JP2009296475A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信の接続性および作業性を向上させること。
【解決手段】複合機100であって、記憶部121と、複合機100とは異なるPC200との間で暗号化情報を含むアソシエーション情報の送受信を行い、暗号化通信を確立するアソシエーション処理部112と、PC200から受信したアソシエーション情報を記憶部121に保存する保存部104と、保存したアソシエーション情報に基づいた暗号化通信により、データの送受信を行う通信ステップと、所定の時点から所定時間の経過後に、保存したアソシエーション情報を記憶部121から削除する削除部105と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信によって他の通信装置との間でデータを送受信する通信装置および通信方法に関するものであり、特に、他の通信装置との無線通信に関する情報の保存・削除等の管理を行う通信装置および通信方法に関する。
近年、機器同士をW−USB(Wireless USB)規格等の無線通信で接続し、データを送受信する技術が一般的になっている。このような無線通信を利用した機器の接続では、利用者は、携帯電話網に加え、RFID(Radio Frequency Identification)、Bluetooth(R)、無線LAN、W−USBなどの通信手段が搭載された携帯端末装置から、同様の通信手段を有するプリンタへ非接触通信でデータの印刷を指示することができることから利便性が高い。
このような無線通信によるデータの印刷指示は、無線でデータの送受信が行なわれるため、携帯端末装置から印刷を指示できるプリンタが複数ある場合、その出力先を特定する必要がある。W−USBの場合は、アソシエーションと呼ばれる処理を事前に実行し、各装置のIDや鍵情報などの通信の確立に必要な設定情報を装置間で交換する。そして、この処理で各装置に保存された設定情報によって出力先を特定することが可能となる。
ここで、無線通信を行う通信機器の認証を簡便に行うことができる無線通信機器及び無線通信方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、無線通信を行う際に電力を供給するための電力線を介して他の無線通信機器と電力線通信を行って機器IDを送受信し、送受信して取得した機器IDを使用して無線通信を行い、上記他の無線通信機器との無線通信の認証を行うものである。
特開2007−215003号公報
しかしながら、上記特許文献1では、無線通信の認証を行うために機器IDを使用しているが、機器IDが記憶可能な上限数に達した場合が考慮されていないため、機器IDが上限数に達した後に接続を要求した情報機器と正常に通信できなくなってしまう場合がある。
つまり、従来技術では、上述した設定情報を複数記憶する組み込み通信装置の場合、該設定情報を記憶するメモリの制約が厳しいため、通信装置に記憶可能な設定情報の個数には上限がある。従って、通信装置では、有限個を確保できる領域に設定情報を有効に格納する必要がある。
大規模なオフィスなど、上記の通信装置を大勢の人が利用する場面を考えると、通信装置のメモリに記憶される設定情報がすぐに上限数に達してしまう可能性があり、上限数に達した後に接続を要求した情報装置と正常に通信できなくなってしまう。そうすると、通信装置のメモリ内に残っている設定情報を削除する作業が必要となり、装置管理者・装置の利用者両方にとって作業が煩雑になってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、保存されている通信に関する情報を所定時間の経過後に削除することによって、通信の接続性および作業性を向上させることができる通信装置および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信装置であって、記憶手段と、前記通信装置とは異なる他の通信装置との間で暗号化情報を含む設定情報の送受信を行い、暗号化通信を確立する暗号化通信確立手段と、前記他の通信装置から受信した前記設定情報を前記記憶手段に保存する保存手段と、保存した前記設定情報に基づいた前記暗号化通信により、データの送受信を行う通信手段と、所定の時点から所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除する削除手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通信装置で実行する通信方法であって、前記通信装置は、記憶手段を備え、前記通信装置とは異なる他の通信装置との間で暗号化情報を含む設定情報の送受信を行い、暗号化通信を確立する暗号化通信確立ステップと、前記他の通信装置から受信した前記設定情報を前記記憶手段に保存する保存ステップと、保存した前記設定情報に基づいた前記暗号化通信により、データの送受信を行う通信ステップと、所定の時点から所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除する削除ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、保存されている通信に関する情報を所定時間の経過後に削除することによって、通信の接続性および作業性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信装置および通信方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態では、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機として通信装置を実現した例について説明する。
なお、この複合機は、W−USB規格にしたがって、ノートPCなどのホスト装置と無線通信し、画像処理用のデータを送受信するものとする。W−USBとは、PCや装置間を無線で接続してデータ通信を行うUSBの新規格であり、1台の装置に対して複数のホストが存在するというトポロジーを持ち、通信プロトコルには、セキュリティに関する機能および認証に関する機能が含まれている。
本実施の形態にかかる通信装置である複合機は、通信を確立するための設定情報が記憶可能な上限数に達することを回避するために、設定情報を複合機に保存した場合、予め定めた所定時間の経過後に保存した設定情報を削除するものである。
図1は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ20とプロッタ23と、スキャナ24と、その他ハードウェアリソース25とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。
コントローラ20は、複合機100全体の制御と描画、通信、操作部(オペレーションパネル)21からの入力を制御するコントローラである。プロッタ23は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジン等であり、例えば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタである。スキャナ24は、従来から複合機に用いられているスキャナである。また、その他ハードウェアリソース25には、複合機100に備えられた様々な電子装置である。なお、その他ハードウェアリソース25には、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれる。
コントローラ20は、CPU30と、ノースブリッジ(NB)31と、システムメモリ(MEM−P)33と、ローカルメモリ(MEM−C)34と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)32と、ハードディスクドライブ(HDD)35とを有し、NB31とASIC32との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス36で接続した構成となる。
CPU30は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB31、MEM−P33からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の装置と接続される。
NB31は、CPU30とMEM−P33、AGPバス36とを接続するためのブリッジであり、MEM−P33に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCIマスタ及びAGPターゲットとを有する。
また、NB31は、PCIバスを介して周辺デバイスと接続することも可能とする。例えば、NB31は、PCIバスを介して、W−USBインターフェース(I/F)40と、NIC(Network Interface Card)41と、USBインターフェース42と、IEEE802.11bインターフェース43と、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース44と、USBホスト45と、メモリカードインターフェース46とが接続されている。また、USBホスト45は、USBデバイスとの接続を検出し、USBメモリ26との間でデータを送受信する。メモリカードインターフェース46は、メモリカード27との接続を検出し、当該、メモリカード27との間でデータを送受信する。
MEM−P33は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いるシステムメモリであり、図示しないROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とからなる。ROMは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAMは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いる書き込み及び読み出し可能なメモリである。
ASIC32は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス36、PCIバス、HDD35及びMEM−C34をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC32は、PCIターゲット及びAGPマスタと、ASIC32の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C34を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転等をおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プロッタ23やスキャナ24等の電子装置との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC32には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)22が接続されている。
MEM−C34は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD35は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス36は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P33に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、同図はハードウェア構成の一例であり、PCIバスで接続する代わりに、PCI−expressで接続するように構成してもよい。また、Bluetooth、無線LAN等などのその他のさまざまなインターフェースを備えるように構成してもよい。また、操作部21とは、メッセージをユーザに対して表示し、ユーザからの入力を受け付けるものを意味する。
次に、複合機100の機能構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる複合機100の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、複合機100は、記憶部121と、W−USB通信部111と、アソシエーション処理部112と、表示処理部101と、入力受付部102と、計測部103と、保存部104と、削除部105とを備えている。
記憶部121は、複数のアソシエーション情報01、02、・・・・nを記憶するものである。記憶部121は、保存できるアソシエーション情報の量には上限があり、ここでは、n個のアソシエーション情報の保存が可能となっている。
ここで、アソシエーションとは、通信装置(複合機100)とホスト装置(PC200a、200b)の間での通信を開始する前に行う手続である。すなわち、通信装置とホスト装置はお互いにアソシエーション情報を保持しており、そのアソシエーション情報を用いて鍵(接続キー)交換が実施されることでアソシエーションを行い、アソシエーションが完了した後は、その接続キーを用いてデータの暗号化通信を行なう。
また、アソシエーション情報とは、PC200a、200b(以下、PC200という。)などの通信相手となるホスト装置を識別するホストIDと、複合機100を識別するデバイスIDと、通信確立時に利用する接続キーとを含んでいる。なお、アソシエーション情報は、W−USBの規格にしたがって通信を確立するために必要な情報であり、その他の情報を含んでもよい。また、他の通信規格を適用する場合は、その通信規格による通信を確立するために必要な設定情報をアソシエーション情報の代わりに保存するように構成すればよい。
また、記憶部121は、HDD、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。すなわち、記憶部121は、図1のHDD35、およびMEM−P33などに対応する。
W−USB通信部111は、記憶部121に保存したアソシエーション情報に基づいた暗号化通信により、通信相手であるPC200との間で画像処理に用いる各種データを送受信するものである。
アソシエーション処理部112は、他の通信装置であるPC200との間で暗号化情報を含むアソシエーション情報の送受信を行って、暗号化通信を確立することにより、アソシエーション処理を実行するものである。また、アソシエーション処理部112は、アソシエーション処理で得られたアソシエーション情報を、新たに記憶するアソシエーション情報として受信する。
表示処理部101は、図1のオペレーションパネル21に、各種設定画面等を表示するものである。
入力受付部102は、オペレーションパネル21から、利用者による所定時間の経過後に保存したアソシエーション情報を削除する設定である削除設定を受付けるものである。図3は、アソシエーション情報を所定時間で削除するか否かの設定を行う設定画面の一例を示す図である。図3に示すように、設定画面300には、削除設定を行うか否かを問う「アソシエーション情報を所定時間で削除しますか?」との表示がなされ、削除設定を行う旨を示す「する」と記載されたボタン301、および削除設定を行わない旨を示す「しない」と記載されたボタン302が表示される。そして、利用者は、削除設定を行う場合はボタン301を押下し、削除設定を行わない場合はボタン302を押下することになる。
また、入力受付部102は、オペレーションパネル21から、利用者による所定時間の時間設定を受付ける。図4は、所定時間の時間設定を行う設定画面の一例を示す図である。図4に示すように、設定画面400には、所定時間の時間設定を行う指示である「所定時間の時間設定をしてください。」との表示がなされ、例えば「1時間」等の設定する時間が表示されるボタン401、および設定した時間を確定するOKボタン402が表示されている。そして、利用者は、ボタン401を押下することで設定したい時間を選択し、OKボタン402を押下することにより設定した時間を確定させて所定時間の時間設定を行うことになる。
また、入力受付部102は、所定時間の計測方法として、オペレーションパネル21から利用者によって、所定時間をアソシエーション情報が記憶部121に保存された時点から計測する第1選択指示、または所定時間を他の通信装置との通信が終了した時点から計測する第2選択指示のいずれかの選択を受付ける。図5は、所定時間の計測方法の選択を行う設定画面の一例を示す図である。図5に示すように、設定画面500には、所定時間の計測方法の選択を要求する「所定時間の計測方法を選択してください。」との表示がなされ、第1選択指示である「アソシエーション情報を機器に保存した時点より計測」を示すボタン501と、第2選択指示である「機器との通信が終了した時点より計測」を示すボタン502が表示されている。そして、利用者は、アソシエーション情報を複合機100に保存した時点から所定時間を計測したい場合はボタン501を押下し、PC200との通信が終了した時点から所定時間を計測したい場合はボタン502を押下して、所定時間の計測方法を選択することになる。
計測部103は、入力受付部102により上記第1選択指示を受付けた場合、アソシエーション情報を記憶部121に保存した時点から、入力受付部102により利用者から受付けた時間設定を所定時間として計測するものである。また、計測部103は、入力受付部102により上記第2選択指示を受付けた場合、他の通信装置との通信が終了した時点から、入力受付部102により利用者から受付けた時間設定を所定時間として計測する。
ここで、所定時間の計測方法について説明する。図6は、所定時間の計測方法の具体例を説明するための模式図である。図6では、アソシエーションIDがそれぞれA1、A2、A3、A4、およびA5である5つのアソシエーション情報で確立された通信によるデータ送受信の様子を示している。
図6に示すように、両端が黒丸である細い実線は、アソシエーション情報によって通信が確立されている区間を示す。すなわち、細い実線の左端の黒丸はアソシエーション情報を保存して通信を開始した時点を示し、実線の右端の黒丸は通信を終了した時点を示す。
太い実線は、通信が確立されている間に、PC200などのホスト装置と複合機100との間でデータの送受信が行われた区間を示す。データの送受信としては、例えばPC200から複合機100に対して印刷データを送信する場合などが該当する。
A1のアソシエーション情報に対応する線には、太い実線部分が4箇所含まれるため、通信頻度は4となる。同様に、A2、A3、A4およびA5の通信頻度は、それぞれ、1、2、4および3となる。
時間軸の方向は、図6における左から右であり、所定時間を示す幅はT1およびT5である。A1〜A5のアソシエーション情報にて、通信装置(複合機100)とホスト装置(PC200)との間にてアソシエーションおよび通信が行なわれた形跡が図6のようである場合、所定定時間の計測方法は、以下のとおりとなる。
アソシエーション情報を保存した時点から計測する計測方法の場合について説明する。A1を参照すると、アソシエーション情報が保存され通信が開始されたのは、左端の黒丸の時刻t1である。従って、時刻t1から所定時間の経過後である時刻t1´で、削除部105によりアソシエーション情報が削除されることになる。
また、PC200との通信が終了した時点から計測する計測方法の場合について説明する。A5を参照すると、PC200との通信が終了したのは、右端の黒丸の時刻t5である。従って、時刻t5から所定時間の経過後である時刻t5´で、削除部105によりアソシエーション情報が削除されることになる。
保存部104は、他の通信装置から新たに受信したアソシエーション情報を記憶部121に保存するものである。
削除部105は、利用者により削除設定を受付けた場合、所定の時点から、計測部103により計測された所定時間の経過後に、保存したアソシエーション情報を記憶部121から削除するものである。
すなわち、削除部105は、入力受付部102により削除設定を受付け、かつ第1選択指示を受付けた場合、所定の時点としてアソシエーション情報を記憶部121に保存した時点から、計測部103により計測された所定時間の経過後に、保存したアソシエーション情報を記憶部121から削除する。
また、削除部105は、入力受付部102により削除設定を受付け、かつ第2選択指示を受付けた場合、所定の時点として他の通信装置との通信が終了した時点から、計測部103により計測された所定時間の経過後に、保存したアソシエーション情報を記憶部121から削除する。
次に、このように構成された本実施の形態にかかる複合機100によるアソシエーション情報管理処理について説明する。図7は、本実施の形態におけるアソシエーション情報管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、アソシエーション情報管理処理は、アソシエーション処理部112がPC200などのホスト装置との間でアソシエーション処理を実行し、新たに追加すべきアソシエーション情報が発生した場合に実行される。また、図7では、入力受付部102により第1選択指示を受付けた場合、すなわち記憶部121に保存した時点から所定時間を計測する指示を受付けた場合の処理である。
アソシエーション処理部112によって追加すべきアソシエーション情報を受信した場合には、計測部103は、保存部104により受信したアソシエーション情報が記憶部121に保存されたか否かの判断をする(ステップS10)。アソシエーション情報が保存されていない場合(ステップS10:No)、保存されるまで待機する。
一方、アソシエーション情報が保存されている場合(ステップS10:Yes)、計測部103は、入力受付部102によりアソシエーション情報の削除設定を受付けたか否かの判断をする(ステップS11)。削除設定を受付けていない場合(ステップS11:No)、そのまま処理を終了する。
一方、削除設定を受付けた場合(ステップS11:Yes)、計測部103は、予め定められた所定時間の計測を開始する(ステップS12)。削除部105は、計測部103による計測によって、所定時間が経過したか否かの判断をする(ステップS13)。所定時間が経過していない場合(ステップS13:No)、経過するまで待機する。一方、所定時間が経過した場合(ステップS13:Yes)、削除部105は、アソシエーション情報を記憶部121から削除する(ステップS14)。
以上のように、アソシエーション情報が記憶部121に保存された時点から、予め定めた所定時間が経過した場合、アソシエーション情報を削除する。
次に、本実施の形態にかかる複合機100によるアソシエーション情報管理処理の他の一例について説明する。図8は、本実施の形態におけるアソシエーション情報管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、上記同様、アソシエーション情報管理処理は、アソシエーション処理部112がPC200などのホスト装置との間でアソシエーション処理を実行し、新たに追加すべきアソシエーション情報が発生した場合に実行される。また、図8では、入力受付部102により第2選択指示を受付けた場合、すなわち他の通信装置との通信が終了した時点から所定時間を計測する指示を受付けた場合の処理である。
アソシエーション処理部112によって追加すべきアソシエーション情報を受信した場合には、計測部103は、W−USB通信部111によるPC200との通信が終了したか否かの判断をする(ステップS20)。PC200との通信が終了していない場合(ステップS20:No)、通信が終了するまで待機する。
一方、通信が終了した場合(ステップS20:Yes)、計測部103は、入力受付部102によりアソシエーション情報の削除設定を受付けたか否かの判断をする(ステップS21)。削除設定を受付けていない場合(ステップS21:No)、そのまま処理を終了する。
一方、削除設定を受付けた場合(ステップS21:Yes)、計測部103は、予め定められた所定時間の計測を開始する(ステップS22)。削除部105は、計測部103による計測によって、所定時間が経過したか否かの判断をする(ステップS23)。所定時間が経過していない場合(ステップS23:No)、経過するまで待機する。一方、所定時間が経過した場合(ステップS23:Yes)、削除部105は、アソシエーション情報を記憶部121から削除する(ステップS24)。
以上のように、PC200との通信が終了した時点から、予め定められた所定時間が経過した場合、アソシエーション情報を削除する。
このように、本実施の形態の複合機100では、アソシエーション処理部112がPC200などのホスト装置との間でアソシエーション処理を実行し、新たに追加すべきアソシエーション情報が発生した場合に、PC200からアソシエーション情報を受信して記憶部121に保存する。そして、アソシエーション情報を保存した時点、またはPC200との通信が終了した時点のいずれかの時点から、所定時間の経過後に、記憶部121からアソシエーション情報を削除する。従って、複合機100の記憶部121内でアソシエーション情報が上限数に達してしまう状況を回避でき、管理者および利用者が手動でアソシエーション情報を削除しなければならない手間を省くことができるため、通信の接続性および作業性を向上させることができる。
また、アソシエーション情報を所定時間の経過後に削除するか否かを選択できる。従って、複合機100の利用者が少なく、アソシエーション情報が上限に達する可能性が少なくなった場合には、アソシエーション情報を削除しないことができるため有効である。すなわち、アソシエーション情報を削除する必要性が少なくなった場合に、複合機100に保存しておいたアソシエーション情報が所定時間の経過後に削除されることを防止できるため、利便性を向上できる。
また、所定時間を計測する開始時点を、アソシエーション情報を複合機100に保存した時点とする選択を行なった場合、最も古く複合機100に保存されたアソシエーション情報を優先的に削除することができる。
一方、所定時間を計測する開始時点を、PC200との通信が終了した時点とする選択を行った場合、しばらく使用されていないアソシエーション情報を優先的に削除することができる。
また、所定時間の時間設定ができるため、利用者の利用環境に適合するアソシエーション情報の管理・運用ができる。例えば、所定時間の長さが極端に短いと、以前に使用したアソシエーション情報を次回使用したい場合に、既に削除されてしまっているという状況が発生する可能性があるため、所定時間の長さをもう少し長い時間に設定することが可能となる。
また、所定時間の計測方法を選択できるため、利用者の利用環境に適合するアソシエーション情報の管理・運用ができる。例えば、ある任意のアソシエーション情報が集中して利用されるような状況の場合には、通信が終了した時点から計測する所定時間の計測方法を選択し、その集中して利用されるアソシエーション情報の保存を維持することが可能となる。
なお、本実施形態の複合機100で実行される通信プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の複合機100で実行される通信プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の複合機100で実行される通信プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の複合機100で実行される通信プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の複合機100で実行される通信プログラムは、上述した各部(W−USB通信部111、アソシエーション処理部112、表示処理部101、入力受付部102、計測部103、保存部104、削除部105)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから通信プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、W−USB通信部111、アソシエーション処理部112、表示処理部101、入力受付部102、計測部103、保存部104、削除部105が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる複合機の機能構成を示すブロック図である。 アソシエーション情報を所定時間で削除するか否かの設定を行う設定画面の一例を示す図である。 所定時間の時間設定を行う設定画面の一例を示す図である。 所定時間の計測方法の選択を行う設定画面の一例を示す図である。 所定時間の計測方法の具体例を説明するための模式図である。 本実施の形態におけるアソシエーション情報管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるアソシエーション情報管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
20 コントローラ
21 操作部
22 FCU
23 プロッタ
24 スキャナ
25 その他ハードウェアリソース
26 USBメモリ
27 メモリカード
30 CPU
31 NB
32 ASIC
33 MEM−P
34 MEM−C
35 HDD
36 AGPバス
40 W−USBインターフェース
41 NIC
42 USBインターフェース
43 IEEE802.11bインターフェース
44 IEEE1394インターフェース
45 USBホスト
46 メモリカードインターフェース
100 複合機
101 表示処理部
102 入力受付部
103 計測部
104 保存部
105 削除部
111 W−USB通信部
112 アソシエーション処理部
121 記憶部
200 PC

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    記憶手段と、
    前記通信装置とは異なる他の通信装置との間で暗号化情報を含む設定情報の送受信を行い、暗号化通信を確立する暗号化通信確立手段と、
    前記他の通信装置から受信した前記設定情報を前記記憶手段に保存する保存手段と、
    保存した前記設定情報に基づいた前記暗号化通信により、データの送受信を行う通信手段と、
    所定の時点から所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除する削除手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 利用者により、所定時間の経過後に保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除する削除設定を受付ける入力受付手段をさらに備え、
    前記削除手段は、前記削除設定を受け付けた場合に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記設定情報を前記記憶手段に保存した時点から予め定められた所定時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記削除手段は、前記所定の時点として前記設定情報を前記記憶手段に保存した時点から、計測された前記所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記他の通信装置との通信が終了した時点から予め定められた所定時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記削除手段は、前記所定の時点として前記他の通信装置との通信が終了した時点から、計測された前記所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記入力受付け手段は、利用者により、前記所定時間を、前記設定情報を前記記憶手段に保存した時点から計測する第1選択指示、または前記他の通信装置との通信が終了した時点から計測する第2選択指示のいずれかの選択を受付け、
    前記第1選択指示を受付けた場合、前記設定情報を前記記憶手段に保存した時点から予め定められた所定時間を計測し、前記第2選択指示を受付けた場合、前記他の通信装置との通信が終了した時点から予め定められた所定時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記削除手段は、前記第1選択指示を受付けた場合、前記所定の時点として前記設定情報を前記記憶手段に保存した時点から、計測された前記所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除し、前記第2選択指示を受付けた場合、前記所定の時点として前記他の通信装置との通信が終了した時点から、計測された前記所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記入力受付手段は、利用者により、前記所定時間の時間設定を受付け、
    前記計測手段は、受付けた前記時間設定を、前記所定時間として計測することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の通信装置。
  7. 前記通信手段は、WirelessUSB方式でデータの送受信を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の通信装置。
  8. 通信装置で実行する通信方法であって、
    前記通信装置は、
    記憶手段を備え、
    前記通信装置とは異なる他の通信装置との間で暗号化情報を含む設定情報の送受信を行い、暗号化通信を確立する暗号化通信確立ステップと、
    前記他の通信装置から受信した前記設定情報を前記記憶手段に保存する保存ステップと、
    保存した前記設定情報に基づいた前記暗号化通信により、データの送受信を行う通信ステップと、
    所定の時点から所定時間の経過後に、保存した前記設定情報を前記記憶手段から削除する削除ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014515580A (ja) * 2011-05-20 2014-06-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ネットワーク内でのサービス実行方法及びサービス実行デバイス

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