JP2018109987A - 自律移動体の運用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記利用者の候補が存在すると判断した場合である第1の場合と、存在しないと判断した場合である第2の場合とで、前記利用可能状態の自律移動体に互いに異なる経時変化パターンの動作である第1の場合用の動作と第2の場合用の動作とをそれぞれを行わせる第2ステップとを備えることを特徴とする(第1発明)。
本発明の第1実施形態を図1〜図4を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施形態における自律移動体の構成を説明する。
いる。
+Kth_y・(θb_cmd_y−θb_act_y)
−Kw_y・ωb_act_y ……(1a)
DVw1_cmd_y=Kvb_y・(Vb_cmd_y−Vb_act_y)
+Kth_x・(θb_cmd_x−θb_act_x)
−Kw_x・ωb_act_x ……(1b)
Vb_act_y=Vw1_act_y+h・ωb_act_y ……(2b)
次に、本発明の第2実施形態を図6を参照して説明する。本実施形態では、利用者の候補を探索できた場合に、前記第1動作の実行後に、利用者の候補の存在位置が利用可能車両1への搭乗に適した位置であるか否かを判断し、当該搭乗に適さない位置である場合には、当該搭乗に適した位置に利用者の候補を誘導する。
次に、本発明の第3実施形態を図7を参照して説明する。利用可能エリアにおいて、利用可能車両1を各所に配置する態様は、前記第1実施形態で説明した態様に限られない。本実施形態では、例えば、利用可能エリア内の各人の疲労度合あるいは移動の負担度合を推定し、該疲労度合又は負担度合を考慮した態様で、利用可能車両1の配置を行う。
次に、本発明の第4実施形態を図8A及び図8Bを参照して説明する。本実施形態では、利用者の候補を探索できた場合の第1動作は、利用者の候補が利用可能車両1に搭乗する直前の最後の動作として、以下に説明する動作(以降、搭乗直前動作という)を含む。
次に、本発明の第5実施形態を図9を参照して説明する。本実施形態では、利用者の候補が利用可能車両1に搭乗した後(該利用可能車両1を利用した後)に、利用可能車両1を以下に説明する如く動作させる。
以下に他の実施形態をいくつか例示する。以上説明した各実施形態では、本発明の自律移動体の一例として、図1に示した構成の倒立振子型車両1を例にとって説明したが、本発明の適用対象の自律移動体は、他の構成の移動体であってもよい。例えば、自律移動体の一例としての倒立振子型車両は、第2の移動動作部4を備えない車両であってもよい。あるいは、倒立振子型車両は、例えば、人が起立した姿勢で搭乗し得るように構成された車両であってもよい。
Claims (25)
- 利用可能状態の自律移動体の周辺に存在する人の中に、該自律移動体の利用者の候補が存在するか否かを判断する第1ステップと、
前記利用者の候補が存在すると判断した場合である第1の場合と、存在しないと判断した場合である第2の場合とで、前記利用可能状態の自律移動体に互いに異なる経時変化パターンの動作である第1の場合用の動作と第2の場合用の動作とをそれぞれを行わせる第2ステップとを備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1記載の自律移動体の運用方法において、
前記利用可能状態の自律移動体又はその周辺には、該自律移動体の周辺に存在する各人の外観又は動作を認識するためのセンサが備えられており、前記第1ステップでは、該センサの出力に基づいて、前記利用者の候補を探索することが実行されることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1ステップでは、前記自律移動体の周辺に存在する各人の移動距離又は移動速度を示す情報を取得し、該情報に基づいて、前記利用者の候補を探索することが実行されることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1ステップでは、前記自律移動体の周辺に存在する各人の疲労度合、又は各人の移動の負担度合を判断し、該疲労度合又は負担度合に基づいて、前記利用者の候補を探索することが実行されることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体を、該利用者の候補の前方側の目標位置まで移動させる動作を含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項5記載の自律移動体の運用方法は、
前記第1の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体を、前記利用者の候補の後方側から該候補の側方を通って前記目標位置まで移動させる動作と、該移動後に、前記利用可能状態の自律移動体の前部が、前記利用者の候補に向くように該自律移動体を方向転換させる動作とを含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項6記載の自律移動体の運用方法は、
前記第1の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体の方向転換後に、該自律移動体を傾動させる動作をさらに含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記目標位置は、前記利用者の候補の斜め前方側の位置であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項5〜8のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記目標位置は、前記利用者の候補の中心視野領域内の位置であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体を、前記利用者の候補の周囲の搭乗用位置まで移動させる動作を含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項10記載の自律移動体の運用方法において、
前記搭乗用位置は、前記利用者の候補の正面、背面及び側面のいずれかの位置であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項10又は11記載の自律移動体の運用方法において、
前記搭乗用位置は、前記利用者の候補の周囲のうち、該周囲の他の位置よりも相対的に空きスペースが広い位置であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項10〜12のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記利用者の候補の隣に並んでいる他者が存在する場合における前記搭乗用位置は、前記利用者の候補の周囲のうち、前記他者との間に前記利用者の候補が存在するように決定された位置であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項10〜13のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合に、前記利用可能状態の自律移動体を、前記利用者の候補の周囲の搭乗用位置まで移動させる動作は、前記利用者の候補の視線又は顔の正面又は体の正面が前記利用可能状態の自律移動体に向けられていることを必要条件として実行される動作であることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜14のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体を、前記利用者の候補に対する該自律移動体の向きを所定の向きに向けた状態で該利用者の候補の周囲に停止させる動作を含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項15記載の自律移動体の運用方法において、
前記所定の向きは、前記利用者の候補の搭乗用の所定の向きであることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜16のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合に、前記利用可能状態の自律移動体への前記利用者の候補の注意を喚起する報知を行う第3ステップをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜17のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第2の場合用の動作は、前記利用可能状態の自律移動体を停止状態に維持する動作と、該自律移動体の傾動及び旋回のうちの一方又は両方の動作を繰り返す動作とのうちのいずれかの動作を含むことを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜18のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第2の場合に、前記利用可能状態の自律移動体に周囲に対して、該自律移動体が利用可能状態である旨の報知を行う第4ステップをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜19のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記第1の場合に、前記利用者の候補の存在位置が、前記利用可能状態の自律移動体への搭乗に適した場所であるか否かを判断する第5ステップと、該第5ステップの判断結果が否定的である場合に、前記利用者の候補を、前記利用可能状態の自律移動体への搭乗に適した位置に誘導するように該利用可能状態の自律移動体を動作させ、又は前記利用者の候補を、前記利用可能状態の自律移動体への搭乗に適した位置に誘導するように該利用者の候補に対する報知を行う第6ステップとをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜20のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記自律移動体の利用可能エリアに、複数の利用可能状態の自律移動体を配置する第Aステップをさらに備えており、該第Aステップでは、前記利用可能エリアのうち、人の密集度合の観測値又は予測値が低いエリアよりも高いエリアに、より多くの利用可能状態の自律移動体が存在するように該自律移動体が配置されることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜20のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記自律移動体の利用可能エリアに、複数の利用可能状態の自律移動体を配置する第Aステップをさらに備えており、前記利用可能エリアに存在する各人の疲労度合の高低又は各人の移動の負担度合の高低を推定し、前記利用可能エリアのうち、前記疲労度合又は前記負担度合が高いと推定された人の人数が、少ないエリアよりも多いエリアに、より多くの利用可能な自律移動体が存在するように該自律移動体が配置されることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜22のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記利用者の候補が、前記利用可能状態の自律移動体から離脱した後、該利用者の候補が該利用可能状態の自律移動体の周囲の所定範囲の領域から逸脱したことが検知されてから、該利用可能状態の自律移動体の移動を開始させる第Bステップをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜22のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記利用者の候補が、前記利用可能状態の自律移動体から離脱した後、該利用者の候補が所定の動作を行ったことが検知されてから、該利用可能状態の自律移動体の移動を開始させる第Bステップをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。 - 請求項1〜22のいずれか1項に記載の自律移動体の運用方法において、
前記利用者の候補が、前記利用可能状態の自律移動体から離脱した後、該利用者の候補が移動を開始したことが検知されてから、該利用可能状態の自律移動体の移動を開始させる第Bステップをさらに備えることを特徴とする自律移動体の運用方法。
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