JP2018109310A - 電柱規制装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】横倒しにされた電柱が転がることを防止でき、建柱作業を安全に行うことができる電柱規制装置を提供する。【解決手段】横倒しされた電柱が載置される基台2と、電柱が基台2から転がり落ちないように、電柱の外周面を挟むようにして基台2上に設けられる一対の規制部材3Aと、を備えた。【選択図】図1
Description
本発明は、電柱規制装置に関する。
例えば、仮設電柱を容易に立設及び回収できる装置が知られている。(例えば特許文献1)。
特許文献1に係る装置は、狭隘な建築現場において場所をとらず、作業員が単独で容易に、且つ、短時間で仮設電柱を立設及び回収できる装置である。なお、本装置が対象としている仮設電柱は、市販品の丸鋼管である。
しかし、特許文献1に係る装置では、そのような丸鋼管を容易に立設及び回収できるものの、一時的に丸鋼管やコンクリート柱を地面に横倒しに放置しなければならない状況においては、丸鋼管やコンクリート柱を固定しておくことはできない。つまり、建築現場の状況によっては、それらの丸鋼管やコンクリート柱を傾斜面に載置しなければならず、傾斜面から転がり落ちる虞があった。なお、傾斜面に限らず平坦面においても、それらが円柱形状を呈することから、風や揺れによって転動する虞があった。
前述した課題を解決する主たる本発明は、横倒しされた電柱が載置される基台と、前記電柱が前記基台から転がり落ちないように、前記電柱の外周面を挟むようにして前記基台上に設けられる一対の規制部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、横倒しにされた電柱を一対の規制部材で固定できるため、電柱が転がることを防止できことから、建柱作業を安全に行うことができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。なお、以下説明において、X軸は可動機構のレール(レール2B)に沿う軸であり、Y軸は脚部(第1脚部材4A)の長手方向に沿う軸であり、Z軸はX軸及びY軸に直交する軸である。また、図1〜図4において、同一の部材については同一の数字を付して説明する。また、X軸に沿う方向を「X方向」と示し、Y軸に沿う方向を「Y方向」と示し、Z軸に沿う方向を「Z方向」と示すこともある。また、「X方向」、「Y方向」、「Z方向」のそれぞれにおける+側には「+」を付けて示し、−側には「−」を付けて示すこともある。
===電柱規制装置の構成===
図1を参照しつつ、電柱規制装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る電柱規制装置1を示す斜視図である。
図1を参照しつつ、電柱規制装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る電柱規制装置1を示す斜視図である。
電柱規制装置1は、横倒しされた電柱が動かないように固定する装置である。ここで、電柱とは、例えば、コンクリート柱、木柱及び鋼管柱等の円柱体をいう。電柱規制装置1は、基台2、規制部3及び脚部4を含んで構成されている。
<<基台>>
基台2は、横倒しされた電柱が載置される部材である。基台2は、載置部材2A、レール2B、挿入穴2Cを含んで構成されている。
基台2は、横倒しされた電柱が載置される部材である。基台2は、載置部材2A、レール2B、挿入穴2Cを含んで構成されている。
載置部材2Aは、電柱が載置される部材である。載置部材2Aは、例えば強化プラスチック材料を用いて形成され、例えば略直方体形状を呈している。載置部材2Aは、例えばX方向に1m、Z方向に3m程度の大きさであることが好ましい。載置部材2Aは、例えば電柱が載置される+Y方向側の面(以下、「第1基台面2A1」と称する。)上を滑らないために、第1基台面2A1の全面又は一部にゴム製のシートを貼付して構成されていることが好ましい。
レール2Bは、後述する規制部3のローラー3Bが載置され、ローラー3Bの移動を案内する部材である。レール2Bは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えばレール形状を呈している。レール2Bは、例えば第1基台面2A1上の+X方向側の略端部から−X方向側の略端部にかけて溝が設けられ、溝の底部に敷設されている。レール2Bは、並行する少なくとも2つの溝及び2本のレールで構成されている。
挿入穴2Cは、後述する突起3Cと嵌合して後述する規制部3の動きを阻止する部材である。挿入穴2Cは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば突起が挿入されるような窪み形状を呈している。挿入穴2Cは、例えば第1基台面2A1にあって、第1基台面2A1から下方(−Y方向)に向かって穿設されている。挿入穴2Cは、例えば第1基台面2A1上であってX方向に複数設けられている。挿入穴2Cは、例えば後述する一対の規制部材3Aが夫々接触しないように間隔を有して設けられている。
<<規制部3>>
規制部3は、基台2上に横倒しで載置された電柱の動きを規制する部材である。規制部3は、規制部材3A、ローラー3B、突起3C、レバー3Dを含んで構成されている。
規制部3は、基台2上に横倒しで載置された電柱の動きを規制する部材である。規制部3は、規制部材3A、ローラー3B、突起3C、レバー3Dを含んで構成されている。
規制部材3Aは、電柱の外周面を挟み込んで、その動きを規制する部材である。規制部材3Aは、例えば強化プラスチック材料を用いて形成され、例えば略三角柱形状を呈している。規制部材3Aは、一対で構成されている。規制部材3Aは、例えばX軸とY軸を含む平面において、基台2の第1基台面2A1と鉛直をなす面(以下、「第2基台面2A2」と称する。)と規制部材3Aの略三角形状の面(以下、「第1規制面3A1」と称する。)とが面一になるよう基台2上に配置されている。同じく、基台2の第2基台面2A2と反対側の面と規制部材3Aの第1規制面3A1に反対側の面とが面一になるように基台2上に配置されている。よって、基台2のZ方向の長さと規制部材3AのZ方向の長さとは同一である。一方の規制部材3A(−X側)は、基台2から+Y方向へ向かうに従って−X方向へ向かうように傾斜している面を有し、他方の規制部材3A(+X方向側)は、基台2から+Y方向へ向かうに従って+X方向へ向かうように傾斜している面(以下、「第2規制面3A2」と称する。)を有している。言い換えると、一対の規制部材3Aは、基台2から上方へ向かうに従って、基台2の中心から遠ざかる方向へ向かうように傾斜する面を有している。
規制部材3Aは、第2規制面3A2が夫々対向するように基台2上に配置されている。第2規制面3A2には、例えば全面又は部分的にゴム製のシートが貼付されて、電柱が第2規制面3A2上を滑りにくくなるように構成されていることが好ましい。規制部材3Aは、後述するローラー3Bが回動できるように、第1基台面2A1と対向する面(以下、「第3規制面3A3」と称する。)にZ方向からみて蒲鉾形状の窪み(以下、「蒲鉾部」と称する。)(不図示)をローラー3Bの数だけ有する。
ローラー3Bは、基台2のレール2B上に載置され、レール2B上を移動する部材である。ローラー3Bは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば車輪形状を呈している。ローラー3Bは、例えば第3規制面3A3に設けられている蒲鉾部にZ軸に沿う回動軸(不図示)を有している。ローラー3Bは、レール2Bの1つに対して少なくとも2個、X方向に間隔をもって設けられている。
突起3Cは、挿入穴2Cと嵌合して規制部3の動きを阻止する部材である。突起3Cは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば略直方体形状を呈している。突起3Cは、例えば多段式の伸縮構造を有する。突起3Cは、例えば最も短い状態でその端面が第3規制面3A3と面一となるように、第3規制面3A3に埋設されている。突起3Cは、前記端面を含む一部が第3規制面3A3から−Y方向に突出して挿入穴2Cと嵌合し、+Y方向に陥入して嵌合状態を解除するように設けられている。
レバー3Dは、突起3Cを最も短い状態にし、又は突起3Cを最も長い状態に操作するための部材である。レバー3Dは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えばレバー棒3D1と回転軸3D2を含んで構成されている。レバー3Dは、例えば規制部材3Aの+Y端面にあって、その長手方向をZ軸の方向に沿って設けられている。レバー棒3D1は、一方の端部が回転軸3D2と結合され、他方の端部の動きに連動して回転軸3D2を回動させる。回転軸3D2は、その軸の回動に連動して突起3Cを伸縮させるために、突起3Cと連接する構造(不図示)を有する。レバー3Dは、例えばレバー棒3D1の端部を+Z方向側に倒した場合、突起3Cを最も短い状態にする、所謂挿入穴2Cと突起3Cとの嵌合状態を解除し、例えばレバー棒3D1の端部を−Z方向側に倒した場合、突起3Cを最も長い状態にする、所謂挿入穴2Cと突起3Cとを嵌合状態にする。
<<脚部4>>
脚部4は、基台2を支える部材である。脚部4は、第1脚部材4A、可動部材4B、第2脚部材4C、調節機構4Dを含んで構成されている。
脚部4は、基台2を支える部材である。脚部4は、第1脚部材4A、可動部材4B、第2脚部材4C、調節機構4Dを含んで構成されている。
第1脚部材4Aは、基台2を支え、基台2の高さを調節するための部材である。第1脚部材4Aは、例えば筒状の金属製材料を用いて形成され、例えば略直方体形状を呈している。第1脚部材4Aは、例えば多段式の伸縮構造(例えば上段部4A1、下段部4A2からなる)を有する。第1脚部材4Aは、基台2の第1基台面2A1と反対側の面から−Y方向へ延出するように設けられている。第1脚部材4Aは、基台2を安定的に支持するために基台2の略角に夫々設けられていることが好ましい。第1脚部材4Aの−Y方向側の端部は、後述する可動部材4Bと回動可能に連結されている。
可動部材4Bは、第1脚部材4Aと後述する第2脚部材4Cとを回動可能に連結する部材である。可動部材4Bは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば回動軸(不図示)で回動する構造を有している。可動部材4Bは、第1脚部材4Aと第2脚部材4Cとの間に設けられている。可動部材4Bは、地面が傾斜している場合、第2脚部材4Cの底面が地面と十分に対向するように、第2脚部材4Cが地面の傾斜に応じて傾動する構造を有することとする。
第2脚部材4Cは、地面に対して電柱規制装置1の基礎となる部材である。第2脚部材4Cは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば略四角錐形状を呈している。第2脚部材4Cは、例えば地面と対向する四角形を呈する−Y方向側の面の全面又は部分的にゴム製のシートを貼付して地面に対して滑りにくくなるように構成されていることが好ましい。第2脚部材4Cの+Y方向側の端部は、可動部材4Bと回動可能に連結されている。
調節機構4Dは、第1脚部材4Aの下段部4A2を調節して第1脚部材4Aの長さを調節する機構である。調節機構4Dは、例えば金属製材料を用いて形成され、例えば第1脚部材4Aの筒状内に歯車部(不図示)、平板状の棒を歯切りしたラック部(不図示)等を有し、第1脚部材4Aの外部に取っ手4D1を有するL型棒4D2を含んで構成されている。調節機構4Dは、第1脚部材4Aと結合するL型棒4D2の端部を回転させて歯車部に回転力を伝達する。調節機構4Dは、例えば回転する歯車部と噛合するラック部の駆動によって第1脚部材4Aの下段部4A2をY軸に沿った方向に伸縮させる。つまり、調節機構4Dは、回転する歯車部の回転運動をラック部の直線運動に変換する機構を有する。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれることとし、例えば以下のような実施形態も含まれる。
===その他の実施形態===
上記において、載置部材2Aは強化プラスチック材料を用いて形成されるとして説明したが、これに限定されない。例えば、鋼製材料であってもよく、載置される電柱の荷重に耐えられるものであればよい。
上記において、載置部材2Aは強化プラスチック材料を用いて形成されるとして説明したが、これに限定されない。例えば、鋼製材料であってもよく、載置される電柱の荷重に耐えられるものであればよい。
又、上記において、載置部材2Aの第1基台面2A1にゴム製のシートを貼付することとして説明したが、これに限定されない。例えば、電柱が第1基台面2A1からZ方向に滑動しない程度の摩擦力を第1基台面2A1と電柱との間に生じるように構成されていればよい。
又、上記において、規制部材3Aの形状を略三角柱として説明したが、これに限定されない。例えば、規制部材3Aは、第2規制面3A2が傾斜しておらず全体として略直方体形状を呈してもよい。
又、上記において、基台2はレール2Bを含んで構成され、規制部3はローラー3Bを含んで構成され、として説明したが、これに限定されない。例えば、基台2はレール2Bを含まず構成され、規制部3はローラー3Bを含まず構成され、基台2と規制部3とはボルト等で固定されているか、固定せずに持ち運び自由な構成であってもよい。
又、上記において、レバー3Dは、規制部材3Aの+Y端面にあって、その長手方向をZ軸の方向に沿って設けられている、として説明したが、これに限定されない。レバー3Dは、例えば、第1規制面3A1に設けられてもよく、作業員が視認、操作できる位置に設けられていればよい。
又、上記において、第1脚部材4Aは略直方体形状を呈しているとして説明したが、これに限定されない。第1脚部材4Aは、円柱体形状でもよく、多段式の伸縮構造を有していればよい。
又、上記において、調節機構4Dは歯車部とラック部とを有して構成されているとして説明したが、これに限定されない。調節機構4Dは、歯車部とチェーン部とを有して、歯車部の回転運動を歯車部とチェーン部との組み合わせによる直線運動に変換する機構であってもよい。
===使用手順===
図2〜図4を参照しつつ、使用手順について説明する。図2は、本実施形態に係る電柱規制装置の第1使用形態を示す正面図である。図3は、本実施形態に係る電柱規制装置の第2使用形態を示す正面図である。図4は、本実施形態に係る電柱規制装置の第3使用形態を示す正面図である。
図2〜図4を参照しつつ、使用手順について説明する。図2は、本実施形態に係る電柱規制装置の第1使用形態を示す正面図である。図3は、本実施形態に係る電柱規制装置の第2使用形態を示す正面図である。図4は、本実施形態に係る電柱規制装置の第3使用形態を示す正面図である。
第1使用形態は、地面が平坦な所において、載置部材2Aの外側の挿入穴2Cに突起3Cを嵌合させた使用形態を示す。第1使用形態は、例えば載置される電柱5が複数本の場合に用いられる形態である。
第2使用形態は、地面が平坦な所において、載置部材2Aの内側の挿入穴2Cに突起3Cを嵌合させた使用形態を示す。第2使用形態は、例えば載置される電柱5が1本の場合に用いられる形態である。
第3使用形態は、地面が傾斜している所において、脚部4の高さを調節して基台2をX軸に沿う方向と並行にした使用形態を示す。
電柱規制装置1を設置する地面が平坦である場合、先ず、作業員は、電柱規制装置1を地面に据え付ける。次に、作業員は、調節機構4Dの取っ手4D1を回転させて脚部4の夫々の高さ(Y軸に沿った方向)を均一にする。
次に、電柱5が複数本ある場合、作業員は、X軸に沿った方向であって、載置部材2Aの中央から遠い方(以下、「外側」と称する。)の挿入穴2Cに突起3Cを嵌合させる(第1使用形態)。ただし、電柱5の本数によっては、一方の規制部材3Aの突起3Cを載置部材2Aの外側の挿入穴2Cに嵌合させ、他方の規制部材3Aの突起3Cを載置部材2Aの中央に近い方(以下、「内側」と称する。)の挿入穴2Cに嵌合させてもよい。
又、電柱5が1本である場合、作業員は、載置部材2AのX軸に沿った内側の挿入穴2Cに突起3Cを嵌合させる(第2使用形態)。
次に、作業員は、間隔を設けて+Z方向に電柱規制装置1を並べる。作業員は、電柱5の長さに応じて電柱規制装置1の台数を調整する。例えば、電柱5の長さが12mである場合、電柱規制装置1のZ方向の長さが3mであるとすると、1mの間隔を設けて電柱規制装置1を3台設置することが好ましい。作業員は、電柱5の建柱作業を開始する。
電柱規制装置1を設置する地面が傾斜している場合、先ず、作業員は、電柱規制装置1を地面に据え付ける。次に、作業員は、調節機構4Dの取っ手4D1を回転させて夫々の脚部4の高さを調節する。例えば、X軸の−から+方向に向けて−Y方向に傾斜をしている場合、−X方向側の脚部4を伸ばして、+X方向側の脚部4を縮めて、載置部材2AがX軸に沿うように調節する(第3使用形態)。つまり、作業員は、載置部材2Aが水平を保つように、夫々の脚部4を伸縮させて調整する。
後の作業は、第1使用形態及び第2使用形態と同じであるため説明を省略する。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る電柱規制装置1は、横倒しされた電柱5が載置される基台2と、電柱5が基台2から転がり落ちないように、電柱5の外周面を挟むようにして基台2上に設けられる一対の規制部材3Aと、を備えている。本実施形態によれば、電柱5が転がらないように一対の規制部材3Aに挟まれて固定される。よって、電柱5の転落による人災等の危険防止を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電柱規制装置1は、横倒しされた電柱5が載置される基台2と、電柱5が基台2から転がり落ちないように、電柱5の外周面を挟むようにして基台2上に設けられる一対の規制部材3Aと、を備えている。本実施形態によれば、電柱5が転がらないように一対の規制部材3Aに挟まれて固定される。よって、電柱5の転落による人災等の危険防止を図ることができる。
又、本実施形態に係る電柱規制装置1において、一対の規制部材3Aの間の距離を可変とするための可変機構をさらに備えている。本実施形態によれば、電柱の本数によって規制部材3A間の距離を調整することができるため、電柱の本数の多少に係らず固定することができる。
又、本実施形態に係る電柱規制装置1において、基台2は、一対の規制部材3Aの位置を調整するための突起又は窪みの一方である挿入穴2Cを有し、一対の規制部材3Aは、突起又は窪みの他方である突起3Cを有している。本実施形態によれば、可変機構が例えばレールによるスライド式のような場合、規制部材3Aの現状態を固定することができるため、可変機構の形式に係らず規制部材3Aを固定することができる。
又、本実施形態に係る電柱規制装置1において、基台2を支持する複数の脚部4をさらに備える。本実施形態によれば、電柱規制装置1を凹凸面に設置する場合、脚部4を設けることにより凹凸面が基台2に及ぼす影響を軽減することができるため、電柱規制装置1をより広い条件で使用することができる。
又、本実施形態に係る電柱規制装置1において、脚部4は、脚部4の長手方向の長さを調節する調節機構4Dをさらに備える。本実施形態によれば、電柱規制装置1を傾斜面に設置する場合、調節機構4Dを設けることにより傾斜面の傾きに応じて夫々の脚部4の長さを調節して、基台2を水平に維持することができる。よって、傾斜面において安定的に電柱5を固定することができる。
又、本実施形態に係る電柱規制装置1において、基台2に載置されている電柱5の外周面と対向する規制部材3Aの面は、基台2から上方に向かうにしたがって電柱5の外周面から遠ざかるように傾斜している。本実施形態によれば、電柱規制装置1に複数本の電柱5を載置する場合、円柱型の電柱5を積載するようなとき、より安定的に電柱5を固定することができる。
1 電柱規制装置
2 基台
2C 挿入穴
3A 規制部材
3C 突起
4D 調整機構
5 電柱
2 基台
2C 挿入穴
3A 規制部材
3C 突起
4D 調整機構
5 電柱
Claims (6)
- 横倒しされた電柱が載置される基台と、
前記電柱が前記基台から転がり落ちないように、前記電柱の外周面を挟むようにして前記基台上に設けられる一対の規制部材と、
を備えたことを特徴とする電柱規制装置。 - 一対の前記規制部材の間の距離を可変とするための可変機構を
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電柱規制装置。 - 前記基台は、一対の前記規制部材の位置を調整するための突起又は窪みの一方である第1嵌合部材を有し、
一対の前記規制部材は、前記突起又は前記窪みの他方である第2嵌合部材を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の電柱規制装置。 - 前記基台を支持する複数の脚部を
さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電柱規制装置。 - 前記脚部は、前記脚部の長手方向の長さを調節する調節機構を
さらに備えることを特徴とする請求項4に記載の電柱規制装置。 - 前記基台に載置されている前記電柱の外周面と対向する前記規制部材の面は、前記基台から上方に向かうにしたがって前記電柱の外周面から遠ざかるように傾斜している
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の電柱規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000114A JP2018109310A (ja) | 2017-01-04 | 2017-01-04 | 電柱規制装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109339442A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-02-15 | 曹海峰 | 具有限位结构的桥板及其使用方法 |
JP2021147970A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | ミサワホーム株式会社 | 居住用ユニットの連結方法及びパネル吊り上げ装置 |
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- 2017-01-04 JP JP2017000114A patent/JP2018109310A/ja active Pending
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JP7258808B2 (ja) | 2020-03-23 | 2023-04-17 | ミサワホーム株式会社 | 居住用ユニットの連結方法及びパネル吊り上げ装置 |
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