JP2018121611A - 根株除去工法及び根株除去装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸方向に延びる穿孔ドリル42を下側に、軸方向と交差する方向に延びる破砕刃43を上側に備えた根株カッター4を回転させながら下降させる。穿孔ドリル42が根株9を孔掘りして食い込み、穿孔ドリル42の食い込み状態に続いて破砕刃43が根株9に切り込んで根株9を破砕し、根株9の破砕時に根株の破片の周囲への飛散をドラム部材3によって防止する。
【選択図】図1
Description
又、特許文献2に記載の根株除去装置においては、クランプ部材によって根株をクランプした後、クランプ部材を引き上げて根株を地盤から引き抜くものであり、クランプ部材は根株をクランプしたまま引き上げることから強力なクランプ力が必要であり、大きな強度を必要とし大重量となる。
さらに根株は地盤内に埋め込まれた状態となっており、この根株を地盤から引き抜くためには大きな引き抜き力が必要となる。このため大出力の動力が必要となるばかりではなく、引き抜きのための操作が難しい問題がある。
又、前記複数段の刃体部材のそれぞれは、円周の等分位置で前記軸方向と交差する方向に延びた複数のカッター刃体を備えていることが良好である。
又、前記ドラム部材は、前記破砕カッターによる根株の破砕時に根株周囲の地盤に接地して根株周囲を覆うドラム形状に形成されていることが良好である。
又、前記昇降駆動手段は、自走式重機のアームであることが良好である。
さらに、前記昇降駆動手段は、前記連結部材に設けられた昇降用シリンダであることが良好である。
図1〜図6は本発明の第1実施形態の根株除去装置1を示す。根株除去装置1はブルドーザー等の自走式重機100に着脱自在に取り付けられ、この取り付け状態で根株9の除去に用いられる。自走式重機100は図7に示す重機を用いることができる。この自走式重機100は、運転席140の下部に設けたクローラー130が駆動することにより地面上を走行して根株除去装置1を作業場所に移動させる。又、自走式重機100は根株除去装置1に対して油圧等の動力を供給する。作業者は運転席140からの操作によって根株除去装置1の作動をコントロールする。
次に、根株カッター4は軸方向下側の第1刃体部材44のカッター刃体47が根株9に切り込み、根株9の内側部分を破砕する。さらに、根株カッター4が回転しながら下降することにより、軸方向上側の第2刃体部材45のカッター刃体48が根株9に切り込み、根株9の外側部分を破砕する。
図2に示すように、昇降駆動手段6の昇降フレーム19の下端部の外側に支持板26が固定され、この支持板26に回転用モータ25が取り付けられる。回転用モータ25の出力軸には駆動ギヤ27が取り付けられ、この駆動ギヤ27に伝達ギヤ28が噛合しており、駆動ギヤ27及び伝達ギヤ28によって回転用モータ25の回転力がドラム部材3及び根株カッター4に伝達される。伝達ギヤ28は駆動ギヤ27よりも大径のギヤが使用されることにより回転用モータ25の回転を減速して伝達する。
伝達ギヤ28はベアリングを介して昇降フレーム19の下端部に回転可能に取り付けられる。伝達ギヤ28には、伝達ギヤ28と一体となって回転する連結スカート部31が第1連結ボルト32によって固定されている(図1及び図2)。
根株除去装置1は根株カッター4がドラム部材3の内部に収容された状態で自走式重機100に取り付けられる。この取り付けは、図1に示すように自走式重機100のアーム110及び調整シリンダ120に連結ブラケット10を連結することにより行われる。自走式重機100への取り付けにあっては、昇降用シリンダ20及び回転用モータ25を自走式重機100の油圧源に接続する。そして、自走式重機100を走行させ根株除去装置1を根株9の直上に位置させる。
なお、ドラム部材3及び根株カッター4の下降については、昇降シリンダ20を駆動することなく、自走式重機100のアーム110を下動させることにより行うことができる。この場合には、昇降駆動手段6が不要となるため、装置を簡素化することができる。
このような根株除去装置1によれば、根株9を地面から引き抜く必要がなく根株除去ができ、その除去のための操作が簡単となり、取り扱い性及び作業性を向上させることができる。又、根株を地面から引き抜くことがないため、根株引き抜きのための大動力化、構成部材の大重量化をなくすことができる。
図7〜図9は本発明の第2実施形態の根株除去装置1Aを示す。この根株除去装置1Aにおいては、連結部材2、回転駆動手段7及びドラム部材3を変更すると共に昇降駆動手段6を省く構造となっている。
破砕刃43はロッド軸41の軸方向に交差する方向に延びた第1刃体部材44及び第2刃体部材45を有しており、第1刃体部材44が下側に、第2刃体部材45が上側に位置している。図9に示すように、第1刃体部材44及び第2刃体部材45のいずれも円周の3等分位置でロッド軸41と軸方向で交差する3つのカッター刃体47、48を有している。第1刃体部材44のカッター刃体47は短く、第2刃体部材45のカッター刃体48が長くなっている。又、第2刃体部材45においては、ロッド軸41から離れるに従って斜め上方に傾斜しており、この傾斜状態で段階的に高くなる3段によって構成されている。このような構造の根株カッター4では、第1実施形態と同様に穿孔ドリル42、第1刃体部材44、第2刃体部材45の3段階によって根株9を破砕し、一気に根株9を破砕しないため、小さな破砕力での破砕及び騒音発生を行うことができる。
2 連結部材
3 ドラム部材
4 根株カッター
6 昇降駆動手段
7 回転駆動手段
8 地盤
9 根株
9a 側根
13 ドラム本体部
14 根切り刃
19 昇降フレーム
20 昇降用シリンダ
25、51 回転用モータ
41 ロッド軸
42 穿孔ドリル
43 破砕刃
44 第1刃体部材
45 第2刃体部材
47、48 カッター刃体
100 自走式重機
110 アーム
Claims (10)
- 軸方向に延びる穿孔ドリルを下側に、軸方向と交差する方向に延びる破砕刃を上側に備えた根株カッターを回転させながら下降させることにより前記穿孔ドリルが根株を孔掘りして食い込み、この穿孔ドリルの食い込み状態に続いて前記破砕刃が根株に切り込んで根株を破砕し、この根株の破砕時に前記根株の破片の周囲への飛散をドラム部材によって防止することを特徴とする根株除去工法。
- 軸方向に沿う異なった複数個所に設けた複数段の刃体部材によって前記破砕刃を形成し、前記複数段の刃体部材が前記穿孔ドリルの根株への食い込み状態に続いて前記根株に順次、切り込むことを特徴とする請求項1記載の根株除去工法。
- 軸方向に延び、根株に対して孔掘りしながら根株に食い込む穿孔ドリルを下側に、軸方向と交差する方向に延び、根株に切り込んで根株を破砕する破砕刃を上側に備えた根株カッターと、
前記破砕刃による根株の破砕時に前記根株カッターの周囲を覆うように設けられ、前記根株カッターによって破砕された根株の破片の飛散を防止するドラム部材と、
前記根株カッター及び前記ドラム部材を一体的に昇降させる昇降駆動手段と、
前記根株カッターを回転させる回転駆動手段と、を備えていることを特徴とする根株除去装置。 - 前記破砕刃は、軸方向に沿う異なった複数個所で軸方向と交差する方向に延びた複数段の刃体部材によって形成されていることを特徴とする請求項3記載の根株除去装置。
- 前記複数段の刃体部材のそれぞれは、円周の等分位置で前記軸方向と交差する方向に延びた複数のカッター刃体を備えていることを特徴とする請求項4記載の根株除去装置。
- 前記ドラム部材は、内部に前記根株カッターを収容すると共に、下端部に根切り刃を備えたドラム形状に形成されており、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の根株除去装置。
- 前記ドラム部材は、前記破砕カッターによる根株の破砕時に根株周囲の地盤に接地して根株周囲を覆うドラム形状に形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の根株除去装置。
- 自走式重機のアームに非回転状態で連結される連結部材をさらに備え、前記根株カッター及び前記ドラム部材が前記連結部材に取り付けられていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項記載の根株除去装置。
- 前記昇降駆動手段は、自走式重機のアームであることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項記載の根株除去装置。
- 前記昇降駆動手段は、前記連結部材に設けられた昇降用シリンダであることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項記載の根株除去装置。
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