JP2018112889A - 運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号機が画角切れしたことを運転者に適切に報知することができる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置1は、車両Vに搭載され、該車両Vの前方を所定の画角Aで撮像して撮像画像Pを取得するカメラ2と、カメラ2で取得した撮像画像Pの上側の端部に設定された検出エリアD内に赤信号の信号機Sが表示されていることを検知した後において、カメラ2で取得した撮像画像P内に信号機Sが表示されていないことを検知した場合に、画角Aに対応する撮像範囲R外に信号機Sが位置していると判定する処理部11と、処理部11により信号機Sが撮像範囲R外に位置していると判定された場合に、その旨を車両Vの運転者に報知するHMI4と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、運転支援装置に関する。
特許文献1に記載された運転支援装置では、車両に搭載されたカメラにより、車両の前方を所定の画角で撮像して撮像画像を取得する。そして、カメラで取得した撮像画像内に表示されている信号機が赤信号から青信号に変わったことを検知すると、その旨を車両の運転者に報知する。
上述したような運転支援装置では、カメラは、その向きが固定された状態で車両に搭載されており、且つ、その画角(見える範囲)は有限である。このため、例えば地面から高い位置に設置された信号機をカメラで撮像する場合、車両が信号機に接近するに連れて、撮像画像内に表示される信号機の位置は上方に移動し、やがて信号機の位置は撮像範囲外となる(すなわち、信号機が画角切れする)。上述したような運転支援装置では、このような画角切れの状態を運転者が認識できない可能性がある。
そこで、例えば、点灯している信号機が撮像画像内に表示されていないことを検知した場合に、一律に、信号機が画角切れしたと判定して、その旨を運転者に報知することも考えられる。しかしながら、信号機は供給電源周波数に応じて点滅しており、且つ、カメラは所定の撮像周期にて撮像画像を取得している。このため、信号機の瞬間的な消灯とカメラの撮像とのタイミングによっては、信号機が撮像範囲内に位置しているにもかかわらず、当該信号機が点灯している状態で撮像画像内に表示されない場合がある。よって、この場合にも信号機が画角切れしたと判定して、その旨が運転者に報知されてしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、信号機が画角切れしたことを運転者に適切に報知することができる運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る運転支援装置は、車両に搭載され、該車両の前方を所定の画角で撮像して撮像画像を取得するカメラと、カメラで取得した撮像画像の端部に設定された検出エリア内に赤信号の信号機が表示されていることを検知した後において、カメラで取得した撮像画像内に信号機が表示されていないことを検知した場合に、画角に対応する撮像範囲外に信号機が位置していると判定する処理部と、処理部により信号機が撮像範囲外に位置していると判定された場合に、その旨を車両の運転者に報知する報知部と、を備える。
この運転支援装置では、撮像画像の端部に設定された検出エリア内に表示されている赤信号の信号機が、撮像画像内に表示されなくなった場合に、当該信号機が画角切れしたと判定される。ここで、車両が信号機に接近するに連れて、撮像画像内に表示される信号機の位置は中央から端部に向かう方向に移動するため、撮像画像の端部に設定された検出エリア内に表示されている信号機は、間もなく画角切れする可能性が高い。従って、運転支援装置による上記判定は正しい可能性が高く、上記判定に基づく報知は適切なものである可能性が高い。
本発明によれば、信号機が画角切れしたことを運転者に適切に報知することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る運転支援装置を示すブロック図である。図2は、信号機が画角切れしていない状態を示す図である。図3は、信号機が画角切れしている状態を示す図である。図1、図2及び図3に示すように、運転支援装置1は、車両Vの前方の信号機Sが赤信号から青信号に変わったことを検知し、その旨を車両Vの運転者に報知する装置である。運転支援装置1は、車両Vに搭載されている。
本実施形態において「信号機」とは、青、黄及び赤の三色が水平方向に並んで配置された発光装置部である。なお、「信号機」は、例えば青、黄及び赤の三色が鉛直方向に並んで配置された発光装置部であってもよく、矢印信号部を含んでいてもよい。また、「信号機」は、青、黄及び赤の三色のすべてを含んでいなくてもよく、少なくとも赤を含んでいればよい。
運転支援装置1は、カメラ2、車輪速センサ3、HMI4及びECU[Electronic Control Unit]10を備えている。
カメラ2は、車両Vに搭載され、車両Vの前方を所定の画角Aで撮像して撮像画像Pを取得する撮像機器である。カメラ2は、車両Vのフロントガラスの裏側に設けられている。カメラ2は、取得した撮像画像Pに関する撮像情報をECU10に送信する。カメラは、例えば単眼カメラである。なお、カメラ2が設けられる位置は、車両Vの前方を撮像することが可能であればフロントガラスの裏側に限られない。
カメラ2は、その向きが固定された状態で車両Vに搭載されている。また、カメラの画角Aは有限である。このため、地面から高い位置(少なくとも、カメラ2が車両Vに搭載されている位置よりも高い位置)に設置された信号機Sをカメラ2で撮像する場合、車両Vが信号機Sに接近するに連れて、撮像画像P内に表示される信号機Sの位置は中央から上側の端部に向かう方向(上方)に移動する。例えば、図2に示すように、車両Vが信号機Sまで十分に離間している場合には、信号機Sは画角Aに対応する撮像範囲R内に位置している。この位置から車両Vが信号機Sに接近すると、信号機Sの位置はカメラ2の画角Aに対応する撮像範囲R外となる。なお、本実施形態において、画角Aに対応する撮像範囲R外に信号機Sが位置することを「信号機Sが画角切れする」という場合がある。
車輪速センサ3は、車両Vの速度を検出する車速センサである。車輪速センサ3は、車両Vの車輪又は車輪と一体に回転するドライブシャフト等に対して設けられ、車輪の回転速度を検出する。車輪速センサ3は、検出した車速情報をECU10に送信する。
HMI(報知部)4は、ECU10から運転者に情報の出力を行うためのインターフェイスである。HMI4は、警報音又は音声の出力により運転者に情報を報知するためのスピーカである。HMI4は、複数のスピーカから構成されていてもよい。HMI4は、例えば、車両Vのインストルメントパネル裏に設けられたスピーカ、車両Vの運転席のドア内側に設けられたスピーカ等のうち少なくとも一つを含んでいる。HMI4は、ECU10からの制御信号に応じて警報音又は音声を出力する。なお、HMI4は、運転者等に画像情報を表示するディスプレイであってもよい。この場合、HMI4は、ECU10からの制御信号に応じた画像情報の表示により運転者に情報を報知する。
ECU10は、物理的な構成としてCPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]、CAN[Controller Area Network]通信回路等を有する電子制御ユニットである。ECU10では、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより各種の機能を実現する。ECU10は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。また、以下に説明するECU10の機能の一部は、車両Vと通信可能な管理センターなどの施設のコンピュータにおいて実行される態様であってもよい。ECU10は、機能的な構成として処理部11を有している。
処理部11は、カメラ2で取得した撮像画像P内に信号機Sが表示されているか否かを検知する。処理部11は、公知技術を用いて、撮像画像P内に信号機Sが表示されているか否かを検知する。例えば、処理部11は、エッジ形状やR、G、B画素値等の画像特徴量を用いて、信号機Sにおいて何れかの色が点灯しているか否か、及び、何れかの色が点灯している場合には、何色が点灯しているか、について判別する。処理部11は、撮像画像Pに関する撮像情報をカメラ2から受信すると共に、車速情報を車輪速センサ3から受信する。処理部11は、HMI4において警報音又は音声を出力させる制御信号をHMI4に出力する。
処理部11は、カメラ2から受信した撮像画像Pに関する撮像情報に基づいて、撮像画像Pを取得する(図4参照)。撮像画像Pは、四角形状を呈し、その上側の端部に四角形状の検出エリアDが設定されている。
処理部11は、図4、図5及び図6に示すように、車輪速センサ3から受信した車速情報に基づいて、検出エリアDの広さを変更する。具体的には、処理部11は、車両Vの速度が高いほど検出エリアDの上下幅を広く設定し、車両Vの速度が低いほど検出エリアDの上下幅を狭く設定する。これにより、以下のような効果が得られる。車両Vの速度が高いほど、撮像画像Pの1フレームあたりにおける信号機Sの移動量が大きい。このため、車両Vの速度によらず検出エリアの上下幅を一定とすると、車両Vの速度が高い場合に、撮像画像P内の検出エリアD外(検出エリアDよりも下側のエリア)に表示されていた信号機Sが、撮像画像Pの1フレーム後に、検出エリアDを飛び越えて撮像範囲R外(撮像範囲Rの上側)まで移動してしまうおそれがある。そこで、車両Vの速度が高いほど検出エリアDの上下幅を広く設定することで、上述した現象を回避することができる。
処理部11は、例えば、下記の式(1)〜(4)に従って検出エリアDの上下幅を設定する。
ここで、d1は画角外発生時距離(信号機Sが画角切れしたときの車両Vと信号機Sとの間の距離)[m]、d2は撮像画像Pの1フレーム前の距離(信号機Sが画角切れする1フレーム前の車両Vと信号機Sとの間の距離)[m]、h1は信号機Sの取付高さ(信号機Sの取付最低高さ)[m]、h2は車両高さ[m]、y1は撮像画像Pの1フレーム前のピクセル位置(信号機Sが画角切れする1フレーム前において撮像画像P内に信号機Sが表示されるピクセル位置)[pix.]、y2は検出エリアDの上下幅(検出エリアDの上下方向ピクセル数)[pix.]、Aはカメラ2の画角[度]、aはカメラ2の軸の上向き角度[度]、pは撮像画像Pの上下方向ピクセル数[pix.]、Tはカメラ2の撮像周期[fps]、vは車両Vの速度[km/h]、αはマージン係数、をそれぞれ表す。
ここで、d1は画角外発生時距離(信号機Sが画角切れしたときの車両Vと信号機Sとの間の距離)[m]、d2は撮像画像Pの1フレーム前の距離(信号機Sが画角切れする1フレーム前の車両Vと信号機Sとの間の距離)[m]、h1は信号機Sの取付高さ(信号機Sの取付最低高さ)[m]、h2は車両高さ[m]、y1は撮像画像Pの1フレーム前のピクセル位置(信号機Sが画角切れする1フレーム前において撮像画像P内に信号機Sが表示されるピクセル位置)[pix.]、y2は検出エリアDの上下幅(検出エリアDの上下方向ピクセル数)[pix.]、Aはカメラ2の画角[度]、aはカメラ2の軸の上向き角度[度]、pは撮像画像Pの上下方向ピクセル数[pix.]、Tはカメラ2の撮像周期[fps]、vは車両Vの速度[km/h]、αはマージン係数、をそれぞれ表す。
上記の式(1)〜(4)に従って設定される検出エリアDの一例として、T=10[fps]、p=1080[pix.]、A=67.5[度]、a=0[度](すなわち、カメラ2の軸が水平)、v=36[km/h]、h1=5[m]、h2=1[m]を代入すると、y1=63.31[pix.]が得られる。このy1に対して、適宜設定されたαを掛けることで、y2を得ることができる。このようにして得られた検出エリアDの例を図4、図5及び図6に示す。図4は車両Vが60[km/h]で走行している場合の検出エリアDを示しており、図5は車両Vが30[km/h]で走行している場合の検出エリアDを示しており、図6は車両Vが10[km/h]で走行している場合の検出エリアDを示している。
続いて、図7のフローチャートを参照しながら、運転支援装置1の動作について説明する。図7に示すフローチャートは、例えば車両Vが停車状態から走行状態に移行したタイミングで処理が開始される。
ステップS1において、処理部11は、通過フラグを「0」に設定する。通過フラグは、赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されたか否かを示すフラグである。処理部11は、通過フラグを「0」に設定すると、ステップS2に移行する。
ステップS2において、処理部11は、カメラ2で取得した撮像画像Pに関する撮像情報をカメラ2から受信し、当該撮像情報に基づいて最新の撮像画像Pを取得する。また、処理部11は、車輪速センサ3で取得した車両Vの速度に関する車速情報を車輪速センサ3から受信し、当該車速情報に基づいて最新の車両Vの速度を取得する。処理部11は、最新の撮像画像P及び車両Vの速度を取得すると、ステップS3に移行する。
ステップS3において、処理部11は、最新の車両Vの速度に基づいて検出エリアDを設定する。具体的には、処理部11は、上記の式(1)〜(4)を用いて検出エリアDの上下幅を設定する。処理部11は、検出エリアDを設定すると、ステップS4に移行する。
ステップS4において、処理部11は、撮像画像P内に信号機Sが表示されているか否かを判定する。撮像画像P内に信号機Sが表示されている場合には、処理部11はステップS5に移行する。一方、撮像画像P内に信号機Sが表示されていない場合には、処理部11はステップS8に移行する。
ステップS5において、処理部11は、撮像画像P内に表示されている信号機Sが赤信号であるか否かを判定する。撮像画像P内に表示されている信号機Sが赤信号である場合には、処理部11はステップS6に移行する。一方、撮像画像P内に表示されている信号機Sが赤信号でない場合には、処理部11はステップS1に戻る。
ステップS6において、処理部11は、撮像画像P内に表示されている赤信号の信号機Sが、検出エリアD内に表示されているか否かを判定する。赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されている場合には、処理部11はステップS7に移行する。一方、赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されていない場合には、処理部11はステップS2に戻る。
ステップS7において、処理部11は、通過フラグを「1」に設定する。これにより、処理部11は、ステップS6において赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されていることを検知したことを記録する。処理部11は、通過フラグを「1」に設定すると、ステップS2に戻る。
上述したようにステップS4からステップS8に移行した場合、ステップS8において、処理部11は、通過フラグが「0」であるか否かを判定する。通過フラグが「0」である場合には、赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されていることを未だ検知していない状態で、撮像画像P内に信号機Sが表示されていないこととなる。これは、例えば、信号機Sが瞬間的に消灯しているタイミングでカメラ2が撮像画像Pを取得した状況、或いは、そもそも車両Vの前方に信号機Sが存在していない状況であるため、処理部11は、運転者に報知しない。通過フラグが「0」であると判定すると、処理部11はステップS2に戻る。
一方、ステップS8において、通過フラグが「0」でない場合(すなわち、通過フラグが「1」である場合)には、処理部11は、赤信号の信号機Sが検出エリアD内に表示されていることを検知した後において、撮像画像P内に信号機Sが表示されていないことを検知したこととなる。この場合、処理部11は、信号機Sが画角切れしたと判定する。通過フラグが「0」でないと判定すると、処理部11はステップS9に移行する。
ステップS9において、処理部11は、信号機Sが画角切れしたことを運転者に報知するための警報音又は音声を出力させる制御信号をHMI4に出力する。HMI4は、処理部11からの制御信号に応じて警報音又は音声を出力する。HMI4が警報音又は音声を出力すると、図7に示すフローチャートが終了する。その後、処理部11は、再びステップS1に戻り図7に示すフローチャートを繰り返し実行する。
以上、本実施形態に係る運転支援装置1では、撮像画像Pの上側の端部に設定された検出エリアD内に表示されている赤信号の信号機Sが、撮像画像P内に表示されなくなった場合に、当該信号機Sが画角切れしたと判定される。ここで、車両Vが信号機Sに接近するに連れて、撮像画像P内に表示される信号機Sの位置は中央から上側の端部に向かう方向に移動するため、撮像画像Pの上側の端部に設定された検出エリアD内に表示されている信号機Sは、間もなく画角切れする可能性が高い。従って、運転支援装置1による上記判定は正しい可能性が高く、上記判定に基づく報知は適切なものである可能性が高い。
また、運転支援装置1では、信号機Sが赤信号から青信号に変わったことを検知して停車状態から自動発進する自動運転制御を車両Vが実行中の場合、信号機Sが画角切れしたと判定したときには、信号機Sが赤信号から青信号に変わったことを検知できないために当該自動運転制御を実行不能であるとして、車両Vの運転に関する主権を運転者に移してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では車輪速センサ3を車速センサとして用いて車両Vの速度を検出したが、速度メーターに対して入力又は出力される信号を取得して車両Vの速度を検出してもよい。
また、ステップS7において処理部11が通過フラグを「1」に設定した後、ステップS9まで移行する前に所定時間が経過した場合、処理部11は、通過フラグを「0」に設定してもよい。
また、ステップS7において処理部11が通過フラグを「1」に設定した後、青信号の信号機Sが撮像画像P内、或いは、検出エリアD内に表示されていることを検知した場合、処理部11は、通過フラグを「0」に設定してもよい。
また、ステップS9において信号機Sが画角切れしたことをHMI4が運転者に報知した場合、処理部11は、通過フラグを「0」に設定してもよい。
また、ステップS9において信号機Sが画角切れしたことをHMI4が運転者に報知した後に、車両Vが前方に走行して別の信号機を検知した場合、処理部11は、通過フラグを「0」に設定してもよい。
また、ステップS9において、HMI4は、車両Vが停止した後に警報音又は音声を出力してもよい。これにより、次の作用効果が奏される。すなわち、車両Vが自動運転で走行中、例えば車両Vの前方に赤信号の信号機Sが存在するが、この信号機Sが例えば青信号に間もなく切り替わるために、車両Vを手動運転に切り替えて(オーバーライドして)当該車両Vを当該信号機Sで停止させない場合がある。この場合において、不必要な警報音又は音声を出力することを避けることができる。或いは、信号機Sが赤信号であるにもかかわらず何らかの理由により車両Vが停止することができなかった場合において、不必要な警報音又は音声を出力することを避けることができる。
1…運転支援装置、2…カメラ、3…車輪速センサ、4…HMI(報知部)、10…ECU、11…処理部、A…画角、D…検出エリア、P…撮像画像、R…撮像範囲、S…信号機、V…車両。
Claims (1)
- 車両に搭載され、該車両の前方を所定の画角で撮像して撮像画像を取得するカメラと、
前記カメラで取得した撮像画像の端部に設定された検出エリア内に赤信号の信号機が表示されていることを検知した後において、前記カメラで取得した撮像画像内に前記信号機が表示されていないことを検知した場合に、前記画角に対応する撮像範囲外に前記信号機が位置していると判定する処理部と、
前記処理部により前記信号機が前記撮像範囲外に位置していると判定された場合に、その旨を前記車両の運転者に報知する報知部と、を備える、運転支援装置。
Priority Applications (1)
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JP2017002815A JP2018112889A (ja) | 2017-01-11 | 2017-01-11 | 運転支援装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021086420A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置 |
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2017
- 2017-01-11 JP JP2017002815A patent/JP2018112889A/ja active Pending
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JP2021086420A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置 |
JP7222343B2 (ja) | 2019-11-28 | 2023-02-15 | トヨタ自動車株式会社 | 運転支援装置 |
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