JP2018108058A - 収穫用鋏 - Google Patents

収穫用鋏 Download PDF

Info

Publication number
JP2018108058A
JP2018108058A JP2017000481A JP2017000481A JP2018108058A JP 2018108058 A JP2018108058 A JP 2018108058A JP 2017000481 A JP2017000481 A JP 2017000481A JP 2017000481 A JP2017000481 A JP 2017000481A JP 2018108058 A JP2018108058 A JP 2018108058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
measuring rod
harvesting
shaft portion
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017000481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6817077B2 (ja
Inventor
石田 昌宏
Masahiro Ishida
昌宏 石田
和也 加古
Kazuya Kako
和也 加古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SABOTEN KK
Original Assignee
SABOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SABOTEN KK filed Critical SABOTEN KK
Priority to JP2017000481A priority Critical patent/JP6817077B2/ja
Publication of JP2018108058A publication Critical patent/JP2018108058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6817077B2 publication Critical patent/JP6817077B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

【課題】 アスパラガスなどの収穫物を一定の長さに揃えて収穫する収穫用鋏であって、安全でコンパクトに収納することができ、かつ収穫物の長さを正確に安定して測定できる収穫用鋏を提供する。【解決手段】 収穫用鋏1は、互いに交差する一対の刃体41,41と、該一対の刃体41,41を軸支する軸部42と、軸部42よりも基方に設けられ刃体41の開閉を操作する一対の把手51,51とを有する。収穫用鋏1は、収穫物9の長さを測定する測定棒3を、軸部42に着脱自在で設けた。これにより、収穫用鋏1は、安全でコンパクトに収納することができ、かつ収穫物9の長さを正確に安定して測定できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、アスパラガスなどの収穫に好適な収穫用鋏に関する。
従来から、特許文献1に示すように、相対応する一対の刃と、この刃の基端部に連設された把手とを有する鋏は、アスパラガスなどの収穫物を共同で挟持する第1,2挟持部材と、刃面と略直角方向に伸びる所定長さの測定棒とを有する。この鋏は、収穫物の上端部と測定棒の上端部とを対向させて位置あわせした状態で刃を閉じて切断することで、収穫物を均一な長さで収穫して、均一な長さに揃えた収穫物を容易に出荷することができる。
また、特許文献2に示すように、収穫用鋏は、挟持体または刃の少なくともいずれか一方に刃面と実質的に直交方向に伸びる測定棒が設けてある。この収穫用鋏は、測定棒の上端にアスパラガスなどの収穫物の上端を合わせた状態で収穫物を切断することで、収穫物を均一な長さで収穫して、均一な長さに揃えた収穫物を容易に出荷することができる。
実公平2−10916号公報 実開平7−30631号公報
特許文献1,2などに示す鋏では、測定棒が刃面に直交して長く突出するため、鋏の持ち運びや収納にあたり測定棒に合せて広いスペースが必要となり、鋏の持ち運びや収納を行いにくい。さらに、鋏は、突出した測定棒と周囲との接触などで、測定棒の変形や破損などを生じやすい。
また、特許文献1,2などに示す挟持部材や挟持体に測定棒を設けた鋏は、開閉動作に伴う測定棒の移動や挟持部材の弾性による測定棒の揺れなどにより安定した測定が行いにくく、収穫物の長さを揃えにくい。特に、両方可動刃の場合では、片方が固定刃でもう片方が可動刃である場合と違い、測定棒が揺れやすく、安定した測定が行いにくい。
したがって、安全でコンパクトに収納することができ、かつ収穫時にアスパラガスなどの収穫物を安定して測定できる収穫用鋏を提供することを目的とする。
本発明の収穫用鋏は、上記課題に鑑み、互いに交差する一対の刃体と、一対の刃体を軸支する軸部と、軸部よりも基方に設けられ刃体の開閉を操作する一対の把手とを有する収穫用鋏であって、収穫物の長さを測定する測定棒を、軸部に着脱自在で設けた、ことを特徴とするものである。
また、上述した構成に加え、互いに交差してこの交差位置よりも先方で収穫物を弾性的に挟持する一対のクランプを有し、一対のクランプは、軸部よりも先方で交差する、ことが好ましい。
また、上述した構成に加え、軸部は、刃体よりも突出した部位に、ねじ軸を有し、測定棒は、ねじ軸に螺合するねじ部を有する、ことが好ましい。
本発明は、測定棒を着脱自在としたことで、非使用時に測定棒を取り外してコンパクトに収納することができる。これにより、本発明は、持ち運びや梱包などを行いやすくできる。さらに、本発明は、測定棒を取り外すことで、周囲との接触による測定棒の変形や破損などを防止して、安全に持ち運びや梱包などを行うことができる。また、本発明は、測定棒を軸部に配置したことで、刃体の開閉動作に伴う測定棒の移動や測定棒の揺れなどを回避・軽減して、安定した測定を行うことができる。これにより、本発明は、容易にかつ正確に長さを揃えて収穫物を収穫することができる。
前記収穫用鋏において、収穫用鋏は、切断した収穫物をクランプにより保持することで、収穫作業を行いやすくできる。さらに、収穫用鋏は、クランプが測定棒より先方で交差するため、クランプの開閉動作が測定棒に干渉しにくくなる。これにより、収穫用鋏は、該開閉動作による測定棒の移動や揺れなどを回避・軽減して、安定した測定を行うことができる。
前記収穫用鋏において、収穫用鋏は、測定棒を軸部に対して螺合により着脱自在としたことで、測定棒を軸部に安定してかつ強固に装着でき、さらに装着棒を軸部から容易に離脱できる。
本発明の実施形態に係る収穫用鋏の一例を示す側面図である。 図1の収穫用鋏の鋏本体と測定棒とを分離した側面図である。 図2の鋏本体の平面図である。 図3の鋏本体を開いた状態の平面図である。
本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
収穫用鋏1は、図1に示すように、収穫物9(図4参照)を切断する鋏本体2と、収穫物9の長さを測定する測定棒3とを備える。収穫用鋏1は、図2に示すように、測定棒3が鋏本体2に着脱自在である。収穫物9は、例えば、野菜や草花などの植物であり、特にアスパラガスなどの茎野菜が好ましい。
鋏本体2は、図2,3に示すように、刃体部4と、グリップ5とを備える。グリップ5は、一対の把手51,51と、刃体部4及びグリップ5を閉じた状態に保持する留め具52とを有する。留め具52は一方の把手51,51に連結して設けてあり、他方の把手51に係脱自在である。鋏本体2は、留め具52を他方の把手51に係止することで、グリップ5の開閉動作を規制して、グリップ5を閉じた状態に保持する。
刃体部4は、互いに交差する一対の刃体41,41と、一対の刃体41,41をその交差位置で軸支する軸部42と、互いに交差する一対のクランプ43,43と、一対の刃体41,41を開く側に付勢するばね53とを有する。以下、刃体41の刃先側を先方(前方)、把手51側を基方(後方)とする。
一対の刃体41,41は、図4に示すように、軸部42を支点に回動することで、開閉する。なお、図4では、説明の便宜上、収穫物9及び収穫物9を挟持した状態のクランプ43,43を二点鎖線で示した。
一対の刃体41,41は、その軸支位置(交差位置)よりも先方に略平らな刃面を有する。このため、一対の刃体41,41は、先方に収穫物9を配置して閉じることで、収穫物9を切断する。各刃体41,41は、その後端に夫々一つの把手51が設けてある。このため、一対の把手51,51は軸部42を支点に回動し、一対の刃体41,41は一対の把手51,51の開閉動作(回動)に応じて開閉する。また、刃体部4は、留め具52でグリップ5の開閉動作を規制することで、閉じた状態に保持される。
軸部42は、その軸心が刃体41の刃面に直交する。軸部42は、図2に示すように、軸心方向において刃体41よりも突出した部位に、ねじ軸44(雄ねじ)を有する。ねじ軸44は、その軸心方向が刃体41の刃面に直交する。以下、軸心方向において、ねじ軸44側を上方とし、反対側を下方とする。
一対のクランプ43,43は刃体41よりも上方に配置される。一対のクランプ43,43は弾性を有する。一対のクランプ43,43は軸部42よりも先方で交差する。一対のクランプ43,43は、図4に示すように、その交差位置よりも先方に収穫物9を配置して閉じることで、収穫物9を弾性的に挟持する。
測定棒3は、長尺な測定部31と、鋏本体2に装着される被着部32とを有する。測定棒3は、測定部31の長手方向を軸部42の軸心と平行にして、被着部32を軸部42に装着させることで、鋏本体2に着脱自在で取り付けられる。
被着部32は、その上端部に測定部31の下端部が固定される。被着部32は、その下端部に測定部31と同心のねじ穴(雌ねじ)を有する。ねじ穴はねじ軸44に螺合する。つまり、被着部32は、ねじ軸44に螺合するねじ部である。被着部32は、例えば、円柱部材で形成される。
測定部31は、例えば、被着部32よりも小径の円柱部材で形成される。測定部31は被着部32と同心で設けてあり、被着部32から上方に突出する。このため、測定棒3を鋏本体2に装着した状態では、測定部31は軸部42と同心に配置される。
測定部31は、その上端部が屈曲加工されており、収穫物9を切断する際に収穫物9を測定する目印となる。つまり、測定棒3は、収穫物9を測定する目印を有する。収穫用鋏1は、例えば、測定部31の目印を収穫物9の上端に合せて収穫物9を鋏本体2で切断することで、収穫物9を一定の長さに揃えて切断することができる。なお、測定部31は、長手方向の途中の所定の高さ位置に目印を有してもよい。
収穫用鋏1は、例えば、地表にあるアスパラガスを収穫する時などに、刃面を水平や略水平にして使用されるため、把手51を後方側ほど刃面に対して上方に位置する姿勢に傾けて設けることで、把手51を握る手の地面などとの接触を抑制している。
以上述べたように、収穫用鋏1は、測定棒3を着脱自在としたことで、非使用時に測定棒3を取り外して、コンパクトに収納することができる。これにより、収穫用鋏1は、持ち運びや梱包などを行いやすくできる。さらに、収穫用鋏1は、測定棒3を取り外すことで、周囲との接触による測定棒3の変形や破損などを防止して、安全に持ち運びや梱包などを行うことができる。
また、収穫用鋏1は、測定棒3を軸部42に配置したことで、刃体部4の開閉動作に伴う測定棒3の移動や揺れなどを回避・軽減して、安定して測定することができる。これにより、収穫用鋏1は、容易にかつ正確に長さを揃えて収穫物9を収穫することができる。さらに、収穫用鋏1は、測定棒3を着脱自在としたことで、例えば寸法の異なる測定棒3を装着して、揃える長さを変更することができる。
収穫用鋏1は、切断した収穫物9をクランプ43,43により保持することで、収穫作業を行いやすくできる。さらに、収穫用鋏1は、クランプ43,43が測定棒3より先方で交差するため、クランプ43,43の開閉動作が測定棒3に干渉しにくくなる。これにより、収穫用鋏1は、該開閉動作に伴う測定棒3の移動や揺れを回避・軽減して、安定して測定することができる。
収穫用鋏1は、測定棒3を軸部42に対して螺合により着脱自在としたことで、測定棒3を軸部42に安定してかつ強固に装着でき、かつ測定棒3を軸部42から容易に離脱できる。
1…収穫用鋏、2…鋏本体、3…測定棒、31…測定部、32…被着部、4…刃体部、41…刃体、42…軸部、43…クランプ、44…ねじ軸、5…グリップ、51…把手、52…留め具、53…ばね

Claims (3)

  1. 互いに交差する一対の刃体と、該一対の刃体を軸支する軸部と、該軸部よりも基方に設けられ前記刃体の開閉を操作する一対の把手とを有する収穫用鋏であって、
    収穫物の長さを測定する測定棒を、前記軸部に着脱自在で設けたことを特徴とする収穫用鋏。
  2. 互いに交差してこの交差位置よりも先方で収穫物を弾性的に挟持する一対のクランプを有し、
    該一対のクランプは、軸部よりも先方で交差することを特徴とする請求項1記載の収穫用鋏。
  3. 軸部は、刃体よりも突出した部位に、ねじ軸を有し、
    測定棒は、前記ねじ軸に螺合するねじ部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の収穫用鋏。
JP2017000481A 2017-01-05 2017-01-05 収穫用鋏 Active JP6817077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000481A JP6817077B2 (ja) 2017-01-05 2017-01-05 収穫用鋏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000481A JP6817077B2 (ja) 2017-01-05 2017-01-05 収穫用鋏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018108058A true JP2018108058A (ja) 2018-07-12
JP6817077B2 JP6817077B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=62843925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017000481A Active JP6817077B2 (ja) 2017-01-05 2017-01-05 収穫用鋏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6817077B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114747602A (zh) * 2022-05-23 2022-07-15 黄山学院 一种食品加工机的检测方法及食品加工机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114747602A (zh) * 2022-05-23 2022-07-15 黄山学院 一种食品加工机的检测方法及食品加工机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6817077B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5797350B1 (ja) 作物収穫用工具
US9827165B1 (en) Multiple pill or tablet splitter
US2806733A (en) Weeding tool
JP2018108058A (ja) 収穫用鋏
KR100670971B1 (ko) 열매 수확기
US8863392B2 (en) Grafting pruner
JP3153749U (ja) 野菜・果物類の収穫具
US11778952B2 (en) Shearing device providing a pair of pincers for securing the sheared object
JP3123489U (ja) 果実収穫器兼用高枝剪定鋏
KR20160126546A (ko) 농업용 가위
KR101386668B1 (ko) 농작물 관리 보조기
KR200488824Y1 (ko) 수동식 알뿌리작물 수확기구
US5142854A (en) Fruit harvesting device
US867514A (en) Fruit-clipper.
TWM450197U (zh) 農作物採取器結構
JP3155012U (ja) 野菜収穫鋏
US515852A (en) Fruit-picker
US20210259157A1 (en) Shearing device providing a pair of pincers for securing the sheared object
JP2016049140A (ja)
JP3194574U (ja) 青果収穫鋏
JP3191756U (ja) 茎野菜収穫鋏
KR20140076766A (ko) 집게가 구비된 농작업용 가위
KR102578796B1 (ko) 화훼용 가위
KR200328081Y1 (ko) 과일꼭지 절단용 가위
JP7349731B2 (ja) 果実収穫用鋏

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6817077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250