JP2018116562A - 地番検索装置、地番検索方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

地番検索装置、地番検索方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索対象となる地点の地番に関する情報をより容易に取得すること。【解決手段】地図の画像を表示装置の画面上に表示させ、画面上に表示された地図上の任意の位置である指示位置の指定をユーザから受け付け、画面における指示位置の座標である画面座標を取得し、画面座標に基づいて、地図における指示位置の座標である地図座標を取得し、取得された地図座標に基づいて、指示位置における地番に関する情報である地番関連情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、地番を検索するための技術に関する。
従来、任意の場所の地番を調べる場合、予め明らかとなっている住所に基づいて検索する技術が提案されている(特許文献1参照)。このような技術では、住所と地番とが紐づいたデータベースを検索することによって、任意の住所の地番を取得することができる。
特開2002−149788号公報
しかしながら、上記の技術では、ユーザは検索対象となる住所の文字列を予め正しく知っておく必要がある。そのため、ユーザにとって地番を検索する作業が煩雑になってしまう場合があった。
上記事情に鑑み、本発明は、検索対象となる地点の地番に関する情報をより容易に取得する事を可能とする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、地図の画像を表示装置の画面上に表示させる表示制御部と、前記画面上に表示された地図上の任意の位置である指示位置の指定をユーザから受け付け、前記画面における前記指示位置の座標である画面座標を取得する入力部と、前記画面座標に基づいて、前記地図における前記指示位置の座標である地図座標を取得する変換部と、前記変換部によって取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における地番に関する情報である地番関連情報を取得する判定部と、を備える地番検索装置である。
本発明の一態様は、上記の地番検索装置であって、前記判定部は、前記変換部によって取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における住所に関する情報である住所関連情報をさらに取得する。
本発明の一態様は、上記の地番検索装置であって、前記判定部は、前記地番関連情報を取得する際に、取得された前記住所関連情報に1対1で対応付けて記憶されている地番関連情報を取得する。
本発明の一態様は、地図の画像を表示装置の画面上に表示させる表示制御ステップと、前記画面上に表示された地図上の任意の位置である指示位置の指定をユーザから受け付け、前記画面における前記指示位置の座標である画面座標を取得する入力ステップと、前記画面座標に基づいて、前記地図における前記指示位置の座標である地図座標を取得する変換ステップと、前記変換ステップにおいて取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における地番に関する情報である地番関連情報を取得する判定ステップと、を有する地番検索方法である。
本発明の一態様は、上記の地番検索装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、検索対象となる地点の地番に関する情報をより容易に取得する事が可能となる。
地番検索装置1の機能を示す概略ブロック図である。 住所関連情報の具体例を示す図である。 住所関連情報の具体例を示す図である。 地番関連情報の具体例を示す図である。 地番検索装置1の処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 住所関連情報を取得する処理(ステップS104)の具体例を示すフローチャートである。 図6のフローチャートで示される住所関連情報の取得処理の概念図である。 地番関連情報を取得する処理(ステップS105)の具体例を示すフローチャートである。 図8のフローチャートで示される地番関連情報の取得処理の概念図である。 出力部101に出力される映像信号の具体例を示す図である。
図1は、地番検索装置1の機能を示す概略ブロック図である。地番検索装置1は、パーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置を用いて構成される。地番検索装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。地番検索装置1は、地番検索プログラムを実行することによって、入力部100、出力部101、表示制御部102、地図情報記憶部103、変換部104、判定部105、住所関連情報記憶部106及び地番関連情報記憶部107を備える装置として機能する。なお、地番検索装置1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。地番検索プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。地番検索プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
入力部100は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部100は、ユーザの指示を地番検索装置1に入力する際にユーザによって操作される。入力部100は、入力装置を地番検索装置1に接続するためのインタフェースであっても良い。この場合、入力部100は、入力装置においてユーザの入力に応じ生成された入力信号を地番検索装置1に入力する。入力部100は、例えばポインティングデバイスを用いてユーザによって指定された画面上の位置を示す座標(以下「画面座標」という。)を取得する。画面座標は、例えば表示装置の画面左上を原点として横方向の軸(例えばX軸)の値(例えばX座標値)と縦方向の軸(例えばY軸)の値(例えばY座標値)との組み合わせを用いて表されてもよい。
出力部101は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。出力部101は、地図や地番に関する情報を表示する。出力部101は、画像表示装置を地番検索装置1に接続するためのインタフェースであっても良い。この場合、出力部101は、地図や地番を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
表示制御部102は、出力部101における表示を制御する。
地図情報記憶部103は、磁気ハードディスクや半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。地図情報記憶部103は、地図を画面に表示するために必要となる情報(以下「地図情報」という。)を記憶する。
変換部104は、入力部100によって得られた画面座標を、出力部101においてポインティングデバイスによって指示された地図上の位置(以下「指示位置」という。)を示す座標(以下「地図座標」という。)に変換する。地図座標は、例えば緯度及び経度の値を用いて表されてもよい。
判定部105は、変換部104によって得られた地図座標に基づいて、指示位置を示す住所及び地番を判定する。判定部105は、例えば住所判定部111及び地番判定部112を備える。住所判定部111は、住所関連情報記憶部106に記憶されている情報と地図座標とに基づいて、指示位置の住所に関連する情報を取得する。地番判定部112は、地番関連情報記憶部107に記憶されている情報と地図座標とに基づいて、指示位置の地番に関連する情報を取得する。
住所関連情報記憶部106は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。住所関連情報記憶部106は、住所に関連する情報(以下「住所関連情報」という。)を記憶する。住所関連情報は、例えば図形情報及び文字列情報を有する。図形情報は、その住所が示す地域や区画の形を表す図形の情報である。図形情報は、例えば多角形の各角を示す座標の集合として表されてもよい。文字列情報は、住所の文字列を示す情報である。
住所関連情報は、階層構造を有する住所の各区画に応じたテーブルを有するように構成されてもよい。図2及び図3は、住所関連情報の具体例を示す図である。図2は、特に図形情報及び文字列情報の具体例を示す。図3は、特に階層構造の定義を示す情報(以下「階層構造情報」という。)の具体例を示す。
図2の例では、住所関連情報は、都道府県の住所関連情報を示す都道府県テーブルD101、市区郡町村の住所関連情報を示す市区郡町村テーブルD102、字丁目の住所関連情報を示す字丁目テーブルD103、番地の住所関連情報を示す番地テーブルD104及び号の住所関連情報を示す号テーブルD105として構成される。
都道府県テーブルD101は、都道府県ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。都道府県IDは、各都道府県を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの都道府県IDが示す都道府県の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの都道府県IDが示す都道府県名の文字列を示す。
市区郡町村テーブルD102は、市区郡町村ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。市区郡町村IDは、各市区郡町村を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの市区郡町村IDが示す市区郡町村の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの市区郡町村IDが示す市区郡町村名の文字列を示す。
字丁目テーブルD103は、字丁目ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。字丁目IDは、各字丁目を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの字丁目IDが示す字丁目の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの字丁目IDが示す字丁目の文字列を示す。
番地テーブルD104は、番地ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。番地IDは、各番地を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの番地IDが示す番地の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの番地IDが示す番地の文字列を示す。
号テーブルD105は、号ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。号IDは、各号を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの号IDが示す号の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの号IDが示す号の文字列を示す。
図3の例では、上述した各IDの階層構造が示されている。例えば、都道府県ID“01”の都道府県に10の市区郡町村が含まれる場合には、都道府県ID“01”に対して10の市区郡町村IDが関連づけて記憶される。このような関連づけが、全ての住所について都道府県IDから号IDまで定義されてもよい。階層構造情報を参照することによって、ある都道府県IDが定まった際に、その都道府県に含まれる各市区町村のID、字丁目のID、番地のID及び号のIDが階層ごとに判定可能である。
地番関連情報記憶部107は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。地番関連情報記憶部107は、地番に関連する情報(以下「地番関連情報」という。)を記憶する。地番関連情報は、例えば図形情報及び文字列情報を有する。図形情報は、その地番が示す筆界の形を表す図形の情報である。図形情報は、例えば多角形の各角を示す座標の集合として表されてもよい。文字列情報は、地番の文字列を示す情報である。
図4は、地番関連情報の具体例を示す図である。図4の例では、地番関連情報は、地番ID、図形情報及び文字列情報の各値を有するテーブルを有する。地番IDは、各地番を一意に表す識別情報である。図形情報は、同じテーブルの地番IDが示す筆界の領域を表す図形の情報である。文字列情報は、同じテーブルの地番IDが示す地番の文字列を示す。
図5は、地番検索装置1の処理の流れの具体例を示すフローチャートである。まず、表示制御部102は、入力部100に対するユーザの操作に応じて、ユーザによって指示された地域の地図情報を地図情報記憶部103から読み出す。表示制御部102は、読み出された地図情報に基づいて、地図を出力部101に表示する(ステップS101)。ユーザは、出力部101における地図の表示を見ながら、入力部100を用いて地図上で目的の位置を指示することができる。なお、ユーザはポインティングデバイスではなくキーボードを用いることによって文字入力で指示位置を指示してもよい。入力部100に対するユーザの操作によって地図上の位置における地番情報の表示が指示されると、変換部104は指示位置の画面座標を取得する(ステップS102)。
変換部104は、画面座標を変換することによって地図座標を取得する(ステップS103)。次に、判定部105は、変換部104によって取得された地図座標が示す指示位置の住所関連情報を取得する(ステップS104)。また、判定部105は、変換部104によって取得された地図座標が示す指示位置の地番関連情報を取得する(ステップS105)。そして、表示制御部102は、判定部105によって取得された住所関連情報及び地番関連情報を出力部101に表示する(ステップS106)。
図6は、住所関連情報を取得する処理(ステップS104)の具体例を示すフローチャートである。住所判定部111は、変換部104によって取得された地図座標を取得する(ステップS201)。次に、住所判定部111は、各都道府県の図形情報に基づいて、取得された地図座標がいずれの都道府県の範囲にあるか判定する(ステップS202)。地図座標がいずれの都道府県の範囲にも含まれない場合(ステップS203−NO)、住所判定部111はエラーを出力する(ステップS204)。一方、地図座標がいずれかの都道府県の範囲に含まれる場合(ステップS203−YES)、住所判定部111は、地図座標を含む都道府県に属する市区郡町村の図形情報を取得する。
住所判定部111は、取得された市区郡町村の図形情報に基づいて、地図座標がいずれの市区郡町村の範囲にあるか判定する(ステップS205)。地図座標がいずれの市区郡町村の範囲にも含まれない場合(ステップS206−NO)、住所判定部111は、ステップS202の処理で地図座標が含まれると判定された都道府県の図形情報及び文字列情報を取得する(ステップS207)。一方、地図座標がいずれかの市区郡町村の範囲に含まれる場合(ステップS206−YES)、住所判定部111は、地図座標を含む市区郡町村に属する字丁目の図形情報を取得する。
住所判定部111は、取得された字丁目の図形情報に基づいて、地図座標がいずれの字丁目の範囲にあるか判定する(ステップS208)。地図座標がいずれの字丁目の範囲にも含まれない場合(ステップS209−NO)、住所判定部111は、ステップS202の処理で地図座標が含まれると判定された都道府県と、ステップS205の処理で地図座標が含まれると判定された市区郡町村と、の図形情報及び文字列情報を取得する(ステップS210)。一方、地図座標がいずれかの字丁目の範囲に含まれる場合(ステップS209−YES)、住所判定部111は、地図座標を含む字丁目に属する番地の図形情報を取得する。
住所判定部111は、取得された番地の図形情報に基づいて、地図座標がいずれの番地の範囲にあるか判定する(ステップS201)。地図座標がいずれの番地の範囲にも含まれない場合(ステップS212−NO)、住所判定部111は、ステップS202の処理で地図座標が含まれると判定された都道府県と、ステップS205の処理で地図座標が含まれると判定された市区郡町村と、ステップS208の処理で地図座標が含まれると判定された字丁目と、の図形情報及び文字列情報を取得する(ステップS213)。一方、地図座標がいずれかの番地の範囲に含まれる場合(ステップS212−YES)、住所判定部111は、地図座標を含む番地に属する号の図形情報を取得する。
住所判定部111は、取得された号の図形情報に基づいて、地図座標がいずれの号の範囲にあるか判定する(ステップS214)。地図座標がいずれの号の範囲にも含まれない場合(ステップS215−NO)、住所判定部111は、ステップS202の処理で地図座標が含まれると判定された都道府県と、ステップS205の処理で地図座標が含まれると判定された市区郡町村と、ステップS208の処理で地図座標が含まれると判定された字丁目と、ステップS111の処理で地図座標が含まれると判定された番地と、の図形情報及び文字列情報を取得する(ステップS216)。
一方、地図座標がいずれかの号の範囲に含まれる場合(ステップS215−YES)、住所判定部111は、ステップS202の処理で地図座標が含まれると判定された都道府県と、ステップS205の処理で地図座標が含まれると判定された市区郡町村と、ステップS208の処理で地図座標が含まれると判定された字丁目と、ステップS111の処理で地図座標が含まれると判定された番地と、ステップS114の処理で地図座標が含まれると判定された号と、の図形情報及び文字列情報を取得する(ステップS217)。
地図座標が図形情報が示す領域の範囲内にあるか否かの判定(以下「内外判定」という。)には、Crossing Number AlgorithmやWinding Number Algorithmなど既知のアルゴリズムが使用されてもよい。
図7は、図6のフローチャートで示される住所関連情報の取得処理の概念図である。D1は住所関連情報の具体例を示す。D2は、ある範囲内に地図座標が含まれるか否かの判定処理の概略を示す。D2には、縮尺がそれぞれ異なる地図の概念図D201〜D205が示される。D2に示される黒丸は、指示位置の地図座標を示す。
都道府県ID“04”は、4つの点a,b,c,dで囲まれた領域であり、“D県”という名称の都道府県を示す。4つの点a,b,c,dで示されるD県は、D201に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS202の処理において、指示位置はD県内であると判定される。この場合、判定部105は、D県内に位置する各市区郡町村の図形情報を取得する。
市区郡町村ID“201”は、4つの点a1,b1,c1,d1で囲まれた領域であり、“C区”という名称の市区郡町村を示す。4つの点a1,b1,c1,d1で示されるC区は、D202に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS205の処理において、指示位置はC区内であると判定される。この場合、判定部105は、C区内に位置する各字丁目の図形情報を取得する。
字丁目ID“0301”は、5つの点a2,b2,c2,d2,e2で囲まれた領域であり、“○×1丁目”という名称の字丁目を示す。5つの点a2,b2,c2,d2,e2で示される○×1丁目は、D203に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS208の処理において、指示位置は○×1丁目内であると判定される。この場合、判定部105は、○×1丁目内に位置する各番地の図形情報を取得する。
番地ID“005001”は、4つの点a3,b3,c3,d3で囲まれた領域であり、“1番”という名称の番地を示す。4つの点a3,b3,c3,d3で示される1番は、D204に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS211の処理において、指示位置は1番内であると判定される。この場合、判定部105は、1番内に位置する各号の図形情報を取得する。
号ID“0001400001”は、4つの点a4,b4,c4,d4で囲まれた領域であり、“1号”という名称の番地を示す。4つの点a4,b4,c4,d4で示される1号は、D205に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS214の処理において、指示位置は1号内であると判定される。この場合、判定部105は、住所の文字列として、“D県C区○×1丁目1番1号”を取得する。
図8は、地番関連情報を取得する処理(ステップS105)の具体例を示すフローチャートである。地番判定部112は、変換部104によって取得された地図座標を取得する(ステップS301)。次に、地番判定部112は、各地番の図形情報に基づいて、取得された地図座標がいずれの地番の範囲にあるか判定する(ステップS302)。地図座標がいずれの地番の範囲にも含まれない場合(ステップS303−NO)、地番判定部112はエラーを出力する(ステップS304)。一方、地図座標がいずれかの値算の範囲に含まれる場合(ステップS303−YES)、地番判定部112は、地図座標を含む地番の文字列情報及び図形情報を取得する(ステップS305)。なお、この処理においても、上述したCrossing Number AlgorithmやWinding Number Algorithmなどの既知のアルゴリズムが使用されてもよい。
図9は、図8のフローチャートで示される地番関連情報の取得処理の概念図である。D3は地番関連情報の具体例を示す。D4は、地番の判定処理の概略を示す。D4に示される黒丸は、指示位置の地図座標を示す。
地番ID“2309”は、4つの点a5,b5,c5,d5で囲まれた領域であり、“D県C区○×1丁目1番1号”という地番のIDである。4つの点a5,b5,c5,d5で示される領域は、D4に示される通り、指示位置の地図座標をその範囲内に含む。そのため、ステップS302の処理において、指示位置を含む地番の情報は地番ID“2309”であると判定される。この場合、判定部105は、地番の文字列として、“D県C区○×1丁目1番1号”を取得する。また、判定部105は、筆界の情報(図形情報)として、4つの座標a5,b5,c5,d5を取得する。
図10は、出力部101に出力される映像信号の具体例を示す図である。図10(A)は、地図上の任意の位置がポインティングデバイスで指示されていることを示す図である。図10(B)は、住所と地番の出力の具体例であり、ポインティングデバイスで指示された位置の住所と地番とが吹き出しの方法で地図上に表示されていることを示す図である。図10(C)は、住所と地番の出力の具体例であり、ポインティングデバイスで指示された位置の住所と地番とが番号対応の方法で地図上に表示されていることを示す図である。図10(D)は、指示位置を含む家屋の領域(5A)と指示位置を含む地番の筆界(5B)が地図上に表示されていることを示す図である。なお、住所と地番との表示態様はこれらに限られるものではなく、指示位置と一意の対応がつく表現方法であればどのような表示態様であってもよい。
このように構成された地番検索装置1では、ユーザが地図上で指示した位置を示す地番に関する情報が出力される。そのため、ユーザは、検索対象の位置の地番に関する情報を取得するに当たって、単に入力装置を操作して地図上でその位置を指示すればよい。そのため、従来必要とされていた作業(例えば検索対象となる住所の文字列を予め正しく知得しておくこと)が不要となる。したがって、検索対象となる地点の地番に関する情報をより容易に取得する事が可能となる。
(変形例)
地番検索装置1は、1つの筐体で構成される装置であってもよいし、複数の筐体に分けて構成される装置であってもよい。複数の筐体に分けて構成される場合には、上述した地番検索装置1の一部の機能が、ネットワークを介して物理的に離れた位置に実装されてもよい。
判定部105は、エラーを出力する処理(例えばステップS204の処理、S304の処理)において、エラーに代えてNULLを出力してもよい。
住所関連情報の取得処理において、予め所定の検索領域が判明している場合は、住所判定部111は、図6に示される処理を途中から開始してもよい。例えば、検索領域の都道府県が予め判明している場合は、ステップS205から処理が開始されてもよい。
地番判定部112は、図8に示されるフローチャートの処理に代えて、住所判定部111の判定結果に基づいて処理を行うことによって地番関連情報を取得してもよい。この場合、地番検索装置1は、住所関連情報と地番関連情報とが1対1で対応付けられたテーブルを記憶した記憶部を予め有している。地番判定部112は、上述したテーブルを参照することによって、住所判定部111によって得られた住所関連情報に対応付けられた地番関連情報を取得する。このように構成されることによって、図6及び図8に示される処理を行う場合に比べて、より高速に地番関連情報を取得できる。
地番検索装置1において、地番関連情報の出力態様は、必ずしも表示装置による表示に限定されなくともよい。例えば、地番関連情報の出力は、音声出力として行われてもよいし、画像形成装置においてシート上への印刷として行われてもよいし、他の態様で行われてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…地番検索装置, 100…入力部, 101…出力部, 102…表示制御部, 103…地図情報記憶部, 104…変換部, 105…判定部, 106…住所関連情報記憶部, 107…地番関連情報記憶部, 111…住所判定部, 112…地番判定部

Claims (5)

  1. 地図の画像を表示装置の画面上に表示させる表示制御部と、
    前記画面上に表示された地図上の任意の位置である指示位置の指定をユーザから受け付け、前記画面における前記指示位置の座標である画面座標を取得する入力部と、
    前記画面座標に基づいて、前記地図における前記指示位置の座標である地図座標を取得する変換部と、
    前記変換部によって取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における地番に関する情報である地番関連情報を取得する判定部と、
    を備える地番検索装置。
  2. 前記判定部は、前記変換部によって取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における住所に関する情報である住所関連情報をさらに取得する、請求項1に記載の地番検索装置。
  3. 前記判定部は、前記地番関連情報を取得する際に、取得された前記住所関連情報に1対1で対応付けて記憶されている地番関連情報を取得する、請求項2に記載の地番検索装置。
  4. 地図の画像を表示装置の画面上に表示させる表示制御ステップと、
    前記画面上に表示された地図上の任意の位置である指示位置の指定をユーザから受け付け、前記画面における前記指示位置の座標である画面座標を取得する入力ステップと、
    前記画面座標に基づいて、前記地図における前記指示位置の座標である地図座標を取得する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて取得された前記地図座標に基づいて、前記指示位置における地番に関する情報である地番関連情報を取得する判定ステップと、
    を有する地番検索方法。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の地番検索装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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