JP2018112327A - 冷凍装置の室外/室内ユニット - Google Patents

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厚志 木下
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匡史 齋藤
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Kosuke Shiohama
豪典 塩濱
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Abstract

【課題】冷媒連絡配管とロウ付け接続される配管を備えた冷凍装置の室外/室内ユニットであって、ユニットのサイズを大型化すること無く、ロウ付け作業時の炎による損傷を防止可能なユニットを提供することにある。【解決手段】空調装置100の室外ユニット20は、ガス側接続配管35と、影響部材としてのユニット内配管40と、防炎部材90と、を備える。ガス側接続配管は、室外ユニットの据付時に据付現場でガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続される接続端部35aを有する。影響部材は、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい部材である。防炎部材は、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する。【選択図】図4

Description

本発明は、冷凍装置の室外/室内ユニット、特には冷媒連絡配管とロウ付け接続される配管を備えた冷凍装置の室外/室内ユニットに関する。
冷凍装置は、室外ユニットと室内ユニットとを分離した構成として有し、現地据付時に室外ユニットと室内ユニットとの間が冷媒連絡配管で接続されることで冷凍回路が構成される場合がある。
冷凍装置では、室外/室内ユニット(室外ユニット又は室内ユニット)の配管と、冷媒連絡配管とが、例えば特許文献1(特開2014−81160号公報)に記載されているようにフレアナットを用いて接続される。
しかし、冷媒連絡配管の口径等の条件によっては、現地据付時に、室外/室内ユニットの配管と冷媒連絡配管とがロウ付け接続される場合がある。
室外/室内ユニットの配管と冷媒連絡配管とをロウ付け接続する場合、ロウ付け部分の周辺に配置された、室外/室内ユニットの炎により変形や損傷等の悪影響を受けやすい部材(以下では影響部材と呼ぶ)が、ロウ付け作業のトーチの炎により悪影響を受ける可能性がある。そこで、据付作業者は、影響部材が炎の影響を受けないように慎重にロウ付け作業を行う必要があり、長い作業時間が必要になるという問題がある。なお、ユニット側配管のロウ付け部分と影響部材との距離を十分に長くとれば、影響部材はロウ付け時に炎による悪影響を受けにくい。しかし、この場合には、室外/室内ユニットが大型化するという問題がある。
本発明の課題は、冷媒連絡配管とロウ付け接続される配管を備えた冷凍装置の室外/室内ユニットであって、ユニットのサイズを大型化すること無く、ロウ付け作業時の炎による損傷を防止可能なユニットを提供することにある。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、配管と、影響部材と、防炎部材と、を備える。配管は、室外/室内ユニットの据付時に据付現場で冷媒連絡配管とロウ付け接続される接続端部を有する。影響部材は、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい部材である。防炎部材は、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する防炎部材を備える。そのため、影響部材は接続端部のロウ付け作業時に炎の影響を受けにくく、ユニットはロウ付け作業時に損傷しにくい。
なお、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい影響部材には、限定するものではないが、ロウ付けの炎の温度よりも融点の低い材質を用いた部材を含む。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、第1観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットであって、防炎部材は、接続端部と影響部材との間に配置される。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、接続端部と影響部材との間に防炎部材が配置されることでロウ付け作業時に影響部材に炎が当たることが防止され、ユニットがロウ付け作業時の炎により損傷しにくい。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、第1観点又は第2観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットであって、防炎部材は、ユニット内部品のいずれかに着脱可能に装着される。
なお、ユニット内部品は、防炎部材自体を除く室外/室内ユニットが有する各種部品を意味する。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、防炎部材が着脱可能であるため、必要に応じて防炎部材を他の室外/室内ユニットの据付の際に使い回すことも可能で、ユニットのコストを抑制することができる。
また、防炎部材がユニット内に固定された部材ではないので、防炎部材のユニットへの取り付け姿勢の調整が容易で、作業の行いやすい方向から接続端部の周辺に炎を当てた場合にも、影響部材にロウ付け作業時の炎が当たることが防止されやすい。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、第1観点から第3観点のいずれかに係る冷凍装置の室外/室内ユニットであって、防炎部材は金属製である。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、防炎部材が金属製であるため、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることが防止されやすい。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、第4観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットであって、防炎部材は、人の手の力で変形可能な厚みの部材である。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、防炎部材が変形可能な金属部材であるため、ロウ付け作業時に接続端部に炎を当てる方向等にあわせて、影響部材に炎が当たらないように防炎部材を変形することができる。そのため、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを防止しつつ、作業の行いやすい方向から接続端部の周辺に炎を当ててロウ付け作業を行うことができる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、第1観点から第5観点のいずれかに係る冷凍装置の室外/室内ユニットであって、液側接続端部を更に備える。液側接続端部には、冷凍装置の運転時に主に液相の冷媒が通過する。液側接続端部は、室外/室内ユニットの据付時に据付現場で液側冷媒連絡配管とフレアナットを用いて接続される。防炎部材は、液側接続端部と影響部材との間には配置されない。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、液側冷媒連絡配管とフレアナットで接続される(つまり液側冷媒連絡配管との接続にトーチの炎が用いられない)液側接続端部と、影響部材との間には、防炎部材が配置されない。防炎部材が不要に大きく形成されないので、ユニットのコストを抑制することができる。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットは、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する防炎部材を備える。そのため、影響部材は接続端部のロウ付け作業時に炎の影響を受けにくく、ユニットはロウ付け作業時に損傷しにくい。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、ユニットがロウ付け作業時の炎により損傷しにくい。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、防炎部材を他の室外/室内ユニットの据付の際に使い回すことが可能で、ユニットのコストを抑制することができる。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることが防止されやすい。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを防止しつつ、作業の行いやすい方向から接続端部の周辺に炎を当ててロウ付け作業を行うことができる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外/室内ユニットでは、防炎部材が不要に大きく形成されないので、ユニットのコストを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る冷凍装置の室外/室内ユニットを用いる空調装置の概略構成図である。 図1の冷凍装置の室外ユニットの概略斜視図である。 筐体の天板及び側方を囲む側板を取り除いた状態の、図2の室外ユニットの概略平面図である。 図2の室外ユニットと冷媒連絡配管との接続箇所周辺の概略斜視図である。 図2の室外ユニットのガス側閉鎖弁の構造を示す概略断面図である。 図2の室外ユニットの防炎部材の概略斜視図である。 室外ユニットをガス側接続配管の接続端部で切断した時の、ガス側接続配管、影響部材(ユニット内配管)及び防炎部材の模式的な横断面図の一例である。 室外ユニットをガス側接続配管の接続端部で切断した時の、ガス側接続配管、影響部材(ユニット内配管)及び防炎部材の模式的な横断面図の一例である。図7Bでは、図7Aの状態に対し防炎部材が傾いた状態にある。 室外ユニットをガス側接続配管の接続端部で切断した時の、ガス側接続配管、影響部材(ユニット内配管)及び防炎部材の模式的な横断面図の例である。(a)では防炎部材の本体部がガス側接続配管を囲むようにL字状に形成され、(b)では防炎部材の本体部がガス側接続配管を囲むようにU字状に形成され、(c)では防炎部材の本体部が影響部材(ユニット内配管)を囲むようにL字状に形成されている。 図1の冷凍装置の室内ユニットの概略斜視図である。 図9の室内ユニットのガス側配管に防炎部材が装着された状態を模式的に描画した斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る冷凍装置の室外/室内ユニットの実施形態について説明する。なお、冷凍装置の室外/室内ユニットとは、室外ユニット又は室内ユニットとして機能する冷凍装置のユニットを意味する。
ここでは、冷凍装置の室外/室内ユニットの例として、空調装置100の室外ユニット20と、空調装置100の室内ユニット60と、について説明する。空調装置100の室外ユニット20及び室内ユニット60は、本発明に係る冷凍装置の室外/室内ユニットの具体例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)空調装置の全体構成
冷凍装置の一例としての空調装置100について全体構成を説明する。図1は、空調装置100の概略構成図である。空調装置100は、室内ユニット60が配置される室内の冷房や暖房を行う。なお、空調装置100は、冷凍装置の一例に過ぎず、本実施形態の空調装置100の説明は、冷凍装置の種類を限定するものではない。
空調装置100は、ここでは蒸気圧縮式の冷凍装置である。空調装置100で使用される冷媒は、限定するものではないが、例えばHFC系冷媒の一種であるR32である。
空調装置100は、いわゆるセパレートタイプの冷凍装置である。空調装置100は、図1に示すように、室外ユニット20と、室内ユニット60と、室外ユニット20と室内ユニット60とを接続する連絡配管(ガス側冷媒連絡配管82及び液側冷媒連絡配管84)と、を主に備える。空調装置100では、室外ユニット20と室内ユニット60とがガス側冷媒連絡配管82及び液側冷媒連絡配管84を介して接続されることで、後述する、室外ユニット20の圧縮機22、室外熱交換器26、及び膨張機構28や、室内ユニット60の室内熱交換器62等を有する冷媒回路10が構成される。ガス側冷媒連絡配管82及び液側冷媒連絡配管84は、室外ユニット20および室内ユニット60を設置する際に、現地にて施工される冷媒配管である。空調装置100では、冷媒回路10内を冷媒が循環することで、室内ユニット60の配置される室内の冷房や暖房が行われる。蒸気圧縮式の空調装置100を用いた冷房や暖房の原理については、一般に知られているため、ここでは説明は省略する。
以下に、冷凍装置の室外/室内ユニットの一実施形態である空調装置100の室外ユニット20、及び、冷凍装置の室外/室内ユニットの一実施形態である空調装置100の室内ユニット60について詳細に説明する。
(2)空調装置の室外ユニット
空調装置100の室外ユニット20について、図を参照しながら説明する。図2は、室外ユニット20の概略斜視図である。図3は、室外ユニット20の筐体50の天板54及び側板(第1部材51、右前板52、及び右後板53)を取り除いた状態における室外ユニット20の概略平面図である。図4は、室外ユニット20と、ガス側冷媒連絡配管82及び液側冷媒連絡配管84との接続箇所周辺の概略斜視図である。図5は、室外ユニット20のガス側閉鎖弁34の構造を示す概略断面図である。図6は、室外ユニット20の防炎部材90の概略斜視図である。
以下の説明では、「上」、「下」、「左」、「右」、「前(正面)」、「後(背面)」等の方向を示す表現を用いる場合がある。特に断りのない場合、これらの方向は、図2〜図4中に矢印で示した方向を示している。なお、これらの方向に関する表現は、実施形態の理解を容易にするために用いるものであり、特に断りのない場合、室外ユニットの各種構成の配置等を例示のものに限定するものではない。
室外ユニット20は、室外(空調装置100の室内ユニット60が設置される室内とは別の場所)に設置される。
室外ユニット20は、主に、ユニット内配管40、筐体50、圧縮機22、四路切換弁24、室外熱交換器26、膨張機構28、アキュムレータ30、室外ファン32、ガス側閉鎖弁34、液側閉鎖弁36、ガス側接続配管35及び防炎部材90を備える(図1〜図4参照)。また、図示は省略しているが、室外ユニット20は各種センサを有する。限定するものではないが、室外ユニット20は、例えば、圧縮機22が吐出する冷媒の温度を測定するセンサ、室外熱交換器26を流れる冷媒の温度を測定するセンサ、及び室外温度を測定するセンサ等を備える。また、図示は省略しているが、室外ユニット20は、室外ユニット20の各種構成の動作を制御するための各種電気部品を有する。また、図示は省略しているが、室外ユニット20は、電気部品同士を接続する電線や、電気部品と室外ユニット20の各種構成とを接続する電線や、電気部品と各種センサとを接続する電線等を有する。
以下に、ユニット内配管40、筐体50、圧縮機22、四路切換弁24、室外熱交換器26、膨張機構28、アキュムレータ30、室外ファン32、ガス側閉鎖弁34、液側閉鎖弁36、ガス側接続配管35及び防炎部材90について説明する。
(2−1−1)ユニット内配管
ユニット内配管40は、圧縮機22、四路切換弁24、室外熱交換器26、膨張機構28、アキュムレータ30、ガス側閉鎖弁34、及び液側閉鎖弁36を含む室外ユニット20の構成の間を接続する配管である。ユニット内配管40には、吸入管41、吐出管42、第1ガス側配管43、液側配管44、及び第2ガス側配管45を含む(図1参照)。材質を限定するものではないが、ユニット内配管40は例えば銅製の配管である。
吸入管41は、圧縮機22の吸入口と四路切換弁24とを接続する配管である。吸入管41には、アキュムレータ30が設けられている。吐出管42は、圧縮機22の吐出口と四路切換弁24とを接続する配管である。第1ガス側配管43は、四路切換弁24と室外熱交換器26のガス側とを接続する配管である。液側配管44は、室外熱交換器26の液側と液側閉鎖弁36とを接続する配管である。液側配管44には、膨張機構28が設けられる。第2ガス側配管45は、四路切換弁24とガス側閉鎖弁34とを接続する配管である。
ユニット内配管40は、その一部が、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される。具体的には、ユニット内配管40の一部が、ガス側接続配管35の接続端部35aの背面近傍に配置される。なお、ガス側接続配管35の接続端部35aは、室外ユニット20の据付時に、据付現場で、ガス側冷媒連絡配管82がロウ付け接続される部位である。
ユニット内配管40は、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい影響部材の一例である。後述する防炎部材90は、特にガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されるユニット内配管40が、ロウ付け作業時の炎に悪影響を与えることを抑制する部材である。なお、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されるユニット内配管40とは、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受ける可能性のある位置に配置されるユニット内配管40である。例えば、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されるユニット内配管40は、ガス側接続配管35の接続端部35aからの距離が、ロウ付けに使用されるトーチの炎の長さよりも近い位置に配置されたユニット内配管40である。ユニット内配管40がロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい影響部材である理由を以下に説明する。
配管のロウ付け作業には、炎の温度がユニット内配管40の配管の材質の融点よりも高くなる酸素アセチレンバーナ等が加熱源としてしばしば用いられる。ロウ付け作業の炎の温度がユニット内配管40の配管の材質の融点より高い場合、ユニット内配管40がロウ付け作業の炎にさらされると、熱で溶けて穴が開く、熱で変形する等の悪影響を受けやすい。また、ユニット内配管40が配管そのものの材質よりも融点が低いロウ材で接続された接続部を有する場合、接続部がロウ付け作業の炎にさらされると、接続部は熱により更に悪影響を受けやすい。
(2−1−2)筐体
筐体50は、概ね直方体状である。筐体50は、圧縮機22、四路切換弁24、室外熱交換器26、膨張機構28、アキュムレータ30、室外ファン32、ガス側閉鎖弁34、液側閉鎖弁36及びガス側接続配管35等の室外ユニット20の各種構成を収容する。
筐体50は、第1部材51、右前板52、右後板53、天板54、底板55、及び仕切板56を含む(図2及び図3参照)。
第1部材51は、室外ユニット20の左側前方を囲む前板51a(図2参照)と室外ユニット20の左方に配置される左側板(図示せず)とが一体に形成された部材である。前板51aには円形の吹出口(図示せず)が形成されている。吹出口には、その周縁に沿うようにリング状のベルマウス(図示せず)が取り付けられている。室外ファン32が駆動されると、室外空気が室外熱交換器26の背面側及び左側面側から吸い込まれ、室外熱交換器26を通過し、前板51aの吹出口から吹き出される(図3中の空気流を示す矢印参照)。筐体50の前板51aには、後述する室外ファン32のプロペラに対する外部からの接触を防止するため防護用グリル57が取り付けられている(図2参照)。防護用グリル57は、前板51aの吹出口を覆っている。防護用グリル57には、空気を吹き出すための複数の開口部が形成されている。
筐体50の内部は、仕切板56により送風機室と機械室とに分けられている。送風機室には、主に、室外熱交換器26及び室外ファン32が配置されている。機械室には、主に、圧縮機22、四路切換弁24、膨張機構28、及びアキュムレータ30が配置されている。仕切板56は、底板55から天板54に向って延びる。また、仕切板56は、前板51aの内面側から室外熱交換器26の右端に向かって曲線状に延びている(図3参照)。仕切板56は、送風機室から機械室への風の流れ込みを抑制する。
(2−1−3)圧縮機
圧縮機22は、吸入管41を介して冷凍サイクルにおける低圧の冷媒を吸入して圧縮し、吐出管42を介して冷凍サイクルにおける高圧の冷媒を吐出する。圧縮機22は、例えば容積式圧縮機である。圧縮機22は筐体50の底板55に設置される。
(2−1−4)四路切換弁
四路切換弁24は、空調装置100の冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れ方向を切り換える。冷房運転時には、四路切換弁24は、吐出管42と第1ガス側配管43とを接続すると共に、吸入管41と第2ガス側配管45とを接続する(図1中の実線参照)。暖房運転時には、四路切換弁24は、吐出管42と第2ガス側配管45とを接続すると共に、吸入管41と第1ガス側配管43とを接続する(図1中の破線参照)。
(2−1−5)室外熱交換器
室外熱交換器26は、室外空気と内部を流れる冷媒とを熱交換させる熱交換器である。室外熱交換器26は、例えば、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器26は、冷房運転時に、冷媒から室外空気に排熱し、内部を流れる冷媒を凝縮する凝縮器として機能する。室外熱交換器26は、暖房運転時には、室外空気から冷媒に吸熱し、内部を流れる冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する。
室外熱交換器26は、仕切板56の後方側端部付近から、筐体50の背面側に沿って左方に延び、筐体50の左後方角部付近でその方向を変え、筐体50の左側板に沿って前方に延びる(図3中の一点鎖線参照)。
(2−1−6)膨張機構
膨張機構28は、液側配管44を流れる冷媒を膨張させて、冷媒の圧力や流量の調節を行う機構である。膨張機構28は、例えば、開度調整が可能な電動弁である。
(2−1−7)アキュムレータ
アキュムレータ30は、気液二相の冷媒を気相と液相とに分離する気液分離機能を有する。圧縮機22には、アキュムレータ30により分離されアキュムレータ30の上部空間に集まる気相の冷媒が供給される。
(2−1−8)室外ファン
室外ファン32は、室外熱交換器26に対して室外空気を供給するファンである。室外ファン32は、例えばプロペラファンである。室外ファン32は、室外空気を筐体50の外部(筐体50の背面側及び左側面側)から取り込む。筐体50内に取り込まれた室外空気は、室外熱交換器26を通過したのち、筐体50の前板51aに形成された吹出口(図示せず)から筐体50の外へ排出される。すなわち、室外ファン32が回転することで、概ね図3の空気流を示す矢印のように空気が移動する。
(2−1−9)ガス側閉鎖弁
ガス側閉鎖弁34は、閉鎖弁の一例である。ガス側閉鎖弁34は、ガス側接続配管35と第2ガス側配管45との連通/非連通を切り換える弁である。
ガス側閉鎖弁34は、第1ポート34a、第2ポート34b、サービスポート34c及び操作ポート34dを有する略十字形状の部材である(図5参照)。ガス側閉鎖弁34が室外ユニット20に取り付けられた状態で、第1ポート34aは下方に、第2ポート34bは後方に、サービスポート34cは上方に、操作ポート34dは前方にそれぞれ延びる。第1ポート34aには、ガス側接続配管35が接続される。第2ポート34bには、第2ガス側配管45が接続される。サービスポート34cは、空調装置100への冷媒の充填時に、配管の真空引きを行う際に用いられる。操作ポート34dの内部には、ガス側閉鎖弁34を閉鎖し、ガス側接続配管35と第2ガス側配管45とを連通しない状態にする弁棒34eが内部に配置されている。
空調装置100の運転時には、ガス側閉鎖弁34が開かれ(操作ポート34d内の弁棒34eが、ガス側接続配管35と第2ガス側配管45との連通を遮断しない状態に配置され)、第2ガス側配管45とガス側接続配管35とが連通する。空調装置100の運転時に、ガス側閉鎖弁34には主に気相の冷媒が流れる。
(2−1−10)液側閉鎖弁
液側閉鎖弁36は、液側冷媒連絡配管84と液側配管44との連通/非連通を切り換える弁である。
液側閉鎖弁36は、例えば、ガス側閉鎖弁34と同様に、4つのポートを有する略十字形状の部材である。ポートの1つには液側配管44が接続されている。他のポートの1つには、液側接続端部36aが設けられている(図1参照)。液側接続端部36aには液側冷媒連絡配管84が接続されている。本空調装置100において、液側閉鎖弁36が有する液側接続端部36aは、液側冷媒連絡配管84とフレアナット86を用いて接続される。つまり、液側閉鎖弁36が有する液側接続端部36aには、液側冷媒連絡配管84が、室外ユニット20の据付時に据付現場で、フレアナット86を用いて接続される。
空調装置100の運転時には、液側閉鎖弁36が開かれ、液側配管44と液側冷媒連絡配管84とが連通する。空調装置100の運転時に、液側閉鎖弁36には主に液相の冷媒が流れる。
なお、本実施形態では、液側接続端部36aは液側閉鎖弁36に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、室外ユニット20は、液側閉鎖弁36から延びる配管を有し、その配管の液側閉鎖弁36に接続される側とは反対側の端部に、液側冷媒連絡配管84とフレアナット86を用いて接続される液側接続端部を有していてもよい。
(2−1−11)ガス側接続配管
ガス側接続配管35は、ガス側閉鎖弁34から延びる管である。ガス側接続配管35は、その一端がガス側閉鎖弁34の第1ポート34aと接続されている。ガス側接続配管35の他端は、接続端部35aを有する。ガス側接続配管35の接続端部35aは、ガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続される。つまり、ガス側接続配管35の接続端部35aとガス側冷媒連絡配管82とは、室外ユニット20の据付時に、据付現場でロウ付け接続される。
ガス側接続配管35は、ガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業の作業性の観点から、室外ユニット20の周縁側に配置されることが好ましい。本実施形態では、ガス側接続配管35は、立方体形状の室外ユニット20の右前方の角部付近に配置される。ロウ付け作業を妨げないよう、筐体50の右前板52を外した状態において、ガス側接続配管35の前方及び右方(作業者が作業をする側)には、室外ユニット20の各種部材は配置されないことが好ましい。特に、ガス側接続配管35の接続端部35aの前方及び右方には、室外ユニット20の各種部材は配置されないことが好ましい。
ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付けは、例えば以下の様に行われる。
ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時には、少なくとも筐体50の右前板52が取り外される。その後、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置された影響部材(ユニット内配管40)をロウ付け作業時の炎から保護するために、防炎部材90がユニット内部品に装着される。室外ユニット20のユニット内部品は、室外ユニット20が有する各種部品(防炎部材90自体を除く)を意味する。ここでは、ユニット内部品としてのガス側閉鎖弁34に、防炎部材90が装着される(図4参照)。次に、ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82との接続箇所の周辺(ガス側接続配管35の接続端部35aの周辺)で、ガス側接続配管35及びガス側冷媒連絡配管82がトーチの炎で予熱される。次に、ロウ材(例えば、りん銅ロウ等)がガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82との接続箇所に押し付けられ、ロウ材をトーチの熱で溶かすことでガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付けが行われる。そして、ロウ付け作業の終了後、防炎部材90がユニット内部品から取り外される。
(2−1−12)防炎部材
防炎部材90は、ロウ付け時の炎が影響部材(本実施形態ではユニット内配管40)に悪影響を与えることを抑制する部材である。言い換えれば、防炎部材90は、影響部材をロウ付けの炎から保護する部材である。
防炎部材90は、ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、少なくともガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される。また、防炎部材90は、ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される影響部材の一例としてのユニット内配管40の近傍に配置される。少なくともガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、防炎部材90は、ガス側接続配管35の接続端部35aと、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される影響部材の一例としてのユニット内配管40との間に配置される(図7A参照)。
なお、防炎部材90は、液側接続端部36aと液側冷媒連絡配管84との接続作業時に、液側接続端部36aと、液側接続端部36aの近傍に配置される影響部材(例えばユニット内配管40)との間には配置されない。
防炎部材90は、フック部92と、本体部94と、フック部92と本体部94とを接続する接続部96と、を主に備える(図6参照)。
形状を限定するものではないが、フック部92には半円形の切欠部92aが形成され、フック部92は概ねJ字形状に形成されている(図6参照)。防炎部材90は、フック部92の切欠部92aを室外ユニット20内の各種部品(ユニット内部品)のいずれかに掛けることで、室外ユニット20に取り付け可能に構成されている。
なお、切欠部92aは、ユニット内部品の切欠部92aを掛ける部分の大きさに比べ、やや大きく形成されていることが好ましい。このようなサイズに切欠部92aを形成することで、フック部92のユニット内部品に対する掛け方(切欠部92aが掛けられるユニット内部品に対するフック部92の角度)を調整して、防炎部材90のユニット内部品への装着姿勢を調整することができる。防炎部材90は、着脱可能にユニット内部品に装着される。なお、本実施形態では、防炎部材90は、ユニット内部品の一例であるガス側閉鎖弁34に装着される。例えば、防炎部材90のフック部92がガス側閉鎖弁34の操作ポート34dに引っ掛けられることで、防炎部材90がガス側閉鎖弁34に装着される(図4参照)。なお、防炎部材90は、ガス側閉鎖弁34以外の他の部品(例えば、室外ユニット20中のフレーム)に装着されてもよい。
防炎部材90の本体部94は、ロウ付け作業時の炎が影響部材としてのユニット内配管40に悪影響を与えることを抑制する。本体部94は、例えば平板状に形成されている(図6参照)。本体部94は、防炎部材90がユニット内部品に装着された状態で鉛直方向に延びる。本体部94は、ガス側接続配管35とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、ガス側接続配管35の接続端部35aと、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されたユニット内配管40との間に配置される(図7A参照)。本体部94は、フック部92をユニット内部品の一例としてのガス側閉鎖弁34に掛けて防炎部材90を室外ユニット20に取り付けた際に、ガス側接続配管35及びこれに接続される事となるガス側冷媒連絡配管82の後方であって、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されたユニット内配管40の前方に配置される(図4参照)。防炎部材90を設けることで、ロウ付け作業時の炎が影響部材としてのユニット内配管40に直接当たることを避けることができ、ロウ付け作業時の炎がユニット内配管40に悪影響を与えることを抑制できる。なお、本体部94の配置は、影響部材の配置に応じて決定されればよい。例えば、ガス側接続配管35の接続端部35aに対して左側に、防炎部材90により保護するべきユニット内配管40が配置される場合、本体部94はガス側接続配管35の接続端部35aに対して左側に配置されることが好ましい。
なお、防炎部材90は、上記のように、ユニット内部品(ここではガス側閉鎖弁34)に対するフック部92の掛け方を調整することで、上方から見た時の本体部94の向きを変更することができる(図7A及び図7B参照)。そのため、ロウ付け作業時に、防炎部材90が作業の邪魔になることを防止しやすい。また、ロウ付け作業時に、作業の行いやすい方向から接続端部35aの周辺にトーチの炎を当てた場合にも、ユニット内配管40等の影響部材にロウ付け作業時の炎が当たることが防止されやすい。
また、防炎部材90の本体部94は、平板状に形成されていなくてもよい。例えば、本体部94は、防炎部材90がユニット内部品に装着された時に、ガス側接続配管35の接続端部35aを取り囲むように略L字状に形成されていてもよい(図8(a)参照)。また、例えば、本体部94は、防炎部材90がユニット内部品に装着された時に、ガス側接続配管35の接続端部35aを取り囲むように略U字状に形成されていてもよい(図8(b)参照)。また、例えば、本体部94は、防炎部材90がユニット内部品に装着された時に、保護される側の影響部材としてのユニット内配管40を取り囲むように略L字状に形成されていてもよい(図8(c)参照)。その他、本体部94の形状には、様々な形状を採用可能である。
接続部96は、ここでは、防炎部材90をユニット内部品に取り付けた時に、フック部92の下端から本体部94の上端へと水平方向に延びる平板状部分である(図6参照)。ただし、接続部96は、フック部92を引っ掛ける場所と、本体部94が配置されるべき場所との兼ね合いによってその形状等が変化する。
本実施形態では、防炎部材90は、平板状の1の母材に機械加工を施して制作された、フック部92と、本体部94と、接続部96とが一体に形成された部材である。ただし、これに限定されるものではなく、例えば、防炎部材90は、それぞれ別々に形成されたフック部92、本体部94、及び接続部96を、各種接合方法を利用して接合した部材であってもよい。防炎部材90が、それぞれ別々に形成されたフック部92、本体部94、及び接続部96を接合した部材である場合、フック部92、本体部94、及び接続部96の材質は、互いに異なっていてもよい。
防炎部材90は、例えば金属製である。限定するものではないが、防炎部材90には、例えば、鉄、アルミ、ステンレス等の材質を用いることができる。なお、防炎部材90は、ロウ付け作業の終了後には取り外される部材であることから、比較的安価な材質が用いられることが好ましい。
防炎部材90には、大きな力は作用せず、機械的強度は特に求められないことから、材料費削減の観点からその板圧は薄いことが好ましい。特に、防炎部材90は、人の手の力で変形可能な厚みの部材であることが更に好ましい。例えば、防炎部材90は、材質が鉄、ステンレス、アルミであれば、その厚みは0.3mm〜0.6mmであることが好ましい。このような人の手の力で変形可能な厚みの金属板を防炎部材90に用いることで、防炎部材90の本体部94が図7Aのように平板状に形成されている場合にも、必要に応じて(作業性の向上や、影響部材のより確実な保護等を目的として)、本体部94を好みの形状(例えば図8に示されているような形状)に変形することが容易である。
(2−2)室外ユニットの特徴
(A)
冷凍装置の室外/室内ユニットの一例としての本実施形態に係る空調装置100の室外ユニット20は、ガス側接続配管35と、影響部材と、防炎部材90と、を備える。本実施形態では、影響部材は、ユニット内配管40である。ガス側接続配管35は、室外ユニット20の据付時に据付現場でガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続される接続端部35aを有する。影響部材は、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい部材である。防炎部材90は、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する。
防炎部材90は、特に、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される影響部材について、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する。ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置される影響部材は、例えばガス側接続配管35の接続端部35aからの距離が、ロウ付けに使用されるトーチの炎の長さよりも近い位置に配置された影響部材である。
本実施形態に係る室外ユニット20は、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する防炎部材90を備える。そのため、影響部材は接続端部のロウ付け作業時に炎の影響を受けにくく、ユニットはロウ付け作業時に損傷しにくい。
(B)
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90は、ガス側接続配管35の接続端部35aと影響部材との間に配置される。
本実施形態では、影響部材はユニット内配管40である。防炎部材90は、特に、ガス側接続配管35の接続端部35aと、ガス側接続配管35の接続端部35aの近傍に配置されるユニット内配管40との間に配置される。
本実施形態の室外ユニット20では、ガス側接続配管35の接続端部35aと影響部材との間に防炎部材90が配置されることでロウ付け作業時に影響部材に炎が当たることが防止され、ユニットがロウ付け作業時の炎により損傷しにくい。
(C)
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90は、ユニット内部品のいずれかに着脱可能に装着される。本実施形態では、防炎部材90は、ガス側閉鎖弁34に着脱可能に装着される。
なお、ユニット内部品とは、室外ユニット20が有する各種部品(防炎部材90自体を除く)を意味する。
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90が着脱可能であるため、必要に応じて防炎部材90を他の室外/室内ユニットの据付の際に使い回すことも可能で、ユニットのコストを抑制することができる。
また、防炎部材90がユニット内に固定された部材ではないので、防炎部材90のユニットへの取り付け姿勢の調整が容易で、作業の行いやすい方向からガス側接続配管35の接続端部35aに炎を当てた場合にも、影響部材にロウ付け作業時の炎が当たることが防止されやすい。
(D)
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90は金属製である。
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90が金属製であるため、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることが防止されやすい。
(E)
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90は、人の手の力で変形可能な厚みの部材である。
例えば、防炎部材90は、材質が鉄、ステンレス、アルミ等であれば、その厚みは0.3mm〜0.6mmであることが好ましい。
本実施形態の室外ユニット20では、防炎部材90が変形可能な金属部材であるため、ロウ付け作業時にガス側接続配管35の接続端部35aに炎を当てる方向等にあわせて、影響部材に炎が当たらないように防炎部材90を変形することができる。そのため、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを防止しつつ、作業の行いやすい方向からガス側接続配管35の接続端部35a周辺に炎を当ててロウ付け作業を行うことができる。
(F)
本実施形態の室外ユニット20では、液側接続端部36aを備える。液側接続端部36aには、空調装置100の運転時に主に液相の冷媒が通過する。液側接続端部36aは、室外ユニット20の据付時に据付現場で液側冷媒連絡配管84とフレアナット86を用いて接続される。防炎部材90は、液側接続端部36aと、影響部材(液側接続端部36aの近傍に配置される影響部材(例えばユニット内配管40))との間には配置されない。
本実施形態の室外ユニット20では、液側冷媒連絡配管84とフレアナット86で接続される(つまり液側冷媒連絡配管84との接続にトーチの炎が用いられない)液側接続端部36aと、影響部材との間には、防炎部材90が配置されない。防炎部材90が不要に大きく形成されないので、ユニットのコストを抑制することができる。
(3)空調装置の室内ユニット
冷凍装置の室外/室内ユニットの他の実施形態である空調装置100の室内ユニット60について、図を参照しながら説明する。図9は、室内ユニット60の概略斜視図である。図10は、後述する室内ユニット60のガス側配管66に防炎部材190が装着された状態を模式的に描画した斜視図である。
ここでは、室内ユニット60は、空調対象空間である室内の天井に埋め込まれる、天井設置型の室内ユニットである。ただし、室内ユニット60のタイプは例示であって、室内ユニット60は、壁掛型や床置型の室内ユニットであってもよい。
室内ユニット60は、主に、筐体70、室内熱交換器62、室内ファン64、ガス側配管66、液側配管68、及び防炎部材190を備える(図1、図9、及び図10参照)。また、図示は省略しているが、室内ユニット60は各種センサを有する。限定するものではないが、室内ユニット60は、例えば、室内熱交換器62を流れる冷媒の温度を測定するセンサを備える。また、図示は省略しているが、室内ユニット60は、室内ユニット60の各種構成の動作を制御するための各種電気部品を有する。また、図示は省略しているが、室内ユニット60は、電気部品同士を接続する電線や、電気部品と室内ユニット60の各種構成とを接続する電線や、電気部品と各種センサとを接続する電線等を有する。
以下に、筐体70、室内熱交換器62、室内ファン64、ガス側配管66、液側配管68、及び防炎部材190について説明する。
(3−1−1)筐体
筐体70は、概ね直方体状である。筐体70は、室内熱交換器62、室内ファン64、ガス側配管66、及び液側配管68等の室内ユニット60の各種構成を収容する。
ガス側配管66は、ガス側冷媒連絡配管82と接続できるよう、筐体70の側板70aを貫通して筐体70の外部へと延びる(図10参照)。つまり、ガス側冷媒連絡配管82が接続されるガス側配管66の接続端部66aは、筐体70の外部に配置される。筐体70の側板70aには、ガス側配管66を下方から支持すると共に、筐体70の開口部を塞ぎ筐体70内部への異物の侵入を抑制するガス側配管固定部材72が設けられている(図10参照)。ガス側配管固定部材72は、例えば樹脂製の部材である。ガス側配管固定部材72は、影響部材の一例である。
液側配管68も、液側冷媒連絡配管84と接続できるよう、筐体70の側板70aを貫通して筐体70の外部へと延びる。つまり、液側冷媒連絡配管84が接続される液側配管68の液側接続端部68aは、筐体70の外部に配置される。筐体70の側板70aには、液側配管68を下方から支持すると共に、筐体70の開口部を塞ぎ筐体70内部への異物の侵入を抑制する液側配管固定部材(図示せず)が設けられている。液側配管固定部材は、ガス側配管固定部材72と同様の部材である。
筐体70の下面には、化粧パネル170が設けられる(図9参照)。化粧パネル170には、室内空気を筐体70の内部に吸い込む吸込グリル174で覆われた吸込口(図示せず)と、室内空気を吹き出す吹出口172とが形成されている。
(3−1−2)室内熱交換器
室内熱交換器62は、室内空気と内部を流れる冷媒とを熱交換させる熱交換器である。室内熱交換器62は、例えば、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器62は、冷房運転時に、室内空気を冷却する冷却器(内部を流れる冷媒を蒸発させる蒸発器)として機能する。室内熱交換器62は、暖房運転時には、室内空気を加熱する加熱器(内部を流れる冷媒を凝縮させる凝縮器)として機能する。
(3−1−3)室内ファン
室内ファン64は、室内熱交換器62に対して室内空気を供給し、室内熱交換器62で冷媒と熱交換を行った室内空気を室内に吹き出すためのファンである。室内ファン64は、例えば遠心式の送風機である。室内ファン64は、吸込グリル174により覆われている化粧パネル170の中央部に形成された吸込口(図示せず)から室内空気を取り込む。筐体70内に取り込まれた室内空気は、室内熱交換器62を通過したのち、化粧パネル170に形成された吹出口172から筐体70の外へ吹き出される。
(3−1−4)ガス側配管
ガス側配管66は、室内熱交換器62のガス側とガス側冷媒連絡配管82とを接続する配管である。材質を限定するものではないが、ガス側配管66は、例えば銅製の配管である。
ガス側配管66の一端は、室内熱交換器62のガス側と接続されている。ガス側配管66の他端は、接続端部66aを有する。ガス側配管66の接続端部66aは、ガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続される。つまり、ガス側配管66の接続端部66aとガス側冷媒連絡配管82とは、室内ユニット60の据付時に、据付現場でロウ付け接続される。ガス側配管66の接続端部66aは、筐体70の外部に配置されている。
ガス側配管66の接続端部66aとガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時には、筐体70の側板70aに取り付けられた後述するガス側配管固定部材72をロウ付け作業時の炎から保護するために、防炎部材190がユニット内部品に装着される。室内ユニット60のユニット内部品とは、室内ユニット60が有する各種部品(防炎部材190自体を除く)を意味する。ここでは、ユニット内部品はガス側配管66である。防炎部材190は、接続端部66aに装着される。防炎部材190は、接続端部66aよりも筐体70側に装着される。
ガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付けは、例えば以下の様に行われる。
初めに、ガス側配管66の接続端部66aの近傍に配置された影響部材(ガス側配管固定部材72)をロウ付け作業時の炎から保護するために、防炎部材190がユニット内部品(ここではガス側配管66)に装着される。次に、ガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82との接続箇所の周辺(ガス側配管66の接続端部66aの周辺)で、ガス側配管66及びガス側冷媒連絡配管82がトーチの炎で予熱される。次に、ロウ材(例えば、りん銅ロウ等)がガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82との接続箇所に押し付けられ、ロウ材をトーチの熱で溶かすことでガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付けが行われる。そして、ロウ付け作業の終了後、防炎部材190がユニット内部品から取り外される。
(3−1−5)液側配管
液側配管68は、室内熱交換器62の液側と液側冷媒連絡配管84とを接続する配管である。材質を限定するものではないが、液側配管68は、例えば銅製の配管である。
液側配管68の一端は、室内熱交換器62の液側と接続されている。液側配管68の他端は、液側接続端部68aを有する。液側配管68の液側接続端部68aは、液側冷媒連絡配管84とフレアナット(図示せず)を用いて接続される。つまり、液側配管68の液側接続端部68aと液側冷媒連絡配管84とは、室内ユニット60の据付時に、据付現場でフレアナット(図示せず)を用いて接続される。液側配管68の液側接続端部68aは、筐体70の外部に配置されている。
なお、防炎部材190は、液側配管68の液側接続端部68aと液側冷媒連絡配管84との接続作業時に、液側接続端部68aと影響部材(例えば液側配管固定部材)との間には配置されない。
(3−1−6)防炎部材
防炎部材190は、ロウ付け時の炎が影響部材(ここではガス側配管固定部材72)に悪影響を与えることを抑制する部材である。言い換えれば、防炎部材190は、影響部材をロウ付けの炎から保護する部材である。
防炎部材190は、ガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、少なくともガス側配管66の接続端部66aの近傍に配置される。また、防炎部材190は、ガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、影響部材の一例としてのガス側配管固定部材72の近傍に配置される。ガス側配管66とガス側冷媒連絡配管82とのロウ付け作業時に、防炎部材190は、ガス側配管66の接続端部66aと、影響部材の一例としてのガス側配管固定部材72との間に配置される。防炎部材190を設けることで、ロウ付け作業時の炎が影響部材としてのガス側配管固定部材72に直接当たることを避けることができ、ロウ付け作業時の炎がガス側配管固定部材72に影響を与えることを抑制できる。
防炎部材190は、板状の部材である(図10参照)。防炎部材190は、防炎部材190がユニット内部品に装着された時に、鉛直方向に延びる平板状の部材である。防炎部材190には、切欠き190aが形成されている。切欠き190aの一端は、防炎部材190の側面部に開口している(図10参照)。切欠き190aは、防炎部材190がユニット内部品としてのガス側配管66に装着された状態で、一端側の開口から略水平方向に延びた後、防炎部材190の中央付近で上方に延びる。切欠き190aの、防炎部材190がユニット内部品としてのガス側配管66に装着された状態で上方に延びる部分を、ここでは延伸部190bと呼ぶ。ガス側配管66が切欠き190aの開口から切欠き190aの開口とは反対側の端部近傍まで入り込むように防炎部材190が動かされ、ガス側配管66が延伸部190bに入り込むことで、防炎部材190は延伸部190bにおいてガス側配管66に掛けられた状態となり、防炎部材190はガス側配管66に着脱可能に装着される。
なお、防炎部材190は、室外ユニット20の防炎部材90と同様に、ユニット内部品に対する掛け方を調整することで、防炎部材190の向きを変更することができるように構成されることが好ましい。このように構成されることで、ロウ付け作業時に、防炎部材190が作業の邪魔になることを防止しやすい。また、ロウ付け作業時に、作業の行いやすい方向から接続端部66aの周辺にトーチの炎を当てた場合にも、影響部材にロウ付け作業時の炎が当たることが防止されやすい。
また、防炎部材190が、平板状に形成されていなくてもよいのは、室外ユニット20の防炎部材90と同様である。
また、防炎部材190は、平板状の1の母材に機械加工を施した部材であっても、複数の部材を接合した部材であってもよいのは、室外ユニット20の防炎部材90と同様である。
防炎部材190の材質や厚みについては、室外ユニット20の防炎部材90の材質と同様であるので、説明は省略する。
(3−2)室内ユニットの特徴
室内ユニット60についても、上記の室外ユニット20と同様に以下の特徴を有する。
本実施形態に係る冷凍装置の室外/室内ユニットの一例としての空調装置100の室内ユニット60は、ガス側配管66と、影響部材(本実施形態ではガス側配管固定部材72)と、防炎部材190と、を備える。ガス側配管66は、室内ユニット60の据付時に据付現場でガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続される接続端部66aを有する。影響部材は、ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい部材である。防炎部材190は、ロウ付け作業時の炎が影響部材に悪影響を与えることを抑制する。
さらに、本実施形態に係る室内ユニット60は、(2−2)室外ユニットの特徴で説明した(B)〜(F)と同様の特徴を有する。
(4)変形例
上記実施形態に係る冷凍装置の室外/室内ユニット(空調装置100の室外ユニット20及び室内ユニット60)の変形例を示す。なお、変形例は互いに矛盾しない範囲で適宜組み合わされてもよい。
(4−1)変形例A
上記実施形態の空調装置100の室外ユニット20において、ガス側接続配管35の接続端部35aにガス側冷媒連絡配管82がロウ付け接続される際に防炎部材90によりロウ付けの炎から保護される影響部材は、ユニット内配管40である。また、上記実施形態の空調装置100の室内ユニット60において、ガス側配管66の接続端部66aにガス側冷媒連絡配管82がロウ付け接続される際に防炎部材190によりロウ付けの炎から保護される影響部材は、ガス側配管固定部材72である。ただし、影響部材は、ユニット内配管40や、ガス側配管固定部材72に限定されるものではない。
例えば、防炎部材90,190によりロウ付けの炎から保護される影響部材は、高温にさらされることで故障しやすい各種センサ及び各種電気部品や、ロウ付けの炎より融点の低い樹脂で被覆された電線等であってもよい。
(4−2)変形例B
上記実施形態の空調装置100の室外ユニット20は、ガス側冷媒連絡配管82とガス側接続配管35の接続端部35aとのロウ付け作業時の炎から影響部材(ユニット内配管40)を保護する防炎部材90を有する。防炎部材90は、ガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続されるガス側接続配管35の接続端部35aと、接続端部35aの近傍の影響部材との間に配置される。また、上記実施形態の空調装置100の室内ユニット60は、ガス側冷媒連絡配管82とガス側配管66の接続端部66aとのロウ付け作業時の炎から影響部材(ガス側配管固定部材72)を保護する防炎部材190を有する。防炎部材190は、ガス側冷媒連絡配管82とロウ付け接続されるガス側配管66の接続端部66aと、接続端部66aの近傍の影響部材との間に配置される。ただし、防炎部材90,190は、上記以外の目的で、上記以外の場所に配置されてもよい。
例えば、室外ユニット20の据付時に、据付現場で、液側冷媒連絡配管84と液側閉鎖弁36から延びる配管の液側接続端部とがロウ付け接続される場合には、防炎部材90は、液側閉鎖弁36から延びる配管の液側接続端部と、その液側接続端部の近傍の影響部材との間にも配置されることが好ましい。また、例えば、室内ユニット60の据付時に、据付現場で、液側冷媒連絡配管84と液側配管68の液側接続端部68aとがロウ付け接続される場合には、防炎部材190は、液側配管68の液側接続端部68aと、液側接続端部68aの近傍の影響部材との間にも配置されることが好ましい。
なお、室外ユニット20が、ガス側冷媒連絡配管82と接続端部35aとのロウ付け作業時の炎から影響部材を保護する防炎部材90と、液側冷媒連絡配管84と液側接続端部とのロウ付け作業時の炎から影響部材を保護する防炎部材90とを有する場合、防炎部材90は、一体に形成された単一の部材であってもよいし、複数の部材であってもよい。室内ユニット60の防炎部材190についても同様である。
(4−3)変形例C
上記実施形態では、防炎部材90,190はユニット内部品に着脱可能に装着される部材であるが、これに限定されるものではない。防炎部材90,190は、ユニット内部品に固定された部材(取り外しを前提としていない部材)であってもよい。
ただし、防炎部材90,190を着脱可能とすることで、防炎部材90,190を他の冷凍装置の室外/室内ユニットでも使用することができ、防炎部材90,190の取り外しを前提としない場合に比べ、冷凍装置の室外/室内ユニットのコストを抑制できる。また、防炎部材90,190を着脱可能な部材とすることで、冷凍装置の室外/室内ユニットの組立時に防炎部材90,190を固定する作業を省略でき、冷凍装置の室外/室内ユニットの組立工程の増加を抑制することができる。
(4−4)変形例D
上記実施形態では、防炎部材90,190は金属製であるが、防炎部材90,190の材質は金属に限定されるものではない。ただし、防炎部材90,190には、溶融温度が比較的高い(容易に溶けることが無い)材質が用いられることが好ましい。また、防炎部材90,190には、難燃性・防炎性の材質が用いられることが好ましい。例えば、防炎部材90,190は、セラミック製であってもよい。
(4−5)変形例E
上記実施形態では、防炎部材90,190は人の手の力で変形可能な部材であるが、これに限定されるものではない。防炎部材90は、人の手の力で容易に変形しない剛性の高い部材であってもよい。
本発明は、据付現場で冷媒連絡配管とロウ付け接続される配管を備えた冷凍装置の室外/室内ユニットに広く適用でき有用である。
20 室外ユニット(冷凍装置の室内/室外ユニット)
35 ガス側接続配管(配管)
35a 接続端部
36a 液側接続端部
40 ユニット内配管(影響部材)
60 室内ユニット(冷凍装置の室内/室外ユニット)
66 ガス側配管(配管)
66a 接続端部
68a 液側接続端部
72 ガス側配管固定部材(影響部材)
82 ガス側冷媒連絡配管(冷媒連絡配管)
84 液側冷媒連絡配管(冷媒連絡配管)
86 フレアナット
90,190 防炎部材
100 空調装置(冷凍装置)
特開2014−81160号公報

Claims (6)

  1. 冷凍装置(100)の室外/室内ユニットであって、
    室外/室内ユニットの据付時に据付現場で冷媒連絡配管(82,84)とロウ付け接続される接続端部(35a,66a)を有する配管(35,66)と、
    ロウ付け作業時の炎により悪影響を受けやすい影響部材(40,72)と、
    ロウ付け作業時の炎が前記影響部材に悪影響を与えることを抑制する防炎部材(90,190)と、
    を備えた、冷凍装置の室外/室内ユニット(20,60)。
  2. 前記防炎部材は、前記接続端部と前記影響部材との間に配置される、
    請求項1に記載の冷凍装置の室外/室内ユニット。
  3. 前記防炎部材は、ユニット内部品のいずれかに着脱可能に装着される、
    請求項1又は2に記載の冷凍装置の室外/室内ユニット。
  4. 前記防炎部材は、金属製である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍装置の室外/室内ユニット。
  5. 前記防炎部材は、人の手の力で変形可能な厚みの部材である、
    請求項4に記載の冷凍装置の室外/室内ユニット。
  6. 冷凍装置の運転時に主に液相の冷媒が通過し、室外/室内ユニットの据付時に据付現場で液側冷媒連絡配管(84)とフレアナット(86)を用いて接続される液側接続端部(36a,68a)、
    を更に備え、
    前記防炎部材は、前記液側接続端部と前記影響部材との間には配置されない、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の冷凍装置の室外/室内ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019225689A1 (ja) 2018-05-25 2019-11-28 株式会社Nttドコモ ユーザ端末及び無線通信方法

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