JP2018107057A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】昆虫が侵入するのを抑制することができる照明装置を提供することである。【解決手段】実施形態に係る照明装置は、シャーシと;前記シャーシの一方の面に設けられた筐体と;前記シャーシの前記筐体が設けられた側とは反対側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;前記筐体の内部に設けられた回路部と;前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の側面に沿って延びる第1の部分と、前記第1の部分が延びる方向と交差し前記筐体の中心側に向う方向に延びる第2の部分と、を有し、前記第2の部分の少なくとも一部が前記シャーシの一方の面と接触するシートと;を具備している。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、照明装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備えた照明装置の普及が進んでいる。また、発光素子を備えた照明装置には、店舗、オフィス、体育館、多目的ホールなどの天井から吊り下げられるいわゆる高天井用の照明装置がある。高天井用の照明装置は軽量であることが好ましい。そのため、板金加工により形成された部材同士をネジなどの締結部材を用いて接合している。この様にすれば、照明装置の軽量化を図ることができる。
ところが、板金加工により形成された部材同士をネジなどの締結部材を用いて接合すると、部材同士の間に僅かな隙間が生じる場合がある。
ところが、板金加工により形成された部材同士をネジなどの締結部材を用いて接合すると、部材同士の間に僅かな隙間が生じる場合がある。
ここで、照明装置を点灯させると、紫外線に感応した飛翔する昆虫が照明装置に引き寄せられる。引き寄せられた昆虫が、部材同士の間の隙間から照明装置の内部に侵入すると、照明装置の内部に設けられた回路部が短絡するなどして故障するおそれがある。
そこで、昆虫が侵入するのを抑制することができる照明装置の開発が望まれていた。
そこで、昆虫が侵入するのを抑制することができる照明装置の開発が望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、昆虫が侵入するのを抑制することができる照明装置を提供することである。
実施形態に係る照明装置は、シャーシと;前記シャーシの一方の面に設けられた筐体と;前記シャーシの前記筐体が設けられた側とは反対側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;前記筐体の内部に設けられた回路部と;前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の側面に沿って延びる第1の部分と、前記第1の部分が延びる方向と交差し前記筐体の中心側に向う方向に延びる第2の部分と、を有し、前記第2の部分の少なくとも一部が前記シャーシの一方の面と接触するシートと;を具備している。
本発明の実施形態によれば、昆虫が侵入するのを抑制することができる照明装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、筐体30の内部を例示するための模式部分断面図である。
照明装置1は、例えば、天井から吊り下げられるいわゆる高天井用の照明装置とすることができる。
図1および図2に示すように、照明装置1には、照明ユニット10、シャーシ20、筐体30、回路部40、配線カバー50、アングル60、およびシート70が設けられている。
図1は、本実施の形態に係る照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、筐体30の内部を例示するための模式部分断面図である。
照明装置1は、例えば、天井から吊り下げられるいわゆる高天井用の照明装置とすることができる。
図1および図2に示すように、照明装置1には、照明ユニット10、シャーシ20、筐体30、回路部40、配線カバー50、アングル60、およびシート70が設けられている。
照明ユニット10は、発光モジュール11、放熱部12、および絶縁シート13を有する。
発光モジュール11は、シャーシ20の筐体30が設けられた側とは反対側に設けられている。
発光モジュール11は、基板11a、基板11aの表面に実装された複数の発光素子、および基板11aの発光素子が実装された側を覆うカバー11bを有する。
発光モジュール11は、シャーシ20の筐体30が設けられた側とは反対側に設けられている。
発光モジュール11は、基板11a、基板11aの表面に実装された複数の発光素子、および基板11aの発光素子が実装された側を覆うカバー11bを有する。
基板11aは、平板状を呈している。基板11aの平面形状は、例えば、四角形とすることができる。
基板11aは、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板11aは、金属板の表面を絶縁材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁材料で被覆する場合には、絶縁材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
基板11aは、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板11aは、金属板の表面を絶縁材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁材料で被覆する場合には、絶縁材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
ただし、高天井用の照明装置の場合には大光束が要求されるので、発光素子の発熱量が多くなる。そのため、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板11aを形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。なお、高熱伝導性樹脂は、例えば、ポリエチレンテレフタレートやナイロンなどの樹脂に、熱伝導率の高い酸化アルミニウムや炭素などからなるフィラーを混合させたものである。
また、基板11aの表面には、配線パターンが設けられている。
また、基板11aの表面には、配線パターンが設けられている。
複数の発光素子は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。複数の発光素子は、基板11aの表面に設けられた配線パターン上に実装されている。発光素子は、例えば、表面実装型の発光素子、リード線を有する砲弾型の発光素子、COB(Chip On Board)により実装されるチップ状の発光素子などとすることができる。
また、配線パターン上には、抵抗、コンデンサ、コネクタなどの電気部品を適宜実装することができる。
また、配線パターン上には、抵抗、コンデンサ、コネクタなどの電気部品を適宜実装することができる。
カバー11bの平面形状は、四角形とすることができる。カバー11bは、透光性材料から形成することができる。カバー11bは、例えば、ポリカーボネートなどから形成することができる。
また、カバー11bには、複数のリフレクタ11cが一体成形されている。リフレクタ11cは、発光素子の光の出射側に設けられている。リフレクタ11cは、例えば、円錐台状の凹部とすることができる。発光素子から出射しリフレクタ11cに入射した光は、リフレクタ11cにより反射されて、照明装置1の前方に向けて照射される。
また、カバー11bには、複数のリフレクタ11cが一体成形されている。リフレクタ11cは、発光素子の光の出射側に設けられている。リフレクタ11cは、例えば、円錐台状の凹部とすることができる。発光素子から出射しリフレクタ11cに入射した光は、リフレクタ11cにより反射されて、照明装置1の前方に向けて照射される。
放熱部12は、本体部12a、および複数の放熱フィン12bを有する。
本体部12aは、基部12a1、および一対の取付部12a2を有する。
基部12a1は、平板状を呈している。基部12a1の平面形状は、四角形とすることができる。基部12a1の厚みは、放熱フィン12bの厚みよりも厚くなっている。基部12a1の一方の面には、絶縁シート13を介して発光モジュール11(基板11a)が取り付けられる。
本体部12aは、基部12a1、および一対の取付部12a2を有する。
基部12a1は、平板状を呈している。基部12a1の平面形状は、四角形とすることができる。基部12a1の厚みは、放熱フィン12bの厚みよりも厚くなっている。基部12a1の一方の面には、絶縁シート13を介して発光モジュール11(基板11a)が取り付けられる。
基部12a1の両端部のそれぞれには取付部12a2が設けられている。一対の取付部12a2の厚みは、基部12a1の厚みと同様とすることができる。一対の取付部12a2は平板状を呈し、シャーシ20の上面部20aに向けて延びている。
複数の放熱フィン12bは、基部12a1の、発光モジュール11が取り付けられる側とは反対側の面に設けられている。複数の放熱フィン12bは、取付部12a2が延びる方向に延びている。複数の放熱フィン12bは、所定の間隔をあけて、互いに平行となるように設けられている。
本体部12aおよび複数の放熱フィン12bは、例えば、押出成形によって一体成形することができる。本体部12aおよび複数の放熱フィン12bは、熱伝導率の高い材料から形成することができる。本体部12aおよび複数の放熱フィン12bは、例えば、アルミニウムなどの軽金属から形成することができる。
絶縁シート13は、放熱部12の基部12a1と、発光モジュール11の基板11aとの間に設けられている。絶縁シート13は、樹脂やゴムなどの絶縁材料から形成することができる。また、絶縁シート13は、粘着性および高い熱伝導性をさらに有するものとすることができる。絶縁シート13の平面寸法は、基板11aの平面寸法よりも若干大きくなるようにすることができる。
シャーシ20は、上面部20a、および一対の側面部20bを有する。
上面部20aは、放熱部12の基部12a1と対峙している。上面部20aの平面形状は、四角形とすることができる。上面部20aの中央部分には、配線孔20a1が設けられている。配線孔20a1には、基板11aに設けられた配線パターンと回路部40とを電気的に接続する配線が通される。
上面部20aは、放熱部12の基部12a1と対峙している。上面部20aの平面形状は、四角形とすることができる。上面部20aの中央部分には、配線孔20a1が設けられている。配線孔20a1には、基板11aに設けられた配線パターンと回路部40とを電気的に接続する配線が通される。
上面部20aの両端部のそれぞれには側面部20bが設けられている。一対の側面部20bは、上面部20aと交差する方向に延びている。一対の側面部20bは、放熱部12の基部12a1に向けて延びている。シャーシ20(側面部20b)は、ネジなどの締結部材により、放熱部12の取付部12a2の外面に接合されている。側面部20bには、放熱および軽量化のための孔20b1が設けられている。
上面部20aおよび一対の側面部20bは、薄板材から形成されている。上面部20aおよび一対の側面部20bは、例えば、冷間圧延鋼板などから形成することができる。上面部20aおよび一対の側面部20bの厚みは、例えば、0.4mm〜2mm程度とすることができる。また、上面部20aおよび一対の側面部20bは、板金加工(折り曲げ加工)により一体形成されている。すなわち、シャーシ20は、折り曲げられた板材から構成されている。
筐体30は、シャーシ20の上面部20aに設けられている。筐体30は、シャーシ20の上面部20a側の端部が開口し、シャーシ20の上面部20a側とは反対側の端部が閉鎖した筒状を呈している。
筐体30は、上面部30a、側面部30b、および取付座30cを有する。
上面部30aは、シャーシ20の上面部20aと対峙している。上面部30aの平面形状は、四角形とすることができる。上面部30aには、配線孔が設けられている。配線孔には、回路部40と外部電源とを電気的に接続する配線が通される。
筐体30は、上面部30a、側面部30b、および取付座30cを有する。
上面部30aは、シャーシ20の上面部20aと対峙している。上面部30aの平面形状は、四角形とすることができる。上面部30aには、配線孔が設けられている。配線孔には、回路部40と外部電源とを電気的に接続する配線が通される。
側面部30bは、上面部30aの周縁に沿って設けられている。側面部30bは、上面部30aの各辺のそれぞれに設けられている。側面部30bは、上面部30aと交差する方向に延びている。側面部30bは、シャーシ20の上面部20aに向けて延びている。
取付座30cは、側面部30bの、上面部30a側とは反対側の端部に設けられている。取付座30cは、側面部30bと交差する方向に延びている。取付座30cは、筐体30の外方に向けて延びている。取付座30cは、シャーシ20の上面部20aと平行となるように設けられている。取付座30cには、取り付け穴30c1が設けられている。筐体30(取付座30c)は、ネジなどの締結部材により、シャーシ20の上面部20aに接合されている。取付座30cの数と配置には特に限定はないが、複数の取付座30cを設ければ筐体30の取り付け姿勢を安定させることができる。
上面部30a、側面部30b、および取付座30cは、薄板材から形成されている。上面部30a、側面部30b、および取付座30cは、例えば、冷間圧延鋼板などから形成することができる。上面部30a、側面部30b、および取付座30cの厚みは、例えば、0.4mm〜2mm程度とすることができる。また、上面部30a、側面部30b、および取付座30cは、板金加工(折り曲げ加工)により一体形成されている。すなわち、筐体30は、折り曲げられた板材から構成されている。
回路部40は、筐体30の内部に設けられている。例えば、回路部40は、ネジなどの締結部材により、筐体30の側面部30bに接合されている。
回路部40は、外部電源から供給された交流電力を所定の直流電力に変換し、変換された直流電力を発光モジュール11(発光素子)に供給する。なお、高天井用の照明装置は高所に設けられるので、故障の修理などのメンテナンスを迅速に行うことが困難となる場合が多い。この場合、図2に例示をしたように、回路部40を複数設け、複数の発光素子を複数の系統に分けて点灯させれば、複数の回路部40の一部が故障したとしても複数の発光素子の一部を点灯させることができる。すなわち、回路部40の故障により突然暗闇となるのを防止することができる。
回路部40は、外部電源から供給された交流電力を所定の直流電力に変換し、変換された直流電力を発光モジュール11(発光素子)に供給する。なお、高天井用の照明装置は高所に設けられるので、故障の修理などのメンテナンスを迅速に行うことが困難となる場合が多い。この場合、図2に例示をしたように、回路部40を複数設け、複数の発光素子を複数の系統に分けて点灯させれば、複数の回路部40の一部が故障したとしても複数の発光素子の一部を点灯させることができる。すなわち、回路部40の故障により突然暗闇となるのを防止することができる。
回路部40は、基板41、電気部品42、およぶ絶縁スペーサ43を有する。
基板41は、平板状を呈している。基板41の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板41は、例えば、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。基板41の表面には、配線パターンが設けられている。
基板41は、平板状を呈している。基板41の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板41は、例えば、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。基板41の表面には、配線パターンが設けられている。
電気部品42は、基板41の表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。電気部品42は、例えば、コンデンサ、トランス、抵抗、コイルなどとすることができる。
絶縁スペーサ43は、回路部40と筐体30との間を絶縁する。絶縁スペーサ43は、基板41と筐体30(側面部30b)との間に設けられている。絶縁スペーサ43は、樹脂などの絶縁材料から形成することができる。絶縁スペーサ43は、板状を呈するものとすることもできるし、柱状を呈するものとすることもできる。
配線カバー50は、筐体30の上面部30aに設けられている。配線カバー50は、筐体30の上面部30a側の端部が開口し、筐体30の上面部30a側とは反対側の端部が閉鎖した筒状を呈している。配線カバー50は、筐体30の上面部30aに設けられた配線孔を覆っている。配線カバー50の側面には、配線孔50aが設けられている。配線孔50aには、回路部40と外部電源とを電気的に接続する配線が通される。
配線カバー50は、ネジなどの締結部材により、筐体30の側面部30bに接合することもできるし、筐体30の上面部30aに接合することもできる。
配線カバー50は、薄板材から形成されている。配線カバー50は、例えば、冷間圧延鋼板などから形成することができる。配線カバー50の厚みは、例えば、0.4mm〜2mm程度とすることができる。また、配線カバー50は、板金加工(折り曲げ加工)により一体形成されている。すなわち、配線カバー50は、折り曲げられた板材から構成されている。
配線カバー50は、薄板材から形成されている。配線カバー50は、例えば、冷間圧延鋼板などから形成することができる。配線カバー50の厚みは、例えば、0.4mm〜2mm程度とすることができる。また、配線カバー50は、板金加工(折り曲げ加工)により一体形成されている。すなわち、配線カバー50は、折り曲げられた板材から構成されている。
アングル60は、上面部60a、一対の側面部60b、および取付部60cを有する。 上面部60aは、筐体30の上面部30aと対峙している。上面部60aの平面形状は、四角形とすることができる。上面部60aには、取り付け孔60a1が設けられている。取り付け孔60a1には、ネジなどの締結部材や天井から吊り下げられた昇降部などが挿入される。照明装置1は、アングル60を介して、例えば、天井や天井から吊り下げられた昇降部などに取り付けられる。
上面部60aの両端部のそれぞれには側面部60bが設けられている。一対の側面部60bは、上面部60aと交差する方向に延びている。一対の側面部60bは、シャーシ20が設けられる方向に延びている。
取付部60cは、一対設けられている。すなわち、1つの側面部60bに対して1つの取付部60cが設けられている。取付部60cは、L字状を呈している。L字状を呈する取付部60cの一方の部分はシャーシ20の上面部20aに取り付けられている。取付部60cの一方の部分は、シャーシ20の上面部20aにネジなどの締結部材により接合することもできるし、スポット溶接などで接合することもできる。
L字状を呈する取付部60cの他方の部分は、シャーシ20の上面部20aと交差する方向に延びている。取付部60cの他方の部分は、側面部60bと平行となるように設けられている。取付部60cの他方の部分と側面部60bとは、ネジなどの締結部材により接合することができる。この場合、例えば、円弧状の長孔を側面部60bに設け、照明装置1の首振り角度を調整することができるようにしてもよい。
上面部60a、側面部60b、および取付部60cは、薄板材から形成されている。上面部60a、側面部60b、および取付部60cは、例えば、冷間圧延鋼板などから形成することができる。上面部60a、側面部60b、および取付部60cの厚みは、例えば、0.4mm〜2mm程度とすることができる。また、上面部60a、側面部60b、および取付部60cは、板金加工(折り曲げ加工)により一体形成されている。すなわち、アングル60は、折り曲げられた板材から構成されている。
ここで、高天井用の照明装置は軽量であることが好ましい。そのため、シャーシ20、筐体30、配線カバー50、およびアングル60は、折り曲げられた板材から構成されている。また、組み立て性やメンテナンス性を考慮して、折り曲げられた板材から構成された部材同士をネジなどの締結部材により接合している。この様にすれば、照明装置1の軽量化を図ることができる。
ところが、折り曲げられた板材から構成された部材同士をネジなどの締結部材により接合すると、部材同士の間に僅かな隙間が生じる場合がある。
ところが、折り曲げられた板材から構成された部材同士をネジなどの締結部材により接合すると、部材同士の間に僅かな隙間が生じる場合がある。
また、高天井用の照明装置は、飛翔する昆虫が到達可能な高さに設けられる場合が多い。そのため、照明装置1を点灯させると、紫外線に感応した飛翔する昆虫が照明装置1に引き寄せられる。引き寄せられた昆虫は、回路部40から放出された熱に誘われ、シャーシ20の上面部20aと、筐体30の側面部30bの端面との間の隙間から筐体30の内部に侵入する場合がある。筐体30の内部には回路部40が設けられているので、筐体30の内部に昆虫が侵入すると、短絡などの故障が発生するおそれがある。
そこで、本実施の形態に係る照明装置1にはシート70が設けられている。
そこで、本実施の形態に係る照明装置1にはシート70が設けられている。
シート70は、筐体30の内部に設けられている。
シート70は、第1の部分70aおよび第2の部分70bを有する。
第1の部分70aは、筐体30の側面部30bが延びる方向に延びている。すなわち、第1の部分70aは、筐体30の側面に沿って延びている。
第2の部分70bは、第1の部分70aの一方の端部に設けられている。第2の部分70bは、第1の部分70aが延びる方向と交差する方向に延びている。第2の部分70bは、筐体30の中心側に向かって延びている。
シート70は、第1の部分70aおよび第2の部分70bを有する。
第1の部分70aは、筐体30の側面部30bが延びる方向に延びている。すなわち、第1の部分70aは、筐体30の側面に沿って延びている。
第2の部分70bは、第1の部分70aの一方の端部に設けられている。第2の部分70bは、第1の部分70aが延びる方向と交差する方向に延びている。第2の部分70bは、筐体30の中心側に向かって延びている。
第1の部分70aおよび第2の部分70bは、折り曲げ加工により一体形成されている。
第2の部分70bの少なくとも一部は、シャーシ20の上面部20aと接触している。例えば、第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部はシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。
この場合、弾性力により、第2の部分70bの少なくとも一部がシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。例えば、第1の部分70aと第2の部分70bとがなす角度を鈍角とし、筐体30をシャーシ20の上面部20aに取り付ける際に、筐体30の開口から第2の部分70bの端部が出ているようにすれば、弾性力により、第2の部分70bの少なくとも一部がシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。
第2の部分70bの少なくとも一部は、シャーシ20の上面部20aと接触している。例えば、第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部はシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。
この場合、弾性力により、第2の部分70bの少なくとも一部がシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。例えば、第1の部分70aと第2の部分70bとがなす角度を鈍角とし、筐体30をシャーシ20の上面部20aに取り付ける際に、筐体30の開口から第2の部分70bの端部が出ているようにすれば、弾性力により、第2の部分70bの少なくとも一部がシャーシ20の上面部20aと接触するようにすることができる。
第2の部分70bの少なくとも一部がシャーシ20の上面部20aと接触していれば、昆虫が、シャーシ20の上面部20aと、筐体30の側面部30bの端面との間の隙間から筐体30の内部に侵入するのを抑制することができる。
第1の部分70aは、回路部40(絶縁スペーサ43)と筐体30(例えば、側面部30b)との間に設けることができる。
この場合、シート70は、絶縁性を有する材料から形成することが好ましい。
例えば、シート70は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。絶縁性を有する樹脂は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどとすることができる。ただし、絶縁性を有する樹脂は、例示をしたものに限定されるわけではない。
絶縁性を有するシート70(第1の部分70a)とすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離を長くすることができる。
この場合、シート70は、絶縁性を有する材料から形成することが好ましい。
例えば、シート70は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。絶縁性を有する樹脂は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどとすることができる。ただし、絶縁性を有する樹脂は、例示をしたものに限定されるわけではない。
絶縁性を有するシート70(第1の部分70a)とすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離を長くすることができる。
また、第1の部分70aの平面寸法は、回路部40(基板41)の平面寸法よりも長くすることが好ましい。
第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離は、基板41の、電気部品42が設けられる面と、筐体30の側面部30bとの間の距離よりも長くすることが好ましい。
この様にすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離をさらに長くすることができる。
この場合、第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離が、シャーシ20の上面部20aに最も近い電気部品42の、基板41側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離よりも長くすることがより好ましい。
この様にすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離をさらに長くすることができる。また、電気部品42と、シャーシ20の上面部20aとの間の絶縁性を向上させることができる。
第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離は、基板41の、電気部品42が設けられる面と、筐体30の側面部30bとの間の距離よりも長くすることが好ましい。
この様にすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離をさらに長くすることができる。
この場合、第2の部分70bの、第1の部分70a側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離が、シャーシ20の上面部20aに最も近い電気部品42の、基板41側とは反対側の端部と、筐体30の側面部30bとの間の距離よりも長くすることがより好ましい。
この様にすれば、回路部40と筐体30との間の沿面距離をさらに長くすることができる。また、電気部品42と、シャーシ20の上面部20aとの間の絶縁性を向上させることができる。
シート70の厚み寸法は、前述した弾性力などを考慮して適宜決定することができる。シート70の厚み寸法は、例えば、0.2mm〜0.5mm程度とすることができる。
第1の部分70aは、ネジなどの締結部材により筐体30の側面部30bに接合することもできるし、接着剤や両面テープを用いて筐体30の側面部30bに接合することもできる。また、ネジなどの締結部材を用いる場合には、回路部40と共に接合(共締め)することができる。
また、シート70の数を少なくすれば製造コストの低減を図ることができる。この場合、複数の側面部30bの少なくとも1つに対してシート70を設けるようにすれば、昆虫の侵入を抑制することができる。ただし、より多くの側面部30bに対してシート70を設けるようにすれば、昆虫の侵入をより効果的に抑制することができる。
シート70の数を少なくする場合には、回路部40が設けられる側面部30bに対してシート70を設けることが好ましい。回路部40が設けられる側面部30bに対してシート70が設けられていれば、昆虫の侵入を抑制することができ、且つ、沿面距離の増加を図ることができる。
シート70の数を少なくする場合には、回路部40が設けられる側面部30bに対してシート70を設けることが好ましい。回路部40が設けられる側面部30bに対してシート70が設けられていれば、昆虫の侵入を抑制することができ、且つ、沿面距離の増加を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 照明装置、10 照明ユニット、11 発光モジュール、11a 基板、20 シャーシ、20a 上面部、20b 側面部、30 筐体、30a 上面部、30b 側面部、30c 取付座、40 回路部、41 基板、42 電気部品、70 シート、70a 第1の部分、70b 第2の部分
Claims (5)
- シャーシと;
前記シャーシの一方の面に設けられた筐体と;
前記シャーシの前記筐体が設けられた側とは反対側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;
前記筐体の内部に設けられた回路部と;
前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の側面に沿って延びる第1の部分と、前記第1の部分が延びる方向と交差し前記筐体の中心側に向う方向に延びる第2の部分と、を有し、
前記第2の部分の少なくとも一部が前記シャーシの一方の面と接触するシートと;
を具備する照明装置。 - 前記シートは絶縁性を有し、
前記第1の部分は、前記回路部と、前記筐体の側面と、の間に設けられている請求項1記載の照明装置。 - 前記筐体は、折り曲げられた板材から構成されている請求項1または2に記載の照明装置。
- 前記第2の部分の少なくとも一部は、弾性力により前記シャーシの一方の面と接触している請求項1〜3のいずれか1つに記載の照明装置。
- 前記筐体は、締結部材により前記シャーシの一方の面に接合されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の照明装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019235116A1 (ja) | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 日本電信電話株式会社 | 移動状況解析装置、移動状況解析方法及びプログラム |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016254710A patent/JP2018107057A/ja active Pending
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2017
- 2017-09-01 AU AU2017221869A patent/AU2017221869A1/en not_active Abandoned
- 2017-09-07 TW TW106130579A patent/TW201823637A/zh unknown
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019235116A1 (ja) | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 日本電信電話株式会社 | 移動状況解析装置、移動状況解析方法及びプログラム |
JP2021168311A (ja) * | 2020-01-24 | 2021-10-21 | アイリスオーヤマ株式会社 | 照明装置 |
JP7144089B2 (ja) | 2020-01-24 | 2022-09-29 | アイリスオーヤマ株式会社 | 照明装置 |
Also Published As
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AU2017221869A1 (en) | 2018-07-12 |
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