JP2018111742A - 顔料分散液、水性インクジェットインク、及び顔料分散液の製造方法 - Google Patents

顔料分散液、水性インクジェットインク、及び顔料分散液の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顔料であるPY−155が水性の分散媒体中に微細に分散されているとともに、粒子径の増大や顔料の沈降などが生じにくく、分散安定性に優れた水性インクジェットインク用の顔料分散液を提供する。【解決手段】顔料、顔料分散剤、水、及び有機溶剤を含有する水性インクジェットインク用の顔料分散液である。顔料が、C.I.ピグメントイエロー155であり、顔料分散剤が、その構造中にカルボキシ基を有するポリマーのナトリウム中和塩であり、下記一般式(1)(Xの少なくとも一つはO-Na+である)で表される顔料誘導体をさらに含有する。【選択図】なし

Description

本発明は、顔料分散液、水性インクジェットインク、及び顔料分散液の製造方法に関する。
インクジェットプリンタは、その高機能化により、個人用、事務用、及び業務用の他、記録用、カラー表示用、及びカラー写真用などの多岐の用途にわたって使用されるようになっている。また、インクジェット記録用のインク(インクジェットインク)については、記録される画像の鮮明性、色の冴え、及び色濃度などの向上を図るため、色材として配合する顔料粒子の微細化が進んでいる。さらに、顔料の色については、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色だけでなく、これらのライト色や、グリーン色、オレンジ色、レッド色、及びブルー色などが加わり、高色域表現が実現されるようになってきている。
なかでも、イエロー色を呈するインクには、発色性、濃度、彩度、及び色表見範囲等の観点から、アゾ系顔料であるC.I.ピグメントイエロー(以下、単に「PY」とも記す)74が主として用いられている(特許文献1)。但し、PY−74を用いたインクは、吐出安定性や画像の耐光性がさほど良好ではないといった課題を有していた。このため、例えばPY−155などのPY−74以外のアゾ系顔料が用いられている(特許文献2及び3)。
特開2008−063524号公報 特開2007−113016号公報 特開2007−262382号公報
しかしながら、PY−155は水性の分散媒体中に分散させにくい難分散性の顔料であるため、微細な粒子状に分散させた顔料分散液を調製することは困難であった。また、調製した顔料分散液については、顔料の分散粒子径が経時的に増大するなど、分散安定性が良好ではないといった課題を有するものであった。
本発明はこのような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、顔料であるPY−155が水性の分散媒体中に微細に分散されているとともに、粒子径の増大や顔料の沈降などが生じにくく、分散安定性に優れた水性インクジェットインク用の顔料分散液を提供することにある。また、本発明の課題とするところは、上記の顔料分散液を用いた水性インクジェットインク、及び上記の顔料分散液の製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明によれば、以下に示す顔料分散液が提供される。
[1]顔料、顔料分散剤、水、及び有機溶剤を含有する水性インクジェットインク用の顔料分散液であって、前記顔料が、C.I.ピグメントイエロー155であり、前記顔料分散剤が、その構造中にカルボキシ基を有するポリマーのナトリウム中和塩であり、下記一般式(1)で表される顔料誘導体をさらに含有する顔料分散液。
Figure 2018111742
(前記一般式(1)中、Xは、それぞれ独立に、OH、OCH3、又はO-Na+を表し、少なくとも一つはO-Na+である)
[2]前記顔料100質量部に対する、前記顔料誘導体の含有量が、0.5〜3質量部である前記[1]に記載の顔料分散液。
[3]前記顔料100質量部に対する、前記顔料分散剤の含有量が、5〜30質量部であり、前記ポリマーが、芳香族ビニルモノマーユニット(a)10〜30質量%、メタクリル酸ユニット(b)10〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステルユニット(c)30〜70質量%、及びその他のモノマーユニット(d)10〜20質量%を含む、数平均分子量10,000〜30,000のポリマーであり、前記ユニット(c)を構成する(メタ)アクリル酸エステルが、(メタ)アクリル酸C1〜C12アルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、及び(メタ)アクリル酸ベンジルエステルの少なくともいずれかであり、前記ユニット(d)を構成するその他のモノマーが、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリ(n=2)エチレングリコールモノメタクリレート、及びポリ(n=2以上)エチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートの少なくともいずれかである前記[1]又は[2]に記載の顔料分散液。
[4]前記有機溶剤の含有量が、20質量%以下である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の顔料分散液。
[5]前記有機溶剤が、少なくとも三種の有機溶剤を含み、前記三種の有機溶剤が、下記[群A]より選択される少なくとも一種、下記[群B]より選択される少なくとも一種、及び下記[群C]より選択される少なくとも一種である前記[1]〜[4]のいずれかに記載の顔料分散液。
[群A]:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル
[群B]:プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル
[群C]:プロピレングリコール、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール、2−ピロリドン
また、本発明によれば、以下に示す水性インクジェットインクが提供される。
[6]前記[1]〜[5]のいずれかに記載の顔料分散液を含有する水性インクジェットインク。
さらに、本発明によれば、以下に示す顔料分散液の製造方法が提供される。
[7]前記[1]〜[5]のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法であって、前記顔料と前記顔料分散剤を水中で混合した後、60℃以上に加熱する工程を有する顔料分散液の製造方法。
本発明によれば、顔料であるPY−155が水性の分散媒体中に微細に分散されているとともに、粒子径の増大や顔料の沈降などが生じにくく、分散安定性に優れた水性インクジェットインク用の顔料分散液を提供することができる。また、本発明によれば、上記の顔料分散液を用いた、分散安定性及び吐出安定性に優れているとともに、記録ヘッドを構成する部材が損傷しにくく、発色性に優れた画像を記録することが可能な水性インクジェットインクを提供することができる。さらに、本発明によれば、上記の顔料分散液の製造方法を提供することができる。
<顔料分散液>
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明の顔料分散液は、顔料、顔料分散剤、水、及び有機溶剤を含有する水性インクジェットインク用の顔料分散液である。そして、顔料が、C.I.ピグメントイエロー155であり、顔料分散剤が、その構造中にカルボキシ基を有するポリマーのナトリウム中和塩である。さらに、下記一般式(1)で表される顔料誘導体をさらに含有する。
Figure 2018111742
(前記一般式(1)中、Xは、それぞれ独立に、OH、OCH3、又はO-Na+を表し、少なくとも一つはO-Na+である)
顔料として用いられるPY−155の構造は、下記式(2)で表される。
Figure 2018111742
PY−155の製造(合成)方法、不純物含有量、粒子径、表面処理法、整粒処理などについては特に制限されず、上記式(2)で表される構造を有する化合物を主成分とする顔料であればよい。PY−155は、例えば、水系溶媒中、ジアゾ化ジメチル2−アミノテレフタレートと1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンとをアゾカップリングして得た粗顔料粒子を粒子成長させたり、結晶化させたりすること等によって製造することができる。必要に応じて、無機塩をメディアとして用いたニーダー等により微粒子化又は整粒化したものを用いることもできる。また、ロジンなどで表面処理してあってもよい。さらには、PY−155とその他の顔料との混晶や、PY−155とその他の顔料との複合化顔料を用いることもできる。その他の顔料としては、PY−74、PY−75、PY−83、PY−139、PY−180、PY−181、PY−191などイエロー顔料を挙げることができる。
PY−155の構造中に4つのメトキシカルボニル基(エステル基)があるため、アルカリ条件下で加水分解しやすい。このため、PY−155のメトキシカルボニル基の少なくとも一部を加水分解してカルボキシ基とし、さらにナトリウム塩としたものが、本発明の顔料分散液に用いる顔料誘導体(シナジスト)である。
本発明の顔料分散液に用いる顔料誘導体は、その構造中にNaで中和されたカルボキシ基(−COONa)を有する。カルボキシ基ではなく、スルホン酸基であると、水への溶解性が高いために顔料にうまく吸着しにくいと考えられる。本発明の顔料分散液に用いる顔料誘導体は、酸性度の低い−COONa基を有するため、顔料への吸着性を維持しつつ、顔料の分散安定性を向上させることができる。
また、顔料誘導体中のカルボキシ基の中和剤はナトリウム(Na)である。中和剤がアンモニアや有機アミンであると、顔料の分散安定性が不足する。これは、アンモニアや有機アミンは水中でのイオン解離が不足してしまい、顔料の分散安定性に寄与しにくいためであると考えられる。また、中和剤がリチウムやカリウムであると、顔料の分散安定性は向上するが、プリンタの記録ヘッドを構成する部材が劣化しやすくなる場合がある。
顔料分散液中の一般式(1)で表される顔料誘導体の含有量は、顔料100質量部に対して、0.5〜3質量部であることが好ましく、1〜2.5質量部であることがさらに好ましい。顔料誘導体の含有量が0.5質量部未満であると、量が少なすぎるために、顔料誘導体を用いて得られる効果がやや不足することがある。一方、顔料誘導体の含有量が3質量部超であると、顔料の粒子表面の親水性が高まりすぎることがある。このため、顔料分散剤の吸着が阻害されやすくなり、分散安定性がやや不足することがある。さらに、顔料誘導体自体の色が顕在化しやすくなる場合がある。
本発明の顔料分散液に用いる顔料分散剤は、その構造中にカルボキシ基を有するポリマーのナトリウム中和塩である。ポリマーの構造は、ランダム、ブロック、及びグラフトのいずれであってもよい。ポリマーの種類としては、スチレンアクリル系ポリマー、スチレンアクリルメタクリル系ポリマー、アクリル系ポリマー、メタクリル系ポリマー、スチレンメタクリル系ポリマー、スチレンマレイン酸系ポリマー、スチレンアクリルマレイン酸系ポリマーなどを挙げることができる。なかでも、芳香族ビニルモノマーユニット(a)10〜30質量%、メタクリル酸ユニット(b)10〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステルユニット(c)30〜70質量%、及びその他のモノマーユニット(d)10〜20質量%を含むポリマーを用いることが好ましい。
芳香族ビニルモノマーユニット(a)は、顔料との親和性、特にπ−πスタッキング作用による吸着とポリマーの硬質性を出すユニットである。ユニット(a)を構成する芳香族ビニルモノマー(a’)としては、スチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、ビニルエチルベンゼン、ビニルナフタレン、α−メチルスチレン、ビニルジフェニル、ビニルクメン、ビニルアントラセン、クロロメチルスチレン、ヒドロキシメチルスチレン、スチレンスルホン酸及びその塩、ジアルキルアミノメチルスチレンなどを挙げることができる。ポリマー中のユニット(a)の含有量は、10〜30質量%であることが好ましく15〜20質量%であることがさらに好ましい。ユニット(a)の含有量が10質量%未満であると、顔料分散性がやや不足することがある。一方、ユニット(a)の含有量が30質量%超であると、凝集性が強すぎることがあり、顔料分散剤が十分に乳化又は分散しにくくなる場合がある。
メタクリル酸ユニット(b)は、カルボキシ基を有するユニットである。このカルボキシ基が水酸化ナトリウムで中和されてナトリウム塩となり、水性媒体中でイオンとなって顔料分散剤を水溶性にしている。ポリマー中のユニット(b)の含有量は、10〜20質量%であることが好ましく、11〜16質量%であることがさらに好ましい。ユニット(b)の含有量が10質量%未満であると、水溶性が不足しやすく、顔料の分散性がやや不十分になる場合がある。一方、ユニット(b)の含有量が20質量%超であると、顔料分散剤の親水性が高まりすぎることがある。このため、顔料粒子から脱離しやすくなることがある。
(メタ)アクリル酸エステルユニット(c)は疎水性のユニットであり、疎水性相互作用により顔料との吸着が期待されるユニットである。ポリマー中のユニット(c)の含有量は、30〜70質量%であることが好ましい。ユニット(c)を構成する(メタ)アクリル酸エステル(c’)としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸テトラデシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシルなどの(メタ)アクリル酸の低級脂肪族アルコールエステル;(メタ)アクリル酸シクロへキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸エチルシクロヘキシルなどの(メタ)アクリル酸の脂環族アルコールエステルなどを挙げることができる。なかでも、(メタ)アクリル酸C1〜C12アルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、及び(メタ)アクリル酸ベンジルエステルの少なくともいずれかを用いることが好ましい。
その他のモノマーユニット(d)は、中和されたカルボキシ基よりも水溶性は低いが、ポリマーの親水性化に寄与するユニットであると考えられる。また、水素結合による吸着作用を示すユニットである。ユニット(d)を構成するその他のモノマー(d’)としては、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリ(n=2)エチレングリコールモノメタクリレート、及びポリ(n=2以上)エチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートの少なくともいずれかを用いることが好ましい。また、ポリマー中のユニット(d)の含有量は、10〜20質量%であることが好ましく、12〜16質量%であることがさらに好ましい。ユニット(d)の含有量が10質量%未満であると、親水性を向上させる効果がやや不足することがある。一方、ユニット(d)の含有量が20質量%超であると、水との親和性が高まり過ぎて、粘度が高くなることがある。
顔料分散剤を構成するポリマーは、従来公知のラジカル重合方法により各モノマーを重合することで製造することができる。溶液重合においては、従来公知のリビング/コントロールラジカル重合法を使用してもよい。具体的には、テトラメチルピペリジニルオキサイドなどのニトロキサイドを使用する方法;銅などの金属と窒素原子を有する化合物の金属錯体を使用する原子移動ラジカル重合方法;ジチオカルボン酸エステルなどを使用する可逆的付加解裂型連鎖移動重合方法;コバルト、テルル、ビスマス、リン化合物、ヨウ素化合物を使用する方法などがある。
顔料分散剤を構成するポリマーは、溶液重合によって製造することが好ましい。溶液重合の際に使用する溶剤としては水溶性有機溶剤が好ましい。重合完了後には、水酸化ナトリウムの水溶液などで中和して形成されたポリマーを水に溶解させる。水溶性有機溶剤が水に溶解するので、水酸化ナトリウムの水溶液などを加えた際に水溶性有機溶剤が水と混和し、顔料分散剤の水溶液を得ることができる。
溶液重合の際に用いる水溶性有機溶剤としては、アルコール系、グリコール系、アミド系、尿素系、カーボネート系の溶剤が好ましい。水溶性有機溶剤の具体例としては、エチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルジアセトンアルコール、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、γ−ブチロラクトン、N−メチル−2−ピロリドン、γ−バレロラクトン、1,2−ペンタンジオール、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、1,3−プロパンジオール、トリエチレングリコールジメチルエーテル、1,2−ヘキサンジオール、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,4−ブタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、エチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、炭酸プロピレン、1,5−ペンタンジオール、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、1,2−オクタンジオール、炭酸エチレン、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、2−ピロリドン、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、2,5,8,11−テトラメチル−6−ドテシン−5,8−ジオール、ジグリセリン、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシル、チオジグリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビトール、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、N−ヒドロキシエチルピロリドン、テトラエチレングリコール、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、1,2,6−ヘキサントリオール、トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル、トリプロピレングリコールなどを挙げることができる。
なかでも、下記[群A]より選択される少なくとも一種と、下記[群B]より選択される少なくとも一種と、を含有する、二種以上の水溶性有機溶剤の混合溶剤を用いて溶液重合することが好ましい。これらの水溶性有機溶媒は、そのままインクジェットインク用の有機溶剤として使用することができる。このため、重合後に溶媒置換したり、溶媒除去したりする必要がないために好ましい。
[群A]:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル
[群B]:プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル
重合開始剤としては、例えば、アゾ系開始剤の2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,2,4−トリメチルペンタン)、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−〔1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル〕プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−〔1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチル〕プロピオンアミド}などのアゾ系開始剤;過酸化ベンゾイル、ラウリルパーオキサイドなどの過酸化物系開始剤を用いることができる。重合開始剤の使用量は、モノマーの0.1〜5質量%とすることが好ましい。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定されるポリスチレン換算のポリマーの数平均分子量は、10,000〜30,000であることが好ましく、13,000〜26,000であることがさらに好ましい。ポリマーの数平均分子量が10,000未満であると、顔料の分散安定性がやや不足することがある。一方、ポリマーの数平均分子量が30,000超であると、分子量が大きすぎるために、複数の顔料粒子を吸着させて凝集させやすくなる傾向にあるとともに、顔料分散液やインクの粘度が高くなることがある。
上記のポリマーのカルボキシ基をナトリウムで中和した塩(ポリマーのナトリウム(Na)塩)を、顔料分散剤として用いることができる。リチウム塩やカリウム塩であると、プリンタの記録ヘッドやカートリッジを構成する部材にアタックしやすく、部材が劣化しやすくなる場合がある。また、アンモニア塩や有機アミン塩であると、顔料分散性が不足することがある。ポリマーのカルボキシ基を中和するナトリウム源としては、水酸化ナトリウムの他、ナトリウムアルコキシド、炭酸ナトリウムなどのナトリウム塩の塩基を用いることもできる。
弱酸のカルボキシ基と強アルカリのナトリウムとの中和塩である顔料分散剤の溶液を、PY−155と混合すると、PY−155の少なくとも一部が加水分解して一般式(1)で表される顔料誘導体が形成され、良好な顔料分散性を示すと考えられる。ポリマーのカルボキシ基をナトリウムで中和するには、例えば、重合して得られたポリマー溶液に水酸化ナトリウムの水溶液などを添加すればよい。水酸化ナトリウムの添加量は、例えば、カルボキシ基に対して80〜105モル%、好ましくは90〜100モル%である。
本発明の顔料分散液は、有機溶剤を含有する。顔料分散液中の有機溶剤の含有量は、20質量%以下であることが好ましい。有機溶剤の含有量が20質量%超であると、顔料誘導体や顔料分散剤が顔料から脱離しやすくなることがある。有機溶剤は水溶性であることが好ましい。有機溶剤は、少なくとも三種の有機溶剤を含むことが好ましく、これらの三種の有機溶剤は、下記[群A]より選択される少なくとも一種、下記[群B]より選択される少なくとも一種、及び下記[群C]より選択される少なくとも一種であることが好ましい
[群A]:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル
[群B]:プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル
[群C]:プロピレングリコール、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール、2−ピロリドン
[群A]と[群B]に属する有機溶剤は、顔料分散剤を構成するポリマーを溶液重合する際の重合溶媒として好適に用いられる溶剤である。[群A]に属する有機溶剤は、主として、液媒体への顔料の濡れ性を改良するため、顔料分散剤の水への親和性を補助するため、及びインクの乾燥を防止するため(沸点が高いため)に用いられる。[群A]に属する有機溶剤の量は、有機溶剤全体を基準として、0.5〜5質量%とすることが好ましい。
[群B]に属する有機溶剤は、主として、インク液滴のレベリング性や表面張力を調整するために用いられる。[群B]の属する有機溶剤は、有害性大気汚染物質(hazardous air pollutants:HAPs)ではない、環境に配慮されたプロピレングリコール系の溶剤である。また、[群C]に属する有機溶剤は、主として、記録ヘッドの乾燥防止、粘度の調整、及び紙などの記録媒体への浸透制御のために用いられる。
<顔料分散液の製造方法>
本発明の顔料分散液は、従来公知の方法により、上記の材料を使用して製造することができる。例えば、顔料の合成時、整粒時、微粒子化時、又は粉砕時に一般式(1)で表される顔料誘導体を添加することで、顔料誘導体で粒子表面が処理された顔料(処理顔料)を得ることができる。より具体的には、一般式(1)で表される顔料誘導体、顔料、及び水を混合撹拌して均一化した後、酸を添加して一般式(1)中のナトリウム塩(−COONa)を中和してカルボキシ基(−COOH)とすることで、顔料誘導体を顔料に吸着させて処理顔料を得ることができる。次いで、得られた処理顔料と顔料分散剤を混合すれば、イオン交換によって顔料誘導体がナトリウム塩化するとともに、顔料分散剤により顔料が分散されて、顔料分散液を得ることができる。
なかでも、顔料(PY−155)と顔料分散剤を水中で混合した後、60℃以上(好ましくは70℃以上)に加熱することで、PY−155のメトキシカルボニル基の少なくとも一部を加水分解して一般式(1)で表される顔料誘導体を生成させながら、顔料を顔料分散剤で分散させて顔料分散液を得ることができる。このような方法によれば、顔料誘導体を予め合成する必要がないため、顔料分散液の製造工程を少なくすることができるために好ましい。
弱酸と強塩基の中和塩である顔料分散剤を水に溶解させると、いわゆる緩衝液としての性質を示す弱アルカリ性の液体となる。すなわち、顔料分散剤の水溶液とPY−155を混合して加熱すると、PY−155のメトキシカルボニル基の少なくとも一部が加水分解され、一般式(1)で表される顔料誘導体が生成し、本発明の顔料分散液が得られると考えられる。加熱後は、そのまま後処理して顔料分散液とすることができる。なかでも、加熱後に再度分散させて顔料分散液とすることが好ましい。
顔料100質量部に対する顔料分散剤の含有量は、5〜30質量部とすることが好ましく、10〜18質量部とすることがさらに好ましい。顔料分散剤の含有量が、顔料100質量部に対して5質量部未満であると、得られる顔料分散液の分散安定性がやや不足することがある。一方、顔料分散剤の含有量が30質量部超であると、顔料の分散に寄与しない顔料分散剤の影響により、顔料分散液の粘度が上昇しやすくなることがある。また、顔料分散液中の顔料の含有量は、通常5〜25質量%であり、好ましくは10〜20質量%である。
顔料(PY−155)や、顔料誘導体で処理された顔料(処理顔料)は、合成及び顔料化後かつ乾燥前の水ペーストの状態で用いてもよく、乾燥及び粉砕したものを用いてもよい。なかでも、粉砕の必要がなく、顔料が凝集せずに一次粒子の状態で含まれている水ペーストを用いることが好ましい。また、ソルトミリング法などの従来公知の方法により一次粒子径を調整した顔料を用いることが好ましい。顔料分散液中の顔料の分散平均粒子径は、インクの発色性や印字品質、及びインク中の顔料の沈降性を考慮すると、150nm以下であることが好ましい。分散機に用いる粉砕メディアのサイズを小さくする、粉砕メディアの充填率を大きくする、分散処理時間を長くする、吐出速度を遅くする、粉砕後フィルターや遠心分離機などで分級するなどの手法により、顔料の分散平均粒子径を所望の範囲内とすることができる。
顔料分散液には、その他の材料を含有させることができる。その他の材料としては、界面活性剤、レベリング剤、防腐剤、染料、紫外線吸収剤、保湿剤、被膜成分であるバインダー成分などを挙げることができる。界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤などを用いることができる。バインダー成分としては、ポリウレタンディスパージョンなどのポリマーディスパージョン;スチレンアクリルエマルジョンなどのエマルジョン;を用いることが好ましい。
調製した顔料分散液はそのまま使用してもよいが、遠心分離機、超遠心分離機、又は濾過機などで処理して僅かに存在する粗大粒子を除去することが、顔料分散液の信頼性を高める上で好ましい。
<水性インクジェットインク>
本発明の顔料分散液を用いれば、水性インクジェットインクを得ることができる。すなわち、本発明の水性インクジェットインク(以下、単に「インク」とも記す)は、上述の顔料分散液を含有する。本発明のインクの製造方法、添加する材料の種類、及び使用方法などは特に限定されない。
本発明のインクは、水を含有する水性インクである。インク中の顔料の含有量は、0.5〜30質量%であることが好ましく、4〜10質量%であることがさらに好ましい。顔料の含有量が0.5質量%未満であると、印字濃度を確保しにくくなることがある。一方、顔料の含有量が30質量%超であると、インクの粘度が上昇しやすく、記録ヘッドからの吐出安定性がやや低下することがある。なお、インクには、界面活性剤、防腐剤、バインダー成分、pH調整剤、消泡剤、染料、及び保湿剤などをさらに含有させることができる。
インクの表面張力は、20〜40mN/mであることが、インクジェット方式で印字するドット径を最適な幅に広げることができるために好ましい。インクの粘度は、2〜10mPa・sであることが好ましい。また、インクのpHは、7〜10であることが好ましい。
本発明のインクは、民生用、産業用、捺染用などの水性インクジェットプリンタに適用することができる。記録媒体としては、普通紙、光沢紙、マット紙、フィルム、繊維、金属などの多様な材料からなるものを用いることができる。フィルムの材質としては、PETなどのポリエステル;塩化ビニルなどを挙げることができる。繊維の材質としては、綿、ポリエステルなどを挙げることができる。また、金属としては、アルミニウムなどを挙げることができる。なお、本発明のインクは、インクジェット用だけでなく、例えば、水系の塗料、インク、文具などの被膜形成が必要な分野にも用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の「部」及び「%」は、特に断らない限り質量基準である。
<ポリマー(顔料分散剤)の合成>
(合成例1:ランダムコポリマーRP−1)
撹拌機、逆流コンデンサー、及び温度計を取り付けた反応容器に、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(BTG)52.2部、及びプロピレングリコールモノメチルエーテル(MPG)52.2部を入れて75℃に加熱した。また、別容器に、スチレン(St)20部、メタクリル酸(MAA)10部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEMA)20部、メタクリル酸メチル(MMA)15部、メタクリル酸エチル(EMA)15部、メタクリル酸2−エチルヘキシル(2EHMA)20部、及び2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(AIBN)4部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/3量を反応容器内に添加後、残りの2/3量を1.5時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から3.5時間重合した後、AIBN0.5部を添加し、85℃に加熱してさらに2時間重合した。また、別容器に、水酸化ナトリウム(NaOH)4.7部及び水47.5部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、ランダムコポリマーRP−1の溶液(ポリマー溶液)を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は41.5%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したランダムコポリマーRP−1の数平均分子量(Mn)は16,400であり、分子量分布(PDI)は1.96であった。なお、ポリマー溶液の固形分は、分散液の一部をアルミ皿に取り、真空乾燥器を使用して150℃で3時間乾燥した後の質量から算出した。以下、同様の方法により分散液の固形分を測定した。
(合成例2:ランダムコポリマーRP−2)
合成例1で使用した反応容器と同様の反応容器に、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(BDG)41.2部、及びMPG61.8部を入れて75℃に加熱した。また、別容器に、St20部、MAA15部、HEMA15部、MMA15部、EMA15部、2EHMA20部、及びAIBN2.5部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/2量を反応容器内に添加後、残りの1/2量を1.5時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から3.5時間重合した後、AIBN0.5部を添加し、85℃に加熱してさらに3時間重合した。また、別容器に、NaOH7.1部及び水44.4部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、ランダムコポリマーRP−2の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は41.2%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したランダムコポリマーRP−2のMnは25,300であり、PDIは2.09であった。
(合成例3:ランダムコポリマーRP−3)
合成例1で使用した反応容器と同様の反応容器に、BDG20.6部、及びトリプロピレングリコールモノメチルエーテル(MPTG)82.4部を入れて72℃に加熱した。また、別容器に、St20部、MAA15部、ポリエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレート(PME200、分子量:200)15部、MMA15部、EMA15部、2EHMA20部、及びAIBN4部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/2量を反応容器内に添加後、残りの1/2量を1.5時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から5.5時間重合した後、AIBN0.5部を添加し、90℃に加熱してさらに2.5時間重合した。また、別容器に、NaOH7.1部及び水44.4部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、ランダムコポリマーRP−3の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は42.2%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したランダムコポリマーRP−3のMnは23,300であり、PDIは1.93であった。
(合成例4:グラフトポリマーGP−1)
合成例1で使用した反応容器と同様の反応容器に、BDG100部、MPTG100部、MAA20部、MMA10部、EMA10部、2EHMA59部、エチル−2−(α−ブロモメチル)アクリレート(EBMA)1部、及び2,2’−アゾビス(イソ酪酸)ジメチル(V−601)0.1部を入れ、窒素バブリングしながら75℃で3時間重合した。V−601 0.1部を添加し、さらに5時間重合してポリマーMM−1の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は33.3%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したポリマーMM−1のMnは12,200であり、PDIは1.72であった。
同様の反応容器に、ポリマーMM−1の溶液150部を入れて80℃に加熱した。また、別容器に、St25部、アクリル酸2−エチルヘキシル(2EHA)20部、HEMA5部、及びt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノアート(PBO)1部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/2量を反応容器内に添加後、残りの1/2量を1時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から4時間重合した後、PBO0.5部を添加し、90℃に加熱してさらに5時間重合した。また、別容器に、NaOH4.7部及び水47.2部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、グラフトポリマーGP−1の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は40.3%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したグラフトポリマーGP−1のMnは25,200であり、PDIは2.07であった。
(比較合成例1:ランダムコポリマーRP−R1)
合成例1で使用した反応容器と同様の反応容器に、BDG52.2部及びMPG52.2部を入れて75℃に加熱した。また、別容器に、St20部、MAA10部、HEMA20部、MMA15部、EMA15部、2EHMA20部、及びAIBN4部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/3量を反応容器内に添加後、残りの2/3量を1.5時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から3.5時間重合した後、AIBN0.5部を添加し、85℃に加熱してさらに2時間重合した。また、別容器に、トリエタノールアミン(TEA)17.5部及び水32.5部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、ランダムコポリマーRP−R1の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は41.7%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したランダムコポリマーRP−R1のMnは17,200であり、PDIは2.01であった。
(比較合成例2:ランダムコポリマーRP−R2)
合成例1で使用した反応容器と同様の反応容器に、BDG50.1部及びMPTG50.1部を入れて72℃に加熱した。また、別容器に、St20部、MAA15部、HEMA15部、MMA15部、EMA15部、2EHMA20部、及びAIBN2部よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/2量を反応容器内に添加後、残りの1/2量を1.5時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から5.5時間重合した後、AIBN0.5部を添加し、90℃に加熱してさらに2.5時間重合した。また、別容器に、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)15.8部及び水34.2部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、ランダムコポリマーRP−R2の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は41.7%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したランダムコポリマーRP−R2のMnは36,900であり、PDIは2.21であった。
(比較合成例3:グラフトポリマーGP−R1)
前述の合成例4と同様にして、ポリマーMM−1の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は33.3%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したポリマーMM−1のMnは11,900であり、PDIは1.81であった。同様の反応容器に、ポリマーMM−1の溶液150部を入れて80℃に加熱した。また、別容器に、St25部、アクリル酸2−エチルヘキシル(2EHA)20部、HEMA5部、及びt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノアート(PBO)1部を入れ、よく撹拌してモノマー液を調製した。調製したモノマー液の1/2量を反応容器内に添加後、残りの1/2量を1時間かけて反応容器内にゆっくりと滴下した。滴下終了から4時間重合した後、PBO0.5部を添加し、90℃に加熱してさらに5時間重合した。また、別容器に、水酸化カリウム(KOH)6.6部及び水47.2部を入れ、よく撹拌して中和液を調製した。調製した中和液を反応容器内に添加して重合を終了し、グラフトポリマーGP−R1の溶液を得た。得られたポリマー溶液をサンプリングして測定した固形分は41.2%であり、重合転化率は約100%であった。GPCにて測定したグラフトポリマーGP−R1のMnは27,200であり、PDIは2.11であった。
合成したポリマー(顔料分散剤)の詳細を表1に示す。
Figure 2018111742
<シナジスト(顔料誘導体)の合成>
(合成例5)
2Lセパラブルフラスコにイオン交換水1,000部を入れ、ディスパーにより撹拌した。PY−155(商品名「Ink Jet Yellow 4GC」、クラリアントジャパン社製)100部を添加してよく混合した後、10%水酸化ナトリウム水溶液100部をさらに添加した。反応液をろ紙にスポットしたところ、濃い黄色いにじみが徐々に生じた。反応液を70℃に加温して5時間反応させ、濃い褐色気味の黄色い若干透明感のあるシナジスト溶液を得た。この溶液をろ紙にスポットしたところ、不溶物は生じなかった。溶液の一部を取り出して塩酸を加えたところ、黄色い固体が析出した。析出した固体をろ別及び乾燥してIRを測定したところ、PY−155のエステル基のピーク(1750cm-1付近)がほぼ消失し、1698cm-1のピークが生じていることがわかった。すなわち、エステル基が加水分解してカルボキシ基になったと推測される。また、溶液の一部をサンプリングし、質量分析ガスクロマトグラフィー(GC−MS)により揮発分を測定したところ、メタノールがわずかに検出された。すなわち、PY−155のメチルエステル基が加水分解して、カルボキシ基又はそのナトリウム塩となっていると考えられる。得られたシナジスト溶液の固形分は、9.2%であった。
<処理顔料の製造>
(製造例1:処理顔料−1)
2Lフラスコに、シナジスト溶液5.4部、及びイオン交換水994.6部を入れ、ディスパーで撹拌した後、PY−155 100部を添加してさらに撹拌して混合した。内容物の一部をろ紙にスポットしたところ、顔料(PY−155)と、水に溶解している顔料誘導体(シナジスト)の「にじみ」が確認された。フラスコの内容物を撹拌しながら1%酢酸水溶液を添加した。pHが6.5になった際に若干増粘した。さらに酢酸水溶液を添加してpHを4.5とした。内容物の一部をろ紙にスポットしたところ、溶解分がなく、ろ紙に裏抜けもしなかった。これにより、不溶化したシナジストが顔料の粒子表面に析出したと考えられる。フラスコの内容物をろ過し、イオン交換水でよく洗浄した。100℃で乾燥した後に粉砕して、粉末状の処理顔料−1を得た。得られた処理顔料−1は、顔料100部をシナジスト0.5部で処理して得られた処理顔料である。
(製造例2:処理顔料−2)
2Lフラスコに、シナジスト溶液27.1部、及びイオン交換水972.9部を入れて撹拌した後、PY−155 100部を添加してさらに撹拌して混合した。次いで、高圧ホモジナイザーで3回パスさせて顔料(PY−155)を分散させた。その後、フラスコの内容物を撹拌しながら1%酢酸水溶液を添加してpHを4.5とした。内容物の一部をろ紙にスポットしたところ、溶解分がなく、ろ紙に裏抜けもしなかった。フラスコの内容物をろ過し、イオン交換水でよく洗浄した。100℃で乾燥した後に粉砕して、粉末状の処理顔料−2を得た。得られた処理顔料−2は、顔料100部をシナジスト2.5部で処理して得られた処理顔料である。
<顔料分散液及びインクの調製(1)>
(実施例1)
ランダムコポリマーRP−1 90部、及びイオン交換水340部を混合して均一な溶液とした。処理顔料−1 150部を添加し、ディスパーで解膠してミルベースを調製した。横型媒体分散機(商品名「ダイノミル0.6リットルECM型」、シンマルエンタープライゼス社製、ジルコニア製ビーズの径:0.5mm)を使用し、周速10m/sでミルベースを2時間分散処理した。
遠心分離処理(7,500回転、20分間)した後、ポアサイズ10μmのメンブレンフィルターでろ過し、イオン交換水を添加して顔料濃度を15%に調整して顔料分散液を得た。粒度測定器(商品名「NICOMP 380ZLS−S」、インターナショナル・ビジネス社製)を使用して測定した顔料粒子の平均粒子径は113nmであり、粘度は2.51mPa・sであった。得られた顔料分散液を70℃で7日保存した。その結果、顔料粒子の平均粒子径及び粘度はほとんど変化せず、保存安定性が良好であることがわかった。
得られた顔料分散液40部、グリセリン10部、及び界面活性剤(商品名「サーフィノール465」、エア・プロダクツ社製)1部を混合し、十分撹拌した。ポアサイズ10μmのメンブランフィルターでろ過して、黄色水性顔料インクWI−1を得た。
(実施例2〜5、比較例1〜4)
顔料と顔料分散剤を表2に示す組み合わせで用いたこと以外は、前述の実施例1と同様にして、顔料分散液を調製した。さらに、調製した顔料分散液をそれぞれ用いたこと以外は、前述の実施例1と同様にして、黄色水性顔料インクWI−2〜5、WI−R1〜4を得た。
Figure 2018111742
<評価(1)>
(分散安定性)
調製した黄色水性顔料インクを70℃で7日保存したときの粒子径変化率及び粘度変化率を測定し、以下に示す評価基準にしたがって分散安定性を評価した。粒子径変化率及び粘度変化率を測定結果、並びに分散安定性の評価結果を表3に示す。なお、粒子径変化率及び粘度変化率は、以下の式にしたがって算出した。
粒子径変化率(%)={1−(7日後の粒子径)/(初期の粒子径)}×100
粘度変化率(%)={1−(7日後の粘度)/(初期の粘度)}×100
[評価基準]
(1)粒子径
◎:変化率±5%未満
○:変化率±5%以上10%未満
△:変化率±10%以上15%未満
×:変化率±15%以上
(2)粘度
◎:粘度が低く、変化率±10%未満
○:粘度が高く、変化率±10%未満
△:粘度が低く、変化率±10%以上
×:粘度が高く、変化率±10%以上
(普通紙への印刷濃度)
調製したインクをそれぞれ充填したインクカートリッジをインクジェットプリンタ(商品名「EM930C」、セイコーエプソン社製)に装着した。このプリンタを使用し、フォト720dpiの印刷モードで普通紙(商品名「Xerox4024紙」、米国Xerox社製)に画像を印刷して印刷物を得た。光学濃度測定機(商品名「マクベスRD−914」、マクベス社製を使用して印刷物(画像)のOD値を測定した。5回測定したOD値の平均値を表3に示す。
(アタック性)
調製したインクをそれぞれ充填したインクカートリッジをインクジェットプリンタに装着し、50℃の環境下で2週間恒温槽に放置した。放置後、室温まで冷却したプリンタから記録ヘッドを取り外し、接着剤で接合されている部分の外観を観察し、以下に示す評価基準にしたがってアタック性を評価した。結果を表3に示す。
[評価基準]
A:接着剤の膨潤は、全く認められない。
B:接着剤の膨順は確認されるものの、接着強度については特に問題なし。
C:接着剤の膨順が確認されるとともに、接着強度の低下が確認される。
Figure 2018111742
<顔料分散液及びインクの調製(2)>
(実施例6)
ランダムコポリマーRP−1 90部、及びイオン交換水340部を混合して均一な溶液とした。PY−155 150部を添加し、ディスパーで解膠してミルベースを調製した。横型媒体分散機を使用し、周速10m/sでミルベースを2時間分散処理してpH10.2の分散液を得た。ディスパーを使用し、得られた分散液の1/3量を70℃に加熱して15時間撹拌した。これにより、PY−155の一部を加水分解させることができたと考えられる。なお、得られた分散液のpHは9.6となっていた。分散液の一部をサンプリングして酸を添加したところ、顔料分散剤も析出して黄色固体が得られた。得られた黄色固体を水酸化ナトリウム水溶液に溶解させ、イオン交換水を展開液とする薄層クロマトにて展開したところ、黄褐色のスポットが得られた。また、得られた黄色固体を顕微鏡IRにて分析したところ、合成例5で測定したスペクトルとほぼ一致することがわかった。分散液を加温したことでPY−155が加水分解したと考えられる。
得られた分散液を遠心分離処理(7,500回転、20分間)した後、ポアサイズ10μmのメンブレンフィルターでろ過し、イオン交換水を添加して顔料濃度を15%に調整して顔料分散液を得た。顔料粒子の平均粒子径は112nmであり、粘度は2.91mPa・sであった。得られた顔料分散液40部、グリセリン10部、及び界面活性剤(商品名「サーフィノール465」、エア・プロダクツ社製)1部を混合し、十分撹拌した。ポアサイズ10μmのメンブランフィルターでろ過して、黄色水性顔料インクWI−6を得た。
(比較例5)
70℃で加熱しなかったこと以外は、前述の実施例6と同様にして顔料分散液を得た。顔料粒子の平均粒子径は132nmであり、粘度は3.12mPa・sであり、pHは9.9であった。また、得られた顔料分散液を用いて、前述の実施例6と同様にして黄色水性顔料インクWI−R5を得た。
<評価(2)>
調製した黄色水性顔料インクWI−6及びWI−R5について、前述の分散安定性の評価を行った。その結果、黄色水性顔料インクWI−6の平均粒子径は111nmであり、粘度は3.00mPa・sであった。一方、黄色水性顔料インクWI−R5はゲル化した。以上より、PY−155を顔料分散剤で分散させた後に加熱することで、PY−155が加水分解してシナジスト(顔料誘導体)が形成され、顔料分散液が得られたと考えられる。
本発明の顔料分散液は、高速印刷に適しているとともに、産業印刷機への適用が可能な水性インクジェットインクを調製するための顔料分散液として有用である。また、耐光性に優れたPY−155を顔料として用いたものであるため、広告、ラッピングバス用フィルム、建築外壁などの屋外での用途に好適である。

Claims (7)

  1. 顔料、顔料分散剤、水、及び有機溶剤を含有する水性インクジェットインク用の顔料分散液であって、
    前記顔料が、C.I.ピグメントイエロー155であり、
    前記顔料分散剤が、その構造中にカルボキシ基を有するポリマーのナトリウム中和塩であり、
    下記一般式(1)で表される顔料誘導体をさらに含有する顔料分散液。
    Figure 2018111742
    (前記一般式(1)中、Xは、それぞれ独立に、OH、OCH3、又はO-Na+を表し、少なくとも一つはO-Na+である)
  2. 前記顔料100質量部に対する、前記顔料誘導体の含有量が、0.5〜3質量部である請求項1に記載の顔料分散液。
  3. 前記顔料100質量部に対する、前記顔料分散剤の含有量が、5〜30質量部であり、
    前記ポリマーが、芳香族ビニルモノマーユニット(a)10〜30質量%、メタクリル酸ユニット(b)10〜20質量%、(メタ)アクリル酸エステルユニット(c)30〜70質量%、及びその他のモノマーユニット(d)10〜20質量%を含む、数平均分子量10,000〜30,000のポリマーであり、
    前記ユニット(c)を構成する(メタ)アクリル酸エステルが、(メタ)アクリル酸C1〜C12アルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、及び(メタ)アクリル酸ベンジルエステルの少なくともいずれかであり、
    前記ユニット(d)を構成するその他のモノマーが、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリ(n=2)エチレングリコールモノメタクリレート、及びポリ(n=2以上)エチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートの少なくともいずれかである請求項1又は2に記載の顔料分散液。
  4. 前記有機溶剤の含有量が、20質量%以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の顔料分散液。
  5. 前記有機溶剤が、少なくとも三種の有機溶剤を含み、
    前記三種の有機溶剤が、下記[群A]より選択される少なくとも一種、下記[群B]より選択される少なくとも一種、及び下記[群C]より選択される少なくとも一種である請求項1〜4のいずれか一項に記載の顔料分散液。
    [群A]:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル
    [群B]:プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル
    [群C]:プロピレングリコール、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール、2−ピロリドン
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の顔料分散液を含有する水性インクジェットインク。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の顔料分散液の製造方法であって、
    前記顔料と前記顔料分散剤を水中で混合した後、60℃以上に加熱する工程を有する顔料分散液の製造方法。
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