JP2021076563A - 緊急時活動レベルの管理支援装置、方法及びプログラム - Google Patents

緊急時活動レベルの管理支援装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】到達頻度を管理することで公衆リスクを低減させることができる緊急時活動レベルの管理支援技術を提供する。【解決手段】管理支援装置10Aは、EAL判断基準35を登録する第1登録部11と、PRAイベントツリー20を登録する第2登録部12と、シーケンス36の分岐37にEAL判断基準35を関連付ける関連付け部15と、PRAイベントツリー20に新規のヘディングを追加しシーケンス36を再展開する再展開部16と、各々のシーケンス36の属性を決定する属性決定部17と、第1抽出イベントツリー21及び第2抽出イベントツリー22を作成する作成部18と、施設敷地緊急事態(SE)及び全面緊急事態(GE)の到達頻度30(30a,30b)を演算する演算部19と、から構成されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、原子力施設に関連する緊急時活動レベルの到達頻度の管理を支援する技術に関する。
緊急時活動レベル(EAL:Emergency Action Level)とは、原子力施設において異常事象が発生した際、緊急事態を判断する基準を言う。この緊急事態は、施設の情報、放射線量等に基づき「警戒事態(AL:Alert)」、「施設敷地緊急事態(SE:Site Emergency)」及び「全面緊急事態(GE:General Emergency)」の3つに区分されている。そしてEALには、このように区分された緊急事態のうち、発生した異常事象がいずれに合致するかの判断基準が示されている(例えば、非特許文献1)。一方において、確率論的リスク評価(PRA:Probabilistic Risk Assessment)では、炉心損傷頻度(CDF:Core Damage Frequency)が評価されている(例えば、非特許文献2)。
(社)日本電気協会原子力企画委員会、「原子力発電所の緊急時対策指針JEAG4102−2015」 (社)日本原子力学会、原子力学会標準「原子力発電所の出力状態を対象とした確率論的リスク評価に関する実施基準(レベル1PRA編):2013」
ところで、CDFを指標にリスク低減を図り結果的に炉心損傷は免れても、その前段階でEALに達し、住民避難が実施される場合がある。そして、原子炉事故による住民へのリスクは、放射線による健康障害だけでなく、避難実施による身体的・精神的ストレスによる健康障害もある。このため、公衆のリスク低減の観点からは、CDFだけではなくEAL(SEとGE)の到達頻度も管理していく必要があるといえる。
つまり、住民避難が実施されるSEとGEの到達頻度を目標値以下に抑えることで、公衆リスクを低減させることができる。しかし、EALの到達頻度を管理して公衆リスクを評価することは有益であるが、EALには様々な事象が含まれ複雑であるため、その管理手法は整備されておらず実行されていないのが実情である。
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、到達頻度を管理することで公衆リスクを低減させることができる緊急時活動レベルの管理支援技術を提供することを目的とする。
実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置において、少なくとも施設敷地緊急事態及び全面緊急事態に区分けして緊急時活動レベルのEAL判断基準を登録する第1登録部と、確率論的リスク評価に基づき起因事象及びその進展を防止する一連の処置事項がヘディングとなったPRAイベントツリーを登録する第2登録部と、前記PRAイベントツリーで展開されるシーケンスの分岐に前記EAL判断基準を関連付ける関連付け部と、前記関連付けの不能な前記EAL判断基準が関連付け可能となるよう前記PRAイベントツリーに新規の前記ヘディングを追加し前記シーケンスを再展開する再展開部と、前記分岐に関連付けたEAL判断基準が前記施設敷地緊急事態及び前記全面緊急事態のいずれに属するかに基づいて各々の前記シーケンスの属性を決定する属性決定部と、前記施設敷地緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー及び前記全面緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第2抽出イベントツリーを作成する作成部と、前記第1抽出イベントツリー及び前記第2抽出イベントツリーの各々に基づいて前記施設敷地緊急事態の第1到達頻度及び前記全面緊急事態の第2到達頻度を演算する演算部と、を備える。
本発明の実施形態により、到達頻度を管理することで公衆リスクを低減させることができる緊急時活動レベルの管理支援技術が提供される。
本発明の第1実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置のブロック図。 起因事象及びその進展を防止する一連の処置事項をヘディングとするPRAイベントツリーを示す図。 緊急時活動レベルのEAL判断基準を示すマトリックス表。 確率論的リスク評価に基づき同定された起因事象を定義する表。 第2実施形態及び第3実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置のブロック図。 EAL判断基準を第1分類及び第2分類に分類した結果を示す表。 (A)PRAイベントツリーのヘディングの処置事項に第1分類のEAL判断基準を関連付けた表、(B)新規にヘディングとなった処置事項に、第1分類のEAL判断基準を関連付けた表。 (A)第2分類のEAL判断基準のうちSE42及びGE42を定義した複数条件38の組み合わせを示す表、(B)SE42及びGE42を定義する複数条件を集約し生成した十分条件を示す表。 (A)PRAイベントツリーのヘディングの処置事項に第2分類のEAL判断基準を関連付けた表、(B)新規にヘディングとなった処置事項に、第2分類のEAL判断基準を関連付けた表。 新設された処置事項をヘディングに新規に追加しシーケンスを再展開したPRAイベントツリーを示す図。 (A)施設敷地緊急事態に属するシーケンスを抽出した第1抽出イベントツリーを示す図、(B)全面緊急事態に属するシーケンスを抽出した第2抽出イベントツリーを示す図。 施設敷地緊急事態の第1抽出イベントツリーの起因事象に関連付けられたEAL判断基準の到達頻度を示す表。 EAL判断基準に関連付けられた処置事項の基事象の重要度の評価結果を示す表。 実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援方法及びその管理支援プログラムのフローチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置10A(10)(以下、単に「管理支援装置10A(10)」という)のブロック図である。図2は起因事象23及びその進展を防止する一連の処置事項24(24a,24b,24c)がヘディングとなったPRAイベントツリー20を示す図である。
図3は緊急時活動レベル(EAL:Emergency Action Level)の判断基準35を示すマトリックス表である。このように緊急時活動レベル(EAL)は、発生した事態を、警戒事態(AL:Alert)、施設敷地緊急事態(SE:Site Emergency)及び全面緊急事態(GE:General Emergency)の3つに区分している。さらに緊急時活動レベル(EAL)は、発生事態がいずれの区分に該当するかの判断基準35が項目分けして定義されている。なお以降において、特定の判断基準35を指す場合は、図3のマトリックスの行を特定する項目番号と列を特定する記号を用いて、例えば、SE27,GE42のように示す。
警戒事態(AL)では、プラントの安全レベルが低下した場合、あるいは、その可能性があるような事象が発生した場合を判定基準とし、この場合、PAZ(予防的防護措置を準備する区域)内の災害時要援護者の避難の準備が開始される。
施設敷地緊急事態(SE)では、公衆を防護するために必要とされるプラントの機能が喪失した場合、あるいは、その可能性があるような事象が発生した場合を判定基準とし、この場合、PAZ内の災害時要援護者の避難が実施され、PAZ内住民の避難準備が実施される。
全面緊急事態(GE)では、炉心損傷若しくは燃料の溶融が発生した場合、あるいは、その可能性があるような事象が発生し、さらに格納容器の健全性を喪失する可能性がある事象が発生した場合を判定基準とし、この場合、PAZ内住民の避難が実施され、UPZ(緊急時防護措置を準備する区域)の屋内退避が実施される。
図4は確率論的リスク評価(PRA:Probabilistic Risk Assessment)に基づき同定された起因事象23を定義する表である。
図1に戻って説明を続ける。第1実施形態の管理支援装置10Aは、第1登録部11と、第2登録部12と、関連付け部15と、再展開部16と、属性決定部17と、作成部18と、演算部19と、から構成されている。管理支援装置10Aは、オペレータが操作手段(図示略)を用いてこれら機能部を操作し、これら操作過程をモニター(図示略)に表示しつつ、最終的に到達頻度30(30a,30b)を出力するものである。
第1登録部11は、少なくとも施設敷地緊急事態(SE)及び全面緊急事態(GE)に区分けして緊急時活動レベルのEAL判断基準35(図3参照)を登録するものである。第2登録部12は、確率論的リスク評価(PRA)に基づき、図2に示すように、起因事象23及びその進展を防止する一連の処置事項24(24a,24b,24c)がヘディングとなったPRAイベントツリー20を登録するものである。
関連付け部15は、PRAイベントツリー20で展開されるシーケンス36の処置事項24の分岐37に、EAL判断基準35を関連付けるものである(後で図7(A)に基づき詳述する)。再展開部16は、関連付けの不能なEAL判断基準35が関連付け可能となるようPRAイベントツリー20に新規のヘディングを追加し、シーケンス36を再展開するものである(後で図7(B)に基づき詳述する)。
属性決定部17は、分岐37に関連付けたEAL判断基準35が施設敷地緊急事態(SE)及び全面緊急事態(GE)のいずれに属するかに基づいて、各々のシーケンス36の属性を決定するものである(後で図10に基づき詳述する)。作成部18は、施設敷地緊急事態(SE)に属するシーケンス36を抽出した第1抽出イベントツリー21及び全面緊急事態(GE)に属するシーケンス36を抽出した第2抽出イベントツリー22を作成するものである(後で図11に基づき詳述する)。演算部19は、第1抽出イベントツリー21及び第2抽出イベントツリー22の各々に基づいて施設敷地緊急事態(SE)の第1到達頻度30a及び全面緊急事態(GE)の第2到達頻度30bを演算するものである(後で図12に基づき詳述する)。
(第2実施形態)
次に図5及び図6を参照して本発明における第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置10B(10)のブロック図である。図6はEAL判断基準35を第1分類31及び第2分類32に分類した結果を示す表である。なお、図5において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図5に示すように、第2実施形態の管理支援装置10Bは、第1実施形態の管理支援装置10Aが具備する第1登録部11、第2登録部12、関連付け部15、再展開部16、属性決定部17、作成部18及び演算部19の構成に加え、さらにEAL分類部13と、置換部14とから構成されている。第2実施形態の管理支援装置10Bは、オペレータが操作手段(図示略)を用いてこれら機能部を操作し、これら操作過程をモニター(図示略)に表示しつつ、最終的に到達頻度30を出力するものである。
EAL分類部13は、図6に示すように、EAL判断基準35を、注水操作や減圧操作等、事故の進展を緩和する設備の成否を条件として定義された第1分類31及び温度や圧力など、プラントの状態を表すパラメータの動向を条件として定義された第2分類32に分類するものである。置換部14は、第2分類32が複数条件又はその組み合わせで定義される場合は、EAL判断基準35を構成する複数条件を集約した十分条件39(図8(B)参照)を生成しこの十分条件39をEAL判断基準35に置換して分岐37に関連付けをさせるものである。
図6において、第1分類31のEAL判断基準35としてSE22、GE27が例示的に選ばれている。図3に示すように、SE22は、「原子炉注水機能の喪失のおそれ」と定義され、GE27は「全直流電流の5分以上喪失」と定義されている。このため、SE22及びGE27は、注水操作や減圧操作等、事故の進展を緩和する設備の成否を条件として定義されたEAL判断基準35に該当し、第1分類31に分類される。
そして、第2分類32のEAL判断基準35としてSE42とGE42が例示的に選ばれている。図3に示すように、SE42は、「2つの障壁の喪失又は喪失可能性」と定義され、GE42は「2つの障壁喪失及び1つの障壁の喪失又は喪失可能性」と定義されている。図8に示すように、SE42とGE42は原子炉水位等のプラントパラメータを条件として定義される。このため、SE42及びGE42は、温度や圧力など、プラントの状態を表すパラメータの動向を条件として定義されたEAL判断基準35に該当し、第2分類32に分類される。
図7〜図12に基づいて、第1実施形態及び第2実施形態の管理支援装置10をさらに詳細に説明する。図7(A)はPRAイベントツリー20(図2)のヘディングの処置事項24に第1分類のEAL判断基準35aを関連付けた表である。図7(B)は新規にヘディングとなった処置事項24(直流電源喪失)に、第1分類のEAL判断基準35aを関連付けた表である。
なお第1分類のEAL判断基準35aと処置事項24との関連付けは、シーケンス36を進展させる直接要因及び間接要因の全てが対象となる。そのような観点で、EAL判断基準35aの関連付けに該当する処置事項24が見当たらない場合、図7(B)に示すように、関連付けが可能となるような処置事項24(直流電源喪失)を追加する。
図8(A)は第2分類のEAL判断基準35bのうちSE42及びGE42を定義した複数条件38の組み合わせを示す表である。図8(B)はSE42及びGE42を定義する複数条件38を集約し生成した十分条件39を示す表である。このように、SE42とGE42は、障壁の喪失状況の組合せがEAL判断基準35bの条件となっている。
図8(B)に示すように、SE42では、燃料被覆管の障壁が喪失した場合において原子炉冷却系の障壁が喪失するおそれがあること、燃料被覆管の障壁及び原子炉冷却系の障壁が喪失するおそれがあること、又は燃料被覆管の障壁若しくは原子炉冷却系の障壁が喪失するおそれがある場合を定義しているため、その十分条件39をその定義に沿って集約すことができる。
図8(B)に示すように、GE42では、燃料被覆管の障壁及び原子炉冷却系の障壁が喪失した場合において、原子炉格納容器の障壁が喪失するおそれがあることがある場合を定義しているため、その十分条件39をその定義に沿って集約することができる。
さらに、SE42とGE42との間でEAL判断基準35bの集約を進める。SE42の十分条件39の成立可能性は、水位計測の失敗/成功で条件成立の有無が判断される。一方、GE42の十分条件39の成立可能性を検討すると、L−0未満は、原子炉減圧失敗もしくは全ての注水系の失敗で条件が成立する。
このため、GE21(原子炉冷却材の漏えい時における非常用炉心冷却装置による注水不能)もしくはGE22(原子炉注水機能の喪失)が先行して到達するといえるため、GE42をシーケンス分岐37にEAL判断基準35bとして関連付ける必要がないことがわかる。このように、EAL判断基準35bのシーケンス分岐37への関連付けは、到達する可能性のあるもののみが対象となる。
図9(A)はPRAイベントツリー20(図2)のヘディングの処置事項24に第2分類のEAL判断基準35bを関連付けた表である。図9(B)は新規にヘディングとなった処置事項24(水位不明)に、第2分類のEAL判断基準35bを関連付けた表である。この表の作成に先立って、第2分類のEAL判断基準35bとイベントツリー20の分岐37との対応を調査する。図9(A)は、起因事象23として過渡事象(TRANS)を取り上げた場合の一連の処置事項24(イベントツリーの分岐37と考えてもよい)と第2分類のEAL判断基準35bとの対応を示している。
これら一連の処置事項24に対し、その失敗又は成功により発生するEAL判断基準35bの全てに関連付けを検討する。図9(B)に示すように、対応する処置事項24のない第2分類のEAL判断基準35bに対しては、新たな処置事項24(水位不明)が新設される。この新設された処置事項24に対しても改めて第2分類のEAL判断基準35bとの関連性を整理する。
図10は新設された処置事項24をヘディングに新規に追加しシーケンスを再展開したPRAイベントツリー20を示す図である。なおこの新設された処置事項24をヘディングのどの位置に追加するかは、運転手順等から判断される。
そして再展開されたPRAイベントツリー20のシーケンス分岐37に、上述した第1分類のEAL判断基準35a(35)及び第2分類のEAL判断基準35b(35)が関連付けられる。この関連付けは、最初に到達するEAL判断基準35のみが割り当てられる。そしてヘディングに新設した処置事項24では何等かのEAL判断基準35が発生する場合のみシーケンスが分岐される。
図11(A)は施設敷地緊急事態(SE)に属するシーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー21を示す図である。図11(B)は全面緊急事態(GE)に属するシーケンスを抽出した第2抽出イベントツリー22を示す図である。このように、シーケンスの脩状態に設定されたEAL判断基準35に基づいて、PRAイベントツリー20(図10)を第1抽出イベントツリー21及び第2抽出イベントツリー22に分割する。
図12は施設敷地緊急事態(SE)の第1抽出イベントツリー21の起因事象23に関連付けられたEAL判断基準35の到達頻度30を示す表である。なお全面緊急事態(GE)の第2抽出イベントツリー22における到達頻度30は記載を省略している。
(第3実施形態)
再び図5を参照して本発明における第3実施形態について説明する。図5は第3実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置10B(10)のブロック図である。図5に示すように、第3実施形態の管理支援装置10Bは、第1実施形態の管理支援装置10Aが具備する第1登録部11、第2登録部12、関連付け部15、再展開部16、属性決定部17、作成部18及び演算部19の構成に加え、さらに判定部25と、評価部27と、決定部28とから構成されている。第3実施形態の管理支援装置10Bは、オペレータが操作手段(図示略)を用いてこれら機能部を操作し、これら操作過程をモニター(図示略)に表示しつつ、最終的に到達頻度30を閾値26よりも小さくするものである。
判定部25は、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bの各々がそれぞれ第1閾値26a及び第2閾値26bより大きいか小さいかを判定するものである。評価部27は、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bの少なくとも一方が、それぞれ第1閾値26a及び第2閾値26bより大きいと判定された場合、EAL判断基準35の関連付けられた処置事項24(24a,24b,24c)の重要度46の評価を行うものである。決定部28は、重要度46の評価に基づいて処置事項24(24a,24b,24c)の修正優先度を決定するものである。このように処置事項24が修正された場合、演算部19は、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bを再演算する。
なお第1到達頻度30aが第1閾値26aより小さいと判定され、さらに第2到達頻度30bも第2閾値26bより小さいと判定された場合は、重要度46の評価は行われない。重要度46の指標としては、例えば、次式で定義されるFussell-Vesely重要度を用いる。
Fussell-Vesely重要度=FA(EAL)/F(EAL)
ここで、FA(EAL)は処置事項24(24a,24b,24c)の各々の発生が寄与して発生する到達頻度を示し、F(EAL)は到達頻度の総計値である。Fussell-Vesely重要度は、特定の機器の故障又は人的過誤等の発生確率を低減することによって、安全性の向上がどの程度期待できるかを示す指標である。例えば、プラントに何らかの改良を行ってリスク低減を図ろうとする時に、注目すべき処置事項24の候補を同定する際に有用である。
図13はEAL判断基準35に関連付けられた処置事項の基事象45の重要度46の評価結果を示す表である。具体的には、施設敷地緊急事態(SE)の到達頻度30のFussell-Vesely重要度の評価例を示している。この場合は、RHR(残留熱除去系)のポンプと弁の共通原因故障の重要度が最も高く、SE到達頻度の低減を図るために有効なリスク低減対策はRHRのポンプまたは弁の共通原因故障の確率低減であることがわかる。
なお、重要度46の評価を行う指標としてFussell-Vesely重要度を例示したが、これ以外にもリスク増加価値、Birmbaum重要度、リスク低減価値、及びクリティカリティ重要度等を指標として用いることができる。
なお重要度46が高く評価された基事象45については、リスク対策として故障確率の低減が図られる。例えば、図13の例示では、定例試験間隔を短くして、RHRのポンプまたは弁の共通原因故障の確率低減をすることが、SE到達頻度の低減を図るうえで有効なリスク対策と考えられる。このような故障確率を低減するための対策を行ったうえで、改めて到達頻度30の評価を行う。さらに、この到達頻度30が閾値26よりも小さくなるまで、故障確率の低減対策及び到達頻度30の評価を繰り返す。
図14のフローチャートを参照して実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援方法及びその管理支援プログラムを説明する(適宜、図5参照)。まず、EAL判断基準35及びPRAイベントツリー20を登録する(S11,S12)。
次にEAL判断基準35を、第1分類31及び第2分類32に分類する(S13)。第1分類31のEAL判断基準35aは、PRAイベントツリー20で展開されるシーケンスの分岐37に関連付けられる(S14 No,S18,S16)。一方で、第2分類32が複数条件又はその組み合わせで定義される場合は、EAL判断基準35bは、これを集約した十分条件39(図8)に置換してシーケンスの分岐37に関連付けられる(S14 Yes,S15,S16)。
このとき、EAL判断基準35に関連するシーケンス分岐37が無い場合は(S17 No)、関連付けの不能なEAL判断基準35が関連付け可能となるようPRAイベントツリー20に新規のヘディングが追加される(S19)。そして、シーケンスを再展開し(S18)、EAL判断基準35に関連するシーケンス分岐37が有るようになるまで繰り返される(S17 Yes)。
次に、シーケンス分岐37に関連付けたEAL判断基準35が施設敷地緊急事態(SE)及び全面緊急事態(GE)のいずれに属するかに基づいて、シーケンスの属性が決定される(S20)。そして、施設敷地緊急事態(SE)に属するシーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー21及び全面緊急事態(GE)に属するシーケンスを抽出した第2抽出イベントツリー22が作成される(S21)。
次に、第1抽出イベントツリー21及び第2抽出イベントツリー22の各々に基づいて施設敷地緊急事態(SE)の第1到達頻度30a及び全面緊急事態(GE)の第2到達頻度30bが演算される(S22)。次に、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bの各々がそれぞれ第1閾値26a及び第2閾値26bより大きいか小さいかを判定する(S23)。
そして、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bの少なくとも一方が、それぞれ第1閾値26a及び第2閾値26bより大きいと判定された場合(S23 Yes)、EAL判断基準35に関連付けた処置事項24の重要度46の評価が行われる(S24)。そして、この重要度46の評価により決定された優先度に基づいて、処置事項24が修正される(S25)。そして、修正した処置事項24に基づいて第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bが再演算され(S22)、第1到達頻度30a及び第2到達頻度30bの各々が、それぞれ第1閾値26a及び第2閾値26bより小さいと判定されるまで繰り返される(S22,S23 No,END)。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の緊急時活動レベルの管理支援装置によれば、確率論的リスク評価で作成されたイベントツリーを利用することにより、到達頻度を管理し公衆リスクを低減させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以上説明した緊急時活動レベルの管理支援装置は、専用のチップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを高集積化させた制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、マウスやキーボードなどの入力装置と、通信I/Fとを、備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
また緊急時活動レベルの管理支援装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供される。もしくは、このプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD、フロッピーディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る緊急時活動レベルの管理支援装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせて提供するようにしてもよい。また、緊急時活動レベルの管理支援装置は、構成要素の各機能を独立して発揮する別々のモジュールを、ネットワーク又は専用線で相互に接続し、組み合わせて構成することもできる。
10(10A,10B)…緊急時活動レベルの管理支援装置、11…第1登録部、12…第2登録部、13…EAL分類部、14…置換部、15…関連付け部、16…再展開部、17…属性決定部、18…作成部、19…演算部、20…PRAイベントツリー、21…第1抽出イベントツリー、22…第2抽出イベントツリー、23…起因事象、24…処置事項、25…判定部、26a(26)…第1閾値(閾値)、26b(26)…第2閾値(閾値)、27…評価部、28…決定部、30a(30)…第1到達頻度(到達頻度)、30b(30)…第2到達頻度(到達頻度)、31…第1分類、32…第2分類、35…EAL判断基準、35a…第1分類のEAL判断基準、35b…第2分類のEAL判断基準、36…シーケンス、37…シーケンス分岐(分岐)、38…複数条件、39…十分条件、45…基事象、46…重要度。

Claims (8)

  1. 少なくとも施設敷地緊急事態及び全面緊急事態に区分けして緊急時活動レベルのEAL判断基準を登録する第1登録部と、
    確率論的リスク評価に基づき、起因事象及びその進展を防止する一連の処置事項がヘディングとなったPRAイベントツリーを登録する第2登録部と、
    前記PRAイベントツリーで展開されるシーケンスの分岐に、前記EAL判断基準を関連付ける関連付け部と、
    前記関連付けの不能な前記EAL判断基準が関連付け可能となるよう前記PRAイベントツリーに新規の前記ヘディングを追加し、前記シーケンスを再展開する再展開部と、
    前記分岐に関連付けたEAL判断基準が前記施設敷地緊急事態及び前記全面緊急事態のいずれに属するかに基づいて、各々の前記シーケンスの属性を決定する属性決定部と、
    前記施設敷地緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー及び前記全面緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第2抽出イベントツリーを作成する作成部と、
    前記第1抽出イベントツリー及び前記第2抽出イベントツリーの各々に基づいて前記施設敷地緊急事態の第1到達頻度及び前記全面緊急事態の第2到達頻度を演算する演算部と、を備える緊急時活動レベルの管理支援装置。
  2. 請求項1に記載の緊急時活動レベルの管理支援装置において、
    前記EAL判断基準を、単一条件で定義された第1分類及び複数条件又はその組み合わせで定義された第2分類に分類するEAL分類部と、
    前記第2分類の前記EAL判断基準を構成する前記複数条件を集約した十分条件を生成しこの十分条件を前記EAL判断基準に置換して前記関連付けをさせる置換部と、を備える緊急時活動レベルの管理支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の緊急時活動レベルの管理支援装置において、
    前記第1到達頻度及び前記第2到達頻度の各々がそれぞれ第1閾値及び第2閾値より大きいか小さいかを判定する判定部を備える緊急時活動レベルの管理支援装置。
  4. 請求項3に記載の緊急時活動レベルの管理支援装置において、
    前記第1到達頻度及び前記第2到達頻度の少なくとも一方が、それぞれ第1閾値及び第2閾値より大きいと判定された場合、前記EAL判断基準の関連付けられた前記処置事項の重要度評価を行う評価部を備える緊急時活動レベルの管理支援装置。
  5. 請求項4に記載の緊急時活動レベルの管理支援装置において、
    重要度評価を行う重要度指標は、Fussell-Vesely重要度、リスク増加価値、Birmbaum重要度、リスク低減価値、及びクリティカリティ重要度のうち少なくとも一種である緊急時活動レベルの管理支援装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の緊急時活動レベルの管理支援装置において、
    前記重要度評価に基づいて前記処置事項の修正優先度を決定する決定部を備え、
    前記演算部は、修正した前記処置事項に基づいて前記第1到達頻度及び前記第2到達頻度を再演算する緊急時活動レベルの管理支援装置。
  7. 少なくとも施設敷地緊急事態及び全面緊急事態に区分けして緊急時活動レベルのEAL判断基準を登録するステップと、
    確率論的リスク評価に基づき、起因事象及びその進展を防止する一連の処置事項がヘディングとなったPRAイベントツリーを登録するステップと、
    前記PRAイベントツリーで展開されるシーケンスの分岐に、前記EAL判断基準を関連付けるステップと、
    前記関連付けの不能な前記EAL判断基準が関連付け可能となるよう前記PRAイベントツリーに新規の前記ヘディングを追加し、前記シーケンスを再展開するステップと、
    前記分岐に関連付けたEAL判断基準が前記施設敷地緊急事態及び前記全面緊急事態のいずれに属するかに基づいて、各々の前記シーケンスの属性を決定するステップと、
    前記施設敷地緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー及び前記全面緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第2抽出イベントツリーを作成するステップと、
    前記第1抽出イベントツリー及び前記第2抽出イベントツリーの各々に基づいて前記施設敷地緊急事態の第1到達頻度及び前記全面緊急事態の第2到達頻度を演算するステップと、を含む緊急時活動レベルの管理支援方法。
  8. コンピュータに、
    少なくとも施設敷地緊急事態及び全面緊急事態に区分けして緊急時活動レベルのEAL判断基準を登録するステップ、
    確率論的リスク評価に基づき、起因事象及びその進展を防止する一連の処置事項がヘディングとなったPRAイベントツリーを登録するステップ、
    前記PRAイベントツリーで展開されるシーケンスの分岐に、前記EAL判断基準を関連付けるステップ、
    前記関連付けの不能な前記EAL判断基準が関連付け可能となるよう前記PRAイベントツリーに新規の前記ヘディングを追加し、前記シーケンスを再展開するステップ、
    前記分岐に関連付けたEAL判断基準が前記施設敷地緊急事態及び前記全面緊急事態のいずれに属するかに基づいて、各々の前記シーケンスの属性を決定するステップ、
    前記施設敷地緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第1抽出イベントツリー及び前記全面緊急事態に属する前記シーケンスを抽出した第2抽出イベントツリーを作成するステップ、
    前記第1抽出イベントツリー及び前記第2抽出イベントツリーの各々に基づいて前記施設敷地緊急事態の第1到達頻度及び前記全面緊急事態の第2到達頻度を演算するステップ、を実行させる緊急時活動レベルの管理支援プログラム。
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