部によって乾燥させる乾燥工程と、
    所定の印刷停止条件が成立した場合に前記印刷工程を停止する停止工程とを備え、
    前記停止工程では、前記印刷部を停止させると共に、前記搬送方向における前記乾燥部の下流側で前記連続媒体を一時的に蓄えながら乾燥前の印刷部分が前記乾燥部に到達するまで前記連続媒体を搬送する送り制御を行う
    ことを特徴とする印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7383064B2 (ja) 2022-03-04 2023-11-17 株式会社三條機械製作所 印刷方法

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