JP2018109243A - 腰椎コルセット - Google Patents

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【課題】腰部に着用して巻き締めることで、個人個人の体型に合わせた、脊柱のS字カーブに沿う理想的な曲線形状に固定でき、腰椎の負担を軽減できるようにする。【解決手段】腰部に着用する帯状のコルセット本体と、コルセット本体に取り付ける補正手段とを有して構成された腰椎コルセットとして、補正手段は扁平な袋体26と、袋体の内部に充填された多数の発泡ビーズ27とを具備し、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って、荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を保つ弁30を設けた形状保持パッドを構成していることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、腰部に着用する帯状のコルセット本体と、コルセット本体に取り付ける補正手段とを有して構成された腰椎コルセットに関するものである。
例えば、腰椎症の患者が着用するものに腰椎ベルトなどと通称されるいわゆるコルセットがあり、広く用いられている。この種の腰椎ベルトは、ボーンなどと通称される補強部材を背面に組み込んだ構造を有している。しかし、従来のボーンはハードボーンなどと呼ばれており、金属又は樹脂によって形成されたものや樹脂成型品から成るもので、個人の体型にピッタリ合うというものではなかった。
いわゆるハードボーンは金属又は樹脂によって形成され、例えば、ギックリ腰などの急性腰痛症のような症状に関する初期対応には向いているとされている。しかしながら、上記ハードボーンの考え方は、体型とは無関係に脊柱を直列させることを目的としてきた。従って、脊柱のS字カーブに沿う曲線形状を作ることができず、装着を継続すると苦しかったり、痛かったりするという問題があり、日常的な使用に適さず腰痛の改善に適するとはいえないものであった。
特に、慢性的な腰痛は筋肉の衰えなどが主な原因とされているので、日常的に使用できるものが適していると考えられる。このため、ハードボーンによる脊柱の直列よりもソフトな補強或いは補正を目的としたものも提案されており、例えば、実用新案登録第3203333号の考案はそのような一面を具えていると思われる。しかしながら、この考案の場合、熟睡状態での腰部保温と腰椎の前湾形状の保持を課題とするもので、腰椎症は前かがみで痛みが軽減するとの知見に基づく対策と考えられるが、それ以上のものではない。
例えば、上記考案には横になったときに床面から浮く腰椎のあたりに薄目のクッションを敷き、前湾形状の腰椎と床面との隙間を埋めることにより、腰椎と骨盤に係る負担を軽減すると記載されている。また、上記考案のクッション付きの腹巻を使用すれば、就寝時に腰当てのずれを修正する必要がなく、熟睡した状態で腰部保温と腰椎の前湾形状の保持ができるなどとも記載されている。従って、この考案は前湾形状の腰椎と床面との隙間を埋めることを目的とする腹巻であり、脊柱をそのS字カーブに沿った曲線形状及び上記直線形状に固定するような発想とは関係がない。
実用新案登録第3203333号
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、腰部に着用して巻き締めることで、個人個人の体型に合わせた、脊柱のS字カーブに沿う理想的な曲線形状に固定でき、腰椎の負担を軽減できるようにすることである。また、本発明の他の課題は、荷重を加えると自然に脱気し変形して、素早く体型に合わせた形状が得られる腰椎コルセットを提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、腰部に着用する帯状のコルセット本体と、コルセット本体に設ける補正手段とを有して構成された腰椎コルセットについて、補正手段は扁平な袋体と、袋体の内部に充填された多数の発泡ビーズとを具備し、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って、荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を一定の時間保つ弁を設けた形状保持パッドを構成するという手段を講じたものである。なお、本発明において、腰椎コルセットは腰部を着用の対象とするものであって、狭義のコルセットに止まるものではなく、骨盤ベルトや、保温を主な目的とするが腰椎症にも使用し得る腹巻の類をその技術的範囲に含むものである。
本発明に係る腰椎コルセットは腰部に巻き付けるようにして着用するが、その際に締め付ける作用を利用して、補正手段を体型に合わせた脊柱のS字カーブに固定し、腰痛の改善に寄与するものである。本発明における補正手段は、このような体型に合わせた脊柱のS字カーブに変形する特別のものである。
この補正手段は扁平な袋体と、袋体の内部に充填された多数の発泡ビーズとを具備し、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って、荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を一定の時間保つ弁を設けた形状保持パッドという構成を有する。
本発明において、コルセット本体は、帯状の部材を腰部に巻き付けその端部を重ね合わせて固定し着用するという形態を取る。上記コルセット本体の内側中央部には収容部が設けてあり、上記収容部に形状保持パッドを配置するという構成を取ることができる。収容部は腰部に最も近接しているので荷重が伝わり易く、かつ、形状保持パッドが脊柱のS字カーブ等の体型に沿った形に変形し易い。
そして、コルセット本体は、帯状の部材を腰部に巻き付けその両端を固定する際に、腰部を締め付ける締め付けバンドを有しており、その締め付けバンドは、形状保持パッドを配置した中央部の外側にて、ほぼ全幅にわたりコルセット本体に取り付けられる。また、締め付けバンドは上部、中間部、下部の三部分によって構成され、上部、中間部、下部の順に伸縮率が強まる構造に設けることができる。
締め付けバンドがほぼ全幅で取り付けられているので、荷重は、コルセット本体の内側にあって脊柱に沿うように配置される形状保持パッドに分散することなく伝達される。その際に、上部において作用する締め付け力は相対的に弱いので、保持パッド内部で発泡ビーズが押し下げられる力も弱く、一方、保持パッドの下部においては強い締め付け力が作用するので、発泡ビーズは上方へ持ち上げるように押し上げられる。このようにして、形状保持パッドは人体要部の形状に合致するようになるのである。
形状保持パッドとしては、ガスバリア性を有する袋体に多数の発泡ビーズを充填したもので、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って荷重を加えたものの形状に袋体外部の形状が変形し、荷重が取り去られた後も上記変形した形状を一定の時間保つために弁が設けられ、弁は袋体の内外を貫通する多数のピンホールによって構成されているものが最適である。なお、袋体に弁として設けるピンホールとしては、例えば、ミシン針を袋体に突き刺して貫通させることで形成される、約1mmの長さの切裂きから成るものが望ましい。しかし、丸孔であれば直径約0.5mmが上限の目安となるであろう。どちらについても、ピンホールは5〜100cm当たり1個の密度で分散配置される。
形状補維持パッドを構成する扁平な袋体は、発泡ビーズを充填したときに偏るのを防止するために、下端から上部中途に向かって伸びる仕切りが内部に設けられ、仕切りの上部中途より上の部分は発泡ビーズが自由に移動可能な部分になっていて良い。また、形状補維持パッドを構成する袋体は、少なくとも複数個の腰椎に及ぶ長さと所要の幅を有するものとし、袋体にはその容積とほぼ等しい量の発泡ビーズを充填することができる。
発泡ビーズについて
発泡ビーズは、大別すると、内部に大きな空間のあるピンポン玉のような中空体構造を有する粒子と、小さな気泡の集合体構造を有する多孔質中実体粒子とでもいううべきものに分けられる。本発明において、多孔質中実体粒子は硬質系樹脂からなる塑性体粒子で、一般的に発泡スチロールと通称されているものを単独で用いることができる。これを、以下「塑性体多孔質中実体粒子」という。これに加えて、大きなひずみ量を繰り返し負荷しても復元するものを「弾性体多孔質中実体粒子」という。「弾性体多孔質中実体粒子」として、例えば、発泡熱可塑性エラストマー粒子などを、上記「塑性体多孔質中実体粒子」に混合することも可能である。
中実体の要件
上記塑性体多孔質中実体粒子は、直径約1〜2mmの大きさを有しているものであることが望まれる。また、上記弾性体多孔質中実体粒子は、直径約1〜5mmの大きさを有しているものであることが望まれる。これら多硬質中実体粒子の直径0.5mmに満たないものは袋体に設けたピンホールから漏れ出す恐れがあり不適当である。また、塑性体多孔質中実体粒子の直径2mmを超えるものは、袋状体の表面に凸凹が大きく現れ外観上不適当である。
発泡ビーズの移動と排気要件
本発明に係る形状保持パッドには空気の出入りのために弁が設けられており、袋体に荷重が加えられると発泡ビーズが移動しつつ、袋体内部の空気が抜ける、それに伴って上記袋体外部の形状が荷重を加えたものの形状に合わせて形を変える。
空気が抜ける速度は、ピンホールの大きさおよび数、外部より加えられた荷重により生じるパッド内部の空気圧とパッドの外気圧の差圧に比例する。
ピンホールは、袋体に加えられた荷重の形状に沿うように「内部の発泡ビーズの移動が完了した後、或いは完了と同時に、空気の排出が完了することを設計の必要要件」とする。またピンホールは、空気のみ排出し発泡ビーズが排出されないことが重要であり、弁機能及びフィルター機能を有するものである。
吸気要件
上記弁は、袋体の内外を貫通する多数のピンホール、すなわち微細な孔によって構成されている。本発明に係る形状保持パッドは、形状保持パッドの変形後外力を解除すると、パッド内の発泡ビーズの復元力が働く。すなわち発泡ビーズの上記復元力が空気を吸う力として働き、この吸気力によりパッド内部の圧力は、外部の空気圧よりも小さくなり、その結果内部と外部の差圧を無くすよう、ピンホールから空気が吸気する。
形状記憶時間
ピンホールを通過する単位時間あたりの空気量は、気体の圧力に関する物理学の法則により袋体内部と外部の差圧に比例する。外力を袋体に加えた排気時と比較し、吸気時の差圧はきわめて小さい。すなわちピンホールを通過する単位時間当たりの空気量は極めて少なくなるため、原形に復するまでに相応な時間を要する。この間形状が大きく変化することはなく、つまり形状を記憶し続ける。これが一定の時間の意味であり、本発明に係る形状保持パッドでは少なくとも5秒以上の時間、形状を記憶し続けることが望まれる。但し、この5秒以上という数値は外観上形状変化がほとんど認められない時間であり、5秒間を過ぎると形状が変化し得る状態になるけれども、直ちに変形した形状が崩れてしまう訳ではない。
ピンホールの要件
このような袋体に設けた弁のピンホールは袋体に集中配置或いは分散配置して設けられており、かつ、袋体への加重状況と発泡ビーズの充填率に応じて、袋体の全面積の概ね100万分の1〜1万分の1程度の総面積を有していることが望まれる。本発明においてピンホールとは、袋体に上記のような通気機能をもたせる構造を意味しており、特定の形状や製法を示唆するものではない。
本発明において、ピンホールは、例えば、ミシン針を袋体に突き刺して貫通させることで形成される。針先を用いて開けたピンホールは針先が当たった箇所を中心に2方向以上の裂け目が入った状態の切裂きになる。より具体的には針の直径よりも短い裂け目になっており、この切裂きに外力が加わり、形状保持パッド内外の圧力差が大きくなると裂け目が開き、一気に空気が排出される。しかし、レーザーなどを用いれば丸孔を開けることも可能であり、総じて多孔質中実体粒子は、直径約1〜2mmの大きさを有しているので、ピンホールとしては1mmに満たない長さであれば良い。直径約0.5mmの多孔質中実体粒子もあり得るので、より詳細には、切裂きであれば長さ約1mm未満、丸孔であれば直径約0.5mmが目安となるであろう。
発泡ビーズの要件その一
袋体の内部には発泡ビーズとして、弾性体多孔質中実体粒子と塑性体多孔質中実体粒子を充填することができるのは前述のとおりである。塑性体多孔質中実体粒子には、例えば硬質のプラスチックス、ポリスチレンなどから成るものを使用することができる。弾性体多孔質中実体粒子は多かれ少なかれ弾性復元力を有するが、塑性体多孔質中実体粒子は塑性変形したままの状態を保つので、これらの混合比率によって、復元し易くもなりまた変形を保ち易くもなる。弾性体多孔質中実体粒子は全体量の10%〜50%程度の比率で均等に分散混合されるものとし、この分散比率によって復元性と変形性のどちらを優先するかの選択が可能になる。
塑性体多孔質中実体粒子を全数または高い割合で充填することで、人体各部など荷重を加えたものの形状に合うように発泡ビーズが袋体内にて移動し、形状保持パッドの外形が変わり、しかも変わった後、あたかも成形品のようにしっかりと外形を保持することが可能になる。これに対して、圧縮復元力の高い弾性体(ポリエチレン、ポリウレタン等)から成る発泡ビーズでは発泡ビーズが移動し、形状保持パッドの外形が変わった後、発泡ビーズの移動がなくても、僅かな外力で形が変わる。よって、上記の特性を考慮し、製品の使用目的に合わせて発泡ビーズを構成する塑性体多孔質中実体粒子及び弾性体多孔質中実体粒子の混合割合を選択することができる。
発泡ビーズの要件その二
上記樹脂発泡体(塑性体多孔質中実体粒子)には、流動性に優れた硬質プラスチックス、例えば、発泡ポリスチレンビーズを用いることが望ましい。発泡倍率は、外力の大きさにより3倍から30倍程度が望ましい。40倍を超えると圧縮応力が小さく実用的ではない。しかし、これに限定されるものではなく、他にも、例えば、発泡フェノール樹脂ビーズなどを使用することが考えられる。 なお、発泡ビーズを構成する塑性体多孔質中実体粒子と弾性体多孔質中実体粒子について、以下、樹脂発泡体ということがある。
発泡ビーズの製造方法
ガスバリア性を有する袋体の内部に、多数の発泡ビーズが空気とともに内蔵されたパッドに用いるビーズの製造方法としては、
樹脂発泡体を10〜40倍に膨らませて発泡ビーズを形成し、
得られた発泡ビーズと必要に応じて粘度を調整した粘着剤とを混合するとともに攪拌し、発泡ビーズの表面に粘着剤をコーティングし、
粘着剤のコーティングされた発泡ビーズを乾燥するとともに、ブロッキング塊を形成しているビーズを分離する工程を経る方法がある。
粘着剤或いは粘性体コーティングの目的
粘着剤は固体又はゲル状の流動しないもので、くっつく(或いは付着する)性質を持つ物質、粘性体は粘度の高い液体でくっつく(付着する)性質を持つ物質の意味で分けて記載している。しかし、どちらもくっつく(付着する)性質を持つ点において共通するものである。粘着剤或いは粘性体は発泡ビーズに形状保持の性質を向上させるために使用し、粘着剤の粘度或いは粘性体の粘度は必要に応じて調整する。粘着剤のコーティングされた発泡ビーズは乾燥後しばしば、塊状を成すことがあるのでこれを篩に掛けるなどして分離することが望ましい。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、腰椎コルセットを腰部に着用して巻き締めることで、個人個人の体型に合わせた、理想的なS字カーブに沿う曲線形状に形状保持パッドを固定することができ、腰椎の負担が軽減されるという効果を奏する。また、本発明によれば、形状保持パッドが荷重を加えると自然に脱気し変形するので、素早く体型に合わせた形状が得られる腰椎コルセットを提供することができる。
本発明に係る腰椎コルセットの一例をコルセット本体と形状保持パッドに分解して示す正面説明図である。 同上の腰椎コルセットのコルセット本体と形状保持パッドを組み合わせた状態を示す正面説明図である。 同じく腰椎コルセットを示す背面図である。 同じく腰椎コルセットを示すもので、Aは締め付けバンドの部分拡大図、Bは締め付けバンド取り付け部の部分拡大図である。 同上の腰椎コルセットに関するもので、Aは形状保持パッドの一例を一部破断して示す正面図、Bは腰椎コルセットの使用状態を示す説明図である。側面説明図である。
以下、図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。本発明に係る腰椎コルセット10は腰部に着用する帯状のコルセット本体11と、コルセット本体11に設ける補正手段である形状保持パッド25とを有して構成されている。図示の実施形態において形状保持パッド25はコルセット本体11に着脱できるように設けられている(しかしながら、本発明は着脱を予定しない形状保持パッド、例えば作り付けのものを排除する趣旨ではない。)。
コルセット本体11は、腰部に巻き付けられるように全体的に帯状の部材12によって構成されており、その端部13、14を重ね合わせて固定し着用する構造である。固定手段として、フック15aとループ15bとから成る面ファスナーがコルセット本体11に設けられている(図3参照)。フック15aは帯状のコルセット本体11の一端部近くに少なくとも一箇所設けられている。また、コルセット本体11は、フック15aが繋着可能な布素材によって形成されており、その外面が面ファスナーのループ15bとして利用される。
コルセット本体11には、中間部において伸縮性が良く、薄く、軽量で、通気性の良いメッシュ素材が使われ、着用して蒸れ難い構造になっている。また、コルセット本体11の要所には補強部16が設けられている。補強部16はコルセット本体11の帯状の形態の幅方向に複数箇所設けられて、端部は本体外周の枠部と結合しており、コルセット本体11よりも硬質で、従来のハードボーンよりは軟質である。よって、コルセット本体11の剛性を適度に高めて要部LCに着用して巻き締め、形状保持パッド25とともに固定をより確実にする。このようなコルセット本体11の内側中央部に収容部17を設けるとともに、その内部に、補正手段として形状保持パッド25を配置するものである。上記収容部17は形状保持パッド25と同形同大ないしは僅かに大きめに形成されており、収容部17の中に配置することで、形状保持パッド25は実質的に一定の姿勢に保持される。
収容部17はコルセット本体11の幅広の中間部のほぼ全幅にわたって設けられ、上部の開口18から補正手段である形状保持パッド25を挿し入れて内部に配置することができる。この収容部17は薄く、伸縮性のある生地をコルセット本体11の上記中間部に縫製手段によって取付けてあるが、上辺の一部を縫い残してやや幅狭の開口17aを設けている。なお、形状保持パッド25は開口17aから伸縮性を利用して収容部17に挿し入れる構成であるから、出し入れも容易に行なえる。
コルセット本体11は、帯状の部材12を腰部に巻き付けその両端を固定する際に、腰部を締め付ける締め付けバンド20を有している(図3参照)。締め付けバンド20は帯状の部材12を腰部に巻き付けるときに、荷重が分散することなく、形状保持パッド25に伝達されるように、コルセット本体11を緊張部材23、24によって締め付けるもので(図4A参照)、このことにより形状保持パッド25が脊柱SCに沿うように固定される(図5B参照)。上記緊張部材23、24はゴムバンドのような弾性材料から成り、一端をコルセット本体11の側に、また、他端を締め付けバンド20の側に縫製手段によって取り付けられている。
このような締め付けバンド20は、形状保持パッド25を配置したコルセット本体11の中央部の外側にて、ほぼ全幅にわたり取り付けられている。19はその取り付け部で、これを境として締め付けバンド20が左右に延びており(図3)、端部は本体外周の枠部と結合して補強部16を兼ねている。締め付けバンド20は中間部18a、上部18b、下部18cの三部分によって構成され、上部18bは相対的に伸縮し易く、中間部18aは相対的に上部18bよりも伸縮し難く、下部18cは中間部18aよりやや伸縮し難い構造に設けられている(図3、図4参照)。一例を挙げれば、上部18bの伸び率はおよそ2.8倍、中間部18aの伸び率はおよそ2.5倍、下部18cの伸び率はおよそ2.4倍が一つの好ましい値であった。なお、締め付けバンド各部分の伸び率は任意に設定可能であり、上記の数値に限定されるものではない。
締め付けバンド20の固定手段として、左右両端部に前記と同様に面ファスナーのフック21a、22bが設けられており、ループ21b、22bには布素材によって形成されたコルセット本体11の外面が利用される。符号19a、19bは摘み片を示しており、締め付けバンド20を扱い易いように、コルセット本体側の面ファスナーと繋着しない素材で形成されている。なお、面ファスナーや締め付けバンド20により締め付けるための構成は左右に備わっており、左側についてのみ図示しているが、その構成は左右対称であるので、右側の構成については説明を省略する。
上記の形状保持パッド25は、扁平な袋体26と、袋体26の内部に充填された多数の発泡ビーズ27とを具備し、袋体26に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って、荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を保つように構成されたピンホール30から成る弁を具えている。図5Aは実施形態の形状保持パッド25を一部破断して示したもので、発泡ビーズ27の充填口31は事後閉塞される。
ピンホール30は袋体26の表裏両面に、ほぼ全面に亘って形成されている。袋体26に弁として設けるピンホール30としては、例えばおよそ0.5〜1mmの大きさの切裂きから成るものが望ましく、5〜100cm当たり1個の密度で分散配置される。図5Aに実施形態として示したピンホールは一面に5カ所、両面で10箇所配置されており、これは46cm当たり1個の密度に相当する。
形状保持パッド25を構成する扁平な袋体26には、発泡ビーズ27を充填したときに偏るのを防止するために、上部から下部中途に向かって伸びる仕切り28が内部に設けられ、仕切り28の上部中途より上の部分は発泡ビーズ27が自由に移動可能な部分29になっている。上記の袋体26は、少なくとも複数個の腰椎に及ぶ長さと所要の幅を有する大きさとし、袋体26の内部にはその容積とほぼ等しい量の発泡ビーズ27を充填することができる。
このような構造を有する、形状保持パッド25を構成する袋26と、袋体内に充填された発泡ビーズ27とは、以下のようにして製造することができる。
<実施例1>
ポリスチレンより成る樹脂発泡体を30倍に膨らませて発泡ビーズを得た。
低粘度アクリル粘着剤(粘度500mPa・S、30℃)を用いて、必要に応じて粘度を調整した上で、得られた上記発泡ビーズと粘着剤とを混合するとともに、撹拌棒を用いて攪拌し、発泡ビーズの表面に粘着剤をコーティングした。
次いで、粘着剤のコーティングされた上記発泡ビーズを乾燥するとともに、篩機を用いて5mm以上のブロッキング塊を形成しているビーズを分離した。
実施例1によれば、目標とする性質を全て満たした形状保持パッド用ビーズが得られた。
実施例1に対して下限値に近い条件の形状保持パッド用ビーズを形成した。
<実施例2>
ポリスチレンより成る樹脂発泡体を10倍に膨らませて発泡ビーズを得た。
低粘度アクリル粘着剤(粘度500mPa・S、30℃)を用いて、必要に応じて粘度を調整した上で、得られた上記発泡ビーズと粘着剤とを混合するとともに、撹拌棒を用いて攪拌し、発泡ビーズの表面に粘着剤をコーティングした。
次いで、粘着剤のコーティングされた上記発泡ビーズを乾燥するとともに、篩機を用いて5mm以上のブロッキング塊を形成しているビーズを分離した。
実施例2は外力に対する圧縮応力を極めて大きくした場合であり、腰椎ベルト用のパッドとしてやや重量が増し、製品の必要条件を下回る傾向も見られるが、全体として必要な条件を満たした形状保持パッド用ビーズが得られた。
実施例1に対して上限値に近い条件の形状保持パッド用ビーズを形成した。
<実施例3>
ポリスチレンより成る樹脂発泡体を40倍に膨らませて発泡ビーズを得た。
低粘度アクリル粘着剤(粘度500mPa・S、30℃)を用いて、必要に応じて粘度を調整した上で、得られた上記発泡ビーズと粘着剤とを混合するとともに、撹拌棒を用いて攪拌し、発泡ビーズの表面に粘着剤をコーティングした。
次いで、粘着剤のコーティングされた上記発泡ビーズを乾燥するとともに、篩機を用いて5mm以上のブロッキング塊を形成しているビーズを分離した。
実施例3は製品の軽量化を最大とした場合であり、圧縮応力において目標とする性質を下回ったが、全体として必要な条件を満たした形状保持パッド用ビーズが得られた。
実施例1の形状保持パッド用ビーズを用いて、以下のような構成を有する形状保持パッドを得た。
<実施例4>
袋体P:ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂製シート、シート厚0.25mm。
形態:縦×横=175×140(それぞれmm)。
内容量:約420cc。
袋体に形成した弁:ピンホールとして長さ約1mmの切裂きを、25cm当たり1個の密度で分散配置した。
発泡ビーズQ:発泡ポリスチレンビーズ(実施例1のもの。)。
充填量:350cc
上記袋体Pに実施例1の発泡ビーズQを充填し、高周波ウエルダー機を用いて熔着により袋体Pの充填口を閉じ、本発明に係る形状保持パッドR1を得た。
実施例2の形状保持パッド用ビーズを用いて、以下のような構成を有する形状保持パッドを得た。
<実施例5>
袋体P:ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂製シート、シート厚0.25mm。
形態:縦×横=175×140(それぞれmm)。
内容量:420cc。
袋体に形成した弁:ピンホールとして長さ約1mmの切裂きを、ミシン針を用いて50cm当たり1個の密度で分散配置した。
発泡ビーズQ:発泡ポリスチレンビーズ(実施例2のもの。)。
充填量:350cc
上記袋体Pに実施例2の発泡ビーズQを充填し、高周波ウエルダー機を用いて熔着により袋体Pの充填口を閉じ、本発明に係る形状保持パッドR2を得た。
実施例3の形状保持パッド用ビーズを用いて、以下のような構成を有する形状保持パッドを得た。
<実施例6>
袋体P:ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂製シート、シート厚0.25mm。
形態:縦×横=175×140(それぞれmm)。
内容量:420cc。
袋体に形成した弁:ピンホールとして長さ約1mmの切裂きを、ミシン針を用いて50cm当たり1個の密度で分散配置した。
発泡ビーズQ:発泡ポリスチレンビーズ(実施例3のもの。)。
充填量:350cc
上記袋体Pに実施例3の発泡ビーズQを充填し、高周波ウエルダー機を用いて熔着により袋体Pの充填口を閉じ、本発明に係る形状保持パッドR3を得た。
得られた形状保持パッドR1、R2、R3(全体を総合して符号25で示す。)は何れも、袋体26に荷重が加えられて袋体内部の空気が抜けると、それに伴って荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を保ち、所期の目的に合致したものであった。
このような形状保持パッド25によって構成されている本発明の腰椎コルセット10によれば、袋体26に荷重が加えられることによって、前記発泡ビーズ27は常に適切な固定力に制御される。従って、人体に適用した場合には、体型にフィットし易いとともにまとわりつくような不快感も起さず、ピンホール30による通気効果も期待できるなど顕著な特徴を発揮する。
具体的に説明すると、本発明に係る腰椎コルセット10を着用した状態において、コルセット本体11は締め付けバンド20により人体要部に巻き付けたようになる。このときに、締め付けバンド20の上部18b、下部18cは中間部18aよりも伸縮し難い構造になっているため、保持パッド25に働く締め付け力は一様ではなく、上部18b、下部18cにおいて強く作用し、中間部18aにおいて弱く作用する。
従って、上部18bにおいて強く作用する締め付け力により、保持パッド25内部では発泡ビーズ27が下方へ押し下げられ、また、保持パッド25の下部18cにおいても強い締め付け力が作用しているので、発泡ビーズ27は上方へ押し上げられる傾向になる。その結果、発泡ビーズ27は保持パッド25の中間部に集まるため、中間部分が膨らみ気味になり、個々の使用者の体型に合致するようになるものである(図5B参照)。
腰椎コルセット10を腰部LCに着用して巻き締めることで、個人個人の体型に合わせた、理想的な曲線形状に形状保持パッド25を固定することができ、腰椎の負担が軽減されるという効果を奏する。また、本発明によれば、形状保持パッド25が荷重を加えると自然に脱気し変形するので、素早く体型に合わせられるとともに、脊柱SCのS字カーブに沿う曲線形状を作ることができる。
LC 腰部、SC 脊柱
10 腰椎コルセット
11 コルセット本体
12 帯状の部材
13、14 その端部
15a、21a、22a フック
15b、21b、22b ループ
16 補強部
17 収容部
18 開口
19 バンド取り付け部
20 締め付けバンド
23、24 緊張部材
25 形状保持パッド
26 袋体
27 発泡ビーズ
28 仕切り
29 移動可能部分
30 弁としてのピンホール

Claims (5)

  1. 腰部に着用する帯状のコルセット本体と、コルセット本体に取り付ける補正手段とを有して構成された腰椎コルセットであって、
    補正手段は扁平な袋体と、袋体の内部に充填された多数の発泡ビーズとを具備し、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って、荷重を加えたものの形状に上記袋体外部の形状が変形し、上記荷重が取り去られた後も変形した形状を保つ弁を設けた形状保持パッドを構成していることを特徴とする
    腰椎コルセット。
  2. コルセット本体は、帯状の部材を腰部に巻き付けその端部を重ね合わせて固定し着用するもので、コルセット本体の内側中央部に収容部を設け、上記収容部に形状保持パッドを配置するように構成されている
    請求項1記載の腰椎コルセット。
  3. コルセット本体は、帯状の部材を腰部に巻き付けその両端を固定する際に、腰部を締め付ける締め付けバンドを有しており、
    その締め付けバンドは、形状保持パッドを配置した中央部の外側にて、ほぼ全幅にわたりコルセット本体に取り付けられているとともに、
    締め付けバンドは上部、中間部、下部の三部分によって構成され、上部、中間部、下部の順に伸縮率が強まる構造に設けられている
    請求項2記載の腰椎コルセット。
  4. 形状保持パッドは、ガスバリア性を有する袋体に多数の発泡ビーズを充填したもので、袋体に荷重が加えられ袋体内部の空気が抜けると、それに伴って荷重を加えたものの形状に袋体外部の形状が変形し、荷重が取り去られた後も上記変形した形状を一定の時間保つために弁が設けられ、弁は袋体の内外を貫通する多数のピンホールによって構成されている
    ことを特徴とする形状保持パッド。
  5. 形状補維持パッドを構成する扁平な袋体は、発泡ビーズを充填したときに偏るのを防止するために、下端から上部中途に向かって伸びる仕切りが内部に設けられ、仕切りの上部中途より上の部分は発泡ビーズが自由に移動可能な部分になっている
    請求項4記載の形状保持パッド。
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