本発明で使われる技術的用語は、ただの特定の実施例を説明するために使われたものであって、本発明を限定する意図ではないことを注意すべきである。また、本発明で使われる技術的用語は、本発明で特に異なる意味と定義されない限り、本発明の属する技術分野で通常の知識を有するものによって、一般的に理解される意味と解釈されるべきであり、過度に包括的な意味と解釈したり、過度に縮小された意味と解釈されないべきである。また、本発明で使われる技術的用語が本発明の事象を正確に表現できない間違った技術的用語である時には、当業者が正しく理解できる技術的用語と代わって理解されるべきである。また、本発明で使われる一般的用語は、事前に定義されるところによって、または、前後の文脈によって解釈されるべきであり、過度に縮小された意味と解釈されないべきである。
また、本発明で使われる単数の表現は、文脈上、明らかに異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本発明で、"構成される"、または、"含む"などの用語は、発明に記載の様々な構成要素等、または、色々な段階を必ず全部含むことと解釈されないべきであり、そのうちの一部の構成要素等、または、一部の段階等は含まれないこともり、または、追加的な構成要素、または、段階等をさらに含むことができると解釈されるべきである。
また、本発明で使われる第1、第2などのように序数を含む用語は、構成要素等を説明するに使われることができるが、構成要素等は、用語等によって限定されてはいけない。用語等は、一つの構成要素を異なる構成要素から区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を外れないで第1構成要素は、第2構成要素と命名されることがあり、類似に第2構成要素も、第1構成要素と命名されることがある。
以下、添付の図面を参照して本発明による好ましい実施例を詳しく説明し、図面符号に関係なく同一であるか、類似の構成要素は、同一の参照番号を付与し、これにおける重複する説明は省略する。
また、本発明を説明するにおいて、関連の公知技術における具体的説明が本発明の要旨を濁らすと判断される場合、その詳しい説明を省略する。また、添付の図面は、本発明の事象を容易く理解できるようにするためだけであって、添付の図面によって本発明の事象が制限されることと解釈されてはいけないべきであることを注意すべきである。
図1は、本発明の実施例による無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送システムの構成環境図であって、図示のように利用者装置(10)にインターネットを介して様々な販売者の商品情報を提供し、商品情報による決済をする時、決済関連サーバーと連動して決済を遂行するオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)と連動し、利用者装置(10)のオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)における接続によるログ情報や利用者装置(10)の利用者に対応する買い物かご情報、または、お気に入り情報などのような様々な利用者のショッピング関連情報を取り集めて利用者のお気に入り商品を分析し、該お気に入り商品を利用者の購買の前に先行配送処理するお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)を含むことができる。
前述の構成によって、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、利用者が購買を躊躇するお気に入り商品を購買する前に先行配送して決済すると、すぐにお気に入り商品を受け取ることができるように提供することによって、購買を躊躇するお気に入り商品を決済すると、すぐに確認できるように支援してお気に入り商品における購買決定に手伝うことができる。
この時、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、利用者装置(10)がオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)が提供するオンラインショッピングモール関連のウェブサイトに含まれた様々な商品のサイトに接続することによって、生成されるログ情報と、利用者装置(10)がオンラインショッピングモールのサイトに登録した買い物かご情報、または、お気に入り情報および購買履歴情報などのような様々なデータに基づき利用者のお気に入り商品を抽出することができる。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、お気に入り商品を販売する販売者の販売者装置(20)とインターネットを介して通信し、販売者の依頼を受けて、商品を配送する多数の配送者および配送状態を管理するための配送運営サーバー(300)とインターネットを介して通信することができる。
これを通じて、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、販売者装置(20)にお気に入り商品の先行配送のための注文情報を販売者装置(20)に転送することができて、販売者装置(20)は、注文情報によって配送者にお気に入り商品を伝達した後、これにおける配送情報をお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に転送することができる。
以後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送情報に基づいて配送運営サーバー(300)で配送されたお気に入り商品の配送状態をリアルタイムに把握することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、お気に入り商品を受け取るための利用者の受取先と予め指定された無人宅配ボックスを利用することができて、これを通じて利用者の住所に直接配送することによって発生する利用者の不便さと求めない品物が利用者の住所へ配達され、利用者の拒否感が発生することを防ぐことができる。
この時、無人宅配ボックス(または、無人宅配保管ボックス)は、商品を発送するか、受け取る時に配送者(運送者)と利用者とが直接会って商品を伝達することなく、中間に商品を保管することによって、宅配業務を中継できるように構成される。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、予め指定された複数の無人宅配ボックスにおける無人宅配ボックス情報を保存し、先行配送を求める利用者が予めDB(400)に保存された自分の会員情報による利用者の住所ともっとも隣接する場所にある無人宅配ボックスに先行配送処理されるようにして、利用者のお気に入り商品の受取がさらに容易になるように支援することができる。
加えて、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送運営サーバー(300)との通信を介してお気に入り商品が無人宅配ボックスに入庫され、配送が完了した場合、利用者装置(10)にプッシュ通知を転送し、お気に入り商品が配送されたことを利用者に通知し、これを通じて利用者が容易にお気に入り商品が配送されたことを認知し、決済完了後、お気に入り商品を無人宅配ボックスから受け取ることができる。
一例として、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、プッシュ通知を通じてお気に入り商品の購買を誘導し、利用者装置(10)と通信してお気に入り商品における購買(決済)が完了すると、利用者装置(10)にお気に入り商品が入庫された無人宅配ボックスの識別番号および暗証番号を含む無人宅配ボックス情報を提供することができる。
これによって、利用者は、無人宅配ボックス情報に基づいて該無人宅配ボックスの識別番号に対応する宅配ボックスで暗証番号を入力して商品を受け取ることができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、利用者がお気に入り商品の購買を求めなくて返品を要請するか、お気に入り商品の受取を拒否する場合、配送運営サーバー(300)に利用者に対応する無人宅配ボックスに配送されたお気に入り商品の返品のために返品情報を転送し、利用者が返品のための別途の返品過程を経ることなく、配送会社が無人宅配ボックスから直接返品された商品を受け取るようにすることができる。
即ち、利用者は、受取ったお気に入り商品を返品しようとする場合、お気に入り商品を受取った無人宅配ボックスにお気に入り商品を再入庫させ、利用者の再入庫により、利用者装置(10)はお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に返品情報を転送する。
これによって、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、返品情報を受信した時、配送運営サーバー(300)に返品情報を転送して、配送会社が無人宅配ボックスに再入庫された返品商品を回収するようにすることができて、これを通じて利用者は、宅配会社に連絡して、不便な返品過程を経ることなく、無人宅配ボックスを用いて返品できるため、利用者の便宜性を高めることができる。
前述の構成によって、本発明は、利用者が購買を躊躇する商品を予め先行配送して決済すると、すぐに利用者が商品を受け取ることができるように支援することによって、利用者の購買を積極的に誘導できるように支援するとともに、先行配送によるマーケティング効果とともに売上を極大化することができる。
また、本発明は、商品が配送されるまでにかかる時間を待つことなく、直ちに受け取ることができる、画期的な利用者経験を具現させるのみならず、購買を求めない場合、容易く返品できるようにして、利用者の便宜性を保障することができる。
前述の構成で、利用者装置(10)は、通信機能を備えたスマートフォン(Smart Phone)、携帯端末(Portable Terminal)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant: PDA)、PMP(Portable Multimedia Player)端末、テレマティクス(Telematics)端末、ナビゲーション(Navigation)端末、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、ラップトップ、スレートPC(Slate PC)、タブレットPC(Tablet PC)、ウルトラブック(ultrabook)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device、例えば、腕時計型端末(Smartwatch)、メガネ型端末(Smart Glass)、HMD(Head Mounted Display)などを含む)、ワイブロ(Wibro)端末、IPTV(Internet Protocol Television)端末、スマートテレビ、デジタル放送用端末、AVN(Audio Video Navigation)端末、A/V(Audio/Video)システム、フレキシブルターミナル端末(Flexible Terminal)などのような様々な端末を含むことができる。
また、前述のインターネットの一例として無線LAN(Wireless LAN: WLAN)、DLNA(登録商標)(Digital Living Network Alliance)、ワイブロ(Wireless BroaDBand: Wibro)、ワイマックス(World Interoperability for Microwave Access: Wimax)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communication)、CDMA(Code Division Multi Access)、CDMA2000(Code Division Multi Access 2000)、EV-DO(Enhanced Voice-Data Optimized or Enhanced Voice-Data Only)、WCDMA(登録商標)(Wideband CDMA)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、IEEE 802.16、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution: LTE)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、広帯域無線移動通信サービス(Wireless Mobile BroaDBand Service: WMBS)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association: IrDA)、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、近距離無線通信(Near Field Communication: NFC)、超音波通信(Ultra Sound Communication: USC)、可視光通信(Visible Light Communication: VLC)、ワイファイ(Wi-Fi)、ワイファイダイレクト(Wi-Fi Direct)などのような無線インターネットが含まれることがあって、電力線通信(Power Line Communication: PLC)、USB通信、イーサーネット(Ethernet)、シリアル通信(serial communication)、光/同軸ケーブルなどのような有線インターネットが含まれることもある。
また、前述のお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)と、オンラインサービス提供装置および配送運営サーバー(300)は、ウェブサーバー、データベースサーバー、プロクシサーバーなどのような様々なサーバーの形で具現することができる。
また、各サービス提供装置には、ネットワーク負荷分散メカニズム、ないしサービス装置がインターネット、または、異なるネットワーク上で動作できるようにする様々なソフトウェアのうち、一つ以上が設置されることができて、これを介してコンピュータ化したシステムと具現されることができる。
また、ネットワークは、httpネットワークであることがあって、専用回線(private line)、イントラネット、または、任意の異なるネットワークであることがある。さらには、各サービス提供装置と利用者装置(10)との連結は、データが任意のハッカー、または、異なる第三者による攻撃を受けないように、保安ネットワークに連結されることができる。また、各サービス提供装置は、複数のデータベースサーバーを含むことができて、このようなデータベースサーバーが分散データベースサーバーアーキテクチャをはじめとする任意の類型のネットワーク連結を通じて各サービス提供装置と別途で連結する方式で具現されることができる。
加えて、各サービス提供装置のうち、一部は、一つのサーバーから構成されることもできることはもちろんであって、一例として、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)に含まれて構成することができる。
以下から、前述の構成を参照にして、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の詳細動作実施例を以下図面を参照してさらに詳しく説明する。
図2は、本発明の実施例によるお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の構成図であって、図示のようにお気に入り商品抽出部(110)と、配送処理部(120)と、通知転送部(130)と、決済処理部(140)および返品処理部(150)とを含むことができる。
お気に入り商品抽出部は、商品情報を利用者の利用者装置(10)に提供するオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)と連動して取り集められた利用者のショッピング関連情報に基づいて、利用者のお気に入り商品を抽出することができる。
配送処理部(120)は、予め登録された複数の無人宅配ボックスのうち、お気に入り商品を利用者の会員情報による住所ともっとも隣接する無人宅配ボックスにお気に入り商品を先行配送するための配送情報を生成することができる。
通知転送部(130)は、配送処理部(120)の配送情報によるお気に入り商品の配送が完了した時、無人宅配ボックスに配送されたお気に入り商品の決済および受取のためのプッシュ通知を配送情報に対応する利用者の利用者装置(10)に転送することができる。
決済処理部(140)は、利用者装置(10)から配送されたお気に入り商品の購買による決済情報を受信した時、決済情報によって決済処理し、決済処理が完了した時、お気に入り商品が入庫された無人宅配ボックスからお気に入り商品を受け取るために必要な無人宅配ボックス情報を利用者装置(10)に転送することができる。
一方、返品処理部(150)は、利用者の利用者装置(10)から無人宅配ボックスに配送された商品の受取を求めないか、商品を確認した後に購買を求めない場合、返品情報を受信して該お気に入り商品を返品処理することができる。
以下から、前述の構成を参考にして、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に含まれた各構成部の詳細動作実施例を説明する。
まず、図3に図示のようにオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、利用者装置(10)にオンラインショッピングモール関連のウェブサイトを提供し、該ウェブサイトを介して商品情報を提供することができる。
この時、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、該ウェブサイトに接続した利用者装置(10)がアクセスする商品の関連サイトにおけるログ情報を生成するか、お気に入りと登録した商品の関連サイトを利用者装置(10)の識別情報に対応してDB(400)に保存することができる。
また、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、該ウェブサイトを介して、お気に入り商品を登録する場合、利用者が選んだお気に入り商品情報をDB(400)に利用者の会員情報とマッチして買い物かご情報として保存することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)のお気に入り商品抽出部(110)は、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)と連動するか、インターネットを介して接続し、DB(400)に保存された利用者関連のログ情報、お気に入り情報および買い物かご情報などのような様々な利用者のお気に入り商品の関連データを収集することができる。
以後に、お気に入り商品抽出部(110)は、収集されたデータに基づきお気に入り商品を選ぶことができ、一例として、お気に入り情報と登録された商品のサイトに対応する商品をお気に入り商品と選ぶか、買い物かご情報に登録された商品情報に対応する商品をお気に入り商品と選ぶか、ログ情報に基づいて予め設定されたクリック回数、または、接続回数以上クリックするか、接続した商品情報(商品のサイト)に対応する商品をお気に入り商品と選ぶことができて、お気に入り情報、買い物かご情報およびログ情報のうち、選ばれた複数の情報に重複して含まれた商品をお気に入り商品と選ぶこともできる。
この時、お気に入り商品抽出部(110)は、選ばれたお気に入り商品が複数である場合、利用者の会員情報とマッチされ、DB(400)に保存された利用者の購買履歴情報に基づいて購買頻度が予め設定された基準値以上の商品と関連した商品のみをお気に入り商品と確定することができる。
一方、お気に入り商品抽出部(110)は、お気に入り商品と選定されたお気に入り商品におけるお気に入り商品情報をDB(400)から抽出し、利用者の会員情報とマッチしてDB(400)に保存することができる。
この時、お気に入り商品抽出部(110)は、該お気に入り商品を購買中の状態で利用者の会員情報とマッチしてDB(400)に保存することができる。
また、お気に入り商品抽出部(110)は、DB(400)から利用者に対応するお気に入り商品情報および会員情報を抽出して配送処理部(120)に提供することができる。
一方、配送処理部(120)は、会員情報に含まれた利用者の住所情報に基づいて複数の無人宅配ボックスにおける情報が保存された無人宅配ボックスDB(500)から利用者の住所ともっとも隣接する無人宅配ボックスに対応する無人宅配ボックス情報を選び、選んだ無人宅配ボックスを配送先とする注文情報を生成することができる。
これにおける過程を詳しく説明すると、配送処理部(120)は、お気に入り商品情報および会員情報を受信した時、無人宅配ボックスDB(500)に保存された各無人宅配ボックス情報に含まれる無人宅配ボックスの住所と会員情報に含まれた利用者の住所とを比べて、もっとも隣接する場所にある無人宅配ボックスを選ぶことができて、選んだ無人宅配ボックスに対応する無人宅配ボックス情報と、お気に入り商品情報および会員情報とを含む注文情報を生成することができる。
これにおける一例を図4を通じて詳しく説明すると、図4に図示のように配送処理部(120)は、利用者の会員情報に含まれた住所情報に基づいて、利用者の住所ともっとも隣接する場所に位置する無人宅配ボックスを指定することができて、該無人宅配ボックスを構成する多数の宅配ボックスのうち、一つをお気に入り商品の配送先と選定することができる。
一例として、配送処理部(120)は、利用者の住所情報による住所ともっとも隣接する場所にある無人宅配ボックスAを選定し、無人宅配ボックスAが位置する住所と、無人宅配ボックスAを構成する複数の宅配ボックスのうち、選ばれた宅配ボックスにおける識別番号および選ばれた宅配ボックスに対応する暗証番号を含む無人宅配ボックス情報を無人宅配ボックスDB(500)から抽出してお気に入り商品の注文情報に含ませることができて、これをウェブサイトに登録するか、販売者装置(20)に転送することができる。
この時、無人宅配ボックス情報は、無人宅配ボックスが位置する住所と、無人宅配ボックスの識別番号、無人宅配ボックスに指定された暗証番号などにおける情報とを含むことができる。
ここで、配送処理部(120)は、無人宅配ボックスの暗証番号を周期的に異なる暗証番号に変更させることもできる。
また、注文情報に含まれた会員情報は、利用者姓名、住所、連絡先などのようにDB(400)に登録された会員情報に含まれる情報のうち、一部情報のみを含むことができる。
一方、配送処理部(120)は、お気に入り商品情報を受信した時、お気に入り商品情報によるお気に入り商品を販売する販売者の販売者装置(20)にお気に入り商品を選んだ無人宅配ボックスに配送するようにするための注文情報を転送することができる。
この時、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)の運営者が販売者である場合、配送処理部(120)は、DB(400)に注文情報を登録して販売者がウェブサイト接続を介して確認できるように提供することもできる。
これを通じて、お気に入り商品の販売者は、注文情報による無人宅配ボックスに商品を配送するための運送状情報を作成し、お気に入り商品の配送が完了した時、該運送状情報を含む配送情報をお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の配送処理部(120)に転送することができる。
この時、運送状情報は、運送状の番号、配送会社の情報などにおける情報を含むことができて、配送情報には運送状情報とともに注文情報と同一の情報が含まれることができ、お気に入り商品の販売者における販売者情報をさらに含むことができる。
以後、配送処理部(120)は、販売者がお気に入り商品を配送すると、販売者装置(20)から運送状情報を含む配送情報を受信するか、お気に入り商品配送サービス提供装置に含まれた利用者インターフェース部を通じる販売者の手動入力に基づき配送情報を受信することができる。
この時、配送処理部(120)は、配送サービスを提供する配送運営サーバー(300)とインターネットを介して通信することができて、販売者から受信された配送情報に含まれる運送状の番号に基づき配送運営サーバー(300)を検索して、配送運営サーバー(300)からお気に入り商品におけるリアルタイム配送状態情報を受信することができる。
ここで、配送状態情報は、お気に入り商品の現在配送位置および状態(幹線上車、幹線下車、入庫、出庫、配送完了など)における情報を含むことができる。
次に、配送処理部(120)は、配送状態情報に基づいてお気に入り商品の配送完了の可否を判断し、配送が完了した時、お気に入り商品における配送情報を通知転送部(130)に提供することができる。
一方、前述の構成によって配送処理部(120)は、配送が完了した時、配送情報および利用者の会員情報をお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に構成された通知転送部(130)に提供することができて、通知転送部(130)は、配送情報および会員情報に基づいて、利用者のお気に入り商品が先行配送されたことを知らせ、該お気に入り商品を決済後に受取するように知らせるためのプッシュ通知を生成して利用者装置(10)に転送することによって、利用者がお気に入り商品を購買(決済)してすぐ受け取って確認できるようにするが、これを図5の構成を通じて詳しく説明する。
図示のように、配送処理部(120)は、配送運営サーバー(300)の配送状態情報に基づいて、利用者に対応して指定された無人宅配ボックスにおけるお気に入り商品の配送が完了されたことを確認することができる。
この時、配送運営サーバー(300)とインターネットを介して通信する配送者の配送者装置は、配送運営サーバー(300)にお気に入り商品の現在配送位置および状態における情報を転送して、登録することができて、配送運営サーバー(300)は、該情報に基づいて配送状態情報をリアルタイムに更新することができる。
また、配送処理部(120)は、配送状態情報をDB(400)に利用者の会員情報に対応して保存し、配送運営サーバー(300)と連動してDB(400)に保存された配送状態情報をリアルタイムに更新することができる。
これによって、配送処理部(120)は、配送状態情報に基づいて無人宅配ボックスにお気に入り商品の入庫完了の可否を判断し、お気に入り商品が利用者に対応する無人宅配ボックスに入庫され、更新された配送状態情報に基づいて配送完了の可否を判断することができる。
以後、配送処理部(120)は、配送が完了した時、お気に入り商品における配送情報を通知転送部(130)に提供することができる。
一方、通知転送部(130)は、配送処理部(120)から配送情報を受信し、配送情報に基づいてプッシュ通知を生成して利用者装置(10)に転送することができる。
ここで、プッシュ通知は、図6に図示のようにお気に入り商品の商品のサイトにおけるリンク情報、該お気に入り商品の決済処理のためのリンク情報と、お気に入り商品の返品処理のためのリンク情報とを含むことができて、お気に入り商品が入庫された無人宅配ボックスの位置(住所)と、宅配ボックスの識別番号と、宅配ボックスの暗証番号とを含む無人宅配ボックス情報におけるリンク情報を含むことができる。
この時、無人宅配ボックス情報におけるリンク情報は、DB(400)に保存された該無人宅配ボックス情報に接続するための接続アドレスを含むことができる。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、決済の前に無人宅配ボックス情報におけるリンク情報による接続を制限することができるが、これにおける詳しい説明は以下にある。
一方、プッシュ通知を受信した利用者装置(10)は、該プッシュ通知を利用者装置(10)に構成された表示部を通じて表示し、利用者の商品の受取および決済が容易くできるように提供することができる。
この時、利用者装置(10)は、入力部、表示部、通信部、保存部、音声出力部、制御部のような様々な構成部から構成することができる。
入力部は、利用者によるボタン操作、または、任意の機能の選択による信号を受信するか、ディスプレイされる画面をタッチ/スクロールするなどの操作によって生成された命令、または、制御信号を受信するか、利用者によって入力された情報に対応する信号を受信し、キーパッド(Key Pad)、ドームスイッチ(Dome Switch)、タッチパッド(静圧/静電)、タッチスクリーン(Touch Screen)、ジョグホイール、ジョグスイッチ、ジョグシャトル(Jog Shuttle)、マウス(mouse)、スタイラスペン(Stylus Pen)、タッチペン(Touch Pen)などの様々な装置が使われる。
加えて、表示部は、制御部の制御によって保存部に保存された利用者インターフェースおよび/または、グラフィック利用者インターフェースを用いて様々なメニュー画面などのような様々なコンテンツを表示することができる。ここで、表示部に表示されるコンテンツは、様々なテキスト、または、イメージデータ(各種の情報データを含む)とアイコン、リストメニュー、コンボボックスなどのデータを含むメニュー画面などを含む。また、表示部は、タッチスクリーンであることがある。
この時、利用者のタッチジェスチャーを感知するためのタッチセンサーが含まれることができる。タッチセンサーは、静電式であるが、感圧式、圧電式などのような様々な形のうちの一つであることがある。静電式である場合、タッチスクリーンの表面にコーティングされた誘電体を用いて、利用者の体の一部がタッチスクリーンの表面にタッチされた時、利用者の人体に励起される微細電気を感知し、タッチ座標が算出される。感圧式である場合、タッチスクリーンに二つの電極板が内蔵され、利用者が画面をタッチすると、タッチされた位置の上下電極板が接触され、電流が流れるようになり、このような電流の流れが感知され、タッチ座標が算出される。
その他にも、利用者装置(10)がペン入力機能を支援することができて、この場合、利用者の体の一部ではないペンのような入力手段を活用した利用者のジェスチャーも感知することができる。例えば、入力手段がコイルを内部に含むスタイラスペンである場合、利用者装置(10)は、スタイラスペンの内部のコイルによって変化する磁場を感知するための磁場感知センサーを含むことができる。この場合、利用者のタッチジェスチャーのみならず、ホバリング(hovering)のような利用者の近接ジェスチャーも感知することができる。
また、表示部は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display: LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display: TFT LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode: OLED)、フレキシブルディスプレイ(Flexible Display)、3次元ディスプレイ(3D Display)、電子インクディスプレイ(e-ink display)、LED(Light Emitting Diode)のうち、少なくとも一つの形で具現することができて、このための駆動回路、バックライトユニットなどをともに含むことができる。
また、表示部は、立体映像を表示する立体ディスプレイ部と構成することができる。立体ディスプレイ部には、ステレオスコピック方式(メガネ方式)、オートステレオスコピック方式(無メガネ方式)、プロジェクション方式(ホログラフィック方式)などの3次元ディスプレイ方式を適用することができる。
また、表示部は、制御部の制御によって決済関連サーバーから発行されたモバイルカード(または、モバイル用クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどを含む)のクレジットカード番号などを表示する。
音声出力部は、制御部によって所定信号処理された信号に含まれた音声情報を出力する。ここで、音声出力部には、レシーバー、スピーカー、ブザーなどが含まれることができる。
また、音声出力部は、制御部によって生成された案内音声を出力する。
また、音声出力部は、制御部によって決済関連サーバーから発行されたモバイルカード(または、モバイル用クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどを含む)のクレジットカード番号などに対応する音声情報を出力する。
通信部は、有/無線インターネットを介して内部の任意の構成要素、または、外部の任意の少なくとも一つの端末と通信連結する。この時、外部の任意の端末は、ネットワークサービスシステム、サーバーなどを含むことができる。
また、通信部は、無線LAN(Wireless LAN: WLAN)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、ワイブロ(Wireless BroaDBand: Wibro)、ワイマックス(World Interoperability for Microwave Access: Wimax)、GSM(Global System for Mobile communication)、CDMA(Code Division Multi Access)、CDMA2000(Code Division Multi Access 2000)、EV-DO(Enhanced Voice-Data Optimized or Enhanced Voice-Data Only)、WCDMA(Wideband CDMA)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、IEEE 802.16、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution: LTE)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、広帯域無線移動通信サービス(Wireless Mobile BroaDB(400)and Service: WMBS)、ブルートゥース(Bluetooth)、RFID(Radio Frequency Identification)、 赤外線通信(Infrared Data Association: IrDA)、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、近距離無線通信(Near Field Communication: NFC)、超音波通信(Ultra Sound Communication: USC)、可視光通信(Visible Light Communication: VLC)、ワイファイ(Wi-Fi)、ワイファイダイレクト(Wi-Fi Direct)などのような無線通信方式を支援することができる。また、通信部(160)は、電力線通信(Power Line Communication: PLC)、USB通信、イーサーネット(Ethernet)、シリアル通信(serial communication)、光/同軸ケーブルなどのような有線通信方式を支援することができる。
制御部は、保存部に保存されたプログラムおよびデータを用いて利用者装置(10)の全般的な制御機能を実行する。制御部は、RAM、ROM、CPU、GPU、バスを含むことができて、RAM、ROM、CPU、GPUなどは、バスを介して互いに連結されることができる。CPUは、保存部にアクセスして、保存部に保存されたO/Sを用いてブートを遂行することができて、保存部に保存された各種のプログラム、コンテンツ、データなどを用いて様々な動作を遂行することができる。
また、保存部は、利用者装置(10)が動作するに必要なデータとプログラムなどを保存する。
即ち、保存部は、利用者装置(10)で駆動される多数の応用プログラム(application program、または、アプリケーション)、利用者装置(10)の動作のためのデータ等、命令語等を保存することができる。このような応用プログラムのうち、少なくとも一部は、無線通信を介して外部サーバーからダウンロードできる。また、このような応用プログラムのうち、少なくとも一部は、利用者装置(10)の基本的な機能(例えば、電話着信、発信機能、メッセージ受信、発信機能)のために出庫当時から利用者装置(10)上に存在することある。一方、応用プログラムは、利用者装置保存部に保存され、利用者装置(10)に設置され、利用者装置制御部によって利用者装置(10)の動作(または、機能)を遂行するように駆動されることができる。
また、保存部は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD、または、XDメモリなど)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスク、ラム(RAM)、SRAM、ロム(ROM)、EEPROM、PROMのうち、少なくとも一つの保存媒体を含むことができる。また、利用者装置(10)は、インターネット上で利用者装置保存部の保存機能を遂行するウェブストレージを運営するか、または、ウェブストレージと関連される動作することもできる。
また、保存部は、制御部の制御によって決済関連サーバーから発行されたモバイルカード(または、モバイル用クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどを含む)のクレジットカード番号などを保存する。
また、利用者装置(10)は、該利用者装置(10)に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を遂行するインターフェース部(未図示)をさらに含むこともできる。
例えば、インターフェース部は、有/無線ヘッドセットポート(Headset Port)、外部充電器ポート、有/無線データポート、メモリカード(Memory Card)ポート、識別モジュールを備える装置を連結するポート、オーディオI/O(Input/Output)ポート、ビデオI/O(Input/Output)ポート、イヤホンポートなどから構成することができる。ここで、識別モジュールは、利用者装置(10)の使用権限を認証するための各種情報を保存したチップであり、利用者同定モジュール(User Identity Module: UIM)、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module: SIM)、ユニバーサル加入者同定モジュール(Universal Subscriber Identity Module: USIM)などを含むことができる。また、識別モジュールを備える装置は、スマートカード(Smart Card)の型式で製作されることができる。従って、識別チモジュールは、ポートを介して利用者装置(10)と連結することができる。このようなインターフェース部は、外部機器からデータを受信するか、電源を受信して利用者装置(10)の内部の各構成要素に伝達するか、利用者装置(10)の内部のデータが外部機器に転送されるようにする。
また、インターフェース部は、利用者装置(10)が外部クレイドル(Cradle)と連結される時、クレイドルからの電源が該利用者装置(10)に供給される通路になるか、利用者によってクレイドルで入力される各種命令信号が該利用者装置(10)に伝達される通路となることができる。クレイドルから入力される各種命令信号、または、該電源は、利用者装置(10)がクレイドルに正確に装着されたことを認知するための信号で動作されることもできる。
また、利用者装置(10)は、利用者によるボタン操作、または、任意の機能の選択による信号を受信するか、ディスプレイされる画面をタッチ/スクロールするなどの操作によって生成された命令、または、制御信号を受信するための入力部(未図示)をさらに含むこともできる。
前述の構成によって、利用者は、利用者装置(10)の表示部を介して表示されたプッシュ通知を確認して無人宅配ボックスにお気に入り商品が入庫されたことを確認することができる。
以後に、利用者は、お気に入り商品を受取しようとする場合、決済の後、お気に入り商品を受け取るか、気に入らない場合、返品処理にすすめることができるが、これのための構成を図6ないし図7を参考して詳しく説明する。
まず、図6に図示のように利用者は、利用者装置(10)に表示されたプッシュ通知で決済関連リンク情報を選択する場合、利用者装置(10)は、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の決済処理部(140)に接続することができる。
これによって、図7に図示のように決済処理部(140)は、リンク情報を介して接続した利用者装置(10)の識別情報に基づいてDB(400)で利用者に対応する会員情報を検索し、会員情報に対応してマッチしたお気に入り商品情報を抽出し、該お気に入り商品情報の決済のための決済サイト関連情報を図6に図示のように利用者装置(10)に提供することができる。
この時、利用者装置(10)の識別情報は、利用者装置(10)のMDN(Mobile Directory Number)、モバイルIP、モバイルMAC、Sim(subscriber identity module:加入者識別モジュール)カード固有情報、シリアル番号などを含むことができる。
以後、利用者装置(10)は、決済サイトを介して決済情報を入力した後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の決済処理部(140)に転送することができる。
この時、決済情報は、利用者装置(10)の識別情報、決済手段(デビットカード、クレジットカード、モバイル決済関連情報など)関連情報、暗証番号などのような様々な情報を含むことができる。
一方、決済処理部(140)は、利用者装置(10)から決済情報を受信した時、決済と関連したVAN会社のサーバー、カード会社のサーバー、通信会社のサーバーなどのような決済関連サーバーと通信して決済処理を遂行することができて、決済処理が完了すると、DB(400)に利用者会員情報とマッチされ、保存された購買中状態のお気に入り商品情報を購買確定と更新することができる。
以後、決済処理部(140)は、決済処理が完了した場合、購買確定したお気に入り商品を利用者が受け取ることができるように、プッシュ通知に含まれた無人宅配ボックス情報に接続(アクセス)するためのリンク情報を入力して接続する利用者装置(10)の接続(アクセス)を許容し、無人宅配ボックス情報におけるリンク情報を選択して接続する利用者装置(10)に無人宅配ボックス情報を転送することができる。
これによって、利用者の利用者装置(10)は、図6に図示のように無人宅配ボックス情報による無人宅配ボックスの位置(住所)と、無人宅配ボックスの識別番号および暗証番号を表示部を通じて表示することができて、利用者は、該無人宅配ボックスに着いて、暗証番号を入力ことによって無人宅配ボックスに入庫されたお気に入り商品を受け取ることができる。
一方、前述の構成で、決済処理部(140)は、決済と関係なく、プッシュ通知に含まれた無人宅配ボックス情報におけるリンク情報による接続を許容することもできて、これを通じて決済の前に利用者装置(10)に無人宅配ボックス情報を転送することもできる。
これを通じて、利用者は、購買(決済)の前に無人宅配ボックスに入庫されたお気に入り商品を確認し、お気に入り商品が気に入った場合、プッシュ通知に含まれた決済関連リンク情報を選択することができる。
これによって、決済処理部(140)は、利用者装置(10)から決済情報を受信して、お気に入り商品における利用者の購買を確定することもできる。
即ち、本発明は、購買を躊躇するお気に入り商品の購買の前に予め無人宅配ボックスに入庫されたお気に入り商品を利用者が確認できるように提供することもできて、これを介して購買の可否を決定するに手伝うこともできる。
一方、図6に図示のように利用者装置(10)は、利用者が商品の受取を求めないか、お気に入り商品を確認した後に気に入らなくて返品処理しようとする場合、プッシュ通知に含まれた返品関連リンク情報における利用者の選択の入力に基づき返品関連リンク情報にリンクされた接続アドレスによってお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)の返品処理部(150)に接続することができる。
これによって、図7に図示のように返品処理部(150)は、利用者装置(10)に返品処理のための返品サイトを利用者装置(10)に転送することができて、該返品サイトを介して利用者装置(10)の返品情報を受信する場合、DB(400)で利用者の会員情報とマッチされ、保存された購買中の状態のお気に入り商品情報を返品状態と確定し、返品されたお気に入り商品における返品情報を利用者の会員情報とマッチして登録することができる。
また、返品処理部(150)は、返品情報を受信した時、配送運営サーバー(300)に利用者に対応する無人宅配ボックスに配送されたお気に入り商品の回収のための返品お知らせ情報を転送することができる。
これによって、配送運営サーバー(300)は、返品お知らせ情報を受信した時、お気に入り商品の回収のための配送者を割り当て、該配送者装置に商品の回収のための情報を提供し、配送者が無人宅配ボックスに保管されたお気に入り商品を再度回収して販売者に伝達することができる。
一方、前述の構成で返品処理部(150)は、通知転送部(130)、または、配送処理部(120)から配送情報を受信して、配送情報に対応してDB(400)に保存された配送状態情報に基づいて配送状態を判断し、配送状態の判断による配送完了の時点から決済処理部(140)と連動して予め設定された期間内に返品情報および決済情報のうち、少なくとも一つが受信されない場合、前述のようにお気に入り商品の返品処理を遂行することもできる。
また、返品処理部(150)は、返品情報を受信した時、決済処理部(140)と連動してお気に入り商品において決済した金額が払い戻し処理されるようにすることができる。
加えて、お気に入り商品抽出部(110)は、後でお気に入り商品の選定の時、DB(400)に利用者に対応して登録された返品情報に基づいて返品情報に対応する商品が再度お気に入り商品と選定されても、これを除くことができて、これを通じて返品情報に対応する商品が利用者に先行配送されないようにすることができる。
一方、前述の構成に基づきお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、予め登録された販売者のプロモーション商品を任意に選択してお気に入り商品と選定および抽出することができて、任意に選定された顧客に限り、最近の受取先の住所周りの無人宅配ボックスに配送してマーケティングおよび販売チャンネルで活用することもできる。
また、プロモーション商品の配送対象購買者、または、受取先を選択するにおいて、お気に入り商品抽出部(110)は、特定地域で予め設定された個数以上販売された商品の種類、価格、購買者の類型における分析を介して、該地域に属する購買者のうち、商品における購買がもっとも多くなされた購買者の類型に対応する一つ以上の購買者を選定し、該商品と類似、または、同一のプロモーション商品をおすすめ商品と抽出することができる。
これによって、配送処理部(120)は、プロモーション商品を選定された各購買者に対応して設定された無人宅配ボックスの住所に配送するための配送情報を生成し、通知転送部(130)は、選定された各購買者に対応する利用者装置(10)にプロモーション商品の受取のためのプッシュ通知を転送することができる。
これを通じて、本発明は、地域と購買者分析を介して特定地域でプロモーション商品を購買する確率の高い購買者を選定して先行配送されるようにすることもできる。
図8は、本発明の実施例による無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)のお気に入り商品先行配送方法における順序図である。
オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、利用者装置(10)にオンラインショッピングモール関連のウェブサイトを提供し、該ウェブサイトを介して商品情報を提供することができる。
この時、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、該ウェブサイトに接続した利用者装置(10)がアクセスする商品の関連サイトにおけるログ情報を生成するか、お気に入りと登録した商品の関連サイトを利用者装置(10)の識別情報に対応してDB(400)に保存することができる。
また、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)は、該ウェブサイトを介してお気に入り商品を登録する場合、利用者が選択したお気に入り商品情報をDB(400)に利用者の会員情報とマッチして買い物かご情報と保存することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)と連動するか、インターネットを介して接続してDB(400)に保存された利用者関連のログ情報、お気に入り情報および買い物かご情報などのような様々な利用者のお気に入り商品の関連データを収集することができる。
以後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、収集されたデータに基づきお気に入り商品を選択することができて、一例として、お気に入り情報と登録された商品のサイトに対応する商品をお気に入り商品と選択するか、買い物かご情報に登録された商品情報に対応する商品をお気に入り商品と選択するか、ログ情報に基づいて予め設定されたクリック回数、または、接続回数以上クリックするか、接続した商品情報(商品のサイト)に対応する商品をお気に入り商品と選択することができて、お気に入り情報、買い物かご情報およびログ情報のうち、選択された複数の情報に重複して含まれた商品をお気に入り商品と選択することもできる(S1)。
この時、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、選ばれたお気に入り商品が複数である場合、利用者の会員情報とマッチされ、DB(400)に保存された利用者の購買履歴情報に基づいて購買頻度が予め設定された基準値以上の商品と類似度が予め設定された基準値以上である商品のみをお気に入り商品と確定することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、お気に入り商品と選定されたお気に入り商品におけるお気に入り商品情報をDB(400)から抽出し、利用者の会員情報とマッチしてDB(400)に保存することができる。
この時、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、該お気に入り商品を購買中の状態で利用者の会員情報とマッチしてDB(400)に保存することができる。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、DB(400)から利用者に対応するお気に入り商品情報および会員情報を抽出することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、会員情報に含まれた利用者の住所情報に基づいて複数の無人宅配ボックスにおける無人宅配ボックス情報が保存された無人宅配ボックスDB(500)から利用者の住所ともっとも隣接する無人宅配ボックスに対応する無人宅配ボックス情報を選び、選んだ無人宅配ボックスを配送先とするお気に入り商品における注文情報を生成することができる。
これにおける過程を詳しく説明すると、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、無人宅配ボックスDB(500)に保存された各無人宅配ボックス情報に含まれる無人宅配ボックスの住所と会員情報に含まれた利用者の住所とを比べて、もっとも隣接する場所にある無人宅配ボックスを選択することができて、選んだ無人宅配ボックスに対応する無人宅配ボックス情報、お気に入り商品情報および会員情報を含む注文情報を生成することができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、お気に入り商品を販売する販売者の販売者装置(20)にお気に入り商品を無人宅配ボックスに配送するようにするための注文情報を転送することができる。
この時、オンラインショッピングモールサービス提供装置(200)の運営者が販売者である場合、配送処理部(120)は、DB(400)に注文情報を登録して販売者がオンラインショッピングモールサービス提供装置(200)が運営するウェブサイト接続を介して該注文情報を確認できるように提供することもできる。
これを通じて、お気に入り商品の販売者は、注文情報による無人宅配ボックスに商品を配送するための運送状情報を作成し、お気に入り商品の配送が完了した時、販売者の販売者装置(20)が該運送状情報を含む配送情報をお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に転送することができる。
この時、運送状情報は、運送状の番号、配送会社の情報などにおける情報を含むことができて、配送情報には運送状情報とともに注文情報と同一の情報を含むことができて、お気に入り商品の販売者における販売者情報をさらに含むことができる。
以後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、販売者がお気に入り商品を配送すると、販売者装置(20)から運送状情報を含む配送情報を受信するか、お気に入り商品配送サービス提供装置に含まれた利用者インターフェース部を介した販売者の手動入力に基づき配送情報を受信することができる。
この時、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送サービスを提供する配送運営サーバー(300)とインターネットを介して通信することができて、販売者から受信された配送情報に含まれる運送状情報に基づいて配送運営サーバー(300)を検索して、配送運営サーバー(300)からお気に入り商品におけるリアルタイム配送状態情報を受信することができる。
次に、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送状態情報に基づいてお気に入り商品の配送完了の可否を判断することができる(S2)。
一方、前述の構成によってお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送が完了した時、配送情報に基づいて、利用者のお気に入り商品が先行配送されたことを知らせ、該お気に入り商品を決済後に受取するように知らせるためのプッシュ通知を生成して利用者装置(10)に転送することができる(S3)。
一方、プッシュ通知を受信した利用者装置(10)は、該プッシュ通知を利用者装置(10)に構成された表示部を介して表示し、利用者の商品の受取および決済が容易くなるように提供することができる。
以後、利用者は、お気に入り商品を受け取ろうとする場合、決済の後にお気に入り商品を受取るか、気に入らない場合、返品処理をすすめることができる(S4)。
利用者は、利用者装置(10)に表示されたプッシュ通知で決済関連リンク情報を選択する場合、利用者装置(10)は、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に接続することができる。
これによって、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、決済関連リンク情報を介して接続した利用者装置(10)の識別情報に基づいてDB(400)で利用者に対応する会員情報を検索し、会員情報に対応してマッチしたお気に入り商品情報を抽出し、該お気に入り商品情報の決済のための決済サイト関連情報を利用者装置(10)に提供することができる。
この時、利用者装置(10)の識別情報は、利用者装置(10)のMDN、モバイルIP、モバイルMAC、Simカード固有情報、シリアル番号などを含むことができる。
以後、利用者装置(10)は、決済サイトを介して決済情報を入力した後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に転送することができる。
この時、決済情報は、利用者装置(10)の識別情報、決済手段(デビットカード、クレジットカード、モバイル決済関連情報など)関連情報、暗証番号などのような様々な情報を含むことができる。
一方、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、利用者装置(10)から決済情報を受信した時、決済と関連したVAN会社のサーバー、カード会社のサーバー、通信会社のサーバーなどのような決済関連サーバーと通信して決済処理を遂行することができて、決済処理が完了すると、DB(400)に利用者会員情報とマッチされ、保存された購買中の状態のお気に入り商品情報を購買確定と更新することができる(S5)。
以後、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、決済処理が完了した場合、購買確定されたお気に入り商品を利用者が受け取ることができるように、プッシュ通知に含まれた無人宅配ボックス情報に接続(アクセス)するためのリンク情報を入力して接続する利用者装置(10)の接続(アクセス)を許容し、無人宅配ボックス情報におけるリンク情報を選択して接続する利用者装置(10)に無人宅配ボックス情報を転送することができる(S6)。
これによって、利用者の利用者装置(10)は、図6に図示のように無人宅配ボックス情報による無人宅配ボックスの位置(住所)と、無人宅配ボックスの識別番号および暗証番号を表示部を介して表示することができて、利用者は、該無人宅配ボックスに着いて暗証番号を入力することによって、無人宅配ボックスに入庫されたお気に入り商品を受け取ることができる。
一方、利用者装置(10)は、利用者が商品の受取を求めないか、お気に入り商品を確認した後に気に入らなくて返品処理しようとする場合、プッシュ通知に含まれた返品関連リンク情報における利用者の選択入力に基づき返品関連リンク情報にリンクされた接続アドレスによってお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)に接続することができる。
これによって、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、利用者装置(10)に返品処理のための返品サイト関連のデータを利用者装置(10)に転送することができて、該返品サイトを介して利用者装置(10)の返品情報を受信する場合、DB(400)で利用者の会員情報とマッチされ、保存された購買中の状態のお気に入り商品情報を返品状態と確定し、返品されたお気に入り商品における返品情報を利用者の会員情報とマッチして登録することができる。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、返品情報を受信した時、配送運営サーバー(300)に利用者に対応する無人宅配ボックスに配送されたお気に入り商品の回収のための返品お知らせ情報を転送することができる。
これによって、配送運営サーバー(300)は、返品お知らせ情報を受信した時、お気に入り商品の回収のための配送者を割り当て、該配送者装置に商品の回収のための情報を提供し、配送者が無人宅配ボックスに保管されたお気に入り商品を再度回収して販売者に伝達することができる。
一方、前述の構成でお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、配送情報に基づいて配送状態をチェックして配送完了の時点を判断し、配送完了の時点から決済処理部(140)と連動して予め設定された期間内に返品情報および決済情報のうち、少なくとも一つが受信されない場合、前述のようにお気に入り商品の返品処理を遂行することもできる(S7)。
また、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)は、後でお気に入り商品の選定する時、DB(400)に利用者に対応して登録された返品情報に基づいて返品情報に対応する商品が再度お気に入り商品と選定されても、これを除くことができて、これを通じて返品情報に対応する商品が利用者に先行配送されないようにすることができる。
前述のように、本発明は、利用者が購買を躊躇する商品を予め先行配送してお気に入り商品の購買に繋がるように支援することによって、利用者の購買を積極的に誘導して売上を極大化することができる。
また、本発明は、購買してすぐ最寄の宅配保管ボックスから商品を受け取ることができるようにして、利用者の便宜性を大きく向上させることができる。
加えて、本発明は、利用者がお気に入り商品の購買を求めなくて返品を要請するか、お気に入り商品の受取を拒否する場合、無人宅配ボックスを用いて返品過程を進めることができて、これを介して無人宅配ボックスから直接返品された商品を回収することができるため、利用者の便宜性とともに、返品過程を処理を簡素化して、お気に入り商品の管理における効率性を高めることができる。
本発明の実施例による無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送サービス提供方法は、コンピュータプログラムで作成できて、コンピュータプログラムを構成するコード等およびコードセグメント等は、当該分野のコンピュータプログラマーによって容易に推論できる。また、該コンピュータプログラムは、コンピュータが読み込める情報保存媒体(computer readable media)に保存、コンピュータや本発明の実施例によるお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)、利用者装置(10)などによって読み込まれ、実行されることによって無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送サービス提供方法を具現することができる。
情報保存媒体は、磁気記録媒体、光記録媒体およびキャリア波媒体を含む。本発明の実施例による無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送サービス提供方法を具現するコンピュータプログラムは、お気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)、利用者装置(10)などの内蔵メモリに保存および設置されることができる。または、本発明の実施例による無人宅配ボックスを用いるお気に入り商品先行配送サービス提供方法を具現するコンピュータプログラムを保存および設置したスマートカードなどの外付けメモリがインターフェースを介してお気に入り商品先行配送サービス提供装置(100)、利用者装置(10)などに装着されることもできる。
本明細書に記述の様々な装置および構成部は、ハードウェア回路(例えば、CMOS基盤のロジック回路)、ファームウェア、ソフトウェア、または、これらの組み合わせによって具現されることができる。例えば、様々な電気的構造の形でトランジスタ、論理ゲートおよび電子回路を活用して具現されることができる。
前述の内容は、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者ならば、本発明の本質的特性から外れない範囲で修正および変形ができる。従って、本発明に開示の実施例は、本発明の技術事象を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術事象の範囲が限定されることはない。本発明の保護範囲は、下の請求範囲によって解釈されるべきであり、それを同等の範囲内にある全ての技術事象は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。