JP2017019156A - 樹脂成型治具、樹脂成型装置及び樹脂成型方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの樹脂成型治具により様々な厚さの被加工物を成型可能にする。【解決手段】被加工物を加圧する一対の加圧板間に配置され、一対の加圧板との間で被加工物を密封する枠状の樹脂成型治具が提供される。樹脂成型治具は、その内側に被加工物が配置される変形可能な封止枠と、封止枠の外周に配置される支持枠と、を備える。封止枠の高さHaが、被加工物の加圧成型時における一対の加圧板の設計間隔Sよりも大きく、支持枠の高さHbが、設計間隔Sよりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂成型治具、樹脂成型装置及び樹脂成型方法に関するものである。
加熱した樹脂材料を圧板間で加圧して、所定の厚さの板状部材を成型する方法が知られている。
特許文献1には、一対の押圧板と枠状の成形金型との間で樹脂材料をシート状に成型する技術が記載されている。成形金型は、枠状の剛体板と、剛体板の内周に配置される枠状の弾性部材とから構成される。成形金型内に樹脂材料を配置し、一対の押圧板により成形金型ごと樹脂材料を加圧することで、樹脂材料がシート状に成型される。剛体板は、加圧成型時には一対の押圧板により挟み込まれて、押圧板の間隔を規制し、それにより成型品が設定された厚さに成型される。弾性部材は、その自然状態における高さが剛体板の高さよりも大きいため、加圧成型時に一対の押圧板に挟み込まれて、樹脂材料が成形金型から外へ漏れ出すのを防止する。
国際公開第2013/136926号
特許文献1に記載の樹脂成型方法では、剛体板の高さによって成型品の厚さ決まるため、成型品の厚さの設計値(目標値)毎に、高さの異なる複数の剛体板を用意する必要があり、成形金型のコストが高いものとなっていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、様々な厚さの成型が可能な樹脂成型治具を提供することである。
本発明の一実施形態に係る樹脂成型治具は、その内側に被加工物が配置される変形可能な封止枠と、封止枠の外周に配置される支持枠と、を備え、封止枠の高さHが、被加工物の加圧成型時における一対の加圧板の設計間隔Sよりも大きく、支持枠の高さHが、設計間隔Sよりも小さい。
上記の樹脂成型治具において、支持枠が、被加工物の加圧成型時に実質的に変形しない剛性を有する構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型治具において、封止枠の横断面が円形状又は楕円形状である構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型治具において、支持枠の横断面が矩形状である構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型治具において、封止枠が、エラストマーである構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型治具において、封止枠を形成する材料の融点が、被加工物の成型温度よりも高い構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型治具において、封止枠が、以下に列挙する物質の少なくとも一つを含む材料から形成される構成としてもよい。
(1)ゴム:
天然ゴム、合成イソプレンゴム(IR)、フッ素ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム
(2)エラストマー:
ポリエステル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、フッ素系エラストマー、シリコーン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー
(3)熱可塑性樹脂:
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)、シンジオタクティックポリスチレン樹脂、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスルフォン(PSU)、ポリエーテルスルフォン、ポリケトン(PK)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン(TFE)/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)〔PAVE〕共重合体(PFA)、TFE/ヘキサフルオロプロピレン(HFP)共重合体(FEP)、エチレン/TFE共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
また、上記の樹脂成型治具において、被加工物が実質的に圧縮性を有しない材料からなり、設計間隔Sが、樹脂成型治具の開口面積と、被加工物の体積と、から決定される構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係る樹脂成型装置は、被加工物を間に挟んで加圧する一対の加圧板と、一対の加圧板の少なくとも一方を駆動して、一対の加圧板間で被加工物を加圧する駆動手段と、上記の樹脂成型治具とを備える。
上記の樹脂成型装置において、被加工物を加熱する加熱手段を備えた構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型装置において、加熱手段が、一対の加圧板の少なくとも一方を加熱する加圧板加熱手段を含む構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型装置において、一対の加圧板、被加工物及び樹脂成型治具を収容する真空チャンバと、真空チャンバ内を真空引きする真空供給手段と、を備えた構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型装置において、被加工物が所定の圧力で加圧されるように駆動手段を制御する圧力制御手段を備えた構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型装置において、一対の加圧板の間隔が所定の間隔となるように駆動手段を制御する間隔制御手段を備えた構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型装置において、少なくとも一方の加圧板が所定の速度で駆動するように前記駆動手段を制御する速度制御手段を備えた構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係る樹脂成型方法は、一対の加圧板の間に支持枠を配置する支持枠配置ステップと、支持枠の内周に変形可能な封止枠を配置する封止枠配置ステップと、封止枠の内側に非圧縮性の材料からなる被加工物を配置する被加工物配置ステップと、一対の加圧板の少なくとも一方を駆動して、一対の加圧板の間隔を、封止枠の高さHよりも小さく、且つ、支持枠の高さHよりも大きい、設計間隔Sまで狭めて、一対の加圧板間で被加工物を加圧する加圧ステップとを含み、設計間隔Sが、被加工物の体積と、加圧ステップにおける封止枠の開口面積とで決定される。
また、上記の樹脂成型方法において、被加工物を、封止枠の融点よりも低い、被加工物の成型温度に加熱するステップを含む構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型方法において、被加工物の周囲を真空引きする真空引きステップを含み、加圧ステップが真空下で行われる構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型方法において、加圧ステップが、被加工物が所定の圧力で加圧されるように少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する圧力制御ステップを含む構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型方法において、加圧ステップが、一対の加圧板の間隔が所定の間隔となるように少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する間隔制御ステップを含む構成としてもよい。
また、上記の樹脂成型方法において、加圧ステップが、少なくとも一方の加圧板が所定の速度で駆動するように該少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する速度制御ステップを含む構成としてもよい。
本発明によれば、1つの樹脂成型治具により様々な厚さの被加工物を成型することが可能になる。
本発明の実施形態に係る樹脂成型装置の概略構成を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る樹脂成型治具(加圧前)の近傍の側断面図である。 本発明の実施形態に係る樹脂成型治具(加圧中)の近傍の側断面図である。 本発明の実施形態に係る樹脂成型治具の近傍の平面図(図1のA−A矢視図)である。 本発明の実施形態に係る樹脂成型方法の手順を表したフローチャートである。 シール枠及び支持枠の横断面形状の変形例を示した図である。 シール枠及び支持枠の枠形状(環の形状)の変形例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態に係る樹脂成型装置1の概略構成を示した側断面図である。樹脂成型装置1は、被加工物W(例えばFRP[Fiber Reinforced Plastics]等の樹脂を含有する材料)を一対の圧板間で加圧して成型加工する機械装置である。なお、図1における上下方向は、鉛直方向である。
樹脂成型装置1は、フレーム10と、フレーム10に固定された固定盤20と、固定盤20と対向する可動盤30と、可動盤30を上下に(すなわち、固定盤20と可動盤30とが向かい合う方向に)駆動する油圧シリンダ40と、可動盤30の上面に取り付けられた成型治具50と、油圧シリンダ40に油圧を供給する油圧供給部60と、真空供給部70と、熱媒供給部80と、樹脂成型装置1の各部を制御する制御部90とを備えている。
フレーム10は、油圧シリンダ40のシリンダチューブ44に固定され、支持されている。フレーム10の内部には、真空チャンバ12が形成されている。固定盤20、可動盤30及び樹脂成型治具50は、真空チャンバ12内に配置されている。また、真空チャンバ12は、真空供給部70に接続されている。被加工物Wの成型は、真空チャンバ12を密閉して、真空供給部70によって真空チャンバ12内を真空引きした状態で行われる。これにより、加圧成型中に被加工物Wに含まれる気泡が除去され、気泡の少ない高品質な樹脂成型品を得ることができる。
固定盤20は、フレーム10に固定された上部定盤22と、上部定盤22の下面に固定された上部熱板24(加圧板)とを備えている。
また、可動盤30は、油圧シリンダ40のラム42に下面が固定された下部定盤32と、下部定盤32の上面に固定された下部熱板34(加圧板)とを備えている。
上部熱板24及び下部熱板34には、それぞれ熱媒供給部80から供給される熱媒(例えば、オイル、熱水、スチーム等の加熱された流体)が流れる管路24a、34aが形成されており、これらの管路に所定の温度に加熱された熱媒を流すことにより、上部熱板24及び下部熱板34が設定温度に均一に加熱される。また、熱媒供給部80と上部熱板24及び下部熱板34とを結ぶ熱媒の循環路が形成されていて、上部熱板24及び下部熱板34の管路24a、34aを流れて冷えた熱媒は、熱媒供給部80に戻され、加熱されてから、再び上部熱板24及び下部熱板34に供給される。
図2は、成型前の被加工物W及び成型治具50の近傍を示した側断面図である。
図3は、成型中の被加工物W及び成型治具50の近傍を示した側断面図である。
図4は、成型前の被加工物W及び成型治具50の近傍を示した平面図(図1のA−A矢視図)である。
樹脂成型治具50は、シール枠(封止枠)52及び支持枠54を備えている。
支持枠54は、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金等、成型温度においてもプレス圧によって実質的に変形しない程度の十分な剛性を有する構造材料から形成された、矩形の横断面形状を有する枠状部材である。
シール枠52は、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するエラストマーから形成された、円形の横断面形状を有する枠状部材であり、支持枠54の内周面に沿って配置される。
シール枠52の材料としては、加圧成型時に被加工物Wが収容される密閉空間を封止する機能が維持されるように、成型温度(具体的には、成型時の最高到達温度)においても、溶融、昇華又は分解を生じない(すなわち、成型温度よりも高い融点を有する)材料が選択される。なお、融点が成型温度よりも高ければ、熱可塑性エラストマーを使用することもできる。
シール枠52の形成に使用される具体的な材料としては、例えば以下のようなものが挙げられる。
(1)ゴム:
天然ゴム、合成イソプレンゴム(IR)、フッ素ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム等
(2)エラストマー:
ポリエステル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、フッ素系エラストマー、シリコーン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー等
(3)熱可塑性樹脂:
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)、シンジオタクティックポリスチレン樹脂、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスルフォン(PSU)、ポリエーテルスルフォン、ポリケトン(PK)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン(TFE)/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)〔PAVE〕共重合体(PFA)、TFE/ヘキサフルオロプロピレン(HFP)共重合体(FEP)、エチレン/TFE共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等
なお、耐熱性の確保等の目的で、上記材料にフィラーや各種添加剤を加えてもよい。また、耐熱性を高める(すなわち、高温下でのシール枠52の流動性を無くす)ために、樹脂材料に対して架橋を行っても良い。また、複数種類の樹脂からなるポリマーアロイやFRP等の複合材料からシール枠52を形成してもよい。
被加工物Wは、下部熱板34上の、シール枠52の内側(枠内)に配置される。被加工物Wが成型温度まで加熱されて軟化すると、油圧シリンダ40によって可動盤30が上方へ駆動され、被加工物Wは下部熱板34と上部熱板24とで挟まれて加圧される。
加圧成型中、シール枠52が上部熱板24及び下部熱板34と強く密着するため、上部熱板24、下部熱板34及びシール枠52によって囲まれた密閉空間が形成され、この密閉空間内に被加工物Wが閉じ込められる。これにより、加圧成型中に被加工物Wが成型治具50の外へ流出しないようになっている。
加圧成型中、被加工物Wに加わる強い圧力によって、シール枠52は外周側(水平方向)に強く押される。しかし、シール枠52は、外周側から剛性の高い支持枠54によって支持されているため、外周側に広がることはなく、シール枠52の内周面(すなわち、被加工物Wの端面)は、所定の形状・寸法に維持される。
加圧成型中、油圧シリンダ40は、油圧供給部60から一定の圧力に調整された作動油の供給を受け、可動盤30及び下部熱板34に一定の大きさの加圧力Fを与える。この加圧力Fの殆どが、下部熱板34と上部熱板24とで挟まれた被加工物Wに加えられる。
被加工物Wの樹脂材料は圧縮性を殆ど有していない。そのため、被加工物Wが下部熱板34と上部熱板24との間で隙間無く挟み込まれて(すなわち、密閉空間が被加工物Wの樹脂材料で充填されて)、油圧シリンダ40から下部熱板34に与えられる加圧力Fが被加工物Wからの抗力と釣り合うと、その位置で可動盤30及び下部熱板34の上昇が停止する。このときの下部熱板34と上部熱板24の間隔(すなわち、加圧成型中の被加工物Wの厚さ)を設計間隔S(図3)と呼ぶ。
設計間隔Sは、加圧成型中の樹脂成型治具50の中空部の面積(開口面積)と、密閉空間内に充填される被加工物Wの樹脂材料の量(体積)とによって決まる。具体的には、樹脂材料の体積をV(cm)、樹脂成型治具50の開口面積をA(cm)とすると、設計間隔SはS=V/A(cm)と表わされる。上述したように、加圧成型中の樹脂成型治具50の内周の寸法(すなわち、開口面積)は略一定となる。そのため、同一の樹脂成型治具50を使用し、同一の加圧力Fで加圧成型する場合には、設計間隔Sは樹脂材料の量によって決まる値となる。
また、シール枠52の自然状態における高さH(図2)は、設計間隔Sよりも大きいため、シール枠52は加圧成型中に上部熱板24の下面及び下部熱板34の上面と密着する。このとき、シール枠52の弾性復元力によりシール枠52と上部熱板24及び下部熱板34との間に十分な密着力(押圧力)が生じるように、設計間隔Sはシール枠52の高さHよりも十分に小さな値に設定されている。
また、設計間隔S(図3)は、支持枠54の高さH(図2)よりも大きな値に設定されているため、上部熱板24が支持枠54に接触することがなく、加圧力Fが硬い支持枠54に伝わることがない。また、シール枠52は、弾性率が小さく、水平面(加圧面)における断面積も小さい。そのため、上部熱板24及び下部熱板34に加えられる加圧力Fの殆どが被加工物Wに加わることになり、被加工物Wの加圧成型を効率的に行うことができるようになっている。
また、本実施形態では、シール枠52の材料として、成型温度において弾力性に富むエラストマー等の材料が使用されている。そのため、加圧成型によってシール枠52は破壊(塑性変形)されず、シール枠52を繰り返し使用することができる。
次に、上述した樹脂成型装置1を使用して被加工物Wを成型する手順を説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る樹脂成型装置1を使用した樹脂成型方法の手順を表したフローチャートである。
まず、油圧供給部60から油圧シリンダ40に供給される油圧が減圧され、可動盤30が降下した状態で、下部熱板34の上面中央に樹脂成型治具50が取り付けられる(S1)。
次に、熱媒供給部80から加熱された熱媒が上部熱板24及び下部熱板34に供給され、上部熱板24及び下部熱板34が所定の成型温度に加熱される(S2)。
次に、下部熱板34上の樹脂成型治具50内に樹脂材料(被加工物W)が配置された後(S3)、真空チャンバ12の搬送口(不図示)が閉じられ、真空供給部70によって真空チャンバ12内が真空引きされる(S4)。
そして、下部熱板34により樹脂材料が加熱されて軟化した後、油圧供給部60から油圧シリンダ40に供給される油圧が上げられ、可動盤30が上昇する。上部熱板24と下部熱板34との間隔が設計間隔Sになると、下部熱板34の上昇が停止し、上部熱板24と下部熱板34との間隔が設計間隔Sに維持される。このとき、樹脂成型治具50のシール枠52が上部熱板24及び下部熱板34に密着して、樹脂材料を封入する密閉空間が形成される。また、樹脂材料は、上部熱板24、下部熱板34及び樹脂成型治具50により板状に加圧成型される。樹脂成型治具50を使用することにより、端面形状も一定の寸法精度で成型される(S5)。
所定時間経過後、上部熱板24及び下部熱板34に供給される熱媒の温度が下げられて、被加工物Wが冷却される(S6)。被加工物Wの冷却中も、油圧供給部60から油圧シリンダ40へ油圧が供給され続ける。そのため、冷却中に温度低下に伴う体積収縮により被加工物Wの厚さが徐々に薄くなっていくような場合であっても、被加工物Wの厚さの減少に伴ってシール枠52を押し潰しながら可動盤30(及び下部熱板34)が上昇し、被加工物Wを所定の圧力で加圧し続けることができる。この間も、上部熱板24が支持枠54に接触することはなく、上部熱板24と下部熱板34との間に加わる加圧力Fの殆ど全てが被加工物Wに加わることになり、冷却中も被加工物Wを効率的に加圧することができるようになっている。そして、油圧供給部60から油圧シリンダ40に供給される油圧が減圧され、可動盤30が降下した後、被加工物Wが取り出され(S7)、成型が完了する。
本実施形態では、上部熱板24、下部熱板34及び樹脂成型治具50により、簡易的な成型金型が構成される。このような簡易的な成型金型は、簡単な形状の部材から構成されるため、低コストで短期間に製作することができる。
以上が本発明の実施形態の説明である。本発明は、上記の実施形態の構成に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。例えば、明細書中に例示的に記載された構成及び/又は明細書の記載から自明な構成を適宜組み合わせたものも本発明の実施形態の構成に含まれる。
上記の実施形態では、エラストマー等の成型温度において弾力性に富む材料が使用されているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。加圧成型によってシール枠52が塑性変形を起こしても、シール枠52の封止機能が喪失されず、成型治具50からの被加工物Wの流出を防止することが可能であれば、シール枠52を使用する所期の目的は達成される。従って、成型温度において比較的に弱い力で塑性変形する材料(例えば、錫合金等の低融点金属)や、成型温度において流動性を有する(例えば軟化する)ものの比較的に高い粘性のために加圧成型中に形態が一定程度(封止機能が失われない程度)維持される材料(例えば、熱可塑性樹脂、パテ、油粘土)からシール枠52を形成してもよい。なお、このような材料の流動性も可塑性の一形態といえる。
塑性材料から形成された部材(塑性部材)は、弾性材料から形成された部材(弾性部材)とは異なり、変形量に応じた弾性率の変化が小さく、また自由な形状や極めて薄い形状まで変形させることが出来る。そのため、例えばシール枠52を塑性材料から形成し、加圧成型時に大きく変形させた場合においても、発生する反力が小さく、加圧力Fを効率的に被加工物Wにかけることが出来る。加圧成型時に上部熱板24と下部熱板34とで被加工物Wに高い加圧力Fを加えると、被加工物Wは上下の熱板24、34の隙間を流れて、成型治具50(シール枠52及び支持枠54)を外周側に強く押圧する。その際に、支持枠54が被加工物Wよりも薄いために、支持枠54と上部熱板24との間に隙間でき、その隙間へシール枠52が押し出されていく場合がある。しかしながら、成型温度における塑性変形応力(粘度)が適切な物質(例えば成型温度より融点の高いプラスチック樹脂等)を使用する事により、支持枠54の外まで流れ出してしまうことを防ぐことができる。
上記の実施形態では、熱板の加熱に熱媒が使用されているが、他の種類の加熱手段を使用して熱板を加熱する構成としてもよい。他の種類の加熱手段としては、例えば、熱板を直接加熱する電熱ヒータ、熱板に電磁波(例えば、赤外線やマイクロ波)を照射する手段、熱板に加熱した気体を吹き付ける手段等がある。
また、熱風や遠赤外線等により被加工物Wを直接加熱してもよい。この場合、各熱板を加熱してもよいし、被加工物Wのみを加熱してもよい。
上記の実施形態では、上部定盤24及び下部熱板34の両方が加熱されているが、上部定盤24及び下部熱板34のいずれか一方(例えば下部熱板34のみ)を加熱する構成としてもよい。
上記の実施形態(図2参照)では、シール枠52は円形の横断面形状を有し、支持枠54は矩形の横断面形状を有しているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。図6に示されるように、各枠部材52、54の横断面形状は、円形又は半円形(図6(a))、楕円形(図6(b))、三角形(図6(c))、四角形(図6(d))、その他等の多角形(図6(e))、或いは星形(図6(f))等の異形であってもよい。また、図6(g)に示されるように、シール枠52と支持枠54の対向する面を対応する形状にしてもよい。また、図6(a)に示されるように、各枠部材52、54を中空にしてもよい。
また、上記の実施形態では、シール枠52及び支持枠54は矩形枠状に形成されているが、これは被加工物Wの加工形状に応じて適宜変更される。例えば、図7の平面図に示されるように、被加工物Wを円板状に成型する場合には、シール枠52及び支持枠54はそれぞれ円形枠状(円環状)に形成される。シール枠52及び支持枠54の枠形状は、高い精度を要しないため、レーザーカット加工等により比較的に簡単に多様な形状に成形することができる。
また、上記の実施形態では、シール枠52と支持枠54とが別体に形成されているが、例えば、接着、融着、圧着、インサート成型(射出成型)等によりシール枠52と支持枠54とを一体に形成してもよい。
また、上記の実施形態では、平板状の上部熱板24及び下部熱板34が使用されるが、上部熱板24及び下部熱板34のプレス面を例えば曲面状に形成したものを使用してもよい。
また、上記の実施形態では、油圧シリンダ40の駆動制御に圧力制御(具体的には圧力一定で駆動する)を採用し、被加工物Wの成形厚(すなわち設計間隔S)を、樹脂成型治具50の開口面積(内周の寸法)と被加工物Wの樹脂材料の投入量(体積)とによって管理する構成が採用されているが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。例えば、下部熱板34と上部熱板24との間隔(又は可動な下部熱板34の位置)を検出する近接センサや位置センサを設けて、検出した熱板の間隔や位置に基づいて油圧供給部60が油圧シリンダ40に供給する作動油の圧力や流量を調整することで、成型の各段階に応じて、下部熱板34の移動速度や、被加工物Wの成形厚や成型圧を自在に設定可能とする構成を採用してもよい。
1 …樹脂成型装置
10…フレーム
20…固定盤
30…可動盤
40…油圧シリンダ
50…成型治具
52…シール枠
54…支持枠
60…油圧供給部
70…真空供給部
80…熱媒供給部
90…制御部
W …被加工物

Claims (21)

  1. 被加工物を加圧する一対の加圧板間に配置され、該一対の加圧板との間で前記被加工物を密封する枠状の樹脂成型治具であって、
    その内側に前記被加工物が配置される変形可能な封止枠と、
    前記封止枠の外周に配置される支持枠と、
    を備え、
    前記封止枠の高さHが、前記被加工物の加圧成型時における前記一対の加圧板の設計間隔Sよりも大きく、
    前記支持枠の高さHが、前記設計間隔Sよりも小さい、
    樹脂成型治具。
  2. 前記支持枠が、前記被加工物の加圧成型時に実質的に変形しない剛性を有する、
    請求項1に記載の樹脂成型治具。
  3. 前記封止枠の横断面が円形状又は楕円形状である、
    請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型治具。
  4. 前記支持枠の横断面が矩形状である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の樹脂成型治具。
  5. 前記封止枠が、エラストマーである、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の樹脂成型治具。
  6. 前記封止枠を形成する材料の融点が、前記被加工物の成型温度よりも高い、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の樹脂成型治具。
  7. 前記封止枠が、以下に列挙する物質の少なくとも一つを含む材料から形成される、
    (1)ゴム:
    天然ゴム、合成イソプレンゴム(IR)、フッ素ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム
    (2)エラストマー:
    ポリエステル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、フッ素系エラストマー、シリコーン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー
    (3)熱可塑性樹脂:
    ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)、シンジオタクティックポリスチレン樹脂、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスルフォン(PSU)、ポリエーテルスルフォン、ポリケトン(PK)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン(TFE)/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)〔PAVE〕共重合体(PFA)、TFE/ヘキサフルオロプロピレン(HFP)共重合体(FEP)、エチレン/TFE共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の樹脂成型治具。
  8. 前記被加工物が実質的に圧縮性を有しない材料からなり、
    前記設計間隔Sが、前記樹脂成型治具の開口面積と、前記被加工物の体積と、から決定される、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の樹脂成型治具。
  9. 被加工物を間に挟んで加圧する一対の加圧板と、
    前記一対の加圧板の少なくとも一方を駆動して、該一対の加圧板間で前記被加工物を加圧する駆動手段と、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の樹脂成型治具と、
    を備えた、
    樹脂成型装置。
  10. 前記被加工物を加熱する加熱手段を備えた、
    請求項9に記載の樹脂成型装置。
  11. 前記加熱手段が、
    前記一対の加圧板の少なくとも一方を加熱する加圧板加熱手段を含む、
    請求項9又は請求項10に記載の樹脂成型装置。
  12. 前記一対の加圧板、前記被加工物及び前記樹脂成型治具を収容する真空チャンバと、
    前記真空チャンバ内を真空引きする真空供給手段と、
    を備えた、
    請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の樹脂成型装置。
  13. 前記被加工物が所定の圧力で加圧されるように前記駆動手段を制御する圧力制御手段を備えた、
    請求項9から請求項12のいずれか一項に記載の樹脂成型装置。
  14. 前記一対の加圧板の間隔が所定の間隔となるように前記駆動手段を制御する間隔制御手段を備えた、
    請求項9から請求項12のいずれか一項に記載の樹脂成型装置。
  15. 前記少なくとも一方の加圧板が所定の速度で駆動するように前記駆動手段を制御する速度制御手段を備えた、
    請求項9から請求項12のいずれか一項に記載の樹脂成型装置。
  16. 一対の加圧板の間に支持枠を配置する支持枠配置ステップと、
    前記支持枠の内周に変形可能な封止枠を配置する封止枠配置ステップと、
    前記封止枠の内側に非圧縮性の材料からなる被加工物を配置する被加工物配置ステップと、
    前記一対の加圧板の少なくとも一方を駆動して、該一対の加圧板の間隔を、前記封止枠の高さHよりも小さく、且つ、前記支持枠の高さHよりも大きい、設計間隔Sまで狭めて、該一対の加圧板間で前記被加工物を加圧する加圧ステップと、
    を含み、
    前記設計間隔Sが、前記被加工物の体積と、前記加圧ステップにおける前記封止枠の開口面積とで決定される、
    樹脂成型方法。
  17. 前記被加工物を、前記封止枠の融点よりも低い、前記被加工物の成型温度に加熱するステップを含む、
    請求項16に記載の樹脂成型方法。
  18. 前記被加工物の周囲を真空引きする真空引きステップを含み、
    前記加圧ステップが真空下で行われる、
    請求項16又は請求項17に記載の樹脂成型方法。
  19. 前記加圧ステップが、
    前記被加工物が所定の圧力で加圧されるように前記少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する圧力制御ステップを含む、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の樹脂成型方法。
  20. 前記加圧ステップが、
    前記一対の加圧板の間隔が所定の間隔となるように前記少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する間隔制御ステップを含む、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の樹脂成型方法。
  21. 前記加圧ステップが、
    前記少なくとも一方の加圧板が所定の速度で駆動するように該少なくとも一方の加圧板の駆動を制御する速度制御ステップを含む、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の樹脂成型方法。
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