JP2018105899A - 像振れ補正装置及びそれを用いた光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】シフト部材のベース部材への付勢を行いつつ、従来よりも径方向に小型な像振れ補正装置及びこれを用いた光学機器を提供する。【解決手段】像振れ補正装置で、ベース部材と、レンズユニットを保持し、前記ベース部材に対して前記レンズユニットの光軸と直交する方向に移動可能なシフト部材と、前記ベース部材と前記シフト部材との間に配置されるボールと、前記ベース部材に対して前記シフト部材を付勢し、第1の端部と第2の端部を備える弾性部材と、を有し、前記レンズユニットが基準位置にあって、前記光軸の方向から見て、前記光軸から前記第1の端部までの径を第1の径、前記光軸から前記第2の端部までの径を第2の径、とするとき、前記光軸の方向から見て、前記ボールの中心位置は前記第1の径および前記第2の径で形成される円環領域の領域内に設けられる。【選択図】図3
Description
本発明は、像振れ補正装置及びそれを用いた光学機器に関する。
カメラやビデオカメラ、交換レンズ等の光学機器においては、撮影者の手振れ等に起因する像振れを抑制するように、光学素子を光軸直交方向(シフト方向)に駆動可能な構成を有する像振れ補正装置が搭載されていることが多い。
このような像振れ補正装置として特許文献1に記載の像振れ補正装置が知られている。特許文献1に記載の像振れ補正装置では、ベース部材とシフト部材との間に配置されるボール、およびベース部材に対するシフト部材の移動範囲を制限する移動規制部材に対して、シフト部材をベース部材側へ付勢するバネが、径方向で外側に配置される。
しかしながら、特許文献1では、ベース部材とシフト部材との間に配置されるボールに対し、ベース部材に対してシフト部材を付勢する弾性部材が径方向で外側へ離間して配置された分だけ、大型化につながっていた。
本発明の目的は、シフト部材のベース部材への付勢を行いつつ、従来よりも径方向に小型な像振れ補正装置及びこれを用いた光学機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る像振れ補正装置は、ベース部材と、レンズユニットを保持し、前記ベース部材に対して前記レンズユニットの光軸と直交する方向に移動可能なシフト部材と、前記ベース部材と前記シフト部材との間に配置されるボールと、前記ベース部材に対して前記シフト部材を付勢し、第1の端部と第2の端部を備える弾性部材と、を有し、前記レンズユニットが基準位置にあって、前記光軸の方向から見て、前記光軸から前記第1の端部までの径を第1の径、前記光軸から前記第2の端部までの径を第2の径、とするとき、前記光軸の方向から見て、前記ボールの中心位置は前記第1の径および前記第2の径で形成される円環領域の領域内に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る光学機器は、上記像振れ補正装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、シフト部材のベース部材への付勢を行いつつ、従来よりも径方向に小型な像振れ補正装置及びこれを用いた光学機器を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(光学機器)
図1は、本発明の実施形態に係る像振れ補正装置を搭載した光学機器としてのカメラシステムのブロック回路図である。図1に示すカメラシステムは、交換レンズ100とカメラ本体200を備える。撮影光学系を備える交換レンズ100は、撮影光学系と像振れ補正装置を保持する保持部材を備えるレンズ鏡筒として、カメラ本体200に対して着脱可能である。そして、カメラ本体200は、撮影光学系からの光を受光する撮像素子を備え、これを保持する。
(光学機器)
図1は、本発明の実施形態に係る像振れ補正装置を搭載した光学機器としてのカメラシステムのブロック回路図である。図1に示すカメラシステムは、交換レンズ100とカメラ本体200を備える。撮影光学系を備える交換レンズ100は、撮影光学系と像振れ補正装置を保持する保持部材を備えるレンズ鏡筒として、カメラ本体200に対して着脱可能である。そして、カメラ本体200は、撮影光学系からの光を受光する撮像素子を備え、これを保持する。
1)交換レンズ100
交換レンズ100は、レンズCPU101、IS(image stabilizer)用のスイッチ(ISスイッチ)102、後に詳述する像振れ補正装置103、合焦装置104、絞り装置105、レンズ接点106を含んで構成される。ISスイッチ102は、外部から操作可能であり、後述する防振動作を行わせるか否かを選択し、ISスイッチ102によるONで防振動作を選択することが可能とされている。
交換レンズ100は、レンズCPU101、IS(image stabilizer)用のスイッチ(ISスイッチ)102、後に詳述する像振れ補正装置103、合焦装置104、絞り装置105、レンズ接点106を含んで構成される。ISスイッチ102は、外部から操作可能であり、後述する防振動作を行わせるか否かを選択し、ISスイッチ102によるONで防振動作を選択することが可能とされている。
合焦装置104は、合焦レンズ及びその保持枠と、合焦レンズを目標位置まで駆動するための合焦レンズ駆動ユニットと、合焦レンズ駆動ユニットによる駆動力を合焦レンズの移動力として伝達する伝達機構を備えている。更に、後述するカメラCPU201から送信された合焦レンズの移動量の情報に従って、レンズCPU101によって制御され、合焦レンズ駆動ユニットに駆動指令を送る合焦レンズ駆動回路とから構成されている。
また、絞り装置105は、開口面積を設定する絞り機構と、該絞り機構を駆動するための絞り機構駆動ユニットとを備えている。更に、カメラCPU201から送信された絞り動作命令に従い、レンズCPU101によって制御され、絞り機構駆動ユニットに駆動指令を送る絞り駆動回路とから構成されている。
2)カメラ本体200
カメラ本体200は、カメラCPU201、電源スイッチ202、レリーズスイッチ203、測光部204、焦点検出部205、露光部206、撮像部207、記録部208、カメラ接点209を含んで構成される。
カメラ本体200は、カメラCPU201、電源スイッチ202、レリーズスイッチ203、測光部204、焦点検出部205、露光部206、撮像部207、記録部208、カメラ接点209を含んで構成される。
カメラCPU201は、マイクロコンピュータにより構成され、カメラ本体200内の各装置回路の動作を制御する。また、カメラCPU201は、交換レンズ100の装着状態において、レンズ接点106、カメラ接点209を介して、交換レンズ100内に設けられたレンズCPU101との通信を行う。
また、交換レンズ100へは、レンズ接点106とカメラ接点209を介して、カメラ本体200から電源が供給される。電源スイッチ202は、外部から操作可能とされ、カメラCPU201を立ち上げてシステム内の各アクチュエータやセンサ等への電源供給及びシステム動作を可能な状態とする。
そして、レリーズスイッチ203は、第1ストロークスイッチ(SW1)と、第2ストロークスイッチ(SW2)を有する外部から操作可能な2段ストローク式であり、その信号はカメラCPU201に入力される。カメラCPU201は、第1ストロークスイッチSW1からのON信号が入力されると、測光部204による被写体輝度の測定と、焦点検出部205による焦点検出を行わせる。
カメラCPU201は、測光結果に基づいて絞り装置105の絞り値や、撮像部207の露光量(シャッタ速度)等を演算する。また、カメラCPU201は焦点検出部205による撮影光学系のデフォーカス量及びデフォーカス方向といった焦点情報に基づいて、合焦状態を得る為の合焦レンズ駆動量を決定する。合焦レンズ駆動量の情報は、レンズCPU101に送信され、合焦装置104への合焦レンズ駆動命令による合焦動作及び合焦判定等を行い、撮影準備状態に入る。
そして、カメラCPU201は、第2ストロークスイッチSW2からのON信号が入力されると、交換レンズ100内のレンズCPU101に送信し、レンズCPU101は、交換レンズ100内の各装置回路の動作を制御する。そして、レンズCPU101は、絞り装置105への駆動命令を送信して絞り装置105を駆動する。
また、カメラCPU201は、露光部206に露光開始命令を送信して、不図示のミラー退避動作やシャッタ開放動作を行わせ、撮像部207にて、被写体像の光電変換、つまり露光動作を行わせる。撮像部207からの撮像信号は、カメラCPU201内の信号処理によってデジタル変換され、各種補正処理が施されて画像信号として出力される。出力された画像信号は、記録部208において、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に記録保存される。
(像振れ補正装置)
図1に示す像振れ補正装置103は、大別すると次の5つの構成を備える。第1の構成は、光軸直交方向に移動して、撮像素子面へ届く光束を一定に保持することで防振を行う光学素子と、該光学素子を保持するシフト部材(シフト鏡筒)から成る防振光学系である。また、第2の構成は、支持部材を介してシフト部材を光軸直交方向平面上で移動可能に支持するためのベース部材である。また、第3の構成は、駆動用磁石、ヨーク、コイルユニットから成る、シフト部材を駆動するための駆動ユニットである。
図1に示す像振れ補正装置103は、大別すると次の5つの構成を備える。第1の構成は、光軸直交方向に移動して、撮像素子面へ届く光束を一定に保持することで防振を行う光学素子と、該光学素子を保持するシフト部材(シフト鏡筒)から成る防振光学系である。また、第2の構成は、支持部材を介してシフト部材を光軸直交方向平面上で移動可能に支持するためのベース部材である。また、第3の構成は、駆動用磁石、ヨーク、コイルユニットから成る、シフト部材を駆動するための駆動ユニットである。
また、第4の構成は、ベース部材に対してシフト部材を光軸方向へ付勢するための付勢部材である。第5の構成は、交換レンズあるいはカメラ本体の縦揺れ及び横揺れの加速度あるいは速度を検出して、防振の対象となる振動状態を検出する振動検出系である。なお、第5の構成要素である振動検出系は、像振れ補正装置103と独立して交換レンズ100内のレンズCPU101と接続されていても構わない。
次に図2、図3を用いて、像振れ補正装置10の構成を説明する。なお、図2は本実施形態に係る像振れ補正装置の分解斜視図であり、図3は本実施形態に係る像振れ補正装置の要部断面図である。
像振れ補正装置103において、像振れ補正を行うレンズユニットとしての光学素子(像振れ補正用レンズ)12を保持するシフト部材13が、ボール14を介してベース部材11に対して光軸直交方向に移動可能に支持されている。そして、ボール14、およびベース部材に対してシフト部材13を付勢する弾性部材としてのコイルバネ15の組が複数設けられる。本実施形態では、シフト部材13は、3つの弾性部材としてのコイルバネ15によりベース部材11に対してボール14を介して光軸方向に付勢される。
3つのボール14は、それぞれが同一径であり、ベース部材11とシフト部材13との光軸方向間に配置される。3つのボール14は、その近傍に配置される後述する駆動用磁石に吸引されないように、SUS304等の非磁性材料により形成されている。また、3つのコイルバネ15は、その近傍に配置される後述する駆動用磁石に吸引されないように、リン青銅等の非磁性材料により形成されている。
本実施形態では、シフト部材13を駆動する駆動ユニットは、駆動用磁石16、ヨーク17、コイルユニット18から構成される。シフト部材13には、駆動用磁石16が接着によって固定されており、ヨーク17が熱カシメによって固定されている。駆動用磁石16は、所定の方向に等しい磁力が発生されるように4極着磁されている。即ち、平面方向を2等分する様に極性を異ならせているとともに、その平面方向と直交する厚さ方向も2等分するように極性を異ならせて構成されている。また、ヨーク17は、駆動用磁石16の前側への磁束を閉じるためのSPCC等の磁性材料により形成されている。
コイルユニット18は、ボビン20と、ボビン20に銅線を巻き付けられたコイル19によって構成されている。コイルユニット18に電流を流すと、コイルユニット18の長手方向に対して略直交する方向に、駆動用磁石16とコイルユニット18に発生する磁力線相互の反発によりローレンツ力が発生する。これにより、シフト部材13はベース部材11に対して光軸直交方向に移動する。
上述した駆動用磁石16とコイルユニット18は、互いに直交する2つの方向にそれぞれ配置される。このため、シフト部材13を互いに直交する2つの光軸直交方向に所定の範囲内で移動することが出来る。
(シフト部材の構成)
次に、図3から図6を用いて、シフト部材13の構成について説明する。図3、図4は、本実施形態に係る像振れ補正装置の要部断面図、一部拡大断面図であり、図5、図6は、本実施形態に係る像振れ補正装置を前側から見た図、一部拡大図である。
次に、図3から図6を用いて、シフト部材13の構成について説明する。図3、図4は、本実施形態に係る像振れ補正装置の要部断面図、一部拡大断面図であり、図5、図6は、本実施形態に係る像振れ補正装置を前側から見た図、一部拡大図である。
図4で、ボール14は、ベース部材11の周方向3箇所に設けられた凹部であるボール収容部11aの底面であるボール受け面11bに当接し、またシフト部材13の複数箇所(周方向3箇所)に設けられたボール受け面13bにも当接している。これらのボール受け面11b、13bは、撮影光学系の光軸に直交する面として形成されている。
そして、シフト部材13の駆動範囲を規制する移動規制部としてベース部材11に設けられた円筒状の移動規制面11cは、光軸方向から見たとき、ベース部材11に設けられたボール収容部11aと同心でボール収容部11aより径が大きい円形状を備える。すなわち、シフト部材に保持されるレンズユニットが基準位置にあるとき、レンズユニットの光軸の方向から見て、移動規制面11cはボールの中心位置を中心とする円形状を備える。このような移動規制面11cにより、光学的な性能の許容範囲を超える様な光学素子12の過度な移動が出来ないようになる。
ここで、シフト部材13に設けられた円筒状の当接面13cは、シフト部材13が基準位置にある場合、光軸方向から見たとき、ボール収容部11aと同心でボール収容部11aより径が大きく移動規制面11cより径が小さい円形となっている。
そして、シフト部材13における円筒状の当接面13cは、シフト部材13におけるボール受け面13bと同心(同じ中心位置、重心位置)となっている。なお、ボール受け面13bはシフト部材13に凹部が形成されていない面であっても良く、更にはシフト部材13に在ってベース部材11のボール収容部11aの内側へ延出(突出)しても良い。
図3、図6において、コイルバネ15は有効バネ部(バネ部)15cを備え、その外側の一端である15aがベース部材11に設けられたバネ掛け部11dに取り付けられ、他端である15bがシフト部材13に設けられたバネ掛け部13dに取り付けられる。そして、3つのコイルバネ15によって、ベース部材11に対して、シフト部材13が吊り合う位置(基準位置)に保たれているときに、3つの移動規制面11cと3つの当接面13cは、それぞれが同心円上にある。即ち、光軸方向に移動規制面11cが形成する円筒の中心と、当接面13cが形成する円筒の中心が一直線上に重なっている。
そして、図5に示すように、ベース部材11のバネ掛け部11dとシフト部材13のバネ掛け部13dは、ボール収容部11a及びボール14と周方向で同じ位相に設けられている。ここで、同じ位相とは、ボール収容部11a、ボール14、コイルバネ15が、光軸方向と平行に一直線上に重なった状態となる様な配置に、バネ掛け部11d、13dがあることを意味する。
即ち、図3で、シフト部材13に保持される光学素子12が基準位置(光学素子12がシフトされない位置)にあるとき、光軸を含む断面内に、移動規制面11cの中心軸と、ボール14の中心位置と、コイルバネ15の中心軸線とが配置される。かつ、光軸位置より径方向において、ボール14の中心位置、更にはボール14の全体がコイルバネ15の範囲内に配置される。そして、シフト部材13に保持される光学素子12が基準位置にあるとき、光学素子12の光軸とボール14の中心位置を含む断面内にコイルバネ15の中心軸線が光学素子12の光軸と交差するように配置される。
このような3つのコイルバネ15によって、付勢力の光軸方向における分力で、シフト部材13のボール受け面13b(図4)は、ボール14を介してベース部材11のボール受け面11bへ圧接される。
また、図5において、3つのコイルバネ15によって、付勢力の光軸直交面内における径方向(コイルバネ15の軸線方向)の分力で、シフト部材13のシフト方向への移動が許容される。即ち、シフト部材13が自重によって重力方向へ移動するのを抑制する。
このような構成により、シフト部材13はベース部材11に対して光軸方向へ付勢された状態で、3つのボール14によって光軸直交方向(シフト方向)に転動ガイドされる。
以上、本実施形態では、移動規制面11cの中心軸と、その軸上に設けられるボール14の中心位置と、コイルバネ15の中心軸線とを、シフト部材13が基準位置にあるとき、光軸方向と平行な方向へ一直線上に重なる位置に配置した。このように、像振れ補正装置を構成する部品を限られた位相に配置しているため、像振れ補正装置の小型化が図れる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、シフト部材に保持される像振れ補正用のレンズユニットが基準位置にあって、レンズユニットの光軸の方向から見たとき、移動範囲内でボールの全体が弾性部材(バネ部材の有効バネ部15c)の範囲内に設けられる構成を示した。しかし、本発明はこれに限られず、ボールの中心位置が弾性部材の範囲内に設けられる構成であっても良い。
上述した実施形態では、シフト部材に保持される像振れ補正用のレンズユニットが基準位置にあって、レンズユニットの光軸の方向から見たとき、移動範囲内でボールの全体が弾性部材(バネ部材の有効バネ部15c)の範囲内に設けられる構成を示した。しかし、本発明はこれに限られず、ボールの中心位置が弾性部材の範囲内に設けられる構成であっても良い。
更には、ボールの中心位置あるいは全体が、弾性部材の範囲内に設けられない構成であっても良い。即ち、シフト部材に保持されるレンズユニットが基準位置で、レンズユニットの光軸の方向から見たとき、以下のように構成されても良い。
レンズユニットの光軸位置から第1の端部P(図3、図6)までの径を第1の径(図5におけるD1)、レンズユニットの光軸位置から第2の端部Qまでの径を第2の径(図5におけるD2)、とする。このとき、レンズユニットの光軸の方向から見て、ボールの中心位置が第1の径および第2の径で形成される円環領域(図5におけるリング形状の領域A)の領域内に設けられる構成であれば良い。この構成により、径方向に小型な像振れ補正装置とすることができる。
(変形例2)
上述した実施形態では、レンズユニットとして単レンズを示したが、複数枚のレンズから構成されるものであっても良い。
上述した実施形態では、レンズユニットとして単レンズを示したが、複数枚のレンズから構成されるものであっても良い。
(変形例3)
上述した実施形態では、弾性部材としてバネ部材を示したが、ゴム部材などであっても良い。
上述した実施形態では、弾性部材としてバネ部材を示したが、ゴム部材などであっても良い。
11・・ベース部材、11c・・移動規制面、12・・光学素子、13・・シフト部材、14・・ボール、15・・コイルバネ
Claims (14)
- ベース部材と、
レンズユニットを保持し、前記ベース部材に対して前記レンズユニットの光軸と直交する方向に移動可能なシフト部材と、
前記ベース部材と前記シフト部材との間に配置されるボールと、
前記ベース部材に対して前記シフト部材を付勢し、第1の端部と第2の端部を備える弾性部材と、
を有し、
前記レンズユニットが基準位置にあって、前記光軸の方向から見て、前記光軸から前記第1の端部までの径を第1の径、前記光軸から前記第2の端部までの径を第2の径、とするとき、
前記光軸の方向から見て、前記ボールの中心位置は前記第1の径および前記第2の径で形成される円環領域の領域内に設けられることを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記光軸の方向から見て、前記ボールの中心位置は前記弾性部材の範囲内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
- 前記光軸の方向から見て、前記ボールの全体が前記弾性部材の範囲内に設けられることを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
- 前記シフト部材に保持される前記レンズユニットが基準位置にあるとき、前記光軸と前記ボールの中心位置を含む断面内に前記弾性部材の中心軸線が前記レンズユニットの光軸と交差するように配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
- 前記ボールおよび前記弾性部材の組が複数設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
- 前記ベース部材に設けられ、前記ベース部材に対して前記シフト部材の移動を規制する移動規制部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
- 前記シフト部材に保持される前記レンズユニットが基準位置にあるとき、前記光軸の方向から見て、前記移動規制部は前記ボールの中心位置を中心とする円形状を備えることを特徴とする請求項6に記載の像振れ補正装置。
- 前記ボールは、前記移動規制部に当接するまで前記シフト部材の移動に伴って転動することを特徴とする請求項6または7に記載の像振れ補正装置。
- 前記弾性部材はバネ部材であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
- 前記シフト部材を駆動する駆動ユニットとして、駆動用磁石およびコイルユニットを備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
- 前記ボールおよび前記弾性部材は、非磁性材料により形成されることを特徴とする請求項10に記載の像振れ補正装置。
- 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の像振れ補正装置と、
撮影光学系と、
前記撮影光学系と前記像振れ補正装置を保持する保持部材と、
を備えるレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。 - 前記撮影光学系からの光を受光する撮像素子と、
前記撮像素子を保持するカメラ本体と、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項12に記載の光学機器。 - 前記レンズ鏡筒は前記カメラ本体に対して着脱可能である、
ことを特徴とする請求項13に記載の光学機器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP4134736A1 (en) | 2021-08-11 | 2023-02-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus capable of being miniaturized |
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