JP2018101273A - 無線端末、情報処理システム、及び無線端末システム - Google Patents
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Abstract
【課題】周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することにある。【解決手段】BLEパケット受信部40が、MFP5−2から無線通信により所定のパケットデータを受信する。BLEパケット受信部40が所定のパケットデータを受信した場合に、送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、BLE通信部44が認証情報をMFP5−2へ送信する。【選択図】図4
Description
本発明は、無線端末、情報処理システム、及び無線端末システムに関する。
従来、スマートフォンなどの無線端末が保持している情報を、例えば1台でプリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリなどの機能を兼ねる複合機(MFP:Multi function Peripheral)(以下、MFPという)を経由して、ネットワークに接続されているサーバに送信する技術が知られている。
このような構成のシステムでは、MFPのみがサーバの情報(接続先情報など)を管理すれば良く、無線端末はサーバの情報を認識していない状態でも、MFPがネットワークを介してサーバへ必要な情報を送信することができる。
また、無線端末とMFPの間で行われる通信技術として、無線アクセスポイントなどを介さない近距離無線通信技術を用いることで、MFPやサーバなどで構成されるネットワーク上に直接接続できない無線端末でも、MFPを介在させることで、MFPがサーバへネットワークを介して情報を送信することができる。
特許文献1には、携帯端末からサーバへ情報を送信する目的で、携帯端末がMFPにユーザ情報(デバイスID)を送信し、MFPを経由してサーバへユーザ情報を送信する方法が開示されている。
このような構成のシステムでは、MFPのみがサーバの情報(接続先情報など)を管理すれば良く、無線端末はサーバの情報を認識していない状態でも、MFPがネットワークを介してサーバへ必要な情報を送信することができる。
また、無線端末とMFPの間で行われる通信技術として、無線アクセスポイントなどを介さない近距離無線通信技術を用いることで、MFPやサーバなどで構成されるネットワーク上に直接接続できない無線端末でも、MFPを介在させることで、MFPがサーバへネットワークを介して情報を送信することができる。
特許文献1には、携帯端末からサーバへ情報を送信する目的で、携帯端末がMFPにユーザ情報(デバイスID)を送信し、MFPを経由してサーバへユーザ情報を送信する方法が開示されている。
しかし、従来の方法を用いて、無線端末の周囲に複数台のMFPが存在する場合、どのMFPと接続すれば良いか判断しなければならないという問題があった。
すなわち、サーバと通信できないMFPが存在する可能性があり、無線端末の周囲に複数のMFPが存在する場合、どのMFPがサーバと通信可能かどうかを見分けるには、MFPに設定された情報などをユーザが確認する必要があり、一つ一つのMFPに設けられた操作表示部の設定情報を確認するには、操作上の手間がかかるといった問題があった。
特許文献1にあっても、無線端末からのユーザ情報をMFPを経由してサーバに送信する技術が開示されている。しかし、特許文献1にあっては、上述した複数のMFPが存在する場合に、どのMFPがサーバと通信可能かどうかを判断するのに操作上の手間がかかるといった問題は解消できていない。
そこで、周囲に存在する複数のMFPの中からサーバへのデータ転送に適したMFP(機器)を探索することが可能な無線端末が切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することにある。
すなわち、サーバと通信できないMFPが存在する可能性があり、無線端末の周囲に複数のMFPが存在する場合、どのMFPがサーバと通信可能かどうかを見分けるには、MFPに設定された情報などをユーザが確認する必要があり、一つ一つのMFPに設けられた操作表示部の設定情報を確認するには、操作上の手間がかかるといった問題があった。
特許文献1にあっても、無線端末からのユーザ情報をMFPを経由してサーバに送信する技術が開示されている。しかし、特許文献1にあっては、上述した複数のMFPが存在する場合に、どのMFPがサーバと通信可能かどうかを判断するのに操作上の手間がかかるといった問題は解消できていない。
そこで、周囲に存在する複数のMFPの中からサーバへのデータ転送に適したMFP(機器)を探索することが可能な無線端末が切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することにある。
上記課題を解決するたに、請求項1記載の発明は、情報処理装置から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段が前記所定のパケットデータを受信した場合に、前記情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記情報処理装置が前記認証情報を前記認証登録サーバへ登録可能であると判定した場合に、前記認証情報を前記情報処理装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の無線端末は、情報処理装置から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信手段と、パケット受信手段が所定のパケットデータを受信した場合に、情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能か否かを判定する判定手段と、判定手段が、情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能であると判定した場合に、認証情報を情報処理装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することができる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
本発明は、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の無線端末は、情報処理装置から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信手段と、パケット受信手段が所定のパケットデータを受信した場合に、情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能か否かを判定する判定手段と、判定手段が、情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能であると判定した場合に、認証情報を情報処理装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、周囲に存在する複数の機器の中からサーバへのデータ転送に適した機器を容易に探索することができる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<システムの全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示すブロック図である。
情報処理システム1は、無線端末(スマートデバイス)3、MFP5−1〜MFP5−3、社内ネットワーク7、認証登録サーバ9を備えている。
無線端末3は、周囲に存在するMFP5−1〜MFP5−3と無線を用いたBLE通信を行い、どのMFP5が認証登録サーバ9と通信可能かどうかを表す情報を受け取る(図1の場合、MFP5−2が該当する)。
MFP5−1、MFP5−3は、周囲の通信可能領域2内にBLE通信を行うが、社内ネットワーク7には接続されていない。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示すブロック図である。
情報処理システム1は、無線端末(スマートデバイス)3、MFP5−1〜MFP5−3、社内ネットワーク7、認証登録サーバ9を備えている。
無線端末3は、周囲に存在するMFP5−1〜MFP5−3と無線を用いたBLE通信を行い、どのMFP5が認証登録サーバ9と通信可能かどうかを表す情報を受け取る(図1の場合、MFP5−2が該当する)。
MFP5−1、MFP5−3は、周囲の通信可能領域2内にBLE通信を行うが、社内ネットワーク7には接続されていない。
MFP5−2は、周囲の通信可能領域2内に特定のBLEパケットを送信し、通信可能領域内に存在し、且つBLEパケットを受信することに応じて認証情報を送信する無線端末3から、認証情報を受信する。MFP5−2は、無線端末3から受信した認証情報を社内ネットワーク7を介して認証登録サーバ9へ送信する。
認証登録サーバ9と通信可能なMFP5−2が存在する場合、無線端末3はそのMFP5−2に対して認証のために必要な認証情報をBLE通信により送信する。
無線端末3から認証情報を受信したMFP5−2は、社内ネットワーク7に接続可能な認証登録サーバ9へそれらの認証情報を送信し、認証登録サーバ9へ認証情報の登録を行う。
社内ネットワーク7は、例えば1つのルータと複数のHUB(中央集線装置)、それらを接続する複数のLANケーブルにより構成されている。
認証登録サーバ9と通信可能なMFP5−2が存在する場合、無線端末3はそのMFP5−2に対して認証のために必要な認証情報をBLE通信により送信する。
無線端末3から認証情報を受信したMFP5−2は、社内ネットワーク7に接続可能な認証登録サーバ9へそれらの認証情報を送信し、認証登録サーバ9へ認証情報の登録を行う。
社内ネットワーク7は、例えば1つのルータと複数のHUB(中央集線装置)、それらを接続する複数のLANケーブルにより構成されている。
認証登録サーバ9は、受信手段を有し、MFP5−2から認証情報を受信する。認証登録サーバ9は、登録手段を有し、受信した認証情報を登録する。
認証登録サーバ9は、MFP5−2からユーザIDとパスワードからなるユーザ情報及びデバイスIDと種別IDが認証要求とともに送信されると、該ユーザIDに基づいて認証情報データベース9aを検索する。
認証登録サーバ9は、ユーザIDが認証情報データベースに登録されていないときには、認証登録を拒否する。
なお、認証登録サーバ9は、ユーザIDとパスワードが不揮発性メモリに登録されているか否かの単純ユーザ認証のみを行ってもよい。
また、認証登録サーバ9は、上記認証登録要求があった際に、該認証要求のユーザIDに対応させて、パスワード、デバイスID及び種別IDを認証情報データベース9aに登録する。既に要求されたユーザIDに対応するデバイスIDが登録済みの場合は、デバイスIDを上書きするか、既存のデバイスIDと新規登録されるデバイスIDを両立して対応付けるか、登録を拒否する。
上記の構成により、無線端末3は認証登録サーバ9と同一の社内ネットワーク7に入ることなく、MFP5−2を経由して社内ネットワーク7に接続された認証登録サーバ9に認証情報を登録することができる。
認証登録サーバ9は、MFP5−2からユーザIDとパスワードからなるユーザ情報及びデバイスIDと種別IDが認証要求とともに送信されると、該ユーザIDに基づいて認証情報データベース9aを検索する。
認証登録サーバ9は、ユーザIDが認証情報データベースに登録されていないときには、認証登録を拒否する。
なお、認証登録サーバ9は、ユーザIDとパスワードが不揮発性メモリに登録されているか否かの単純ユーザ認証のみを行ってもよい。
また、認証登録サーバ9は、上記認証登録要求があった際に、該認証要求のユーザIDに対応させて、パスワード、デバイスID及び種別IDを認証情報データベース9aに登録する。既に要求されたユーザIDに対応するデバイスIDが登録済みの場合は、デバイスIDを上書きするか、既存のデバイスIDと新規登録されるデバイスIDを両立して対応付けるか、登録を拒否する。
上記の構成により、無線端末3は認証登録サーバ9と同一の社内ネットワーク7に入ることなく、MFP5−2を経由して社内ネットワーク7に接続された認証登録サーバ9に認証情報を登録することができる。
なお、本実施形態では、無線端末3が保持するMFP5−2に対応する認証情報と無線端末3に固有の無線端末デバイスIDを、MFP5−2を経由して認証登録サーバ9に送信することで認証情報を認証登録サーバ9に登録することを目的とする。
MFP5−2や認証登録サーバ9に、無線端末デバイスIDと認証情報を関連付けて記録しておくことで、無線端末3からMFP5−2に無線端末デバイスIDを送信するだけでMFPの認証操作を行うことができる。
本実施形態では、表1に示すような対応テーブルを認証登録サーバ9に保持しておくことで、無線端末デバイスIDと認証情報を関連付ける。
表1は、無線端末デバイスIDと、認証情報であるユーザ名、パスワードを1つのレコードに関連付けた対応テーブルの一例である。
MFP5−2や認証登録サーバ9に、無線端末デバイスIDと認証情報を関連付けて記録しておくことで、無線端末3からMFP5−2に無線端末デバイスIDを送信するだけでMFPの認証操作を行うことができる。
本実施形態では、表1に示すような対応テーブルを認証登録サーバ9に保持しておくことで、無線端末デバイスIDと認証情報を関連付ける。
表1は、無線端末デバイスIDと、認証情報であるユーザ名、パスワードを1つのレコードに関連付けた対応テーブルの一例である。
<無線端末のハードウェア構成>
図2は、図1に示す無線端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。
無線端末3は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)14、HDD(Hard Disk Drive)16、I/F18、LCD(Liquid Crystal Display)20、操作部22、カメラ26、Bluetooth(登録商標)28、Wi−Fi30、を備えている。
無線端末3には、CPU10、RAM12、ROM14、HDD16、及びI/F18がバスを介して接続されている。
また、I/F18にはLCD20、操作部22、Bluetooth(登録商標)28、Wi−Fi30が接続されている。
CPU10は、演算手段であり、無線端末全体の動作を制御する。
RAM12は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM14は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
図2は、図1に示す無線端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。
無線端末3は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)14、HDD(Hard Disk Drive)16、I/F18、LCD(Liquid Crystal Display)20、操作部22、カメラ26、Bluetooth(登録商標)28、Wi−Fi30、を備えている。
無線端末3には、CPU10、RAM12、ROM14、HDD16、及びI/F18がバスを介して接続されている。
また、I/F18にはLCD20、操作部22、Bluetooth(登録商標)28、Wi−Fi30が接続されている。
CPU10は、演算手段であり、無線端末全体の動作を制御する。
RAM12は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM14は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD16は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F18は、バスと各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。
LCD20は、ユーザが無線端末3の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。
操作部22は、キーボードやマウス等、ユーザが無線端末3に情報を入力するためのユーザインタフェースである。無線端末3では、タッチパネルを用いたソフトウェアキーボードを利用する。
Bluetooth(登録商標)28は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と呼ばれる通信方式を使用するBluetooth(登録商標)4.0などでもよい。
Wi−Fi30は、IEEE802.11規格に代表される無線メディアを想定している。
カメラ26は、被写体を撮影して画像をRAMに取得し、例えば画像をLCD20に表示する。
I/F18は、バスと各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。
LCD20は、ユーザが無線端末3の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。
操作部22は、キーボードやマウス等、ユーザが無線端末3に情報を入力するためのユーザインタフェースである。無線端末3では、タッチパネルを用いたソフトウェアキーボードを利用する。
Bluetooth(登録商標)28は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と呼ばれる通信方式を使用するBluetooth(登録商標)4.0などでもよい。
Wi−Fi30は、IEEE802.11規格に代表される無線メディアを想定している。
カメラ26は、被写体を撮影して画像をRAMに取得し、例えば画像をLCD20に表示する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図3は、図1に示すMFP5の一例である画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP5は、コントローラ110とエンジン部(Engine)160とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。
コントローラ110は、MFP5全体の制御、描画、通信、操作表示部220からの入力を制御するコントローラである。
エンジン部160は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。
なお、このエンジン部160には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散処理やガンマ変換処理などを行う画像処理部が含まれる。
図3は、図1に示すMFP5の一例である画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP5は、コントローラ110とエンジン部(Engine)160とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。
コントローラ110は、MFP5全体の制御、描画、通信、操作表示部220からの入力を制御するコントローラである。
エンジン部160は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。
なお、このエンジン部160には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散処理やガンマ変換処理などを行う画像処理部が含まれる。
コントローラ110は、CPU111と、ノースブリッジ(NB)113と、システムメモリ(MEM−P)112と、サウスブリッジ(SB)114と、ローカルメモリ(MEM−C)117と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)116と、ハードディスクドライブ(HDD)103とを有し、ノースブリッジ(NB)113とASIC116との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス115で接続した構成となる。
また、MEM−P112は、ROM(Read Only Memory)112aと、RAM(Random Access Memory)112bと、をさらに有する。
CPU111は、MFP5の全体を制御するものであり、NB113、MEM−P112およびSB114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB113は、CPU111とMEM−P112、SB114、AGPバス115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
また、MEM−P112は、ROM(Read Only Memory)112aと、RAM(Random Access Memory)112bと、をさらに有する。
CPU111は、MFP5の全体を制御するものであり、NB113、MEM−P112およびSB114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB113は、CPU111とMEM−P112、SB114、AGPバス115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P112は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM112aとRAM112bとからなる。
ROM112aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB114は、NB113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
このSB114は、PCIバスを介してNB113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ROM112aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB114は、NB113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
このSB114は、PCIバスを介してNB113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC116は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス115、PCIバス、HDD103およびMEM−C117をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部160との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。
このASIC116には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)130、USB(Universal Serial Bus)140、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース150、エンジン部(Engine)160、Bluetooth(登録商標)170が接続される。
このASIC116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部160との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。
このASIC116には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)130、USB(Universal Serial Bus)140、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース150、エンジン部(Engine)160、Bluetooth(登録商標)170が接続される。
Bluetooth(登録商標)170は、デジタル機器に用いる近距離無線通信規格の1つであるBluetooth(登録商標)4.0などの規格を採用しており、数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用される。一般に、Bluetooth(登録商標)は2.4GHz帯を79の周波数チャネルに分け、利用する周波数をランダムに変える周波数ホッピングを行いながら、半径10−100m程度のBluetooth(登録商標)搭載機器と、最大24Mbpsで無線通信を行う。モバイル通信における廉価な通信端末用の規格であり、それほど厳密な送受信の制御や秘匿性は考慮されていない。本実施形態において利用するBluetooth(登録商標)170では、通信情報については暗号化して行う。
操作表示部220は、ASIC116に直接接続されている。
操作表示部220は、ASIC116に直接接続されている。
MEM−C117は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。
HDD103は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
また、HDD103は、MFP100で実行されるアプリケーションのライセンスファイルを保存する。
AGPバス115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
HDD103は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
また、HDD103は、MFP100で実行されるアプリケーションのライセンスファイルを保存する。
AGPバス115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
<無線端末のモジュール構成>
図4は、図1に示す無線端末3のモジュール構成を示すブロック図である。
無線端末3は、BLEパケット受信部40、送信先MFP判定部42、BLE通信部44、デバイスID管理部46、デバイスID保存領域48、認証情報取得部50を備えている。
BLEパケット受信部40は、MFP5から送信されたBLEパケットを受信する。
送信先MFP判定部42は、MFP5から受信したBLEパケットから認証登録が可能なMFP5か否かを判定する。送信先MFP判定部42は、受信したBLEパケットを解析し、MFP5が認証登録サーバ9へアクセス可能なMFP5か否かを判定する。
MFP5が認証登録サーバ9へアクセス可能であれば、BLE通信部44はMFP5と通信を開始し、認証登録に必要な情報を認証登録サーバ9へ送信する。
図4は、図1に示す無線端末3のモジュール構成を示すブロック図である。
無線端末3は、BLEパケット受信部40、送信先MFP判定部42、BLE通信部44、デバイスID管理部46、デバイスID保存領域48、認証情報取得部50を備えている。
BLEパケット受信部40は、MFP5から送信されたBLEパケットを受信する。
送信先MFP判定部42は、MFP5から受信したBLEパケットから認証登録が可能なMFP5か否かを判定する。送信先MFP判定部42は、受信したBLEパケットを解析し、MFP5が認証登録サーバ9へアクセス可能なMFP5か否かを判定する。
MFP5が認証登録サーバ9へアクセス可能であれば、BLE通信部44はMFP5と通信を開始し、認証登録に必要な情報を認証登録サーバ9へ送信する。
デバイスID管理部46は、認証登録に必要な情報のうち、無線端末デバイスIDを管理し、無線端末デバイスIDが未生成である場合には、新規に無線端末デバイスIDを生成してデバイスID保存領域48に保存する。
本実施形態では、表2に示すようなテーブルを無線端末デバイスID保存領域48に保持しておくことで、無線端末デバイスIDを保存する。
表2は、無線端末デバイスIDのテーブルの一例である。
本実施形態では、表2に示すようなテーブルを無線端末デバイスID保存領域48に保持しておくことで、無線端末デバイスIDを保存する。
表2は、無線端末デバイスIDのテーブルの一例である。
デバイスID管理部46は、既に無線端末デバイスIDを生成済みである場合には、デバイスID保存領域48から生成済みの無線端末デバイスIDを取得する。
認証情報取得部50は、ユーザの操作により認証IDやパスワードを受け取る。一般に、無線端末3の入力画面上でユーザが入力することを想定する(図9)。
認証情報取得部50は、ユーザの操作により認証IDやパスワードを受け取る。一般に、無線端末3の入力画面上でユーザが入力することを想定する(図9)。
<MFPのモジュール構成>
図5は、図1に示すMFP5のモジュール構成を示すブロック図である。
MFP5は、BLEパケット送信部60、パケット制御部62、認証登録設定部64、認証情報登録部66、BLE通信部68、ネットワーク通信部70を備えている。
BLEパケット送信部60は、当該MFP5自身が認証登録サーバ9への登録が可能な機器かどうかを表す情報を含む送信パケットを無線端末3に通知する。
パケット制御部62は、送信パケットの内容を制御する。パケット制御部62は、認証情報登録部66を備えているMFP5においては、認証登録が可能であること表す情報を送信パケットのデータに含めるように構成する。
認証登録設定部64は、認証情報登録部66が通信プロトコルに従って動作しているかどうかにより、認証登録が可能かどうかを判定する。
また、認証登録設定部64は、認証登録サーバ9へ認証登録する設定(ON/OFF)を制御する。認証登録設定部64は、ON設定において認証登録サーバ9へ認証登録が可能であることを表し、OFF設定において認証登録サーバ9へ認証登録が不可能であることを表す。
図5は、図1に示すMFP5のモジュール構成を示すブロック図である。
MFP5は、BLEパケット送信部60、パケット制御部62、認証登録設定部64、認証情報登録部66、BLE通信部68、ネットワーク通信部70を備えている。
BLEパケット送信部60は、当該MFP5自身が認証登録サーバ9への登録が可能な機器かどうかを表す情報を含む送信パケットを無線端末3に通知する。
パケット制御部62は、送信パケットの内容を制御する。パケット制御部62は、認証情報登録部66を備えているMFP5においては、認証登録が可能であること表す情報を送信パケットのデータに含めるように構成する。
認証登録設定部64は、認証情報登録部66が通信プロトコルに従って動作しているかどうかにより、認証登録が可能かどうかを判定する。
また、認証登録設定部64は、認証登録サーバ9へ認証登録する設定(ON/OFF)を制御する。認証登録設定部64は、ON設定において認証登録サーバ9へ認証登録が可能であることを表し、OFF設定において認証登録サーバ9へ認証登録が不可能であることを表す。
BLE通信部68は、無線端末3から認証情報を受信し、受信した認証情報を認証情報登録部66へ渡す。
認証情報登録部66は、BLE通信部68から受信したBLEパケットに含まれる認証情報を、ネットワーク通信部70を介して認証登録サーバ9へ送信する。この時、認証登録サーバ9へ登録するための通信プロトコル(一般的などの通信プロトコルを用いてデータを通信するか、どのようなフォーマットでデータを送信するか、など)は事前に認証登録サーバ9−MFP5間で決定しているものとする。
認証情報登録部66は、その事前に決定した通信プロトコルに従って、ネットワーク通信部70を介して認証登録サーバ9との間で通信を行う。
ネットワーク通信部70は、TCPやHTTPなどの通信プロトコルに従って通信するモジュールである。
認証情報登録部66は、BLE通信部68から受信したBLEパケットに含まれる認証情報を、ネットワーク通信部70を介して認証登録サーバ9へ送信する。この時、認証登録サーバ9へ登録するための通信プロトコル(一般的などの通信プロトコルを用いてデータを通信するか、どのようなフォーマットでデータを送信するか、など)は事前に認証登録サーバ9−MFP5間で決定しているものとする。
認証情報登録部66は、その事前に決定した通信プロトコルに従って、ネットワーク通信部70を介して認証登録サーバ9との間で通信を行う。
ネットワーク通信部70は、TCPやHTTPなどの通信プロトコルに従って通信するモジュールである。
<認証登録の動作>
図6は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおける認証登録についての動作を示すシーケンス図である。
ステップS5では、MFP5は、一定間隔でBLEパケットを周囲に送信し、MFP5自身が認証登録可能な機器かどうかを通知する。例えば、MFP5−2では、認証登録が可能(ON)であるので、認証登録が可能(ON)であることを示す情報(ON)、MFPデバイスIDを含むパケットを送信する。
次に、ステップS10では、無線端末3は、周囲の機器からBLEパケットを受信する。ここで、周囲の複数のMFP5からパケットを受信している場合は、受信したMFP5ごとにパケットに含まれている内容(認証登録サーバ9へ認証情報を登録可能か否かを示す情報(ON/OFF))、MFPデバイスIDをRAM12に記録していく。
表3は、MFPデバイスIDと、登録可能か否かを示す情報を1つのレコードに関連付けた対応テーブルの一例である。なお、表3では、MFPデバイスIDの一例として図面に記載した符号を便宜上用いている。
図6は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおける認証登録についての動作を示すシーケンス図である。
ステップS5では、MFP5は、一定間隔でBLEパケットを周囲に送信し、MFP5自身が認証登録可能な機器かどうかを通知する。例えば、MFP5−2では、認証登録が可能(ON)であるので、認証登録が可能(ON)であることを示す情報(ON)、MFPデバイスIDを含むパケットを送信する。
次に、ステップS10では、無線端末3は、周囲の機器からBLEパケットを受信する。ここで、周囲の複数のMFP5からパケットを受信している場合は、受信したMFP5ごとにパケットに含まれている内容(認証登録サーバ9へ認証情報を登録可能か否かを示す情報(ON/OFF))、MFPデバイスIDをRAM12に記録していく。
表3は、MFPデバイスIDと、登録可能か否かを示す情報を1つのレコードに関連付けた対応テーブルの一例である。なお、表3では、MFPデバイスIDの一例として図面に記載した符号を便宜上用いている。
ステップS15では、無線端末3は、受信したBLEパケットから、当該BLEパケットの送信元のMFPが認証登録サーバ9へ認証登録が可能か否かを判定する。
ここで、ステップS17では、無線端末3は、認証登録が可能(ON)である場合にはステップS20に進む一方、この認証登録が不可能(OFF)である場合にはステップS10に戻る。
次に、ステップS18では、無線端末3は、周囲に未判定の他のMFPが存在しない場合は、以降の処理は行わない。一方、ステップS18において、無線端末3は、未判定の他のMFPが存在する場合は、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
ここで、ステップS17では、無線端末3は、認証登録が可能(ON)である場合にはステップS20に進む一方、この認証登録が不可能(OFF)である場合にはステップS10に戻る。
次に、ステップS18では、無線端末3は、周囲に未判定の他のMFPが存在しない場合は、以降の処理は行わない。一方、ステップS18において、無線端末3は、未判定の他のMFPが存在する場合は、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
次に、ステップS20では、無線端末3は、送信元のMFPが認証登録サーバ9へ認証登録が可能なMFPが存在する場合に、そのMFPに対してBLE通信を開始する。
ステップS22では、無線端末3は、以前に無線端末デバイスIDを生成している場合はステップS30に進む一方、以前に無線端末デバイスIDを生成していない場合はステップS25に進む。
ステップS22では、無線端末3は、以前に無線端末デバイスIDを生成している場合はステップS30に進む一方、以前に無線端末デバイスIDを生成していない場合はステップS25に進む。
以前に無線端末デバイスIDを生成していない場合、すなわち、認証操作が今まで行われていない場合に、ステップS25では、無線端末3は、無線端末デバイスIDを新規に生成する。
なお、以前に認証情報を送信している場合には、既に無線端末デバイスIDが生成され、かつデバイスID保存領域48に保存されているので、無線端末デバイスIDが生成済みか否かを判定できる。
一方、既に生成済みの無線端末デバイスIDがデバイスID保存領域48に記憶されている場合、ステップS30では、無線端末3は、デバイスID保存領域48から既に生成済みの無線端末デバイスIDを読み込む。
ステップS35では、無線端末3は、MFPとの間でBLE通信を開始し、当該無線端末デバイスID、及び認証情報をパケットデータに付加して送信する。
すなわち、無線端末3は、認証情報を送信する際に、無線端末3の無線端末デバイスID、認証情報(ユーザ名、パスワード)をBLE通信で送信する。なお、無線端末3の無線端末デバイスIDは、無線端末3内で生成し、ユーザ名、パスワードはユーザが入力する。
なお、以前に認証情報を送信している場合には、既に無線端末デバイスIDが生成され、かつデバイスID保存領域48に保存されているので、無線端末デバイスIDが生成済みか否かを判定できる。
一方、既に生成済みの無線端末デバイスIDがデバイスID保存領域48に記憶されている場合、ステップS30では、無線端末3は、デバイスID保存領域48から既に生成済みの無線端末デバイスIDを読み込む。
ステップS35では、無線端末3は、MFPとの間でBLE通信を開始し、当該無線端末デバイスID、及び認証情報をパケットデータに付加して送信する。
すなわち、無線端末3は、認証情報を送信する際に、無線端末3の無線端末デバイスID、認証情報(ユーザ名、パスワード)をBLE通信で送信する。なお、無線端末3の無線端末デバイスIDは、無線端末3内で生成し、ユーザ名、パスワードはユーザが入力する。
ステップS40では、MFP5は、無線端末3の無線端末デバイスID、認証情報を受信する。
ここで、無線端末3とMFPとの間において、BLE通信で送信される認証情報は、無線端末が通信する内容を決められた方法で暗号化し、通信内容を受信したMFPが決められた方法で復号する。暗号化方式は共通鍵暗号を利用し、無線端末とMFPの両方が暗号化キーを把握していることとする。
ステップS45では、MFP5は、受信した無線端末デバイスID、認証情報を社内ネットワーク7を介して認証登録サーバ9に送信する。
認証登録サーバ9への通信方法は、HTTPなどの通信プロトコルを採用する。この際、認証情報が平文で通信されるのを防ぐために、HTTPSなどの通信内容が暗号化される通信方法を利用する。
ステップS50では、認証登録サーバ9は、MFP5から社内ネットワーク7を介して受信した無線端末デバイスID、認証情報を登録する。
ここで、無線端末3とMFPとの間において、BLE通信で送信される認証情報は、無線端末が通信する内容を決められた方法で暗号化し、通信内容を受信したMFPが決められた方法で復号する。暗号化方式は共通鍵暗号を利用し、無線端末とMFPの両方が暗号化キーを把握していることとする。
ステップS45では、MFP5は、受信した無線端末デバイスID、認証情報を社内ネットワーク7を介して認証登録サーバ9に送信する。
認証登録サーバ9への通信方法は、HTTPなどの通信プロトコルを採用する。この際、認証情報が平文で通信されるのを防ぐために、HTTPSなどの通信内容が暗号化される通信方法を利用する。
ステップS50では、認証登録サーバ9は、MFP5から社内ネットワーク7を介して受信した無線端末デバイスID、認証情報を登録する。
<MFPのService構成>
図7(a)(b)は、MFP5のService構成を示す図である。
図6に示す認証登録の流れにおける判定方法について説明する。
一般的に、BLE通信による機能を提供する機器(ペリフェラル)は、提供するサービスのUUID(Universally Unique Identifier)と、サービスを実現するためのデータ送受信に用いる1個以上のCharacteristicを有する。
サービスは、認証登録やMFP5の機器情報などを取得する機能、その機器が提供する機能を示す。Characteristicは、サービスの機能を実現するためのデータ通信を行うためのものであり、送信及び受信に用いる1個以上のサービスに含めることで機能を実現する。
図7(a)(b)は、MFP5のService構成を示す図である。
図6に示す認証登録の流れにおける判定方法について説明する。
一般的に、BLE通信による機能を提供する機器(ペリフェラル)は、提供するサービスのUUID(Universally Unique Identifier)と、サービスを実現するためのデータ送受信に用いる1個以上のCharacteristicを有する。
サービスは、認証登録やMFP5の機器情報などを取得する機能、その機器が提供する機能を示す。Characteristicは、サービスの機能を実現するためのデータ通信を行うためのものであり、送信及び受信に用いる1個以上のサービスに含めることで機能を実現する。
本実施形態では、MFP5は、周囲にアドバタイズメントパケットを送信することで機器自身の存在を通知し、その機器が有するServiceのUUIDの情報を含むアドバタイズメントパケットを送信する。
例えば、MFP5は、図7(a)に示すようなService構成を有し、認証登録用ServiceとID受信用Charactericticを有する。
MFP5は、認証登録サーバ9と社内ネットワーク7を介して通信可能な場合には、認証登録用Serviceとして割り当てられているUUIDをBLEパケットに含めて、周囲に発信する。
例えば、MFP5は、図7(a)に示すようなService構成を有し、認証登録用ServiceとID受信用Charactericticを有する。
MFP5は、認証登録サーバ9と社内ネットワーク7を介して通信可能な場合には、認証登録用Serviceとして割り当てられているUUIDをBLEパケットに含めて、周囲に発信する。
アドバタイズメントパケットは、図7(b)に示すように、デバイス名、TxPowerLevel、RSSI、ServiceUUIDの情報が含まれるように構成できる。
ServiceUUIDには、認証登録に用いる12345678・・・というUUIDを設定する。
認証登録を行う無線端末3は、アドバタイズメントパケットに含まれる情報を解析し、MFP5のServiceに12345678・・・というUUIDがあることを確認することで、そのMFP5が認証登録サーバ9へ認証登録が可能であると判定する。
認証登録を行う際に用いるServiceのUUID、CharacteristicのUUIDが具体的に何であるかについては、無線端末3に事前に設定しているものとする。
ServiceUUIDには、認証登録に用いる12345678・・・というUUIDを設定する。
認証登録を行う無線端末3は、アドバタイズメントパケットに含まれる情報を解析し、MFP5のServiceに12345678・・・というUUIDがあることを確認することで、そのMFP5が認証登録サーバ9へ認証登録が可能であると判定する。
認証登録を行う際に用いるServiceのUUID、CharacteristicのUUIDが具体的に何であるかについては、無線端末3に事前に設定しているものとする。
MFP5がアドバタイズメントパケットにServiceUUIDの情報を含めない場合や、他のServiceUUIDを含んでいる場合、パケットでは認証登録機能の有無が確認できない。このため、一度、MFP5とBLE通信を開始して該当するServiceがあるか確認しても良い。BLE通信を行うことで、MFP5が提供するサービスに対応するUUID一覧を取得できるため、該当するサービスのUUIDの有無を確認することで判定できる。
無線端末3は、該当MFP5に対して、BLE通信を開始し、ID受信用である90ABCDEF・・・のUUIDのCharacteristicに対して、認証情報を書き込むことで、MFP5へ無線端末デバイスID、認証情報を通知する。
なお、TxPowerLevelとRSSIは、一般的に機器間の距離を推定するために使用されるが、本実施形態では使用しないこととする。
無線端末3は、該当MFP5に対して、BLE通信を開始し、ID受信用である90ABCDEF・・・のUUIDのCharacteristicに対して、認証情報を書き込むことで、MFP5へ無線端末デバイスID、認証情報を通知する。
なお、TxPowerLevelとRSSIは、一般的に機器間の距離を推定するために使用されるが、本実施形態では使用しないこととする。
<MFPのパケット出力変更方法>
図8は、MFP5のパケット出力変更方法を示すシーケンス図である。
MFP5の操作表示部220には、認証登録設定部64のON/OFFを切り替える切替機能を備えている。
ステップS105では、設定者P(MFPの管理者)は、操作表示部220への操作により、認証登録設定部64(図5)のON/OFF設定を変更する。
ステップS107では、MFP5は認証登録設定部64がONに設定されたか、OFFに設定されたかを判断し、認証登録設定部64がONに設定された場合にはステップS115に進む一方、認証登録設定部64がOFFに設定された場合にはステップS110に進む。
この変更により認証登録設定部64がOFFに設定された場合は、ステップS110では、MFP5は、図7(a)に示すMFP5のService構成(サービス一覧)から認証登録に用いる該当サービスを除外する。
一方、この変更により認証登録設定部64がONになった場合は、ステップS115では、MFP5は、サービス一覧に認証登録に該当するサービスを追加する。
図8は、MFP5のパケット出力変更方法を示すシーケンス図である。
MFP5の操作表示部220には、認証登録設定部64のON/OFFを切り替える切替機能を備えている。
ステップS105では、設定者P(MFPの管理者)は、操作表示部220への操作により、認証登録設定部64(図5)のON/OFF設定を変更する。
ステップS107では、MFP5は認証登録設定部64がONに設定されたか、OFFに設定されたかを判断し、認証登録設定部64がONに設定された場合にはステップS115に進む一方、認証登録設定部64がOFFに設定された場合にはステップS110に進む。
この変更により認証登録設定部64がOFFに設定された場合は、ステップS110では、MFP5は、図7(a)に示すMFP5のService構成(サービス一覧)から認証登録に用いる該当サービスを除外する。
一方、この変更により認証登録設定部64がONになった場合は、ステップS115では、MFP5は、サービス一覧に認証登録に該当するサービスを追加する。
ステップS120では、MFP5は、この変更の後に、パケットの出力内容を更新する。
すなわち、サービスが除外された場合(ステップS110)は、パケットに設定するサービスのUUIDを別のサービスのUUIDに変更するか、またはパケットにはサービスのUUIDを設定しないこととする。
一方、サービスが追加された場合(ステップS115)は、MFP5は、パケットに設定するサービスのUUIDを認証登録機能のUUIDにする。
ステップS125では、MFP5は、上記変更の後に、パケットの出力を再開する。
すなわち、サービスが除外された場合(ステップS110)は、パケットに設定するサービスのUUIDを別のサービスのUUIDに変更するか、またはパケットにはサービスのUUIDを設定しないこととする。
一方、サービスが追加された場合(ステップS115)は、MFP5は、パケットに設定するサービスのUUIDを認証登録機能のUUIDにする。
ステップS125では、MFP5は、上記変更の後に、パケットの出力を再開する。
<ユーザ情報の入力画面>
図9は、無線端末3にユーザ情報を入力するための入力画面の一例を示す図である。
図9に示すように、無線端末3の入力画面にはユーザ情報として、ユーザ名欄70、及びパスワード欄72、及び登録ボタン74が表示されている。
無線端末3は、無線端末デバイスIDを自動的に生成するが、ログインで使用するユーザ名やパスワードについては、ユーザによる入力が必要になる。
無線端末3は、図9に示すような入力画面を表示し、必要な情報の入力をユーザに促す。入力の後に、ユーザが入力画面の下方に位置する登録ボタン74を押すことで、無線端末3において図6に示す認証登録に係るフローが実行される。
図9は、無線端末3にユーザ情報を入力するための入力画面の一例を示す図である。
図9に示すように、無線端末3の入力画面にはユーザ情報として、ユーザ名欄70、及びパスワード欄72、及び登録ボタン74が表示されている。
無線端末3は、無線端末デバイスIDを自動的に生成するが、ログインで使用するユーザ名やパスワードについては、ユーザによる入力が必要になる。
無線端末3は、図9に示すような入力画面を表示し、必要な情報の入力をユーザに促す。入力の後に、ユーザが入力画面の下方に位置する登録ボタン74を押すことで、無線端末3において図6に示す認証登録に係るフローが実行される。
<効果>
本実施形態によれば、従来のように、MFP5の操作表示部220を直接に操作しなくとも、無線端末3がMFP5の通信可能領域2内に位置することで、無線端末3からMFP5を経由して無線端末デバイスID、及び認証情報を認証登録サーバ9に登録することができる。
無線端末3がBLE通信を用いて、周囲にあるMFP5から無線端末デバイスID、及び認証情報を認証登録サーバ9に転送ができるMFP5−2を容易に探索して、無線端末デバイスIDをMFP5−2に送信することができるので、ユーザがMFP5に近づいてMFP5の操作表示部220を直接に操作して無線端末デバイスIDの登録を行う必要がない。
本実施形態によれば、従来のように、MFP5の操作表示部220を直接に操作しなくとも、無線端末3がMFP5の通信可能領域2内に位置することで、無線端末3からMFP5を経由して無線端末デバイスID、及び認証情報を認証登録サーバ9に登録することができる。
無線端末3がBLE通信を用いて、周囲にあるMFP5から無線端末デバイスID、及び認証情報を認証登録サーバ9に転送ができるMFP5−2を容易に探索して、無線端末デバイスIDをMFP5−2に送信することができるので、ユーザがMFP5に近づいてMFP5の操作表示部220を直接に操作して無線端末デバイスIDの登録を行う必要がない。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様の無線端末3は、MFP5−2(情報処理装置)から無線通信により所定のパケットデータを受信するBLEパケット受信部40と、BLEパケット受信部40が所定のパケットデータを受信した場合に、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する送信先MFP判定部42と、送信先MFP判定部42が、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、認証情報をMFP5−2(情報処理装置)へ送信するBLE通信部44と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、BLEパケット受信部40が、MFP5−2から無線通信により所定のパケットデータを受信する。BLEパケット受信部40が所定のパケットデータを受信した場合に、送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、BLE通信部44が認証情報をMFP5−2へ送信する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
<第1態様>
本態様の無線端末3は、MFP5−2(情報処理装置)から無線通信により所定のパケットデータを受信するBLEパケット受信部40と、BLEパケット受信部40が所定のパケットデータを受信した場合に、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する送信先MFP判定部42と、送信先MFP判定部42が、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、認証情報をMFP5−2(情報処理装置)へ送信するBLE通信部44と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、BLEパケット受信部40が、MFP5−2から無線通信により所定のパケットデータを受信する。BLEパケット受信部40が所定のパケットデータを受信した場合に、送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。送信先MFP判定部42が、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、BLE通信部44が認証情報をMFP5−2へ送信する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
<第2態様>
本態様の無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2(情報処理装置)から受信した所定のパケットに含まれるIDを解析することにより、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2から受信した所定のパケットに含まれるIDを解析することにより、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
本態様の無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2(情報処理装置)から受信した所定のパケットに含まれるIDを解析することにより、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2から受信した所定のパケットに含まれるIDを解析することにより、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
<第3態様>
本態様の無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2(情報処理装置)から受信した所定のパケットについて、特定のBLEサービスの有無を判定することにより、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2から受信した所定のパケットについて、特定のBLEサービスの有無を判定することにより、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
本態様の無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2(情報処理装置)から受信した所定のパケットについて、特定のBLEサービスの有無を判定することにより、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3の送信先MFP判定部42は、MFP5−2から受信した所定のパケットについて、特定のBLEサービスの有無を判定することにより、MFP5−2が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する。
これにより、無線端末3の周囲に存在する複数のMFP5の中からサーバへのデータ転送に適したMFP5−2を容易に探索することができる。
<第4態様>
本態様の情報処理システムは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の無線端末3と、
無線端末3と通信するMFP5−2(情報処理装置)と、を備えた情報処理システムであって、MFP5−2(情報処理装置)は、無線通信により周囲の通信可能領域内に所定のパケットデータを送信するBLEパケット通信部60と、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信するBLE通信部68と、受信した認証情報を専用ネットワーク7を介して認証登録サーバ9へ送信するネットワーク通信部70と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、MFP5−2では、BLEパケット通信部60が、無線通信により周囲の通信可能領域内に所定のパケットデータを送信する。BLE通信部68が、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信する。ネットワーク通信部70が、受信した認証情報を専用ネットワーク7を介して認証登録サーバ9へ送信する。
これにより、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信して認証情報を認証登録サーバ9へ送信することができる。
本態様の情報処理システムは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の無線端末3と、
無線端末3と通信するMFP5−2(情報処理装置)と、を備えた情報処理システムであって、MFP5−2(情報処理装置)は、無線通信により周囲の通信可能領域内に所定のパケットデータを送信するBLEパケット通信部60と、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信するBLE通信部68と、受信した認証情報を専用ネットワーク7を介して認証登録サーバ9へ送信するネットワーク通信部70と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、MFP5−2では、BLEパケット通信部60が、無線通信により周囲の通信可能領域内に所定のパケットデータを送信する。BLE通信部68が、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信する。ネットワーク通信部70が、受信した認証情報を専用ネットワーク7を介して認証登録サーバ9へ送信する。
これにより、所定のパケットデータを受信した無線端末3から、認証情報を受信して認証情報を認証登録サーバ9へ送信することができる。
<第5態様>
本態様の情報処理システムは、無線端末3とMFP5−2(情報処理装置)の間では、暗号化したパケットを通信することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3とMFP5−2の間では、暗号化したパケットを通信する。
これにより、無線端末3とMFP5−2の間でのパケット通信を暗号化することができ、通信の秘匿性を確保することができる。
本態様の情報処理システムは、無線端末3とMFP5−2(情報処理装置)の間では、暗号化したパケットを通信することを特徴とする。
本態様によれば、無線端末3とMFP5−2の間では、暗号化したパケットを通信する。
これにより、無線端末3とMFP5−2の間でのパケット通信を暗号化することができ、通信の秘匿性を確保することができる。
<第6態様>
本態様の情報処理システムは、認証登録サーバ9を備え、認証登録サーバ9は、MFP5−2(情報処理装置)から認証情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を登録する登録手段を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、認証登録サーバ9は、受信手段がMFP5−2(情報処理装置)から認証情報を受信する。登録手段が、受信した認証情報を登録する。
これにより、認証登録サーバ9はMFP5−2から認証情報を受信して、受信した認証情報を登録することができる。
本態様の情報処理システムは、認証登録サーバ9を備え、認証登録サーバ9は、MFP5−2(情報処理装置)から認証情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を登録する登録手段を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、認証登録サーバ9は、受信手段がMFP5−2(情報処理装置)から認証情報を受信する。登録手段が、受信した認証情報を登録する。
これにより、認証登録サーバ9はMFP5−2から認証情報を受信して、受信した認証情報を登録することができる。
<第7態様>
本態様の情報処理システムは、MFP5−2(情報処理装置)と認証登録サーバ9の間では、暗号化した認証情報を通信することを特徴とする。
本態様によれば、MFP5−2(情報処理装置)と認証登録サーバ9の間では、暗号化した認証情報を通信する。
これにより、MFP5−2と認証登録サーバ9の間での認証情報の通信を暗号化することができ、認証情報の秘匿性を確保することができる。
本態様の情報処理システムは、MFP5−2(情報処理装置)と認証登録サーバ9の間では、暗号化した認証情報を通信することを特徴とする。
本態様によれば、MFP5−2(情報処理装置)と認証登録サーバ9の間では、暗号化した認証情報を通信する。
これにより、MFP5−2と認証登録サーバ9の間での認証情報の通信を暗号化することができ、認証情報の秘匿性を確保することができる。
<第8態様>
本態様の無線端末3システムは、MFP5−2(情報処理装置)から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信ステップと、パケット受信ステップにおいて所定のパケットデータを受信した場合に、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいてMFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、認証情報をMFP5−2(情報処理装置)へ送信する送信ステップと、をコンピュータにより実行可能なプログラムと、認証情報を保持する無線端末3と、を備えることを特徴とする。
第8態様の作用、及び効果は第1態様と同様であるので、その説明を省略する。
本態様の無線端末3システムは、MFP5−2(情報処理装置)から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信ステップと、パケット受信ステップにおいて所定のパケットデータを受信した場合に、MFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいてMFP5−2(情報処理装置)が認証情報を認証登録サーバ9へ登録可能であると判定した場合に、認証情報をMFP5−2(情報処理装置)へ送信する送信ステップと、をコンピュータにより実行可能なプログラムと、認証情報を保持する無線端末3と、を備えることを特徴とする。
第8態様の作用、及び効果は第1態様と同様であるので、その説明を省略する。
3…無線端末、5…MFP、7…専用ネットワーク、9…認証登録サーバ、40…BLEパケット受信部、42…送信先MFP判定部、44…BLE通信部、60…BLEパケット通信部、68…BLE通信部、70…ネットワーク通信部
Claims (8)
- 情報処理装置から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信手段と、
前記パケット受信手段が前記所定のパケットデータを受信した場合に、前記情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が、前記情報処理装置が前記認証情報を前記認証登録サーバへ登録可能であると判定した場合に、前記認証情報を前記情報処理装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする無線端末。 - 前記判定手段は、
前記情報処理装置から受信した前記所定のパケットに含まれるIDを解析することにより、前記情報処理装置が前記認証情報を前記認証登録サーバへ登録可能か否かを判定することを特徴とする請求項1記載の無線端末。 - 前記判定手段は、
前記情報処理装置から受信した前記所定のパケットについて、特定のBLEサービスの有無を判定することにより、前記情報処理装置が前記認証情報を前記認証登録サーバへ登録可能か否かを判定することを特徴とする請求項2記載の無線端末。 - 請求項1乃至3の何れか1項記載の無線端末と、
前記無線端末と通信する情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
無線通信により周囲の通信可能領域内に所定のパケットデータを送信するパケット送信手段と、
前記所定のパケットデータを受信した無線端末から、認証情報を受信する通信手段と、
前記受信した前記認証情報を専用ネットワークを介して認証登録サーバへ送信するネットワーク通信手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記無線端末と前記情報処理装置の間では、暗号化したパケットを通信することを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
- 認証登録サーバを備え、
前記認証登録サーバは、
前記情報処理装置から前記認証情報を受信する受信手段と、
前記受信した前記認証情報を登録する登録手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。 - 前記情報処理装置と前記認証登録サーバの間では、暗号化した認証情報を通信することを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
- 情報処理装置から無線通信により所定のパケットデータを受信するパケット受信ステップと、
前記パケット受信ステップにおいて前記所定のパケットデータを受信した場合に、前記情報処理装置が認証情報を認証登録サーバへ登録可能か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記情報処理装置が前記認証情報を前記認証登録サーバへ登録可能であると判定した場合に、前記認証情報を前記情報処理装置へ送信する送信ステップと、をコンピュータにより実行可能なプログラムと、
前記認証情報を保持する無線端末と、を備えることを特徴とする無線端末システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016246789A JP2018101273A (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 無線端末、情報処理システム、及び無線端末システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016246789A JP2018101273A (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 無線端末、情報処理システム、及び無線端末システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018101273A true JP2018101273A (ja) | 2018-06-28 |
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ID=62714332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016246789A Pending JP2018101273A (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 無線端末、情報処理システム、及び無線端末システム |
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JP (1) | JP2018101273A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021022806A (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム |
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2016
- 2016-12-20 JP JP2016246789A patent/JP2018101273A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021022806A (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム |
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