JP2003209779A - 情報管理装置 - Google Patents

情報管理装置

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JP2003209779A
JP2003209779A JP2002311845A JP2002311845A JP2003209779A JP 2003209779 A JP2003209779 A JP 2003209779A JP 2002311845 A JP2002311845 A JP 2002311845A JP 2002311845 A JP2002311845 A JP 2002311845A JP 2003209779 A JP2003209779 A JP 2003209779A
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JP2002311845A
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English (en)
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Shigehisa Kawabe
惠久 川邉
Yutaka Ogawa
裕 尾河
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体において画像情報を入力する際に、後
の検索等のために、位置情報を関連づけて記憶させる。 【解決手段】 カメラ等の移動体がネットワークに接続
され、移動体で画像情報を撮影/入力する際の位置情報
を取得し、これを情報とともに記憶し、後の検索時に、
検索キーを属性値に変換し、この属性値を含む検索情報
を用いて情報を検索する。また画像情報を入力する際の
属性を、その属性の性質にしたがって検索キーに自動的
に変換し、この検索キーを情報に付加して記憶する。後
に検索時に、検索キーを用いて検索を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報処理装置から
入力された情報を管理する情報管理装置に関し、より詳
細には移動体情報処理装置から入力された画像情報を管
理するのに最適な情報管理装置に関する。なお情報処理
を実行する移動体を、移動体情報処理装置または単に移
動体と呼ぶことにする。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体の情報管理システムは、大
きく分けるとつぎのとおりである。 (a)通常知られるデータベースを有する。移動体で入
力した情報に対してユーザが入力の都度キーワードを割
り当てデータベースに登録する。そしてキーワードまた
はキーワードを含む検索情報に応じて情報を検索する。 (b)移動体から入力した情報は文字または文字列が付
与されてデータベースに登録される。または入力された
情報に対する文字処理、自然言語処理、統計処理または
認識処理により文字または文字列を生成し、これを情報
に付与してデータベースに登録する。上述文字または文
字列を含む検索情報に応じて情報を検索する。 (c)移動体の位置情報をデータベースに登録する。移
動体の識別子から移動体の位置を検索する。また逆に移
動体の位置の範囲に応じて移動体の識別子を検索する。
【0003】しかしながら(a)の管理システムでは、
ユーザが予めキーワード等検索情報を与えて管理するの
で、キーワードや検索情報を与えずに情報を格納し、後
に文字列で検索を行いたいという要請には当然対処でき
ない。また検索はユーザが与えたキーワード等を用いた
場合しか行うことができず、それ以外の文字列や検索情
報を用いて検索を行うことができない。検索キー等を将
来の検索を見越して完全なものにすることは著しく困難
である。文字列や検索情報としてどのようなものを選ぶ
かにコストがかかる。
【0004】また、(b)のシステムにおいては、移動
体から入力した情報を後に検索するために、入力情報に
対して文字マッチング処理、自然言語処理、統計処理、
年式処理を行って文字、文字列、データ列を生成し、情
報に付与するか、または生成した文字等を情報に代え
て、あるいは情報の検索情報としてデータベースに登録
する。文字マッチング処理等の前処理は、膨大な処理コ
ストが必要であり、低消費電力や小型化が要請され処理
能力に制約がある移動体には過剰な負担となる。このた
め情報の登録が遅れるというきらいある。ネットワーク
や通信手段で他のコンピュータの処理リソースを借用す
ることも考えられるが、その手順にも時間がかかる。
【0005】また(c)のシステムは、単に移動体の位
置や識別子を検索するものにすぎず、移動体から入力し
た情報に移動体の位置情報を付与する機能を有しておら
ず、このため移動体の位置情報を手がかりとして移動体
から入力した情報を検索する機能も有していない。
【0006】なお上述の(a)、(b)、(c)のシス
テムに関連する文献としては特開平6−205457号
公報、特開平5−281902号公報および電子情報通
信学会技術報告(TECHNICAL REPORT
OF IEICE EID93−88、HC93−5
5、1993年12月、pp7−12)がある。特開平
6−205457号公報は、移動体端末からの信号を基
地局において受信し、移動体端末の位置情報をデータベ
ースに記憶することにより、多数の移動体が一斉に移動
する場合の移動体網に加わる位置情報登録のコストを軽
減することを開示している。また特開平5−28190
2号公報は、現在位置の情報を発信し、道路・地図デー
タベースから位置情報を計算し移動体の現在位置を正確
に把握することを開示している。また先の電子情報学会
技術報告は、ペンタブレットを用いて手書き入力したラ
スタイメージ情報を認識して文字コードからなるテキス
ト情報に変換した後にファイルに格納することを開示し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は以上の事情
を考慮したなされたものであり、情報を入力する際に、
位置情報(座標、地名等)を関連づけ、後の検索等のた
めに、利用できるようにする情報管理装置を提供するこ
とを目的としている。なお、位置情報の利用目的の1つ
は検索であるが、それに限定されない。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では、以上の目
的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとおりの
構成を採用している。
【0009】すなわち、この発明の一側面によれば、少
なくとも移動体を含んでなる情報管理装置に:上記移動
体に設けられ画像を撮影する撮影手段と;上記移動体に
設けられ上記移動体の位置情報を取得する位置情報取得
手段と;上記撮影手段からの画像と上記位置情報取得手
段からの位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段とを
設けるようにしている。
【0010】この構成においては、画像と関連づけた位
置情報を用いて画像に有益な関連情報を付加することが
できる。
【0011】この構成において、上記位置情報取得手段
はグローバル・ポジショニング・システムを含んで構成
されてもよい。この場合、上記位置情報は座標情報であ
る。また、上記位置情報は地名の情報であってもよい。
上記位置情報取得手段は、上記移動体が接続する基地局
のアドレスを取得するものでもよい。上記記憶手段は、
上記移動体に設けられていてもよいし、上記移動体とネ
ットワークを介して接続される情報処理装置に設けられ
ていてもよい。上記画像は静止画および動画の一方また
は双方である。
【0012】この発明の上述の側面およびこの発明の他
の側面は特許請求の範囲に記載され、以下実施例を用い
て詳細に説明される。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。
【0013】図1はこの発明の第1の実施例を概略的に
示すものであり、この図において、情報管理装置は、情
報入力部101、事象属性入力部102、情報データベ
ース103、情報登録部104、情報出力部105、検
索キー入力部106、属性データベース107および情
報検索部108を有している。情報入力部101はテキ
スト、イメージ等種々の情報を入力するものである。事
象属性入力部102は情報入力部101に生起した事象
の属性および情報入力に起因して生起した事象の属性を
検出する。情報登録部104は情報と検出属性値とを情
報データベース103に登録する。検索キー入力部10
6はユーザーからの検索キー等の検索情報を受け付け、
属性データベース107は検索情報に基づいて対応する
属性値を出力する。情報検索装置108は属性値を含む
検索指示を情報データベースに対して送出し、検索結果
を情報出力部105に転送し、検索結果を出力させる。
【0014】なお、この発明は、この第1の実施例およ
び後述する他の実施例からも明らかなように、単一の情
報処理装置または単一の移動体情報処理装置上の単一の
プロセスで実現するようにしてもよいし、複数のプロセ
スで実現されてもよい。または、複数の情報処理装置が
接続されたネットワークシステムにおいて、複数の情報
処理装置上の複数のプロセスで実現されてもよい。また
複数の情報処理装置の少なくとも1つが移動体情報処理
装置であってもよい。
【0015】複数の情報処理装置が接続されたネットワ
ークシステムに移動体情報処理装置が連続的にまたは断
続的に接続されている場合には、移動体情報処理装置か
ら入力した情報をリモートの情報処理装置のデータベー
スに格納し、後にユーザが所望の検索を行って取り出す
ことができる。この例を後に図12および図14を参照
して説明する。
【0016】また情報データベースは単一でなくてもよ
く、複数のデータベースの集合であってもよく、また移
動体情報処理装置以外の情報処理装置にあってもよい。
情報登録および検索の手順が予め定められ、移動体情報
処理装置または他の情報処理装置からアクセスできれば
よい。
【0017】また入力された情報の情報データベースへ
の登録は、情報入力後直ちに実行される必要はない。情
報入力から検索実行までの所定のタイミングで行われれ
ばよい。
【0018】また属性の検出は情報入力後即時に行われ
なくてもよい。情報入力の前後の任意のタイミングで測
定ないし検出するものでもよい。
【0019】つぎに第1の実施例の具体的な構成例を図
2をも参照して説明する。図2において、情報入力部1
01は電子カメラ201である。電子カメラ201は撮
影した画像を画像データに変換して登録コマンド発生装
置204(情報登録部104)に出力する装置であり、
たとえば電子撮像素子を用いた富士写真フィルム株式会
社のDS−200FDIJE(商標または製品名であ
る)を用いることができる。
【0020】この構成例では情報入力部101を電子カ
メラ201としたが、画像データを入力するタブレット
デジタイザであってもよい。タブレットデジタイザはた
とえば日立精工株式会社のタブレットデジタイザHDG
−0609J(商標または製品名である)を用いること
ができる。また文字情報を入力する通常のパーソナルコ
ンピュータに接続されているキーボードでもよいし、音
声情報を入力するマイクロフォンとAD変換器とを組み
合わせた音声入力装置でもよい。また、映像情報を入力
する通常のビデオカメラとAD変換器とを組み合わせた
映像入力装置でもよい。映像入力装置は例えばNTSC
信号を出力するビデオカメラと米国インテル社製のスマ
ートビデオレコーダシステム(商標または製品名)を組
み合わせて構成できる。
【0021】移動体に生起する事象の属性を入力する事
象属性入力部102はグローバル・ポジショニング・シ
ステム(以下GPSとする)202である。GPS20
2は複数の衛星と通信を行い「情報入力した時、移動体
がある地点にあった」という事象の属性として少なくと
も予め定められた経度、緯度、時刻、高度、速度のいず
れか1つまたは複数を測定し、所定の属性の属性値とし
て、登録コマンド発生装置204(情報登録部104)
に送出する。GPS202は例えばソケット・コミュニ
ケーション社のモーバイルGPS装置GP803(商標
または製品名)を用いることができる。
【0022】この構成例では、事象属性入力部102は
GPS202としたが、ネットワークの基地局からアド
レス情報を取得するアドレス取得装置でもよい。この場
合、事象は「情報入力したものは、ある特定の基地局と
接続した」という事象であり、その属性は基地局のアド
レス情報である。
【0023】また事象属性入力部102は、時刻を数え
上げて登録コマンド発生装置204(情報登録部10
4)に出力するクロック装置でもよいし、日付を数え上
げて出力するカレンダ装置であってもよい。この場合の
事象は「ある時間に情報を入力した」ことが事象であ
り、属性は時刻または日付である。クロック装置もカレ
ンダ装置もICチップとして入手できる。
【0024】また明るさや色を測定して登録コマンド発
生装置204(情報登録部104)に出力する測光装置
でもよい。測光装置は写真撮影に用いる露出計や色度計
を用いることができる。また周囲の音量を測定し登録コ
マンド発生装置204(情報登録部104)に出力する
音量測定装置でもよいし、周囲の音を取り込みその周波
数分布を測定し測定値を登録コマンド発生装置204
(情報登録部104)に出力するスペクトルアナライザ
でもよい。この場合、「ある場所で情報を入力したこ
と」が事象であり、その属性は「場所の明るさ」、
「色」、「音量」等である。
【0025】またこの構成例では電子カメラ201で対
象を撮影しているが、属性として「対象までの距離」ま
たは「対象の大きさ」を用いてもよい。測距装置はオー
トフォーカスのカメラのオートフォーカス制御機構を流
用できる。電子カメラの画角が既知であれば、対象まで
の距離と電子カメラの画角とから、撮影対象のうちの電
子カメラの撮影視野で撮影された部分のおよその大きさ
を計算できる。画面の横と縦それぞれについて、距離を
dとし横方向の画角θx、縦方向の画角θyとすると、
2*d*tan(θx/2)、2*d*tan(θy/
2)が対象物の画面に映った範囲の、実際の長さの近似
値とすることができる。
【0026】さらに、図2の構成例では、情報データベ
ース103は、画像情報を蓄積し、画像情報に付与され
た座標データを検索キーとして検索できるように管理さ
れる画像情報データベース203である。画像情報デー
タベース203は株式会社リコーの拡張リレーショナル
データベース管理システムであるG−BASE(商標ま
たは製品名)を用いることができる。G−BASEで
は、画像情報のデータを不定長のバイナリ文字列として
格納し、属性として座標データを付与するようにスキー
マを設計することで、座標データを検索キーとして検索
できるように画像情報を管理する。G−BASEでは、
標準SQLを拡張した操作言語GSQLを用いて画像情
報の登録と検索を行える。操作言語GSQLの詳細につ
いては株式会社リコーのG−BASEマニュアル第5分
冊に説明されている。
【0027】情報登録部104は、登録コマンド発生装
置204であり、この登録コマンド発生装置204はG
SQLに基づいて情報の登録式を生成し、画像情報デー
タベース203(情報データベース103)に出力す
る。すなわち、登録コマンド発生装置204は、電子カ
メラ201からの情報のデータと、GPS202からの
属性値とを引数とする、GSQLに基づいた所定の情報
登録コマンドを生成し、G−BASEすなわち画像情報
データベース203に送出する。
【0028】検索キー入力部106は、文字または文字
列を入力し、地名データベース207(属性データベー
ス107)に出力するキーボード装置206である。キ
ーボード装置206に代えてメニュー形式のユーザイン
ターフェースを用いてもよい。このユーザインタフェー
スは、ディスプレイ上に1つ以上の選択肢のリストをメ
ニューとして表示し、キーボード、マウス、タブレット
デジタイザ等で選択肢の1または複数を選択すること
で、対応する番号、文字、文字列を生成する。メニュー
形式のユーザインターフェースはXウィンドウシステム
のソフトウェアツールキットを用いて簡単に実現できる
(O’Reilly & Associates, I
nc.のX View Programming Ma
nnualVolume Seven 2’nd ed
ition Forth printingのpp23
7−267およびpp588−592)。
【0029】また検索キー入力部106は手書き文字ま
たは印刷も時を認識するOCR装置でもよい。また疑似
ペンによってタブレット上で文字を書き、この文字を認
識するシャープ社製のPI−3000(商標または製品
名)等の手書き文字認識装置でもよい。
【0030】属性データベース107は、地名を入力す
ると、経度と緯度の組で表される1または複数の座標を
出力する地名データベース207である。地名データベ
ース207は図4、図5に示すように複数の地名座標レ
コードからなる地名座標管理表を用いる。地名座標レコ
ードは座標フィールド、地名フィールド、およびレコー
ド終端識別子を有する。地名フィールドは1または複数
の地名を表す文字列が記録され、座標フィールドには対
応する1または複数の座標を記録している。地名が入力
されたときに、その文字または文字列を各レコードの地
名フィールドの地名とマッチングさせ、一致した場合、
そのレコードの座標フィールドの座標を出力する。一致
しない場合にはエラーを出力する。
【0031】情報検索部108は、GSQLの文法に則
った情報検索式を生成し、画像情報データベース203
(情報データベース103)に出力する検索コマンド発
生装置208である。この検索コマンド発生装置208
は、ユーザに指示に基づいて地名データベース207か
ら出力された1または複数の座標値を引数とするGSQ
Lに基づいた所定の情報検索コマンドを発生し、画像情
報データベース203(G−BASE)に出力する。
【0032】なお登録コマンド発生装置204(情報登
録部104)および検索コマンド発生装置208(情報
検索部108)を別々に構成せず、1つの装置で構成
し、入力データに応じて検索コマンドと登録コマンドと
を切り替えて出力するGSQLコマンド発生装置として
構成してもよい。
【0033】情報出力部105は画像情報データベース
203から出力される画像情報を表示する通常の液晶デ
ィスプレイ装置205である。もちろんプラズマディス
プレイやCRTディスプレイを用いてもよい。またプリ
ンタを用いてもよい。
【0034】つぎに図2の構成例における情報の登録お
よび検索(登録コマンド発生装置204および検索コマ
ンド発生装置208の動作)の詳細を説明する。
【0035】まず、情報の登録について説明する。この
構成例においては、imageDBという名前の画像情
報データベース203がつぎのGSQL式で作成されて
いる。 [GSQL式1−1] CREATE SCEMA INTO’/test/db1’; [GSQL式1−2] CREATE TABLE imageDB( latitudeflag CHARACTER(1), KEIDO INTEGER(8), longitudeflag CHARACTER(1), IDO INTEGER(9), IMAGE VARIABLE CHARACTER ); GSQL式1−1は/testというディレクトリにd
b1という名前のデータベースを作成することを表す。
GSQL式1−2はdb1の内部構成を記述している。
すなわち、第1の引数としての属性がlatitude
flagという名前で、長さ1の文字型であり、第2の
引数としての属性がKEIDOという名前で、長さ8の
整数の型であり、第3の引数としての属性がlongi
tudeflagという名前で、長さ1の文字の型であ
り、第4の引数としての属性がIDOという名前で、長
さ9の整数の型であり、第5の引数が画像情報のデータ
でIMAGEという名前で可変長の文字の型である、i
mageDBという名前のデータベースを作成すること
を表す。
【0036】電子カメラ201を起動すると、電子カメ
ラ201で撮影した画像情報のデータが入力され、登録
コマンド発生装置204に送出される。電子カメラ20
1の起動信号に応じて起動と同時にGPS202から日
付、時刻、緯度、経度、高度の事象属性の1または複数
の属性値が測定される。この構成例では、属性情報とし
て緯度および経度を用い、緯度および経度の組を登録コ
マンド発生装置204に送る。もちろん他の属性を用い
てもよい。
【0037】例えば電子カメラ201を起動して「JR
渋谷駅」でJR山手線の時刻表を撮影すると、「時刻表
の画像データ」が登録コマンド発生装置204に送出さ
れる。これと同時に電子カメラ201の起動に応じて、
「JR渋谷駅で撮影した」ことを表す事象の属性として
経度と緯度の組である座標の値(X1,X2)がGPS
202で自動的に測定され登録コマンド発生装置204
に送出される。
【0038】登録コマンド発生装置204は、画像情報
データと座標値とを受け取って、画像情報のデータの検
索キーとしてGSQLに基づいた登録コマンドを生成す
る。生成されたコマンドはつぎのとおりである。 [GSQL式1−3] INSERT INTO imageDB VALUES(’E’,X1,’N ’,Y1,’イメージデータ’); この式では第1の引数が東経、西経の別で、東経を表
す’E’という文字であり、第2の引数がX1の経度値
であり、第3の引数が北緯、南緯の別で、北緯を表す’
N’という文字であり、第4の引数がY1の緯度値であ
り、第5の引数が電子カメラ701から入力された画像
データをテキスト文字列にエンコードした’イメージデ
ータ’というテキスト文字列である。そしてこの式はイ
メージデータに座標値を付与してimageDBという
データベースに登録するという登録コマンドを表してい
る。
【0039】画像データをテキストデータにエンコード
するには例えばUNIX(商標名)のunencode
コマンドやRFC1521ないしRFC1524で規定
されるMIMEエンコードコマンドを用いることができ
る。もちろんエンコードせずに画像データのまま登録し
てもよい。
【0040】つぎに情報の検索について説明する。検索
は情報を入力した場所の地名またはその場所を含む地域
の地名を用いて行うとする。
【0041】さて、キーボード206地名を入力する
と、対応する文字列が地名データベース207に送出さ
れ、地名データベース207は対応する1または複数の
座標あるいは地図上の矩形領域を表す2つの座標の組を
1または複数出力する。
【0042】図3に示すように、地図に対して等間隔で
縦分割線および横分割線を設け、矩形領域を規定する。
図のA、B、C、Dで規定される矩形領域について各頂
点A、B、C、Dの座標を(XN,YN)、(XN+
1,YN)、(XN,YN+1)、(XN+1,YN+
1)で表す。矩形領域は対角線をなす2つの頂点座標で
規定できるので、AとDの座標の組{(XN,YN),
(XN+1,YN+1)}を用いて矩形領域を表す。な
お1つの矩形領域には1以上の地名が存在するものとす
る。
【0043】図4は、地名対座標管理表(図5)の地名
座標レコードのフォーマットを示す。1つのレコードは
1つの矩形領域を表す2つの座標を表す座標フィールド
と、1または複数の地名を格納する地名フィールドから
なっている。地名フィールドは、格納する地名の数に依
存して可変長であるため、地名のリストとして管理し、
地名のリストの最後に特別な識別子として終端記号を格
納する。もちろん他の可変長レコードの管理手法を用い
てもよいし、固定長としてもよい。例えば所定数の地名
フィールドと所定数の座標フィールドとで地名対座標管
理表を構成し、1つの領域を複数のレコードで表現して
もよい。
【0044】図5は複数の地名座標レコードで地名対座
標管理表が構成される例を示す。
【0045】このような地名対座標管理表を用いた地名
データベースではつぎのようにして座標値を出力する。
まずキーボード206から地名として「JR渋谷駅」を
入力すると、この文字列が検索キーとして地名データベ
ース207に送出される。地名データベース207は各
地名座標レコード中の地名と「JR渋谷駅」という地名
とを突き合わせ、一致した場合には、そのレコードの座
標フィールドを出力座標リストに加えていく。
【0046】図6に示す具体的な地名座標管理表では、
「JR渋谷駅」はレコード1の地名フィールドの3番目
と、レコード3の地名フィールドの5番目に含まれるの
で、出力座標リストは、{(X11,Y11),(X1
2,Y12)},{(X31,Y31),(X32,Y
32)}となる。これはに2つの矩形領域{(X11,
Y11),(X12,Y12)},{(X31,Y3
1),(X32,Y32)} 「JR渋谷駅」が含まれることを表す。
【0047】地名データベース207は以上の出力座標
リストを検索コマンド発生装置208に送出する。
【0048】なお地名データベース207では、地名対
座標管理表中のレコードを順に調べるようにしたが、ハ
ッシュ表を用いて検索を行ってもよい。すなわち、地名
座標レコードには予め一意に定める番号を付与してお
き、地名の文字列に対して、所定のハッシュ関数を設計
し、ハッシュ表として地名対座標管理表を構成する。ま
たリレーショナルデータベースシステムを用いて地名デ
ータベースを構成してもよい。
【0049】検索コマンド発生装置208は地名データ
ベース207から与えられた複数の座標の組から画像情
報データベース203を検索するためのGSQL式を生
成する。この構成例では以下のGSQL式が生成され
る。 [GSQL式1−4] DECLARE LOCAL TEMPORARY TABLE temp1( latitudeflag CHARACTER(1), KEIDO INTEGER(8), longitedeflag CHARACTER(1), IDO INTEGER(9), IMAGE VARIABLE CHARACTER ); [GSQL式1−5] INSERT INTO temp.temp1 SELECT latitudeflag,KEIDO,longitud eflag,IDO,IMAGE FROM imageDB WHERE latitudeflag=’E’ AND KEIDO>=X11 AND KEIDO<=X12 AND longitudeflag=’N’ AND IDO>=Y11 AND IDO<=Y12; [GSQL式1−6] INSERT INTO temp.temp1 SELECT latitudeflag,KEIDO,longitud eflag,IDO,IMAGE FROM imageDB WHERE latitudeflag=’E’ AND KEIDO>=X31 AND KEIDO<=X32 AND longitudeflag=’N’ AND IDO>=Y31 AND IDO<=Y32; [GSQL式1−7] COMMIT; [GSQL式1−8] SELECT DISTINCT IMAGE FROM temp.temp1; 以上のGSQL式は画像情報データベース203に送出
され、これに応じて画像データが検索される。検索条件
にある画像が記憶されていれば、座標および画像データ
が1行で表され座標画像対応表として出力される。検索
条件に合う画像がなければ、何も出力されず、1つある
ときには1行、複数あるときには対応する行数だけ出力
される。座標画像対応表においては、1つの画像データ
と、「ある場所でその画像を入力した」事象の属性であ
る経度と緯度の属性値を表す座標とが対応している。
【0050】液晶ディスプレイ装置205は検索結果の
座標画像対応表の第1行のイメージフィールドの文字列
がイメージデータなのでこれを取り出す。画像データを
画像情報データベース203に登録するときに、画像デ
ータをテキスト情報にエンコードしたイメージデータを
記憶したので、復元するためにイメージデータをでコー
ドする必要がある。この構成例では、エンコードにUN
IX OSでよく知られるunencodeプログラム
を用いたので、undecodeプログラムを用いる。
MIMEエンコードプログラムを用いた場合にはMIM
Eデコードプログラムを用いる。一般にエンコード手法
に依存してデコード手法が決定される。もちろんエンコ
ードせずに画像データを登録しておけば、デコードを行
う必要はない。またエンコードして登録した場合でもデ
コードせずに液晶ディスプレイ装置205に表示しても
よい。
【0051】デコードされた画像データは液晶ディスプ
レイ装置205に表示される。座標画像対応表が複数の
行からなるときは以上の手順を繰り返し実行する。
【0052】この構成例では、「JR渋谷駅」で時刻表
を撮影した事象の属性である座標の値は(X1,Y1)
であったので、地名対座標管理表の第1のレコードと第
3のレコードのそれぞれの座標フィールドの値{(X1
1,Y11),(X12,Y12)},{(X31,Y
31),(X32,Y32)}は、 X11<=X1<X12でかつ Y11<=Y1<Y12でかつ X31<=X1<x32でかつ Y31<=Y1<Y32 となるように構成されている。なぜならば「JR渋谷
駅」は領域{(X11,Y11),(X12,Y1
2)}と領域{(X31,Y31),(X32,Y3
2)}のいずれにも含まれているからである。以上のよ
うにこの構成では、「JR渋谷駅」で撮影したJRの時
刻表の画像は、表示したGSQLコマンドによって出力
される座標画像対応表に必ず含まれる。
【0053】以上説明したように、JR渋谷駅で電子カ
メラで撮影したJRの時刻表の画像は後に「JR渋谷
駅」なる地名をで検索することができる。地名対座標管
理表を「渋谷」なる地名を含む領域{(Xm,Ym),
(Xm+1,Ym+1)}について、 Xm<=X1<Xm+1でかつ Ym<=Y1<Ym+1 となるように構成すれば、JR渋谷駅で電子カメラで撮
影したJRの時刻表の画像は、「渋谷」なる地名で検索
できる。
【0054】この構成例では、検索キーは地名とした
が、住所、国名、都道府県名、市町村名、建築物名、施
設名、組織名、省庁名、社名、法人名、営業所名、屋
号、売場名、河川名、山岳丘陵名、道路名、通路名、路
線名、交差点名、停留所名、駅名、階数、郵便番号等の
いずれでもよい。
【0055】一般には、日常的に利用する、あらゆる地
名を含んだ場所の名称と、名称に対応する領域との対応
関係を保持管理する地名対座標管理表を予め上述のよう
に作成しておけば、少なくとも地名対座標管理表に登録
されている任意の場所の名称から画像を検索する情報管
理装置が実現される。とくに移動体では、画像を撮影す
る時には、「画像を撮影した」ことと、画像を撮影した
時に「ある場所にいた」ことの2つの事象が同時に生起
する。この実施例では「画像をある場所で撮影する」と
いう事象の属性として座標を用いた。すなわち撮影した
画像データに対して撮影した地点の座標を自動的に測定
して得られる座標とを検索のための情報として付与し、
撮影した画像情報を情報データベース103に記録し管
理する。ユーザは画像情報を記録するときに特別なキー
ワードや検索情報を付与する必要もないし、画像の認識
処理、統計処理等の前処理も不要である。そして撮影し
た場所によって定まる文字または文字列を検索の手がか
りとして撮影した情報を検索できる。
【0056】なお移動体で入力し、データベースに登録
する情報は、画像情報に限定されず、文字、文字列、音
声情報、映像情報であってもよい。音声情報や映像情報
は、上述実施例の場合と同様にテキストデータにエンコ
ードし、その後デコードして復元することができる。
【0057】また事象の属性は、緯度、経度のみでな
く、情報を記録した場所、明るさ、色、温度、湿度、天
候、気圧、音量等種々の測定可能な属性を用いることが
できる。属性は1つまたは複数用いることができる。属
性値の測定結果の所定の精度の整数または実数として出
力すれば、この実施例と同様に構成できる。
【0058】この実施例では、情報を入力する際に生起
する事象の属性の属性値を測定し、これを情報とともに
記憶し、後に検索キーを属性値に変換し、この属性値を
含む検索情報を用いて情報を検索している。これによれ
ば、従来のように情報を入力する際に検索キーを付与す
る煩雑さがなく、また検索キーを生成するための前処理
を行う必要もない。さらに事象の属性を用いた検索方
法、例えば「渋谷駅で撮影した画像」という検索方法
は、人間が記憶を思い出す方法と似た検索の機能を可能
とするので、極めて柔軟な検索手法を提供し、移動体を
含むネットワークシステムの情報管理の融通性を向上さ
せることができる。
【0059】つぎに第1の実施例の別の構成例を説明す
る。この構成例は、情報入力部101としてファイル入
力装置を用い、事象として「所定のホスト・コンピュー
タを用いてファイルを入力したこと」を用い、事象の属
性としてそのホスト・コンピュータのホスト番号を用い
る。
【0060】図7はこの構成例を示し、この図において
図2と対応する箇所には対応する符合を付して詳細な説
明は繰り返さない。図7(図1)において、情報入力部
101はネットワーク通信を用いたファイル転送プロト
コルであるFTPを用いて実現したファイル入力装置3
01である。ファイル入力装置301は例えばUNIX
OSのftpプログラムを利用するコンピュータシス
テムである。FTP以外のファイル転送プロトコル例え
ばSMTP、NNTP、HTTP等を用いてもよく、H
TTPを用いたファイル入力装置301としては、NC
SAのMosaicプログラムを用いたコンピュータシ
ステムがある。Mosaicはファイルだけでなく、一
般的なデジタル情報を入力できる。
【0061】事象属性入力部103はftpの接続先の
コンピュータシステムのホスト番号を保持管理するホス
ト番号保持装置302である。ホスト番号保持装置30
2が取り扱う事象は、「あるコンピュータシステムから
情報を入力した」ことであり、属性はホスト番号であ
る。ホスト番号は高々有限個の番号なので、レジスタや
メモリでこれを保持することができる。属性としては、
ホスト番号以外のものを用いてもよい。例えばFTPプ
ロトコルでPWDコマンドを用いて、接続先のコンピュ
ータシステムからリモートのカレントディレクトリを取
り寄せて、属性として用いてもよい。一般に保持する属
性は、リモートコンピュータから取り出すことのできる
任意の情報でよい。さらにリモートのコンピュータシス
テムに接続することに起因する属性でもよい。例えばJ
IS規格のX5108に規定されるトランスポートサー
ビスの品質のパラメータのいずれかでもよい。
【0062】属性データベース107は、組織名を入力
すると1または複数のホスト番号を出力するホストデー
タベース307である。このデータベース307は、複
数行のレコードを有し、1行に複数の組織名フィールド
と、1または複数のホスト番号を含むホストフィールド
を有する組織名対ホスト対応管理表を保持している(図
8、9、10参照)。ホストデータベース307は入力
された文字または文字列が組織フィールドに記録されて
いる文字列と一致するかどうかを各行ごとに検査し、一
致する組織名を有する行の1または複数のホスト番号を
出力する。一致するものがなければエラーを出力する。
【0063】つぎにこの構成例における情報の登録およ
び検索について詳細に説明する。この構成例において
は、imageDB4という名前の(画像)情報データ
ベース103がつぎのGSQL式で作成されている。 [GSQL式4−1] CREATE SCEMA INTO’/test/db4’; [GSQL式4−2] CREATE TABLE imageDB4( HOSTNO INTEGER(12), IMAGE VARIABLE CHARACTER ); GSQL式4−1は/testというディレクトリにd
b4という名前のデータベースを作成することを表す。
GSQL式4−2はdb4の内部構成を記述している。
すなわち、第1の引数としての属性がHOSTNOとい
う名前で、長さ12の文字型であり、第2の引数が画像
情報のデータでIMAGEという名前で可変長の文字の
型である、imageDB4という名前のデータベース
を作成することを表す。
【0064】この構成では、所定のホスト番号Yをft
pプログラムの起動引数に指定してFTPプロトコルで
リモートのコンピュータシステムに接続すると、ホスト
番号Yがホスト番号保持装置に出力され、保持される。
つぎに、ユーザがgetコマンドとファイル名をftp
プログラムに指定して、ユーザが所望するファイルを入
力する。ファイルは画像入力でもよいし、他のものでも
よい。ftpプログラムはユーザの指定に応じてリモー
トのコンピュータシステムから画像ファイルを入力して
登録コマンド発生装置304に出力する。画像ファイル
の入力に応じて、ホスト番号保持装置302は、ホスト
番号を登録コマンド発生装置304に送出する。登録コ
マンド発生装置304は上述のファイルとホスト番号と
を受け取ってホスト番号を検索キーとしてファイルを画
像情報データベース303に登録する。
【0065】登録コマンド発生装置304が生成するコ
マンドはつぎのとおりである。 [GSQL式4−3] INSERT INTO imageDB4 VALUES(Y,’イメージデ ータ’); この式では第1の引数がホスト番号がYで、ホスト番号
保持装置から出力されたホスト番号を整数で表すデータ
であり、第2の引数がファイル入力装置301から入力
された画像データをテキスト文字列にエンコードした’
イメージデータ’というテキスト文字列である。そして
この式はイメージデータにホスト番号を検索キーとし付
与してimageDB4というデータベースに登録する
という登録コマンドを表している。
【0066】画像データのエンコードは既述した手法で
行えるし、エンコードせずに登録してもよい。
【0067】つぎに情報の検索について説明する。
【0068】検索したい画像情報を入力したリモートの
コンピュータシステムを所有する組織名をキーボード装
置306から入力すると、この組織名を表す文字列がホ
ストデータベース307に送出され、ホストデータベー
ス307は組織名に対応する1または複数のホスト番号
を検索コマンド発生装置308に出力する。この構成例
では、組織名には1または複数のホスト番号が割り当て
られる。
【0069】図8は、組織名対ホスト管理表(図9)の
地名座標レコードのフォーマットを示す。1つのレコー
ドは1つの組織名を格納する組織名フィールドと、1ま
たは複数のホスト番号を格納するホストフィールドから
なっている。ホストフィールドは、格納するホスト番号
の数に依存して可変長であるため、ホスト番号のリスト
として管理し、ホスト番号のリストの最後に特別な識別
子として終端記号を格納する。図10は複数のレコード
で構成される組織名対ホスト管理表の具体例を示す。
【0070】ホストデータベース307の操作を、図1
0に示す組織名対ホスト管理表図の具体例に沿って説明
する。まずキーボード装置306から組織名として「人
事部」を入力すると、この文字列が検索キーとしてホス
トデータベース307に送出される。ホストデータベー
ス307は各レコード中の組織名と「人事部」という組
織名とを突き合わせ、一致した場合には、そのレコード
のホストフィールドを出力ホストリストに加えていく。
【0071】図10に示す具体的なホスト対組織名管理
表では、「人事部」はレコード1の組織名フィールドに
含まれるので、出力ホスト座標リストは、{1,2,
3}となる。この3つのホスト番号のコンピュータシス
テムを「人事部」が所有していることを表す。ホストデ
ータベース307は以上の出力ホストリストを検索コマ
ンド発生装置308に送出する。
【0072】なおホストデータベース307では、ハッ
シュ表を用いて検索を行ってもよい。またリレーショナ
ルデータベースシステムを用いて地名データベースを構
成してもよい。
【0073】検索コマンド発生装置308はホストデー
タベース307から与えられた複数のホスト番号から画
像情報データベース303を検索するためのGSQL式
を生成する。この構成例では以下のGSQL式が生成さ
れる。 [GSQL式4−4] DECLARE LOCAL TEMPORARY TABLE temp4( HOSTNO INTEGER(12), IMAGE VARIABLE CHARACTER ); [GSQL式4−5] INSERT INTO temp.temp4 SELECT HOSTNO,IMAGE FROM imageDB4 WHERE HOSTNO IN:searchPlaceStrig; [GSQL式4−6] COMMIT; [GSQL式4−7] SELECT DISTINCT IMAGE FROM temp.temp4; 以上のGSQL式は画像情報データベースに送出され、
これに応じて画像データが検索される。検索条件にある
画像が記憶されていれば、ホスト番号および画像データ
が1行で表されホスト画像対応表として出力される。検
索条件に合う画像がなければ、何も出力されず、1つあ
るときには1行、複数あるときには対応する行数だけ出
力される。ホスト画像対応表においては、1つの画像デ
ータと、「あるリモートコンピュータシステムからその
画像を入力した」事象の属性であるホスト番号属性の属
性値を表すホスト番号とが対応している。
【0074】液晶ディスプレイ装置305は先に説明し
た構成例と同じである。
【0075】この構成例においては、「人事部」のコン
ピュータシステムのホスト番号が、ホスト画像対応表の
人事部のレコードに入れるようにすれば、上述ホスト番
号Yは1、2、3のいずれかであるので、人事部のコン
ピュータシステムから入力した画像ファイルは上述のG
SQL検索コマンドによって出力されるホスト画像対応
表に必ず含まれる。
【0076】以上説明したように、人事部のコンピュー
タシステムから入力した画像ファイルは後に「人事部」
なる組織名をで検索することができる。もちろん任意の
組織名で当該組織のコンピュータシステムから入力した
画像データを検索できる。
【0077】この構成例では、検索キーは組織名とした
が、住所、国名、都道府県名、市町村名、建築物名、施
設名、省庁名、社名、法人名、営業所名、屋号、売場
名、河川名、山岳丘陵名、道路名、通路名、路線名、交
差点名、停留所名、駅名、階数、郵便番号等のいずれで
もよい。
【0078】一般には、日常的に利用する、あらゆる名
称と、名称に対応するホスト番号との対応関係を保持管
理する対応管理表を予め上述のように作成しておけば、
少なくとも対応管理表に登録されている任意の名称から
画像を検索する情報管理装置が実現される。とくに移動
体では、画像ファイルをリモートコンピュータから入力
する際に、異動先の様々なネットワークのコンピュータ
に接続する。この構成例では、「画像ファイルをあるコ
ンピュータシステムから入力する」という事象の属性と
してホスト番号を用いた。すなわち入力した画像ファイ
ルに対してホスト番号を自動的に入力し、検索のための
情報として付与し、入力した画像ファイルを情報データ
ベースに記録し管理する。ユーザは画像情報を記録する
ときに特別なキーワードや検索情報を付与知る必要もな
いし、画像の認識処理、統計処理等の前処理も不要であ
る。そして入力したときに接続したホストコンピュータ
のホスト番号から定まる文字列を検索の手がかりとして
当該情報を検索できる。
【0079】なお移動体で入力し、データベースに登録
する情報は、画像情報に限定されず、文字、文字列、音
声情報、映像情報であってもよい。音声情報や映像情報
は、上述実施例の場合と同様にテキストデータにエンコ
ードし、その後デコードして復元することができる。
【0080】この構成例では、情報を入力する際に生起
する事象の属性の属性値を測定し、これを情報とともに
記憶し、後に検索キーを属性値に変換し、この属性値を
含む検索情報を用いて情報を検索している。これによれ
ば、従来のように情報を入力する際に検索キーを付与す
る煩雑さがなく、また検索キーを生成するための前処理
を行う必要もない。さらに事象の属性を用いた検索方
法、例えば「人事部のコンピュータシステムから入力し
た画像ファイル」という検索方法は、人間が記憶を思い
出す方法とにた検索の機能を可能とするので、極めて柔
軟な検索手法を提供し、移動体を含むネットワークシス
テムの情報管理の融通性を向上させることができる。
【0081】つぎに第1の実施例のさらに別の構成例を
説明する。この構成例は図2の構成例の変形例であり、
図2において、キーボード装置206に代えてグラフィ
カルユーザインターフェース装置406を用いる。
【0082】図11はこの構成例を示しており、図2と
対応する箇所には対応する番号を付して詳細な説明は省
略する。
【0083】図11のグラフィカルユーザインターフェ
ース装置406は、グラフィカルディスプレイに表示さ
れる所定の図形上の所定の領域をマウス等のポインティ
ング装置で指示すると、対応する領域の番号を地名デー
タベースに出力するものである。もちろんタブレットデ
ジタイザを用いて、タブレット上の図形上の領域を疑似
ペンで指示して領域の指定を行ってもよい。また図形上
の所定の領域の色をキーボードから入力して領域を指示
する構成でもよい。
【0084】指定できる領域を階層的にし、細かな領域
単位で指定したり、大きな領域単位で指定したりしても
よい。また路線地図等種々の地図を用いてもよい。また
指定位置からどの範囲の領域を選択するかをユーザの指
定により変更するようにしてもよい。
【0085】つぎにこの発明の第2の実施例について説
明する。この第2の実施例は、第1の実施例の属性デー
タベース108を省略し、検索キー自体で検索を行う反
面、検出属性値を検索キーに変換する検索キー生成部5
08を設け、情報とともに検索記キーを登録するように
している。
【0086】図12は、第2の実施例を示すものであ
り、この図において、情報管理装置は、情報入力部50
1、事象属性入力部502、情報データベース503、
情報登録部504、情報出力部505、検索キー入力部
506、検索キー生成部107および情報検索部508
を有している。情報入力部501はテキスト、イメージ
等種々の情報を入力するものであり、移動体情報処理装
置(図示しない)の入力部であってもよいし、移動体情
報処理装置に接続された入力装置であってもよい。移動
体情報処理装置は明示しないが連続的または断続的にネ
ットワークシステム(複数のコンピュータがネットワー
クで接続されたコンピュータ・システム)に接続されて
いる。事象属性入力部502は移動体情報処理装置(情
報入力部501)に生起した事象の属性および情報入力
に起因して生起した事象の属性を検出する。検索キー生
成部507は検出された属性の値を検索キーに変換する
ものである。情報登録部504は情報と検索キーとを情
報データベース503に登録する。検索キー入力部50
6はユーザーからの検索キー等検索情報を受け付け、情
報検索装置508は検索キーを含む検索指示を情報デー
タベースに対して送出し、検索結果を情報出力部505
に転送し、検索結果を出力させる。
【0087】検索キー生成部507はたとえば第1の実
施例で用いた地名対座標対応表を有する地名データベー
スである。例えば、この地名データベースを用いて、事
象属性入力部502から出力された経度と緯度の組を表
す座標(X,Y)を、地名対座標対応管理表の各行の座
標フィールドの座標と突き合わせ、座標(X,Y)が位
置する領域Zを含む地名フィールドを逐次出力する。
【0088】他の構成要素は、第1の実施例とほぼ同じ
なので、対応する符合を付して詳細な説明は省略する。
【0089】つぎにこの第2の実施例の情報の登録およ
び検索について詳細に説明する。なお、ここでは属性と
して位置情報を用い、検索キーとして地名を用い、画像
情報を管理する場合を想定する。
【0090】まず、情報の登録について説明する。この
実施例においては、areaDBという名前のデータベ
ース(検索キー生成部507)がつぎのGSQL式2−
2で作成されている。また、imageDB2という名
前の(画像)情報データベース503がつぎのGSQL
式2−3で作成されている。
【0091】 [GSQL式2−1] CREATE SCEMA INTO’/test/db2’; [GSQL式2−2](地名対座表対応管理表) CREATE TABLE areaDB( LLlatitudeflag CHARACTER(1), LLKEIDO INTEGER(8), LLlongitudeflag CHARACTER(1), LLIDO INTEGER(9), RUlatitudeflag CHARACTER(1), RUKEIDO INTEGER(8), RUlongitudeflag CHARACTER(1), RUIDO INTEGER(9), areaNAME VARIABLE CHARACTER ); [GSQL式2−3](登録結果の表) CREATE TABLE imageDB2( latitudeflag CHARACTER(1), KEIDO INTEGER(8), longitudeflag CHARACTER(1), IDO INTEGER(9), areaNAMES VARYINGVARIABLE CHARACTE R, IMAGE VARIABLE CHARACTER ); GSQL式1−1は/testというディレクトリにd
b2という名前のデータベースを作成することを表す。
GSQL式2−2はdb2の内部構成を記述している。
すなわち、第1の引数としての属性がLLlatitu
deflagという名前で、長さ1の文字型であり、第
2の引数としての属性がLLKEIDOという名前で、
長さ8の整数の型であり、第3の引数としての属性がL
Llongitudeflagという名前で、長さ1の
文字の型であり、第4の引数としての属性がLLIDO
という名前で、長さ9の整数の型であり、第5の引数と
しての属性がRUlatitudeflagという名前
で、長さ1の文字の型であり、第6の引数の属性がRU
KEIDOという名前で、長さ8の整数の型であり、第
7の引数の属性がRUlongitudeflagとい
う名前で、長さ1の文字の型であり、第8の引数の属性
がRUIDOという名前で、長さ9の整数の型であり、
第9の引数の属性がareaNAMEという名前で、長
さが可変長の文字の型である、areaDBという名前
のデータベースを作成することを表す。
【0092】GSQL式2−3もdb2の内部構成を記
述している。すなわち、第1の引数としての属性がla
titudeflagという名前で、長さ1の文字型で
あり、第2の引数としての属性がKEIDOという名前
で、長さ8の整数の型であり、第3の引数としての属性
がlongitudeflagという名前で、長さ1の
文字の型であり、第4の引数としての属性がIDOとい
う名前で、長さ9の整数の型であり、第5の引数が地名
のデータでareaNAMESという名前の配列で、可
変長の文字の型を要素として持ち、第6の域数が画像情
報のデータでIMAGEという名前で可変長の文字の型
である、imageDB2という名前のデータベースを
作成することを表す。
【0093】第2の実施例でも、具体的な構成では、第
1の実施例と同様、電子カメラで画像情報を入力し、G
PSで座標データを生成している。ただ第2の実施例で
は、GPSからの座標データを地名データベース(検索
キー生成部507)に送出している。
【0094】この地名データベース(検索キー生成部5
07)は、図9〜図11に示した地名対座標対応管理表
を有する。地名対座標管理管理表の第1のレコードと第
3のレコードのそれぞれの座標フィールドの値{(X1
1,Y11),(X12,Y12)},{(X31,Y
31),(X32,Y32)}は、 X11<=X1<X12でかつ Y11<=Y1<Y12でかつ X31<=X1<X32でかつ Y31<=Y1<Y32 となるように構成されている。GSPから座標(X,
Y)が入力されると、地名対座標対応管理表のすべての
行の座標フィールドの領域{(Xn,Yn),(Xm,
Ym)}について、 Xn<=X<Xmでかつ Yn<=Y<Ym を満たすレコードの地名フィールドのすべての地名を出
力地名リストに入れる。地名対座標対応管理表のすべて
の行を検査したら、出力地名リスト保持装置(図示しな
い)に保持されている地名リストを情報登録部504
(登録コマンド生成装置)に出力する。
【0095】情報登録部504(登録コマンド生成装
置)はつぎのGSQL式を生成する。 [GSQL式2−4] DECLARE LOCAL TEMPORARY TABLE temp2( LLlatitudeflag CHARACTER(1), LLKEIDO INTEGER(8), LLlongitedeflag CHARACTER(1), LLIDO INTEGER(9), RUlatitudeflag CHARACTER(1), RUKEIDO INTEGER(8), RUlongitedeflag CHARACTER(1), RUIDO INTEGER(9), areaNAME VARIABLE CHARACTER ); [GSQL式2−5] INSERT INTO temp.temp2 SELECT LLlatitudeflag,LLKEIDO,LL longitudeflag,LLIDO,RUlatitudeflag,R UKEIDO,RUlongitudeflag,RUIDO,areaNAM E FROM areaDB WHERE latitudeflag=’E’ AND LLKEIDO<=X AND RUKEIDO>X AND longitudeflag=’N’ AND LLIDO<=Y AND RUIDO>Y; [GSQL式2−6] SELECT DISTINCT areaNAME FROM temp.temp2 INTO placesArray[]; [GSQL式2−7] INSERT INTO imageDB2( latitudeflag,KEIDO, longitudeflag,IDO, areaNAMES,IMAGE) VALUES(’E’,X,’N’,Y,:placesArray[],’ イメージデータ’; [GSQL式2−8] COMMIT; [GSQL式2−6]および[GSQL式2−7]中の
placesARRAYは配列変数として定義されてい
る、埋め込みSQL文の外部変数である。画像データは
第1の実施例で説明したようにエンコードしてもよく、
またエンコードせずにそのまま登録してもよい。
【0096】つぎに情報の検索について詳述する。検索
したい画像情報を登録した場所またはその場所を含む地
域の地名を検索キー入力部506から入力すると、入力
された地名を表す文字列が情報検索部508に送られ、
この情報検索部508が文字列から画像情報を検索する
ためのGSQL式を生成する。 [GSQL式2−9] SELECT IMAGE FROM imageDB2 WHERE areraNAMES=:searchString; ここで:searchStringは入力された、地名
を表す文字列が格納された、埋め込みSQL文の外部変
数である。
【0097】以降の動作は第1の実施例とほぼ同様であ
るので、説明を繰り返さない。
【0098】第2の実施例は第1の実施例の効果に加
え、情報データベースの構成を従前の「キーワードを付
与して情報を登録する方法」と同じ構成としているの
で、従前の情報データベースをそのまま利用できるとい
う効果がある。またこの実施例で登録した情報は、従前
の、キーワードを指定して情報を検索するというタイプ
のアプリケーションを用いて検索可能であるというメリ
ットもある。
【0099】つぎにこの発明の第3の実施例について説
明する。この実施例では移動体情報処理装置を利用する
ユーザが、画像情報を記録し、これをリモートの情報処
理装置のデータベースに保管し、後に移動体情報処理装
置または他の情報処理装置を用いて保管した情報を検索
できようにしている。
【0100】図13は第3の実施例を示し、この図にお
いて、情報管理装置は、情報入力部601、事象属性入
力部602、情報データベース603、情報登録部60
4、情報出力部605、検索キー入力部606、属性デ
ータベース607、情報検索部608、および通信手段
611〜615を有している。この例では、情報の登録
処理を移動体情報処理装置で行い、情報の保管、情報検
索指示、検索キーの生成(属性データベース)および検
索結果の出力を別の情報処理装置で行っており、個別の
情報処理装置の間の信号のやりとりを通信手段611〜
615で実現している。もちろん情報管理装置をネット
ワーク上にどのように構成するかについては種々変更で
きる。
【0101】情報入力部601はテキスト、イメージ等
種々の情報を入力するものであり、移動体情報処理装置
(図示しない)の入力部であってもよいし、移動体情報
処理装置に接続された入力装置であってもよい。移動体
情報処理装置は明示しないが連続的または断続的にネッ
トワークシステム(複数のコンピュータがネットワーク
で接続されたコンピュータ・システム)に接続されてい
る。事象属性入力部602は移動体情報処理装置(情報
入力部601)に生起した事象の属性および情報入力に
起因して生起した事象の属性を検出する。情報登録部6
04は情報と検出属性値とをつ新種団611を介して情
報データベース603に送り登録する。検索キー入力部
606はユーザーからの検索キー等検索情報を受け付
け、通信手段607を介して属性データベース607に
転送し、属性データベース607は検索情報に基づいて
対応する属性値を出力する。情報検索部608は属性値
を含む検索指示を通信手段613を介して情報データベ
ース603に対して送出し、検索結果を通信手段614
を介して情報出力部605に転送し、検索結果を出力さ
せる。
【0102】この第3の実施例は通信手段611〜61
5を設けた点をのぞけば第1の実施例と同じであるの
で、以下では通信手段611〜615についてのみ詳細
に説明する。他の構成については、対応する箇所に対応
する符合を付して詳細な説明は省略する。
【0103】通信手段611〜615はTCP/IPプ
ロトコルを用いたローカルエリアネットワークシステム
のネットワーク通信装置である。ネットワーク通信は例
えばUNIX OSのソケットライブラリを用いる。こ
の実施例ではネットワーク通信装置は、情報の登録と検
索の動作に先立ってコネクションを成立させておく。ネ
ットワーク通信装置は、通信のたびにコネクションを実
現するようにしてもよいし、コネクションを設定せずに
通信を行うようにしてもよい。またソケットライブラリ
による通信に代えて、リモート手続き呼び出しによる通
信を行ってもよい。
【0104】この実施例の各構成要素は、通信手段61
1〜615を用いて情報をやり取りする機能を有する点
をのぞけば第1の実施例の構成と同様である。
【0105】この実施例で情報の登録を行うには、情報
登録部604が情報および属性値を受け取って、第1の
実施例のGSQL式1−3を生成し、これを情報データ
ベース603に送信する。情報データベース603はこ
れを受け取って情報の登録を行う。また、情報の検索を
行うには、検索キー入力部606から入力された検索情
報の文字列を通信手段615を介して属性データベース
607に送り、属性データベース607は検索キーを属
性値すなわち複数の座標の組に変換し、これを情報検索
部608に通信手段612を介して送出する。情報検索
部608はこれに基づいて第1の実施例のGSQL式1
−4〜1−8を生成し、これを通信手段613を介して
情報データベース603に送り、情報データベース60
3においてGSQL式1−4〜1−8に基づいて検索が
行われ、検索条件に合う画像情報があれば、座標画像対
応表が通信手段614を介して情報出力部605に送ら
れる。
【0106】以上説明したように、第3の実施例は、第
1の実施例の効果に加えて、情報データベースを移動体
情報処理装置に含ませずに構成できるという特徴があ
る。情報データベースは例えばホームポジションのコン
ピュータに設け、またネットワーク中の任意の情報処理
装置のデータベースを用いることができる。
【0107】つぎにこの発明の第4の実施例について説
明する。第4の実施例は、第2の実施例を、ネットワー
クシステム中で実現したものであり、移動体情報処理装
置を利用するユーザが、画像情報を記録し、これをリモ
ートの情報処理装置のデータベースに保管し、後に移動
体情報処理装置または他の情報処理装置を用いて保管し
た情報を検索できようにしている。ネットワークにおい
て実現する手法は第3の実施例と同様である。
【0108】図14はこの第4の実施例を示すもので、
この図において、情報管理装置は、情報入力部701、
事象属性入力部702、情報データベース703、情報
登録部704、情報出力部704、検索キー入力部70
6、検索キー生成部707、情報検索部708および通
信手段711〜714を有している。情報入力部701
はテキスト、イメージ等種々の情報を入力するものであ
り、移動体情報処理装置(図示しない)の入力部であっ
てもよいし、移動体情報処理装置に接続された入力装置
であってもよい。移動体情報処理装置は明示しないが連
続的または断続的にネットワークシステム(複数のコン
ピュータがネットワークで接続されたコンピュータ・シ
ステム)に接続されている。事象属性入力部702は移
動体情報処理装置(情報入力部701)に生起した事象
の属性および情報入力に起因して生起した事象の属性を
検出する。検索キー生成部707は検出された属性の値
を検索キーに変換するものである。情報登録部704は
情報と検索キーとを通信手段711を介して情報データ
ベース703に登録する。検索キー入力部706はユー
ザーからの検索キー等検索情報を受け付け、情報検索装
置708は検索キーを含む検索指示を通信手段713を
介して情報データベース703に対して送出し、検索結
果を情報出力部705に転送し、検索結果を出力させ
る。
【0109】なお図14において図12または図13に
対応する箇所には対応する符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動体により画像情報を入力する際に位置情報を関
連づけて記憶しておき、後に有益な情報源とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】 この発明の第1の実施例の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】 上述構成例を説明するための図である。
【図4】 上述構成例を説明するための図である。
【図5】 上述構成例を説明するための図である。
【図6】 上述構成例を説明するための図である。
【図7】 この発明の第1の実施例の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図8】 図7の構成例を説明するための図である。
【図9】 図7の構成例を説明するための図である。
【図10】 図7の構成例を説明するための図である。
【図11】 この発明の第1の実施例の他の構成例を示
すブロック図である。
【図12】 この発明の第2の実施例を示すブロック図
である。
【図13】 この発明の第3の実施例を示すブロック図
である。
【図14】 この発明の第4の実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
101、501は情報入力部 102、502は事象属性入力部 103、503は情報データベース 104、504は情報登録部 105、505は情報出力部 106、506は検索キー入力部 107は属性データベース 108、508は情報検索部 507は検索キー生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA00 AB02 AC08 CC01 DD04 5C053 FA07 GB06 GB21 HA29 JA21 LA01 LA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも移動体を含んでなる情報管理
    装置において、 上記移動体に設けられ画像を撮影する撮影手段と、 上記移動体に設けられ上記移動体の位置情報を取得する
    位置情報取得手段と、 上記撮影手段からの画像と上記位置情報取得手段からの
    位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段とを有するこ
    とを特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】 上記位置情報取得手段はグローバル・ポ
    ジショニング・システムを含んで構成される請求項1記
    載の情報管理装置。
  3. 【請求項3】 上記位置情報は座標情報である請求項1
    または2記載の情報管理装置。
  4. 【請求項4】 上記位置情報は地名の情報である請求項
    1または2記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】 上記位置情報取得手段は、上記移動体が
    接続する基地局のアドレスを取得する請求項1記載の情
    報管理装置。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段は、上記移動体に設けられ
    る請求項1、2、3、4または5記載の情報管理装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段は、上記移動体とネットワ
    ークを介して接続される情報処理装置に設けられる請求
    項1、2、3、4または5記載の情報管理装置。
  8. 【請求項8】 上記画像は静止画および動画の一方また
    は双方である請求項1、2、3、4、5または6記載の
    情報管理装置。
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