JP2018116624A - 冷凍食品配送システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍食品が発送部からユーザ部に過剰に発送されてしまうおそれを抑制する。【解決手段】冷凍食品配送システムは、冷凍食品を発送する発送部と、発送部から発送された冷凍食品を収容する冷凍庫と検出部とを備えるユーザ部と、発送部から発送される冷凍食品を管理する管理部とを備える。冷凍食品は、冷凍食品本体と、冷凍食品本体を収容する容器と、容器が開封される前には検出部によって検出され、容器が開封された後には検出部によって検出されないように構成された被検出素子とを備える。管理部は、被検出素子が検出されなくなった場合に、容器が開封されたと判定する処理部を備える。処理部は、開封された容器の数に基づいて、発送部からユーザ部への冷凍食品の発送数を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍食品配送システムおよび方法に関する。
従来、料理または食材を配送する配送システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載された配送システムでは、ユーザが料理または食材を発注した場合に、その料理または食材が配送される。
特開2008−009670号公報
特許文献1に記載された配送システムとは異なり、ユーザによる発注に基づくことなく、食品が配送される配送システムが考えられる。この配送システムでは、ユーザが食品を発注しなくても食品がユーザに配送されるため、ユーザの満足度を向上させることができる。ところが、ユーザによる発注に基づかない配送システムでは、食品がユーザに過剰に配送されてしまうおそれがある。具体的には、ユーザの要求よりも高い頻度で食品がユーザに配送されたり(配送回数の過剰)、ユーザの要求よりも多い量の食品がユーザに配送されたりするおそれがある(配送量の過剰)。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、冷凍食品が発送部からユーザ部に過剰に発送されてしまうおそれを抑制することができる冷凍食品配送システムおよび方法を提供することにある。
本発明の一実施形態は、冷凍食品を発送する発送部と、前記発送部から発送された前記冷凍食品を収容する冷凍庫と検出部とを備えるユーザ部と、前記発送部から発送される前記冷凍食品を管理する管理部とを備える冷凍食品配送システムであって、前記冷凍食品は、冷凍食品本体と、前記冷凍食品本体を収容する容器と、前記容器が開封される前には前記検出部によって検出され、前記容器が開封された後には前記検出部によって検出されないように構成された被検出素子とを備えており、前記ユーザ部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記管理部に送信する第1通信部を更に備えており、前記管理部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第1通信部から受信する第2通信部と、前記被検出素子が前記検出部によって検出されなくなった場合に、前記容器が開封されたと判定する処理部とを備えており、前記第2通信部は、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記冷凍食品の発送指示を前記発送部に送信し、前記発送部は、前記発送指示を前記第2通信部から受信する第3通信部を備えており、前記処理部は、開封された前記容器の数に基づいて、前記発送部から前記ユーザ部への前記冷凍食品の発送数を設定する冷凍食品配送システムである。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記処理部によって設定される前記冷凍食品の発送数は、開封された前記容器の数と等しい。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記冷凍庫は、前記冷凍食品を出し入れするドアと、前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉センサとを備えており、前記第1通信部は、前記ドアの開閉動作が前記ドア開閉センサによって検出された場合に、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第2通信部に送信する。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記管理部は、前記ドアの開閉動作が前記ドア開閉センサによって検出されない期間が、予め設定された第1期間より長い場合に、その旨を出力する出力部を更に備えている。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記管理部は、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された日時と、開封された前記容器に収容されていた前記冷凍食品本体の品目とを記憶する記憶部を更に備えている。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記記憶部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された日時である前記冷凍食品の搬入日時を記憶し、前記搬入日時から、予め設定された第2期間が経過した場合に、前記第2通信部は、前記冷凍食品とは異なる品目の冷凍食品の発送指示を前記第3通信部に送信する。
本発明の一実施形態では、上述の冷凍食品配送システムにおいて、前記第2期間は、1年を複数に分割した期間であり、前記管理部は、前記異なる品目の冷凍食品を、季節に基づいて設定する。
また、本発明の一実施形態は、冷凍食品を発送する発送部と、前記発送部から発送された前記冷凍食品を収容する冷凍庫と検出部とを備えるユーザ部と、前記発送部から発送される前記冷凍食品を管理する管理部とを備える冷凍食品配送システムの冷凍食品配送方法であって、前記冷凍食品は、冷凍食品本体と、前記冷凍食品本体を収容する容器と、前記容器が開封される前には前記検出部によって検出され、前記容器が開封された後には前記検出部によって検出されないように構成された被検出素子とを備えており、前記ユーザ部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記管理部に送信する第1通信部を更に備えており、前記管理部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第1通信部から受信する第2通信部と、前記被検出素子が前記検出部によって検出されなくなった場合に、前記容器が開封されたと判定する処理部とを備えており、前記第2通信部は、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記冷凍食品の発送指示を前記発送部に送信し、前記発送部は、前記発送指示を前記第2通信部から受信する第3通信部を備えており、前記処理部は、開封された前記容器の数に基づいて、前記発送部から前記ユーザ部への前記冷凍食品の発送数を設定する冷凍食品配送方法である。
この発明によれば、冷凍食品が発送部からユーザ部に過剰に発送されてしまうおそれを抑制することができる冷凍食品配送システムおよび方法を提供することができる。
第1実施形態の冷凍食品配送システムの構成の一例を示す図である。 図1に示す冷凍庫の一例を示す図である。 第1実施形態の冷凍食品配送システムによって実行される処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 第1実施形態の冷凍食品配送システムの第1適用例を示す図である。 第1実施形態の冷凍食品配送システムの第1適用例を示す図である。 第1実施形態の冷凍食品配送システムの第2適用例を示す図である。 第1実施形態の冷凍食品配送システムの第2適用例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。まず、図1を参照して、第1実施形態の冷凍食品配送システム1の構成について説明する。
<冷凍食品配送システム1の構成>
図1は、第1実施形態の冷凍食品配送システム1の構成の一例を示す図である。
図1に示す例では、第1実施形態の冷凍食品配送システム1が、例えば和食料理の冷凍食品A、洋食料理の冷凍食品B、中華料理の冷凍食品Cなどの配送に適用される。
冷凍食品Aは、冷凍食品本体A1と、容器A2と、被検出素子A3とを備えている。冷凍食品本体A1とは、和食料理が冷凍されたものである。容器A2は、冷凍食品本体A1を収容している。
冷凍食品Bは、冷凍食品本体B1と、容器B2と、被検出素子B3とを備えている。冷凍食品本体B1とは、洋食料理が冷凍されたものである。容器B2は、冷凍食品本体B1を収容している。
冷凍食品Cは、冷凍食品本体C1と、容器C2と、被検出素子C3とを備えている。冷凍食品本体C1とは、中華料理が冷凍されたものである。容器C2は、冷凍食品本体C1を収容している。
図1に示す例では、容器A2、B2、C2は、同一形状に形成されている。
他の例では、容器A2、B2、C2が、互いに異なる形状に形成されていてもよい。
図1に示す例では、冷凍食品A、B、Cが、製品(完成品)である。つまり、冷凍食品A、B、Cが、解凍処理および必要に応じて加温処理を施すことによってユーザが食べることができるものである。
他の例では、第1実施形態の冷凍食品配送システム1によって配送される冷凍食品が、例えば半加工品、生鮮品などを冷凍処理したものであってもよい。半加工品、生鮮品などを冷凍処理したものが配送される場合、発送部11は、発送される冷凍食品A、B、Cの鮮度の管理を行う。
図1に示す例では、被検出素子A3、B3、C3は、後述する検出部122の検出エリア内に位置する場合に、検出部122によって検出される。被検出素子A3、B3、C3は、例えば、特開2007−183938号公報の図4に記載されたRFタグと同様に構成されている。
詳細には、容器A2、B2、C2が開封されると、被検出素子A3、B3、C3が、検出部122の検出エリア内に位置する場合であっても、検出部122によって検出されなくなるように、容器A2、B2、C2と被検出素子A3、B3、C3とは構成されている。
一方、容器A2、B2、C2が開封される前には、被検出素子A3、B3、C3は、検出部122の検出エリア内に位置する場合に、検出部122によって検出される。
図1に示す例では、冷凍食品配送システム1は、発送部11と、ユーザ部12と、管理部(データセンター)13とを備えている。
発送部11は、冷凍食品A、B、Cを発送する。発送部11は、例えば、冷凍食品A、B、Cを製造する工場、冷凍食品A、B、Cを保管する倉庫などによって構成される。発送部11は、発送される冷凍食品A、B、Cの温度、消費期限などの管理を行う。
ユーザ部12は、上述した検出部122を備えている。検出部122は、上述したように、検出部122の検出エリア内に位置する被検出素子A3、B3、C3を検出する。検出部122は、例えば、高速道路のETC(Electronic Toll Collection)ゲートのRFIDリーダと同様に構成されている。
また、ユーザ部12は、発送部11から発送された冷凍食品A、B、Cを収容する冷凍庫121を備えている。冷凍庫121は、例えば家庭の軒先、オフィスのエントランスなどのような、配送員が自由にアクセスできる位置に配置される。冷凍庫121が屋外に配置される場合には、防水対策および防虫対策が施された冷凍庫121が用いられる。冷凍庫121は、収容されている冷凍食品A、B、Cの温度管理を行う。冷凍庫121は、冷凍食品A、B、Cを出し入れする例えば3つのドア121a、121b、121cを備えている。また、冷凍庫121は、ドア121a、ドア121b、ドア121cの開閉動作を検出するドア開閉センサ121d、121e、121fを備えている。ドア121a、121b、121cは施錠式である。配送員およびユーザは、ドア121a、121b、121cを解錠するためのをキーを有する。
図2は、図1に示す冷凍庫121の一例を示す図である。詳細には、図2(A)は3つのドア121a、121b、121cが閉じられた状態の冷凍庫121を示す図である。図2(B)は下から1番目のドア121cと下から2番目のドア121bとが部分的に開けられた状態の冷凍庫121を示す図である。図2(C)は下から1番目のドア121cが全開された状態の冷凍庫121の内部を冷凍庫121の鉛直方向上側から見た図である。
図2に示す例では、冷凍庫121が引き出し式に構成されている。そのため、ユーザは、図2(C)に示すようにドア121cを全開した場合に、冷凍庫121に収容されている冷凍食品A、B、Cを容易に把握することができる。
図1に示す例では、ユーザ部12は、上述した冷凍庫121および検出部122の他に、第1通信部123と、記憶部124とを備えている。
第1通信部123は、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、検出部122によって読み取られた被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を管理部13に送信する。
記憶部124は、少なくとも、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出されてから、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報が管理部13に送信されるまでの期間中、それらを記憶する。
図1に示す例では、管理部13は、発送部11からユーザ部12に発送される冷凍食品A、B、Cを管理する。詳細には、管理部13は、第2通信部131と、処理部132と、出力部133と、記憶部134とを備えている。
第2通信部131は、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を、第1通信部123から、無線通信回線、有線通信回線などを介して受信する。
詳細には、第1通信部123は、ドア121a、121b、121cのいずれかの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出された場合に、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、検出部122によって読み取られた被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を第2通信部131に送信する。
処理部132は、被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなった場合に、容器A2が開封されたと判定する。また、処理部132は、被検出素子B3が検出部122によって検出されなくなった場合に、容器B2が開封されたと判定する。また、処理部132は、被検出素子C3が検出部122によって検出されなくなった場合に、容器C2が開封されたと判定する。
図1に示す例では、第2通信部131は、容器A2が開封されたと処理部132によって判定された場合に、冷凍食品Aの発送指示を発送部11に送信する。また、第2通信部131は、容器B2が開封されたと処理部132によって判定された場合に、冷凍食品Bの発送指示を発送部11に送信する。また、第2通信部131は、容器C2が開封されたと処理部132によって判定された場合に、冷凍食品Cの発送指示を発送部11に送信する。
発送部11は、第3通信部111を備えている。第3通信部111は、冷凍食品A、B、Cの発送指示を、第2通信部131から、無線通信回線、有線通信回線などを介して受信する。
<冷凍食品配送システム1によって実行される処理>
図3は、第1実施形態の冷凍食品配送システム1によって実行される処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
例えばユーザが、図1に示す冷凍食品配送システム1の利用契約を行った場合に、冷凍食品配送システム1は、図3に示す処理を開始する。
ステップS1では、発送部11が、冷凍食品A、B、Cの初期発送を実行する。詳細には、発送部11が、例えば、N個の冷凍食品Aと、N個の冷凍食品Bと、N個の冷凍食品Cとを発送する。発送部11は、ユーザの家族構成、生活サイクル、嗜好等に基づいて、初期発送される冷凍食品A、B、Cを設定する。第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された図3に示す例では、ユーザが、例えば冷凍食品配送システム1の利用契約時に、ユーザの家族構成、生活サイクル、嗜好等を申告する。
次いで、冷凍食品配送システム1は、ステップS2の処理に進む。
ステップS2では、冷凍食品配送システム1が、ユーザ部12における初期搬入を実行する。具体的には、配送員が、発送部11によって発送されたN個ずつの冷凍食品A、B、Cをユーザ部12の冷凍庫121に搬入する。
詳細には、ステップS2において、配送員がN個ずつの冷凍食品A、B、Cをユーザ部12に搬入する場合に、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3は、検出部122の検出エリア外から検出部122の検出エリア内に移動する。また、記憶部124は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
また、ステップS2において、配送員がN個ずつの冷凍食品A、B、Cをユーザ部12の冷凍庫121に搬入する場合に、冷凍庫121のドア121a、121b、121cの開閉動作が、ドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出される。
図3に示す例では、冷凍庫121のドア121a、121b、121cのいずれかの開閉動作が、ドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出された場合に、冷凍食品配送システム1は、ステップS3の処理を実行する。
ステップS3では、第1通信部123は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を第2通信部131に送信する。記憶部134は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
次いで、冷凍食品配送システム1は、ステップS4の処理に進む。
ステップS4では、処理部132は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3のうちのいずれかが検出部122によって検出されなくなったか否かを判定する。N個ずつの冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3のうちのいずれかが検出部122によって検出されなくなった場合(ステップS4のYES)、処理部132は、検出部122によって検出されなくなった被検出素子A3、B3、C3を備えている冷凍食品A、B、Cの容器A2、B2、C2が開封されたと判定する。また、冷凍食品配送システム1は、ステップS5の処理に進む。
一方、N個ずつの冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3のすべてが検出部122によって検出されている場合(ステップS4のNO)、処理部132は、いずれの容器A2、B2、C2も開封されていないと判定する。また、冷凍食品配送システム1はステップS9の処理に進む。
ステップS5では、第2通信部131は、冷凍食品A、B、Cの発送指示を第3通信部111に送信する。処理部132は、開封された容器A2、B2、C2の数に基づいて、発送部11からユーザ部12への冷凍食品A、B、Cの発送数を設定する。詳細には、処理部132によって設定される冷凍食品A、B、Cの発送数は、開封された容器A2、B2、C2の数と等しい。
つまり、図3に示す例では、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの発送指示が、第2通信部131から第3通信部111に送信される。
次いで、冷凍食品配送システム1は、ステップS6の処理に進む。
ステップS6では、発送部11が、ステップS5の発送指示に基づく冷凍食品A、B、Cの発送を実行する。
図3に示す例では、ステップS6において、発送部11は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cを発送する。
次いで、冷凍食品配送システム1は、ステップS7の処理に進む。
ステップS7では、冷凍食品配送システム1が、ユーザ部12における冷凍食品A、B、Cの搬入を実行する。
図3に示す例では、ステップS7において、配送員は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cをユーザ部12の冷凍庫121に搬入する。
詳細には、ステップS7において、配送員が、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cをユーザ部12に搬入する場合に、冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3は、検出部122の検出エリア外から検出部122の検出エリア内に移動する。また、記憶部124は、冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、その被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
また、ステップS7において、配送員が、冷凍食品A、B、Cを冷凍庫121に搬入する場合に、冷凍庫121のドア121a、121b、121cの少なくともいずれかの開閉動作が、ドア開閉センサ121d、121e、121fの少なくともいずれかによって検出される。
図3に示す例では、冷凍庫121のドア121a、121b、121cの少なくともいずれかの開閉動作が、ドア開閉センサ121d、121e、121fの少なくともいずれかによって検出された場合に、冷凍食品配送システム1は、ステップS8の処理を実行する。
ステップS8では、第1通信部123は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、その被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を第2通信部131に送信する。記憶部134は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、その被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
次いで、冷凍食品配送システム1は、ステップS9の処理に進む。
ステップS9では、冷凍食品配送システム1は、図3に示す処理を終了するか否かを判定する。例えばユーザが、図1に示す冷凍食品配送システム1の利用契約を解約する場合(ステップS9のYES)、冷凍食品配送システム1は、図3に示す処理を終了する。一方、例えばユーザが、図1に示す冷凍食品配送システム1の利用契約を継続する場合(ステップS9のNO)、冷凍食品配送システム1は、ステップS4の処理に戻る。
<第1適用例>
図4および図5は、第1実施形態の冷凍食品配送システム1の第1適用例を示す図である。
図4および図5に示す例では、時刻t01に、冷凍食品配送システム1が図3のステップS2の処理を実行する。詳細には、配送員が、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3を、検出部122の検出エリア外から検出部122の検出エリア内に移動させる。また、記憶部124は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
次いで、時刻t02に、配送員が、N個ずつの冷凍食品A、B、Cを冷凍庫121に搬入する。その時、冷凍庫121のドア開閉センサ121d、121e、121fは、ドア121a、121b、121cの開閉動作を検出する。また、第1通信部123は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を第2通信部131に送信する。記憶部134は、N個ずつの冷凍食品A、B、Cのそれぞれの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨、および、それぞれの被検出素子A3、B3、C3に含まれる食品識別情報を記憶する。
図4および図5に示す例では、次いで、時刻t03に、ユーザが、冷凍庫121のドア121aを開け、na個の冷凍食品Aを取り出し、冷凍庫121のドア121aを閉める。
次いで、時刻t04に、ユーザが、na個の冷凍食品Aの容器A2を開封する。その結果、容器A2が開封されたna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなる。記憶部124は、na個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなった旨、および、その日時を記憶する。
図4および図5に示す例では、次いで、時刻t05に、ユーザが、例えば次の冷凍食品の取り出しなどの理由で、冷凍庫121のドア121a、121b、121cのいずれかを開閉する。ドア121a、121b、121cのいずれかの開閉動作は、ドア開閉センサ121d、121e、121fのいずれかによって検出される。
時刻t05に、第1通信部123は、記憶部124に記憶されている、時刻t04にna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなった旨を、第2通信部131に送信する。
換言すれば、時刻t05に、第1通信部123は、記憶部124に記憶されている、時刻t04に(N−na)個の冷凍食品Aの被検出素子A3、N個の冷凍食品Bの被検出素子B3およびN個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出された旨を、第2通信部131に送信する。
また、時刻t05に、処理部132は、第2通信部131によって受信された内容に基づいて、時刻t04にna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなったと判定する。また、処理部132は、時刻t04に検出部122によって検出されなくなった被検出素子A3を備えているna個の冷凍食品Aの容器A2が開封されたと判定する。第2通信部131は、na個の冷凍食品Aの発送指示を第3通信部111に送信する。
図4および図5に示す例では、次いで、時刻t06に、発送部11が、na個の冷凍食品Aを発送する。
次いで、時刻t07に、配送員は、発送部11によって発送されたna個の冷凍食品Aを、ユーザ部12の冷凍庫121に搬入する。
<第2適用例>
図6および図7は、第1実施形態の冷凍食品配送システム1の第2適用例を示す図である。
図6および図7に示す例では、時刻t11に、冷凍食品配送システム1は、図4の時刻t01に実行される処理と同様の処理を実行する。
次いで、時刻t12に、冷凍食品配送システム1は、図4の時刻t02に実行される処理と同様の処理を実行する。
図6および図7に示す例では、次いで、時刻t13に、ユーザが、冷凍庫121のドア121bを開け、nb個の冷凍食品Bとnc個の冷凍食品Cとを取り出し、冷凍庫121のドア121bを閉める。
次いで、時刻t14に、ユーザが、nb個の冷凍食品Bの容器B2を開封する。その結果、容器B2が開封されたnb個の冷凍食品Bの被検出素子B3が検出部122によって検出されなくなる。記憶部124は、nb個の冷凍食品Bの被検出素子B3が検出部122によって検出されなくなった旨、および、その日時を記憶する。
次いで、時刻t14−2に、ユーザが、nc個の冷凍食品Cの容器C2を開封する。その結果、容器C2が開封されたnc個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出されなくなる。記憶部124は、nc個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出されなくなった旨、および、その日時を記憶する。
図6および図7に示す例では、次いで、時刻t15に、ユーザが、例えば次の冷凍食品の取り出しなどの理由で、冷凍庫121のドア121a、121b、121cのいずれかを開閉する。ドア121a、121b、121cのいずれかの開閉動作は、ドア開閉センサ121d、121e、121fのいずれかによって検出される。
時刻t15に、第1通信部123は、記憶部124に記憶されている、時刻t14にnb個の冷凍食品Bの被検出素子B3が検出部122によって検出されなくなった旨を、第2通信部131に送信する。また、第1通信部123は、記憶部124に記憶されている、時刻t14−2にnc個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出されなくなった旨を、第2通信部131に送信する。
換言すれば、時刻t15に、第1通信部123は、記憶部124に記憶されている、時刻t14−2にN個の冷凍食品Aの被検出素子A3、(N−nb)個の冷凍食品Bの被検出素子B3および(N−nc)個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出された旨を、第2通信部131に送信する。
また、時刻t15に、処理部132は、第2通信部131によって受信された内容に基づいて、時刻t14にnb個の冷凍食品Bの被検出素子B3が検出部122によって検出されなくなったと判定する。また、処理部132は、第2通信部131によって受信された内容に基づいて、時刻t14−2にnc個の冷凍食品Cの被検出素子C3が検出部122によって検出されなくなったと判定する。
また、時刻t15に、処理部132は、時刻t14に検出部122によって検出されなくなった被検出素子B3を備えているnb個の冷凍食品Bの容器B2が開封されたと判定する。また、処理部132は、時刻t14−2に検出部122によって検出されなくなった被検出素子C3を備えているnc個の冷凍食品Cの容器C2が開封されたと判定する。
また、時刻t15に、第2通信部131は、nb個の冷凍食品Bおよびnc個の冷凍食品Cの発送指示を第3通信部111に送信する。
図6および図7に示す例では、次いで、時刻t16に、発送部11が、nb個の冷凍食品Bおよびnc個の冷凍食品Cを発送する。
次いで、時刻t17に、配送員は、発送部11によって発送されたnb個の冷凍食品Bおよびnc個の冷凍食品Cを、ユーザ部12の冷凍庫121に搬入する。
第1実施形態の冷凍食品配送システム1は、冷凍食品A、B、Cの被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出されなくなり、処理部132が、冷凍食品A、B、Cの容器A2、B2、C2が開封されたと判定した場合に、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cの料金を課金する。
第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された図1に示す例では、ユーザが冷凍食品A、B、Cを発注しなくても、ユーザによって消費された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cが、発送部11からユーザ部12に配送される。他の例では、ユーザによって消費された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの配送に加えて、配送員が、ユーザからの電話などによる発注に応じて冷凍食品A、B、Cを配送してもよい。
第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された図4および図5に示す例では、時刻t04にna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなった旨の情報が、時刻t04よりも後の冷凍庫121のドア121a、121b、121cのいずれかが開閉された時刻t05に、ユーザ部12から管理部13に送信される。つまり、図4および図5に示す例では、冷凍庫121のドア121a、121b、121cのいずれかが開閉された時刻t05まで、時刻t04にna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなったと、管理部13の処理部132によって判定されない。
第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された他の例では、代わりに、例えば30分毎の送信が行われるスマートメータのデータ送信回線を用いることによって、時刻t04にna個の冷凍食品Aの被検出素子A3が検出部122によって検出されなくなった旨の情報を、時刻t05よりも前に、ユーザ部12から管理部13に送信してもよい。
第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、省エネ技術が冷凍庫121に適用されていてもよい。また、冷凍庫121が、停電対策用蓄電池を備えていてもよい。
<第1実施形態のまとめ>
以上、第1実施形態の冷凍食品配送システム1について説明した。
上述したように、第1実施形態の冷凍食品配送システム1は、冷凍食品A、B、Cを発送する発送部11と、発送部11から発送された冷凍食品A、B、Cを収容する冷凍庫121と検出部122とを備えるユーザ部12と、発送部11から発送される冷凍食品A、B、Cを管理する管理部13とを備えている。冷凍食品A、B、Cは、冷凍食品本体A1、B1、C1と、冷凍食品本体A1、B1、C1を収容する容器A2、B2、C2と、容器A2、B2、C2が開封される前には検出部122によって検出され、容器A2、B2、C2が開封された後には検出部122によって検出されないように構成された被検出素子A3、B3、C3とを備えている。ユーザ部12は、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨を管理部13に送信する第1通信部123を更に備えている。管理部13は、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨を第1通信部123から受信する第2通信部131と、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出されなくなった場合に、容器A2、B2、C2が開封されたと判定する処理部132とを備えている。第2通信部131は、容器A2、B2、C2が開封されたと処理部132によって判定された場合に、冷凍食品A、B、Cの発送指示を発送部11に送信する。発送部11は、発送指示を第2通信部131から受信する第3通信部111を備えている。処理部132は、開封された容器A2、B2、C2の数に基づいて、発送部11からユーザ部12への冷凍食品A、B、Cの発送数を設定する。
また、第1実施形態の冷凍食品配送システム1では、処理部132によって設定される冷凍食品A、B、Cの発送数は、開封された容器A2、B2、C2の数と等しい。
このように構成することにより、第1実施形態の冷凍食品配送システム1は、冷凍食品A、B、Cが発送部11からユーザ部12に過剰に発送されてしまうおそれを抑制することができる。その結果、冷凍食品A、B、Cが発送部11からユーザ部12に過剰に発送されてしまうことに伴う配送コストの上昇を抑制することができる。
また、第1実施形態の冷凍食品配送システム1では、冷凍庫121は、冷凍食品A、B、Cを出し入れするドア121a、121b、121cと、ドア121a、121b、121cの開閉動作を検出するドア開閉センサ121d、121e、121fとを備えている。第1通信部123は、ドア121a、121b、121cの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出された場合に、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された旨を第2通信部131に送信する。
つまり、ドア121a、121b、121cの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出された場合に、容器A2、B2、C2が開封されていない旨が第2通信部131に送信される。すなわち、ドア121a、121b、121cの開閉動作が実行されなければ、容器A2、B2、C2が開封されたか否かの情報が、第1通信部123から第2通信部131に送信されない。
このように構成することにより、ドア121a、121b、121cの開閉動作が実行されず、容器A2、B2、C2が開封されたか否かの情報の内容が変化しないにもかかわらず、その情報が第1通信部123から第2通信部131に送信されてしまうおそれを抑制することができる。つまり、第1通信部123と第2通信部131との間の通信量を抑制することができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態の冷凍食品配送システム1について説明する。第2実施形態の冷凍食品配送システム1は、後述する点を除き、第1実施形態の冷凍食品配送システム1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の冷凍食品配送システム1によれば、後述する点を除き、第1実施形態の冷凍食品配送システム1と同様の効果を奏することができる。
上述したように、第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された例では、ドア121a、121b、121cの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出されない期間が、予め設定された第1期間より長い場合であっても、特別な処理は行われない。
一方、第2実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、冷凍食品配送システム1は、ドア121a、121b、121cの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出されない期間が、予め設定された第1期間より長い場合に、ユーザに不測の事態が生じたおそれがあると判断する。
詳細には、第2実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、管理部13の出力部133は、冷凍庫121のドア121a、121b、121cの開閉動作がドア開閉センサ121d、121e、121fによって検出されない期間が、予め設定された第1期間より長い場合に、その旨を出力する。そのため、管理部13のオペレータは、出力部133の出力結果に基づいて、ユーザの安否確認が必要である旨を把握することができる。オペレータは、例えば電話などによってユーザの安否確認を行う。オペレータは、ユーザの安否確認を行う場合に、ユーザの家族構成、生活サイクル、嗜好等に変化があったか否かをユーザに確認してもよい。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態の冷凍食品配送システム1について説明する。第3実施形態の冷凍食品配送システム1は、後述する点を除き、第1実施形態の冷凍食品配送システム1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の冷凍食品配送システム1によれば、後述する点を除き、第1実施形態の冷凍食品配送システム1と同様の効果を奏することができる。
上述したように、第1実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された例では、容器A2、B2、C2が開封された場合に、管理部13は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの発送指示を発送部11に送信する。つまり、ユーザが冷凍食品Aを消費した場合に、冷凍食品配送システム1は冷凍食品Aを冷凍庫121に補充する。また、ユーザが冷凍食品Bを消費した場合に、冷凍食品配送システム1は冷凍食品Bを冷凍庫121に補充し、ユーザが冷凍食品Cを消費した場合に、冷凍食品配送システム1は冷凍食品Cを冷凍庫121に補充する。
一方、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、容器A2、B2、C2が開封された場合に、管理部13は、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cを補うための冷凍食品A、B、Cの発送指示を発送部11に送信するべきか、あるいは、容器A2、B2、C2が開封された冷凍食品A、B、Cとは異なる品目の冷凍食品の発送指示を発送部11に送信するべきかを判断する。
詳細には、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、管理部13の記憶部134は、容器A2、B2、C2が開封されたと処理部132によって判定された場合に、容器A2、B2、C2が開封されたと処理部132によって判定された日時と、開封された容器A2、B2、C2に収容されていた冷凍食品本体A1、B1、C1の品目とを記憶する。
そのため、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、管理部13は、容器A2、B2、C2が開封されたと処理部132によって判定された日時と、開封された容器A2、B2、C2に収容されていた冷凍食品本体A1、B1、C1の品目とに基づいて、ユーザの好みの食品、および、その食品を食べるサイクルを把握することができる。
第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、記憶部134は、被検出素子A3、B3、C3が検出部122によって検出された日時である冷凍食品A、B、Cの搬入日時を記憶する。また、その搬入日時から、予め設定された第2期間が経過した場合に、第2通信部131は、冷凍食品A、B、Cとは異なる品目の冷凍食品の発送指示を第3通信部111に送信する。
また、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、上述した第2期間とは、1年を複数に分割した期間である。また、管理部13は、上述した異なる品目の冷凍食品を、季節に基づいて設定する。
つまり、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、冷凍食品A、B、Cの搬入日時から、予め設定された第2期間が経過した場合に、管理部13は、ユーザがそれらの冷凍食品A、B、Cに飽きてしまうおそれがあると推定する。また、上述したように、第2通信部131は、それらの冷凍食品A、B、Cとは異なる品目の冷凍食品の発送指示を第3通信部111に送信する。すなわち、冷凍食品配送システム1は、例えば冷凍食品配送システム1の利用契約時にユーザによって申告された生活サイクル、嗜好等を、冷凍食品A、B、Cの消費状況に基づいて修正する。そのため、ユーザが冷凍庫121内の冷凍食品A、B、Cに飽きてしまうおそれを抑制することができる。
第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、管理部13が、例えば正月、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、月見、クリスマスなどの行事に応じて冷凍庫121内の冷凍食品を切り替える。
詳細には、第3実施形態の冷凍食品配送システム1が適用された一例では、冷凍食品A、B、Cとは異なる品目の冷凍食品の搬入時に、配送員は、上述した第2期間中に消費されなかった冷凍食品A、B、Cを回収する。また、回収された冷凍食品A、B、Cは、資料・肥料などへ再利用される。そのため、冷凍食品配送システム1は、消費されなかった冷凍食品A、B、Cが再利用されない場合よりも、廃棄ロスを低減することができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上記の実施形態における冷凍食品配送システム1の全部または一部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、冷凍食品配送システム1の全部または一部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各システムが備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
なお、冷凍食品配送システム1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1…冷凍食品配送システム、11…発送部、111…第3通信部、12…ユーザ部、121…冷凍庫、121a、121b、121c…ドア、121d、121e、121f…ドア開閉センサ、122…検出部、123…第1通信部、124…記憶部、13…管理部、131…第2通信部、132…処理部、133…出力部、134…記憶部、A、B、C…冷凍食品、A1、B1、C1…冷凍食品本体、A2、B2、C2…容器、A3、B3、C3…被検出素子

Claims (8)

  1. 冷凍食品を発送する発送部と、前記発送部から発送された前記冷凍食品を収容する冷凍庫と検出部とを備えるユーザ部と、前記発送部から発送される前記冷凍食品を管理する管理部とを備える冷凍食品配送システムであって、
    前記冷凍食品は、
    冷凍食品本体と、
    前記冷凍食品本体を収容する容器と、
    前記容器が開封される前には前記検出部によって検出され、前記容器が開封された後には前記検出部によって検出されないように構成された被検出素子とを備えており、
    前記ユーザ部は、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記管理部に送信する第1通信部を更に備えており、
    前記管理部は、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第1通信部から受信する第2通信部と、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出されなくなった場合に、前記容器が開封されたと判定する処理部とを備えており、
    前記第2通信部は、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記冷凍食品の発送指示を前記発送部に送信し、
    前記発送部は、
    前記発送指示を前記第2通信部から受信する第3通信部を備えており、
    前記処理部は、開封された前記容器の数に基づいて、前記発送部から前記ユーザ部への前記冷凍食品の発送数を設定する
    冷凍食品配送システム。
  2. 前記処理部によって設定される前記冷凍食品の発送数は、開封された前記容器の数と等しい
    請求項1に記載の冷凍食品配送システム。
  3. 前記冷凍庫は、前記冷凍食品を出し入れするドアと、前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉センサとを備えており、
    前記第1通信部は、
    前記ドアの開閉動作が前記ドア開閉センサによって検出された場合に、前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第2通信部に送信する
    請求項1又は請求項2に記載の冷凍食品配送システム。
  4. 前記管理部は、
    前記ドアの開閉動作が前記ドア開閉センサによって検出されない期間が、予め設定された第1期間より長い場合に、その旨を出力する出力部を更に備えている
    請求項3に記載の冷凍食品配送システム。
  5. 前記管理部は、
    前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された日時と、開封された前記容器に収容されていた前記冷凍食品本体の品目とを記憶する記憶部を更に備えている
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷凍食品配送システム。
  6. 前記記憶部は、前記被検出素子が前記検出部によって検出された日時である前記冷凍食品の搬入日時を記憶し、
    前記搬入日時から、予め設定された第2期間が経過した場合に、前記第2通信部は、前記冷凍食品とは異なる品目の冷凍食品の発送指示を前記第3通信部に送信する
    請求項5に記載の冷凍食品配送システム。
  7. 前記第2期間は、1年を複数に分割した期間であり、
    前記管理部は、前記異なる品目の冷凍食品を、季節に基づいて設定する
    請求項6に記載の冷凍食品配送システム。
  8. 冷凍食品を発送する発送部と、前記発送部から発送された前記冷凍食品を収容する冷凍庫と検出部とを備えるユーザ部と、前記発送部から発送される前記冷凍食品を管理する管理部とを備える冷凍食品配送システムの冷凍食品配送方法であって、
    前記冷凍食品は、
    冷凍食品本体と、
    前記冷凍食品本体を収容する容器と、
    前記容器が開封される前には前記検出部によって検出され、前記容器が開封された後には前記検出部によって検出されないように構成された被検出素子とを備えており、
    前記ユーザ部は、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記管理部に送信する第1通信部を更に備えており、
    前記管理部は、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出された旨を前記第1通信部から受信する第2通信部と、
    前記被検出素子が前記検出部によって検出されなくなった場合に、前記容器が開封されたと判定する処理部とを備えており、
    前記第2通信部は、前記容器が開封されたと前記処理部によって判定された場合に、前記冷凍食品の発送指示を前記発送部に送信し、
    前記発送部は、
    前記発送指示を前記第2通信部から受信する第3通信部を備えており、
    前記処理部は、開封された前記容器の数に基づいて、前記発送部から前記ユーザ部への前記冷凍食品の発送数を設定する
    冷凍食品配送方法。
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