JP2018116926A - 蓄電装置の製造方法、蓄電素子、及び蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接配置した端子の高さ方向の組立誤差を判別しつつ、正極端子であるか負極端子であるかも判別する。【解決手段】表面形状が異なる端子高さ被測定部25を有する正極端子17及び負極端子19を備える蓄電素子2を複数設けた蓄電装置の製造方法である。端子高さ被測定部25の高さを測定し、端子高さ測定工程により測定した正極端子17及び負極端子19の高さと、基準値とを比較する。【選択図】図6

Description

本発明は、蓄電装置の製造方法、蓄電素子、及び蓄電装置に関するものである。
従来、蓄電素子の正極端子と負極端子が正常なものであるか否かを同時に検出するために、一対の端子検出用リングと検知用リミットスイッチを使用するようにした方法が公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の方法では、各端子が正常か否かを検出できるだけであり、正極端子と負極端子の判別はできない。
特開昭52−90043号公報
本発明は、隣接配置した端子の高さ方向の組立誤差を判別しつつ、正極端子であるか負極端子であるかも判別できるようにすることを課題とする。
本発明の第1の態様は、表面形状が異なる端子高さ被測定部を有する正極端子及び負極端子を備える蓄電素子を複数設けた蓄電装置の製造方法であって、前記正極端子と前記負極端子の前記端子高さ被測定部の高さを測定し、測定した前記正極端子及び前記負極端子の高さと、基準値とを比較することを特徴とする蓄電装置の製造方法を提供する。
この態様によれば、正極端子と負極端子の間で高さの違いを測定する場合、これらに設けた表面形状が異なる端子高さ被測定部によって、判別可能な有意な高さの差を検出することができる。したがって、端子の組立誤差を判別しつつ、測定しているのが正極端子であるのか、あるいは負極端子であるのかを確実に判別することができる。
前記端子高さ被測定部の高さの測定結果に基づいて、隣接した前記正極端子同士、前記負極端子同士、又は前記正極端子と前記負極端子の高さ方向の誤差の判別と、前記正極端子及び前記負極端子のうちのいずれであるかの判別とを同時に行うことが好ましい。
この態様によれば、端子高さのデータを活用することで、組立誤差と配列間違い(誤組み)の判別を同時に行うことができる。
前記端子高さ被測定部の高さを測定した後、隣接した前記正極端子同士、前記負極端子同士、又は前記正極端子と前記負極端子を導電部材によって接合することが好ましい。
この態様によれば、導電部材によって覆われていない正極端子と負極端子を測定でき、端子表面に多くの計測点を設けることができるため、計測精度を向上できる。また、測定によって蓄電素子の配置に不具合を検出した場合、蓄電素子の配置を調整して不具合を解消できる。つまり、導電部材の接合後に測定する場合、検出した蓄電素子の配置の不具合は解消できないため、不良品であるその蓄電装置は出荷できない。これに対して、導電部材を未だ接合していない蓄電装置では、蓄電素子の配置の不具合を解消できるため、不良品の発生率を大幅に低減できる。
前記端子高さ被測定部の高さの測定は、前記正極端子及び前記負極端子の高さを、前記蓄電素子の配列方向に沿って連続的に測定することで行われるのが好ましい。
前記端子高さ被測定部の高さの測定は、非接触式測定装置を用いるようにすればよい。
本発明の第2の態様は、正極端子及び負極端子を備え、前記正極端子と前記負極端子には、表面形状が異なる端子高さ被測定部が設けられていることを特徴とする蓄電素子を提供する。
前記正極端子の前記端子高さ被測定部は、凸部又は凹部を備える。
前記負極端子の前記端子高さ被測定部は、凸部又は凹部を備える。
前記正極端子又は前記負極端子は、端子本体部と、前記端子本体部から延びる軸部とからなり、前記凸部又は前記凹部は、前記端子本体部に形成されている。
この態様によれば、端子本体部の凸部又は凹部をプレス加工により簡単に形成することができる。
前記負極端子の前記端子高さ被測定部は前記凸部を備え、前記凸部は、端子締結部材の頭部で構成すればよい。例えば、端子締結部材は頭部を有するリベットを利用し、このリベットの頭部を凸部として用いる。
前記正極端子、又は前記負極端子に接続する導電部材を備え、前記導電部材は前記凸部に対応する位置に凹部を有するのが好ましい。
この態様によれば、正極端子又は負極端子と導電部材の位置決め及び溶接を容易に行うことができる。
本発明の第3の態様は、前記いずれかの蓄電素子を複数備えたことを特徴とする蓄電装置を提供する。
隣接した前記蓄電素子の前記正極端子同士と前記負極端子同士が接続部材によって電気的に並列接続された1組の蓄電素子群を複数備え、前記複数の蓄電素子群の正極端子群と負極端子群は、前記接続部材の連続部分によって電気的に直列接続されている。
この態様によれば、直列接続された蓄電素子によって蓄電装置全体の出力電圧を高め、並列接続された蓄電素子によって蓄電装置全体の容量(電気量)を高めることができる。
本発明によれば、正極端子と負極端子に表面形状が異なる端子高さ被測定部を設けたので、配置した蓄電素子の高さ方向の組立誤差を判別しつつ、正極端子と負極端子の違いを確実に判別することができる。
本実施形態に係る蓄電装置の分解斜視図である。 (a)は図1に示す蓄電素子の平面図、(b)はそのA−A線断面図である。 図1の本体内に蓄電素子を収容した状態を示す斜視図である。 図3の蓄電素子にバスバーを装着した状態を示す斜視図である。 (a)は図3に示す状態で、光学式測定装置により各端子までの距離を測定している状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 蓄電素子の正極端子と負極端子の拡大断面図である。 他の実施形態に係る蓄電素子の一部を示す正面断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本実施形態に係る蓄電装置を示す。この蓄電装置は、外装体1と、その内部に収容される複数の蓄電素子2と、を備える。
外装体1は、合成樹脂材料からなる本体3と蓋体4とで構成されている。
本体3は有底筒状で、平面視矩形状の底面部5と、その4辺から立ち上がって筒状となる4つの側面部6とで構成される。4つの側面部6によって上端部分に上方開口部7が形成されている。
蓋体4は、平面視矩形状で、その4辺から下方に向かって枠体8が延びている。蓋体4は、本体3の上方開口部7を閉鎖する。蓋体4の上面には平面視略T字形の突出部9が形成されている。蓋体4の上面には、突出部9が形成されていない2箇所のうち、一方の隅部に正極外部端子10が固定され、他方の隅部に負極外部端子11が固定されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、蓄電素子2は、直方体形状のケース12内に電極体13を非水電解質と共に収容したものである。ケース12は、ケース本体14と、その上方の開口部を閉鎖するカバー15とで構成されている。
電極体13は、詳細については図示しないが、銅箔からなる基材に活物質を塗布した負極要素と、アルミニウム箔からなる基材に活物質を塗布した正極要素との間に、多孔性の樹脂フィルムからなるセパレータを配置したものである。これらはいずれも帯状で、セパレータに対して負極要素と正極要素とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で、ケース本体14に収容可能となるように扁平状に巻回されている。
正極要素には正極集電体16を介して正極端子17が、負極要素には負極集電体18を介して負極端子19がそれぞれ接続されている。正極集電体16及び負極集電体18は、平板状の台座部20と、この台座部20から延びる脚部21とからなる。台座部20には貫通孔が形成されている。脚部21は正極要素又は負極要素に接続されている。正極端子17及び負極端子19は、端子本体部22と、その下面中心部分から下方に突出する軸部23とからなる。そのうち、正極端子17の端子本体部22と軸部23とは、アルミニウム(単一材料)によって一体成形されている。負極端子19においては、端子本体部22がアルミニウム製で、軸部23が銅製であり、これらを組み付けたものである。正極端子17及び負極端子19の端子本体部22は、カバー15の両端部に絶縁材料からなるパッキン24を介して配置され、このパッキン24から外方へ露出されている。
正極端子17又は負極端子19の端子本体部22の少なくともいずれか一方の中心部分には、端子高さ被測定部の一部を構成する凹部25が形成されている。ここでは、正極端子17の端子本体部22の上面に凹部25が形成され、負極端子19の端子本体部22の上面には凹部25は形成されていない。なお、後述するように、端子高さは、凹部25だけでなく、正極端子17又は負極端子19の端子表面35も計測するため、端子高さ被測定部には凹部25だけでなく端子表面35も含まれる。つまり、正極端子17及び負極端子19には、凹部25の形成(形成しないことを含む)によって、端子表面35の形状が異なる端子高さ被測定部が形成されている。
前記構成からなる蓄電素子2は、図3に示すように、複数個(例えば12個)が幅方向に並設された状態で本体3内に収容されている。ここでは、本体3の一端側から他端側(矢印Y1からY2方向)に向かって3つの蓄電素子2を1組として、同一組では隣り合う蓄電素子2,2の端子極性が同じになり、隣り合う組同士では隣り合う蓄電素子2の端子極性が逆になるように配置されている。最も矢印Y1側に位置する3つの蓄電素子2(第1組)では、矢印X1側が負極、矢印X2側が正極となっている。第1組に隣接する3つの蓄電素子2(第2組)では、矢印X1側が正極、矢印X2側が負極となっている。さらに第2組に隣接する第3組では、第1組と同じ配置となっており、第3組に隣接する第4組では第2組と同じ配置となっている。
図4に示すように、正極端子17及び負極端子19には、導電部材としての端子用バスバー(接続部材)26〜30が溶接により接続されている。第1組の矢印X2側では、正極端子17群が第1バスバー26によって接続されている。第1組と第2組の間では、矢印X1側で第1組の負極端子19群と第2組の正極端子17群とが第2バスバー27によって接続されている。第2組と第3組の間では、矢印X2側で第2組の負極端子19群と第3組の正極端子17群とが第3バスバー28によって接続されている。第3組と第4組の間では、矢印X1側で第3組の負極端子19群と第4組の正極端子17群とが第4バスバー29によって接続されている。第4組の矢印X2側では、負極端子19群が第5バスバー30によって接続されている。
図1を併せて参照すると、電気の流れの一端に位置する第1バスバー26は、第1の電子機器32A(例えばヒューズ)、第2の電子機器32B(例えばリレー)、バスバー33、及びバスバーターミナル(図示せず)を介して、正極外部端子10に接続されている。電気の流れの他端に位置する第5バスバー30は、バスバー34A,34B、及び負極バスバーターミナル(図示せず)を介して、負極外部端子11に接続されている。これによりそれぞれの蓄電素子2は、正極外部端子10及び負極外部端子11を介して、電気の充電と、電気の放電が可能になっている。電子機器32A,32Bと電気部品接続用バスバー33〜34Bとは、積層配置した複数の蓄電素子2の上部に配置された回路基板ユニット31に取り付けられている。バスバーターミナルは、蓋体4に配置されている。
端子用バスバー26〜30によって電気的に接続される複数の蓄電素子2は、次のようにして配置状態の検査が行われる。
図3に示すように本体3内に全ての蓄電素子2を収容した状態、つまり蓄電素子2を一方向に配列した状態で、図5(a)及び図5(b)に示すように、光学式測定装置37を利用して、各蓄電素子2の向きが正しいか否か、又各蓄電素子2の正極端子17及び負極端子19の高さ方向(矢印X1−X2のX方向と、矢印Y1−Y2のY方向の両方に直交するZ方向)への位置ずれがないか否かを検出する。
光学式測定装置37としては、発光部38からレーザ光を照射し、正極端子17又は負極端子19での反射光を受光部39で受光することにより、発光部38から正極端子17又は負極端子19までの距離を測定するものが使用できる。この場合、距離の測定方式は、拡散反射方式(照射したレーザ光のうち、拡散反射光を受光する方式)や正反射方式(投光角と受光角を傾斜させ、反射光の正反射成分を受光する方式)等を採用することができる。また、測定装置は光学式に限らず、リニア近接センサ、超音波センサ等、他の非接触式センサを使用することも可能である。但し、タッチプローブ等の接触式センサやハイトゲージ、ダイヤル式インジケータ等の接触式高さ測定器を用いてもよい。
光学式測定装置37による測定は、蓄電素子2の配列方向であるY方向に移動しながら、連続的に行われる。光学式測定装置37での検出信号は制御装置40に入力される。制御装置40は記憶部41と処理部42とを備える。
記憶部41には、制御プログラムと各種データが記憶されている。制御プログラムとしては、所定位置にセットされた蓄電装置に対して、光学式測定装置37をどのように移動させるのか、取得した検出値をどのように処理するのかについての内容が含まれる。記憶される各種データには、発光部38から測定対象である端子17,19までの距離に関する距離データが含まれる。この距離データには、許容段差範囲Rt、第1基準値V1、第2基準値V2、第3基準値V3、及び第4基準値V4が含まれる。
許容段差範囲Rtは、隣接する蓄電素子2,2の高さの差が、端子17,19に対して端子用バスバー26〜30を適正強度で接合できる範囲であるか否かを判別するためのものである。詳しくは、図3に示すように本体3に蓄電素子2を配置した状態での端子17,19の高さは、図6に示すように、蓄電素子2自体の部品誤差、及び本体3に対する蓄電素子2の組立誤差によって不揃いになることがある。隣接する端子17,17、端子17,19、又は端子19,19の上面間の段差Sが、端子用バスバー26〜30の厚さT(例えば2mm)の10%(例えば0.2mm)以上である場合、端子17,19に対する端子用バスバー26〜30の接合強度は低下する。よって、部品誤差と組立誤差を含む隣り合う蓄電素子2,2の端子段差Sは、端子用バスバー26〜30の厚さTの10%未満にする必要がある。接合強度が低下するような大きい段差で配列された蓄電装置を除くために、許容段差範囲Rtが設定されている。
第1基準値V1は、正極端子17であるのか負極端子19であるのかを判別するためものである。この第1基準値V1は、凹部25の深さに相当する数値であり、許容段差範囲Rtを十分に超えるように、端子用バスバー26〜30の厚さTの10%よりも大きい数値(例えば1.0mm)に設定されている。つまり、正極端子17と負極端子19とで測定位置での差を端子用バスバー26〜30の厚さTの10%よりも大きくし、凹部25であるか否かの有意な差を形成している。
第2基準値V2は、検出部位が端子17,19であるか否かを判別するためのものである。この第2基準値V2は、光学式測定装置37から負極端子19までの距離(光学式測定装置37から正極端子17の凹部25が形成されていない部分までの距離と同義)に、許容誤差Raを含めた範囲である。許容誤差Raとは、本体3に対する単一の蓄電素子2の高さ方向Zの位置ずれの許容範囲(例えば±0.2mm)である。例えば、本体3に蓄電素子2を設計通り配置した場合、光学式測定装置37から端子17,19までの距離(設計値)が100mmならば、その値に許容誤差Raを加えた範囲(99.8mm〜100.2mm)が、第2基準値V2として設定されている。
第3基準値V3は、検出部位がカバー15であるか否かを判別するためのものである。この第3基準値V3は、光学式測定装置37からカバー15までの距離に、許容誤差Raを含めた範囲である。例えば、本体3に蓄電素子2を設計通り配置した場合、光学式測定装置37からカバー15までの距離(設計値)が105mmならば、その値に許容誤差Raを加えた範囲(104.8mm〜105.2mm)が、第3基準値V3として設定されている。
第4基準値V4は、特定の端子17又は19を最初に測定した実測値である。この第4基準値V4は、個々の蓄電素子2毎に記憶される。
また、記憶される各種データには、蓄電装置内での各蓄電素子2の配列方向(ある位置を原点とする座標で正極端子17及び負極端子19の中心位置を特定し、その中心位置に正極端子17又は負極端子19がいずれに位置しているのか)を示す配列データが含まれる。
処理部42は、制御プログラムに従って配列データを参照しつつ、光学式測定装置37を蓄電素子2の配列方向であるY方向に沿って移動させる。そして、発光部38から発光したレーザ光を受光部39で受光することにより、順次、各蓄電素子2の正極端子17又は負極端子19までの距離を検出し、その検出値を処理部42が解析する。
詳しくは、処理部42は、光学式測定装置37による検出値を第2基準値V2及び第3基準値V3と比較することで、端子17,19の部分を測定しているのか、カバー15の部分を測定しているのかを判別する。また、検出値を第4基準値V4及び第1基準値V1と比較することで、測定対象の端子17,19に凹部25が形成されているか否か、すなわち正極端子17であるのか負極端子19であるのかを判別する。また、先に検出した端子17,19の第4基準値V4aと、現在検出している端子17,19の第4基準値V4bとの差を演算し、許容段差範囲Rtと比較することで、隣接する蓄電素子2,2の端子段差Sが正常であるのか異常であるのかを判別する。また、検出値が、第2基準値V2の下限よりも小さい場合、高さ方向Zに大きく位置ずれしていると判断し、第3基準値V3の上限よりも大きい場合、蓄電素子2がセットされていないと判断する。
次に、図6のタイムチャートに従って蓄電素子2の配列検査について説明する。なお、図6は、説明を簡略するために、図3及び図5とは蓄電素子2の配列を異ならせている。
図6に示すように、処理部42には、光学式測定装置37をY方向に移動させながら測定した距離信号が検出値として随時入力されている。検出値が第2基準値V2及び第3基準値V3のいずれにも該当しない場合、処理部42は、蓄電素子2がセットされていないか、高さ方向Zに大きく位置ずれしていると判断し、その旨を報知する。検出値が第3基準値V3に該当すれば、処理部42は、カバー15の部分を測定していると判断する。
検出値が第3基準値V3に該当する状態から第2基準値V2に該当する状態になると、処理部42は、1番目の蓄電素子2の正極端子17又は負極端子19又に到達したと判断し、その最初の検出値(例えば99.9mm)を第4基準値V4aとして記憶する。第4基準値V4aの記憶後は、第3基準値V3に該当する状態に戻るまで、処理部42は、第4基準値V4aを比較対象値として判断を行う。検出を引き続き行うと、図6の例では検出値が第4基準値V4aと同等の状態が続いた後、第3基準値V3に該当する状態になる。よって、1番目に検出した蓄電素子2は、凹部25が形成されていない負極端子19であると、処理部42は判断する。そして、配列データと比較して、負極端子19であることが正しくなければ、処理部42は、蓄電素子2の向きが間違っていると判断し、その旨を報知する。
引き続いて検出を行うと、検出値が再び第3基準値V3に該当する状態から第2基準値V2に該当する状態になる。すると、処理部42は、2番目の蓄電素子2の正極端子17又は負極端子19に到達したと判断し、その最初の検出値(例えば100mm)を第4基準値V4bとして記憶する。検出を引き続き行うと、図6の例では検出値が第4基準値V4bと同等の状態が続いた後、第4基準値V4bに第1基準値V1を加算した値になる。その後、検出値は、第4基準値V4bに第1基準値V1を加算した値が暫く続いた後、第4基準値V4bに戻り、第4基準値V4bが暫く続いた後、第3基準値V3に該当する状態になる。よって、2番目に検出した蓄電素子2は、凹部25が形成された正極端子17であると、処理部42は判断する。そして、配列データと比較して、正極端子17であることが正しくなければ、処理部42は、蓄電素子2の向きが間違っていると判断し、その旨を報知する。
蓄電素子2の向きが正しい場合、処理部42は、1番目の蓄電素子2の第4基準値V4aと、2番目の蓄電素子2の第4基準値V4bとの差を演算し、その演算値(端子段差S)が許容段差範囲Rt内にあれば、高さ方向Zの位置ずれは許容範囲内であると判断する。端子段差Sが許容段差範囲Rt外にあれば、処理部42は、高さ方向Zの位置ずれが大きいと判断し、その旨を報知する。
3番目以降の蓄電素子2は、2番目の蓄電素子2と同様に検査する。なお、端子段差Sが許容段差範囲Rtであるか否かは、1個手前の蓄電素子2との比較のみで行うが、上流側の設定された個数分の蓄電素子2と比較してもよい。
このように、前記光学式測定装置37で蓄電素子2の各端子の高さを検出することにより、その測定結果に基づいて自動的に、各蓄電素子2の極性が正しい方向で本体3に収容されているか、そして高さ方向Zへの位置ずれはないかを検出することができる。
光学式測定装置37による蓄電素子2の各端子高さの検出が完了し、問題がなければ、各端子17,19に端子用バスバー26〜30を溶接し、基板やバスバーターミナル等を装着した後、回路基板ユニット31及び蓋体4で覆って蓄電装置を完成する。
以上のように、本実施形態では、端子高さのデータを活用し、許容段差範囲Rtに基づいて、隣接する蓄電素子2,2の端子段差Sが正常であるのか異常であるのかを判別することにより、隣接配置した端子の高さ方向の組立誤差を判別できる。しかも、正極端子17であるか負極端子19であるかを判断することで、蓄電素子2の配列間違い(誤組み)の判別を同時に行うことができる。
また、蓄電素子2の配列検査は、正極端子17同士、負極端子19同士、又は正極端子17と負極端子19をバスバー26〜30によって接合する前に行われる。つまり、蓄電素子2の配列検査では、バスバー26〜30によって覆われていない正極端子17と負極端子19を測定するため、端子表面35に多くの計測点を設けることができる。よって、配列検査に関する蓄電素子2の計測精度を向上できる。
また、測定によって蓄電素子2の配置に不具合を検出した場合、蓄電素子2の配置を調整して不具合を解消できる。つまり、バスバー26〜30の接合後に測定した場合、検出した蓄電素子2の配置の不具合は解消できないため、不良品であるその蓄電装置は出荷できない。これに対して、本実施形態では、検出した蓄電素子2の配置の不具合を解消できるため、不良品の発生率を大幅に低減できる。
また、本実施形態では、隣接配置した端子の高さ方向の組立誤差を判別し、許容段差範囲Rt外の蓄電素子2のセットは除外されるため、段差S(隙間)が小さい端子にバスバー26〜30を接合できる。なお、本来の製造工程から除外されたセットは、段差Sが大きかった部分の修正後、改めて製造工程に戻される。よって、隣接した端子の高さ方向に組立誤差があるという不良セットが、溶接後に発見されることはない。
ここで、バスバー26〜30を端子表面35に溶接する方法を具体的に説明する。まず、電気的に接続する隣接した端子の端子表面35を跨ぐように、バスバー26〜30を端子表面35上に配置する。その後、端子表面35へのバスバー26〜30の溶接領域以外の部分を押圧し、端子表面35にバスバー26〜30を押し付ける。これにより、バスバー26〜30と端子表面35との間の隙間を可能な限り小さくできる。また、隙間が小さくなると、バスバー26〜30と端子表面35との溶接を良好に行うことができる。
端子表面35にバスバー26〜30を押し付けても、隙間を吸収しきれないほど段差Sが大きい場合、バスバー26〜30と端子表面35との間には隙間が空いたままになる。この状態で溶接を行うと、溶接部の溶け込み状態にバラツキが生じ、溶接強度などの接続状態が不安定となり、溶接不良が増加してしまう。
図4及び図6に示すように、本実施形態のバスバー26〜30は、端子表面35に対向する領域の間に部分的に湾曲した湾曲部(ヒンジ部)36を備える。この湾曲部36が変形することで、バスバー26〜30は、端子表面35に対向する面が上下に変位することが可能である。よって、バスバー26〜30を端子表面35に押し付けることで湾曲部36を変形させ、蓄電素子2の組立誤差によるバスバー26〜30と端子表面35の隙間を所定の範囲で吸収できる。また、バスバー26〜30を端子表面35に接合して蓄電装置が完成した後においても、湾曲部36は、蓄電装置全体の振動による蓄電素子2の端子表面35の変位を所定の範囲で吸収できる。
以上のように、本実施形態では、バスバー26〜30を端子表面35に溶接する前に、隣接した端子の高さ方向の組立誤差を測定し、セットの段差Sに関する不具合の有無を判断する。また、不具合を検出したセットは、本来の製造工程からいったん除外し、段差Sを修正する工程に移す。さらに、段差Sを許容範囲に修正した後、本来の製造工程に戻し、改めて端子の測定を行って配列と段差を確認した後、正しければバスバー26〜30を端子表面35上に配置し、かつ端子表面35に押し付けて端子表面35に溶接する。
よって、本実施形態では、バスバー26〜30と端子表面35の溶接時、湾曲部36で吸収しきれないほどの段差Sを有するセットは存在しない。その結果、バスバー26〜30と端子表面35との間に大きな隙間が存在するという不良品の発生を事前に防止し、不良品の発生率を低減できる。
また、本実施形態の蓄電装置は、前述のように、複数の蓄電素子2の正極端子17同士と負極端子19同士が、バスバー26〜30によって電気的に並列接続された1組の蓄電素子2群を複数備える。また、これらの蓄電素子2群の正極端子17群と負極端子19群は、バスバー27〜29の連続部分27a〜29aによって電気的に直列接続されている。この接続方法は、直列接続された蓄電素子2によって蓄電装置全体の出力電圧を高め、並列接続された蓄電素子2によって蓄電装置全体の容量(電気量)を高める設計を行う目的で採用している。
この接続方法の場合、直列及び並列に拘わらず、1枚のバスバー26〜30で接続する蓄電素子2の数は3個、あるいは4個以上である。よって、単に隣接した2個の蓄電素子2を直列接続する場合と比べて、1枚のバスバーで接続しなければならない蓄電素子2の数が多い。
1枚のバスバーに多数の蓄電素子2を接続する場合、本実施形態の技術的意義は大きい。つまり、直列と並列の混合で接続する蓄電素子2の数が3個以上の場合、中間部分に位置する蓄電素子2が両側の蓄電素子2,2よりも突出又は窪んだ状態になることがある。この場合でも、本実施形態では、前述したように組立誤差があるセットを本来の製造工程から除外し、段差Sが大きかった部分を修正した後、本来の製造工程に改めて戻す。このように、バスバー26〜30を端子に溶接する前に不具合を検出し、隣接した端子の高さ方向を修正する機会を設けることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、本体3に収容する蓄電素子2の配列として、図3に示す例を示したが、蓄電装置の種類等の違いによって種々の配列があり、このものに限定されるものではない。そして、どのような配列であっても、その情報を予め設定することで、前記光学式測定装置37によって、蓄電素子2の向きや高さ方向の位置ずれを確実に検出することができる。
前記実施形態では、正極端子17の上面中央部に凹部25を形成するようにしたが、負極端子19に設けるようにしてもよい。また、凹部25に代えて凸部で構成するようにしてもよいし、凹部25と凸部の組み合わせで構成するようにしてもよい。いずれにしても、凸部と端子本体部22、凹部25と凸部の間に、光学式測定装置37で検出可能な有意な差が形成されていればよい。
また、負極端子19に凸部を形成する場合、端子締結部材の頭部で構成するようにしてもよい。例えば、図7に示すように、端子締結部材として頭部43aを有するリベット43を利用し、このリベット43の頭部43aを負極端子19の凸部とすることができる。
また、負極端子19や正極端子17に凸部43aを設ける場合、端子用バスバー26〜30の対応する位置に凹部44を形成し、凸部43aに対して凹部44を利用して端子用バスバー26〜30を位置決めした後、溶接すればよい。これによれば、予め凹部44内に凸部43aを位置させて仮固定し、その後各端子17,19と端子用バスバー26〜30とを溶接することができるので、作業性がよい。
また、蓄電素子2を外装体1内に収容する蓄電装置を例に挙げて説明したが、外装体1を具備しない蓄電装置であってもよい。
また、蓄電装置の製造方法(配置検査方法)も種々の変更が可能である。
前記実施形態では、第2基準値V2及び第3基準値V3を設定することで、蓄電素子2のどの部分を測定しているのかを判別したが、その判別方法は希望に応じて変更できる。例えば、測定部位がカバー15であるか否かを判別するための第3基準値V3は設定することなく、測定部位が端子17,19であるか否かを判別する第2基準値V2だけを設定する。そして、検出値が第2基準値V2に該当しない場合には、カバー15を測定していると判断してもよい。逆に、第2基準値V2は設定することなく、第3基準値V3だけを設定し、検出値が第3基準値V3に該当しない場合には、端子17,19を測定していると判断してもよい。
また、第3基準値V3は、カバー15と端子17,19の段差の設計値(例えば5mm)とし、第2基準値V2に第3基準値V3を加算することで、測定部位がカバー15であるか否かを判別させてもよい。逆に、第2基準値V2をカバー15と端子17,19の段差の設計値(例えば5mm)とし、第3基準値V3に第2基準値V2を減算することで、測定部位が端子17,19であるか否かを判別させてもよい。または、カバー15と端子17,19の段差に相当する基準値Vだけを設定し、検出値が基準値V分増加するとカバー15を測定していると判断し、検出値が基準値V分減少すると端子17,19を測定していると判断してもよい。
また、第4基準値V4を記憶する部位も、希望に応じて変更できる。例えば、端子17,19が位置するY方向の設定された特定位置の検出値を第4基準値V4として記憶してもよい。また、端子17,19を検出した複数の検出値の平均値を、第4基準値V4として記憶してもよい。
また、第2基準値V2と第3基準値V3とは、所定の範囲ではなく、特定の数値であってもよい。要するに、端子17,19の高さの基準値を随時又は予め設定し、その基準値と凹部25の基準値V1、そして取得した検出値に基づいて、正極端子17であるのか負極端子19であるのかを判断すればよい。
1…外装体
2…蓄電素子
3…本体
4…蓋体
5…底面部
6…側面部
7…上方開口部
8…枠体
9…突出部
10…正極外部端子
11…負極外部端子
12…ケース
13…電極体
14…ケース本体
15…カバー
16…正極集電体
17…正極端子
18…負極集電体
19…負極端子
20…台座部
21…脚部
22…端子本体部
23…軸部
24…パッキン
25…凹部(被測定部)
26〜30…端子用バスバー(接続部材)
27a〜29a…連続部分
31…回路基板ユニット
32A,32B…電子機器
33〜34B…電気部品接続用バスバー
35…端子表面
36…湾曲部(ヒンジ部)
37…光学式測定装置
38…発光部
39…受光部
40…制御装置
41…記憶部
42…処理部
43…リベット
43a…頭部(凸部)
44…凹部

Claims (13)

  1. 表面形状が異なる端子高さ被測定部を有する正極端子及び負極端子を備える蓄電素子を複数設けた蓄電装置の製造方法であって、
    前記正極端子と前記負極端子の前記端子高さ被測定部の高さを測定し、
    測定した前記正極端子及び前記負極端子の高さと、基準値とを比較することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
  2. 前記端子高さ被測定部の高さの測定結果に基づいて、
    隣接した前記正極端子同士、前記負極端子同士、又は前記正極端子と前記負極端子の高さ方向の誤差の判別と、
    前記正極端子及び前記負極端子のうちのいずれであるかの判別と
    を同時に行うことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置の製造方法。
  3. 前記端子高さ被測定部の高さを測定した後、
    隣接した前記正極端子同士、前記負極端子同士、又は前記正極端子と前記負極端子を導電部材によって接合することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電装置の製造方法。
  4. 前記端子高さ被測定部の高さの測定は、前記正極端子及び前記負極端子の高さを、前記蓄電素子の配列方向に沿って連続的に測定することで行われることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電装置の製造方法。
  5. 前記端子高さ被測定部の高さの測定は、非接触式測定装置を用いることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄電装置の製造方法。
  6. 正極端子及び負極端子を備え、
    前記正極端子と前記負極端子には、表面形状が異なる端子高さ被測定部が設けられていることを特徴とする蓄電素子。
  7. 前記正極端子の前記端子高さ被測定部は、凸部又は凹部を備えることを特徴とする請求項6に記載の蓄電素子。
  8. 前記負極端子の前記端子高さ被測定部は、凸部又は凹部を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の蓄電素子。
  9. 前記正極端子又は前記負極端子は、端子本体部と、前記端子本体部から延びる軸部とからなり、
    前記凸部又は前記凹部は、前記端子本体部に形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の蓄電素子。
  10. 前記負極端子の前記端子高さ被測定部は前記凸部を備え、
    前記凸部は、端子締結部材の頭部であることを特徴とする請求項8に記載の蓄電素子。
  11. 前記正極端子、又は前記負極端子に接続する導電部材を備え、
    前記導電部材は前記凸部に対応する位置に凹部を有することを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  12. 前記請求項6から11のいずれか1項に記載の蓄電素子を複数備えたことを特徴とする蓄電装置。
  13. 隣接した前記蓄電素子の前記正極端子同士と前記負極端子同士が接続部材によって電気的に並列接続された1組の蓄電素子群を複数備え、
    前記複数の蓄電素子群の正極端子群と負極端子群は、前記接続部材の連続部分によって電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項12に記載の蓄電装置。
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