JP2018102075A - コイルの被膜剥離装置 - Google Patents

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Toshiaki Nakamura
俊朗 中村
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Abstract

【課題】コイルの曲がりを抑制することができるコイルの被膜剥離装置を提供する。
【解決手段】コイルとしての角線200の被膜を剥離する被膜剥離装置100であって、角線200の被膜を切削する刃である切刃1と、角線200を切刃1の反対側から支持する受刃2と、を備え、受刃2の角線200の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さ以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイルの被膜剥離装置に関する。
特許文献1には、角線の被膜を剥離する装置であって、パンチ、荷重受部を有するダイス等を有するものが記載されている。また、特許文献1には、当該パンチとダイスの荷重受部とによって、角線の被膜を除去することが記載されている。
特開2012−210001号公報
特許文献1に記載の被膜剥離装置では、パンチから角線に加えられる切削荷重によって被膜がパンチの外側へ逃げ、逃げた被膜部分がダイスの荷重受部に当たることにより、ダイスによって、角線のパンチの当接しない部分に対してパンチ側への反力が加えられる。当該反力によって、パンチによって被膜が剥離された際に、角線のパンチが当接した部分に対して、角線のパンチが当接していない部分がパンチ側に向かって曲がってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、被膜剥離時のコイルの曲がりを抑制することができるコイルの被膜剥離装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るコイルの被膜剥離装置は、コイルの被膜を剥離するコイルの被膜剥離装置であって、前記コイルの前記被膜を切削する刃である切刃と、前記コイルを前記切刃の反対側から支持する受刃と、を備える。また、前記受刃の前記コイルの長手方向の長さは、前記切刃の前記コイルの長手方向の長さ以下である。
本発明に係るコイルの被膜剥離装置によれば、受刃のコイルの長手方向の長さは、切刃のコイルの長手方向の長さ以下であるため、切刃がコイルの被膜を切削する際に切刃からコイルに加えられる切削荷重によって被膜が切刃の外側に逃げても、逃げた被膜部分が受刃に当たらずに済む。そのため、受刃によってコイルの切刃が当接していない部分に反力が加えられるのを防ぐことができる。これにより、被膜剥離時のコイルの曲がりを抑制することができるコイルの被膜剥離装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る被膜剥離装置の切刃と受刃とを示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る被膜剥離装置の切刃と受刃とを示す断面図である。 比較例に係る被膜剥離装置の切刃と受刃とを示す側面図である。 比較例に係る被膜剥離装置の切刃と受刃とを示す側面図である。 比較例に係る被膜剥離装置によって被膜を剥離された角線を示す側面図である。 実施例1に係る被膜剥離装置の受刃を示す斜視図である。 比較例1に係る被膜剥離装置の受刃を示す斜視図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る被膜剥離装置100の切刃1と受刃2とを示す側面図である。また、図2は、実施の形態1に係る被膜剥離装置100の切刃と受刃とを示す断面図である。
実施の形態1に係る被膜剥離装置100は、角線200を搬送する搬送装置(図示省略)、切刃1を角線200(コイル)に対して上下動させる駆動装置(図示省略)、一対の切刃1,1、受刃2等を備える。そして、受刃2によって支持された角線200に切刃1が当接することにより、切刃1が角線200の被膜を剥離する。また、被膜剥離装置100は、被膜剥離装置100の各部を制御するためのプログラムを格納する記憶部(図示省略)や、これらのプログラムを実行する制御部(図示省略)をさらに備える。
角線200は、例えば、平角導体である。角線200は、例えば、導体と、当該導体の表面を被覆するエナメル等の絶縁皮膜と、を備える。また、角線200は、その断面形状が略長方形となるように形成されている。なお、本実施の形態では、コイルとして角線200を例示したが、コイルはこれに限定されるものではない。
一対の切刃1,1は、駆動装置によって、角線200に対して上下動する。また、一対の切刃1,1は、角線200の被膜のみを剥離可能なように互いに所定距離だけ離間している。当該所定距離は、角線200の内部の導体の幅と実質的に等しい。また、切刃1の刃先は、断面視略V字形状となっている。
受刃2は、搬送装置によって搬送された角線200を下側(切刃1と反対側)から支持する。また、受刃2の角線200の下側に当接する荷重受部の長さ(角線200の長手方向の長さ)は、切刃1の角線200の長手方向の長さ以下である。換言すれば、受刃2の荷重受部の角線200の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さと実質的に等しいか、切刃1の角線200の長手方向の長さより短い。また、受刃2の荷重受部の幅は、角線200の内部の導線の幅と実質的に等しい。または、受刃2の荷重受部の幅は、角線200の導線の幅より若干狭い。
次に、比較例に係る被膜剥離装置300について、図3乃至図5を参照しながら説明する。図3及び図4は、比較例に係る被膜剥離装置300の切刃1と受刃3とを示す側面図である。また、図5は、比較例に係る被膜剥離装置300によって被膜を剥離された角線200を示す側面図である。
図3、図4に示すように、比較例に係る被膜剥離装置300は、受刃3の構成のみが、実施の形態1に係る被膜剥離装置100と異なる。よって、同様の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
受刃3は、搬送装置によって搬送された角線200を下側(切刃1と反対側)から支持する。また、受刃3の角線200の下側に当接する荷重受部の長さ(角線200の長手方向の長さ)は、切刃1の角線200の長手方向(図3で示す矢印の方向)の長さより長い。また、受刃3の荷重受部の幅は、角線200の内部の導線の幅と実質的に等しい。または、受刃3の荷重受部の幅は、角線200の導線の幅より若干狭い。
図4、図5を参照しながら、比較例に係る被膜剥離装置300によって被膜を剥離された角線200について説明する。
図4に示すように、切刃1が角線200の被膜と導線との間に切り込みながら、下側に移動する。これにより、切刃1から角線200に加えられる切削荷重によって、被膜が切刃1の外側(図4に示す矢印A1の方向)へ逃げ、逃げた被膜部分が受刃3の荷重受部に当たることにより、受刃3によって、角線200の切刃1の当接しない部分に対して切刃1側への反力(図4に示す矢印A2の方向への力)が加えられる。当該反力によって、図5に示すように、切刃1によって被膜が剥離された際に、角線200の切刃1が当接した部分に対して、角線200の切刃1が当接していない部分が切刃1側に曲がってしまう。
比較例に係る被膜剥離装置300とは異なり、本実施の形態1に係る被膜剥離装置100によれば、受刃2の荷重受部の角線200の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さ以下であるため、切刃1が角線200の被膜を切削する際に切刃1から角線200に加えられる切削荷重によって被膜が切刃1の外側に逃げても、逃げた被膜部分が受刃2に当たらずに済む。そのため、受刃2によって角線200の切刃1が当接していない部分に反力が加えられるのを防ぐことができる。これにより、被膜剥離時の角線200の曲がりを抑制することができる角線200の被膜剥離装置100を提供することができる。
実施例1
次に、図6を参照しながら、実施例1に係る受刃20について説明する。図6は、実施例1に係る被膜剥離装置の受刃20を示す斜視図である。なお、図6は、受刃20を切刃1側から見た斜視図である。
図6に示すように、実施例1に係る受刃20は、上面視略矩形形状の外形を有する。また、受刃20は、上面視略矩形形状の穴部21、溝部22、架橋部23を備える。
穴部21の角線200の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さと実質的に同じか、若干長い。これにより、切刃1が角線200の被膜を剥離するために下方に移動した際に、受刃20が切刃1の移動を邪魔しないようになっている。
溝部22は、受刃20の上面の角線200の法線方向における略中央の位置に、角線200の長手方向に沿って、設けられている。また、溝部22は、穴部21の両側に設けられている。溝部22は、被膜剥離装置100の搬送装置によって搬送された角線200の切刃1によって被膜が剥離されない部分の下側を支持する。
架橋部23は、穴部21の両側に設けられた2つの溝部22との間に、架橋されている。また、架橋部23の端部23Aを除く高さは、溝部22の表面よりも高くなっている。また、架橋部23の端部23Aの高さは、荷重受部23B(後述)から溝部22に向かうにつれて徐々に低くなっている。そして、架橋部の23の端部23Aを除く上面は、受刃20の荷重受部23Bとして機能する。また、荷重受部23Bの長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さ以下である。
比較例1
次に、図7を参照しながら、比較例1に係る受刃30について説明する。図7は、比較例1に係る被膜剥離装置の受刃30を示す斜視図である。なお、図7は、受刃30を切刃1側から見た斜視図である。図7に示すように、比較例1に係る受刃30は、溝部32、架橋部33の構成のみが、実施例1に係る受刃20と異なる。そのため、比較例1に係る受刃30の構成のうち、実施例1に係る受刃20と同様の構成についての説明は省略する。
溝部32は、受刃30の上面の角線200の法線方向における略中央の位置であって受刃30の縁部に、設けられている。また、溝部32は、穴部31の両側に設けられている。溝部32は、被膜剥離装置100の搬送装置によって搬送された角線200の切刃1によって被膜が剥離されない部分の下側を支持する。
架橋部33は、受刃30の上面の角線200の法線方向における略中央の位置に、穴部31の対向する一方の縁部から他方の縁部まで、架橋されている。また、架橋部33の上面は、受刃30の上面と、実質的に同じ高さとなっている。そして、架橋部33の上面、及び、架橋部33と溝部32との間の受刃30の上面は、受刃30の荷重受部として機能する。したがって、受刃30の荷重受部の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さより長い。
比較例1に係る受刃30の荷重受部の長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さより長い。そのため、切刃1が角線200の被膜を切削する際に切刃1から角線200に加えられる切削荷重によって被膜が切刃1の外側に逃げると、逃げた被膜部分が受刃30の荷重受部に当たり、受刃30によって角線200の切刃1が当接していない部分に反力が加えられてしまう。これにより、角線200が曲がってしまう。
一方、実施例1に係る受刃20の荷重受部23Bの長手方向の長さは、切刃1の角線200の長手方向の長さ以下である。切刃1が角線200の被膜を切削する際に切刃1から角線200に加えられる切削荷重によって被膜が切刃1の外側に逃げても、逃げた被膜部分が受刃20の荷重受部23Bに当たらずに済む。そのため、受刃20によって角線200の切刃1が当接していない部分に反力が加えられるのを防ぐことができる。これにより、被膜剥離時の角線200の曲がりを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 被膜剥離装置
1 切刃
2、20 受刃
21 穴部
22 溝部
23 架橋部
23A 端部
23B 荷重受部
200 角線(コイル)
300 被膜剥離装置
3、30 受刃
31 穴部
32 溝部
33 架橋部

Claims (1)

  1. コイルの被膜を剥離するコイルの被膜剥離装置であって、
    前記コイルの前記被膜を切削する刃である切刃と、
    前記コイルを前記切刃の反対側から支持する受刃と、
    を備え、
    前記受刃の前記コイルの長手方向の長さは、前記切刃の前記コイルの長手方向の長さ以下である、コイルの被膜剥離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022010239A (ja) * 2013-09-12 2022-01-14 ドルビー・インターナショナル・アーベー マルチチャネル・オーディオ・コンテンツの符号化

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