JP2018106013A - プラントの訓練シナリオ作成支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な事象に対応可能なプラントの訓練シナリオを作成することができる支援装置を得る。【解決手段】事象データ記憶部111には、原因となる1次事象と、結果として生じる2次事象と、1次事象が発生してから2次事象が発生するまでの遅延時間とを含む事象データが記憶されており、作成条件入力部101から訓練の開始時刻および訓練開始の発端となる開始事象が入力され、訓練シナリオ作成部121は開始事象を1次事象として含む事象データを事象データ記憶部111から抽出し、さらに抽出した事象データ中の2次事象を1次事象として有する事象データを抽出する動作を繰り返し、抽出された事象データの中の1次事象および2次事象を、開始時刻および開始事象の発生を起点にしてかつ遅延時間に基づいて時系列に配置して訓練シナリオを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、プラントの訓練シナリオ作成支援装置に関する。
従来のプラントの訓練シナリオ作成支援装置としての電力系統模擬装置において、故障が発生する直前の実系統状態を保存する手段と、故障発生時の各機器の状変を時系列に保存する電力系統状変保存手段と、これらの保存手段のデータを用いて電力系統模擬用の訓練シナリオを編集するための手段とを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−110809号(段落番号0014および図1)
従来のプラントの訓練シナリオ作成支援装置としての電力系統模擬装置は以上のように構成され、保存手段のデータを用いて訓練シナリオを編集しているので、過去に発生したことはないが将来発生する可能性のある事象例えば大地震などを想定して行う訓練には対応しておらず、多様な訓練シナリオを作成するのに適したものとは言えないという問題点があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたものであり、多様な事象に対応可能なプラントの訓練シナリオを作成することができるプラントの訓練シナリオ作成支援装置を得ることを目的とする。
この発明に係るプラントの訓練シナリオ作成支援装置においては、
複数の機器を有するプラントの訓練シナリオ作成支援装置であって、事象データ記憶部と作成条件記憶部と訓練シナリオ作成部とを備え、
前記事象データ記憶部は、事象データを記憶するものであって、
前記事象データは、原因となる1次事象と前記1次事象の結果として生じる2次事象と前記1次事象が発生してから前記2次事象が発生するまでの時間である遅延時間とを含むものであり、
作成条件記憶部は、訓練シナリオを作成する上での作成条件を記憶するものであって、
前記作成条件は、前記訓練シナリオの訓練開始の起点とされる開始事象を含むものであり、
前記訓練シナリオ作成部は、前記事象データ記憶部から前記開始事象を前記1次事象として含む事象データを抽出し、該抽出された事象データの中の前記2次事象を前記1次事象として有する事象データを前記事象データ記憶部から抽出し、さらに、この抽出された事象データの中の前記2次事象を前記1次事象として有する事象データを前記事象データ記憶部から抽出し、前記抽出された事象データの中の前記1次事象および前記2次事象を前記開始事象ごとに前記開始事象の発生時点を起点にしてかつ前記遅延時間に基づいて時系列に配置して訓練シナリオを作成し、出力装置に出力するものである。
この発明に係るプラントの訓練シナリオ作成支援装置は、
訓練シナリオ作成部が、事象データ記憶部から開始事象を1次事象として含む事象データを抽出し、抽出された事象データの中の2次事象を1次事象として有する事象データを事象データ記憶部から抽出し、さらに抽出された事象データの中の2次事象を1次事象として有する事象データを抽出し、抽出された事象データの中の1次事象および2次事象を開始事象ごとに開始事象の発生時点を起点にしてかつ遅延時間に基づいて時系列に配置して訓練シナリオを作成し、出力装置に出力するものであるので、
多様な事象に対応可能なプラントの訓練シナリオを作成することができる。
この発明の実施の形態1に係るプラントの訓練シナリオ作成支援装置(以下、支援装置と略称する)の構成を示すブロック図である。 図1の支援装置を実現するためのハードウェアの構成図である。 図1の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。 作成条件の入力画面を示す説明図である。 抽出された事象データのツリーを示す説明図である。 別の順序に従って事象データを抽出する経路を示す説明図である。 事象データのデータベースを示す説明図である。 EAL(後述)のデータベースを示す説明図である。 手順数のデータベースを示す説明図である。 作成された訓練シナリオの画面を示す説明図である。 実施の形態2である支援装置の構成を示すブロック図である。 図11の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第1付加情報のデータベースを示す説明図である。 第2付加情報のデータベースを示す説明図である。 作成された訓練シナリオの画面を示す説明図である。 実施の形態3である支援装置の構成を示すブロック図である。 図16の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。 全機器と訓練の対象となる機器との関係を示す説明図である。 全手順書と訓練の対象となる手順書との関係を示す説明図である。 実施の形態4である支援装置の構成を示すブロック図である。 作成条件の入力画面を示す説明図である。 実施の形態5である支援装置の構成を示すブロック図である。 図22の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
以下の実施の形態においては、原子力プラントの事故を模擬して事故時対応能力の検証や評価を行うために集団で行う防災訓練のためのものであって、模擬する事故としての事象や対応操作の流れなどを示した訓練シナリオを作成する場合について説明する。なお、事象として、原因となる1次事象と、1次事象発生にともなって結果として引き起こされる2次事象とがあり、1次事象と2次事象とは原因と結果との関係で連なっている。図1〜図10は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は支援装置の構成を示すブロック図、図2は図1の支援装置を実現するためのハードウェアの構成図、図3は図1の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。図4は作成条件の入力画面を示す説明図、図5は抽出された事象データのツリーを示す説明図、図6は別の順序に従って事象データを抽出する経路を示す説明図である。図7は事象データのデータベースを示す説明図、図8はEALのデータベースを示す説明図、図9は手順数のデータベースを示す説明図、図10は作成された訓練シナリオの画面を示す説明図である。
図1において、支援装置10は、作成条件入力部101、作成条件記憶部102、事象データ記憶部111、EAL記憶部112、手順数記憶部113、訓練シナリオ作成部121、出力装置としての表示装置131を有する。訓練シナリオ作成部121は、難易度算出部121a、訓練シナリオ選択部121b、画面データ作成部121cを有する。作成条件記憶部102には、作成条件入力部101から入力される作成条件とともに訓練シナリオを作成する上での作成条件が予め標準の値(デフォルト値)として記憶されている。
事象データ記憶部111には、事象データが、例えば図7のようなデータベースDB1として記憶されている。事象データは、原因となる1次事象、結果として発生する2次事象、1次事象が発生してから2次事象が発生するまでの時間である遅延時間、遅延時間の変更の可否、変更後遅延時間をデータ項目として有する。なお、遅延時間の変更の可否とは、遅延時間を変更して(例えば短縮して)(本来は2次事象発生まで3時間かかるが、1時間で発生とするなど)訓練が可能か否かの遅延時間の変更可否および可能な場合の変更後遅延時間(図7では、固定値で示しているが、幅を持たせる場合もある)が記憶されている。ある原因となる1次事象例えば地震により引き起こされる(結果として発生する)2次事象は、一つに限られず、多くの場合、1次事象は複数の2次事象の発生を招くので、図7に示すように一つの1次事象(例えば地震)と対にされる2次事象は複数あり、事象データは複数存在する場合が多い。
EAL記憶部112には、例えば図8に示すように事象(1次事象および2次事象)から発生しうるEAL番号が、事象と対応させてその必要な条件とともにデータベースDB2として格納されている。国などの外部機関への通報が求められる通報義務基準としての緊急時活動レベル(EAL(Emergency Action Level))とは、事故の発生やその程度を判断する基準であり、原子力プラントの事故時にはEALに従った国への通報が求められる。区分として、「警戒事象:AL」、「特定事象:SE」、「緊急事態事象:GE」の3つの区分からなり、それぞれ01〜63までの番号が設定されている。なお、すべての番号に事象が設定されているわけではない。区分として、例えば「AL11:原子炉停止機能の異常のおそれ」、「SE25:全交流電源の30分以上喪失」などがある。
以上に説明した作成条件記憶部102、事象データ記憶部111、EAL記憶部112、手順数記憶部113、訓練シナリオ作成部121は、図2に示すような計算機において、プロセッサ1がメモリ2や補助記憶装置としてのハードディスク3に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。なお、複数のプロセッサおよび複数のメモリや複数のハードディスクが連携して上記機能を実現するようにしてもよい。なお、作成条件入力部101としてキーボードが使用され、出力装置としての表示装置131として液晶ディスプレイが使用されているが、プリンタを使用することもできる。
次に、図3〜図10を用いて支援装置の動作について説明する。図3のフローチャートにおいて、作成条件入力部101から作成条件が入力され、作成条件記憶部102に記憶される(作成条件入力:ステップS11)。入力画面の例を図4に示す。この場合、時間については訓練の開始時刻が入力され、訓練開始の起点とされるとともに事象進展のきっかけとなる開始事象(1次事象)が入力される。訓練シナリオ作成部121は、作成条件記憶部102に記憶された作成条件を読み込む(作成条件読み込み:ステップS12)。なお、作成条件記憶部102には、作成条件入力部101から入力された作成条件の他に訓練シナリオ作成のために必要とされる条件が既定値として記憶されており、作成条件入力部101からの入力値がある場合は入力値が既定値に優先して作成条件として読み込まれ、入力値がない場合は既定値が読み込まれる。
次に、訓練シナリオ作成部121は、読み込んだ作成条件に合致する事象データ、すなわち作成条件入力部101から入力された開始事象を1次事象として有する事象データを事象データ記憶部111から抽出する(1次(1巡目)抽出:ステップS13)。具体的には、例えば、作成条件として訓練の開始時刻が8:30、開始事象1として「地震」、開始事象2として「1次冷却材喪失」が指定(入力)されているとする(図4参照)。この場合、ステップS13(1巡目抽出)において、まずは指定された開始事象である「地震」および「1次冷却材喪失」を1次事象として有する事象データが事象データ記憶部111から抽出される。1巡目抽出において、「地震」を1次事象とする事象データは、図7のデータベースDB1の行番01の事象データ(「地震−全交流電源喪失」)ないし行番05の事象データ(「地震−傷病者の搬送」までの5個あるので、これらの事象データが全て抽出される。また、開始事象「1次冷却材喪失」を1次事象とする事象データとして、図7のデータベースDB1の行番12の事象データ「1次冷却材喪失−原子炉トリップ」が抽出される(図5の1巡目抽出の事象データA1参照)。
次に、先に(1巡目抽出にて)抽出された事象データの中の2次事象を1次事象として有する事象データが事象データ記憶部111から抽出される。すなわち、抽出された事象データの中の2次事象をキーにして事象データが抽出される。以下、先に抽出された事象データの中の2次事象を1次事象として有する事象データを下位の事象データと称することにする。例えば、抽出した行番01の事象データの下位の事象データとして、行番08の事象データ「全交流電源喪失−主給水停止」と、行番09の事象データ「全交流電源喪失−非常用炉心冷却装置不作動」とが抽出される。さらに、行番02の事象データの下位の事象データである行番15の事象データ「原子炉トリップ−1次系の減圧」と行番16の事象データ「原子炉トリップ−原子炉内圧力上昇」とが抽出される。
同様に、行番03、行番04、行番05、行番12の事象データについても当該事象データの下位の事象データが抽出される(図5の2巡目抽出の事象データA2参照)(下位の事象データの抽出:ステップS14)。先に(2巡目抽出にて)抽出された事象データの下位の事象データが残っていないかチェックし、すなわち全事象データを抽出したかチェックし(全事象データ抽出チェック:ステップS15)、全事象データの抽出が終わっていなければステップS14へ戻り、先に抽出された事象データの下位の事象データを全て抽出するまで抽出を繰り返し(図5の3巡目抽出の事象データA3参照)、全て抽出されれば(ステップS15)、次のステップS16へ行く。このようにして抽出された事象データの関係を図5に示す。なお、図5において、4巡目抽出以下は図示が省略されている。以上で作成条件として指定された開始事象である「地震」(行番01〜行番05)および「1次冷却材喪失」(行番12)を1次事象として有する事象データに、2次事象を介して連なる事象データの抽出は終了する。
次いで、抽出された事象データの中の第1事象および第2事象について、対応するEAL(番号)があればEAL記憶部112(図8のEALのデータベースDB2参照)から取り出される(EAL抽出:ステップS16)。以上により、開始事象ごとに、2次事象をキーにして連なる事象データおよびEALが抽出され、事象データの中の第1事象および第2事象、遅延時間、遅延時間の変更可否、変更後遅延時間、および対応するEALが、時系列に関連付けられて、訓練シナリオが作成される(訓練シナリオ作成:ステップS17)。訓練シナリオは、開始事象ごとに作成されることになる。この場合、同じ事象例えば図7における行番01の事象データ「地震−全交流電源喪失」に連なる行番08の事象データ「全交流電源喪失−主給水停止」と、行番04の事象データ「地震−火災」に行番06の事象データ「火災−全交流電源喪失」を介して連なる行番08の事象データ「全交流電源喪失−主給水停止」は、同じ事象データであるので、時間的に先に発生した方を採用することにする。
次いで、ユーザが訓練シナリオをカスタマイズするときの支援をするために、訓練シナリオ作成部121は、作成された訓練シナリオについて、訓練シナリオ同士で類似したものがないか検索し、類似したものがあれば、例えば一つの事象(1次または2次事象)のみ異なる訓練シナリオがあれば、当該一つの事象のみ異なる他の訓練シナリオが存在すること、および異なる事象に識別マークをつけた類似訓練シナリオ情報を作成する(類似訓練シナリオの検出:ステップS18)。次に、難易度算出部121aが、開始事象ごとに、すなわち訓練シナリオごとに、事象データの中の第1事象および第2事象に対応する手順数を手順数記憶部113(図9の手順数のデータベースDB3参照)から選択し、抽出された全ての1次事象および2次事象における手順数を開始事象(訓練シナリオ)ごとに合計して、予め決められた評価方法、例えば一つの手順を単純に0.1点として合計するなどして難易度を算出する(難易度の算出:ステップS19)。さらに、訓練シナリオ選択部121bは、訓練シナリオを難易度の高い順に予め決めれた数だけ、例えば上位5個の訓練シナリオを選択し、難易度、類似訓練シナリオ情報と併せて画面データ作成部121cへ送る(訓練シナリオの選択:ステップS20)。
画面データ作成部121cは、訓練シナリオ選択部121bから送られた訓練シナリオおよび難易度について、図10のように、難易度の高い順に、選択された訓練シナリオごとに、難易度を表示するとともに、抽出された事象データの中の第1事象および第2事象、対応するEAL、遅延時間を、開始事象の発生時点を起点にしてかつ前記発生時間を訓練開始時刻8:30に設定して、時系列にかつ遅延時間に対応させて配置して表示する画面データを作成する。さらに、類似訓練シナリオ情報に基づいて、類似した他の訓練シナリオが存在することおよび類似事象を表示の色を変えかつ点滅表示するなどにより容易に認知できるようにする画面データを作成する(画面データの作成:ステップS21)。画面データ作成部121cで作成された出力データとしての画面データは、表示装置131に出力され、画面データに基づいて画面に表示される(表示装置へ表示:ステップS22)。表示装置131には、例えば図10のような訓練シナリオが、作成条件として指定された開始事象(「地震」、「1次冷却材喪失」)ごとに、その難易度とともに表示される。なお、図10においては、選択された訓練シナリオの一部、および訓練シナリオの中に配置された第1事象、第2事象、遅延時間、EALなどの一部だけが示されている。
訓練シナリオの作成条件の指定に当たっては、広範囲に影響の及ぶ訓練シナリオを作成したい場合は、開始事象(1次事象)として図7の事象データのデータベースDB1の中の「地震」や「火災」などを指定するし、影響の及ぶ範囲が比較的狭い訓練シナリオを作成したい場合は、下位の例えば「原子炉内圧力上昇」等を指定する。
なお、この実施の形態においては、各種データを、事象データのデータベースDB1、EALのデータベースDB2、手順数のデータベースDB3の3つのリレーショナルデータベースで構成したが、データベースの構成はこのようなものに限定されるものではない。また、訓練シナリオ作成部121が、抽出を1巡目抽出、2巡目抽出、3巡目抽出の順に行う例を示したが、これに限られるものではなく、例えば図6の経路R1のように開始事象「地震」を基点にして行番01の事象データ「地震−全交流電源喪失」→行番08の事象データ「全交流電源喪失−主給水停止」→行番13の事象データ「主給水停止−原子炉トリップ」、次いで経路R2の行番09の事象データ「全交流電源喪失−非常用炉心冷却装置不作動」の順に検索(抽出)し、次に経路R3の行番02の事象データ「地震−原子炉トリップ」→行番15の事象データ「原子炉トリップ−1次系の減圧」まで抽出し、次の経路R4である行番16の事象データ「原子炉トリップ−原子炉内圧力上昇」→行番17の事象データ「原子炉内圧力上昇−ベント弁開」の順に抽出を行うこともできる。また、作成条件にて指定された開始事象(1次事象)によっては、2巡目抽出や3巡目抽出を行おうとしても該当する事象データがない場合もある。なお、第1事象および第2事象に対応するEALの抽出(ステップS16)は、ステップS13の1巡目抽出およびステップS14の下位の事象データの抽出の都度行ってもよい。
以上のように、この実施の形態に係る支援装置によれば、訓練の開始時刻や事象発生の基点となる開始事象(1次事象)などの訓練シナリオの作成条件に従い、原因となる1次事象と結果として生じる2次事象とEALとを時間を軸にして時系列に配置して表示装置に出力するようにしたので、多様な事象に対応可能なプラントの訓練シナリオを作成することができる訓練シナリオ作成支援装置を得ることができる。また、訓練シナリオ作成の負荷が軽減される。
実施の形態2.
図11〜図15は、実施の形態2を示すものであり、図11は支援装置の構成を示すブロック図、図12は図11の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。図13は第1付加情報のデータベースを示す説明図、図14は第2付加情報のデータベースを示す説明図、図15は作成された訓練シナリオの画面を示す説明図である。本実施の形態では、付加情報として、各訓練シナリオの実施に必要な人数、訓練の対象となる機器、使用する手順書などの情報も併せて求める。図10において、支援装置20は、付加情報記憶部211および訓練シナリオ作成部221を有する。付加情報記憶部211は、第1付加情報記憶部211aおよび第2付加情報記憶部211bを有する。訓練シナリオ作成部221は、画面データ作成部221cを有する。第1付加情報記憶部211aには、訓練の対象となるプラントの機器名すなわち発生した事象に関係する機器(例えば、全交流電源喪失の場合なら受電用変圧器や遮断器などが関係する)などの第1付加情報が、事象と対応させて記憶されている(図13参照)。第2付加情報記憶部211bには、訓練に必要な人数、手順書などの第2付加情報が、事象と対応させて記憶されている(図14参照)。なお、手順書には、事象に対応する訓練(以下、事象対応訓練または2次事象対応訓練という)に要する時間が記載されている。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に、図12のフローチャートにより動作を説明する。図12において、訓練シナリオ作成部221の動作は、ステップS20の訓練シナリオの選択までは、図1の訓練シナリオ作成部121と同様であるが、ステップS31において、ステップS20において選択された訓練シナリオ中の第1事象あるいは第2事象に対応する第1付加情報(機器名)が第1付加情報記憶部211aから抽出され、ステップS32において第2付加情報(人数、手順書名)が第2付加情報記憶部211bから抽出される。画面データ作成部221cは、第1付加情報に基づいて訓練シナリオごとに訓練の対象となる機器名のリストを作成し、第2付加情報に基づいて訓練に必要な人数を積算するとともに手順名のリストを作成し、訓練シナリオ、難易度と併せて表示するための画面データを作成する(ステップS33)。このようにして作成された出力データとしての画面データが表示装置131に出力され、画面データに基づいて訓練シナリオを含む図15に示されるような画面が表示装置131に表示される(ステップS22)。なお、要すれば、手順書に基づいて、対応する事象対応訓練を実施するための所要時間が、図15に示される訓練シナリオの内容欄に表示されるようにすることもできる。
以上のように、この実施の形態に係る支援装置によれば、各訓練シナリオの実施に必要な人数、対象とされる機器名、手順書名などの付加情報についても確認できるため、偏りのない訓練シナリオの選択や訓練に付随した準備作業の負荷が軽減される。
実施の形態3.
図16〜図19は、実施の形態3を示すものであり、図16は支援装置の構成を示すブロック図、図17は図16の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。図18は全機器と訓練の対象となる機器との関係を示す説明図、図19は全手順書と訓練の対象となる手順書との関係を示す説明図である。図16において、支援装置30は、訓練シナリオ作成部321を有する。訓練シナリオ作成部321は、画面データ作成部321cを有する。その他の構成については、図11に示した実施の形態2と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
以下、図17〜図19により動作を説明する。図17のフローチャートにおいて、訓練シナリオ作成部321の動作はステップS32の第2付加情報の抽出までは、図11の訓練シナリオ作成部221と同様であるが、ステップS32に続いて第1付加情報記憶部211aからプラントを構成する全体の機器(全機器)の情報、具体的には全体の機器の機器名を取得する(全機器情報の取得:ステップS41)。また、第2付加情報記憶部211bから全体の手順書(全手順書)の情報、具体的には全手順書名を取得する(全手順書情報の取得:ステップS42)。画面データ作成部321cは、例えば図18に示すように、全機器の機器名をツリー状に関連付けて画像表示するとともに、ステップS31にて抽出された機器名がどこに位置しているかを容易に認識できるように該当機器名を太枠で囲む、機器名の表示色を変えるなどの方法(図18においては、該当機器名を太枠で囲んでいる)により表示するための画面データを作成する。同様に、図19に示すように全手順書の手順書名をツリー状に関連付けて画像表示するとともに、ステップS32にて抽出された手順書名がどこに位置しているかを容易に認識できるように該当手順書名を太枠で囲む、手順書名の表示色を変えるなどの方法(図19においては、該当手順書名を太枠で囲んでいる)により表示するための画面データを作成する(画面データの作成:ステップS43)。作成された出力データとしての画像データは表示装置131へ送られ、表示装置131は当該画像データに基づき、機器名、手順書名をツリー表示する(ステップS22)(図18、図19参照)。図18や図19に示した画面は、画面上で複数のウインドウで重ならないように「上下」や「左右」に並べて表示してもよいし、ウインドウの切替、マルチディスプレイにて表示してもよい。また、ステップS41、ステップS42で全機器情報、全手順書情報を付加情報記憶部211から取得するものを示したが、これに限られるものではなく、予め例えば画面データ作成部321cにて全機器情報、全手順書情報を記憶しておくようにしてもよい。但し、機器情報、手順書情報が変更されたときに、付加情報記憶部211および画面データ作成部321cの両方の情報の変更が必要になる。
以上のように、この実施の形態によれば、各訓練シナリオにて対象とされる機器や手順書の範囲を確認することができるため、複数の訓練シナリオによって機器や手順書を網羅的に使用できるよう訓練シナリオを選択しやすくなり、より充実した訓練シナリオの作成や選択を行うことができる。
実施の形態4.
図20、図21は、実施の形態4を示すものであり、図20は支援装置の構成を示すブロック図、図21は作成条件の入力画面を示す説明図である。図20において、支援装置40は、作成条件入力部401および作成条件記憶部402を有する。その他の構成については、図11に示した実施の形態2と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。実施の形態1〜3では、作成条件は訓練の開始時刻および開始事象という訓練シナリオを作成するための少ない条件を設定する場合であったが、これでは作成される訓練シナリオの数が多くなり、多数の訓練シナリオの中から選択しなければならなくなる。このような事態を避けるために、この実施の形態においては、作成条件としてより多くの条件を入力できるようにし、作成される訓練シナリオを予め絞ることができるようにしたものである。
図21は、作成条件入力部401にて入力される作成条件の入力フォーム画面例であり、訓練の開始時刻、開始事象、の他に、訓練の終了時刻、事象発生制限時間、含めたいEAL、訓練の人数の最小値および最大値、訓練の対象に含めたい機器、遅延時間変更の可否といった訓練の要素を作成条件として入力可能としている。なお、事象発生制限時間とは、開始事象が発生してから何時間後に発生した2次事象までを訓練の対象に含めるかを制限する時間であり、この事象発生制限時間を過ぎてから発生する2次事象は訓練の対象に含められない。従って、この最終となる2次事象が発生した後、当該2次事象対応訓練が終了すれば訓練の終了となる。従って、訓練開始から終了までの時間は、事象発生制限時間に最終となる2次事象に対応する2次事象対応訓練の時間を加えたものとなる。作成条件記憶部402は、これらの作成条件入力部401から入力された作成条件を記憶する。訓練シナリオ作成部321は、作成条件記憶部402から前記のような作成条件を読み出し、当該作成条件を満たす訓練シナリオを作成する。以降の動作は図12のフローチャートに示されたのと同様である。
訓練の時間に制限を設ける場合は、例えば、作成条件入力部101から開始時刻を8:30、終了時刻12:30と入力された場合、3巡目抽出、4巡目抽出、5巡目抽出と高い次数まで、すなわち下位の階層まで抽出を行った場合であっても、時系列に配置された第1事象、第2事象、あるいはEALの発生時刻が前記事象発生制限時間である3時間30分に相当する正午を過ぎる場合は、訓練シナリオ作成部321において、過ぎる部分については打ち切られ、訓練シナリオの内訳に含められない。また、訓練の対象に含められる最終の2次事象に対応する2次事象対応訓練が、訓練の終了時刻12時30分までに終了しない場合は、当該2次事象名が赤色で表示される等の識別表示がなされる。2次事象対応訓練に要する時間は、前述の通り、事象に対応する手順書に記載されている。なお、この場合の難易度の算出には、前記訓練時間の制限により訓練シナリオから削除された第1事象、第2事象に対応する手順数は含めない。
このように、この実施の形態によれば、より多くの作成条件を設定することにより、より希望に合った訓練シナリオを選択しやすくなる。
実施の形態5.
図22、図23は、実施の形態5を示すものであり、図22は支援装置の構成を示すブロック図、図23は図22の支援装置の動作を説明するためのフローチャートである。図22において、支援装置50は、過去訓練シナリオ記憶部511および訓練シナリオ作成部521を有する。訓練シナリオ作成部521は、難易度修正部521aを有する。その他の構成については、図11に示した実施の形態2と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。訓練シナリオの難易度の評価に当たって、過去に実施した訓練シナリオに類似したものは、類似の程度に応じて難易度を下げて評価することが好ましい。この実施の形態においては、過去訓練シナリオ記憶部511に過去に実施した訓練シナリオを記憶させておき、難易度修正部521aは作成された訓練シナリオと過去に実施した訓練シナリオとを比較し、その類似度を勘案して難易度を修正する。
次に、図23のフローチャートを用いて動作を説明する。作成条件を満たす訓練シナリオについて難易度の算出(ステップS19)までは、図12に示すフローチャートと同様であるが、ステップS19とステップS20(訓練シナリオの選択)との間において、訓練シナリオ作成部521は、過去訓練シナリオ記憶部511から過去に実施した訓練シナリオを検出する(過去訓練シナリオの検出:ステップS51)。難易度修正部521aは、過去に実施した訓練シナリオと今回作成した訓練シナリオとの類似度に応じて、例えば過去に実施した訓練シナリオの中の事象と今回作成した訓練シナリオの中の事象とを対比し、同じ事象が含まれる場合には、その事象の数に応じて難易度の数字を小さくする(難易度の修正:ステップS52)。これにより、過去に実施した訓練シナリオと類似した訓練シナリオの難易度は低くなり、過去と異なる訓練シナリオの難易度は相対的に高くなるように修正される。難易度が修正された後は、修正された難易度に基づいて、難易度の高い順に所定個数の訓練シナリオを選択し(ステップS21)、以降の動作は図12のフローチャートに示されたのと同様に動作する。
以上のように、この実施の形態によれば、過去に実施した訓練シナリオと異なった訓練シナリオを選択しやすくなるため、訓練シナリオ作成における対応作業の負荷が軽減される。
以上の各実施の形態においては、プラントが原子力発電プラントである場合について説明したが、原子力発電プラントに限られるものではなく、火力発電プラントや産業プラント等であっても同様の効果を奏する。また、出力装置として液晶を使用した表示装置を示したが、プリンタなどの出力装置であっても同様の効果を奏する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 プロセッサ、2 メモリ、3 ハードディスク、
10,20,30,40,50 支援装置、101 作成条件入力部、
102 作成条件記憶部、111 事象データ記憶部、112 EAL記憶部、
113 手順数記憶部、121 訓練シナリオ作成部、121a 難易度算出部、
121b 訓練シナリオ選択部、121c 画面データ作成部、131 表示装置、
211 付加情報記憶部、211a 第1付加情報記憶部、
211b 第2付加情報記憶部、221 訓練シナリオ作成部、
221c 画面データ作成部、321 訓練シナリオ作成部、
321c 画面データ作成部、401 作成条件入力部、402 作成条件記憶部、
511 過去訓練シナリオ記憶部、521 訓練シナリオ作成部、
521a 難易度修正部。

Claims (10)

  1. 複数の機器を有するプラントの訓練シナリオ作成支援装置であって、事象データ記憶部と作成条件記憶部と訓練シナリオ作成部とを備え、
    前記事象データ記憶部は、事象データを記憶するものであって、
    前記事象データは、原因となる1次事象と前記1次事象の結果として生じる2次事象と前記1次事象が発生してから前記2次事象が発生するまでの時間である遅延時間とを含むものであり、
    作成条件記憶部は、訓練シナリオを作成する上での作成条件を記憶するものであって、
    前記作成条件は、前記訓練シナリオの訓練開始の起点とされる開始事象を含むものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記事象データ記憶部から前記開始事象を前記1次事象として含む事象データを抽出し、該抽出された事象データの中の前記2次事象を前記1次事象として有する事象データを前記事象データ記憶部から抽出し、さらに、この抽出された事象データの中の前記2次事象を前記1次事象として有する事象データを前記事象データ記憶部から抽出し、前記抽出された事象データの中の前記1次事象および前記2次事象を前記開始事象ごとに前記開始事象の発生時点を起点にしてかつ前記遅延時間に基づいて時系列に配置して訓練シナリオを作成し、出力装置に出力するものである
    プラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  2. 手順数を記憶する手順数記憶部を有するものあって、
    前記手順数は、前記1次事象または前記2次事象が発生したときに従うべき手順の数であり、
    前記訓練シナリオ作成部は、難易度算出部を有し、
    前記難易度算出部は、前記抽出された事象データの中の前記1次事象および前記2次事象の前記手順数に基づいて前記訓練シナリオごとに難易度を算出し前記出力装置に出力するものである
    請求項1に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  3. 付加情報を記憶する付加情報記憶部を有するものであって、
    前記付加情報は、前記事象データに関連づけられたものであって、訓練に必要な人数と、前記1次事象または前記2次事象が発生したときに関係する前記機器の機器情報と、前記1次事象または前記2次事象が発生したときに従うべき手順を定めた手順書情報との少なくとも一つを含むものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記抽出された事象データに関連づけられた前記付加情報を前記付加情報記憶部から取り出し前記出力装置に出力するものである
    請求項1または請求項2に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  4. 前記付加情報記憶部は、前記機器情報および前記手順書情報の双方を含むものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記抽出された事象データに対応する前記機器情報および前記手順書情報を抽出機器情報および抽出手順書情報として取り出し前記出力装置に出力するものである
    請求項3に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  5. 前記訓練シナリオ作成部は、前記抽出機器情報および前記抽出手順書情報を識別できるようにして全体の前記機器情報および全体の前記手順書情報を前記出力装置に出力するものである
    請求項4に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  6. 前記事象データ記憶部は、遅延時間変更情報を記憶するものであって、
    前記遅延時間変更情報は、前記事象データごとに前記遅延時間の変更可否と変更遅延時間とを含むものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記抽出された事象データに対応する前記遅延時間変更情報を前記事象データ記憶部から取り出し、前記遅延時間と併せて前記出力装置に出力するものである
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  7. 付加情報を記憶する付加情報記憶部を有するものであって、
    前記付加情報は、前記事象データに関連づけられたものであって、訓練に必要な人数と、前記1次事象または前記2次事象が発生したときに関係する前記機器の機器情報と、前記1次事象または前記2次事象が発生したときに従うべき手順を定めた手順書情報とを含むものであり、
    前記作成条件記憶部は、前記訓練の開始時刻、前記訓練の終了時刻、前記訓練に要する人数の範囲、および前記関係する機器のうちの少なくとも一つを含む制限条件を記憶するものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記作成された訓練シナリオから前記制限条件に適合するものを選択し、前記出力装置に出力するものである
    請求項1に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  8. 過去訓練シナリオ記憶部を有するものであって、
    前記過去訓練シナリオ記憶部は、過去に実施した訓練シナリオを記憶するものであり、
    前記訓練シナリオ作成部は、難易度修正部を有し、
    前記難易度修正部は、前記作成された訓練シナリオと前記過去に実施した訓練シナリオとの類似度に応じて前記難易度を修正するものである
    請求項2に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  9. 前記プラントは原子力プラントである
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
  10. 通報義務基準を記憶する通報義務基準記憶部を有するものであって、
    前記通報義務基準は、前記事象データに対応して定められ外部機関に通報が求められる基準であり、
    前記訓練シナリオ作成部は、前記抽出された事象データに対応する前記通報義務基準を前記通報義務基準記憶部から取り出し前記抽出された事象データの中の前記1次事象および前記2次事象とともに時系列に配置し前記出力装置に出力するものである
    請求項9に記載のプラントの訓練シナリオ作成支援装置。
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