JP2018115531A - 乾式壁の下地構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、この乾式壁の破損を防止できる乾式壁の下地構造を提供すること。
【解決手段】乾式壁の下地構造1は、床面2に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナ10と、天井面3に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナ20と、下側ランナ10と上側ランナ20との間に差し込まれた複数本のスタッド30と、を備える。上側ランナ20は、天井面3に固定される基部21と、基部21の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の壁部22と、を備える。スタッド30の上端側は、上側ランナ20の一対の壁部22同士の間に差し込まれる。上側ランナ20には、一対の壁部22同士を連結する連結部材50が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、乾式壁の下地の構造に関する。
従来より、乾式の間仕切壁100は、例えば、図12(a)に示すように、軽量鉄骨下地110と、この軽量鉄骨下地の両面に張り付けられた石膏ボード120と、を備える。
軽量鉄骨下地110は、床面101に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナ111と、天井面102に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナ112と、下側ランナ111と上側ランナ112との間に差し込まれた複数本のスタッド113と、を備える(特許文献1参照)。
特開2001−81885号公報
ところで、以上のような間仕切壁100は、通常、地震や風圧により建物に層間変位が生じても、この層間変位に追従する性能を有している。
しかしながら、壁の高さが高かったり、壁の重量が大きかったりした場合には、地震や風圧により、間仕切壁100に大きな水平力が作用すると、図12(b)に示すように、下側ランナ111や上側ランナ112が大きく開いてしまい、ランナ111、112からスタッド113が脱落して、間仕切壁100が破損する場合があった。
また、図12(a)に示すように、間仕切壁100の側面の中間高さに天井材130が当接している場合には、地震や風圧により、間仕切壁100に大きな水平力が作用すると、天井材130が間仕切壁100の側面を押圧して、この押圧力によりランナ111、112が大きく開いて、ランナ111、112からスタッド113が脱落する場合があった。
本発明は、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、この乾式壁の破損を防止できる乾式壁の下地構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の乾式壁の下地構造(例えば、後述の乾式壁の下地構造1、1A)は、床面(例えば、後述の床面2)に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナ(例えば、後述の下側ランナ10)と、天井面(例えば、後述の天井面3)に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナ(例えば、後述の上側ランナ20)と、前記下側ランナと前記上側ランナとの間に差し込まれた複数本のスタッド(例えば、後述のスタッド30)と、を備える乾式壁の下地構造であって、前記下側ランナは、前記床面に固定される基部(例えば、後述の基部11)と、当該基部の両側から上方に延びて互いに略平行な一対の壁部(例えば、後述の壁部12)と、を備え、前記上側ランナは、前記天井面に固定される基部(例えば、後述の基部21)と、当該基部の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の壁部(例えば、後述の壁部22)と、を備え、前記スタッドの下端側は、前記下側ランナの一対の壁部同士の間に差し込まれ、前記スタッドの上端側は、前記上側ランナの一対の壁部同士の間に差し込まれ、前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方には、前記一対の壁部同士を連結する連結部材(例えば、後述の連結部材50、60)が設けられることを特徴とする。
この発明によれば、連結部材で一対の壁部同士を連結したので、スタッドが壁部を外側に向かって押圧しても、連結部材により、この壁部が外側に開くことが抑制される。よって、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、ランナからスタッドが脱落するのを防いで、乾式壁の破損を防止できる。
請求項2に記載の乾式壁の下地構造(例えば、後述の乾式壁の下地構造1B)は、前記連結部材と前記スタッドとは、紐状の脱落防止部材(例えば、後述のワイヤ42)で連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、連結部材とスタッドとを紐状の脱落防止部材で連結したので、仮にスタッドがランナから外れても、このスタッドが転倒したり落下したりするのを防止できる。
請求項3に記載の乾式壁の下地構造(例えば、後述の乾式壁の下地構造1G、1H)は、前記スタッドには、長尺状の延出部材(例えば、後述のボルト43)が取り付けられ、当該延出部材は、前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方の一対の壁部同士の間に配置されることを特徴とする。
この発明によれば、スタッドに長尺状の延出部材を取り付けて、この延出部材をランナの一対の壁部同士の間に配置した。よって、スタッドがランナを押圧して、ランナのスタッドに当接している部分が開いても、スタッドに取り付けられた延出部材がランナのスタッドに当接している部分以外の部分に引っ掛かるので、スタッドが転倒したり落下したりするのを防止できる。
請求項4に記載の乾式壁の下地構造(例えば、後述の乾式壁の下地構造1C、1E)は、床面に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナと、天井面に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナと、前記下側ランナと前記上側ランナとの間に差し込まれたスタッドと、を備える乾式壁の下地構造であって、前記下側ランナは、前記床面に固定される基部と、当該基部の両側から上方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、前記上側ランナは、前記天井面に固定される基部と、当該基部の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方には、前記床面または前記天井面に固定されて前記スタッドに係止する係止部材(例えば、後述の係止部材70、80)が設けられることを特徴とする。
この発明によれば、下側ランナおよび上側ランナのうち少なくとも一方に、床面または天井面に固定されてスタッドに係止する係止部材を設けた。よって、スタッドがランナから外れる方向に移動しようとしても、係止部材により、このスタッドの外側への移動が抑制される。よって、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、ランナからスタッドが脱落するのを防いで、乾式壁の破損を防止できる。
請求項5に記載の乾式壁の下地構造(例えば、後述の下地構造1D、1F)は、前記係止部材と前記スタッドとは、紐状の脱落防止部材で連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、係止部材とスタッドとを紐状の脱落防止部材で連結したので、スタッドがランナから外れても、このスタッドが転倒したり落下したりするのを防止できる。
本発明によれば、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、ランナからスタッドが脱落するのを防いで、乾式壁の破損を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る乾式壁の下地構造の側面図である。 図1の破線Aで囲んだ部分の拡大斜視図である。 前記実施形態に係る乾式壁の下地構造の下側ランナおよび上側ランナの縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの斜視図および縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの斜視図である。 本発明の第6実施形態および第7実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの縦断面図である。 本発明の第8実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの平面図である。 図9のB−B断面図である。 本発明の第9実施形態に係る乾式壁の下地構造の上側ランナの縦断面図である。 本発明の従来例に係る乾式壁の下地構造の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る乾式壁の下地構造1の側面図である。
乾式壁の下地構造1は、床面2に固定されて所定方向に延びて上側が開放された略コの字形状の下側ランナ10と、天井面3に固定されて所定方向に延びて下側が開放された略コの字形状の上側ランナ20と、下側ランナ10と上側ランナ20との間に所定間隔おきに差し込まれた複数本のスタッド30と、を備える。
図2は、図1の破線Aで囲んだ部分の拡大斜視図である。図3は、下側ランナ10および上側ランナ20の縦断面図である。
下側ランナ10は、床面2にビス40で固定される板状の基部11と、基部11の両側から上方に延びて互いに略平行な一対の板状の壁部12と、を備える。
上側ランナ20は、天井面3にビス40で固定される板状の基部21と、基部21の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の板状の壁部22と、を備える。
下側ランナ10と上側ランナ20とは、同一の材質および形状となっている。
スタッド30は、断面略コの字形状であり、このスタッド30の下端側は、下側ランナ10の一対の壁部12同士の間に差し込まれ、スタッド30の上端側は、上側ランナ20の一対の壁部22同士の間に差し込まれる。
下側ランナ10および上側ランナ20には、一対の壁部12、22同士を連結する連結部材50が設けられる。
連結部材50は、下側ランナ10および上側ランナ20と同一の材質および形状である。すなわち、連結部材50は、略コの字形状であり、板状の基部51と、基部51の両側に立設されて互いに略平行な一対の板状の壁部52と、を備える。
この連結部材50を下側ランナ10に上から被せて、連結部材50の壁部52を下側ランナ10の壁部12にビス41で固定することで、下側ランナ10の一対の壁部12同士が連結される。
また、連結部材50を上側ランナ20に下から被せて、連結部材50の壁部52を上側ランナ20の壁部22にビス41で固定することで、上側ランナ20の一対の壁部22同士が連結される。
連結部材50の端面とスタッド30との間には、寸法dの隙間が確保されている。これにより、躯体の変形に追従して、スタッド30が下側ランナ10および上側ランナ20に沿って寸法dの範囲内で移動可能となっている。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)連結部材50で一対の壁部22同士を連結したので、スタッド30が壁部22を外側に向かって押圧しても、連結部材50により、この壁部22が外側に開くことが抑制される。よって、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、ランナ10、20からスタッド30が脱落するのを防いで、乾式壁の破損を防止できる。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の第2実施形態に係る乾式壁の下地構造1Aの上側ランナ20の縦断面図である。
本実施形態では、連結部材60の構造が、第1実施形態と異なる。
すなわち、連結部材60は、いわゆる角スタッドであり、所定長さの筒状である。具体的には、連結部材60は、互いに略平行な一対の板状の基部61と、基部61の両端側同士を連結して互いに略平行な一対の板状の壁部62と、を備える。
この連結部材60を、上側ランナ20の一対の壁部22の間に差し込んで、連結部材60の壁部62を上側ランナ20の壁部22にビス41で固定することで、上側ランナ20の一対の壁部22同士が連結される。
なお、図4では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、上述の(1)と同様の効果がある。
〔第3実施形態〕
図5は、本発明の第3実施形態に係る乾式壁の下地構造1Bの上側ランナ20の斜視図である。
本実施形態では、連結部材50とスタッド30とが、紐状の脱落防止部材としてのワイヤ42で連結されている点が、第1実施形態と異なる。
本実施形態によれば、上述の(1)に加えて、以下のような効果がある。
(2)連結部材50とスタッド30とを紐状のワイヤ42で連結したので、仮にスタッド30が上側ランナ20から外れても、このスタッド30が転倒したり落下したりするのを防止できる。
なお、図5では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
〔第4実施形態〕
図6は、本発明の第4実施形態に係る乾式壁の下地構造1Cの上側ランナ20の斜視図および縦断面図である。
本実施形態では、上側ランナ20には、スタッドに係止する係止部材70が設けられる点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、係止部材70は、断面略L字形状であり、天井面3に上側ランナ20とともにビス40で固定される板状の基部71と、基部71の一端側から下方に延びる板状の壁部72と、を備える。
スタッド30の上端縁には、下方に延びるスリット31が形成されており、このスタッド30のスリット31には、係止部材70の壁部72が差し込まれる。この係止部材70は、スタッド30の両側に寸法dだけ突出している。
なお、図6では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(3)上側ランナ20に、天井面3に固定されてスタッド30に係止する係止部材70を設けた。よって、スタッド30が上側ランナ20から外れる方向に移動しようとしても、係止部材70により、このスタッド30の外側への移動が抑制される。よって、地震や風圧により乾式壁に大きな水平力が作用した場合でも、上側ランナ20からスタッド30が脱落するのを防いで、乾式壁の破損を防止できる。
〔第5実施形態〕
図7は、本発明の第5実施形態に係る乾式壁の下地構造1Dの上側ランナ20の斜視図である。
本実施形態では、係止部材70の壁部72とスタッド30とが、紐状の脱落防止部材としてのワイヤ42で連結されている点が、第4実施形態と異なる。
本実施形態によれば、上述の(3)に加えて、以下のような効果がある。
(4)係止部材70とスタッド30とを紐状のワイヤ42で連結したので、スタッド30が上側ランナ20から外れても、このスタッド30が転倒したり落下したりするのを防止できる。
なお、図7では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
〔第6実施形態〕
図8(a)は、本発明の第6実施形態に係る乾式壁の下地構造1Eの上側ランナ20の縦断面図である。
本実施形態では、上側ランナ20には、スタッド30に係止する係止部材80が設けられる点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、係止部材80は、断面略ハット形状であり、天井面3に上側ランナ20とともにビス40で固定される板状の一対の基部81と、基部81の一端側から下方に延びる板状の壁部82と、壁部82の下端側同士を連結する連結部83と、を備える。
スタッド30の上端縁には、下方に延びるスリット32が形成されており、このスタッド30のスリット31には、係止部材80の壁部82および連結部83が差し込まれる。
なお、図8(a)では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、上述の(3)と同様の効果がある。
〔第7実施形態〕
図8(b)は、本発明の第7実施形態に係る乾式壁の下地構造1Fの上側ランナ20の縦断面図である。
本実施形態では、係止部材80の壁部82とスタッド30とが、紐状の脱落防止部材としてのワイヤ42で連結されている点が、第6実施形態と異なる。
なお、図8(b)では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、上述の(3)、(4)と同様の効果がある。
〔第8実施形態〕
図9は、本発明の第8実施形態に係る乾式壁の下地構造1Gの上側ランナ20の平面図である。図10は、図9のB−B断面図である。
本実施形態では、スタッド30に長尺状の延出部材としてのボルト43が取り付けられている点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、スタッド30には、ボルト43が貫通しており、このボルト43に一対のナット44を螺合して締め付けることで、一対のナット44でスタッド30を両側から挟み込んで、ボルト43がスタッド30に固定される。このボルト43は、上側ランナ20の一対の壁部22同士の間に配置されている。
また、連結部材50の基部51のスタッド30側の端縁には、切欠き53が形成されており、ボルト43を取り付けたスタッド30を上側ランナ20に差し込む際、ボルト43をこの切欠き53に通すことで、ボルト43が連結部材50に引っ掛からないようになっている。
なお、図9および図10では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、上述の(1)に加えて、以下のような効果がある。
(5)スタッド30にボルト43を取り付けて、このボルト43を上側ランナ20の一対の壁部22同士の間に配置した。よって、スタッド30が上側ランナ20の壁部22を押圧して、上側ランナ20の壁部22のスタッド30に当接している部分が開いても、スタッド30に取り付けられたボルト43が、上側ランナ20の壁部22のスタッド30に当接している部分以外の部分に引っ掛かるので、スタッド30が転倒したり落下したりするのを防止できる。
〔第9実施形態〕
図11は、本発明の第9実施形態に係る乾式壁の下地構造1Hの上側ランナ20の縦断面図である。
本実施形態では、上側ランナ20に、連結部材50の代わりに連結部材60を取り付けた点が、第8実施形態と異なる。
すなわち、連結部材60の基部61のスタッド30側の端縁には、切欠き63が形成されており、ボルト43を取り付けたスタッド30を上側ランナ20に差し込む際、ボルト43をこの切欠き63に通すことで、ボルト43が連結部材60に引っ掛からないようになっている。
なお、図11では、上側ランナ20の構造のみを示すが、下側ランナ10についても、上側ランナ20と同様の構造としてもよい。
本実施形態によれば、上述の(1)、(5)と同様の効果がある。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H…乾式壁の下地構造
2…床面 3…天井面
10…下側ランナ 11…基部 12…壁部
20…上側ランナ 21…基部 22…壁部
30…スタッド 31…スリット 32…スリット
40…ビス 41…ビス 42…ワイヤ(脱落防止部材)
43…ボルト(延出部材) 44…ナット
50…連結部材 51…基部 52…壁部 53…切欠き
60…連結部材 61…基部 62…壁部 63…切欠き
70…係止部材 71…基部 72…壁部
80…係止部材 81…基部 82…壁部 83…連結部

Claims (5)

  1. 床面に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナと、天井面に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナと、前記下側ランナと前記上側ランナとの間に差し込まれた複数本のスタッドと、を備える乾式壁の下地構造であって、
    前記下側ランナは、前記床面に固定される基部と、当該基部の両側から上方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、
    前記上側ランナは、前記天井面に固定される基部と、当該基部の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、
    前記スタッドの下端側は、前記下側ランナの一対の壁部同士の間に差し込まれ、
    前記スタッドの上端側は、前記上側ランナの一対の壁部同士の間に差し込まれ、
    前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方には、前記一対の壁部同士を連結する連結部材が設けられることを特徴とする乾式壁の下地構造。
  2. 前記連結部材と前記スタッドとは、紐状の脱落防止部材で連結されていることを特徴とする請求項1に記載の乾式壁の下地構造。
  3. 前記スタッドには、長尺状の延出部材が取り付けられ、
    当該延出部材は、前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方の一対の壁部同士の間に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の乾式壁の下地構造。
  4. 床面に固定されて上側が開放された略コの字形状の下側ランナと、天井面に固定されて下側が開放された略コの字形状の上側ランナと、前記下側ランナと前記上側ランナとの間に差し込まれたスタッドと、を備える乾式壁の下地構造であって、
    前記下側ランナは、前記床面に固定される基部と、当該基部の両側から上方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、
    前記上側ランナは、前記天井面に固定される基部と、当該基部の両側から下方に延びて互いに略平行な一対の壁部と、を備え、
    前記下側ランナおよび前記上側ランナのうち少なくとも一方には、前記床面または前記天井面に固定されて前記スタッドに係止する係止部材が設けられることを特徴とする乾式壁の下地構造。
  5. 前記係止部材と前記スタッドとは、紐状の脱落防止部材で連結されていることを特徴とする請求項4に記載の乾式壁の下地構造。
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