JP2018117023A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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康裕 村瀬
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Abstract

【課題】オン抵抗を低減し且つ閾値電圧の向上を図る半導体素子を提供する。【解決手段】基板10と、基板10の上方に設けられた第1半導体層11と、第1半導体層11上の第2半導体層12と、第2半導体層12を貫通するように設けられ、底面23、第1側面21及び第2側面22を形成するリセス部20と、第1側面21に位置しn型の導電性を有する第1領域N10と、第2側面22に位置しn型の導電性を有する第2領域N20と、底面23、第1側面21、及び第2側面22を覆うように設けられた絶縁膜30と、絶縁膜30の上方に設けられ、リセス部20の内部を含む制御電極33と、リセス部20に対して第1領域N10側に位置する第1電極31と、リセス部20に対して第2領域N20側に位置する第2電極32と、を備える。第1領域N10及び第2領域N20のうち少なくとも一方が、底面23と同等以上に基板10から離れるように設けらる。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子及びその製造方法に関する。
III−V族窒化物系化合物半導体に代表されるワイドバンドギャップ半導体は、高い絶縁破壊耐圧、良好な電子輸送特性、良好な熱伝導性を有する。一例として、窒化ガリウム(GaN)系半導体は、その特性を生かして、高温、大パワー、あるいは高周波用の半導体素子用の材料として好適に利用され得る。また、ヘテロ構造を有する電界効果トランジスタ(FET)は、ピエゾ効果によってヘテロ接合近傍に2次元電子ガス(2DEG)を形成する。この2DEGは、高い電子移動度とキャリア密度を有しているため、GaN系のヘテロ接合FET(HFET)は、低いオン抵抗、及び速いスイッチング速度、及び高温動作での安定性を示すため、パワー半導体素子への応用が期待されている。パワー半導体素子では、ゲートに電圧が印加されない場合に、ドレイン電流が流れない、ノーマリーオフ型の半導体素子が好適に利用される。
特許第5653607号公報 特許第5611653号公報 特許第5954831号公報 特許第5548909号公報
ノーマリーオフ型の半導体素子を実現するための構造の一つとして、特許文献1に記載されるような、i型又はp型GaNのチャネル層及びドリフト層、AlGaN電子供給層が積層した窒化物半導体構造で、ソース電極とドレイン電極との間にGaNチャネル層に到達するリセス部を有し、そのリセス部の内部にゲート電極がゲート絶縁膜を介して設けられているMOS型の窒化物半導体素子、が開示されている。このような半導体素子では、リセス形成時のダメージにより、リセス部の側面の抵抗が高くなり、チャネル部と、リセス部によって分断された2DEG間の抵抗が上昇し、オン抵抗が高くなる恐れがある。また、特許文献2には、ゲートリセス構造を有したMOS型の半導体素子のうち、キャリア濃度が同程度のp型GaNチャネル層及びn型GaNドリフト層を有する窒化物半導体構造で、p型GaNチャネル層に到達するリセス部を有する窒化物半導体素子、が開示されている。このような半導体素子では、閾値電圧が高いノーマリーオフ特性を得るために、p型のキャリア濃度を高くする場合がある。そのような場合において、p型のキャリア濃度の上昇に伴いGaNの結晶性が低下し、むしろデバイスの特性が低下する恐れがある。
同じく、ゲートリセス構造を有したMOS型の半導体素子のうち、特許文献3には、リセス部のコーナー部を含む底面の一部及び側面に接するGaN電子走行層がn型領域となっている窒化物半導体素子が、また、特許文献4には、リセス部の側面に接するAlGaN電子供給層及びGaN電子走行層、並びにリセス部の底面の一部に接するGaN電子走行層がn型領域となっている窒化物半導体素子が開示されている。これらの半導体素子では、n型領域がゲート電極の底面よりも基板側に延在しているため、高いドレイン電圧が印加された状態でのノーマリーオフ特性が得にくくなる恐れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、オン抵抗を低減し且つ閾値電圧の向上を図ることができる半導体素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る半導体素子は、基板と、基板の上方に設けられた第1半導体層と、第1半導体層の上に設けられ、第1半導体層とバンドギャップエネルギーが異なる第2半導体層と、2半導体層を貫通するように設けられ、第1半導体層と第2半導体層との界面よりも基板に近い底面、底面と交差する方向に延在する第1側面、及び第1側面と対向する第2側面を形成するリセス部と、第1側面と界面と間に位置し、n型の導電性を有する第1領域と、第2側面と界面と間に位置し、n型の導電性を有する第2領域と、底面、第1側面、及び第2側面を覆うように設けられた絶縁膜と、絶縁膜の上に設けられ、リセス部の内に位置する制御電極と、界面の上方に設けられ、リセス部に対して第1領域側に位置する第1電極と、界面の上方に設けられ、リセス部に対して第2領域側に位置する第2電極と、を備え、前記第1領域及び前記第2領域のうち少なくとも一方が、底面と同等以上に基板から離れるように設けられている。
上記態様によれば、リセス部の側面の抵抗を低減することができるため、第1半導体層と第2半導体層との界面に形成される2次元電子ガスと、リセス部の底面の第1半導体層に形成されるチャネル領域と、の間の抵抗を低減することが可能となる。これにより、オン抵抗の低いノーマリーオフ型の半導体素子を提供することができる。また、第1領域及び第2領域の少なくとも一方がリセス部の底面と同等以上に基板から離れているため、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られる。
本発明の他の一側面に係る半導体素子の製造方法は、基板の上方にバッファ層を設ける工程と、バッファ層の上方に第1半導体層を設ける工程と、第1半導体層の上に前記第1半導体層とバンドギャップエネルギーが異なる第2半導体層を設ける工程と、第1半導体層及び第2半導体層にドナー不純物を注入し、n型の導電性を有するドープ領域を設ける工程と、ドープ領域を貫通するようにリセス部を設け、ドープ領域を第1領域及び第2領域に分断する工程と、リセス部に対して第1領域側の第2半導体層の上方に第1電極を設け、リセス部に対して第2領域側の第2半導体層の上方に第2電極を設ける工程と、リセス部の底面及び側面を覆うように絶縁膜を設ける工程と、リセス部の内部を含む領域に位置するように絶縁膜の上方に制御電極を設ける工程と、を含み、第1領域及び第2領域のうち少なくとも一方が、底面と同等以上に基板から離れるように設けられている。
上記態様によれば、リセス部の側面の抵抗を低減することができるため、第1半導体層と第2半導体層との界面に形成される2次元電子ガスと、リセス部の底面の第1半導体層に形成されるチャネル領域と、の間の抵抗を低減することが可能となる。これにより、オン抵抗の低いノーマリーオフ型の半導体素子を提供することができる。また、第1領域及び第2領域の少なくとも一方がリセス部の底面と同等以上に基板から離れているため、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られる。
なお、本発明に係る半導体装置又はその製造方法において、特定の部材(以下「第1部材」という。)の上方に他の特定の部材(以下「第2部材」という)を設けるとは、第1部材上に直接接触する位置に第2部材を設ける場合と、第1部材上に他の部材を挟んで第2部材を設ける場合とを含む。
本発明によれば、オン抵抗を低減し且つ閾値電圧の向上を図ることができる半導体素子及びその製造方法を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体素子を示す断面図である。 図2は、第1変形例に係る半導体素子を示す断面図である。 図3は、第2変形例に係る半導体素子を示す断面図である。 図4は、第3変形例に係る半導体素子を示す断面図である。 図5は、第4変形例に係る半導体素子を示す断面図である。 図6は、第5変形例に係る半導体素子を示す断面図である。 図7Aは、第2半導体層を設ける工程を示す図である。 図7Bは、ドープ領域を設ける工程を示す図である。 図7Cは、リセス部を設ける工程を示す図である。 図7Dは、第1電極及び第2電極を設ける工程を示す図である。 図7Eは、制御電極を設ける工程を示す図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の構成要素は同一又は類似の符号で表している。図面は例示であり、各部の寸法や形状は模式的なものであり、本願発明の技術的範囲を当該実施形態に限定して解するべきではない。
以下の説明において、半導体素子は、窒化物系化合物からなる半導体の素子として説明するが、その他の半導体材料(例えば、シリコン系、炭素系、ゲルマニウム系、等の半導体材料。)からなる半導体の素子であってもよい。すなわち、各々の半導体層(第1〜第5半導体層)が、窒化物系化合物以外の半導体材料によって形成されてもよい。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体素子を示す断面図である。
半導体素子1は、基板10、バッファ層9、第1半導体層11、第2半導体層12、第1領域N10、第2領域N20、絶縁膜30、制御電極33、第1電極31、及び第2電極32を備えている。また、半導体素子1には、リセス部20が形成されている。なお、半導体素子1は、いわゆるヘテロ接合FET(HFET:Hetero Field Effect Transistor)であり、2次元電子ガス(2DEG:2−Dimensional Electron Gas)層11Aが形成される。
基板10は、窒化物系化合物半導体を結晶成長させることが可能な基板であれば特に限定されず、例えば、シリコン、サファイア、SiC、ZrB2、SiO2、GaN、MgO等によって構成される。基板10は、多層構造であってもよい。バッファ層9は、基板10の上に設けられている。バッファ層9は、基板10と第1半導体層11との格子不整合を緩和するための層であり、例えば、GaN、AlN、AlGaN、等によって形成される。
第1半導体層11は、バッファ層9の上、すなわち基板10の上方に設けられている。第1半導体層11は、例えばアンドープのGaNによって構成されている。第1半導体層11は、電子走行層として機能するものであれば特に限定されるものではなく、例えばn型又はi型の窒化物系化合物半導体である。
第2半導体層12は、第1半導体層11の上に設けられている。第2半導体層12は、第1半導体層11とバンドギャップエネルギーが異なる半導体層であり、例えばアンドープのAlGaNによって構成されている。第2半導体層12は、電子供給層として機能するものであれば特に限定されるものではなく、例えばn型又はi型の窒化物系化合物半導体である。
第1半導体層11と第2半導体層12との界面8は、ヘテロ接合を形成している。界面8にバンドオフセットが形成されると共に、界面8に第1半導体層11及び第2半導体層12の自発分極及びピエゾ分極によって正の電荷が発生する。これにより、第1半導体層11の第2半導体層12側の表面に2DEG層11Aが生成される。2DEG層11Aのキャリア濃度は、第1半導体層11(電子走行層)及び第2半導体層12(電子供給層)の膜厚や半導体材料の組み合わせによって調整される。第1半導体層11の膜厚は、例えば2nm以上500nm以下の範囲内で調整され、第2半導体層12の膜厚は、例えば1nm以上50nm以下の範囲で調整される。第1半導体層11及び第2半導体層12は、第2半導体層12が第1半導体層11よりもバンドギャップエネルギーの大きい半導体材料の組み合わせであればよい。このような第1半導体層11及び第2半導体層12の組み合わせとしては、上記のGaN/AlGaNの他に、例えばGaN/AlInGaN、InGaN/GaN、GaNAs/GaN、GaInNAsP/GaN、GaInNP/GaN、GaNP/GaN、GaN/AlGaInNAsP、または、AlInGaN/AlGaN、等を挙げることができる。
リセス部20は、第2半導体層12を貫通するように設けられている。リセス部20は、基板10に向かって形成され、界面8よりも基板10に近い底面23、底面と交差する方向に延在する第1側面21、及び第1側面21と対向する第2側面22を形成する。図1に示した構成例において、リセス部20は、第1半導体層11の所定深さにまで達し、底面23は第1半導体層11によって形成されている。つまり、界面8及び2DEG層11Aは、リセス部20によって分断されている。
第1領域N10は、第1側面21と界面8との間に位置し、リセス部20の底面23よりも基板10から離れている。第1領域N10は、n型の導電性を有し、例えば窒化物系化合物によって構成されている。第1領域N10は、リセス部20の底面23と同じくらい基板10から離れていればよい。すなわち、底面23は、第1領域N10の基板10側の端部と略同一面に位置しているか、又は第1領域N10の基板10側の端部よりも基板10に近づくように位置している。別の見方をすると、リセス部20の第1側面21は、第1領域N10によって形成されるか、又は第1領域N10と第1半導体層11によって形成される。
第1領域N10は、第1部分N11及び第2部分N12を有する。第1部分N11は、第1半導体層11と第1側面21との間に設けられ、第1半導体層11よりもキャリア濃度が高い。第1部分N11は、例えば、第1半導体層11と同じ材料によって構成されており、不純物濃度が第1半導体層11よりも高い。第2部分N12は、第2半導体層12と第1側面21との間に設けられ、第2半導体層12よりもキャリア濃度が高い。第2部分N12は、例えば、第2半導体層12と同じ材料によって構成されており、不純物濃度が第2半導体層12よりも高い。第1半導体層11及び第2半導体層12が窒化物系化合物半導体である場合、ここでいう不純物とは、例えばシリコンや酸素などのドナーである。
第2領域N20は、第2側面22と界面8との間に位置し、リセス部20の底面23よりも基板10から離れている。第2領域N20は、n型の導電性を有し、例えば窒化物系化合物によって構成されている。第2領域N20は、リセス部20の底面23と同じくらい基板10から離れていればよい。すなわち、底面23は、第2領域N20の基板10側の端部と略同一面に位置しているか、又は第2領域N20の基板10側の端部よりも基板10に近づくように位置している。別の見方をすると、リセス部20の第2側面22は、第2領域N20によって形成されるか、又は第2領域N20と第2半導体層12によって形成される。
第2領域N20は、第3部分N21及び第4部分N22を有する。第3部分N21は、第1半導体層11と第2側面22との間に設けられ、第1半導体層11よりもキャリア濃度が高い。第4部分N22は、第2半導体層12と第2側面22との間に設けられ、第2半導体層12よりもキャリア濃度が高い。例えば、第3部分N21は第1部分N11と同様の構成であり、第4部分N22は第2部分N12と同様の構成である。
なお、第1領域N10及び第2領域N20は、少なくとも一方が底面23よりも基板10から離れていればよい。
絶縁膜30は、底面23、第1側面21、及び第2側面22を覆うように設けられている。つまり、絶縁膜30は、第1半導体層11、第1領域N10、及び第2領域N20の上に設けられている。絶縁膜30は、例えばSiO2、Al23、SiN、SiON、等の無機絶縁膜によって形成される。
制御電極33は、絶縁膜30の上に設けられ、リセス部20の内部を含む領域に位置している。つまり、制御電極33は、底面23側で絶縁膜30を挟んで第1半導体層11と対向し、第1側面21側で絶縁膜30を挟んで第1領域N10及び2DEG層11Aと対向し、第2側面22側で絶縁膜30を挟んで第2領域N20及び2DEG層11Aと対向している。制御電極33はいわゆるゲート電極として機能し、第1半導体層11の底面23に沿った領域が、チャネル領域として機能する。
第1電極31及び第2電極32は、第2半導体層12の上、すなわち界面8の上方に設けられている。第1電極31及び第2電極32は、制御電極33を挟むように互いに離れて配置されている。リセス部20に対して、第1電極31が第1領域N10側に位置し、第2電極32が第2領域N20側に位置する。第1電極31及び第2電極32は、第2半導体層12に直接形成され、2DEG層11Aの一部にオーミック接続している。第1電極31及び第2電極32は、例えばTiとAlを積層したものである。第1電極31及び第2電極32は、一方がいわゆるソース電極として機能し、他方がいわゆるドレイン電極として機能する。
次に、HFETとしての半導体素子1の動作を説明する。第1電極31及び第2電極32に電位差が生じたとしても、制御電極33が接地電圧となる状態では、第1半導体層11にチャネル領域が形成されない。このため、リセス部20に対して第1電極31側の2DEG層11Aと第2電極32側の2DEG層11Aとの間の導通は遮断され、HFETはオフとなる。このように、本実施形態に係る半導体素子1は、ノーマリーオフ型のHFETである。
制御電極33に所定の正電圧が印加される状態では、第1半導体層11のチャネル領域が反転し、チャネル領域が形成される。このため、リセス部20に対して第1電極31側の2DEG層11Aと第2電極32側の2DEG層11Aとがチャネル領域を通して連続し、HFETはオンとなる。つまり、2DEG層11Aは、リセス部20を迂回して導通する。このとき、第1電極31側の2DEG層11Aとチャネル領域とは、第1半導体層11よりもキャリア濃度が高い第1領域N10の第1部分N11を通して連続する。第2電極32側の2DEG層11Aとチャネル領域とは、第1半導体層11よりもキャリア濃度が高い第2領域N20の第3部分N21を介して連続する。
以上のとおり、第1実施形態によれば、基板10と、基板10の上方に設けられた第1半導体層11と、第1半導体層11の上に設けられ、第1半導体層11とバンドギャップエネルギーが異なる第2半導体層12と、第2半導体層12を貫通するように設けられ、第1半導体層11と第2半導体層12との界面8よりも基板10に近い底面23、底面23と交差する方向に延在する第1側面21、及び第1側面21と対向する第2側面22を形成するリセス部20と、第1側面21と界面8と間に位置し、n型の導電性を有する第1領域N10と、第2側面22と界面8と間に位置し、n型の導電性を有する第2領域N20と、底面23、第1側面21、及び第2側面22を覆うように設けられた絶縁膜30と、絶縁膜30の上方に設けられ、リセス部20の内部を含む領域に位置する制御電極33と、界面8の上方に設けられ、リセス部20に対して第1領域N10側に位置する第1電極と、界面8の上方に設けられ、リセス部20に対して第2領域N20側に位置する第2電極と、を備え、第1領域N10及び第2領域N20のうち少なくとも一方が、底面23と同等以上に基板10から離れるように設けられている半導体素子、が提供される。
上記の第1実施形態によれば、リセス部の側面の抵抗を低減することができるため、第1半導体層と第2半導体層との界面に形成される2次元電子ガスと、リセス部の底面の第1半導体層に形成されるチャネル領域と、の間の抵抗を低減することが可能となる。これにより、オン抵抗の低いノーマリーオフ型の半導体素子を提供することができる。また、第1領域及び第2領域の少なくとも一方がリセス部の底面に接しておらず、リセス部の底面よりも基板から離れているため、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られる。
第1領域N10及び第2領域N20の両方が、底面23と同等以上に基板10から離れるように設けられていてもよい。これによれば、閾値電圧をさらに向上させることができる。
第1半導体層11及び第2半導体層12は、それぞれ、n型又はi型の窒化物系化合物半導体からなってもよい。III−V族窒化物系化合物半導体は、ワイドバンドギャップ半導体であるため、高い絶縁破壊耐圧、良好な電子輸送特性、及び良好な熱伝導度を有する。このため、高周波用半導体素子や電力用半導体素子(パワーデバイス)に好適な半導体素子を提供することができる。
第1領域N10は、第1半導体層11と第1側面21との間に設けられ、第1半導体層11よりもキャリア濃度が高い窒化物系化合物からなる第1部分N11と、第2半導体層12と第1側面21との間に設けられ、第2半導体層12よりもキャリア濃度が高い窒化物系化合物からなる第2部分N12と、を備えていてもよい。なお、第1半導体層11及び第1部分N11が同じ半導体であることが望ましく、第2半導体層12及び第2部分N12が同じ半導体であることが望ましい。これによれば、例えばドナー不純物の注入によって第1半導体層及び第2半導体層にキャリアを生成することで、第1部分及び第2部分を一括して形成することができる。
なお、半導体素子1の一構成例として、底面23は、第1半導体層11によって設けられている。
次に、図2〜図6を参照して、半導体素子1の変形例について説明する。なお、上記第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については逐次言及しない。また、各変形例において第1実施形態と同一の符号が付された構成は、第1実施形態における構成と同様の構成及び機能を有する。
<第1変形例>
図2は、第1変形例に係る半導体素子を示す断面図である。第1変形例は、第3半導体層13を備えている点で、第1実施形態と相違している。第3半導体層13は、基板10と第1半導体層11との間に設けられ、p型の半導体からなる。第3半導体層13の上に第1半導体層11が直接形成されているため、結晶格子の整合性の観点から、第3半導体層13は、第1半導体層11と同系統の半導体であることが望ましく、同種の半導体であることがより望ましい。例えば、第1半導体層11がn型又はi型のGaNである場合に、第3半導体層13がp型のGaNである。
以上のとおり、第1変形例によれば、第1実施形態に係る半導体素子1から、さらに、基板10と第1半導体層11との間に設けられ、p型の半導体からなる第3半導体層13を備えている。これによれば、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られるとともに、閾値電圧をさらに高めることができる。
<第2変形例>
図3は、第2変形例に係る半導体素子を示す断面図である。第2変形例は、リセス部20が第1半導体層11をも貫通している点で、第1変形例と相違している。このとき、リセス部20は第3半導体層13に達している。つまり、リセス部20の底面23は第3半導体層13によって形成される。これによれば、チャネル領域が第3半導体層に形成され、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られるとともに、閾値電圧をさらに高めることができる。
<第3変形例>
図4は、第3変形例に係る半導体素子を示す断面図である。第3変形例は、第1領域N10及び第2領域N20が、第3半導体層13に接している点で、第2変形例と相違している。これによれば、オン抵抗をより下げることができる。
<第4変形例>
図5は、第4変形例に係る半導体素子を示す断面図である。第4変形例は、さらに、第2半導体層12の上方に第4半導体層14を備えている点で、第3変形例と相違している。第4半導体層14が第2半導体層12の上に直接形成されているため、結晶格子の整合性の観点から、第4半導体層14は、第2半導体層12と同系統の半導体であることが望ましい。例えば、第2半導体層12がAlGaNである場合、第4半導体層14がn型又はi型のGaNである。これによれば、第4半導体層14が電流コラプス低減効果のあるキャップ層として機能し、第2半導体層12と第4半導体層14との間の界面準位が低減される。従って、より高耐圧な半導体素子を提供することができる。
<第5変形例>
図6は、第5変形例に係る半導体素子を示す断面図である。第5変形例は、さらに、第5半導体層15を備えている点で、第4変形例と相違している。第5半導体層15は、第1半導体層11と第3半導体層13との間に設けられ、残留キャリア濃度が第1半導体層11よりも低い。また、第1領域N10及び第2領域N20は、第5半導体層15に接している。リセス部20は第5半導体層15をも貫通し、底面23は第3半導体層13によって形成されている。第5半導体層15が第1半導体層11及び第3半導体層13に接触しているため、結晶格子の整合性の観点から、第5半導体層15は、第1半導体層11及び第3半導体層13と同系統の半導体であることが望ましく、同種の半導体であることがより望ましい。例えば、第1半導体層11がn型又はi型のGaNであり第3半導体層13がp型のGaNである場合に、第5半導体層15がi型のGaNである。以上のとおり、第1実施形態に係る半導体素子1から、さらに、基板10と第1半導体層11との間に設けられ、p型の半導体からなる第3半導体層13と、第1半導体層11と第3半導体層13との間に設けられ、残留キャリア濃度が第1半導体層11よりも低い第5半導体層15と、を備えており、第1領域N10は、第5半導体層に接している。これによれば、高いドレイン電圧が印加された状態でも良好なノーマリーオフ特性が得られるとともに、閾値電圧をさらに高めることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る半導体素子の製造方法について、図7A〜図7Eを参照して説明する。ここで、図7Aは、第2半導体層を設ける工程を示す図である。図7Bは、ドープ領域を設ける工程を示す図である。図7Cは、リセス部を設ける工程を示す図である。
図7Dは、第1電極及び第2電極を設ける工程を示す図である。図7Eは、制御電極を設ける工程を示す図である。
図7Aに示すように、まずは、基板110の上にバッファ層109を設ける。次に、バッファ層109の上に窒化物系化合物半導体からなる第1半導体層111を設ける。次に、第1半導体層111の上に第1半導体層111とバンドギャップエネルギーが異なる窒化物系化合物半導体からなる第2半導体層112を設ける。
次に、図7Bに示すように、第1半導体層111及び第2半導体層112にドナー不純物DPを注入し、n型の導電性を有するドープ領域N100を設ける。ドープ領域N100は、第1ドープ部分N101及び第2ドープ部分N102からなる。具体的には、第2半導体層112の上にフォトレジストRG1をパターニングし、フォトレジストRG1をマスクとして、第2半導体層112の第1半導体層111とは反対側からドナー不純物DPを注入する。ドナー不純物DPが第1半導体層111の所定深さまで侵入した時点でドナー不純物DPの注入を終了する。その後、フォトレジストRG1を除去し、活性化アニールを行うことで、第1半導体層111のドナー不純物DPが注入された第1ドープ部分N101、及び第2半導体層112のドナー不純物DPが注入された第2ドープ部分N102が形成される。なお、本工程は、n型の導電性を有する領域を第1半導体層111及び第2半導体層112に形成できれば上記に限定されるものではなく、例えば紫外線照射等のドナードープ以外の方法であってもよい。
次に、図7Cに示すように、ドープ領域N100を貫通するようにリセス部120を設け、ドープ領域N100を第1領域N110及び第2領域N120に分断する。このとき、第1ドープ部分N101は、第1領域N110側の第1部分N111と、第2領域N120側の第3部分N121と、に分断される。第2ドープ部分N102も同様に、第2部分N112及び第4部分N122に分断される。具体的には、リセス部120を設けたい場所が開口するように第2半導体層112及びドープ領域N100の上にフォトレジストRG2をパターニングする。そして、フォトレジストRG2をマスクとして、ドープ領域N100を貫通し第1半導体層111に達するまでエッチングする。その後、フォトレジストRG2を除去する。
次に、図7Dに示すように、リセス部120に対して第1領域N110側の第2半導体層112の上に第1電極131を設け、リセス部120に対して第2領域N120側の第2半導体層112の上に第2電極132を設ける。第1電極131及び第2電極132は、例えば、同時に、TiとAlとを順に蒸着法によって積層して形成する。その後急速アニールすることで、2DEG層111Aにオーミック接続する第1電極131及び第2電極132が形成される。
次に、図7Eに示すように、リセス部120の底面123及び側面121,122を覆うように絶縁膜130を設ける。次に、リセス部120の内に位置するように絶縁膜130の上に制御電極133を設ける。制御電極133は、例えば、Ptを蒸着法によって形成する。なお、この工程の後、制御電極133、第1電極131、第2電極132、第2半導体層112を覆うように、例えばSiN等の表面保護膜を形成してもよい。
以上のとおり、第2実施形態によれば、基板110の上方にバッファ層109を設ける工程と、バッファ層109の上方に第1半導体層111を設ける工程と、第1半導体層111の上に第1半導体層111とバン窒化物系化合物半導体からなる第2半導体層112を設ける工程と、第1半導体層111及び第2半導体層112にドナー不純物DPを注入し、n型の導電性を有するドープ領域N100を設ける工程と、ドープ領域N100を貫通するようにリセス部120を設け、ドープ領域N100を第1領域N110及び第2領域N120に分断する工程と、リセス部120に対して第1領域N110側の第2半導体層112の上方に第1電極131を設け、リセス部120に対して第2領域N120側の第2半導体層112の上方に第2電極132を設ける工程と、リセス部120の底面123及び側面121,122を覆うように絶縁膜130を設ける工程と、リセス部120の内部を含む領域に位置するように絶縁膜130の上方に制御電極133を設ける工程と、を含み、第1領域N110及び第2領域N120のうち少なくとも一方が、底面123と同等以上に基板110から離れるように設けられている、半導体素子の製造方法、が提供される。
第2実施形態によれば、第1実施形態で説明したのと同様の効果を得ることができる。
以上で説明したように、本発明によれば、オン抵抗を低減し且つ閾値電圧の向上を図ることができる半導体素子及びその製造方法を提供することが可能となる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。即ち、各実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、各実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…半導体素子 8…界面 9…バッファ層 10…基板 11…第1半導体層
11A…2次元電子ガス層 12…第2半導体層 13…第3半導体層
13…第3半導体層 14…第4半導体層 15…第5半導体層
20…リセス部 21…第1側面 22…第2側面 23…底面
30…絶縁膜 31…第1電極 32…第2電極 33…制御電極
N10…第1領域 N11…第1部分 N12…第2部分
N20…第2領域 N21…第3部分 N22…第4部分

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板の上方に設けられた第1半導体層と、
    前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層とバンドギャップエネルギーが異なる第2半導体層と、
    前記第2半導体層を貫通するように設けられ、前記第1半導体層と前記第2半導体層との界面よりも前記基板に近い底面、前記底面と交差する方向に延在する第1側面、及び前記第1側面と対向する第2側面を形成するリセス部と、
    前記第1側面と前記界面と間に位置し、n型の導電性を有する第1領域と、
    前記第2側面と前記界面と間に位置し、n型の導電性を有する第2領域と、
    前記底面、前記第1側面、及び前記第2側面を覆うように設けられた絶縁膜と、
    前記絶縁膜の上方に設けられ、前記リセス部の内部を含む領域に位置する制御電極と、
    前記界面の上方に設けられ、前記リセス部に対して前記第1領域側に位置する第1電極と、
    前記界面の上方に設けられ、前記リセス部に対して前記第2領域側に位置する第2電極と、を備え、
    前記第1領域及び前記第2領域のうち少なくとも一方が、前記底面と同等以上に前記基板から離れるように設けられている、半導体素子。
  2. 前記第1領域及び前記第2領域の両方が、前記底面と同等以上に前記基板から離れるように設けられている、請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記第1半導体層及び前記第2半導体層は、それぞれ、n型又はi型の窒化物系化合物半導体からなる、請求項1又は2に記載の半導体素子。
  4. 前記第1領域は、前記第1半導体層と前記第1側面との間に設けられ、前記第1半導体層よりもキャリア濃度が高い窒化物系化合物からなる第1部分と、
    前記第2半導体層と前記第1側面との間に設けられ、前記第2半導体層よりもキャリア濃度が高い窒化物系化合物からなる第2部分と、を備えている、請求項3に記載の半導体素子。
  5. さらに、前記基板と前記第1半導体層との間に設けられ、p型の半導体からなる第3半導体層を備えている、請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体素子。
  6. さらに、前記第2半導体層の上方に第4半導体層を備えている、請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体素子。
  7. さらに、前記基板と前記第1半導体層との間に設けられ、p型の半導体からなる第3半導体層と、
    前記第1半導体層と前記第3半導体層との間に設けられ、残留キャリア濃度が前記第1半導体層よりも低い第5半導体層と、を備えている、請求項1から6のいずれか1項に記載の半導体素子。
  8. 前記底面は、前記第1半導体層によって設けられている、請求項1から7のいずれか1項に記載の半導体素子。
  9. 前記リセス部は、前記第1半導体層をも貫通している、請求項1から7のいずれか1項に記載の半導体素子。
  10. 前記第1領域及び前記第2領域は、前記第3半導体層に接している、請求項5に記載の半導体素子。
  11. 前記第1領域及び前記第2領域は、前記第5半導体層に接している、請求項7に記載の半導体素子。
  12. 基板の上方にバッファ層を設ける工程と、
    前記バッファ層の上方に第1半導体層を設ける工程と、
    前記第1半導体層の上に前記第1半導体層とバンドギャップエネルギーが異なる第2半導体層を設ける工程と、
    前記第1半導体層及び前記第2半導体層にドナー不純物を注入し、n型の導電性を有するドープ領域を設ける工程と、
    前記ドープ領域を貫通するようにリセス部を設け、前記ドープ領域を第1領域及び第2領域に分断する工程と、
    前記リセス部に対して前記第1領域側の前記第2半導体層の上方に第1電極を設け、前記リセス部に対して前記第2領域側の前記第2半導体層の上方に第2電極を設ける工程と、
    前記リセス部の底面及び側面を覆うように絶縁膜を設ける工程と、
    前記リセス部の内部を含む領域に位置するように前記絶縁膜の上方に制御電極を設ける工程と、
    を含み、
    前記第1領域及び前記第2領域のうち少なくとも一方が、前記底面と同等以上に前記基板から離れるように設けられている、半導体素子の製造方法。
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