JP2018119362A - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、電池の電力によって実行可能なムーブ洗浄モードを設けたことにより、衛生洗浄装置がAC電源のないトイレに設置された場合であっても、マッサージ効果のあるムーブ洗浄を行うことができる。
また、制御部は、ノズルからの洗浄水の吐水を停止するための電力を残してムーブ洗浄を強制停止する。このため、ムーブ洗浄中に電池残量がなくなり、洗浄水の吐水が停止できなくなる事態を確実に防止することができる。
前記第1閾値は、前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量と、前記流量調整モードを少なくとも所定時間実行する際に消費される電力量と、の合計よりも大きい値に設定されていることを特徴とする衛生洗浄装置である。
図1に示すように、トイレ装置200は、衛生洗浄便座(衛生洗浄装置)100と、便器150とを有する。衛生洗浄便座100は、便器150の上に設けられている。便器150は、例えば洋式腰掛大便器であり、使用者の排泄物を受けるボウル151を有する。
局部洗浄ユニット101は、ノズル(水圧式洗浄ノズル10)を有し、ケーシング201の内部に収容される。水圧式洗浄ノズル10は、例えばその先端部に吐水口10aを有し、使用時には図1に示すようにボウル151へ進出して吐水口10aから、便座202に着座した使用者の局部(例えば「おしり」や女性局部)に向けて洗浄水を吐水する。便座202は、ケーシング201に対して回動自在に軸支されている。便蓋203は、ケーシング201に対して回動自在に軸支され、便座202を覆うことができる。
図2に示すように、実施形態に係る衛生洗浄便座100は、機能部130と、電池収容部60と、を有する。機能部130及び電池収容部60は、例えば図1に示したケーシング201の内部に収容される。
局部洗浄ユニット101の水圧式洗浄ノズル10には、給水源(水道管など)204から水が供給される。水圧式洗浄ノズル10と給水源204との間の流路には、止水栓205、電磁弁131、電動流量調整弁132が、上流側からこの順で配置されている。
電動流量調整弁132は、水圧式洗浄ノズル10への流路の開き具合を調整することで、水圧式洗浄ノズル10に供給される洗浄水の流量を調整(変更)する。電動流量調整弁132には、例えばモータを有するバルブが用いられる。
また、制御部70は、洗浄切替手段72、ムーブ洗浄強制停止手段73、位置調整強制停止手段74、流量調整強制停止手段75、ムーブ洗浄禁止手段76を含む。これらについては後述する。
水圧式洗浄ノズル10は、吐水口10aが設けられたノズル本体11と、ノズル本体11を収納するシリンダ12と、を有する。シリンダ12は、その後方に設けられた流入口12aを有する。流入口12aには、ホースなどが接続され、給水源204から供給される水は、流入口12aから水圧式洗浄ノズル10に流入する。
図4(a)は、水圧式洗浄ノズル10の不使用時の状態(待機状態)を表す。このとき、水圧式洗浄ノズル10には、水が供給されていない。図4(a)に示すように、待機状態においては、ノズル本体11は、シリンダ12に収納されている。
また、制御部70(洗浄切替手段72)は、モータ21を制御して、ムーブ洗浄と固定洗浄とを切り換える。
図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係る衛生洗浄便座の動作を例示するグラフ図及び表である。
図6(a)の縦軸は電池61の残量を表し、横軸は使用期間(経過時間)を表す。電池61の残量に関して、電池交換直後の残量よりも小さい第1〜第5閾値Vt1〜Vt5が設けられている。
期間P2において電池61の残量は、第1閾値Vt1より大きく第5閾値Vt5以下である。
期間P3において電池61の残量は、第2閾値Vt2または第3閾値Vt3より大きく第1閾値Vt1以下である。
期間P4において電池61の残量は、第4閾値Vt4より大きく、第2閾値Vt2または第3閾値Vt3以下である。
期間P5において電池61の残量は、第4閾値Vt4以下である。
なお、この例では、第2閾値Vt2及び第3閾値Vt3は、互いに同じ値であるが、異なる値であってもよい。
図7は、実施形態に係る衛生洗浄便座の動作を例示するフローチャートである。
このフローチャートは、水圧式洗浄ノズル10が洗浄水を吐水している吐水状態における動作を表している。
例えば、使用者がおしり洗浄ボタン82又はビデボタン83を押すと、洗浄開始信号が制御部70に送られる。制御部70は、この信号に基づいて、電磁弁131を開く。また、制御部70は、水圧式洗浄ノズル10の位置を基準位置Pとする。これにより、固定洗浄が実行されている(ステップS101)。
使用者が止ボタン81を押した場合(ステップS105:YES)、制御部70は、電磁弁131を閉状態とする(ステップS106)。
水圧式洗浄ノズル10のΔθの回転が終了すると(ステップS112:YES)、モータ21は停止する(ステップS113)。
流量の所定量の変更が終了すると(ステップS119:YES)、電動流量調整弁132のモータは停止する(ステップS120)。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (10)
- AC電源と接続されずに用いられる電池駆動式の衛生洗浄装置であって、
便座に着座した使用者の局部に向けて洗浄水を吐水するノズルと、
前記電池を収容する電池収容部と、
前記電池によって駆動され、前記ノズルからの洗浄水の吐水と止水とを切り替えるラッチ式の電磁弁と、
前記電池によって駆動され、前記ノズルを移動させるモータと、
前記電池によって駆動され、前記電磁弁及び前記モータを制御する制御部であって、前記ノズルを移動させながら洗浄水を吐水させるムーブ洗浄モードを実行可能である制御部と、
前記電池の残量を検知する電池残量検知手段と、
前記ノズルからの洗浄水の吐水及び止水と、前記ムーブ洗浄モードの開始及び停止と、を操作するための操作部と、
を備え、
前記制御部は、前記ムーブ洗浄モードの実行中に前記電池の前記残量が第1閾値以下となった場合に、前記操作部の操作に基づくことなく前記モータを停止させて前記ノズルの移動を強制的に停止させるムーブ洗浄強制停止を実行し、
前記第1閾値は、前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される電力量よりも大きい値に設定されていることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記ムーブ洗浄強制停止を実行した後も、前記ノズルからの洗浄水の吐水を継続するために、前記電磁弁を開状態のまま保持することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記ムーブ洗浄強制停止を実行する際に、前記ノズルを予め設定された所定位置に移動させてから前記ノズルの前記移動を停止させることを特徴とする請求項2記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記ノズルが洗浄水を吐水している状態において、前記操作部の操作に基づいて前記ノズルを移動させて所定の位置で停止させる位置調整モードを実行可能であり、
前記第1閾値は、
前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量と、
前記位置調整モードを少なくとも所定時間実行する際に消費される電力量と、
の合計よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項2または3に記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記位置調整モードの実行中に前記電池の前記残量が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下になった場合に、前記操作部の操作に基づくことなく前記モータを停止させて前記ノズルの移動を強制的に停止させる位置調整強制停止を実行し、
前記第2閾値は、前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項4記載の衛生洗浄装置。 - 前記電池によって駆動され、前記ノズルに供給される洗浄水の流量を変更する流量調整弁をさらに備え、
前記制御部は、前記ノズルが洗浄水を吐水している状態において、前記操作部の操作に基づいて前記ノズルから吐水される洗浄水の流量を変更する流量調整モードを実行可能であり、
前記第1閾値は、
前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量と、
前記流量調整モードを少なくとも所定時間実行する際に消費される電力量と、
の合計よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記流量調整モードの実行中に前記電池の前記残量が前記第1閾値よりも小さい第3閾値以下になった場合に、前記操作部の操作に基づくことなく前記流量調整弁の作動を停止させて前記流量調整弁の作動を強制的に禁止する流量調整強制停止を実行し、
前記第3閾値は、前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項6記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記ノズルが移動せずに洗浄水を吐水している状態において、前記電池の前記残量が前記第1閾値よりも小さい第4閾値以下になった場合に、前記操作部の操作に基づくことなく前記電磁弁を閉状態にして前記ノズルからの洗浄水の吐水を強制的に停止させる強制止水を実行し、
前記第4閾値は、前記電磁弁が開状態から閉状態とされ前記ノズルからの洗浄水の吐水が停止される際に消費される前記電力量よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記ムーブ洗浄モードの実行前に前記電池の前記残量が前記第1閾値よりも大きい第5閾値以下の場合に、前記操作部で前記ムーブ洗浄モードを開始させる操作が行われても前記ムーブ洗浄モードの実行を禁止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記電池の前記残量が前記第1閾値以下となったことを報知する報知部をさらに備え、
前記報知部は、前記ムーブ洗浄強制停止が実行されると、所定時間作動した後に停止することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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