JP2018111256A - フレーム及び真空引き方法 - Google Patents

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【課題】積層された繊維シートを真空引きする作業の作業性を改善できる技術を提供する。【解決手段】フレーム本体31の下面には、フレーム本体31に沿って弾性シール部32が設けられている。弾性シール部32は、第1弾性シール部34と第2弾性シール部35とが断面長手方向に並設されて形成されている。第2弾性シール部35は、第1弾性シール部34より低硬度(高弾性)である。第1弾性シール部の両側に、第2弾性シール部35A(内側)と第2弾性シール部35B(外側)とが設けられている。すなわち、サンドウィッチ構造になっている。第2弾性シール部35の高さは、第1弾性シール部34の高さより高い。すなわち、第1弾性シール部34の下方には微小空間が形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、積層された繊維シートを真空引きする際に用いるフレームに関する。
近年、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)(Carbon Fiber Reinforced Plastics)などの繊維強化プラスチックが注目されている。軽量・高強度・高剛性という特徴を生かして、様々な産業分野に適用されている。なお、ガラス繊維やアラミド繊維を用いることもある。
CFRPの成形には、例えば、プリフォーム(特許文献1)やプリプレグ(特許文献2)がある。
プリフォーム成形では、繊維積層体を予め成形した後、この繊維積層体に樹脂を注入し、硬化する。その際、樹脂注入を促進する際に、真空引きすることもある。
プリプレグとは、炭素繊維にあらかじめ樹脂が含浸しているシート状の材料である。プリプレグを積層してシートで覆い、空気や揮発物を真空除去し、加熱・加圧して硬化させる。
特開2007-118598号公報 特開2006-169541号公報
ところで、プリプレグ内または積層間に空隙があると、所定の強度が得られない。したがって、中間工程においても、積層毎に、真空引き(コンパクション/脱気)をおこない、空隙を除去する。
繊維シートを治具に載置し、樹脂製(例えばPVC)フィルムにより治具を覆い、バキュームシーラントを介して、密閉空間を形成する。更に、治具に備えられている真空装置により、真空引きをおこなう。
品質担保のため、1度の積層において、数回真空引きすることが求められている。さらに、複数、積層をするため、フィルム設置により密閉空間を形成する作業が多数回になる。(たとえば、積層20層に付き16回実施)。
その結果、作業時間が長くなる傾向にあり、作業性改善が求められていた。フィルムも一回の真空引き作業ごとに廃棄しており、無駄が多かった。
本発明は上記課題を解決するものであり、積層された繊維シートを真空引きする作業の作業性を改善できるフレームを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、積層された繊維シートを真空引きする際に用いるフレームであって、治具形状に対応した形状を有するフレーム本体と、前記フレーム本体下面にフレーム本体に沿って設けられる弾性シール部とを備える。
弾性シール部が治具表面に接することにより密閉空間が形成される。各層ごとに、フレームを設置して取り外すだけであるので、作業性が大幅に改善される。
好ましくは、前記弾性シール部は、第1弾性シール部と、前記第1弾性シール部より低硬度な第2弾性シール部と、が並設されて形成される。
これにより、作業初期段階において、第2弾性シール部は治具表面に密着し、完全な密閉空間が形成され、真空引き継続により、第1弾性シール部が治具表面に密着し、密閉空間が安定して維持される。
更に、好ましくは、前記第2弾性シール部は、前記第1弾性シール部の両側に設けられる。
これにより、少なくとも何れかの第2弾性シール部が治具表面に接し、作業初期段階において、完全な密閉空間が形成される。
更に、好ましくは、前記第2弾性シール部の高さは、前記第1弾性シール部の高さより高い。
これにより、第1弾性シール部の下方には微小空間が形成される。作業初期段階において、第2弾性シール部が動作し、真空引き継続により、第1弾性シール部が動作する。
好ましくは、前記フレーム本体は、中空断面構造を有する。
好ましくは、前記フレーム本体内には、軽量部材が挿入されている。
これにより、フレームの軽量性を高め、かつ、フレームの剛性を高めることができる。
上記課題を解決する本発明は、積層された繊維シートを治具上に載置し、前記治具形状に対応した形状を有するフレーム本体と、前記フレーム本体下面にフレーム本体に沿って設けられる弾性シール部と、を備え、前記弾性シール部は、第1弾性シール部と、前記第1弾性シール部より低硬度な第2弾性シール部とが並設されて形成される、フレーム、および、前記積層された繊維シートに対応してフレームに設けられる密閉フィルムを、前記治具上に設置して、密閉空間を形成し、真空引きを開始することにより、第2弾性シール部を変形させて前記治具に密着させ、さらに、真空引きを継続することにより、第1弾性シール部を変形させて前記治具に密着させ、真空引き終了後、前記フレームおよび密閉フィルムを取り外す真空引き方法である。
本発明にかかるフレームを用いれば、積層された繊維シートを真空引きする作業の作業性を改善できる。
真空引き作業に係る概念図(斜視図) 真空引き作業に係る概念図(断面図) 本実施形態にかかるフレーム(上面斜視図) 本実施形態にかかるフレーム(下面斜視図) 本実施形態にかかるフレームの詳細図 第2弾性シール部の一例である独立発泡体の詳細図 本実施形態に係る動作説明図 弾性シール部変形例 弾性シール部参考例
〜概略〜
図1および図2は、真空引き作業に係る概念図である。図1は斜視図であり、図2は断面図である。本実施形態のフレーム3は真空引き作業の際に用いる。
本実施形態では、中間工程のおける真空引き作業を例に説明する。
治具1は、成形される積層体2に対応した形状を有する。飛行機や自動車で用いられる部品は、複雑な曲面形状(たとえば捻じれ曲面)を有していることもあり、その場合は、治具1も対応する曲面形状を有する。
予め樹脂が含浸されている炭素繊維シートを治具1上に載置する。更に、炭素繊維シートを積層する。
フレーム3は額縁のように口字状を有する。フレーム3上面にはフレーム3に沿ってバキュームシーラント39が設けられている(図5参照)。フレーム3の口字状内にはバキュームシーラント39を介して密閉フィルム4が設けられている。
フレーム3および密閉フィルム4を積層体2に対応するように治具1上に設置する。なお、フレーム3が四角形の場合、治具1に2カ所以上、フレーム隅を当てる手段を設けると、更に設置が容易になる。
図3および図4は、フレーム3の斜視図である。図3は上方からの斜視図であり、図4は下方からの斜視図である。一部を断面表示するため、半体のみ図示し、残り半体は点線表示している。
フレーム3(フレーム本体31)は、治具1に対応した形状を有する。治具1が曲面形状を有する場合は、フレーム3も対応する曲面形状を有する。
フレーム本体31の下面には、フレーム本体31に沿って弾性シール部32が設けられている。
弾性シール部32が治具1表面に接することにより密閉空間が形成される。この状態で、治具1に備えられている真空装置により、真空引きを所定回(例えば16回)おこなう。その際、フレーム3は治具1上に設置された状態を維持する。
所定回の真空引きが完了すると、フレーム3および密閉フィルム4を治具1から取り外す。次の炭素繊維シートを積層体2に積層する。
フレーム3および密閉フィルム4を治具1上に設置し、真空引きをおこなう。この作業を積層数(例えば20層)繰り返すことにより、積層体2が形成される。
従来の各真空引き毎に密閉フィルム4を張る作業に比べて、本実施形態では各層ごとに、フレーム3を設置して取り外すだけであるので、作業性が大幅に改善される。また、密閉フィルム4は不具合が発生するまで張り替える必要はなく、密閉フィルム4の廃棄量を大幅に削減できる。
〜剛性フレーム〜
図5は、フレーム3の詳細図を示す部分断面斜視図である。フレーム3は、フレーム本体(剛性フレーム)31と、弾性シール部32とを備える。
フレーム本体(剛性フレーム)31は平板状であり、平板は中空断面構造を有する。材質はたとえば繊維強化プラスチックである。
中空部には軽量部材33が挿入されている。軽量部材33は例えば、バルサ材である。バルサ材は、軽量であり、比較的強度もあり、安価に入手できる。
台形形状の軽量部材33の上下に繊維シートを積層させて、積層体31を形成する。
これにより、フレーム3の軽量性を高め、かつ、フレーム3の剛性を高めることができる。たとえば、試作モデルと全てCFRP製の比較モデルとを比べると、同程度の剛性で、かつ、半分の重量となった。製作コストも大幅に削減できた。
なお、上記作業性を発揮するためには、フレーム3の軽量性が重要である。一方、上記密閉性を発揮するためには、フレーム3の高剛性が重要である。
〜弾性シール〜
フレーム本体31の下面には、フレーム本体31に沿って弾性シール部32が設けられている。
弾性シール部32は、第1弾性シール部34と第2弾性シール部35とが断面長手方向に並設されて形成されている。第2弾性シール部35は、第1弾性シール部34より低硬度(高弾性)である。第1弾性シール部34の両側に、第2弾性シール部35A(内側)と第2弾性シール部35B(外側)とが設けられている。すなわち、サンドウィッチ構造になっている。
第2弾性シール部35の高さは、第1弾性シール部34の高さより高い。すなわち、第1弾性シール部34の下方には微小空間が形成される。
第1弾性シール部34は例えば、独立発泡型スポンジゴムである。試作モデルでは、クロロプレンゴムスポンジを用いた。以下、物性値を示す。
Asker-C 基準
スポンジ硬度:20〜30
JIS K 6767 基準
引張強度(Mpa):0.49以上
伸び(%):150以上
見掛け密度(g/cm3):0.19±0.03
ASTM D 1056基準
圧縮荷重(kPa):61.9〜93.2
第2弾性シール部35は例えば、独立発泡型スポンジゴムである。試作モデルでは、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)スポンジを用いた。以下、物性値を示す。
JIS K 6767基準
圧縮硬さ(N/cm2):2.5〜8.0
見掛け密度(g/cm3):0.11
引張強さ(N/cm2) :35
伸び率(%) :240
図6は、第2弾性シール部35の一例である独立発泡型スポンジゴムの詳細図である。ゴム内で気泡が独立している。すなわち、気泡同士が連続していない。このため、気密性に優れている。圧縮力が作用すると、気泡形状が変形することにより、全体が変形(圧縮)する。なお、半独立半連続発泡型スポンジゴムを用いてもこれに準ずる効果が期待できる。
なお、上記実施形態において、第1弾性シール部34および第2弾性シール部35の具体例を示したが、上記のような硬度差があれば他の材質でもよい。
〜動作〜
図7は、フレーム3の動作説明図である。真空引き作業に伴うフレーム3の動作の説明を説明する。
(A)フレーム3を治具1上に設置する。このとき、フレーム本体31は、治具1に対応した形状を有しており、弾性シール部32が治具1表面に接することが原則である。たとえば、治具1およびフレーム3が平面形状であれば、隙間が発生することも少なく、弾性シール部32が治具1表面に接する。
一方、たとえば、治具1およびフレーム3が複雑な曲面形状を有する場合、一部において、隙間が発生する可能性もある。図は動作説明を理解し易くするため、強調して例示している。
なお、ほとんどの弾性シール部32(第2弾性シール部35)が治具1表面に接している。さらに、実際には、内外の第2弾性シール部35A,35Bの何れかが治具1表面に接する可能性は高い。
このように、一部隙間が発生する可能性は残るものの、密閉空間が仮形成される。
(B)真空引きを開始すると、第2弾性シール部35が圧縮される。第2弾性シール部35は低硬度(高弾性)であり、作業初期段階において、大きく変形する。その結果、一部において隙間が発生していても、ただちに第2弾性シール部35は治具1表面に密着し、完全な密閉空間が形成される。
(C)さらに真空引きを継続し、第2弾性シール部35がさらに圧縮されると、第1弾性シール部34が治具1表面に接する。第1弾性シール部34は高硬度(低弾性)であり、変形が少ない。これにより、密閉空間が安定して維持される。
(D)真空引き終了すると、圧縮力が開放され、第1弾性シール部34および第2弾性シール部35は圧縮状態から回復する。第1弾性シール部34は、高硬度(低弾性)であり、回復が早い。第2弾性シール部35は、初期段階のみ大きく変形しているが、作業後半の変形はほぼないため、回復が早い。
したがって、フレーム3および密閉フィルム4を取り外し、次の作業をすぐに開始できる。言い換えると、弾性シール部32の回復を待つ必要がない。
〜効果〜
本実施形態の主な効果についてまとめる。
本実施形態では、作業初期段階において、第2弾性シール部35は治具1表面に密着し、完全な密閉空間が形成され、真空引き継続により、第1弾性シール部34が治具1表面に密着し、密閉空間が安定して維持される。また、回復も早い。これにより、1回の真空引き作業の時間を大幅に短縮できる。
さらに、本実施形態では各積層毎に、フレーム3を設置して取り外すだけであるので、作業性が大幅に改善される。
すなわち、1回の真空引き作業の時間が短く、かつ、各積層工程においてフレーム3設置を維持できるため、相乗効果により、作業性が大幅に改善される。
〜変形例〜
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
図8は、弾性シール部32の変形例1〜3である。
本実施形態は、第2弾性シール部35A(内側)−第1弾性シール部34−第2弾性シール部35B(外側)のサンドウィッチ構造になっているのに対し、変形例1は、第1弾性シール部34A(内側)−第2弾性シール部35−第1弾性シール部34B(外側)のサンドウィッチ構造となっている。
さらに、本実施形態や変形例1はサンドウィッチ構造となっているのに対し、変形例2,3は第1弾性シール部34と第2弾性シール部35の並設構造となっている。変形例2では、第1弾性シール部34(内側)と第2弾性シール部35(外側)が配設され、変形例3では、第2弾性シール部35(内側)と第1弾性シール部34(外側)が配設される。
変形例1〜3においても、作業初期段階において、第2弾性シール部35は治具1表面に密着し、完全な密閉空間が形成され、真空引き継続により、第1弾性シール部34が治具1表面に密着し、密閉空間が安定して維持される。また、回復も早い。すなわち、本実施形態に準ずる動作が得られる。
〜参考例〜
図9は、弾性シール部32の参考例1〜2である。
参考例1の弾性シール部32は、高硬度(低弾性)の第1弾性シール部34である。これにより、密閉空間の安定した維持が期待できる。
一方、治具1およびフレーム3が複雑な曲面形状を有する場合、一部において、隙間が発生する可能性もある。第1弾性シール部34は変形が小さいため、完全な密閉空間が形成されるまで時間を要する可能性がある。隙間の影響が無視できない場合、真空引きに要する時間が長くなる。
参考例2の弾性シール部32は、低硬度(高弾性)の第2弾性シール部35である。これにより、一部において隙間が発生していても、第2弾性シール部35は治具1表面に密着し、完全な密閉空間が形成される。
しかしながら、第2弾性シール部35は変形が大きく、特に、外側に比べ内側の変形が大きい。真空引き継続により、大きな圧縮力が作用すると、変形の内外差に起因して、安定した密着が失われ、隙間が発生する可能性もある。
なお、上記実施形態では、第1弾性シール部34および第2弾性シール部35A,35Bが共働して動作するため、上記不具合は発生しない。
1 治具
2 積層体
3 フレーム
4 密閉フィルム
31 フレーム本体
32 弾性シール部
33 軽量部材
34 第1弾性シール部
35 第2弾性シール部
39 バキュームシーラント

Claims (8)

  1. 積層された繊維シートを真空引きする際に用いるフレームであって、
    治具形状に対応した形状を有するフレーム本体と、
    前記フレーム本体下面にフレーム本体に沿って設けられる弾性シール部と
    を備えるフレーム。
  2. 前記弾性シール部は、
    第1弾性シール部と、
    前記第1弾性シール部より低硬度な第2弾性シール部と、
    が並設されて形成される
    請求項1記載のフレーム。
  3. 前記第2弾性シール部は、前記第1弾性シール部の両側に設けられる
    請求項2記載のフレーム。
  4. 前記第2弾性シール部の高さは、前記第1弾性シール部の高さより高い
    請求項2または3記載のフレーム。
  5. 前記フレーム本体は、中空断面構造を有する
    請求項1〜4いずれか記載のフレーム。
  6. 前記フレーム本体内には、軽量部材が挿入されている
    請求項1〜4いずれか記載のフレーム。
  7. 前記フレーム本体は、曲面形状を有する
    請求項1〜6いずれか記載のフレーム。
  8. 積層された繊維シートを治具上に載置し、
    前記治具形状に対応した形状を有するフレーム本体と、前記フレーム本体下面にフレーム本体に沿って設けられる弾性シール部と、を備え、前記弾性シール部は、第1弾性シール部と、前記第1弾性シール部より低硬度な第2弾性シール部とが並設されて形成される、フレーム、および、前記積層された繊維シートに対応してフレームに設けられる密閉フィルムを、前記治具上に設置して、密閉空間を形成し、
    真空引きを開始することにより、第2弾性シール部を変形させて前記治具に密着させ、
    さらに、真空引きを継続することにより、第1弾性シール部を変形させて前記治具に密着させ、
    真空引き終了後、前記フレームおよび密閉フィルムを取り外す
    真空引き方法。
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