JP2018118605A - 空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法及び短冊プライ片 - Google Patents

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昌 矢口
圭 小原
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Abstract

【課題】空気溜まりの発生を抑制する。【解決手段】カーカスプライ10を具える空気入りタイヤ1である。カーカスプライ10は、タイヤ周方向の幅を小とした短冊シート状をなし、かつタイヤ周方向に並置される複数枚の短冊プライ片11からなる。短冊プライ片11は、長さ方向にのびるカーカスコード14aの配列体14がトッピングゴムGによって被覆された一次短冊プライ片12の少なくとも一方の表面Sに、長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸13を具えている。エアーブリード糸13は、一次短冊プライ片12の少なくとも一方の幅方向側縁12Aからはみ出すはみ出し部15を具える。【選択図】 図3

Description

本発明は、空気溜まりの発生を抑制する空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法、及び、短冊プライ片に関する。
従来、加硫済みタイヤの内腔面の形状と略等しい外形形状を有する剛性中子を用いたタイヤ製造方法(「中子工法」という場合がある。)が提案されている。この提案の中子工法では、剛性中子上にカーカスプライを含むタイヤ構成部材を順次貼り付けることにより生タイヤを形成する生タイヤ形成工程と、生タイヤを加硫金型内に投入して加硫成形する加硫工程とを具える。
図14(a)、(b)に示すように、生タイヤ形成工程では、剛性中子d上で、タイヤ構成部材の一つをなすカーカスプライbが、タイヤ周方向の幅を小とした短冊シート状をなす複数枚の短冊プライ片b1を貼り付けることにより形成される。短冊プライ片b1は、長さ方向にのびるカーカスコードa1の配列体aがトッピングゴムcによって被覆されている。このような短冊プライ片b1がタイヤ周方向に順次貼り付けられて形成されたカーカスプライbには、例えば、タイヤ周方向に隣り合う短冊プライ片b1、b1がサイドウォール部e1やビード部e2で互いに重なり合う重なり部kが形成される。
中子工法では、加硫時、加硫前の生タイヤへ作用する押圧力が小さい。このため、生タイヤのタイヤ構成部材間、とりわけ、短冊プライ片b1、b1間の重なり部kによる段差状の隙間(図示省略)に空気溜まりが生じやすかった。
国際公開第2013/035555号
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、空気溜まりの発生を抑制し得る空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法、及び、短冊プライ片を提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部をへて両側のビード部に至るカーカスプライを具える空気入りタイヤであって、前記カーカスプライは、タイヤ周方向の幅を小とした短冊シート状をなし、かつタイヤ周方向に並置される複数枚の短冊プライ片からなるとともに、前記短冊プライ片は、長さ方向にのびるカーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片の少なくとも一方の表面に、長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸を具え、しかも前記エアーブリード糸は、一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える。
本発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法であって、カーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片の少なくとも一方の表面に、前記一次短冊プライ片の長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸を貼り付けて短冊プライ片を形成する工程と、各前記短冊プライ片を、トロイド状のタイヤ成形面を有する剛性中子の前記タイヤ成形面に沿って順次タイヤ周方向に並置することによりカーカスプライを形成する工程とを含み、しかも前記エアーブリード糸は、前記一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える。
本発明は、請求項2の空気入りタイヤの製造方法に用いる短冊プライ片であって、長さ方向にのびるカーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片と、その少なくとも一方の表面に配されかつ長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸とを具え、しかも前記エアーブリード糸は、前記一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える。
本発明に係る短冊プライ片は、前記はみ出し部が、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部を有するとともに、前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる1本のエアーブリード糸を含み、このエアーブリード糸の前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成するのが望ましい。
本発明に係る短冊プライ片は、前記はみ出し部が、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部と、他方の幅方向側縁からはみ出す第2はみ出し部とを有するとともに、前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる1本のエアーブリード糸を含み、このエアーブリード糸の前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成し、かつ振幅の他方側の頂部が前記第2はみ出し部を形成するのが望ましい。
本発明に係る短冊プライ片は、前記はみ出し部が、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部と、他方の幅方向側縁からはみ出す第2はみ出し部とを有するとともに、前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる2本のエアーブリード糸を含み、一方のエアーブリード糸における前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成し、かつ他方のエアーブリード糸における前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第2はみ出し部を形成するのが望ましい。
本発明に係る短冊プライ片は、前記一次短冊プライ片の一方、他方の表面に、それぞれエアーブリード糸が配されるとともに、一方の表面に配されるエアーブリード糸の波の位相と、他方の表面に配されるエアーブリード糸の波の位相とは、長さ方向に位置ずれするのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤでは、カーカスプライを構成する短冊プライ片の少なくとも一方の表面に、長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸を具えている。エアーブリード糸は、生タイヤ製造時、カーカスプライと、それに隣接する部材との間の空気及び短冊プライ片間の空気を取り込む。また、エアーブリード糸に取り込まれた空気は、例えば、加硫金型に設けられたベントホールからスムーズに排出される。
特に、短冊プライ片同士の重なり部には、段差状の隙間が形成されるため、空気溜まりが生じやすい。しかし、エアーブリード糸は、はみ出し部を具えているため、このはみ出し部が、上述の隙間内に介在し、隙間内の空気を取り込むことができる。従って、本発明の空気入りタイヤは、空気溜まりの発生が大きく抑制される。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。 図1のカーカスプライを示す斜視図である。 本実施形態の短冊プライ片を示す斜視図である。 (a)は、成形後のカーカスプライの側面図、(b)は、(a)のA−A線断面図である。 他の本実施形態の短冊プライ片を示す斜視図である。 さらに他の本実施形態の短冊プライ片を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、さらに他の本実施形態の短冊プライ片を示す斜視図である。 本実施形態の貼付装置を説明する斜視図である。 剛性中子を示す断面図である。 (a)、(b)は、生タイヤ形成工程を説明する断面図である。 カーカス形成工程を説明する断面図である。 生タイヤが形成された剛性中子の断面図である。 (a)、(b)は、比較例の短冊プライ片を示す斜視図である。 (a)、(b)は、従来の空気入りタイヤの製造方法を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の一実施形態を示す乗用車用の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1の断面図が示される。本発明は、乗用車用のタイヤ1の他、自動二輪車用や重荷重用等の様々な空気入りタイヤ1に採用しうる。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されたベルト層7とを具えている。
タイヤ1は、本実施形態では、タイヤ1の内腔面2bを形成するインナーライナーゴム9、サイドウォール部3の表面を形成するサイドウォールゴム3G、及び、ビード部4の表面を形成するクリンチゴム4Gが配されている。本実施形態では、サイドウォール部3において、カーカス6とサイドウォールゴム3Gとが密着されている。また、サイドウォール部3において、カーカス6とインナーライナーゴム9とが密着されている。
ベルト層7は、本実施形態では、タイヤ半径方向の内外に2枚のベルトプライ7A、7Bで構成されている。ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して、例えば、15〜45゜の角度で傾斜して配列されたベルトコード(図示省略)を含んでいる。ベルトコードは、例えば、スチール、アラミド又はレーヨン等が好適に採用されている。
カーカス6は、ラジアル配列されたカーカスコードを有する1枚のカーカスプライ10により形成される。ラジアル配列とは、タイヤ赤道Cに対するカーカスコードのコード角度が75〜90°の範囲のものを含んでいる。カーカスコードとしては、特に限定はされないが、好適にはナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミド、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等の有機繊維コードが望ましい。
図2は、カーカスプライ10の斜視図である。図2に示されるように、カーカスプライ10は、タイヤ周方向の幅を小とした短冊シート状をなし、かつタイヤ周方向に並置される複数枚の短冊プライ片11から形成されている。短冊プライ片11は、本実施形態では、カーカスプライ10のタイヤ軸方向の端縁10e、10e間を連続してのびている。なお、図2の短冊プライ片11には、便宜上、後述のエアーブリード糸13が省略されて描かれている。
図1に示されるように、短冊プライ片11の長さ方向の端部、換言すればカーカスプライ10のタイヤ軸方向の端縁10eは、本実施形態では、ビード部4内に巻き下ろされて終端している。ビード部4には、本実施形態では、内のコア片5iと外のコア片5oとを具えるビードコア5と、ビードコア5から先細状に立ち上がりるビードエーペックス8とが設けられている。内のコア片5iは、カーカスプライ10のタイヤ軸方向の内側面に配されている。外のコア片5oは、カーカスプライ10のタイヤ軸方向の外側面に配されている。ビードエーペックス8は、内のコア片5i側に設けられた内のビードエーペックス8a、及び、外のコア片5o側に設けられた外のビードエーペックス8bを含んでいる。
図3は、カーカスプライ10を形成する短冊プライ片11の斜視図である。図3に示されるように、短冊プライ片11は、本実施形態では、一次短冊プライ片12と、その表面Sに配され、一次短冊プライ片12の長さ方向にのびるエアーブリード糸13とを具えている。このようなエアーブリード糸13は、例えば、生タイヤ1a(図12に示す)の製造時、カーカスプライ10とこれに隣接する部材との間の空気や、短冊プライ片11、11間の空気を取り込む。また、エアーブリード糸13に取り込まれた空気は、例えば、加硫金型に設けられたベントホール(図示省略)からスムーズに排出される。従って、エアーブリード糸13の設けられた短冊プライ片11は、空気溜まりの発生を抑制する。
一次短冊プライ片12は、矩形状をなし、長さ方向にのびるカーカスコード14aの配列体14がトッピングゴムGによって被覆されて形成されている。一次短冊プライ片12は、本実施形態では、長さ方向にのび幅方向の両側に設けられる一対の幅方向側縁12c、12d(いずれかの幅方向側縁を12Aとする)と、一対の幅方向側縁12c、12dの両端を継ぐ一対の短縁12e、12fとを有している。
図4(a)に示されるように、短冊プライ片11は、タイヤ赤道C上においては、その幅方向側縁12A間が互いに突き合わせて並置される。またサイドウォール部3からビード部4にかけて巻き下ろされる際、周方向に隣り合う短冊プライ片11間には、幅方向側縁12Aが互いに重なり合う重なり部18が形成される。重なり部18は、本実施形態では、そのタイヤ周方向の重なり幅Loが、タイヤ半径方向内方ほど大きくなる略三角形状で形成されている。
このようなカーカスプライ10は、トロイド状へのシェーピング工程を経ることなく、短冊プライ片11を用いてトロイド状に直接形成される。従って、一次短冊プライ片12の重なり部18は、これと隣り合うタイヤ構成部材とで段差状の隙間19(図4(b)に示す)を形成する。このような隙間19は、空気の残留しやすい箇所である。
図4(b)に示されるように、隙間19は、例えば、カーカスプライ10とインナーライナーゴム9(仮想線で示される)との間の第1隙間19a、及び、カーカスプライ10とサイドウォールゴム3G(仮想線で示される)との間の第2隙間19bを含んでいる。本実施形態では、短冊プライ片11のタイヤ周方向の一方側(図では、右側)に、第1隙間19aが配され、短冊プライ片11のタイヤ周方向の他方側(図では、左側)に、第2隙間19bが配されている。図4(a)、(b)は、便宜上、エアーブリード糸13が省略されて描かれている。
図3に示されるように、一次短冊プライ片12の幅Lyは、例えば10〜60mmの範囲で一定であるのが望ましい。また、一次短冊プライ片12の幅Lyは、タイヤ赤道C上におけるカーカスプライ10の一周長さの約数となる値に設定するのが好ましい。
エアーブリード糸13は、長さ方向に波状にのびている。これにより、エアーブリード糸13の長さが大きく確保されるので、取り込まれる空気の量が増加し、空気溜まりが一層抑制される。
エアーブリード糸13は、本実施形態では、長さ方向に波状にのびる2本のエアーブリード糸13A、13Bを含んでいる。本実施形態では、一方のエアーブリード糸13Aが、一方の幅方向側縁12c側に配され、他方のエアーブリード糸13Bが、他方の幅方向側縁12d側に配されている。
エアーブリード糸13は、一次短冊プライ片12の幅方向側縁12Aからはみ出すはみ出し部15と、一次短冊プライ片12の表面S上に配された主部16とを含んでいる。このようなはみ出し部15は、重なり部18による隙間19内に介在されるので、隙間19内の空気を効果的に取り込む。従って、はみ出し部15を含むエアーブリード糸13は、一層、空気溜まりの形成を抑制し得る。
はみ出し部15は、本実施形態では、一次短冊プライ片12の一方の幅方向側縁12cからはみ出す第1はみ出し部15aと、他方の幅方向側縁12dからはみ出す第2はみ出し部15bとを有している。これにより、一次短冊プライ片12の両側の隙間19a、19bの空気を効果的に取り込むことができる。第1はみ出し部15a及び第2はみ出し部15bは、一次短冊プライ片12の長さ方向にそれぞれ複数設けられている。
各第1はみ出し部15aは、一方のエアーブリード糸13Aの波状の振幅の一方側の頂部13eを有している。一方のエアーブリード糸13Aは、本実施形態では、第1はみ出し部15aと、長さ方向に隣り合う第1はみ出し部15a間を継ぐ主部16aとが交互に配されて形成されている。
各第2はみ出し部15bは、他方のエアーブリード糸13Bの波状の振幅の一方側の頂部13iを有している。他方のエアーブリード糸13Bは、本実施形態では、第2はみ出し部15bと、長さ方向に隣り合う第2はみ出し部15b間を継ぐ主部16bとが交互に配されて形成されている。
エアーブリード糸13は、本実施形態では、両側の表面Sf、Srに配されている。これにより、一次短冊プライ片12の両側の表面Sf、Srの空気が、エアーブリード糸13によって効果的に取り込まれる。一方のエアーブリード糸13Aは、本実施形態では、一方の表面Sfに配される外側第1エアーブリード糸20A1と、他方の表面Srに配される内側第1エアーブリード糸20B1とを有している。他方のエアーブリード糸13Bは、本実施形態では、一方の表面Sfに配される外側第2エアーブリード糸20A2と、他方の表面Srに配される内側第2エアーブリード糸20B2とを有している。なお、一方の表面Sfにのみエアーブリード糸13A、13Bが設けられた態様が、図7(a)に示される。
一方の表面Sfに配されるエアーブリード糸20A1の波の位相と、他方の表面Srに配されるエアーブリード糸20B1の波の位相とは、長さ方向に位置ずれしているのが望ましい。これにより、短冊プライ片11の長さ方向に亘って、はみ出し部15の設けられない領域が小さくなるので、隙間19の空気をより効果的に取り込むことができる。このような作用を一層効果的に発揮させるため、一方のエアーブリード糸20A1の波の位相と、他方のエアーブリード糸20B2の波の位相とは、半ピッチ位置ずれしているのが望ましい。本実施形態では、外側第2エアーブリード糸20A2の波の位相と内側第2エアーブリード糸20B2の波の位相とも半ピッチ位置ずれしている。
はみ出し部15のはみ出し長さL1は、一次短冊プライ片12の幅Lyの5%〜15%が望ましい。はみだし長さL1が一次短冊プライ片12の幅Lyの5%未満の場合、空気の取り込み効果が小さくなるおそれがある。はみだし長さL1が一次短冊プライ片12の幅Lyの15%を超える場合、例えば、はみ出し部15が邪魔になり、カーカスプライ10を精度良く成形できないおそれがある。はみ出し長さL1は、幅方向側縁12Aとはみ出し部15との幅方向の最大離間長さである。
同様の観点より、はみ出し部15のピッチPは、例えば、一次短冊プライ片12の幅Lyの1〜3倍が望ましい。
はみ出し部15のピッチPは、本実施形態では、一次短冊プライ片12の長さ方向に等しい大きさで形成されている。はみ出し部15のピッチPは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、重なり部18の重なり幅Loが大きくなる短縁12e、12f側のピッチを、一次短冊プライ片12の長さ方向の中央側のピッチに比して小さくしても良い。これにより、より効果的に空気溜まりが抑制される。
エアーブリード糸13は、例えば、ポリエチレンコード、ポリエステルコード又はナイロンコード等の合成繊維コードが望ましい。エアーブリード糸13は、例えば綿、羊毛などの天然繊維を紡いだ紡績糸は含まれない。
エアーブリード糸13は、例えば、ラテックス接着剤(RFL)等に浸漬するディップ処理がなされていないものが望ましい。
エアーブリード糸13のコード径R1は、カーカスコード14aの間隔W1の好ましくは5%以上、さらに好ましくは10%以上であり、間隔W1の好ましくは35%以下、さらに好ましくは30%以下である。コード径R1が小さい場合、空気をコード内に十分に取り込めないおそれがある。逆に、コード径R1が大きい場合、カーカスプライ10と隣接する部材との間の接着性が悪化するので、ディフェクトが発生しやすくなる。
エアーブリード糸13の総繊度は、好ましくは125dtex以上、さらに好ましくは167dtex以上が望ましく、また上限は、好ましくは960dtex以下、さらに好ましくは500dtexが望ましい。
エアーブリード糸13は、線材であるフィラメント13a(図8に示す)が撚られることなく束ねて使用されてもよいが、フィラメント13aのバラケを抑制する観点より、予め撚られているものが望ましい。
図5には、短冊プライ片11の他の実施形態が示されている。この実施形態では、短冊プライ片11は、一次短冊プライ片12とエアーブリード糸13とを含んでいる。一次短冊プライ片12は、図3に示される一次短冊プライ片12と同じであるので、その説明が省略される。エアーブリード糸13についても、本実施形態で示された構成と同じ構成については、その説明が省略される。この実施形態のエアーブリード糸13は、長さ方向に波状にのび、かつ、一次短冊プライ片12の少なくとも一方の表面Sに1本配されている。
エアーブリード糸13は、一次短冊プライ片12の一方の幅方向側縁12cからはみ出す第1はみ出し部15aと、他方の幅方向側縁12dからはみ出す第2はみ出し部15bとを有している。
エアーブリード糸13は、この実施形態では、波状の振幅の一方側の頂部13eが、第1はみ出し部15aを形成し、かつ波状の振幅の他方の頂部13iが第2はみ出し部15bを形成している。エアーブリード糸13は、この実施形態では、第1はみ出し部15a、一次短冊プライ片12の長さ方向に隣り合う第1はみ出し部15aと第2はみ出し部15bとを継ぐ主部16、第2はみ出し部15b、及び、主部16が交互に形成されている。このようなエアーブリード糸13が配された短冊プライ片11も、エアーブリード糸13が効果的に隙間19の空気を取り込むので、空気溜まりを抑制し得る。
この実施形態の短冊プライ片11においても、両側の表面Sf、Srに、エアーブリード糸20A、20Bが設けられるのが望ましい。また、一方の表面Sfに配されるエアーブリード糸20Aの波の位相と、他方の表面Srに配されるエアーブリード糸20Bの波の位相とは、長さ方向に位置ずれするのが、一層望ましい。さらに、エアーブリード糸20Aの波の位相とエアーブリード糸20Bの波の位相とが、半ピッチ位置ずれするのが、より一層望ましい。なお、一方の表面Sfにのみエアーブリード糸13が設けられた態様が、図7(b)に示される。
図6には、短冊プライ片11のさらに他の実施形態が示されている。この実施形態では、短冊プライ片11は、一次短冊プライ片12とエアーブリード糸13とを含んでいる。一次短冊プライ片12は、図3に示される一次短冊プライ片12と同じであるので、その説明が省略される。エアーブリード糸13についても、本実施形態で示された構成と同じ構成については、その説明が省略される。この実施形態のエアーブリード糸13は、長さ方向に波状にのび、かつ、一次短冊プライ片12の少なくとも一方の表面Sに1本配されている。
エアーブリード糸13は、この実施形態では、一次短冊プライ片12の一方の幅方向側縁12cからはみ出す複数の第1はみ出し部15aと、一次短冊プライ片12の長さ方向に隣り合う第1はみ出し部15a間を継ぐ主部16とで形成されている。第1はみ出し部15aは、波状の振幅の一方側の頂部13eを有している。このようなエアーブリード糸13が設けられた短冊プライ片11も、空気溜まりを抑制し得る。
この実施形態の短冊プライ片11においても、両側の表面Sf、Srに、エアーブリード糸20A、20Bが設けられるのが望ましい。また、一方の表面Sfに配されるエアーブリード糸20Aの波の位相と、他方の表面Srに配されるエアーブリード糸20Bの波の位相とは、長さ方向に位置ずれするのが、一層望ましい。さらに、エアーブリード糸20Aの波の位相とエアーブリード糸20Bの波の位相とが、半ピッチ位置ずれするのが、より一層望ましい。なお、一方の表面Sfにのみエアーブリード糸13が設けられた態様が、図7(c)に示される。
次に、本実施形態のタイヤ1の製造方法が説明される。本実施形態の製造方法は、生タイヤ1a(図12に示す)を成形する工程と、生タイヤ1aを加硫する工程とを含んでいる。生タイヤ1aを成形する工程は、本実施形態では、加硫前の短冊プライ片11を形成するプライ片形成工程と、カーカスプライ10を含むタイヤ構成部材を形成する構成部材形成工程とを含んでいる。
プライ片形成工程では、長さ方向にのびる複数本のカーカスコード14aの配列体14にトッピングゴムGを被覆して一次短冊プライ片12を形成する被覆ステップと、形成された一次短冊プライ片12にエアーブリード糸13を貼り付ける貼付ステップとを含む。被覆ステップでは、周知構造のカレンダ式トッピング装置、或いはゴム押出式トッピング装置(図示省略)が用いられて、一次短冊プライ片12(図3に示す)が形成される。
次に、貼付ステップでは、図8に示されるように、周知構造の貼付装置21が用いられる。貼付装置21は、本実施形態では、エアーブリード糸13を構成するフィラメント13aが巻回された複数のボビン22と、ボビン22を保持する基台23と、複数本のフィラメント13aを一次短冊プライ片12に導くガイド部24とを含んでいる。貼付装置21は、図8の態様に限定されるものではない。貼付ステップでは、一次短冊プライ片12が、送りローラー25によって、長さ方向に移動可能に保持されている。
ガイド部24は、貫通穴26aが設けられたガイド片26と、ガイド片26を一次短冊プライ片12の幅方向に往復動させる周知構造のアクチュエータ27とを含んでいる。複数本のフィラメント13aが貫通穴26aを通ることによって、これらが撚り合わされたエアーブリード糸13として形成される。貫通穴26aは、本実施形態では、フィラメント13aの切断を抑制するために、面取りが施されている。アクチュエータ27は、例えば、往復動シリンダ、ラック・ピニオン機構、又は、クランク機構等が望ましい。エアーブリード糸13は、例えば、押えローラー28にて一次短冊プライ片12に押さえ付けられる。
本実施形態では、ガイド部24は、一次短冊プライ片12の幅方向の両側に2組設けられている。なお、ガイド部24は、一次短冊プライ片12の両方の表面Sf、Sr側、かつ、一次短冊プライ片12の幅方向の両側に計4組設けられても良い(図示省略)。
エアーブリード糸13が貼り付けられた一次短冊プライ片12は、短冊プライ片11として、下流側に設けられた図示しない巻取装置によって巻取保持される。
構成部材形成工程では、図9に示されるように、周知構造の剛性中子Nが準備される。
本実施形態の剛性中子Nは、タイヤ1の内腔面2b(図1に示す)の形状に近似した三次元の外周面Naと、この外周面Naのビード側の端部に連なりかつ軸方向の外側にそれぞれのびる一対のフランジ面Nbとを有している。剛性中子Nは、本実施形態では、タイヤ周方向で分割可能な複数の分割ピースP1〜P4によって形成された組立式のものが採用される。剛性中子Nは、例えば、支持軸Dによって片持ち状かつ回転可能に支持されている。
構成部材形成工程では、図10(a)及び10(b)に示されるように、剛性中子Nの外側に、クリンチゴム4Gの基部4Ga、インナーライナーゴム9、内のコア片5i、及び、内のビードエーペックス8aが貼り付けられる。これらタイヤ構成部材は、周知の貼付け方法によって貼り付けられる。クリンチゴム4G、及び、インナーライナーゴム9は、例えば、幅狭リボン状の未加硫のゴムストリップが、外周面Na上で螺旋状に巻き付けることにより形成される。内のコア片5iは、例えば、1本のビードワイヤ5aをクリンチゴム4Gの基部4Gaからタイヤ半径方向に積み重なるように渦巻状で複数周回させて形成される。
次に、カーカスプライ10を形成するカーカス形成工程が行われる。このカーカス成形工程では、プライ片形成工程によって予め形成された加硫前の短冊プライ片11を用い、この短冊プライ片11を、図11に示すように、剛性中子Nの外周面Naに沿わせて、順次タイヤ周方向に並置しタイヤ一周に亘って貼り合わせる。これによってカーカスプライ10が形成される。なお図11では、便宜上、短冊プライ片11以外のタイヤ構成部材を省略している。
しかし、このような剛性中子Nを用いたタイヤ製造方法では、短冊プライ片11間の重なり部18による段差状の隙間19(図4(b)に示す)が形成されるので、空気溜まりが発生しやすいという問題がある。
そこで本発明では、図3に示すように、短冊プライ片形成工程において、一次短冊プライ片12の表面Sに、一次短冊プライ片12の長さ方向に波状にのび、さらに、幅方向側縁12Aからはみ出すはみ出し部15を有するエアーブリード糸13を設けている。本実施形態では、両表面Sf、Srに、エアーブリード糸13が設けられる。さらに、一方の表面Sfに設けるエアーブリード糸20Aの波の位相と、他方の表面Srに設けるエアーブリード糸20Bの波の位相とが長さ方向に位置ずれされている。このようなエアーブリード糸13は、短冊プライ片11の表面、とりわけ、重なり部18による隙間19の空気が効果的に取り込みうる。
次に、図12に示されるように、外のコア片5o、外のビードエーペックス8b、クリンチゴム4Gの基部4Gaと連なる副部4Gb、サイドウォールゴム3G、ベルト層7、トレッドゴム2Gがそれぞれ配されて生タイヤ1aが形成される。これらタイヤ構成部材も、周知の製造方法によって形成される。サイドウォールゴム3Gは、例えば、幅狭リボン状の未加硫のゴムストリップを螺旋状に巻き付ける所謂ストリップワインド方式にて形成される。
次に、加硫成形工程が行われる。加硫成形工程では、従来と同様、生タイヤ1aが剛性中子Nから取り外された後、加硫金型にて加硫成形されて、空気入りタイヤ1が形成される。又は、生タイヤ1aが剛性中子Nごと加硫金型に投入されて加硫成形されて、空気入りタイヤ1が形成される。
以上、本発明の特に好ましい実施形態が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
図1の基本構造をなす空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、加硫工程を経た後、空気溜まりによる加硫不良の発生状況がテストされた。テスト方法は、以下の通りである。
タイヤサイズ:155/80R13
一次短冊プライ片の幅:31.8(mm)
エアーブリード糸の材料:ポリエステル
エアーブリード糸のはみ出し長さ/一次短冊プライ片の幅(L1/Ly):5.0%
エアーブリード糸のピッチ/一次短冊プライ片の幅(P/Ly):1.5
<加硫不良の発生>
各試供タイヤが10本製造された。各試供タイヤの解体後、短冊プライ片の重なり部の空気溜まりによる加硫不良の発生の有無が目視により確認された。評価は、エアーブリード糸が設けられない短冊プライ片である比較例1を1点とする10点法である。数値が大きいほど、加硫不良が抑制されて良好である。
テスト結果が表1に示される。
Figure 2018118605
表1から明らかなように、実施例の空気入りタイヤは、比較例に比べて加硫不良の発生率が有意に減少していることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
10 カーカスプライ
11 短冊プライ片
12 一次短冊プライ片
12A 幅方向側縁
13 エアーブリード糸
14 配列体
14a カーカスコード
15 はみ出し部
S 表面
G トッピングゴム

Claims (7)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへて両側のビード部に至るカーカスプライを具える空気入りタイヤであって、
    前記カーカスプライは、タイヤ周方向の幅を小とした短冊シート状をなし、かつタイヤ周方向に並置される複数枚の短冊プライ片からなるとともに、
    前記短冊プライ片は、長さ方向にのびるカーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片の少なくとも一方の表面に、長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸を具え、
    しかも前記エアーブリード糸は、一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える空気入りタイヤ。
  2. 請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法であって、
    カーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片の少なくとも一方の表面に、前記一次短冊プライ片の長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸を貼り付けて短冊プライ片を形成する工程と、
    各前記短冊プライ片を、トロイド状のタイヤ成形面を有する剛性中子の前記タイヤ成形面に沿って順次タイヤ周方向に並置することによりカーカスプライを形成する工程とを含み、
    しかも前記エアーブリード糸は、前記一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える空気入りタイヤの製造方法。
  3. 請求項2の空気入りタイヤの製造方法に用いる短冊プライ片であって、長さ方向にのびるカーカスコードの配列体がトッピングゴムによって被覆された一次短冊プライ片と、その少なくとも一方の表面に配されかつ長さ方向にのびる少なくとも1本のエアーブリード糸とを具え、
    しかも前記エアーブリード糸は、前記一次短冊プライ片の少なくとも一方の幅方向側縁からはみ出すはみ出し部を具える短冊プライ片。
  4. 前記はみ出し部は、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部を有するとともに、
    前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる1本のエアーブリード糸を含み、このエアーブリード糸の前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成する請求項3記載の短冊プライ片。
  5. 前記はみ出し部は、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部と、他方の幅方向側縁からはみ出す第2はみ出し部とを有するとともに、
    前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる1本のエアーブリード糸を含み、
    このエアーブリード糸の前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成し、かつ振幅の他方側の頂部が前記第2はみ出し部を形成する請求項3記載の短冊プライ片。
  6. 前記はみ出し部は、前記一次短冊プライ片の一方の幅方向側縁からはみ出す第1はみ出し部と、他方の幅方向側縁からはみ出す第2はみ出し部とを有するとともに、
    前記エアーブリード糸は、長さ方向に波状にのびる2本のエアーブリード糸を含み、
    一方のエアーブリード糸における前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第1はみ出し部を形成し、かつ他方のエアーブリード糸における前記波状の振幅の一方側の頂部が、前記第2はみ出し部を形成する請求項3記載の短冊プライ片。
  7. 前記一次短冊プライ片の一方、他方の表面に、それぞれエアーブリード糸が配されるとともに、一方の表面に配されるエアーブリード糸の波の位相と、他方の表面に配されるエアーブリード糸の波の位相とは、長さ方向に位置ずれする請求項4〜6の何れかに記載の短冊プライ片。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113710507A (zh) * 2019-04-12 2021-11-26 大陆轮胎德国有限公司 轮胎
WO2023032541A1 (ja) * 2021-09-06 2023-03-09 株式会社ブリヂストン タイヤ及びタイヤの製造方法

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