JP2018121238A - ディスプレイの表示制御装置および表示映像フリーズ報知方法 - Google Patents

ディスプレイの表示制御装置および表示映像フリーズ報知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】専用のソフトウェア的やハードウェアの追加を行うことなく、表示映像のフリーズを確実にユーザに報知可能な「ディスプレイの表示制御装置および表示映像フリーズ報知方法」を提供する。【解決手段】撮影映像の連続するフレーム毎に、第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成する画像合成部12を備え、第1の警告用画像および第2の警告用画像を、フリーズの発生を報知するための報知画像を背景画像上に描画した画像であって、報知画像および背景画像の表示色を互いに反転させた画像とすることにより、通常は報知画像および背景画像が互いを区別できない中間色の状態で知覚されるようにするとともに、表示映像にフリーズが発生したときは、第1の警告用画像または第2の警告用画像の何れかが固定的に表示され、報知画像が背景画像と異色のものとして区別できる状態で知覚されるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、ディスプレイの表示制御装置および表示映像フリーズ報知方法に関し、特に、カメラにより撮影された映像を動画としてディスプレイに表示するシステムに用いて好適なものである。
近年、車両の後部にバックビューカメラを設置し、当該バックビューカメラにより撮影した車両後方の映像を動画としてディスプレイに表示することにより、後退時の走行支援を行うシステムの需要が増加している。米国では2018年より、バックビューカメラの装着が法規として義務付けられ、日本でも装着の義務化が検討されている。
最近では、バックビューカメラの普及に伴い、目視で車両後方を確認せず、カメラの撮影映像のみを見て後退を行うユーザが増加している。ところが、システムの故障等によって、バックビューカメラの撮影映像の表示がフリーズした場合、ユーザはその異常に気付くことが難しく、実際には障害物があるのに後退してしまうなどの問題を生じる可能性がある。そのため、フリーズが発生した場合に、そのことをユーザに報知することが望まれる。
通常、バックビューカメラにより撮影された映像をディスプレイに表示するための後方画像表示システムは、図6のように構成される。すなわち、後方画像表示システムは、バックビューカメラ101、カメラI/F102、ビデオデコーダ103、マイコン104、映像出力I/F105およびディスプレイ106により構成される。
ここで、ディスプレイ106に対する表示映像のフリーズは、各ブロック101〜106の何れかの故障によって生じる可能性がある。そのため、フリーズの発生を検知するためには、マイコン104が他の各ブロック101〜103,105,106を監視するソフトウェア的な仕組みを導入する必要がある。また、マイコン104自身の故障を検知するために、これとは別にマイコン監視用のIC等を追加する必要がある。そのため、ハード/ソフト両面でコストアップを招くという問題があった。
なお、例えば特許文献1〜3には、カメラによる撮影映像にフリーズが発生していることを検出するための技術が開示されている。特許文献1に記載の画像表示システムでは、カメラによって撮像された撮像画像内に特定領域を設定し、その特定領域内に白色または黒色のフリーズ検出用画像をフレーム毎に反転させた状態で合成する。そして、連続する合成画像の特定領域に白色の画像と黒色の画像とが繰り返し含まれている場合は撮像画像にフリーズが発生していないと判断し、連続する合成画像の特定領域に白色の画像または黒色の画像の何れか一方が連続して含まれている場合は撮像画像にフリーズが発生していると判断する。
特許文献2に記載の表示装置では、ECUは、カメラから入力した映像信号に含まれる複数のフレームの画像の表示態様がフレームの前後で左右が反転する表示態様になるように、複数のフレームの画像を一枚おきに画像処理して表示信号として出力する。また、ディスプレイ装置は、ECUから入力した表示信号に含まれる複数のフレームの画像を一枚おきに元に戻すことにより、複数のフレームの画像を全て同じ表示態様で画面に表示する。ECUからディスプレイ装置に同一のフレームの画像が入力される場合、ディスプレイ装置は当該同一のフレームの画像を一枚おきに異なる表示態様で画面に連続して表示することにより、画面の表示を通常と異なる状態にして、フリーズの発生をユーザに報知する。
特許文献3に記載の画像処理装置では、表示用画像をフレームバッファにいったん格納し、フレームバッファに格納された表示用画像を読み出して表示装置に表示するシステムにおいて、フレームバッファに格納された表示用画像を読み出した後であって、フレームバッファに次の表示用画像を格納する前に、表示用画像とは無関係の特定画像を書き込むことにより、画像処理が停止した際に、同じ表示用画像が表示された状態が維持されるのではなく、特定画像が表示されるようにして、フリーズの発生をユーザに報知する。
特開2008−252307号公報 特開2016−102939号公報 特開2016−167664号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、連続する合成画像の特定領域に白色の画像と黒色の画像とが繰り返し含まれているか否かを判定する必要がある。つまり、撮像画像にフリーズが発生しているか否かの判定を行うための処理が必要である。そのため、この判定処理を行うマイコン自体が故障してしまうと、フリーズの発生を検出してユーザに報知することができなくなってしまうという問題が生じる。これを防ぐためには、マイコン自体の故障を検出するためのハードウェアを追加導入する必要があり、コストアップを招いてしまう。
また、特許文献2に記載の技術では、カメラの撮影映像に対して特別な画像処理を行う必要があり、そのソフトウェア的な仕組みを導入するためにコストアップを招くという問題がある。また、この特許文献2においても、ECUからディスプレイ装置に同一のフレームの画像が入力されるか否かを監視することによって、撮像映像にフリーズが発生しているか否かの判定を行うための処理が必要である。そのため、この判定処理を行うマイコン自体が故障してしまうと、フリーズの発生を検出してユーザに報知することができなくなってしまうという問題が生じる。
また、特許文献3に記載の技術では、無関係の特定画像がフレームバッファから読み出されて表示されたタイミングで異常が発生すれば、フリーズの発生を把握することが可能であるが、表示用画像が表示されたタイミングでフリーズが生じると、そのことをユーザに報知することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、フリーズ検出のためのソフトウェア的な判定処理や専用のハードウェアの追加を行うことなく、表示映像がフリーズしていることを確実にユーザに報知することができるようにすることを目的とする。特に本発明は、カメラから入力された映像をディスプレイに出力する出力段における故障が原因で生じる表示映像のフリーズを確実にユーザに報知することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、カメラにより入力された撮影映像の連続するフレーム毎に、所定領域に対して第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成することにより合成画像を生成し、フレーム毎に生成した合成画像を順次ディスプレイに出力する。ここで、第1の警告用画像および第2の警告用画像は、フリーズの発生を報知するための報知画像を背景画像上に描画した画像であって、報知画像および背景画像の表示色を互いに反転させた画像としている。
上記のように構成した本発明によれば、表示映像にフリーズが発生していないときは、第1の警告用画像と第2の警告用画像とが交互に表示されることにより、ユーザにとっては、所定領域内の報知画像および背景画像が、両者の表示色の中間色として、互いを区別できない同色の状態で知覚される。これに対し、表示映像にフリーズが発生すると、第1の警告用画像または第2の警告用画像の何れかが固定的に表示されるため、所定領域内で報知画像が背景画像と異色のものとして区別できる状態でユーザに知覚される。
このように、本発明によれば、フリーズが発生したときに固定的に表示される第1の警告用画像または第2の警告用画像の何れかが、そのままフリーズの発生を報知するメッセージ画像となる。したがって、フリーズ検出のためのソフトウェア的な判定処理や専用のハードウェアの追加を行うことなく、表示映像がどのタイミングでフリーズしても、フリーズが発生していることを確実にユーザに報知することができる。
本実施形態によるディスプレイの表示制御装置を適用した後方画像表示システムの構成例を示す図である。 本実施形態の警告用画像記憶部に記憶される2種類の警告用画像の一例を示す図である。 本実施形態の合成画像出力部によりディスプレイに出力される合成画像の一例を示す図である。 本実施形態による表示制御装置の動作例を示すフローチャートである。 他の実施形態に係るディスプレイの表示制御装置を適用した後方画像表示システムの構成例を示す図である。 従来の後方画像表示システムの構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるディスプレイの表示制御装置を適用した後方画像表示システムの構成例を示す図である。本実施形態の後方画像表示システムは、車両に搭載されるものであり、図1に示すように、バックビューカメラ101、カメラI/F102、ビデオデコーダ103、マイコン10、映像出力I/F20およびディスプレイ106により構成される。
本実施形態による表示制御装置は、マイコン10および映像出力I/F20により構成され、ディスプレイ106に表示される映像がフリーズした場合に、それを運転者に報知できるようにしたものである。表示映像がフリーズする故障要因としては、次の2点が考えられる。
(1)バックビューカメラ101からマイコン10までの入力段での故障
(2)マイコン10からディスプレイ106までの出力段での故障
本実施形態の表示制御装置は、(2)の故障が原因で発生する表示映像のフリーズを運転者に報知するものである。
本実施形態のマイコン10は、その機能構成として、警告用画像記憶部11および画像合成部12を備えている。また、映像出力I/F20は、その機能構成として、合成画像出力部21を備えている。
警告用画像記憶部11は、表示映像にフリーズが生じていることを運転者に報知するための警告用画像を記憶する。警告用画像は、第1の警告用画像および第2の警告用画像の2種類である。第1の警告用画像および第2の警告用画像は、フリーズの発生を報知するための報知画像を背景画像上に描画した画像であって、報知画像および背景画像の表示色を互いに反転させた画像である。
図2は、警告用画像記憶部11に記憶される2種類の警告用画像の一例を示す図である。図2(a)が第1の警告用画像を示し、図2(b)が第2の警告用画像を示している。図2(a)に示す第1の警告用画像は、「画面がフリーズしています!」という文字から成る報知画像を、無地一色から成る背景画像上に描画した画像である。報知画像は第1の表示色、背景画像は第2の表示色である。
これに対し、図2(b)に示す第2の警告用画像も、「画面がフリーズしています!」という文字から成る報知画像を、無地一色から成る背景画像上に描画した画像である。この点は第1の警告用画像と同じである。報知画像(文字)の大きさ、太さおよび位置、背景画像の大きさや形状も、第1の警告用画像と同じである。ただし、第2の報知用画像は、第1の警告用画像に対して表示色が反転しており、報知画像が第2の表示色、背景画像が第1の表示色となっている。
画像合成部12は、バックビューカメラ101よりカメラI/F102を介して入力されビデオデコーダ103によりデコードされた撮影映像の連続するフレーム毎に、所定領域に対して第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成することにより、合成画像を生成する。例えば、画像合成部12は、撮影映像の奇数フレームの所定領域に第1の警告用画像を合成し、偶数フレームの所定領域に第2の警告用画像を合成する。
合成画像出力部21は、画像合成部12によりフレーム毎に生成された合成画像を順次ディスプレイ106に出力する。例えば、合成画像出力部21は、60FPS(フレーム/秒)で合成画像をディスプレイ106に出力する。
図3は、合成画像出力部21によりディスプレイ106に出力される合成画像の一例を示す図である。図3(a)は、フリーズが生じていない場合に表示される合成画像を示している。一方、図3(b)は、フリーズが生じている場合に表示される合成画像を示している。
図3(a)に示すように、表示映像にフリーズが発生していないときは、第1の警告用画像と第2の警告用画像とが60FPSの速度で交互に表示されることにより、ユーザにとっては、所定領域内の報知画像および背景画像が、両者の表示色の中間色として、互いを区別できない同色の状態で知覚される。これに対し、表示映像にフリーズが発生すると、図3(b)に示すように、第1の警告用画像または第2の警告用画像の何れかが固定的に表示されるため、所定領域内で報知画像が背景画像と異色のものとして区別できる状態でユーザに知覚される。
図4は、上記のように構成した本実施形態による表示制御装置の動作例を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、車両のギアがリアポジションに入れられたときに開始する。
まず、画像合成部12は、バックビューカメラ101により撮影された車両後方の1フレーム分の撮影画像を、カメラI/F102およびビデオデコーダ103を介して入力する(ステップS1)。画像合成部12は、その入力した1フレーム分の撮影画像の所定領域に第1の警告用画像を合成する(ステップS2)。そして、合成画像出力部21は、画像合成部12により生成された1フレーム分の合成画像をディスプレイ106に出力する(ステップS3)。
その後、画像合成部12は、車両のギアがリアポジションに入れられた状態が続いているか否かを判定する(ステップS4)。ここで、車両のギアがリアポジションではなくなっている場合、図4に示すフローチャートの処理は終了する。
一方、車両のギアがリアポジションにある場合、画像合成部12は、バックビューカメラ101により撮影された次の1フレーム分の撮影画像を入力する(ステップS5)。画像合成部12は、その入力した1フレーム分の撮影画像の所定領域に第2の警告用画像を合成する(ステップS6)。そして、合成画像出力部21は、画像合成部12により生成された1フレーム分の合成画像をディスプレイ106に出力する(ステップS7)。
その後、画像合成部12は、車両のギアがリアポジションに入れられた状態が続いているか否かを判定する(ステップS8)。ここで、車両のギアがリアポジションにある場合、処理はステップS1に戻る。一方、車両のギアがリアポジションではなくなっている場合、図4に示すフローチャートの処理は終了する。
このように、バックビューカメラ101からディスプレイ106までの何れのブロックにおいても故障が生じていない場合は、ステップS1〜S8の処理が繰り返し行われることにより、ディスプレイ106には図3(a)のような状態で合成画像が表示される。
一方、ステップS4〜S6の処理中にマイコン10からディスプレイ106までの何れかで故障が発生すると、ステップS7の処理が行われなくなる。そのため、図3(b)に示すように、ステップS3でディスプレイ106に出力された合成画像が固定的にディスプレイ106に表示され続ける。すなわち、合成画像の所定領域に、第1の警告用画像が固定的に表示され続けることになる。
また、ステップS8〜S2の処理中にマイコン10からディスプレイ106までの何れかで故障が発生すると、ステップS3の処理が行われなくなる。そのため、図3(b)に示すように、ステップS7でディスプレイ106に出力された合成画像が固定的にディスプレイ106に表示され続ける。すなわち、合成画像の所定領域に、第2の警告用画像が固定的に表示され続けることになる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、フリーズが発生したときに固定的に表示される第1の警告用画像または第2の警告用画像の何れかが、そのままフリーズの発生を報知するメッセージ画像となる。したがって、フリーズ検出のためのソフトウェア的な判定処理や専用のハードウェアの追加を行うことなく、表示映像がどのタイミングでフリーズしても、フリーズが発生していることを確実にユーザに報知することができる。
なお、上記実施形態において、バックビューカメラ101による撮影映像のフレームレートがディスプレイ106のリフレッシュレートよりも小さい場合に、撮影映像のフレームレートを増加させてディスプレイ106のリフレッシュレートに合わせるようにしてもよい。図5は、その場合におけるマイコン10の機能構成例を示す図である。
図5において、フレームレート変更部13は、ビデオデコーダ103から入力される撮影映像に対して、上述のようなフレームレートの変更処理を行う。例えば、撮影映像のフレームレートが30FPS、ディスプレイ106のリフレッシュレートが60FPSである場合、フレームレート変更部13は、入力される各フレームの画像をそれぞれコピーすることにより、フレームレートを倍増させる。または、単純にフレーム画像をコピーするのではなく、フレーム間差分をとって、中間画像を生成するようにしてもよい。
なお、撮影映像のフレームレートが60FPS、ディスプレイ106のリフレッシュレートが90FPSのような場合、フレームレート変更部13は、入力されるフレーム画像を1つ置きにコピーし、または中間画像を生成することにより、フレームレートを1.5倍に増加させる。
画像合成部12’は、フレームレート変更部13によりフレームレートが変更された撮影映像の連続するフレーム毎に、所定領域に対して第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成することにより、合成画像を生成する。このように、ディスプレイ106で表示可能なリフレッシュレートを上限として撮影映像のフレームレートを増加させて合成画像を生成することにより、フリーズが生じていないときに所定領域に表示される画像部分のちらつきを低減することができる。
また、上記実施形態では、警告用画像の中の報知画像を「画面がフリーズしています!」という文字画像により構成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、画面がフリーズしていることが認識できるような図形や記号等から成る画像を報知画像として用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、バックビューカメラ101により撮影された車両後方の映像を対象としてフリーズの報知を行う例について説明したが、車両後方画像に限定されない。例えば、車両側方画像や車両周囲画像、または、撮影映像を上空の仮想視点から見た状態に変換した俯瞰画像などを対象としてフリーズの報知を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本実施形態によるディスプレイの表示制御装置を車両に搭載する例について説明したが、車両搭載用に限定されるものではない。すなわち、カメラにより撮影された映像を動画としてディスプレイに表示するシステムであれば、本発明を適用することが可能である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 マイコン
11 警告用画像記憶部
12 画像合成部
13 フレームレート変更部
20 映像出力I/F
21 合成画像出力部

Claims (3)

  1. カメラにより入力された撮影映像の連続するフレーム毎に、所定領域に対して第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成することにより、合成画像を生成する画像合成部と、
    上記画像合成部により上記フレーム毎に生成された合成画像を順次ディスプレイに出力する合成画像出力部とを備え、
    上記第1の警告用画像および上記第2の警告用画像は、フリーズの発生を報知するための報知画像を背景画像上に描画した画像であって、上記報知画像および上記背景画像の表示色を互いに反転させた画像であることを特徴とするディスプレイの表示制御装置。
  2. 上記カメラにより入力された撮影映像のフレームレートが上記ディスプレイのリフレッシュレートよりも小さい場合、上記撮影映像のフレームレートを増加させて上記ディスプレイのリフレッシュレートに合わせるフレームレート変更部を更に備え、
    上記画像合成部は、上記フレームレート変更部により上記フレームレートが変更された撮影映像の連続するフレーム毎に、上記所定領域に対して上記第1の警告用画像と上記第2の警告用画像とを交互に合成することにより、上記合成画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイの表示制御装置。
  3. ディスプレイに対して画像の表示を行う表示制御装置の画像合成部が、カメラにより入力された撮影映像の連続するフレーム毎に、所定領域に対して第1の警告用画像と第2の警告用画像とを交互に合成することにより、合成画像を生成する第1のステップと、
    上記表示制御装置の合成画像出力部が、上記画像合成部により上記フレーム毎に生成された合成画像を順次上記ディスプレイに出力する第2のステップとを有し、
    上記第1の警告用画像および上記第2の警告用画像として、フリーズの発生を報知するための報知画像を背景画像上に描画した画像であって、上記報知画像および上記背景画像の表示色を互いに反転させた画像を用い、上記フリーズの発生時に固定的に表示される上記第1の警告用画像または上記第2の警告用画像の中の上記報知画像により、上記フリーズの発生を報知するようにしたことを特徴とする撮影映像フリーズ報知方法。
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