JP2018118660A - 車載機、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム - Google Patents

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弘紀 榊原
Hiroki Sakakibara
弘紀 榊原
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Abstract

【課題】降車するユーザに対して車両ドアの閉扉前に携帯機の置き忘れを通知することができる車載機を提供する。
【解決手段】車両Cに設けられたアンテナから検出用信号を送信し、検出用信号に応じて携帯機3から送信された応答信号を受信することで携帯機3の位置検出を行う車載機1に、車両ドアDが開扉して乗員が降車する場合、車両ドアDが閉扉する前に検出用信号が送信され、検出用信号に応じて携帯機3から送信された応答信号に基づいて携帯機3が車室内にあるか否かを判定する判定部と、携帯機3が車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は車載機、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラムに関する。
メカニカルキーを用いずに車両ドアの施解錠、エンジン始動を行う制御システムがある。例えば、携帯機のボタンを操作するだけで車両ドアの施解錠が行われるキーレスエントリシステム、携帯機を所持したユーザが車両のリクエストボタンを操作するだけで車両ドアの施解錠が行われるスマートエントリー(登録商標)システム等が実用化されている。また、携帯機を所持したユーザがエンジンスタートスイッチを押すだけでエンジンの始動が行われるスマートスタート(登録商標)システムが実用化されている。更に、車両ドアの開閉時、あるいは降車後の施錠操作時に携帯機の位置検出を行い、携帯機の置き忘れを通知する機能を備えたシステムも実用化されている。
上記各システムにおいては、車載機は車両に設けられたアンテナから、携帯機の位置を検出するための検出用信号を送信する。携帯機は、車載機から送信された検出用信号に対して応答信号を送信する。車載機は、携帯機から送信された応答信号に基づいて携帯機の位置検出を行い、携帯機が車室内にあるか車外にあるかを判定する。携帯機の位置検出タイミングは、リクエストスイッチの操作時、エンジンスタートスイッチの操作時、車両ドアの開閉時等であり、携帯機の位置判定結果に応じて所要の制御処理が実行される。
特開2015−101908号公報
しかしながら、携帯機の置き忘れを通知する従来のシステムにおいては、車両ドアが閉じた後に携帯機の位置検出が行われるため、携帯機の置き忘れを通知されたユーザは再度、車両ドアを開けて携帯機を探す必要があった。つまり、車両ドアが閉じる前に携帯機の置き忘れがユーザに通知されることは無く、ユーザは無駄に車両ドアを開閉する必要があるという問題があった。
本願の目的は、降車するユーザに対して車両ドアの閉扉前に携帯機の置き忘れを通知することができる車載機を提供することにある。
本態様に係る車載機は、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車載機であって、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部と、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部とを備える。
本態様に係る車両用通信方法は、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車両用通信方法であって、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定し、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する。
本態様に係る制御プログラムは、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信する車載機に前記携帯機の位置検出を実行させるための制御プログラムであって、前記車載機を、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部と、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部として機能させる。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える車載機として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする車両用通信方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、車載機の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、車載機を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、降車するユーザに対して車両ドアの閉扉前に携帯機の置き忘れを通知することができる車載機を提供することが可能となる。
車両用通信システムの一構成例を示す模式図である。 車載機の一構成例を示すブロック図である。 携帯機の一構成例を示すブロック図である。 実施形態1の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。 実施形態4の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係る車載機は、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車載機であって、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部と、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部とを備える。
本態様にあっては、車両ドアが開扉して乗員であるユーザが降車する場合に、車載機は車両ドアが閉扉する前に、検出用信号を送信する。そして、車載機の判定部は、当該検出用信号に対して携帯機から送信された応答信号に基づいて携帯機の位置判定を行う。携帯機が車室内にある場合、通知部は、所定情報を通知する。つまり、車載機は携帯機の置き忘れをユーザに通知する。従って、車載機は、降車するユーザに対して車両ドアの閉扉前に携帯機の置き忘れを通知することができる。
(2)前記車両ドアの開閉状態を示す信号に基づいて前記車両ドアの開扉を判定する開扉判定部と、前記開扉判定部にて前記車両ドアが開扉したと判定された場合、前記乗員の着座状態を示す信号に基づいて前記乗員の降車を判定する降車判定部と、前記降車判定部にて前記乗員が降車したと判定された場合、前記検出用信号を送信する送信部と、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号を受信する受信部とを備え、前記判定部は、前記受信部にて受信した前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載機は、車両ドアの開閉状態を示す信号と、乗員の着座状態を示す信号とを用いて車両ドアの開扉及び乗員の降車を判定し、乗員が降車を行う際に、検出用信号の送信及び応答信号の受信を行い、携帯機が車室内にあるか否かを判定することができる。
(3)前記降車判定部は、着座センサから出力される信号に基づいて、前記乗員の降車を判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、着座センサから出力される信号を用いて、ユーザの降車を直接的に判定することができる。従って、シートベルトの着脱を検出するスイッチ、車室内を撮像するカメラ、温度センサ等を用いて、車室内のユーザの離席を検出する構成に比べて、より確実にユーザの降車を検出することができる。よって、まだ車室内に居る乗員が所持する携帯機を車室内に置き忘れられたものと誤って通知されることを避けることができる。
(4)前記降車判定部は、前記乗員の離席状態を示す信号が前記着座センサから出力されてから所定時間が経過した場合、前記乗員が降車したと判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、乗員がまだ降車を終えていないにも拘わらず、乗員が所持する携帯機を車室内に置き忘れられたものと誤って通知されることを避けることができる。
(5)前記車両ドアが開扉して前記乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉するまで、反復的に前記検出用信号を送信するようにしてあり、前記判定部は、反復的に送信された各検出用信号に対する前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、車載機は、乗員が降車する際、車両ドアが閉扉するまで、反復的に携帯機の位置検出を行うことによって、携帯機の置き忘れをより確実に通知することができる。
(6)前記通知部は、前記判定部にて前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、前記所定情報を継続的に通知し、前記所定情報の通知中に前記判定部にて前記携帯機が前記車室内に無いと判定された場合、前記所定情報の通知を停止させる構成が好ましい。
本態様にあっては、乗員が降車する際、車室内に携帯機がある状態を継続的に通知することができ、携帯機が車外に持ち出された場合、通知が停止される。従って、車載機は、携帯機の置き忘れを通知すると共に、乗員であるユーザが携帯機を所持して車外に持ち出したことも通知することができる。
(7)開扉中に送信する前記検出用信号の強度は、閉扉中に送信する前記検出用信号の強度に比べて弱い構成が好ましい。
本態様にあっては、車両ドアが開扉した場合、検出用信号の強度を弱く設定する。一般的に、車両ドアが開扉した場合、車両から携帯機に到達する検出用信号の強度が強くなる傾向にあるが、検出用信号の強度を弱く設定することによって、携帯機に到達する検出用信号強度の変動を抑え、携帯機の位置検出をより正確に行うことができ、携帯機の置き忘れを誤り無く通知することができる。
(8)前記車両ドアが閉扉した場合、前記検出用信号を送信するようにしてあり、前記判定部は、前記車両ドアが閉扉した後に送信される前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する構成が好ましい。
本態様にあっては、乗員であるユーザの降車後、車両ドアが閉扉した場合に再度、携帯機が車室内にあるか否かを判定するように構成することにより、携帯機の置き忘れをより確実に通知することができる。
(9)本態様に係る車両用通信システムは、態様(1)〜態様(8)までのいずれか一つの車載機と、前記車載機から送信された前記検出用信号を受信し、受信した前記検出用信号に応じた前記応答信号を送信する携帯機とを備え、前記車載機は前記携帯機から送信された前記応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う。
(10)本態様に係る車両用通信方法は、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車両用通信方法であって、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定し、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する。
(11)本態様に係る制御プログラムは、車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信する車載機に前記携帯機の位置検出を実行させるための制御プログラムであって、前記車載機を、車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部と、前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部として機能させる。
本態様にあっては、態様(1)と同様、車載機は、降車するユーザに対して車両ドアの閉扉前に携帯機の置き忘れを通知することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る車載機、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
図1は、車両用通信システムの一構成例を示す模式図である。本実施形態に係る車両用通信システムは、車両Cに設けられた複数のLF送信アンテナ2及びRF受信アンテナ1aを用いて各種信号を送受信する車載機1と、該車載機1との間で該信号を送受信する携帯機3とを備える。車載機1は、車両Cに対する携帯機3の位置を検出し、車両ドアDの施解錠処理、携帯機3の置き忘れ通知に係る処理等を実行する。
複数のLF送信アンテナ2は、運転席側及び助手席側のピラー、車室内の前部及び後部、並びにバックドア等に設けられており、LF帯の電波を用いて信号を送信する。なおLF帯は信号を送信する電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。
なお、携帯機3の位置を検出するための検出用信号は、基本的に全てのLF送信アンテナ2から送信される。以下の説明では、検出用信号を全てのLF送信アンテナ2から送信する例を説明するが、状況に応じて一部の複数のLF送信アンテナ2から検出用信号を送信する構成が本発明から排除されるものでは無い。
図2は、車載機1の一構成例を示すブロック図である。車載機1は、該車載機1の各構成部の動作を制御する車載制御部10を備える。車載制御部10は、例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU等を有するマイコンである。車載制御部10には、車載受信部11、車載送信部12、車載機用記憶部13及び車載機用計時部14が設けられている。
車載制御部10は、車載機用記憶部13に記憶されている後述の制御プログラム50を実行することにより、各構成部の動作を制御し、携帯機3の位置検出及び携帯機3の置き忘れの通知に係る車両用通信方法を実施し、また携帯機3の位置に応じた施解錠処理を実行する。
車載機用記憶部13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。車載機用記憶部13は、車載制御部10が車載機1の各構成部の動作を制御することにより、携帯機3の位置検出を行い携帯機3の置き忘れを通知する車両用通信方法を実施し、また車両ドアDの施解錠処理を行うための制御プログラム50を記憶している。
なお、本実施形態に係る制御プログラム50は、記録媒体5にコンピュータ読み取り可能に記録されている態様でも良い。車載機用記憶部13は、図示しない読出装置によって記録媒体5から読み出された制御プログラム50を記憶する。記録媒体5はCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、磁気光ディスク、半導体メモリ等である。また、図示しない通信網に接続されている図示しない外部コンピュータから本実施形態に係る制御プログラム50をダウンロードし、車載機用記憶部13に記憶させても良い。
車載受信部11はRF受信アンテナ1aに接続されており、携帯機3からUHF帯の電波を用いて送信された応答信号等の各種信号を受信し、受信した信号を車載制御部10へ出力する。UHF帯の電波で通信可能な領域は広いため、車両CにおけるRF受信アンテナ1aの配置は特に限定されない。
車載送信部12は複数のLF送信アンテナ2に接続されており、車載制御部10の制御に従って、携帯機3の位置検出を行うための検出用信号を送信する。各LF送信アンテナ2から送信される検出用信号の強度は、車室内又は車外にある携帯機3が2つ以上のLF送信アンテナ2から送信された検出用信号を受信できるように設定されている。
車載機用計時部14は車載制御部10の制御に従って計時を開始し、計時結果を車載制御部10に与える。
車載制御部10には、車両ドアDを車外から施解錠するためのドアスイッチ41が接続されており、ドアスイッチ41の操作状態に対応したドア信号が車載制御部10に入力される。車載制御部10はドアスイッチ41からのドア信号に基づいて、車両ドアDの操作状態を認識することができる。ドアスイッチ41は、例えば運転席側の車両ドアDを施解錠するためのリクエストスイッチであり、運転席外側のドアハンドルに設けられている。なお、押しボタン式のリクエストスイッチに代えて、ドアハンドルに対するユーザの接触を検出する接触センサを設けても良い。また、車載制御部10は、ドアスイッチ41の操作に対応したドア信号を直接取得しても良いし、ECU(Electronic Control Unit)等を介してドア信号を取得しても良い。
また、車載制御部10には車両ドアDの開閉を検出する開閉検出スイッチ42が接続されている。開閉検出スイッチ42は、例えば、車両ドアDの開閉に応じてオンオフするカーテシースイッチであり、オンオフ状態に対応した開閉信号が車載制御部10に入力されるように構成されている。
更に、車載制御部10にはドアロック装置43が接続されている。ドアロック装置43は、各車両ドアDの施錠及び解錠を行う施錠機構と、該施錠機構を駆動するアクチュエータとを備える。ドアロック装置43は、車載制御部10による制御に従ってアクチュエータを駆動し、車両ドアDの施錠及び解錠を行う。
更にまた、車載制御部10には着座センサ44及び通知部45が接続されている。
着座センサ44は、例えば、車両Cのシート内部に設けられた圧電素子等を有し、シートへのユーザの着座又は離席によって圧電素子に加わる圧力の変化に応じて、ユーザの着座及び離席等の着座状態を示した着座状態信号を車載制御部10へ出力する。車載制御部10は、着座状態信号の変化からユーザの離席を認識することができる。例えば、着座状態信号の電圧レベルが負方向へ所定電圧値以上変化した場合、車載制御部10は、ユーザが離席したと判定する。
通知部45は、所定の通知音を発するスピーカ、ホーン、室内灯、室外灯、サイドミラーに設けられたターンランプ、方向指示器等であり、車載制御部10の制御に従って音又は光を出力することによって、携帯機3の置き忘れを通知する。
なお、図2においてはドアスイッチ41、開閉検出スイッチ42、ドアロック装置43、着座センサ44及び通知部45が車載制御部10に直接的に接続されている様に図示しているが、各種スイッチ及び装置は、信号線により直接接続されていても良いし、CAN又はLIN等の車載通信網を介して接続されていても良いし、他のECUを介して接続されていても良い。
図3は、携帯機3の一構成例を示すブロック図である。携帯機3は、該携帯機3の各構成部の動作を制御する携帯制御部31を備える。携帯制御部31は、例えば一又は複数のCPU、マルチコアCPU等を有するマイコンである。携帯制御部31には、携帯受信部32、受信信号強度測定部34、携帯送信部35、携帯機用記憶部37及び携帯機用計時部38が設けられている。
携帯制御部31は、携帯機用記憶部37に記憶されている後述の携帯機用制御プログラムを読み出し、各構成部の動作を制御することにより、各構成部の動作を制御し、車両Cに対する携帯機3の位置を検出するために必要な情報を車載機1へ送信する処理を実行する。
携帯機用記憶部37は、車載機用記憶部13と同様の不揮発性メモリである。携帯機用記憶部37は、携帯制御部31が携帯機3の各構成部の動作を制御することにより、車両Cに対する携帯機3の位置を検出するための情報を含む応答信号等を車載機1へ送信する処理を実行するための携帯機用制御プログラムを記憶している。
携帯受信部32はLF受信アンテナ33に接続されており、車載機1からLF帯の電波を用いて送信された各種信号を受信し、携帯制御部31へ出力する。LF受信アンテナ33は例えば3軸アンテナであり、車両Cに対する携帯機3の向き又は姿勢に拘わらず、一定の受信信号強度が得られる。
受信信号強度測定部34は、LF受信アンテナ33が受信した検出用信号の受信信号強度を検出し、検出した受信信号強度を携帯制御部31へ出力する回路である。
携帯送信部35はRF送信アンテナ36に接続されており、携帯制御部31の制御に従って、車載機1から送信された検出用信号に応じた応答信号を送信する。応答信号は、例えば、複数のLF送信アンテナ2から送信された各検出用信号の受信信号強度の情報を含む。携帯送信部35はUHF帯の電波を用いて応答信号を送信する。なおUHF帯は信号を送信する電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。
携帯機用計時部38は携帯制御部31の制御に従って計時を開始し、計時結果を携帯制御部31に与える。
図4は、実施形態1の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、任意のタイミング、例えばイグニッションスイッチがオフ状態になった場合、定期的に以下の処理を実行する。車両ドアDの開扉をトリガにして以下の処理を実行しても良い。車載制御部10は、ドアスイッチ41から出力されるドア信号を取得し、取得したドア信号に基づいて車両ドアDが開扉したか否かを判定する(ステップS11)。開扉していないと判定した場合(ステップS11:NO)、制御部は処理を終える。開扉したと判定した場合(ステップS11:YES)、車載制御部10は、着座センサ44から出力される着座状態信号を取得し、取得した着座状態信号に基づいて着座未検知状態であるか否かを判定する(ステップS12)。つまり、車載制御部10は、着座していたユーザが離席したか否かを判定する。着座未検知状態で無いと判定した場合(ステップS12:NO)、つまり着座状態にある場合、車載制御部10は処理をステップS11へ戻す。
着座未検知状態にあると判定した場合(ステップS12:YES)、車載制御部10は、車載機用計時部14にて計時を開始する(ステップS13)。次いで、車載制御部10は、計時を開始してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS14)。つまり、車載制御部10は、ユーザが離席してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、例えば数秒である。より具体的には1秒である。ユーザが離席してから所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS14:NO)、車載制御部10は処理をステップS14へ戻して待機する。
ユーザが離席してから所定時間が経過したと判定した場合(ステップS14:YES)、車載制御部10は、携帯機3の位置検出を実行する(ステップS15)。具体的には、車載制御部10は、車載送信部12の動作を制御し、複数のLF送信アンテナ2から検出用信号を送信させる。携帯機3は、複数のLF送信アンテナ2から送信された検出用信号を受信して各検出用信号の受信信号強度を測定し、測定して得られた受信信号強度を含む応答信号を車載機1へ送信する。車載機1は、送信した検出用信号に対して携帯機3から送信された応答信号を受信し、受信した応答信号に含まれる受信信号強度に基づいて携帯機3の位置を算出する。受信信号強度は、複数のLF送信アンテナ2と、携帯機3との位置関係によって変化するため、車載制御部10は、各LF送信アンテナ2から送信される検出用信号の受信信号強度を用いて,車両Cに対する携帯機3の位置を特定することができる。
次いで、車載制御部10は、携帯機3が車室内にあるか否かを判定する(ステップS16)。携帯機3が車室内に無いと判定した場合(ステップS16:NO)、車載制御部10は処理を終える。携帯機3が車室内にあると判定した場合(ステップS16:YES)、車載制御部10は、通知部45にて携帯機3の置き忘れを通知し(ステップS17)、処理を終える。通知部45は、携帯機3の置き忘れを音又は光にて通知する。
このように構成された実施形態1に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50によれば、降車するユーザに対して車両ドアDの閉扉前に携帯機3の置き忘れを通知することができる。
また、着座センサ44から出力される着座状態信号を用いて、ユーザの降車を直接的に判定することができ、降車を終えていない車室内のユーザが所持する携帯機3を車室内に置き忘れられたものとして誤って検出され、携帯機置き忘れが通知されることを避けることができる。
更に、ユーザの離席後、所定時間が経過してから携帯機3の位置検出を行うため、乗員がまだ降車を終えていないにも拘わらず、乗員が所持する携帯機3を車室内に置き忘れられたものと誤って通知されることを避けることができる。
なお、本実施形態1では、着座センサ44を用いてユーザの降車を検出する構成であるが、バックルからのシートベルトの着脱を検出するスイッチ、着座した乗員を撮像するカメラ、着座した乗員の温度を検出する温度センサ、赤外線センサ等を用いて、乗員の離席乃至降車を検出するように構成しても良い。
また、本実施形態1では、検出用信号の受信信号強度に基づいて、携帯機3の位置検出を行う例を説明したが、LF送信アンテナ2から送信される検出用信号を携帯機3で受信及び復調できたか否かに基づいて、携帯機3の位置を検出するように構成しても良い。例えば、車載制御部10は、車室内に向けて検出用信号を送信するLF送信アンテナ2から送信される当該検出用信号を携帯機3が受信できた場合、携帯機3が車室内にあると判定し、車外に向けて検出用信号を送信するLF送信アンテナ2から送信される当該検出用信号を携帯機3が受信できた場合、携帯機3が車外にあると判定する。
(実施形態2)
実施形態2に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、車両ドアDの開扉後、ユーザが降車して閉扉するまでの間、携帯機3の位置を継続的に検出し、携帯機3の置き忘れを通知するものである。実施形態2に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、携帯機3の置き忘れ通知に係る処理手順が実施形態1と異なるため、以下では主にかかる相違点について説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、実施形態2の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、実施形態1のステップS11〜ステップS16と同様の処理をステップS31〜ステップS36で実行し、ユーザの降車時に携帯機3が車室内にあるか否かを判定する。ステップS36において携帯機3が車室内にあると判定した場合(ステップS36:YES)、車載制御部10は、通知部45にて携帯機3の置き忘れを通知する(ステップS37)。通知部45は、携帯機3の置き忘れを音又は光にて継続的に通知する。携帯機3が車室内にないと判定した場合(ステップS36:NO)、通知部45による携帯機3の置き忘れの通知を停止させる(ステップS38)。ステップS37又はステップS38の処理を終えた場合、車載制御部10は、ドアスイッチ41から出力されるドア信号を取得し、取得したドア信号に基づいて車両ドアDが閉扉したか否かを判定する(ステップS39)。閉扉していないと判定した場合(ステップS39:NO)、車載制御部10は処理をステップS35へ戻し、携帯機3の位置検出及び置き忘れに係る通知処理を継続して実行する。車両ドアDが閉扉したと判定した場合(ステップS39:YES)、車載制御部10は処理を終える。
このように構成された実施形態2に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50によれば、車両ドアDが開扉してユーザが降車する際、車両ドアDが閉扉するまで、反復的に携帯機3の位置検出を行うことによって、携帯機3の置き忘れをより確実に通知することができる。
また、車載機1は、ユーザが降車する際、車室内に携帯機3がある状態を継続的に通知し、携帯機3が車外に持ち出された場合、通知を停止させる構成であるため、携帯機3の置き忘れを通知すると共に、ユーザが携帯機3を所持して車外に持ち出したことも通知することができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、車両ドアDの開扉後、携帯機3の位置検出を行う際、検出用信号の強度が弱くなるように設定し、携帯機3の位置検出精度を向上させるものである。実施形態3に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、携帯機3の置き忘れ通知に係る処理手順が実施形態1と異なるため、以下では主にかかる相違点について説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、実施形態3の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、実施形態1のステップS11〜ステップS13と同様の処理をステップS51〜ステップS53で実行し、ユーザが離席した際に計時を開始する。そして、車載制御部10は、検出用信号を送信する際にLF送信アンテナ2に流すアンテナ電流を低出力に設定する(ステップS54)。一般的に、車両ドアDが開いた場合、特に車室内のLF送信アンテナ2から送信される検出用信号は、車両ドアDが閉じているときに比べより遠方まで到達する傾向にある。そこで、車両ドアDが開いた状態においては、検出用信号の出力を低下させ、車両ドアDの開閉状態によって、携帯機3が受信する検出用信号の受信信号強度が大きく変化しないようにする。つまり、ステップS54で設定されるアンテナ電流、つまり検出用信号の強度は、車両ドアDが開扉する前後で、車外の同じ位置にある携帯機3が受信する検出用信号の強度が可能な限り変化しないような値として設定される。当該値は、予め実験的に定められたものであり、例えば車載機用記憶部13が記憶している。
次いで、車載制御部10は、実施形態1のステップS14〜17と同様の処理をステップS55〜ステップS58で実行し、携帯機3の位置検出及び置き忘れ通知処理を実行する。ステップS58の処理を終えた場合、又は携帯機3が車室内に無いと判定した場合(ステップS57:NO)、車載制御部10は、ドアスイッチ41から出力されるドア信号を取得し、取得したドア信号に基づいて車両ドアDが閉扉したか否かを判定する(ステップS59)。閉扉していないと判定した場合(ステップS59:NO)、車載制御部10は処理をステップS59へ戻し、待機する。車両ドアDが閉扉したと判定した場合(ステップS59:YES)、車載制御部10は、検出用信号を送信する際にLF送信アンテナ2に流すアンテナ電流を高出力に設定し(ステップS60)、処理を終える。つまり、アンテナ電流の値を、車両ドアDの開扉前の値に戻す。
このように構成された実施形態3に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50によれば、車両ドアDが開扉した場合、検出用信号の強度を弱く設定する構成であるため、車両ドアDの開扉による検出用信号の受信信号強度の変動を抑えることができる。従って、車載機1は、携帯機3の位置検出をより正確に行うことができ、携帯機3の置き忘れを誤り無く通知することができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、ユーザの降車後、車両ドアDが閉扉した際、確認的に携帯機3の置き忘れを検知するものである。実施形態4に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50は、携帯機3の置き忘れ通知に係る処理手順が実施形態3と異なるため、以下では主にかかる相違点について説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態3と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7は、実施形態4の携帯機置き忘れ通知に係る処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、実施形態3のステップS51〜ステップS60と同様の処理を実行し、携帯機3の置き忘れ通知に係る処理を実行する。ステップS60の処理を終えた車載制御部10は、携帯機3の位置検出を実行し(ステップS61)、携帯機3が車室内にあるか否かを判定する(ステップS62)。携帯機3が車室内に無いと判定した場合(ステップS62:NO)、車載制御部10は処理を終える。携帯機3が車室内にあると判定した場合(ステップS62:YES)、車載制御部10は、通知部45にて携帯機3の置き忘れを通知し(ステップS63)、処理を終える。
このように構成された実施形態4に係る車載機1、車両用通信システム、車両用通信方法及び制御プログラム50によれば、乗員であるユーザの降車後、車両ドアDが閉扉した場合に再度、携帯機3が車室内にあるか否かを判定するように構成することにより、携帯機3の置き忘れをより確実に通知することができる。
1 車載機
1a RF受信アンテナ
2 LF送信アンテナ
3 携帯機
5 記録媒体
10 車載制御部
11 車載受信部
12 車載送信部
13 車載機用記憶部
14 車載機用計時部
31 携帯制御部
32 携帯受信部
33 LF受信アンテナ
34 受信信号強度測定部
35 携帯送信部
36 RF送信アンテナ
37 携帯機用記憶部
38 携帯機用計時部
41 ドアスイッチ
42 開閉検出スイッチ
43 ドアロック装置
44 着座センサ
45 通知部
50 制御プログラム
C 車両
D 車両ドア

Claims (11)

  1. 車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車載機であって、
    車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部と、
    前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部と
    を備える車載機。
  2. 前記車両ドアの開閉状態を示す信号に基づいて前記車両ドアの開扉を判定する開扉判定部と、
    前記開扉判定部にて前記車両ドアが開扉したと判定された場合、前記乗員の着座状態を示す信号に基づいて前記乗員の降車を判定する降車判定部と、
    前記降車判定部にて前記乗員が降車したと判定された場合、前記検出用信号を送信する送信部と、
    前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号を受信する受信部と
    を備え、
    前記判定部は、
    前記受信部にて受信した前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する
    請求項1に記載の車載機。
  3. 前記降車判定部は、
    着座センサから出力される信号に基づいて、前記乗員の降車を判定する
    請求項2に記載の車載機。
  4. 前記降車判定部は、
    前記乗員の離席状態を示す信号が前記着座センサから出力されてから所定時間が経過した場合、前記乗員が降車したと判定する
    請求項3に記載の車載機。
  5. 前記車両ドアが開扉して前記乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉するまで、反復的に前記検出用信号を送信するようにしてあり、
    前記判定部は、
    反復的に送信された各検出用信号に対する前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する
    請求項1〜請求項4までのいずれか一項に記載の車載機。
  6. 前記通知部は、
    前記判定部にて前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、前記所定情報を継続的に通知し、前記所定情報の通知中に前記判定部にて前記携帯機が前記車室内に無いと判定された場合、前記所定情報の通知を停止させる
    請求項5に記載の車載機。
  7. 開扉中に送信する前記検出用信号の強度は、閉扉中に送信する前記検出用信号の強度に比べて弱い
    請求項1〜請求項6までのいずれか一項に記載の車載機。
  8. 前記車両ドアが閉扉した場合、前記検出用信号を送信するようにしてあり、
    前記判定部は、
    前記車両ドアが閉扉した後に送信される前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が前記車室内にあるか否かを判定する
    請求項1〜請求項7までのいずれか一項に記載の車載機。
  9. 請求項1〜請求項8までのいずれか一項に記載の車載機と、
    前記車載機から送信された前記検出用信号を受信し、受信した前記検出用信号に応じた前記応答信号を送信する携帯機と
    を備え、
    前記車載機は前記携帯機から送信された前記応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車両用通信システム。
  10. 車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信することで前記携帯機の位置検出を行う車両用通信方法であって、
    車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定し、
    前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する
    車両用通信方法。
  11. 車両に設けられたアンテナから検出用信号を送信し、前記検出用信号に応じて携帯機から送信された応答信号を受信する車載機に前記携帯機の位置検出を実行させるための制御プログラムであって、
    前記車載機を、
    車両ドアが開扉して乗員が降車する場合、前記車両ドアが閉扉する前に前記検出用信号が送信され、前記検出用信号に応じて前記携帯機から送信された前記応答信号に基づいて前記携帯機が車室内にあるか否かを判定する判定部及び、
    前記携帯機が前記車室内にあると判定された場合、所定情報を通知する通知部
    として機能させるための制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113225681A (zh) * 2020-01-17 2021-08-06 大陆汽车有限公司 用于激活机动车辆的至少一个功能的计算机
CN114435243A (zh) * 2020-10-30 2022-05-06 上海海拉电子有限公司 一种车辆中的告警方法及告警系统

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