JP2018111280A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配置の自由度が高い液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置11は、ノズル13aから液体を噴射するように構成される液体噴射ヘッド13と、液体噴射ヘッド13に液体を供給するように配置される供給流路21と、供給流路21の途中に配置される液室23及び液室23の壁面の一部を構成する受圧部24を有して、受圧部24に外力を受けた場合に液室23の下流域を加圧するように構成された加圧機構22と、を備える。液室23は、平面視において受圧部24が液体噴射ヘッド13の反対側に位置する態様で、液体噴射ヘッド13と並んで配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンターなどの液体噴射装置に関する。
液体噴射装置の一例として、上方に向けて開口する凹部と凹部を覆う可撓部材とで囲み形成されるインク室を液体吐出ヘッドの真上に設けて、可撓部材を下方に撓み変位させることによって液体吐出ヘッド内を加圧するように構成された液体吐出装置がある(例えば、特許文献1)。
特開2015−193213号公報
上記液体吐出装置では、液体吐出ヘッド、インク室及び可撓部材を撓み変位させるための機構などの構成要素を鉛直方向に重ねて配置することになるため、構成要素の配置に制約がある。本発明の課題は、配置の自由度が高い液体噴射装置を提供することにある。
上記課題を解決する液体噴射装置は、ノズルを有して、前記ノズルから液体を噴射するように構成される液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給するように配置される供給流路と、前記供給流路の途中に配置される液室及び前記液室の壁面の一部を構成する受圧部を有して、前記受圧部に外力を受けた場合に前記液室の下流域を加圧するように構成された加圧機構と、を備え、前記液室は、平面視において前記受圧部が前記液体噴射ヘッドの反対側に位置する態様で、前記液体噴射ヘッドと並んで配置される。
液体噴射装置の一実施形態の全体構成図。 図1の液体噴射装置の主要構成の平面配置を示す模式図。 図1の液体噴射装置が備える圧力調整機構の断面図。 図3の一点鎖線で示す領域の拡大断面図。 図3に示す部分の変更例を示す断面図。 液体噴射装置の第1変更例を示す全体構成図。 液体噴射装置の第2変更例を示す全体構成図。 図7の液体噴射装置の主要構成を示す正面図。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、筐体12と、筐体12内で液体を噴射する液体噴射ヘッド13と、液体噴射ヘッド13のメンテナンスを行うメンテナンス装置31と、を備える。液体噴射ヘッド13は、複数のノズル13aと、ノズル13aが開口する開口面13bとを有して、ノズル13aから媒体Sに対して液体を噴射するように構成される。
本実施形態では、鉛直下方を重力方向Zとし、水平な方向であって互いに異なる2方向を第1方向X、第2方向Yとする。液体噴射装置11は、液体噴射ヘッド13を変位させる変位機構14と、複数の媒体Sを収容するカセット17と、カセット17から給送された媒体Sを支持する支持台18と、移動機構34と、制御部100と、を備えてもよい。移動機構34は、メンテナンス装置31を第2方向Y及びその反対方向に移動させる。制御部100は、液体噴射ヘッド13、変位機構14、メンテナンス装置31及び移動機構34の動作を制御する。
筐体12の内側または外側(本実施形態では筐体12の内側)には、1または複数(本実施形態では4つ)の液体収容体19が装着される装着部20を設けるとよい。液体収容体19は、液体噴射ヘッド13に供給する液体を収容する容器である。液体収容体19は、着脱可能なカートリッジであってもよいし、液体を注入可能なタンクであってもよい。液体収容体19を液体噴射ヘッド13より上方に配置すると、液体収容体19に収容された液体を水頭差によって液体噴射ヘッド13に供給することができる。
液体噴射装置11は、供給流路21と、加圧機構22と、を備える。供給流路21は、液体噴射ヘッド13に液体を供給するように配置される。加圧機構22は、供給流路21の途中に配置される液室23及び液室23の壁面の一部を構成する受圧部24を有して、受圧部24に外力を受けた場合に液室23の下流域を加圧するように構成される。
液室23は、平面視において受圧部24が液体噴射ヘッド13の反対側に位置する態様で、液体噴射ヘッド13と並んで配置される。この場合、受圧部24、液室23及び液体噴射ヘッド13は、平面視において一方向(例えば、第2方向Y)に並ぶように配置される(図2を併せて参照)。液室23、受圧部24及び液体噴射ヘッド13は、同じ高さに配置してもよいし、異なる高さに配置してもよい。
加圧機構22は、受圧部24に外力を付与可能な駆動機構25を備えるとよい。駆動機構25は、平面視において受圧部24を挟んで液室23の反対側に配置するとよい。駆動機構25は、例えば、カム軸26aを中心に回動可能なカム26と、回動するカム26に押されるスライダー27と、スライダー27に一端が固定される付勢部材28と、付勢部材28の他端に取り付けられる押圧部材29と、を備える。駆動機構25は、カム26の回動に伴ってスライダー27及び押圧部材29が受圧部24の方に移動することによって、付勢部材28の付勢力を押圧力(外力)として受圧部24に付与するように構成される。
この場合、カム26、付勢部材28、押圧部材29、受圧部24及び液室23は、一方向(例えば、第2方向Y)に並ぶように配置するとよい。このように一方向にならぶ複数の構成要素と鉛直方向に重なるように、一方向(本実施形態では、第2方向Yの反対方向)に延びる媒体Sの搬送経路30を配置すると、筐体12内のスペースを効率よく利用することができる。ただし、これら複数の構成要素が並ぶ方向は、第2方向Yに限らない。これら複数の構成要素は、平面視において少なくとも一部が一方向にずれながら並んで配置されればよく、異なる2つの構成要素の一部が上下に重なっていてもよい。
変位機構14は、液体噴射ヘッド13を保持する保持部材15と、回動軸16と、を備える。変位機構14が回動軸16を中心に保持部材15を回動させると、液体噴射ヘッド13は記録位置(図1に実線で示す)と待機位置(図1に二点鎖線で示す)との間で移動する。待機位置は、記録位置よりも液室23に近い位置とし、さらに、平面視において、待機位置は受圧部24と記録位置との間に設定するとよい。
液室23と液体噴射ヘッド13をつなぐ供給流路21の少なくとも一部は、移動する液体噴射ヘッド13に追従して変位可能なチューブで構成するとよい。チューブからなる供給流路21は、液室23から第2方向Y(図1で加圧機構22がある右方とは反対側の左方)に引き回した後、第2方向Yの反対方向に方向転換するように湾曲させた上で、液体噴射ヘッド13の上部に接続するとよい。
液体噴射ヘッド13が記録位置と待機位置との間で回動する場合、記録位置では開口面13bが水平に対して傾き、待機位置では液体噴射ヘッド13が記録位置にあるときよりも開口面13bが水平に近くなることが好ましい。本実施形態の液体噴射ヘッド13は、待機位置にあるときに開口面13bが実質的に水平になるが、必ずしも水平でなくてもよく、記録位置にあるときよりも開口面13bが水平に近くなればよい。
液体噴射ヘッド13は、記録位置にあるときに、支持台18に支持された媒体Sに液体を液滴として噴射することによって、印刷処理を行う。本実施形態では、支持台18上において媒体Sが進む方向を搬送方向Fとし、記録位置にある液体噴射ヘッド13が液体を噴射する方向を噴射方向Jとする。また、搬送方向F及び噴射方向Jの双方と異なる方向を幅方向Wとする。本実施形態の液体噴射ヘッド13は、幅方向Wの印刷範囲が媒体Sの幅以上になるように配置された多数のノズル13aを有するラインヘッドを構成する(図2を併せて参照)。
次に、メンテナンス装置31の構成について例示する。
メンテナンス装置31は、払拭部材32と、キャップ33と、キャップ33に接続された吸引流路35と、キャップ33内を吸引する吸引機構36と、を備える。メンテナンス装置31は、液体噴射ヘッド13が待機位置にあるときに、ワイピング、キャッピング及びクリーニングを含むメンテナンス動作を行う。
払拭部材32は、液体噴射ヘッド13に対する相対移動に伴って開口面13bを払拭する。これをワイピングという。払拭部材32は、例えばゴム部材やエラストマーなど、弾性変形可能な板状部材から構成してもよいし、不織布等、液体を吸収可能な布や多孔質材などで構成してもよい。
キャッピングは、図1に二点鎖線で示すように、キャップ33が液体噴射ヘッド13の下方にあるときに実行される。キャッピングを実行する際には、キャップ33が上昇移動して、開口面13bとの間にノズル13aが開口する閉空間を形成する。キャッピングは、電源オフ時を含め、液体噴射ヘッド13が液体の噴射動作を休止するときに、ノズル13aの乾燥を抑制するために行う。
キャッピング時に吸引機構36が駆動すると、ノズル13aが開口する閉空間が負圧になり、液体噴射ヘッド13内にある気泡等の異物が液体とともにノズル13aから排出される。これを吸引クリーニングという。また、加圧機構22の加圧により液体噴射ヘッド13から液体を排出させることを、加圧クリーニングという。吸引クリーニング及び加圧クリーニングは、クリーニングの一種である。
ワイピングを行う時に、加圧機構22の加圧によりノズル13aから液体を出して、開口面13bを濡らした状態にしてもよい。このように、ノズル13a内を加圧した状態で行うワイピングを加圧ワイピングという。
供給流路21において、液室23の上流と下流には、それぞれ上流側開閉弁37と下流側開閉弁38を配置してもよい。この場合、加圧機構22が加圧を行うときに、上流側開閉弁37及び下流側開閉弁38が供給流路21を閉じた状態で駆動機構25が駆動し、その後、下流側開閉弁38が供給流路21を開いて、加圧力を下流域に及ぼすとよい。この構成によれば、急激な圧力変動を生じさせることによって、流路中にある気泡等の異物を効率よく排出することができる。
液体噴射ヘッド13が複数の異なる種類の液体(例えば、異なる色のインク)を噴射する場合、少なくとも、ノズル13a、供給流路21及び加圧機構22は液体の種類毎に設けられる。
この場合、図2に示すように、平面視において、液室23から液体噴射ヘッド13に向かう方向(第2方向Y)と交差する方向(第1方向X)に並ぶように、複数の液室23を配置するとよい。本実施形態の液体噴射ヘッド13は、平面視において、液室23から液体噴射ヘッド13に向かう方向(第2方向Y)と交差する方向(第1方向X)が長手方向となるラインヘッドである。なお、図2においては、記録位置にあるときの液体噴射ヘッド13を二点鎖線で示し、待機位置にあるときの液体噴射ヘッド13を実線で示している。
図3に示すように、供給流路21の途中には、液体噴射ヘッド13内の圧力を調整するように構成された圧力調整機構40を配置してもよい。本実施形態の圧力調整機構40は、加圧機構22と構成要素の一分(少なくとも、液室23及び受圧部24)を共有する。受圧部24は、少なくとも一部を撓み変位可能な可撓部材45で構成するとよい。
圧力調整機構40は、供給流路21の途中に設けられる供給室41と、供給室41と連通孔42を介して連通可能な液室23と、連通孔42を開閉可能な弁体43と、基端側が供給室41に収容されるとともに先端側が液室23に収容される軸材44と、を備える。弁体43は、例えば、軸材44の基端部分に取り付けられた弾性体からなる。
液室23の壁面の一部である受圧部24は、撓み変位可能な可撓部材45により形成される。圧力調整機構40は、供給室41に収容される第1付勢部材46と、液室23に収容される第2付勢部材47とを備える。第1付勢部材46は、軸材44を介して、連通孔42を閉塞する方向に弁体43を付勢する。圧力調整機構40は、第1付勢部材46及び第2付勢部材47のうち、第2付勢部材47を備えず、第1付勢部材46のみを備える構成としてもよい。
軸材44は、可撓部材45が液室23の容積を小さくする方向に撓み変位したときに、可撓部材45に押されて変位する。可撓部材45は、ノズル13aから液体が排出されるなどして液室23の内圧が低下したときに、液室23の容積を小さくする方向に撓み変位する。そして、可撓部材45に内面からかかる圧力(内圧)が外面からかかる圧力(外圧)より低くなり、かつ、内圧と外圧との差が所定値(例えば1kPa)以上になると、軸材44が変位して、弁体43が供給流路21を開く。
この場合の所定値とは、第1付勢部材46と第2付勢部材47の付勢力、可撓部材45を変位させるために必要な力、弁体43によって連通孔42を閉塞するために必要な押圧力(シール荷重)、軸材44の供給室41側および弁体43の表面に作用する供給室41内の圧力及び液室23内の圧力に応じて決まる値である。つまり、第1付勢部材46と第2付勢部材47の付勢力の合計が大きいほど、所定値は大きくなる。第1付勢部材46と第2付勢部材47の付勢力は、例えば、液室23内の圧力が、ノズル13a(図1参照)における気液界面にメニスカスを形成可能な範囲の負圧状態(例えば可撓部材45の外側の面にかかる圧力が大気圧の場合、−1kPa)となるように設定される。
連通孔42が開放されて供給室41から液室23に液体が流入すると、液室23の内圧が上昇する。そして、液室23の内圧が−1kPa程度になると、弁体43が連通孔42を閉じる。そのため、液体噴射ヘッド13内の圧力は、概ね−1kPa程度に維持される。このように、弁体43は、液室23の外圧(大気圧)と液室23の内圧との差圧に応じて自律的に連通孔42を開閉する。そのため、圧力調整機構40は差圧弁(差圧弁の中でも特に減圧弁)に分類される。
本実施形態の加圧機構22は、可撓部材45が液室23の内側に向けて変位するように押圧部材29が受圧部24に押圧力を付与することにより、強制的に連通孔42を開くように構成される。
可撓部材45は、例えば、液室23を形成する流路形成部材51と、円筒状の貫通孔52aが形成された固定部材52との間に外縁を挟まれることによって、固定される。可撓部材45は、エラストマー(例えば、ブチルゴムなどのゴム)等の弾性体で構成することができる。可撓部材45は、外縁から中心に向けて延びる湾曲部45aを有する。湾曲部45aは、外縁から延びて液室23内に入り込んだ後、折り返されて液室23の外側に向かうように湾曲している。可撓部材45の中心部分は円盤状をなして、受圧部24として機能する。可撓部材45において、湾曲部45aと受圧部24の間の部分は、円筒状の円筒部45bを形成する。固定部材52には、湾曲部45aの外縁を押さえる態様で、貫通孔52aを液室23の底側に向けて延設する突入部52bを設けるとよい。
可撓部材45の外面側には、受圧部24及び円筒部45bを覆う態様で、受圧部材48を配置するとよい。受圧部材48は、円筒部45bと貫通孔52aとの間に位置する円筒状の側壁48bを有するとよい。受圧部材48は、可撓部材45よりも、貫通孔52aに対する摩擦係数が小さいことが好ましい。例えば、可撓部材45がブチルゴムなどの弾性体からなる場合、受圧部材48は樹脂により構成すると、変位する可撓部材45の貫通孔52aに対する摩擦抵抗を低減することができる。受圧部材48は、樹脂に限らず、可撓部材45よりも表面が滑らかな素材、または、可撓部材45よりも弾性変形しにくい素材で構成することが好ましい。
受圧部材48を第1受圧部材48としたときに、液室23内には、第2受圧部材49を設けてもよい。第2受圧部材49は、円筒部45bの内周側に重なる円筒状の小径円筒部49bと、小径円筒部49bの先端に位置して受圧部24と重なる円盤部49cと、小径円筒部49bより大径の大径円筒部49aと、を有する。第2受圧部材49には、大径円筒部49a等に、液体を流通させるための流通孔49dを形成するとよい。
受圧部材48,49を備える場合、押圧部材29は、第1受圧部材48を介して受圧部24を押すことによって可撓部材45を撓み変位させるとともに、受圧部24及び第2受圧部材49を介して軸材44を押す。この押圧によって、液室23より上流の供給室41にある弁体43が供給流路21(連通孔42)を開く。このように、弁体43は、可撓部材45の変位に連動して供給流路21を開閉する。
ここで、可撓部材45が液室23の内側に向けて変位すると、液室23内が加圧されるので、外に拡がろうとする湾曲部45aが受圧部材48または突入部52bに貼り付いてしまうことがある。このような貼り付きが生じると、圧力変動に伴う可撓部材45の変位が妨げられるおそれがある。
こうした貼り付きの解消策として、上流側開閉弁37より上流の供給流路21に、液室23内を減圧可能な減圧機構53を設けてもよい。この場合、減圧機構53と液体収容体19の間の供給流路21に開閉弁54を設けるとよい。そして、駆動機構25(図1参照)が駆動して可撓部材45を液室23の内側に向けて変位させた後に、開閉弁54及び下流側開閉弁38を閉じるとともに上流側開閉弁37を開いた状態で、減圧機構53が液室23内を減圧するとよい。
そうすると、図4に二点鎖線で示すように加圧により外側に拡がっていた湾曲部45aが、図4に実線で示すように液室23の内側に引き寄せられる。これにより、受圧部材48または突入部52bに貼り付いた可撓部材45が引きはがされる。なお、減圧機構53は、下流側開閉弁38と液室23の間に設けてもよい。
別の貼り付き解消策として、減圧機構53及び開閉弁54を設ける代わりに、上流側開閉弁37を閉じるとともに下流側開閉弁38を開いた状態で液体噴射ヘッド13から液体を噴射してもよい。そうすると、液体の噴射に伴って液室23内の圧力が下がり、可撓部材45の貼り付きが解消される。この場合、押圧部材29による押圧をやめるときに下流側開閉弁38を閉じておくと、ノズル13aから気体が吸い込まれることによるノズル抜けが生じにくい。
可撓部材45の貼り付きに対する別の対策として、図5に示すように、可撓部材45と受圧部材48の間に、可撓部材45よりも摩擦係数が小さいシート55を配置してもよい。そうすると、加圧により外に拡がろうとする可撓部材45が受圧部材48または突入部52bに接触したとしても、貼り付きにくくなる。あるいは、シート55を配置する代わりに、可撓部材45の外面側に、表面の摩擦係数を小さくするためのコーティングを施してもよい。この場合、摩擦係数が1以下となるコーティングを施すとよい。
次に、本実施形態の液体噴射装置11の作用及び効果について説明する。
(1)平面視において液室23と液体噴射ヘッド13を並べて配置し、さらに液室23の一方側に液体噴射ヘッド13を配置し、液室23の他方側に受圧部24を配置したことにより、駆動機構25の配置の自由度が高くなる。例えば、駆動機構25は、液体噴射ヘッド13及び液室23と一方向に並ぶように配置すると、液体噴射ヘッド13の真上や真下の空間を別の用途に利用したり、筐体12の高さを低減したりすることができる。
(2)液体噴射ヘッド13は、待機位置から記録位置に移動するときに、受圧部24から遠ざかる方向に移動するので、液体噴射ヘッド13が配置される空間と、駆動機構25が配置される空間とを、分散して配置することができる。特に、液体噴射ヘッド13が待機位置と記録位置とに移動するときに、水平方向の移動成分を含むので、液体噴射ヘッド13が移動する領域と駆動機構25とを平面的に分散して配置することができる。
上記実施形態は、以下に示す変更例のように変更してもよい。また、上記実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。なお、以下の説明において、既出の構成要素と同様の機能を有するものには同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
・ラインヘッドである液体噴射ヘッド13は、記録位置と待機位置とに移動せず、記録位置に固定されていてもよい。
・図6に示す第1変更例の液体噴射ヘッド13のように、待機位置において開口面13bが水平に対して傾き、記録位置において開口面13bが待機位置よりも水平に近くなるようにしてもよい。
・図6に示す第1変更例のように、圧力調整機構40を加圧機構22とは別に設けてもよい。この場合、圧力調整機構40は、供給室41と連通孔42を介して連通可能な専用の液室58と、液室58の壁面の一部を構成する可撓部材59とを備える。なお、図6においては、圧力調整機構40の詳細構成(例えば、軸材44及び弁体43)の図示を省略している。
・平面視において複数の構成要素(例えば、受圧部24、液室23及び液体噴射ヘッド13)が一方向(例えば、第2方向Y)に並ぶ場合、これら構成要素の一部が重力方向に重なっていてもよい。例えば、図6に示す第1変更例のように、液体噴射ヘッド13が液室23より下方に位置し、液体噴射ヘッド13の一部が液室23と鉛直方向に重なってもよい。また、駆動機構25を液室23より下方に配置してもよい。
・駆動機構25は、空気圧により可撓部材45を撓み変位させるように構成してもよい。例えば、図6に示す第1変更例のように、液室23と可撓部材45で区画される加圧室56を設け、駆動機構25である送気ポンプが送気管57を通じて加圧室56に気体を送るように構成する。この構成によれば、駆動機構25が送気することによって加圧室56を加圧したときに、空気圧によって可撓部材45を液室23の内側に向けて変位させることができる。
・図7に示す第2変更例のように、液体収容体19がケース19aとケース19a内に収容される液体袋19bとを備え、ケース19a内を空気圧で加圧することによって液体袋19b内の液体を液体噴射ヘッド13に供給するようにしてもよい。この場合、液室23と可撓部材45で区画される加圧室56に気体を送る送気ポンプ(駆動機構25)を、ケース19a内に気体を送る送気ポンプとして利用してもよい。この場合、ケース19aにつながる送気管57aと加圧室56につながる送気管57bとに、それぞれ開閉弁61,62を配置するとよい。
図7に示す第2変更例のように、加圧機構22が、送気管57bを通じて送られる気体を入れる気体袋63を備えてもよい。この場合、気体袋63の中に気体を送ることによって、ふくらんだ気体袋63が可撓部材45を押すようにするとよい。
・図7及び図8に示す第2変更例の液体噴射装置11のように、液体噴射ヘッド13を保持して往復移動するキャリッジ65と、キャリッジ65の移動を案内するガイド軸64とを備え、キャリッジ65の移動領域の中央付近に支持台18を配置してもよい。この場合、図8に示すように、キャリッジ65の移動方向(例えば、第1方向X)に支持台18とメンテナンス装置31とを並べ、移動方向(第1方向X)において支持台18の上方を液体噴射ヘッド13の記録位置、メンテナンス装置31の上方を液体噴射ヘッド13の待機位置とする。この場合、第2方向Yが媒体Sの搬送方向となる。そして、液体噴射ヘッド13の移動領域の後方(支持台18またはメンテナンス装置31より搬送方向の上流)などに液室23を配置するとともに、液室23の後部(搬送方向の上流)に受圧部24(可撓部材45)を配置するとよい。あるいは、液体噴射ヘッド13の移動領域の前方(支持台18またはメンテナンス装置31より搬送方向の下流)などに液室23を配置するとともに、液室23の前部(搬送方向の下流)に受圧部24(可撓部材45)を配置するようにしてもよい。
・液体噴射ヘッド13が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
・媒体Sは用紙に限らず、プラスチックフィルムや薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛であってもよい。また、媒体SはTシャツなど、任意の形状の衣類等であってもよいし、食器または文具のような任意の形状の立体物であってもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
[思想1]
ノズルを有して、前記ノズルから液体を噴射するように構成される液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給するように配置される供給流路と、
前記供給流路の途中に配置される液室及び前記液室の壁面の一部を構成する受圧部を有して、前記受圧部に外力を受けた場合に前記液室の下流域を加圧するように構成された加圧機構と、
を備え、
前記液室は、平面視において前記受圧部が前記液体噴射ヘッドの反対側に位置する態様で、前記液体噴射ヘッドと並んで配置される
ことを特徴とする液体噴射装置。
この構成によれば、受圧部は液体噴射ヘッドとは反対側に配置されるので、受圧部に外力を加える機構の配置は、液体噴射ヘッドの真上または真下に限定されない。したがって、配置の自由度を高めることができる。
[思想2]
前記液体噴射ヘッドは、媒体に対して前記液体を噴射する記録位置と、前記記録位置よりも前記液室に近い待機位置との間で移動可能であり、
平面視において、前記待機位置は前記受圧部と前記記録位置との間にある
ことを特徴とする[思想1]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、受圧部に外力を加える機構を、平面視において液体噴射ヘッドの移動経路から離れた位置に配置することができる。
[思想3]
前記液体噴射ヘッドは、前記ノズルが開口する開口面を有して、前記記録位置と前記待機位置との間で回動可能に構成され、前記記録位置では前記開口面が水平に対して傾き、前記待機位置では前記液体噴射ヘッドが前記記録位置にあるときよりも前記開口面が水平に近くなる
ことを特徴とする[思想2]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、回動により液体噴射ヘッドを効率よく移動させることができる。
[思想4]
平面視において、前記液室から前記液体噴射ヘッドに向かう方向と交差する方向に並ぶ複数の前記液室を備える
ことを特徴とする[思想1]から[思想3]のうちいずれか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、液体噴射ヘッドと複数の液室を平面的に並べて配置することができる。
[思想5]
前記液体噴射ヘッドは、平面視において、前記液室から前記液体噴射ヘッドに向かう方向と交差する方向が長手方向となるラインヘッドである
ことを特徴とする[思想1]から[思想4]のうちいずれか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、長尺の液体噴射ヘッドと液室を平面的に並べて配置することができる。
[思想6]
前記受圧部に外力を付与可能な駆動機構を備え、
前記駆動機構は、平面視において前記受圧部を挟んで前記液室の反対側に配置される
ことを特徴とする[思想1]から[思想5]のうちいずれか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、液体噴射ヘッド、液室及び駆動機構を平面的に並べて配置することができる。
[思想7]
前記受圧部は、少なくとも一部が撓み変位可能な可撓部材で構成され、
前記駆動機構は、前記可撓部材が前記液室の内側に向けて変位するように、前記受圧部に押圧力を付与するように構成される
ことを特徴とする[思想6]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、押圧力によって可撓部材を液室の内側に向けて変位させることによって、液室の下流域を加圧することができる。
[思想8]
前記受圧部は、少なくとも一部が撓み変位可能な可撓部材で構成され、
前記駆動機構は、空気圧により前記可撓部材を撓み変位させるように構成される
ことを特徴とする[思想6]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、空気圧によって可撓部材を液室の内側に向けて変位させることによって、液室の下流域を加圧することができる。
[思想9]
前記液室より上流で前記供給流路を開閉可能な弁体を備え、
前記弁体は、前記可撓部材の変位に連動して前記供給流路を開閉する
ことを特徴とする[思想7]または[思想8]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、供給流路内の圧力変動に応じて弁体が供給流路を開閉するので、液体噴射ヘッド内の圧力を調整することができる。このような圧力調整のための液室と、加圧機構の液室を兼用することにより、流路の構成を簡素化することができる。
[思想10]
前記可撓部材の外面側に配置される受圧部材と、
前記液室内を減圧可能な減圧機構と、
を備え、
前記駆動機構が前記可撓部材を前記液室の内側に向けて変位させた後に、前記減圧機構が前記液室内を減圧する
ことを特徴とする[思想7]から[思想9]のうちいずれか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、可撓部材が液室の内側に向けて変位すると、液室内が加圧されるので、外に拡がろうとする可撓部材が受圧部材に貼り付いてしまうことがある。そうすると圧力変動に伴う可撓部材の変位が妨げられるおそれがある。その点、加圧された液室内を減圧機構が減圧すると、可撓部材が液室の内側に引き寄せられるので、可撓部材を受圧部材から引きはがすことができる。
[思想11]
前記可撓部材の外面側に配置される受圧部材と、
前記可撓部材と前記受圧部材の間に配置されるシートと、
を備え、
前記シートは、前記可撓部材よりも摩擦係数が小さい
ことを特徴とする[思想7]から[思想9]のうちいずれか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、可撓部材が液室の内側に向けて変位すると、液室内が加圧されるので、外に拡がろうとする可撓部材が受圧部材に貼り付いてしまうことがある。そうすると圧力変動に伴う可撓部材の変位が妨げられるおそれがある。その点、受圧部材と可撓部材の間に摩擦係数の小さいシートを介在させておくと、可撓部材の受圧部材に対する貼り付きを抑制することができる。
11…液体噴射装置、12…筐体、13…液体噴射ヘッド、13a…ノズル、13b…開口面、14…変位機構、15…保持部材、16…回動軸、17…カセット、18…支持台、19…液体収容体、19a…ケース、19b…液体袋、20…装着部、21…供給流路、22…加圧機構、23…液室、24…受圧部、25…駆動機構、26…カム、26a…カム軸、27…スライダー、28…付勢部材、29…押圧部材、30…搬送経路、31…メンテナンス装置、32…払拭部材、33…キャップ、34…移動機構、35…吸引流路、36…吸引機構、37…上流側開閉弁、38…下流側開閉弁、40…圧力調整機構、41…供給室、42…連通孔、43…弁体、44…軸材、45…可撓部材、45a…湾曲部、45b…円筒部、46…第1付勢部材、47…第2付勢部材、48…受圧部材(第1受圧部材)、48b…側壁、49…受圧部材(第2受圧部材)、49a…大径円筒部、49b…小径円筒部、49c…円盤部、49d…流通孔、51…流路形成部材、52…固定部材、52a…貫通孔、52b…突入部、53…減圧機構、54…開閉弁、55…シート、56…加圧室、57,57a,57b…送気管、58…液室、59…可撓部材、61,62…開閉弁、63…気体袋、64…ガイド軸、65…キャリッジ、100…制御部、S…媒体。

Claims (11)

  1. ノズルを有して、前記ノズルから液体を噴射するように構成される液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給するように配置される供給流路と、
    前記供給流路の途中に配置される液室及び前記液室の壁面の一部を構成する受圧部を有して、前記受圧部に外力を受けた場合に前記液室の下流域を加圧するように構成された加圧機構と、
    を備え、
    前記液室は、平面視において前記受圧部が前記液体噴射ヘッドの反対側に位置する態様で、前記液体噴射ヘッドと並んで配置される
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記液体噴射ヘッドは、媒体に対して前記液体を噴射する記録位置と、前記記録位置よりも前記液室に近い待機位置との間で移動可能であり、
    平面視において、前記待機位置は前記受圧部と前記記録位置との間にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体噴射ヘッドは、前記ノズルが開口する開口面を有して、前記記録位置と前記待機位置との間で回動可能に構成され、前記記録位置では前記開口面が水平に対して傾き、前記待機位置では前記液体噴射ヘッドが前記記録位置にあるときよりも前記開口面が水平に近くなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 平面視において、前記液室から前記液体噴射ヘッドに向かう方向と交差する方向に並ぶ複数の前記液室を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体噴射ヘッドは、平面視において、前記液室から前記液体噴射ヘッドに向かう方向と交差する方向が長手方向となるラインヘッドである
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記受圧部に外力を付与可能な駆動機構を備え、
    前記駆動機構は、平面視において前記受圧部を挟んで前記液室の反対側に配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 前記受圧部は、少なくとも一部が撓み変位可能な可撓部材で構成され、
    前記駆動機構は、前記可撓部材が前記液室の内側に向けて変位するように、前記受圧部に押圧力を付与するように構成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
  8. 前記受圧部は、少なくとも一部が撓み変位可能な可撓部材で構成され、
    前記駆動機構は、空気圧により前記可撓部材を撓み変位させるように構成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
  9. 前記液室より上流で前記供給流路を開閉可能な弁体を備え、
    前記弁体は、前記可撓部材の変位に連動して前記供給流路を開閉する
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の液体噴射装置。
  10. 前記可撓部材の外面側に配置される受圧部材と、
    前記液室内を減圧可能な減圧機構と、
    を備え、
    前記駆動機構が前記可撓部材を前記液室の内側に向けて変位させた後に、前記減圧機構が前記液室内を減圧する
    ことを特徴とする請求項7から請求項9のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  11. 前記可撓部材の外面側に配置される受圧部材と、
    前記可撓部材と前記受圧部材の間に配置されるシートと、
    を備え、
    前記シートは、前記可撓部材よりも摩擦係数が小さい
    ことを特徴とする請求項7から請求項9のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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