JP2018102814A - センサ取付ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
このような問題を解決する手法として、非接触型のセンサを用いる構成が考えられる。しかしながら、非接触型のセンサの多くは電波を発信し、その反射波を利用してセンシングを行うので、特許文献1に記載されたシート用クッションにセンサを設けた構成では、検出対象の人体とセンサとの距離が近すぎて、望ましい反射波を得ることが難しく、目的とする生体情報を取得できない可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、人体に対するセンシングを行う装置において、センサの破損を防止し、センシングの確実性を高めることを目的とする。
図1は、実施形態に係るセンサ取付ユニット1の設置状態を示す斜視図である。また、図2は、センサ取付ユニット1の設置状態を示す正面図である。
上固定部4は、上ベース部2に固定されるバックル41と、バックル41に連結されたベルト42(第1固定部材)とを有する。ベルト42の数は、取り付け対象のシート100が有するヘッドレストポスト102の数に対応可能な数であればよく、3以上であってもよい。本実施形態では一対のベルト42がバックル41に取り付けられた例を示す。ベルト42は合成樹脂、皮革、金属等で構成される薄板状またはシート状の部材であり、可撓性を有することが好ましい。
下ベース部3には、固定ベルト51を下ベース部3に固定するベルト固定部54が設けられる。固定ベルト51(第2固定部材)は、合成樹脂、皮革、金属等で構成され、可撓性を有する。固定ベルト51の基端部は、ベルト固定部54において、タッピングビス等により下ベース部3に固定される。
シートバックフレーム140は、金属や合成樹脂で構成される剛性部材であり、シートバック部110の枠を構成し、この枠の内側に、弾性部材を支持する背当フレーム142、およびスプリング143を有する。
センサ取付ユニット1の設置状態では、上ベース部2の上部が、上下方向においてシートバックフレーム140の上部フレーム141に重なる。一般に、上部フレーム141はシートバック部110の上辺に沿って延設されるので、上ベース部2の上部の幅が小さくても、上ベース部2が上部フレーム141に重なる。
すなわち、下ベース部3は、図2に示すように、上部から下部にかけて幅が広くなるテーパーを有する。このため、下部フレーム144がシートバック部110の側端部にのみ配置されていても、下ベース部3の下端部が下部フレーム144に重なる。
また、ベース部10が上部フレーム141に重なる部分の幅が小さいため、センサ取付ユニット1をシートバック部110に押しつける力が狭い面積に集中する。このため、センサ取付ユニット1を、より強固にシートバック部110に固定できる。
このように、センサ取付ユニット1は、様々なサイズおよび形状のシート100に対し、強固に固定できる。
図8は、上ベース部2を正面側から見た斜視図であり、図9は上ベース部2をセンサ取付面側から見た斜視図である。
上ベース部2の上端部には、上固定部4が取り付けられる取付部29が形成されている。取付部29は、バックル41をはめ込み可能な凹部である嵌合部29bと、嵌合部29bの両側端に位置する突起29aとによって構成される。バックル41は、嵌合部29bに嵌め込まれ、一対の突起29aに対してボルトや接着剤等により固定される。
検出面71は、センサ取付ユニット1のセンサ取付面側に露出し、センサ取付ユニット1の設置状態において、シート後面112に対向する。このため、検出面71からシート後面112に向けて、電磁波や赤外線が放射され、検出面71に向けて反射する反射波を検出する。例えば、センサ79をドップラーセンサとして構成する場合、センサ79がマイクロ波を放射する送信用のアンテナ、および、反射波を受信する受信用のアンテナが、検出面71に面して設置される。
左右の平板部22には、それぞれ、上下方向に並ぶ複数のボルト孔23が穿設される。ボルト孔23は、上ベース部2の正面に開口し、後述する固定ボルト15(図12)を締め付け可能な穴であり、図9に示すようにセンサ取付面まで貫通してもよい。ボルト孔23の内側には、固定ボルト15に対応する雌ねじ(図示略)が形成される。
収容部33は、上端において開口する切欠部35と、切欠部35の左右に位置する当接部34とにより構成される。切欠部35の下端に面する端面36は正面側において傾斜面となっている。図11に示すように、下ベース部3のセンサ取付面には、端面36から下ベース部3の下端に達する溝38が形成される。溝38には、上ベース部2のケーブル収容部28を嵌め込むことが可能である。
上ベース部2を収容部33において上下(図中y)方向にスライドさせることにより、上ベース部2と下ベース部3との上下方向における相対位置を変更できる。また、上ベース部2のボルト孔23と、下ベース部3の孔32とを重ね合わせた状態で、下ベース部3側から固定ボルト15を挿入し、ボルト孔23の雌ねじに締め込むことで、上ベース部2と下ベース部3とを固定できる。
ボルト孔23、孔32、および、固定ボルト15は、調整機構14を構成する。また、下ベース部3に対して上ベース部2をスライド可能とする収容部33を、調整機構14に含めてもよい。
センサ部7の上下方向の位置は、固定ナット76とハンドル部6との間の締結力により固定される。すなわち、ハンドル部6とセンサ固定ボルト75との締結が緩んだ状態で、センサ固定ボルト75は長孔25内で移動可能であり、固定ナット76はナットレール26に沿って移動可能である。このため、センサ部7を、センサ固定ボルト75および固定ナット76とともに、上下に移動可能である。
車両情報システム200は、例えば、車両の各部を制御するECU(Electric Control Unit)8、および、カーナビゲーション装置9を備え、ECU8に、ケーブル72を介してセンサ取付ユニット1のセンサ79が接続される。
これにより、シートバック部110を有するシート100に対し、シート後面112側にセンサ部7を取り付けることが可能である。このため、センシングの対象である対象者の体とセンサ79との接触によるセンサ79の破損を防止でき、センサ部7を適切な位置に取り付けることによって、高精度で、確実にセンシングを行うことができる。
これにより、センサ取付ユニット1を、様々なサイズのシート100に対して確実に取り付けることができる。
すなわち、ヘッドレストポスト102に、ベルト42によってセンサ取付ユニット1を吊り下げ、かつ、シート後面112にベース部10を押し当てることで、ベース部10を固定する。この構成は、シートバック部110がシートバックフレーム140によりウレタン系緩衝部材を支持する構成であることを利用し、シート100からセンサ79への振動の伝達を抑制し、センサ79のセンシングの精度を高めることを可能としている。
そして、ベース部10の上部は狭い幅でシート後面112に当接し、ベース部10の下部では幅広い領域でシート後面112に接する。一般的な車両のシート100の特性上、シートバック部110は、ヘッドレストポスト102側に柔軟なウレタン系緩衝部材等が利用される。従って、ベース部10の上部では、狭い幅に応力を集中させて、ベース部10を支持することで、シート100の振動によるセンシングへの影響を軽減できる。一方、シートバック部110の下部においては、シートクッション部120とシートバック部110とが連結される構造があるため、下部フレーム144を含む各部の剛性が高い。そこで、幅広い領域でベース部10をシート後面112に当接させることで、シート100の振動によるセンシングへの影響を軽減できる。
例えば、上記実施形態では、ヘッドレストポスト102にベルト42を取り付けて、シート固定部130に固定ベルト51を取り付けることによってベース部10を固定する構成を例示した。本発明はこれに限定されず、例えば、シートバック部110の当接面111側に配置されるベルト(図示略)により、センサ取付ユニット1を固定してもよい。例えば、上記ベルトによって、当接面111側で、バックル41と固定ベルト51とを連結して締め付けることで、ベース部10を固定してもよい。この構成によれば、固定ベルト51を巻き付ける横桟に相当する部材がシート100の下部にない場合や、ベルト42を固定する対象を持たないシートに対しても、センサ取付ユニット1を取り付けることができる。また、例えば、ベルト42を、ヘッドレスト101の前側に巻き回して固定する構成としてもよい。この構成によれば、ヘッドレスト101がシートバック部110から分離できない構成を有するシート100に対し、センサ取付ユニット1を固定できる。その他の細部構成についても任意に変更可能である。
2 上ベース部
3 下ベース部
4 上固定部
5 下固定部
6 ハンドル部
7 センサ部
10 ベース部
11 固定部
12 センサ取付機構
14 調整機構
15 固定ボルト
23 ボルト孔
25 長孔(貫通孔)
26 ナットレール(溝)
42 ベルト(第1固定部材)
51 固定ベルト(第2固定部材)
71 検出面
75 センサ固定ボルト(支持軸)
76 固定ナット(補助部材)
79 センサ(検出部)
100 シート
110 シートバック部(背もたれ)
112 シート後面(背面)
Claims (10)
- 背もたれを有するシートに固定されるベース部と、
センサ部と、
前記ベース部を、前記背もたれの背面側の位置で前記シートに固定する固定部と、
前記ベース部に前記センサ部を取り付けるセンサ取付機構と、を備え、
前記センサ取付機構は、前記ベース部に対する前記センサ部の位置を、上下方向に調整可能であること、
を特徴とするセンサ取付ユニット。 - 前記センサ取付機構は、前記ベース部に対する前記センサ部の位置を、前記背もたれに接離する方向に調整可能であること、
を特徴とする請求項1記載のセンサ取付ユニット。 - 前記固定部は、前記ベース部の上部に配設される上固定部、および、前記ベース部の下部に配設される下固定部を有し、
前記ベース部は、前記上固定部と前記下固定部との間における前記ベース部のサイズを調整するサイズ調整機構を有すること、
を特徴とする請求項1または2記載のセンサ取付ユニット。 - 前記ベース部は、上ベース部と下ベース部とに分離可能であり、前記サイズ調整機構によって前記上ベース部と前記下ベース部とを連結して構成され、
前記サイズ調整機構は、前記上ベース部に対する前記下ベース部の相対位置を移動可能であること、
を特徴とする請求項3記載のセンサ取付ユニット。 - 前記下ベース部は前記上ベース部に対して上下に移動可能に組み付けられ、前記サイズ調整機構は、前記下ベース部を任意の位置で前記上ベース部に固定すること、を特徴とする請求項4記載のセンサ取付ユニット。
- 前記上固定部は前記シートの上部に固定される第1固定部材を有し、前記下固定部は前記シートの下部に固定される第2固定部材を有すること、
を特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のセンサ取付ユニット。 - 前記ベース部は、前記ベース部の上下方向に延びる貫通孔を有し、
前記センサ部は前記貫通孔に挿通される支持軸を有し、
前記センサ取付機構は、前記溝に沿って前記支持軸を移動させることにより、上下方向における前記センサ部の位置を調整可能であること、
を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のセンサ取付ユニット。 - 前記ベース部は、前記貫通孔に沿って延びる溝を有し、
前記センサ取付機構は、前記支持軸に対して移動可能に取り付けられ、前記溝に嵌合する補助部材を有し、前記支持軸に対して前記補助部材の位置を移動させることにより前記背もたれに接離する方向で前記センサ部の位置を調整可能であること、
を特徴とする請求項7記載のセンサ取付ユニット。 - 前記センサ部は検出方向に対応する検出面を有し、
前記センサ取付機構は、前記検出面を前記背もたれに向けるように前記センサ部を固定すること、
を特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のセンサ取付ユニット。 - 前記センサ部は、前記検出面から前記検出方向に電磁波を照射して、反射波を検出する検出部を内蔵すること、
を特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のセンサ取付ユニット。
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JP6813353B2 JP6813353B2 (ja) | 2021-01-13 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016255168A patent/JP6813353B2/ja active Active
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