JP7200022B2 - 地図作成装置、方法およびプログラム - Google Patents

地図作成装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、注記を適切な読み仮名に変換する技術に関する。
注記を適切な読み仮名に変換する技術として、例えば、特許文献1がある。
特許文献1は、注記の漢字部分について、地域対応読み仮名辞書を用いて、地域に対応する読み仮名に変換している。これにより、注記を適切な読み仮名に変換している。
特開2013-113882号公報
特許文献1は、地域性を考慮した適切な読み仮名に変換するために地域対応読み仮名辞書を予め整備しておく必要がある。また、地域対応読み仮名辞書に格納されていない漢字については、読み仮名に変換することができない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するものであり、以下の形態として実現することが可能である。注記と、前記注記の地図上での表示位置を示す位置情報と、を紐付けて記憶する記憶手段と、読み仮名付与対象の注記と位置情報とを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、抽出した前記注記と前記位置情報とを用いて、Web検索を行い、前記注記に付与する読み仮名を特定する特定手段と、特定した前記読み仮名を前記注記に紐付けて前記記憶手段に記憶する付与手段と、抽出した前記位置情報を住所情報に変換する変換手段と、変換した前記住所情報を用いて、Web検索を行う検索手段と、を有し、前記変換手段は、前記住所情報に変換した際の精度を特定する精度情報を取得し、前記付与手段は、前記精度情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする地図作成装置。そのほか、本発明は、以下の形態としても実現可能である。
本発明の一態様に係る地図作成装置は、
注記と、前記注記の地図上での表示位置を示す位置情報と、を紐付けて記憶する記憶手段と、
読み仮名付与対象の注記と位置情報とを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
抽出した前記注記と前記位置情報とを用いて、Web検索を行い、前記注記に付与する読み仮名を特定する特定手段と、
特定した前記読み仮名を前記注記に紐付けて前記記憶手段に記憶する付与手段と、
を有することを特徴とする。
地図情報提供システムの構成例を示す図である。 注記データ記憶部に記憶されているデータ構成例を示す図である。 地図作成装置の処理動作例を示す図である。 地図作成装置の処理動作例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<地図情報提供システムの構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る地図情報提供システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る地図情報提供システムの構成例を示す図である。
本実施形態に係る地図情報提供システムは、図1に示すように、利用者端末1、地図作成装置2、管理者端末3がネットワークNWを介して接続して構成する。ネットワークNWは、有線、無線を問わずあらゆる通信形態が適用可能である。
利用者端末1は、地図を利用する利用者が使用する端末である。利用者端末1は、スマートフォン、PCなどの装置があげられる。利用者端末1は、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14を有して構成する。
制御部11は、利用者端末1の各部を制御するほか、地図情報取得部111として機能する。
地図情報取得部111は、地図作成装置2から地図情報を取得し、表示部14に地図を表示する。
記憶部12は、利用者端末1で使用する各種情報を記憶する。入力部13は、利用者端末1と利用者との間の情報の入力に使用される種々のインターフェースである。入力部13としては、例えば、タッチパネル、操作ボタン、マイクなどがあげられる。表示部14は、地図などの各種情報を表示する。
管理者端末3は、地図を整備する管理者が使用する端末である。管理者端末3は、スマートフォン、PCなどの装置があげられる。管理者端末3は、利用者端末1と同様に、制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34を有して構成する。管理者端末3の各部の機能は、利用者端末1と同様であるため、説明は省略する。
地図作成装置2は、地図を作成する装置である。地図作成装置2は、サーバなどの装置があげられる。地図作成装置2は、記憶部21、制御部22を有して構成する。
記憶部21は、地図作成装置2で使用する各種情報を記憶する。記憶部21は、地図データ記憶部211、地図注記データ記憶部212、バッファメモリ213を含んでいる。
地図データ記憶部211は、ベクトルデータやラスタデータなどの地図用の描画データを位置情報(例えば、緯度、経度)に対応付けて記憶する。地図データは、例えば、道路、鉄道、河川、山岳、施設、住宅などの所定の種別毎に形成され、レイヤ構造になっている。
注記データ記憶部212は、地図上に表示する注記を位置情報(例えば、緯度、経度)に対応付けて記憶する。注記は、地図データと同様に、所定の種別毎に形成され、レイヤ構造になっている。注記は、例えば、地名、施設名、ビル名などがあげられる。
注記データ記憶部212は、例えば、図2に示すように、注記レイヤ、注記種別、注記、位置情報、読み仮名、精度情報を対応付けて記憶する。注記レイヤは、注記がどの注記レイヤに属するかを特定する情報である。注記種別は、注記がどの注記種別に属するかを特定する情報である。注記種別としては、例えば、「文化施設名称」、「自然緑地名称」、「山名称」、「水域名称」、「官公庁名称」、「都道府県名称」、「商業施設名称」などがあげられる。注記は、施設や場所などの地図上の対象物に関する情報を文字などによって描画するためのデータである。位置情報は、地図上での注記の表示位置を特定する情報である。読み仮名は、注記の読み仮名を特定する情報である。精度情報は、注記の読み仮名の精度を特定する情報である。図2に示す読み仮名、精度情報は、後述する地図作成装置2の処理により地図注記データ記憶部212に記憶される。
バッファメモリ213は、地図作成装置2で処理する各種情報を記憶する。
制御部22は、地図作成装置2の各部を制御するほか、注記抽出部221、住所情報変換部222、情報検索部223、読み仮名特定部224、読み仮名付与部225、地図情報提供部226として機能する。
注記抽出部221は、読み仮名付与対象の注記に関する情報(例えば、注記、位置情報)を注記データ記憶部212から抽出する。読み仮名付与対象の注記は、地図作成装置2が任意に決定してもよい。
住所情報変換部222は、注記抽出部221が抽出した位置情報を住所情報に変換する。例えば、住所変換エンジンなどを使って位置情報を基に逆ジオコーディングを行い、位置情報に対応する住所情報に変換する。これにより、住所情報変換部222は、郵便番号や、都道府県名レベル(××県)、市区町村名レベル(××県**市)、街区名レベル(××県**市△丁目□番)などの住所情報を取得することができる。
情報検索部223は、住所情報変換部222で変換した住所情報と、注記抽出部221で抽出した注記と、を用いて、Web検索を行い、検索結果を取得する。例えば、住所情報と注記とを検索キーワードとし、その検索キーワードを基に、Web検索を実行し、検索キーワードに関係するWebページの検索結果を取得する。これにより、情報検索部223は、住所情報と注記との検索キーワードを含むWebページの検索結果を取得することができる。また、住所情報を基にWeb検索を行い、住所情報に該当する画像を取得し、その画像を解析し、注記が含まれる画像の検索結果を取得する。これにより、情報検索部223は、住所情報と注記とに結びついた画像の検索結果を取得することができる。画像には主にGPS緯度経度情報(ジオタグ)が付与されているため、画像を取得する場合は、位置情報を用いた方が好ましい。情報検索部223は、検索結果をバッファメモリ213に記憶する。情報検索部223は、「読み仮名」、「ふりがな」などを検索キーワードに含めてもよい。これにより、「読み仮名」、「ふりがな」を含むWebページの検索結果を取得することができる。また、注記データ記憶部212に記憶されている「注記種別」の情報を検索キーワードに含めてもよい。これにより、「注記種別」のジャンルに絞り込んだWebページの検索結果を取得することができる。
読み仮名特定部224は、バッファメモリ213に記憶されている検索結果の中から注記に付与する読み仮名を特定する。例えば、検索結果に含まれる注記の周辺に存在する特定のキーワードを検出し、その検出した特定のキーワードと特定の位置関係にある文字を読み仮名として特定する。特定のキーワードの間に位置する文字を読み仮名として特定する例としては、括弧(例えば、(***)、「***」など)の中に位置する***を読み仮名として特定する。また、特定のキーワードの後ろに位置する文字を読み仮名として特定する例としては、読み:***、ヨミ:***、ふりがな:***、フリガナ:***の後ろに位置する***を読み仮名として特定する。例えば、検索結果に、「新宿(あらじゅく)」が含まれているとする。この場合、読み仮名特定部224は、注記である「新宿」の周辺に存在する特定のキーワードである( )を検出する。そして、その検出した( )の間に位置する文字である「あらじゅく」を読み仮名として特定する。これにより、読み仮名特定部224は、検索結果の中から、特定のキーワードと特定の位置関係にある「あらじゅく」の文字を読み仮名として特定することができる。
読み仮名特定部224は、検索結果の中から複数の読み仮名を特定した場合、例えば、以下のいずれかの方法で、複数の読み仮名の中から注記に付与する読み仮名を特定する。
第1の方法としては、検索結果一覧の中から読み仮名として特定した特定回数が最も多い読み仮名を注記に付与する読み仮名とする。例えば、検索結果一覧の中から「新宿」の読み仮名として「あらじゅく」、「しんじゅく」の2つを特定し、「あらじゅく」の特定回数が15で、「しんじゅく」の特定回数が5とする。この場合、読み仮名特定部224は、特定回数が最も多い「あらじゅく」を「新宿」の注記に付与する読み仮名とする。そして、読み仮名特定部224は、複数の読み仮名の特定回数の合計に占める注記に付与する読み仮名の特定回数の割合を算出する。例えば、上記の場合、「新宿」の注記に付与する「あらじゅく」の読み仮名の特定回数の割合は、15/20=0.75となる。この割合を、「新宿」の注記に付与する「あらじゅく」の読み仮名の精度情報とする。
第2の方法としては、検索結果から特定したそれぞれの読み仮名毎に、注記と住所情報と読み仮名とを検索キーワードとしてWeb検索を再度行い、検索のヒット件数が最も多い読み仮名を注記に付与する読み仮名とする。例えば、検索結果の中から「新宿」の読み仮名として「あらじゅく」、「しんじゅく」の2つを特定し、新宿、住所情報、あらじゅくの検索キーワードによる検索のヒット件数が150件、新宿、住所情報、しんじゅくの検索キーワードによる検索のヒット件数が50件とする。この場合、読み仮名特定部224は、検索のヒット件数が最も多い「あらじゅく」を「新宿」の注記に付与する読み仮名とする。そして、読み仮名特定部224は、複数の読み仮名の検索のヒット件数の合計に占める注記に付与する読み仮名の検索のヒット件数の割合を算出する。例えば、上記の場合、「新宿」の注記に付与する「あらじゅく」の読み仮名の検索のヒット件数の割合は、150/200=0.75となる。この割合を、「新宿」の注記に付与する「あらじゅく」の読み仮名の精度情報とする。
読み仮名付与部225は、読み仮名特定部224が特定した読み仮名を注記に紐付けて注記データ記憶部212に記憶する。また、読み仮名付与部225は、読み仮名特定部224が算出した割合を精度情報として注記データ記憶部212に記憶する。
地図情報提供部226は、利用者端末1から地図情報の取得要求を受け付けた場合に、地図データ記憶部211に記憶されている地図データ、注記データ記憶部212に記憶されている注記、位置情報、読み仮名を基に、地図上に注記を重畳すると共に、その注記に読み仮名を付与した地図画像を生成し、その地図画像の情報を利用者端末1に出力する。注記に読み仮名を付与する場合は、注記データ記憶部212に記憶されている精度情報を基に、所定の精度以上の読み仮名のみを注記に付与するようにしてもよい。例えば、精度情報が80%以上の読み仮名のみを注記に付与する。これにより、地図情報提供部226は、精度の高い読み仮名のみを利用者端末1に提供することができる。なお、地図作成装置2の管理者が管理者端末3から注記を確認する際は、注記に読み仮名及び精度情報を付与するようにしてもよい。これにより、管理者は、精度情報を基に読み仮名の精度を把握し、管理者端末3を操作して注記データ記憶部212に記憶されている精度の低い注記の読み仮名を修正することができる。地図情報提供部226は、管理者が管理者端末3から注記を確認する際は、精度情報の低い読み仮名を強調して地図上に表示するようにしてもよい。または、精度情報の低い読み仮名のみを地図上に表示するようにしてもよい。これにより、管理者は、精度情報の低い読み仮名のみを管理者端末3上で容易に把握することができる。
<地図作成装置2の処理動作例>
次に、図3を参照しながら、地図作成装置2の処理動作例について説明する。図3は、注記の読み仮名を付与する処理動作例を示す図である。
地図作成装置2は、注記データ記憶部212から読み仮名付与対象の注記、位置情報を抽出する(ステップS1)。
地図作成装置2は、抽出した位置情報を住所情報に変換する(ステップS2)。
地図作成装置2は、注記、住所情報を用いて、Web検索を実行し、検索キーワードに関係するWebページの検索結果を取得する(ステップS3)。地図作成装置2は、検索結果をバッファメモリ213に記憶する。
地図作成装置2は、バッファメモリ213に記憶した検索結果の中から注記に付与する読み仮名を特定する(ステップS4)。
地図作成装置2は、ステップS4で特定した読み仮名を注記に付与して注記データ記憶部212に記憶する(ステップS5)。これにより、地図作成装置2は、図2に示すように、注記に対して読み仮名を付与することができる。
<本実施形態にかかる地図情報提供システムの作用・効果>
本実施形態の地図情報提供システムは、利用者端末1、地図作成装置2、管理者端末3を有して構成する。地図作成装置2は、注記データ記憶部212に記憶されている注記と位置情報とを基に、Webクローリングを行い、注記に関する情報をWebサイトから取得し、その取得した情報を基に、注記に付与する読み仮名を特定し、該特定した読み仮名を注記に紐付けて注記データ記憶部212に記憶する。これにより、地図作成装置2は、辞書などを用いることなく、注記に対して読み仮名を付与することができる。
また、地図作成装置2は、注記に読み仮名を付与して注記データ記憶部212に記憶している。これにより、利用者端末1の利用者や管理者端末3の管理者は、注記に付与された読み仮名を参照し、注記の読み仮名を把握することができる。
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上述した実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態において、地図作成装置2は、注記、住所情報を基に、Web検索を実行し、検索結果を取得した後に(ステップS3)、その検索結果の中から注記に付与する読み仮名を特定することにしている(ステップS4)。しかし、Web検索を実行した際に、注記に付与する読み仮名を取得するようにしてもよい。
(変形例2)
上述した実施形態において、地図作成装置2は、位置情報を使って、Web検索を行うようにしてもよい。この場合も、地図作成装置2は、辞書などを用いることなく、注記に対して読み仮名を付与することができる。
(変形例3)
上述した実施形態において、住所情報変換部222は、位置情報に対応する住所情報に変換する際に、その住所情報の精度情報を取得してもよい。例えば、精度情報となる精度値を0~9の10段階とし、最も精度が低い値を0とし、最も精度が高い値を9とした場合、位置情報から郵便番号レベルの住所情報に変換できた場合は、住所情報の精度値を5とし、街区レベル(「○○町△丁目□番」)の住所情報に変換できた場合は、住所情報の精度値を8とし、ビル名、店名レベルの住所情報に変換できた場合は、住所情報の精度値を9とする。また、住所情報を「都道府県」、「市区町村」、「町域」、「丁目、番、号」、「ビル名」、「号棟、階数、号室」といった構成要素に分割し、位置情報から変換できた住所情報がどの構成要素までの情報を含むかによって住所情報の精度情報を決定してもよい。住所情報変換部222は、位置情報から複数の住所情報を取得した場合は、最も精度情報の高い住所情報を採用する。
位置情報変換部222が精度情報を取得した場合、読み仮名付与部225は、位置情報変換部222が取得した精度情報を注記データ記憶部212に記憶する。そして、地図情報提供部226は、利用者端末1から地図情報の取得要求を受け付けた場合に、注記データ記憶部212に記憶されている精度情報を基に、所定の精度以上の読み仮名のみを注記に付与した地図画像を生成し、その地図画像の情報を利用者端末1に出力する。これにより、利用者端末1の利用者は、精度の高い読み仮名を地図上で把握することができる。なお、地図作成装置2の管理者が管理者端末3から注記を確認する際は、注記に読み仮名及び精度情報を付与するようにしてもよい。これにより、地図作成装置2の管理者は、精度情報を基に読み仮名の精度を把握し、精度の低い注記の読み仮名を修正することができる。
(変形例4)
上述した実施形態において、地図作成装置2は、注記データ記憶部212に記憶されている注記と位置情報とを基に、各種施設情報(POI)コンテンツデータや、地域対応読み仮名辞書を検索しても、注記に対して読み仮名を付与することができない場合に、注記データ記憶部212に記憶されている注記と位置情報とを基に、Webクローリングを行い、注記に対して読み仮名を付与するようにしてもよい。これにより、POIコンテンツデータや辞書に整備されていない注記に対しても読み仮名を付与することができる。この場合、注記に付与した読み仮名は、POIコンテンツデータ、辞書、Webクローリングの何れによるものかを特定する情報を注記データ記憶部212に記憶する。これにより、利用者端末1の利用者や管理者端末3の管理者は、読み仮名の付与対象先を特定することができる。
(変形例5)
上述した実施形態において、地図作成装置2は、漢字と読み仮名(ふりがな)とを対応付けた変換DBを参照し、注記の漢字部分を読み仮名に変換できない場合に、注記データ記憶部212に記憶されている注記と位置情報とを基に、Webクローリングを行い、注記に対して読み仮名を付与するようにしてもよい。具体的な処理動作例を図4に示す。
図4に示すように、地図作成装置2は、注記データ記憶部212から読み仮名付与対象の注記を抽出し、抽出した注記の漢字部分を特定する(ステップA1)。
次に、地図作成装置2は、変換DBを参照し、ステップA1で特定した漢字部分に該当する読み仮名を検索する(ステップA2)。
地図作成装置2は、漢字部分に該当する読み仮名がある場合は(ステップA3/Yes)、該当する読み仮名が1つか否かを判断する(ステップA4)。該当する読み仮名が1つの場合は(ステップA4/Yes)、地図作成装置2は、その該当読み仮名を注記に付与して注記データ記憶部212に記憶する(ステップA5)。
また、ステップA3において漢字部分に該当する読み仮名がない場合(ステップA3/No)、または、ステップA4において注記に該当する読み仮名が複数ある場合は(ステップA4/No)、図3に示すフローとほぼ同様な処理を行い、読み仮名付与対象の注記の位置情報を注記データ記憶部212から抽出し、注記と位置情報とを基に、Webクローリングを行い、注記に対して読み仮名を付与して注記データ記憶部212に記憶する(ステップS1~S5)。なお、ステップA4において注記に該当する読み仮名が複数ある場合は(ステップA4/No)、注記と位置情報とを基に、Webクローリングを行い、注記に該当する複数の読み仮名の中から、最も特定回数の多い読み仮名を注記に付与するようにしてもよい。本実施形態の地図作成装置2は、図4に示す処理動作を行うことで、変換DBを参照しても注記に読み仮名を付与できない場合は、Webクローリングを行い、注記に対して読み仮名を付与することができる。
(変形例6)
地図作成装置2において読み仮名を付与する注記は、管理者端末3から指定するようにしてもよい。指定方法は、地図作成装置2の注記データ記憶部212に記憶されている注記の中から、読み仮名を付与する対象の注記を指定することが可能であれば特に限定せず、あらゆる指定方法が適用可能である。例えば、管理者端末3は、注記データ記憶部212に記憶されている注記のリストを地図作成装置2から取得し、表示部34に表示し、そのリストの中から付与対象の注記を指定するようにしてもよい。また、管理者端末3は、注記が表示された地図を地図作成装置2から取得し、表示部34に表示し、その表示された地図の中から読み仮名付与対象の注記を指定するようにしてもよい。また、表示部34に表示された地図の中から読み仮名付与対象のエリアを選択し、その選択したエリアに含まれる注記を読み仮名付与対象の注記として指定するようにしてもよい。
(変形例7)
上述した本実施形態の利用者端末1、地図作成装置2、管理者端末3を構成する各部の制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に記録しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線で転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もありえる。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もありえる。
(変形例8)
上述した実施形態の地図情報提供システムを構成する各部は、上述した実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。また、上述した実施形態の地図情報提供システムの各機能を複数の情報処理装置の協働によって実現してもよく、上述した記憶部21に記憶した情報のうちの少なくとも一部は、他の装置の内部/外部記憶装置に記憶されていてもよく、例えばクラウド上に構築されていてもよい。
1 利用者端末
11 制御部
111 地図情報取得部
12 記憶部
13 入力部
14 表示部
2 地図作成装置
21 記憶部
211 地図データ記憶部
212 注記データ記憶部
213 バッファメモリ
22 制御部
221 注記抽出部
222 住所情報変換部
223 情報検索部
224 読み仮名特定部
225 読み仮名付与部
226 地図情報提供部
3 管理者端末
31 制御部
311 地図情報取得部
32 記憶部
33 入力部
34 表示部
NW ネットワーク

Claims (9)

  1. 注記と、前記注記の地図上での表示位置を示す位置情報と、を紐付けて記憶する記憶手段と、
    読み仮名付与対象の注記と位置情報とを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    抽出した前記注記と前記位置情報とを用いて、Web検索を行い、前記注記に付与する読み仮名を特定する特定手段と、
    特定した前記読み仮名を前記注記に紐付けて前記記憶手段に記憶する付与手段と、
    抽出した前記位置情報を住所情報に変換する変換手段と、
    変換した前記住所情報を用いて、Web検索を行う検索手段と、
    を有し、
    前記変換手段は、前記住所情報に変換した際の精度を特定する精度情報を取得し、
    前記付与手段は、前記精度情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする地図作成装置。
  2. 前記特定手段は、Web検索結果の中から特定のキーワードと特定の位置関係にある文字を読み仮名として特定する、ことを特徴とする請求項1に記載の地図作成装置。
  3. 前記記憶手段は、前記注記がどの注記種別に属するかを特定する属性情報を紐付けて記憶し、
    前記検索手段は、前記属性情報を用いて、Web検索を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の地図作成装置。
  4. 前記特定手段は、前記読み仮名を複数特定した場合は、前記読み仮名として特定した特定回数が最も多い読み仮名を前記注記に付与する読み仮名とする、ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の地図作成装置。
  5. 前記特定手段は、複数の前記読み仮名の特定回数の合計に占める前記注記に付与する前記読み仮名の特定回数の割合を算出し、
    前記付与手段は、前記割合を前記記憶手段に記憶する、ことを特徴とする請求項記載の地図作成装置。
  6. 前記記憶手段に記憶された前記読み仮名及び前記割合を付与した前記注記を、前記位置情報を基に地図上に表示した地図画像を生成し、該生成した地図画像の情報を出力する地図情報提供手段を有することを特徴とする請求項記載の地図作成装置。
  7. 前記記憶手段に記憶された前記読み仮名及び前記精度情報を付与した前記注記を、前記位置情報を基に地図上に表示した地図画像を生成し、該生成した地図画像の情報を出力する地図情報提供手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の地図作成装置。
  8. 地図作成装置で行う方法であって、
    注記と、前記注記の地図上での表示位置を示す位置情報と、を紐付けて記憶する記憶手段を参照し、読み仮名付与対象の注記と位置情報とを前記記憶手段から抽出する抽出工程と、
    抽出した前記注記と前記位置情報とを用いて、Web検索を行い、前記注記に付与する読み仮名を特定する特定工程と、
    特定した前記読み仮名を前記注記に紐付けて前記記憶手段に記憶する付与工程と、
    抽出した前記位置情報を住所情報に変換する変換工程と、
    変換した前記住所情報を用いて、Web検索を行う検索工程と、
    を前記地図作成装置が行うものであり、
    前記変換工程では、前記住所情報に変換した際の精度を特定する精度情報を取得し、
    前記付与工程では、前記精度情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする方法。
  9. 地図作成装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    注記と、前記注記の地図上での表示位置を示す位置情報と、を紐付けて記憶する記憶手段を参照し、読み仮名付与対象の注記と位置情報とを前記記憶手段から抽出する抽出処理と、
    抽出した前記注記と前記位置情報とを用いて、Web検索を行い、前記注記に付与する読み仮名を特定する特定処理と、
    特定した前記読み仮名を前記注記に紐付けて前記記憶手段に記憶する付与処理と、
    抽出した前記位置情報を住所情報に変換する変換処理と、
    変換した前記住所情報を用いて、Web検索を行う検索処理と、
    を前記コンピュータに実行させるものであり、
    前記変換処理では、前記住所情報に変換した際の精度を特定する精度情報を取得し、
    前記付与処理では、前記精度情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とするプログラム。
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