JP2018107947A - 無線電力伝送システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

無線電力伝送システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線電力伝送を行うための2つのアンテナのうち一方のアンテナに対する他方のアンテナの位置を移動させる場合における、電力伝送の効率の安定性を向上させる。【解決手段】 システム100は、第1アンテナと第2アンテナとを有し、第1アンテナに対する第2アンテナの位置を所定の動き方向に移動させる。そして第2アンテナは、第1アンテナの該動き方向における端部とは対向しない位置であり、且つ、第1アンテナの該端部を除く中間部と対向する位置において、第1アンテナとの間で無線による電力伝送を行う。【選択図】 図6

Description

本発明は、無線で電力を伝送するシステムに関する。
近年、移動する機器に対して無線で電力を供給する無線電力伝送システムが提案されている。特許文献1には、プリンタの筺体に設置された狭長なコイル状の送電アンテナから、プリンタ内で移動するプリントヘッドに設置されたコイル状の受電アンテナへ、無線で電力を伝送することが記載されている。
特開2013−014056号公報
しかしながら、無線電力伝送を行うための2つのアンテナのうち一方のアンテナに対する他方のアンテナの位置を移動させる場合に、電力伝送の効率が不安定になる虞がある。例えば、特許文献1に記載の無線電力伝送システムにおいて、受電アンテナが送電アンテナの端部に対向する場合と、受電アンテナが送電アンテナの中間部に対向する場合とでは、アンテナ間の結合係数が異なることが考えられる。そのため、受電アンテナの移動に伴って電力伝送の効率が変化してしまう虞がある。
本発明は上記課題に鑑み、無線電力伝送を行うための2つのアンテナのうち一方のアンテナに対する他方のアンテナの位置を移動させる場合における、電力伝送の効率の安定性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る無線電力伝送システムは、例えば以下の構成を有する。すなわち、第1アンテナと、前記第1アンテナに対する第2アンテナの位置を所定の動き方向に移動させる移動制御手段と、前記第1アンテナに対する位置が前記移動制御手段により前記動き方向に移動する前記第2アンテナであって、前記第1アンテナの前記動き方向における端部とは対向しない位置であり、且つ、前記第1アンテナの前記端部を除く中間部と対向する位置において、前記第1アンテナとの間で無線による電力伝送を行う前記第2アンテナとを有する。
本発明によれば、無線電力伝送を行うための2つのアンテナのうち一方のアンテナに対する他方のアンテナの位置を移動させる場合における、電力伝送の効率の安定性を向上させることができる。
実施形態に係る無線電力伝送システム100のシステム構成について説明するための図である。 実施形態に係る送電アンテナ110及び受電アンテナ120の回路構成について説明するための回路図である。 従来の無線電力伝送システムにおける送電アンテナ301及び受電アンテナ302について説明するための図である。 従来の無線電力伝送システムにおけるアンテナ間の相対位置と結合係数との関係について説明するための図である。 従来の無線電力伝送システムにおけるアンテナ間の相対位置と電力伝送効率との関係について説明するための図である。 実施形態に係る送電アンテナ110及び受電アンテナ120について説明するための図である。 実施形態に係るアンテナ間の相対位置と結合係数との関係について説明するための図である。 実施形態に係るアンテナ間の相対位置と電力伝送効率との関係について説明するための図である。 送電アンテナ110の長さと電力伝送効率との関係について説明するための図である。 送電アンテナ120及び受電アンテナ120のQ値と電力伝送効率のとの関係について説明するための図である。 送電アンテナ110及び受電アンテナ120の回路構成の変形例について説明するための回路図である。
[システム構成]
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る無線電力伝送システム100(以降、システム100)のシステム構成を示す図である。なお図1は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸により定義される座標系170のY軸方向からシステム100を見た場合の図である。
システム100は、送電部101、受電部102、制御部103、プリントヘッド104、駆動部105、電源部106、レール150、伝送路130、伝送路131、伝送路160及び伝送路161を有する。また、送電部101は送電アンテナ110及び送電器111を有し、受電部102は受電アンテナ120及び受電器121を有する。
本実施形態では、システム100はプリンタに含まれ、送電アンテナ110から受電アンテナ120へ伝送される電力は、プリンタ内のプリントヘッド104においてインクの吐出を制御するために使用される。例えば、プリントヘッド104がピエゾ方式によるインク吐出を行う場合、伝送された電力は圧電素子への電圧の印加に使用される。また例えば、プリントヘッド104がサーマル方式によるインク吐出を行う場合、伝送された電力はヒーターによる加熱のために使用される。この吐出制御によって、プリンタに装着されたインクタンクからプリントヘッド104へ供給されるインクが、プリンタ内を搬送される用紙等の記録媒体に対して吐出され、記録媒体上に画像が形成される。ここで、プリントヘッド104が例えば記録媒体の搬送方向と垂直な方向に移動してインクの吐出を行うことによって、記録媒体の全体に画像を形成することが可能となる。具体的には、プリントヘッド104の移動及びインクの吐出と用紙の搬送とが交互又は同時に繰り返されながらプリントが行われる。
ただし、システム100の適用先はこれに限定されるものではない。システム100は例えば、工場で用いられるAGV(Automatic Guided Vehicle)への電力伝送や、イメージスキャナのLED部への電力伝送など、所定の方向に移動し電力供給が必要な移動体全般への電力伝送に適用できる。例えばシステム100を自動搬送車への電力伝送に適用する場合、地面に設置された送電部101から自動搬送車が有する受電部102へ無線で電力を伝送するなどの方法がある。なお、システム100をプリンタ以外に適用する場合、システム100はプリントヘッド104やレール150などを含まなくてよい。
また、本実施形態において、送電アンテナ110と受電アンテナ120との間で行われる無線による電力伝送には、電磁誘導方式又は磁界共鳴方式が用いられる。なお、電磁誘導方式と磁界共鳴方式とが選択的に用いられてもよいし、その他の方式が用いられてもよい。
本実施形態において送電アンテナ110はコイル状であり、同じくコイル状の受電アンテナ120との間で無線電力伝送を行う。送電アンテナ110及び受電アンテナ120は、例えばFR4(Frame Retardant Type 4)のような誘電体基板上にコイルが存在する構成であってもよいし、リッツ線が巻かれて形成されるコイルにより構成されていてもよい。またこれに限らず、コイルを有するその他の構成であってもよい。
送電器111は、電磁誘導方式や磁界共鳴方式の無線電力伝送に用いられる公知の送電回路を有する。具体的には、送電器111は、電源部106から供給される直流電圧を、スイッチング回路を用いて送電に適した周波数の交流電圧へ変換し、送電アンテナ110に対して印加する。つまり、送電部101は、送電器111において直流電圧を交流電圧へ変換し、送電アンテナ110において交流磁界を生成する。
システム100内には、送電アンテナ110と受電アンテナ120の2つのアンテナが存在し、送電アンテナ110は受電アンテナ120へ無線送電を行う。なお、システム100内のアンテナの数はこれに限らない。システム100には1つの送電アンテナ110と複数の受電アンテナ120が存在してもよいし、複数の送電アンテナ110と1つの受電アンテナ120が存在してもよいし、複数の送電アンテナ110と複数の受電アンテナ120が存在してもよい。
受電アンテナ120は、座標系170におけるX軸方向に垂直な基準方向(Z軸方向)から見た場合に送電アンテナ110と少なくとも一部が重なるように位置する。言い換えると、送電アンテナ110及び受電アンテナ120がX軸方向に平行な基準平面(XY平面)に投影された場合、送電アンテナ110を構成するコイルのループの内部と受電アンテナ120を構成するコイルのループの内部は少なくとも一部が重なる。
なお、受電部102はプリントヘッド104に対して物理的に固定されているため、受電アンテナ120はレール150上をスライドするプリントヘッド104と連動してX軸方向に移動可能である。そのため、受電アンテナ120は送電アンテナ110に対する位置がX軸方向において可変である。また、送電アンテナ110は受電アンテナ120よりもX軸方向における長さが長いものとする。より具体的には、送電アンテナ110のコイルが形成するループは、受電アンテナ120のコイルが形成するループよりも、受電アンテナ120が移動する方向における外径の長さが長い。なお、受電アンテナ120のY軸方向の長さは、アンテナ間の結合係数を高くするという目的から、送電アンテナ110のY軸方向の長さと同等である。ただしこれに限らず、受電アンテナ120と送電アンテナ110のY軸方向の長さが異なっていてもよい。図6に、本実施形態に係る送電アンテナ110と受電アンテナ120の例を示す。図6の詳細については後述する。
受電器121は、電磁誘導方式や磁界共鳴方式の無線電力伝送に用いられる公知の受電回路を有し、送電器111による送電アンテナ110への電圧の印加に応じて受電アンテナ120に発生する電力をプリントヘッド104へ出力する。より具体的には、受電器121は、受電アンテナ120において交流磁界から生じた交流電圧を、整流回路を用いて直流電圧へ変換し、さらに電圧変換回路を用いて適切な電圧へ変換し、伝送路161を介してプリントヘッド104へ電力供給する。つまり、受電部102は、送電部101により生成された交流磁界に基づいて受電アンテナ120において受電し、受電器121において交流電圧を直流電圧へ変換し、電力を出力する。上記の構成により、プリントヘッド104への無線での電力供給が実現される。
制御部103は、伝送路130を介してプリントヘッド104と接続され、プリントヘッド104を制御する。また制御部103は、伝送路131を介して駆動部105と接続され、駆動部105を制御する。プリントヘッド104は、伝送路130を介して制御部103から伝送される制御信号に基づいてインク等を吐出し、紙などの媒体に文字や画像を記録する。駆動部105は、伝送路131を介して制御部103から伝送される制御信号に基づいて、プリントヘッド104をレール150に沿って移動させる。なお、プリントヘッド104と受電アンテナ120は連動するため、駆動部105はプリントヘッド104を移動させると共に、送電アンテナ110に対する受電アンテナ120の位置を座標系170のX軸方向に移動させることになる。電源部106は、送電部101、制御部103及び駆動部105の各々に適した直流電圧を商用電源(不図示)などから生成し、伝送路160を介して電力供給する。
なお、本実施形態では、受電部102により受電された電力はプリントヘッド104によるインクの吐出制御のために使用され、プリントヘッド104の移動制御は電源部106から供給される電力を用いて駆動部105により行われるものとして説明する。ただしこれに限らず、プリントヘッド104自身がレール150に沿って移動するための機構を有し、受電部102により受電された電力がプリントヘッド104の移動のために使用されても良い。この場合には、プリントヘッド104は送電部101から受電部102への送電が可能な範囲内で移動するものとしてもよい。また、受電部102が受電した電力を蓄積するためのバッテリーを有し、送電部101から受電部102への送電が行われない範囲においてプリントヘッド104はバッテリーに蓄積された電力を用いて移動してもよい。
なお、伝送路130、伝送路131、伝送路160及び伝送路161は、有線の伝送路であってもよいし無線の伝送路であってもよい。なお、伝送路130を無線化することで、プリントヘッド104の移動が繰り返されることによるケーブルの疲労を回避できる。無線の伝送路は、Wi−Fiなどの標準規格に従った技術により実現してもよいし、独自の無線技術により実現してもよい。
[高効率な電力伝送の条件]
無線電力伝送を行う場合に、伝送の効率を高めるためには、アンテナにおけるインピーダンス整合が求められる。特に、上記のように受電アンテナ120が移動するシステム100において効率の良い電力伝送を実現するためには、受電アンテナ120が移動してもインピーダンスの整合が大きく崩れないことが求められる。
図2は、送電部101と受電部102の等価回路を示す図である。送電アンテナ110は、インダクタ201、抵抗成分202、及びインダクタ201と共振するコンデンサ203からなり、受電アンテナ120は、インダクタ204、抵抗成分205、及びインダクタ204と共振するコンデンサ206からなる。また、抵抗成分207は受電器121の入力インピーダンスに対応し、電源208は送電器111に対応する。
図2に示す回路構成において、効率の良い電力伝送を実現するためには、下記の式1に示す条件が満たされる必要がある。すなわち、式1に示す条件が満たされる場合、アンテナにおけるインピーダンスが整合している。
Figure 2018107947

=k・・・・・(式2)
式1において、Rは受電器121の入力インピーダンスを表し、rは受電アンテナ120の抵抗成分205を表している。f は式2に示すように、送電アンテナ110のQ値(Q)と受電アンテナ120のQ値(Q)とアンテナ間の結合係数(k)の2乗との積である。r、Q及びQはアンテナの材質や形状などにより一意に決まるため、本実施形態ではこれらの値は一定であるものとする。また、入力インピーダンスRも一定であるものとする。数1から分かるように、送電アンテナ110と受電アンテナ120の位置関係が変化することによってアンテナ間の結合係数kが大きく変化すると、インピーダンスの整合が崩れて電力伝送の効率が不安定になってしまう。
そこで、本実施形態におけるシステム100は、受電アンテナ120の移動に伴うアンテナ間の結合係数の変化が抑制されるような構成をとる。このような構成の詳細については後述する。このような構成によれば、受電アンテナ120が移動しても安定した電力伝送を行うことができる。
[アンテナの構成]
図3は、従来技術により実現されるアンテナの例である送電アンテナ301と受電アンテナ302を示す図である。送電アンテナ301及び受電アンテナ302はコイル状であり、受電アンテナ302は座標系170におけるX軸方向に移動可能である。また図4は、図3に示す送電アンテナ301と受電アンテナ302との間の相対位置と結合係数との関係を求めるシミュレーションの結果を示すグラフである。縦軸はアンテナ間の結合係数を表し、横軸はX軸方向における送電アンテナ301に対する受電アンテナ302の位置(以降、受電アンテナ位置)を表している。ここで受電アンテナ位置は、X軸方向における送電アンテナ301の端とX軸方向における受電アンテナ302の端との間の距離(図3のaに対応)で表される。例えば、受電アンテナ位置が0mmである場合、Z軸方向の視点において送電アンテナ301の端と受電アンテナ302の端とが重なりあう。
なお、受電アンテナ302は、X軸方向において図3のbに示す長さを有する送電アンテナ301上を移動する。すなわち、受電アンテナ302の移動範囲内において、受電アンテナ302はZ軸方向からみて送電アンテナ301と重なる。図4のシミュレーションにおいて、送電アンテナ301のX軸方向の長さは400mmとし、Y軸方向の幅は70mmとし、巻き数は3turn(3巻き)としている。また、受電アンテナ302のX軸方向の長さは60mmとし、Y軸方向の幅は70mmとし、巻き数は4turn(4巻き)としている。Z軸方向におけるアンテナ間の間隔は1mmとし、送電アンテナ301のQ値と受電アンテナ302のQ値はそれぞれ200としている。
図4から分かるように、受電アンテナ302が送電アンテナ301の端部付近に位置する場合には結合係数が高く、受電アンテナ302が送電アンテナ301の中心部に近づくのに伴って結合係数が低下する。図4において、結合係数の最大値と最小値の差は0.05程度である。このように、受電アンテナ302の位置が変わることで結合係数が変化するため、例えば結合係数が最小となる場合にインピーダンスが整合するように回路を設計すると、結合係数が最大値となる場合にインピーダンスの整合が大きく崩れてしまう。そして、インピーダンスの整合が崩れると、電力伝送効率が低下する。
図5は、図3に示す送電アンテナ301と受電アンテナ302との間の相対位置と電力伝送効率との関係を求めるシミュレーションの結果を示すグラフである。縦軸はアンテナ間の電力伝送における伝送効率を表し、横軸は受電アンテナ位置を表している。伝送効率は、送電アンテナ301に入力される電力の大きさに対する、受電アンテナ302から出力される電力の大きさを表す。入力される電力と出力される電力の大きさが一致する場合、伝送効率は100%である。図5のシミュレーションにおいては、受電アンテナ302が送電アンテナ301の中心部に位置する場合にインピーダンスを整合させているため、受電アンテナ302が送電アンテナ301の端部付近に位置する場合には伝送効率が低下する。
一方、図6は、本実施形態に係るシステム100に含まれる送電アンテナ110と受電アンテナ120を示す図である。受電アンテナ120は、受電アンテナ120のコイルに囲まれた面と送電アンテナ110のコイルに囲まれた面が座標系170のZ軸方向から見て少なくとも一部重なるように、送電アンテナ110上をX軸方向に移動する。なお、受電アンテナ120の移動に伴う結合係数の変化を抑制するために、送電アンテナ110は、X軸方向において受電アンテナ120の移動範囲よりも長い形状となっている。具体的には、図6のeに示す長さを有する送電アンテナ110のうち、X軸方向における両端部の近傍を除いた図6のdに対応する中間部の上を、受電アンテナ120が移動する。なお、本実施形態において送電アンテナ110の端部とは、送電アンテナ110の端から送電アンテナ110の内側に向かって所定の幅を有する領域(送電アンテナ110のうち図6のdに対応する部分より外側の領域)である。
すなわち、受電アンテナ120の移動範囲内において、受電アンテナ120は送電アンテナ110のX軸方向における端部とは対向せず、且つ、受電アンテナ120は送電アンテナ110の端部を除く中間部と対向する。本実施形態において受電アンテナ120が送電アンテナ110の中間部と対向するとは、送電アンテナ110のコイルに囲まれた面のうち端部を除く部分と、受電アンテナ120のコイルに囲まれた面とが、Z軸方向から見て少なくとも一部重なることを意味する。また、受電アンテナ120が送電アンテナ110の端部と対向しないとは、送電アンテナ110のコイルに囲まれた面のうちの端部と、受電アンテナ120のコイルに囲まれた面とが、Z軸方向から見て重ならないことを意味する。
また別の表現によれば、受電アンテナ120の移動範囲内において、X軸方向における送電アンテナ110の両端部が何れもZ軸方向から見て受電アンテナ120と重ならない。そして、Z軸方向の視点において、X軸方向における送電アンテナ110の両端部の間にX軸方向における受電アンテナ120の両端部が位置する。
図7は、図6に示す送電アンテナ110と受電アンテナ120との間の相対位置と結合係数との関係を求めるシミュレーションの結果を示すグラフである。縦軸はアンテナ間の結合係数を表し、横軸はX軸方向における送電アンテナ110に対する受電アンテナ120の位置(受電アンテナ位置)を表している。図7における受電アンテナ位置は図6のcに対応する。図7のシミュレーションにおいて、送電アンテナ110のX軸方向の長さは500mmとし、Y軸方向の幅は70mmとし、巻き数は3turn(3巻き)としている。また、受電アンテナ120のX軸方向の長さは60mmとし、Y軸方向の幅は70mmとし、巻き数は4turnとしている。Z軸方向におけるアンテナ間の間隔は1mmとし、送電アンテナ110のQ値と受電アンテナ120のQ値はそれぞれ200としている。なお、受電アンテナ120の移動範囲の長さは図4の場合と等しい。すなわち、図3のbの長さと図6のdの長さは等しい。
図7から分かるように、受電アンテナ120の移動範囲内において結合係数の最大値と最小値の差は0.02程度であり、図4に示す従来のアンテナ間の結合係数と比べて受電アンテナ120の移動に伴う結合係数の変化が小さい。そのため、受電アンテナ120の移動に伴ってインピーダンスの整合は大きくは崩れない。
図8は、図6に示す送電アンテナ110と受電アンテナ120との間の相対位置と電力伝送効率との関係を求めるシミュレーションの結果を示すグラフである。縦軸はアンテナ間の電力伝送における伝送効率を表し、横軸は受電アンテナ位置を表している。図8から分かるように、受電アンテナ120の移動範囲内において、伝送効率の最大値と最小値の差は0.05%と小さく、伝送効率が略一定である。このように、従来のアンテナの代わりに本実施形態に係る送電アンテナ110と受電アンテナ120を用いて無線電力伝送を行うことで、受電アンテナ120の移動に伴って電力伝送の効率が不安定になる虞を低減することができる。
なお、図5と図8を比較すると、図8の場合の方が伝送効率はより安定しているが、伝送効率の最大値は図5の場合の方がより大きい。これは、送電アンテナ301の方が送電アンテナ110よりもX軸方向における長さが100mm短いことで、アンテナ間の結合係数が高くなるためである。そのため、特に伝送効率の大きさよりも安定性が求められる無線電力伝送システムにおいて、本実施形態のように送電アンテナ110の長さを受電アンテナ120の移動範囲よりも長くすることが有効である。
以上のように、X軸方向における送電アンテナ110の両端部が何れもZ軸方向から見て受電アンテナ120と重ならないようにシステム100を構成することで、伝送効率の安定性を向上できる。なお、X軸方向における送電アンテナ110の両端部の長さ、すなわち送電アンテナ110のうち受電アンテナ120と対向しない部分の長さによって、伝送効率の安定性が異なる。
図9は、受電アンテナ120の移動範囲の長さを固定し、送電アンテナ110の長さを425mm、450mm、475mm及び500mmの4通りに変化させた場合の、アンテナ間の相対位置と電力伝送効率との関係を求めるシミュレーションの結果を示す。送電アンテナ110の端部の長さは、送電アンテナ110の長さが425mm、450mm、475mm及び500mmの場合にそれぞれ12.5mm、25mm、37.5mm及び50mmとなる。図9の縦軸はアンテナ間の電力伝送における伝送効率を表し、横軸は受電アンテナ位置を表している。系列901は送電アンテナ110の長さが425mmの場合の伝送効率を表し、系列902は送電アンテナ110の長さが450mmの場合の伝送効率を表している。また、系列903は送電アンテナ110の長さが475mmの場合の伝送効率を表し、系列904は送電アンテナ110の長さが500mmの場合の伝送効率を表している。
図9において、送電アンテナ110の長さが425mmの場合、伝送効率の最大値と最小値の差は1.9%であり、送電アンテナ110の長さが450mmの場合、伝送効率の最大値と最小値の差は0.34%である。また、送電アンテナ110の長さが475mm及び500mmの場合は、ともに伝送効率の最大値と最小値の差は0.05%である。
図9から分かるように、受電アンテナ120の移動範囲が固定されている場合、送電アンテナ110の長さを長くするほど伝送効率が安定する。そして、送電アンテナ110の長さが450mm以上の場合に伝送効率が安定し、さらに送電アンテナ110の長さが475mm以上の場合には伝送効率が特に安定することが分かる。なお、送電アンテナ110の長さと伝送効率の最大値と最小値の差との関係は、受電アンテナ120のX軸方向の長さに基づいて定まる。そのため、送電アンテナ110の長さ(図6のeに対応)と、移動可能な受電アンテナ120が位置し得る範囲の長さ(図6のdに対応)との差分が、おおよそ受電アンテナ120のX軸方向の長さ以上である場合に、伝送効率が特に安定すると言える。この場合において、X軸方向における送電アンテナ110の各端部の長さは、X軸方向における受電アンテナ120の長さの半分以上である。
ただし、端部の長さの決め方はこれに限定されない。例えば、要求される電力伝送効率の安定性に基づいて、結合係数が所定の範囲内の値となることが求められるシステムにおいては、以下のように端部の長さが設定されればよい。すなわち、送電アンテナ110の端部の長さは、受電アンテナ120が送電アンテナの端部と対向しない場合であり、且つ、送電アンテナ110の中間部と対向する場合において、結合係数が該所定の範囲内の値となる長さに設定されれば良い。
なお、伝送効率の安定性は、受電アンテナ120の移動範囲に対する送電アンテナ110の長さを長くするだけでなく、アンテナのQ値を小さくすることによっても高めることができる。図10は、図3に示す構成において、送電アンテナ301及び受電アンテナ302のQ値を100、200及び300の3通りに変化させた場合の、アンテナ間の相対位置と電力伝送効率との関係を求めるシミュレーションの結果を示すグラフである。系列1001はQ値が100の場合の伝送効率を表し、系列1002はQ値が200の場合の伝送効率を表し、系列1003はQ値が300の場合の伝送効率を表している。
図10において、Q値が100の場合の伝送効率の最大値と最小値の差は1.7%であり、Q値が200の場合の伝送効率の最大値と最小値の差は2.7%であり、Q値が300の場合の伝送効率の最大値と最小値の差は3.0%である。図10から分かるように、送電アンテナ301及び受電アンテナ302のQ値を小さくすることで、伝送効率の安定性を高めることができる。なお、送電アンテナ301と受電アンテナ302のQ値は異なっていてもよい。また、図6のように送電アンテナ110の長さを受電アンテナ120の移動範囲よりも長くしつつ、送電アンテナ110及び受電アンテナ120の少なくとも何れかのQ値を小さくすることで、伝送効率の安定性をより高めることもできる。
図6を用いた以上の説明においては、X軸方向における送電アンテナ110の長さが受電アンテナ120の移動範囲よりも長いものとした。すなわち、送電アンテナ110の端部と受電アンテナ120とが対向しない所定の範囲内であり、且つ送電アンテナ110の中間部と受電アンテナ120とが対向する所定の範囲内で、駆動部105が受電アンテナ120の位置を移動させる場合について説明した。ただしこれに限らず、システム100は、上記の所定の範囲内に位置する受電アンテナ120と送電アンテナ110との間で無線電力伝送が行われるように構成されていればよい。以下ではこれを実現する他の構成例について説明する。
他の構成例の一つとして、駆動部105は、送電アンテナ110に対して送電器111により電圧が印加されている期間においては上記の所定の範囲内に受電アンテナ120が位置するように、受電アンテナ120の位置を移動させてもよい。そして駆動部105は、送電アンテナ110に対して電圧が印加されていない期間においては、上記の所定の範囲外まで受電アンテナ120を移動させてもよい。この構成例を適用したシステム100によれば、無線電力伝送が行われている間における伝送効率の安定性を、従来よりも向上させることができる。
この構成例の適用先として、例えば、図1を用いて説明した本実施形態のシステム100のように、受電アンテナ120により受電された電力がプリントヘッド104によるインクの吐出制御のために用いられる場合を考える。この場合には、プリントヘッド104がインクの吐出を行う期間におけるアンテナ間において安定した電力伝送が行われればよく、プリントヘッド104がインクの吐出を行わない期間において電力伝送は行われなくてもよい。そのため、インクの吐出が行われず電力伝送が行われない期間においては、送電アンテナ110の端部と受電アンテナ120とが対向するようなプリントヘッド104の格納位置まで、駆動部105がプリントヘッド104を移動させてもよい。
またさらに別の構成例として、送電器111は、上記の所定の範囲外に受電アンテナ120が位置している場合には送電アンテナ110に対する電圧の印加を行わないように、電圧の印加タイミングを制御してもよい。この構成例を適用したシステム100によっても、無線電力伝送が行われている間における伝送効率の安定性を、従来よりも向上させることができる。
この構成例の適用先としてのシステム100において、例えば、受電部102は受電した電力を蓄積するためのバッテリーを有していてもよい。この場合、上記の所定の範囲外に受電アンテナ120が位置している際に、送電器111による電圧の印加は行わず、プリントヘッド104がバッテリーに蓄積された電力を用いてインクの吐出制御を行ってもよい。また例えば、工場で用いられるAGVへの電力伝送にシステム100を適用する場合も、受電アンテナ120が上記の所定の範囲内である場合に電力伝送を行い、上記の所定の範囲外である場合には電力伝送を行わずバッテリーを用いてAGVを動作させてもよい。
なお、以上で説明したシステム100において、アンテナの送電側と受電側が入れ替わってもよい。すなわち本実施形態における、送電アンテナ110との間で無線による電力伝送を行う受電アンテナ120とは、送電アンテナ110から受電するアンテナであってもよいし、送電アンテナ110へ送電するアンテナであってもよい。送電側と受電側が入れ替わった例として、送電アンテナ110は図6の受電アンテナ120のようにX軸方向に移動可能であり、受電アンテナ120は図6の送電アンテナ110のようにX軸方向の長さが他方のアンテナより長くてもよい。
また、以上の説明では、送電アンテナ110がプリンタに固定されており、受電アンテナ120がプリントヘッド104と共にX軸方向に移動する場合について説明した。ただしこれに限らず、送電アンテナ110に対する受電アンテナ120の位置が所定方向において可変であれば、本実施形態を適用できる。例えば、受電アンテナ120が固定されており送電アンテナ110が移動可能であってもよいし、送電アンテナ110と受電アンテナ120の両方が移動可能であってもよい。これらの場合においても、上記で説明したように、電力伝送効率の安定性を向上させるという効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るシステム100は、第1アンテナと第2アンテナとを有し、第1アンテナに対する第2アンテナの位置を所定の動き方向に移動させる。そして第2アンテナは、第1アンテナの該動き方向における端部とは対向しない位置であり、且つ、第1アンテナの該端部を除く中間部と対向する位置において、第1アンテナとの間で無線による電力伝送を行う。このような構成により、無線電力伝送を行うための2つのアンテナのうち一方のアンテナに対する他方のアンテナの位置を移動させる場合における、電力伝送の効率の安定性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、送電アンテナ110のコイルの巻き数が3turn(3巻き)であり、受電アンテナ120のコイルの巻き数が4turn(4巻き)である場合のシミュレーション結果に基づいて説明を行った。ただし、送電アンテナ110及び受電アンテナ120のコイルの巻き数はこれに限定されない。上記と異なる巻き数のコイルをアンテナとして用いても、電力伝送効率の安定性を従来よりも向上させることができる。
また、本実施形態においては、送電アンテナ110のコイルと受電アンテナ120のコイルが何れも直線状の導体部分から構成されるものとしたが、コイルの形状はこれに限らない。例えば、送電アンテナ110のコイルと受電アンテナ120のコイルの少なくとも何れかが円形や楕円形であってもよい。また例えば、送電アンテナ110と受電アンテナ120のコイルの少なくとも何れかが、互いに逆向きの電流が流れる2つのループを有する8の字形状であってもよい。また、本実施形態では、送電アンテナ110及び受電アンテナ120は線状の導体が巻かれたコイルであるものとして説明したが、これに限らず、例えば同様の輪郭を有し平面に形成された板状の導体であってもよい。
なお、システム100における送電部101と受電部102は、図2のようにコンデンサがインダクタと直列共振する等価回路を有するものに限らず、例えば図11(a)−(c)に示すような等価回路を有する構成であってもよい。このような場合であっても、本実施形態を適用することで、電力伝送効率の安定性を向上させることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC等)によっても実現可能である。また、そのプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
100 無線電力伝送システム
105 駆動部
110 送電アンテナ
120 受電アンテナ

Claims (14)

  1. 第1アンテナと、
    前記第1アンテナに対する第2アンテナの位置を所定の動き方向に移動させる移動制御手段と、
    前記第1アンテナに対する位置が前記移動制御手段により前記動き方向に移動する前記第2アンテナであって、前記第1アンテナの前記動き方向における端部とは対向しない位置であり、且つ、前記第1アンテナの前記端部を除く中間部と対向する位置において、前記第1アンテナとの間で無線による電力伝送を行う前記第2アンテナとを有することを特徴とする無線電力伝送システム。
  2. 前記移動制御手段は、前記第1アンテナの前記端部と前記第2アンテナとが対向しない範囲内であり、且つ、前記第1アンテナの前記中間部と前記第2アンテナとが対向する範囲内で、前記第1アンテナに対する前記第2アンテナの位置を移動させることを特徴とする請求項1に記載の無線電力伝送システム。
  3. 前記移動制御手段は、前記第1アンテナと前記第2アンテナとのうち無線送電を行う一方のアンテナに対して電圧が印加されている期間においては前記第1アンテナの前記端部と前記第2アンテナとが対向せず、且つ、前記期間においては前記第1アンテナの前記中間部と前記第2アンテナとが対向するように、前記第1アンテナに対する前記第2アンテナの位置を移動させることを特徴とする請求項1に記載の無線電力伝送システム。
  4. 前記第1アンテナと前記第2アンテナとのうち無線送電を行う一方のアンテナに対して電圧を印加する印加手段であって、前記第1アンテナの前記端部と前記第2アンテナとが対向している場合には前記一方のアンテナに対する電圧の印加を行わない前記印加手段を有することを特徴とする請求項1に記載の無線電力伝送システム。
  5. 前記動き方向における前記端部の長さは、前記動き方向における前記第2アンテナの長さの半分以上であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の無線電力伝送システム。
  6. 前記動き方向における前記端部の長さは、前記第1アンテナの前記端部と前記第2アンテナとが対向しない場合であり、且つ、前記第1アンテナの前記中間部と前記第2アンテナとが対向する場合おいて、前記第1アンテナと前記第2アンテナとの間の結合係数が所定の範囲内の値となる長さであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の無線電力伝送システム。
  7. 前記第1アンテナに対する電圧の印加に応じて前記第2アンテナに発生する電力を、プリンタが有するプリントヘッドへ出力する出力手段を有し、
    前記第2アンテナは、前記移動制御手段により前記プリントヘッドと連動して前記動き方向に移動することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の無線電力伝送システム。
  8. 前記第1アンテナ及び前記第2アンテナは、線状の導体が巻かれたコイルであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の無線電力伝送システム。
  9. 前記第1アンテナ及び前記第2アンテナは、板状の導体であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の無線電力伝送システム。
  10. 無線電力伝送システムを制御する制御方法であって、
    第1アンテナに対する第2アンテナの位置を所定の動き方向に移動させる移動制御工程と、
    前記第1アンテナに対する位置が前記移動制御工程において前記動き方向に移動する前記第2アンテナと前記第1アンテナとの間で無線による電力伝送を行う伝送工程であって、前記第1アンテナの前記動き方向における端部とは対向しない位置であり、且つ、前記第1アンテナの前記端部を除く中間部と対向する位置における前記第2アンテナと前記第1アンテナとの間で電力伝送を行う伝送工程とを有することを特徴とする制御方法。
  11. 前記移動制御工程は、前記第1アンテナの端部と前記第2アンテナとが対向しない範囲内であり、且つ、前記第1アンテナの前記中間部と前記第2アンテナとが対向する範囲内で、前記第1アンテナに対する前記第2アンテナの位置を移動させることを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記第1アンテナと前記第2アンテナとのうち無線送電を行う一方のアンテナに対して電圧を印加する印加工程であって、前記第1アンテナの前記端部と前記第2アンテナとが対向している場合には前記一方のアンテナに対する電圧の印加を行わない印加工程を有することを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  13. 前記第1アンテナに対する電圧の印加に応じて前記第2アンテナに発生する電力を、プリンタが有するプリントヘッドへ出力する出力工程を有し、
    前記移動制御工程は、前記第2アンテナを前記プリントヘッドと連動させて前記動き方向に移動させることを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の電力伝送方法。
  14. コンピュータに、請求項10乃至13の何れか1項に記載の制御方法で無線電力伝送システムを制御させるためのプログラム。
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