JP2018102676A - 放射線断層撮影装置およびプログラム - Google Patents

放射線断層撮影装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キャリブレーションを実行する場合のユーザの作業負担を軽減する。【解決手段】X線CT装置は、X線を照射するX線管21と、X線管21から照射されたX線を検出する複数の検出素子を有するX線検出器24と、検出素子が出力した電気信号をチャンネルデータに変換するデータ収集部と、被検体のスキャン中に、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する判断部と、キャリブレーションが実行可能であると判断された場合、被検体のスキャン中に得られたチャンネルデータに基づいて、キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算部とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、放射線を用いて被検体をスキャンする放射線断層撮影装置、および当該放射線断層撮影装置に適用されるプログラムに関する。
従来より、X線を用いて画像を生成する放射線断層撮影装置として、X線CT装置が知られている。X線CT装置は、被検体を撮影して得られたデータに基づいて画像を再構成する。

画像再構成を行う場合、被検体を撮影して得られたデータは、所定の補正処理が行われる。この補正処理により、CT画像を得ることができる。しかし、CT画像の品質を維持するためには、補正処理に使用されるキャリブレーションデータを定期的に更新する必要がある。
そこで、キャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションを行う技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−034306号公報
CT画像の画質の劣化を防止するためには、キャリブレーションを定期的に実行することが重要である。キャリブレーションの実行頻度は、キャリブレーションの種類によって様々であり、数ヶ月に一度程度実行すればよいキャリブレーションもあれば、毎日実行されるキャリブレーションもある。例えば、CT装置で使用される検出器の種類によっては、検出素子の特性が不安定な場合があり、このような場合には、キャリブレーションの実行頻度はできるだけ多いことが望ましい。しかし、キャリブレーションの中には、数時間掛かるようなものもあるので、キャリブレーションを行う場合、放射線断層撮影装置のユーザ(例えば、撮影技師)に掛かる負担も大きいという問題がある。
したがって、上記の問題に対処するための技術が望まれている。
本発明の第1の観点は、放射線を用いて被検体をスキャンする放射線断層撮影装置であって、
放射線を照射する放射線源と、
前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
前記被検体のスキャン中に、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する判断手段と、
前記キャリブレーションが実行可能であると判断された場合、前記被検体のスキャン中に得られたチャンネルデータに基づいて、前記キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算手段と、
を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第2の観点は、放射線を照射する放射線源と、
前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
前記放射線源および前記データ生成手段が前記被検体の撮影空間の周囲を回転するように、前記放射線源および前記データ生成手段を回転させる回転部と、
前記被検体のスキャン中に生成された複数のチャンネルデータのうち、前記回転部が所定の回転角のときに得られた第1のチャンネルデータを用いて、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算手段と、
を有する放射線断層撮影装置である。
本発明の第3の観点は、放射線を照射する放射線源と、
前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段とを有する放射線断層撮影装置に適用されるプログラムであって、
前記被検体のスキャン中に、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する判断処理と、
前記キャリブレーションが実行可能であると判断された場合、前記被検体のスキャン中に得られたチャンネルデータに基づいて、前記キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
本発明の第4の観点は、放射線を照射する放射線源と、
前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
前記放射線源および前記データ生成手段が前記被検体の撮影空間の周囲を回転するように、前記放射線源および前記データ生成手段を回転させる回転部とを有する放射線断層撮影装置に適用されるプログラムであって、
前記被検体のスキャン中に生成された複数のチャンネルデータのうち、前記回転部が所定の回転角のときに得られた第1のチャンネルデータを用いて、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
被検体のスキャン中にキャリブレーションを実行することができるので、ユーザの作業負担を軽減することができる。
第1の形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。 第1の形態に係るX線CT装置の操作コンソールの機能ブロック図である。 記憶装置63の説明図である。 キャリブレーションの問題点の一例の説明図である。 第1の形態におけるキャリブレーションの実行方法を表すフローを示す図である。 第1の形態におけるキャリブレーションの実行方法の概略説明図である。 再構成されたCT画像DVを概略的に示す図である。 θ=180°におけるビューを示す図である。 θ=90°におけるビューを示す図である。 キャリブレーションデータDが新たなキャリブレーションデータDC1で更新された様子を概略的に示す図である。 第2の形態に係るX線CT装置の操作コンソールの機能ブロック図である。 第2の形態におけるキャリブレーションの実行方法のフローを示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、第1の形態に係るX線CT装置1のハードウェアの構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、ガントリ2は、X線管21、アパーチャ(aperture)22、コリメータ装置(collimator device)23、X線検出器24、データ収集部(data acquisition system)25、回転部26、高電圧電源27、アパーチャ駆動装置28、回転駆動装置29、制御部30を有している。
回転部26は回転可能に支持されている。X線管21、アパーチャ22、コリメータ装置23、X線検出器24、およびデータ収集部25は、回転部26に搭載されている。
X線管21及びX線検出器24は、被検体5が載置される撮影空間、すなわちガントリ2の空洞部2Bを挟んで互いに対向して配置されている。
アパーチャ22は、X線管21と空洞部2Bとの間に配置されている。アパーチャ22は、X線管21のX線焦点からX線検出器24に向けて放射されるX線をファンビーム(fan beam)やコーンビーム(cone beam)に成形する。
コリメータ装置23は、空洞部2BとX線検出器24との間に配置されている。コリメータ装置23は、X線検出器24に入射する散乱線を除去する。
X線検出器24は、X線管21から放射される扇状のX線ビームの広がり方向および厚み方向に、2次元的に配列された複数の検出素子を有している。各検出素子は、空洞部2Bに配された被検体5の透過X線をそれぞれ検出し、その強度に応じた電気信号を出力する。また、図1では、X線検出器24の端部に位置する検出素子24aが拡大して示されている。検出素子24aは、後述するキャリブレーションを実行するときに使用される検出素子である。検出素子24aについては後述する。
データ収集部25は、X線検出器24の各検出素子から出力される電気信号を受信し、各検出素子が検出した放射線の強度の情報を含むチャンネルデータ、すなわちデジタル(digital)データに変換して収集する。データ収集部25によって収集されるデジタルデータはDASカウントとも呼ばれる。尚、X線検出器24およびデータ収集部25を合わせたものが、データ生成手段の一例に相当する。
撮影テーブル4は、クレードル(cradle)41および駆動装置42を有している。被検体5は、クレードル41の上に載置される。駆動装置42は、クレードル41がy方向に昇降するようにクレードル41を駆動し、更に、クレードル41がz方向に移動するように、クレードル41を駆動する。
高電圧電源27は、X線管21に高電圧及び電流を供給する。
アパーチャ駆動装置28はアパーチャ22を駆動しその開口を変形させる。
回転駆動装置29は回転部26を回転駆動する。
制御部30は、ガントリ2内の各装置・各部、および駆動装置42等を制御する。
操作コンソール6は、操作者9からの各種操作を受け付ける。操作コンソール6は、入力装置61、表示装置62、記憶装置63、及び演算処理装置64を有している。本例では、操作コンソール6は、コンピュータ(computer)により構成されている。
なお、ここでは、図1に示すように、被検体5の体軸方向、すなわち撮影テーブル4による被検体5の搬送方向をz方向とする。また、鉛直方向をy方向、y方向およびz方向に直交する水平方向をx方向とする。
図2は、第1の形態に係るX線CT装置の操作コンソールの機能ブロック図(block diagram)である。
第1の形態に係るX線CT装置の操作コンソール6は、上記機能を実現させるための機能ブロックとして、判断部71、計算部72、更新部73、および再構成部74などを有している。
判断部71は、被検体のスキャン中にキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する。
計算部72は、キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する。
更新部73は、キャリブレーションデータを新たなキャリブレーションデータで更新する。
再構成部74は、スキャンによって得られたデータとキャリブレーションデータとに基づいて画像を再構成する。
尚、判断部71は判断手段の一例であり、計算部72は計算手段の一例であり、更新部73は更新手段の一例であり、再構成部74は再構成手段の一例である。
操作コンソール6は、演算処理装置64が所定のプログラム(program)を実行することにより各機能ブロックとして機能する。所定のプログラムは、記憶装置63に記憶されている(図3参照)。
図3は、記憶装置63の説明図である。
記憶装置63には、プログラムPG〜PGが記憶されている。これらのプログラムPG〜PGのうちの少なくとも一つのプログラムは、演算処理装置64で実行されるプログラムである。また、記憶装置63には、キャリブレーションデータD〜Dが記憶されている。キャリブレーションデータD〜Dは、画像を再構成するために使用されるデータである。キャリブレーションデータD〜Dは、例えば、X線検出器24から得られたチャンネルデータを補正するためのデータ、X線管の電流のデータを補正するためのデータ、およびX線管の電圧のデータを補正するためのデータなどを含んでいる。被検体5の画像は、被検体5をスキャンすることにより得られたチャンネルデータと、キャリブレーションデータD〜Dとに基づいて再構成される。
尚、図3に示すプログラムPG〜PGおよびキャリブレーションデータD〜Dは、操作コンソール6に外部接続された記憶装置又は記憶媒体90(図1参照)に記憶されていてもよく、記憶装置63と記憶装置又は記憶媒体90とに振り分けて記憶されていてもよい。操作コンソール6の各部の機能の詳細は、X線CT装置における処理の流れを説明する際に併せて説明する。
第1の形態のX線CT装置では、キャリブレーションに関する撮影技師の作業負担を軽減できるという効果が得られる。以下に、この効果が得られる理由について説明する。尚、以下では、第1の形態における効果を明確にするために、先ず、キャリブレーションの問題点の一例(図4参照)を指摘する。この問題点を指摘した後に、第1の形態について具体的に説明する。
図4は、キャリブレーションの問題点の一例の説明図である。
尚、図4では、キャリブレーションの問題点の一例として、X線検出器24の端部に設けられた検出素子24aを用いて行われるキャリブレーションの問題点について説明する。検出素子24aを用いたキャリブレーションは、例えば、レファレンス(reference)補正を行う場合に実行されるものである。
先ず、図4(a)について考える。
図4(a)には、X線ビーム21aが示されている。X線ビーム21aは、SFOV(Scan Field Of View)に外接する扇形状のビームとして示されている。また、X線ビーム21a内には、クレードル41の断面および被検体5の断面が示されている。
検出素子24aを用いて行われるキャリブレーションでは、X線管21から検出素子24aに向かって進むX線の経路Qが、X線を減衰させる原因となる物体(被検体5やクレードル41)を横切っていないことが重要となる。図4(a)では、経路Qは被検体5およびクレードル41を横切っていないので、キャリブレーションを行うことができる。しかし、被検体5の体格やクレードル41の幅によっては、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切ることがある(図4(b)参照)。
図4(b)は、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切っている例を示す図である。
図4(b)では、被検体5の体格が大きく、また、クレードル41の幅が長いので、経路Qは、被検体5およびクレードル41を横切っている。したがって、図4(b)では、キャリブレーションの精度が低くなるという問題がある。
そこで、この問題に対処する方法として、X線ビーム21a内に被検体5およびクレードル41が存在しない状態でキャリブレーションを実行する方法がある(図4(c)参照)。
図4(c)は、X線ビーム21a内に被検体5およびクレードル41が存在しないときの様子を示す図である。
図4(c)では、撮影空間内に被検体5およびクレードル41が存在していない。したがって、被検体5およびクレードル41によるX線の減衰が生じないので、キャリブレーションを実行することができる。しかし、図4(c)の場合、被検体5およびクレードル41が存在しない状態でキャリブレーションを行う必要があるので、被検体5のスキャンとは別にキャリブレーションを実行する必要がある。そのため、病院などの施設では、患者の診察開始前の時間帯や、定期点検時にキャリブレーションを行う必要があり、撮影技師の作業負担が増加するという問題がある。そこで、第1の形態では、撮影技師の作業負担を軽減することができるように、キャリブレーションを実行している。以下、第1の形態におけるキャリブレーションの実行方法について説明する。
図5は、第1の形態におけるキャリブレーションの実行方法を表すフローを示す図である。
ステップ(step)S1では、撮影技師は被検体5をクレードル41に寝かせる(図1参照)。被検体5をクレードル41に寝かせた後、ステップS2に進む。
ステップS2では、被検体5のスキャンが実行される。スキャンにより収集されたデータに基づいて、CT画像を生成することができる。
また、ステップS2では、被検体5のスキャン中にキャリブレーションが行われる。被検体5のスキャン中に行われるキャリブレーションのフローは、図5の右側に示されている。以下に、図5の右側のフローを参照しながら、被検体5のスキャン中にキャリブレーションを行う手順について説明する。尚、以下では、説明の便宜上、図5の右側のフローについて説明する前に、第1の形態におけるキャリブレーションの方法の概略について簡単に説明する。この概略を説明した後で、図5の右側のフローについて説明する。
図6は、第1の形態におけるキャリブレーションの実行方法の概略説明図である。
先ず図6(a)について説明する。
図6(a)は、ガントリ2の回転部26の回転角がθ=180°のときのビューを概略的に示す図である。
θ=180°の場合、被検体5およびクレードル41の各々のx方向における幅は、X線ビーム21aの外側にまで広がっているので、経路Qは、被検体5およびクレードル41を横切っている。したがって、θ=180°において検出素子24aから得られるチャンネルデータC180は、キャリブレーションデータを計算するためのデータとしては適しておらず、キャリブレーションを実行することはできない。
次に、図6(b)について説明する。
図6(b)は、ガントリ2の回転部26の回転角がθ=90°のときのビューを概略的に示す図である。
θ=90°の場合、X線は、被検体5の横から被検体5に向かって照射される。一般的に、被検体5のy方向(AP方向)における幅は、被検体5のx方向(RL方向)における幅よりも狭い。また、クレードル41は板状であるので、クレードル41のy方向(AP方向)における幅は、クレードル41のx方向(RL方向)における幅よりも十分に狭い。したがって、経路Qは、被検体5およびクレードル41のいずれも横切っていない。このため、θ=90°において検出素子24aから得られるチャンネルデータC90は、キャリブレーションデータを計算するためのデータとして適しており、キャリブレーションを実行することが可能であることがわかる。
尚、図6では、説明の便宜上、θ=180°およびθ=90°の場合について説明したが、θ=180°および90°以外の回転角についても同様に考えることができる。したがって、経路Qが被検体5および(又は)クレードル41を横切る場合、キャリブレーションを実行することはできないが、経路Qが被検体5およびクレードル41のいずれも横切らない場合、キャリブレーションを実行できることがわかる。
本願発明者は、回転角θの値によっては、経路Qが被検体5およびクレードル41のいずれも横切らないことに着目し、被検体5のスキャン中であってもキャリブレーションを実行することが可能であることを見出した。以下に、図6を参照しながら説明した考え方に基づいてキャリブレーションを実行する方法について、図5のフローを参照しながら説明する。
ステップS21では、再構成部74(図2参照)が、被検体5のスキャン中に画像再構成を行う。ここでは、説明の便宜上、ガントリ2の回転部26が1回転することにより、画像再構成を行うための一連のチャンネルデータが取得できるとする。
再構成部74は、ガントリ2の回転部26が1回転する間に得られた一連のチャンネルデータと、記憶装置63に記憶されているキャリブレーションデータ(図3参照)とに基づいて、画像を再構成する。図7に、再構成されたCT画像DVを概略的に示す。図7では、CT画像DVには、被検体5の体内部分5aが含まれている。画像を再構成した後、ステップS22に進む。
ステップS22では、判断部71(図2参照)が、被検体のスキャン中にキャリブレーションが実行可能か否かを判断する。以下、ステップS22について説明する。尚、以下では、説明の便宜上、ガントリ2の回転部26の回転角θがθ=180°の場合と、θ=90°の場合に分けて説明する。
(θ=180°の場合)
図8は、θ=180°におけるビューを示す図である。
ステップS221では、判断部71が、X線管21から放射されたX線が検出素子24aに到達するまでの経路Qを特定する。θ=180°におけるX線管21および検出素子24aの位置は、被検体5をスキャンする前に事前に知ることができる情報であるので、判断部71は、X線管21および検出素子24aの位置情報に基づいて、経路Qを特定することができる。経路Qを特定した後、ステップS222に進む。
ステップS222では、判断部71が、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切っているか否かを判断する。以下、この判断方法について説明する。
先ず、判断部71は、ステップS21で得られたCT画像DV(図7参照)に基づいて、撮影空間内のどの部分に被検体5が存在しているかを求める。ここでは、判断部71は、CT画像DVから体内部分5aを抽出し、抽出された体内部分5aの位置情報に基づいて、撮影空間内のどの部分に被検体5が存在しているかを求める。
また、判断部71は、撮影空間内のどの部分にクレードル41が存在しているかを求める。クレードル41のサイズはCT装置ごとに決まっており、クレードル41の移動位置は被検体5の撮影条件から決まる既知の情報であるので、判断部71は、撮影空間内のどの部分にクレードル41が存在しているかを求めることができる。
したがって、判断部71は、被検体5、クレードル41、および経路Qの間の位置関係を求めることができる。このため、判断部71は、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切っているか否かを判断することができる。
図8では、判断部71は、経路Qは被検体5およびクレードル41を横切っていると判断する。したがって、θ=180°において検出素子24aから得られるチャンネルデータC180は、キャリブレーションデータを計算するためのデータとしては適しておらず、判断部71は、キャリブレーションを実行することはできないと判断する。
(θ=90°の場合)
図9は、θ=90°におけるビューを示す図である。
ステップS221では、判断部71が、X線管21から放射されたX線が検出素子24aに到達するまでの経路Qを特定する。θ=90°におけるX線管21および検出素子24aの位置は、被検体5をスキャンする前に事前に知ることができる情報であるので、判断部71は、X線管21および検出素子24aの位置情報に基づいて、経路Qを特定することができる。経路Qを特定した後、ステップS222に進む。
ステップS222では、判断部71が、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切っているか否かを判断する。図9では、判断部71は、経路Qは被検体5およびクレードル41を横切っていないと判断する。したがって、θ=90°において検出素子24aから得られるチャンネルデータC90は、キャリブレーションデータを計算するためのデータとして適しており、判断部71は、キャリブレーションを実行することが可能であると判断する。
図8および図9では、説明の便宜上、θ=180°およびθ=90°の場合について説明したが、θ=180°およびθ=90°以外の回転角θの値に対しても、判断部71は、キャリブレーションが実行できるか否かを判断する。したがって、0≦θ<360°の範囲内の回転角θの値ごとに、キャリブレーションが実行できるか否かを判断することができる。
この判断が終了したら、ステップS23に進む。
ステップS23では、計算部72(図2参照)がキャリブレーションデータD〜D(図3参照)を更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する。以下では、説明の便宜上、キャリブレーションデータD〜Dのうち、キャリブレーションデータDのみが更新の対象であるとする。しかし、本発明は、更新の対象は、キャリブレーションデータDに限定されることは無く、キャリブレーションデータDとは別のキャリブレーションデータを更新の対象としてもよく、二つ以上のキャリブレーションデータ(例えば、二つのキャリブレーションデータDおよびD、全てのキャリブレーションデータD〜D)を、更新の対象としてもよい。
計算部72は、ステップS22においてキャリブレーションが可能であると判断された回転角θにおいて得られたチャンネルデータ(例えば、θ=90°におけるチャンネルデータC90)に基づいて、キャリブレーションデータDを更新するための新たなキャリブレーションデータDc1を計算する。新たなキャリブレーションデータDc1を計算した後、更新部73(図2参照)は、更新の対象であるキャリブレーションデータDを、新たなキャリブレーションデータDc1で更新する。図10に、キャリブレーションデータDが新たなキャリブレーションデータDC1で更新された様子を概略的に示す。
このようにして、被検体5のスキャン中にキャリブレーションを実行することができる。被検体のスキャン中に更新されたキャリブレーションデータは、被検体5の画像を再構成するときに使用される。画像を再構成したら、図5のフローを終了する。
第1の形態では、被検体5のスキャン中にキャリブレーションを実行することができる。したがって、被検体のスキャンとは別に、キャリブレーションデータを計算するための専用のキャリブレーションが不要となるので、撮影技師の作業負担を軽減することができる。
また、病院などの施設では、CT装置の稼動時間中は、患者のスキャンが繰り返し実行されるので、CT装置の稼働時間中は、患者をスキャンするたびにキャリブレーションを行うことができる。したがって、CT装置で使用される部品の特性の経時変化が急激に生じた場合であっても、CT装置の稼働時間中に、部品の特性の急激な変化に応じたキャリブレーションを実行することができる。
尚、第1の形態では、検出器24が有する複数の検出素子のうちの検出素子24aのみが、キャリブレーションを実行するための検出素子として使用されている。しかし、複数の検出素子のうちの2つ以上の検出素子を、キャリブレーションを実行するための検出素子として使用してもよい。
第1の形態では、ステップS2のスキャン中に得られたデータに基づいてCT画像DV(図7参照)を生成し、CT画像DVに基づいて、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切るか否かを判断している。しかし、CT画像DVの代わりに、例えば、スカウトスキャンにより得られたスカウト画像を用いて、経路Qが被検体5又はクレードル41を横切るか否かを判断してもよい。
また、第1の形態では、被検体5のスキャン中に得られたチャンネルデータを用いて、キャリブレーションを行っている。しかし、被検体のスキャンを行うたびに、検出素子24aのチャネルデータを保存しておき、所定の人数分のチャネルデータが保存されたら、この所定の人数分のチャンネルデータに基づいてキャリブレーションを行ってもよい。
(2)第2の形態
第1の形態では、回転部26の回転角θごとに、キャリブレーションが実行できるか否かを判断している。しかし、図6を参照すると、θ=90°では、経路Qは被検体5およびクレードル41を横切っていないので、θ=90°で得られたチャンネルデータC90は、キャリブレーション用のデータとして使用できることがわかる。そこで、第2の形態では、キャリブレーションが実行できるか否かを判断せずに、回転角θがθ=90°のときに取得されたチャンネルデータC90を用いてキャリブレーションを実行する例について説明する。
図11は、第2の形態に係るX線CT装置の操作コンソールの機能ブロック図である。
第2の形態は、第1の形態と比較すると、判断部71の代わりに、特定部81を備えた点が異なっている。特定部81は、スキャン中に収集されたチャンネルデータの中から、回転角θ=90°のチャンネルデータを特定する。
以下に、第2の形態におけるキャリブレーションの実行方法について、図12のフローを参照しながら説明する。
第2の形態でも、第1の形態と同様に、ステップS1において被検体5をクレードル41に寝かせ、ステップS2において被検体5のスキャンが実行される。しかし、第2の形態は、第1の形態と比較すると、キャリブレーションの実行方法が異なっている。図12の右側に、第2の形態におけるキャリブレーションのフローが示されている。以下、キャリブレーションのフローについて説明する。
ステップS31では、特定部81は、被検体5のスキャン中に収集されたチャンネルデータの中から、θ=90°において検出素子24aから得られたチャンネルデータC90を特定する。θ=90°におけるチャンネルデータを特定した後、ステップS32に進む。
ステップS32では、計算部72が、θ=90°において得られたチャンネルデータC90を用いて、キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する。新たなキャリブレーションデータを計算した後、更新部73が、キャリブレーションデータを更新する。
このようにして、被検体5のスキャン中にキャリブレーションを実行することができる。
第2の形態では、θ=90°のチャンネルデータC90が、キャリブレーションに使用されるデータとして予め決められている。したがって、第2の形態では、回転角θの値ごとに、キャリブレーションが実行可能か否かを判断する必要が無いので、キャリブレーションのフローを簡潔にすることができる。
尚、第2の形態では、θ=90°において得られたチャンネルデータC90を用いて、キャリブレーションを実行している。しかし、経路Qが被検体5およびクレードル41を横切らないのであれば、θ=90°とは別の回転角のチャンネルデータを用いてキャリブレーションを実行してもよい。例えば、θ=85°〜95°、θ=265°〜275°のチャンネルデータを用いてキャリブレーションを実行することができる。
また、第2の形態では、被検体5のスキャン中に得られたθ=90°のチャンネルデータを用いて、キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算している。しかし、被検体のスキャンを行うたびに、θ=90°において検出素子24aから得られたチャネルデータを保存しておき、所定の人数分のチャネルデータが保存されたら、この所定の人数分のチャンネルデータに基づいて、キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算してもよい。
第1および第2の形態はX線CT装置であるが、本発明は、キャリブレーションを実行する必要がある様々な放射線断層撮影装置、例えばガンマ線(gamma ray)を用いる放射線断層撮影装置にも適用可能である。
また、コンピュータを上記X線CT装置における制御や処理を行う各手段として機能させるためのプログラムやこれを記録した記録媒体もまた、発明の形態の一例である。
1 X線CT装置
2 ガントリ
2B 空洞部
4 撮影テーブル
5 被検体5
6 操作コンソール
21 X線管21
22 アパーチャ
23 コリメータ装置
24 X線X線検出器24
25 データ収集部
26 回転部
27 高電圧電源
28 アパーチャ駆動装置
29 回転駆動装置
30 制御部
41 クレードル41
42 駆動装置
50 ホルダ
61 入力装置
62 表示装置
63 記憶装置
64 演算処理装置
71 判断部
72 計算部
73 更新部
74 再構成部
81 特定部
90 記憶媒体

Claims (13)

  1. 放射線を用いて被検体をスキャンする放射線断層撮影装置であって、
    放射線を照射する放射線源と、
    前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
    前記被検体のスキャン中に、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する判断手段と、
    前記キャリブレーションが実行可能であると判断された場合、前記被検体のスキャン中に得られたチャンネルデータに基づいて、前記キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算手段と、
    を有する放射線断層撮影装置。
  2. 前記判断手段は、
    前記放射線源から前記複数の検出素子のうちの少なくとも一つの検出素子に向かって進む放射線の経路が、前記放射線を減衰させる原因となる物体を横切るか否かを判断することにより、前記キャリブレーションが実行可能か否かを判断する、請求項1に記載の放射線断層撮影装置。
  3. 前記物体は、前記被検体又はクレードルである、請求項2に記載の放射線断層撮影装置。
  4. 前記判断手段は、
    前記被検体のスキャン中に得られた画像に基づいて、前記放射線の経路が、前記放射線を減衰させる原因となる物体を横切るか否かを判断する、請求項2又は3に記載の放射線断層撮影装置。
  5. 前記判断手段は、
    スカウトスキャンにより得られた画像に基づいて、前記放射線の経路が、前記放射線を減衰させる原因となる物体を横切るか否かを判断する、請求項2又は3に記載の放射線断層撮影装置。
  6. 前記チャンネルデータと前記新たなキャリブレーションデータとに基づいて画像を再構成する再構成部を有する、請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載の放射線断層撮影装置。
  7. 前記キャリブレーションデータを前記新たなキャリブレーションデータで更新する更新手段を有する、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の放射線断層撮影装置。
  8. 放射線を照射する放射線源と、
    前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
    前記放射線源および前記データ生成手段が前記被検体の撮影空間の周囲を回転するように、前記放射線源および前記データ生成手段を回転させる回転部と、
    前記被検体のスキャン中に生成された複数のチャンネルデータのうち、前記回転部が所定の回転角のときに得られた第1のチャンネルデータを用いて、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算手段と、
    を有する放射線断層撮影装置。
  9. 前記計算手段は、
    複数の被検体をスキャンすることにより得られた複数の第1のチャンネルデータに基づいて、前記新たなキャリブレーションデータを計算する、請求項8に記載の放射線断層撮影装置。
  10. 前記所定の回転角は、85°〜95°の範囲内の角度、又は265°〜275°の範囲内の角度を含む、請求項8又は9に記載の放射線断層撮影装置。
  11. 前記キャリブレーションデータを前記新たなキャリブレーションデータで更新する更新手段を有する、請求項8〜10のうちのいずれか一項に記載の放射線断層撮影装置。
  12. 放射線を照射する放射線源と、
    前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段とを有する放射線断層撮影装置に適用されるプログラムであって、
    前記被検体のスキャン中に、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するためのキャリブレーションが実行可能か否かを判断する判断処理と、
    前記キャリブレーションが実行可能であると判断された場合、前記被検体のスキャン中に得られたチャンネルデータに基づいて、前記キャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。
  13. 放射線を照射する放射線源と、
    前記放射線源から照射された放射線を検出する複数の検出素子を有し、各検出素子により検出された放射線の強度の情報を含むチャンネルデータを生成するデータ生成手段と、
    前記放射線源および前記データ生成手段が前記被検体の撮影空間の周囲を回転するように、前記放射線源および前記データ生成手段を回転させる回転部とを有する放射線断層撮影装置に適用されるプログラムであって、
    前記被検体のスキャン中に生成された複数のチャンネルデータのうち、前記回転部が所定の回転角のときに得られた第1のチャンネルデータを用いて、画像を再構成するために使用されるキャリブレーションデータを更新するための新たなキャリブレーションデータを計算する計算処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。

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