JP2018100895A - 位置測定装置、位置測定方法及びプログラム - Google Patents

位置測定装置、位置測定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】GPS等で正確に測位できずとも、現在位置を高い精度で推定し続ける。【解決手段】地点毎に高度情報が付加された登山地図データ15Aを記憶したメインメモリ14と、GPS測位を行なうGPSアンテナ11、GPS受信部12と、気圧を測定する気圧センサ22と、登山地図データ15A内でGPS測位精度が低下する領域を抽出し、現在位置の高度情報を地図データ中から取得し、現在位置がGPS測位精度が低下する領域内であるかを判定し、低下する領域内の場合、現在位置の気圧と直近でGPS測位した位置での気圧との変位量、及びGPS測位した位置の高度情報に基づいて、相対的な現在位置の高度情報を取得し、直近でGPS測位した地点から所定範囲内で、相対的な高度情報となる地点を地図データ中から探索し、現在位置として推定するCPU13とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星等からの到来電波を用いて現在位置を測定する位置測定装置、位置測定方法及びプログラムに関する。
GPS信号を受信できない環境下においても移動体の現在位置を高精度に通知できるようにするための技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2011−064501号公報
上記特許文献には、GPSによる測位と、例えば移動体の移動速度の検出結果及び加速度センサやジャイロセンサの各検出出力を用いた自律航法による測位結果とを組み合わせて、GPS信号の受信感度が低下する場合の推定の現在位置を表示し続ける技術が記載されている。
一方で、上記自律航法による現在位置の推定は、誤差が積算されることで経時的に位置精度が悪化する。そのため、長い時間に渡って自律航法のみによる現在位置の推定を更新しながら継続した場合、位置精度が大幅に悪化することが知られている。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、衛星測位システムに基づく現在位置の正確な測定ができない環境下でも、現在位置を高い精度で推定し続けることが可能な位置測定装置、位置測定方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定手段と、位置の高度情報を取得する第1の高度取得手段と、気圧を測定する気圧測定手段と、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定手段と、上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定手段で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定手段で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得手段で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得手段と、上記判定手段により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出手段と、を備える。
本発明によれば、衛星測位システムに基づく現在位置の正確な測定ができない環境下でも、現在位置を高い精度で推定し続けることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る登山用ナビゲーション装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係るナビゲーション動作時の位置検出処理の内容を示すフローチャート。
以下、本発明を登山用ナビゲーション装置に適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この登山用ナビゲーション装置10の機能回路の構成を示すブロック図である。
この登山用ナビゲーション装置10において、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)アンテナ11で受信した、図示しない複数、少なくとも4つ以上のGPS衛星からの到来電波に基づき、GPS受信部12が現在位置の3次元座標、すなわち、緯度、経度、高度と、現在時刻とを算出し、バスBを介してCPU13へ送出する。
なお上記GPSアンテナ11及びGPS受信部12は、上記GPS以外の衛星測位システム、例えばGLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)や我が国の地域航法衛星システムである準天頂衛星システムQZSS(Quasi−Zenith Satellite System)等にも対応してそれらの衛星からの到来電波も受信し、より高い精度で現在位置の3次元座標と現在時刻とを算出できるものでも良い。
その場合、下記動作時の説明においてGPS測位を行なうと記述した際には、上記GPS以外の衛星測位システムによる測位動作も合わせて実行するものとする。
CPU13は、この登山用ナビゲーション装置10全体の動作制御を、バスBを介して接続されたメインメモリ14及びSSD(Solid State Drive)15を使用して実行する。
メインメモリ14は、例えばSDRAMで構成され、CPU13がプログラムを実行する際のワークメモリとなる。SSD15は、不揮発性メモリで構成され、登山道のナビゲーション動作に必要な各種動作プログラムと、登山地図データ15Aを含む各種固定データ等を格納、記憶するもので、それらの記憶内容は適宜CPU13によって上記メインメモリ14へ読出される。
上記SSD15に記憶される登山地図データ15Aは、各地点の3次元座標と関連付けた登山用の地形図データであり、当該地形図データ中には等高線と、道路情報として登山道の情報とを含む。
また上記バスBはさらに、表示部16、タッチ入力部17、音声処理部18、3軸地磁気センサ19、3軸加速度センサ20、3軸ジャイロセンサ21、気圧センサ22、、キー操作部23、近距離無線通信部24、及び外部デバイスインタフェイス(I/F)25と接続される。
表示部16は、バックライト付きのカラー液晶パネルとそれらの駆動回路とで構成される。この表示部16に対して、透明電極膜を用いたタッチ入力部17が一体に構成される。タッチ入力部17は、ユーザのタッチ操作に応じた時系列の座標信号をデジタル化し、タッチ操作信号として上記CPU13へ送出する。
音声処理部18は、PCM音源等の音源回路を備え、与えられる音声データに応じてアナログの音声信号を発生し、スピーカ26から拡声放音させる。
3軸地磁気センサ19は、互いに直交する3軸方向それぞれの地磁気を検出するもので、磁北の方向に基づいてその時点でこの登山用ナビゲーション装置10を向けている方位が検出できる。
3軸加速度センサ20は、互いに直交する3軸方向それぞれの加速度を検出するもので、重力加速度の方向により、登山用ナビゲーション装置10の姿勢を検出できる。
3軸ジャイロセンサ21は、互いに直交する3軸方向に配置された振動型ジャイロスコープで構成され、上記3軸加速度センサ20の出力と組み合わせて、この登山用ナビゲーション装置10を所持、装着しているユーザの動作を解析して、上記GPSアンテナ11、GPS受信部12からの出力による現在位置の認識ができない状態でも、3軸加速度センサ20との協働により自律航法による現在位置の更新動作を実行するために用いる。
気圧センサ22は、その時点の気圧を検出するもので、上記GPSアンテナ11、GPS受信部12による現在位置の測定精度が高い場合の高度情報に基づいて気圧情報を高度情報に変換することで、その後の移動に伴ってGPSアンテナ11、GPS受信部12によって取得できる現在位置の位置精度が低下した場合でも、その時点で得られる気圧情報から、測定精度が高かった位置での気圧情報を基準として、相対的に現在位置の高度情報を算出することができる。
キー操作部23は、この登山用ナビゲーション装置10の筐体に設けられる、電源キーや現在位置キー、目的地キー、カーソルキー、エンターキー等からなり、それらのキー操作に応じたキー操作信号をバスBを介して上記CPU13へ送出する。
近距離無線通信部24は、例えばBluetooth(登録商標) SMARTまたはANT+により、近距離通信アンテナ27を介して、予めペアリング設定された外部の機器と無線接続する。
外部デバイスインタフェイス25は、ヘッドホンジャック28、マイクロUSB端子29、及びメモリカードスロット30を介して、例えばヘッドホンやイヤホン、USB機器、及びメモリカードをそれぞれ接続または装着可能とする。
次に本実施形態の動作について説明する。
図2は、GPSアンテナ11及びGPS受信部12により得られる現在位置と、SSD15に記憶されている登山地図データ15Aとに基づいて、CPU13が登山用ナビゲーション装置10の現在位置を検出する際の処理内容を示す。
この処理は、CPU13がSSD15に格納、記憶される動作プログラム及び登山地図データ15A等を読出し、メインメモリ14上に展開して記憶させることで実行されるもので、予めこの登山用ナビゲーション装置10のユーザにより設定されている時間周期、例えば60[秒]毎に1回実行するGPS測位に付随した処理内容である。
その当初にCPU13は、上記GPSアンテナ11及びGPS受信部12により現在位置を測定する(ステップS101)。
このときCPU13は、測定により得た現在位置を記憶するにあたって、得られたGPS衛星からの到来電波に基づいて、各GPS衛星とこの登山用ナビゲーション装置10との配置関係等から、得た現在位置に対する測位精度を算出しておく。
併せてCPU13は、上記3軸地磁気センサ19、3軸加速度センサ20、3軸ジャイロセンサ21、及び気圧センサ22による測定を並列して実行させ、それらの各検出出力をメインメモリ14に一次的に保持する(ステップS102)。
次いでCPU13は、直前の上記ステップS101で取得した現在位置に基づいてSSD15の登山地図データ15Aから、現在位置を中心座標としてその時点で設定されている表示スケールに該当する部分範囲を少なくとも含む一定範囲分を読出す(ステップS103)。
ここでCPU13は、直前の上記ステップS101で算出した、現在位置に対する測位精度と、直前のステップS103で読出した登山地図データ15Aから取得する、地形、建造物、植生と季節、等による測位精度を低下させる要因の抽出結果とを勘案して、その時点で得られた現在位置の測定結果が、予め設定された閾値より高い精度を有しているか否かを判断する(ステップS104)。
上記地形において測位精度を低下させる要因としては、低い仰角位置に存在するGPS衛星からの到来電波を遮断、あるいは反射波を発生する、傾斜の大きな山岳や渓谷、段丘等の存在がある。
また建造物において測位精度を低下させる要因としては、トンネルやビル群、高架橋や防音/防風/防雪用シェルタなどの存在がある。
また植生と季節において測位精度を低下させる要因としては、落葉広葉樹の春期乃至夏期、常緑広葉樹の通年等でいずれも高密度に植生されている存在がある。
なお上記では示さなかったが、例えば雲霧等の高い頻度での発生が懸念される高地等で、その発生状態を検出するための湿度センサ等を別に設けて、検出出力を得るものとしても良い。
上記ステップS104において、現在位置に対する測位精度と、登山地図から抽出される地形、建造物、植生と季節等による測位精度とを勘案した総合的な測位精度が、予め設定された閾値より高く、高精度であると判定した場合(ステップS104のYes)、CPU13は直前のステップS101で取得した現在位置の測位精度が信頼に足るものであるとして、その時点の現在位置の測位結果を基準位置としてメインメモリ14に記録する(ステップS105)。
この場合、測位結果としての緯度/経度の各情報はそのまま基準位置としてメインメモリ14への記録を行なう。
一方で、一般にGPS衛星を利用した測位技術においては、低い仰角位置にあるGPS衛星からの到来電波を受信して使用せざるを得ない(x,y座標の変数値に対してz座標の変数値の絶対値が小さい)点と、2次元平面の地図上で現在位置をより正確に算出することを優先するアルゴリズムに基づいて受信回路が作製されている点とにより、測位により得られる高度の情報が、緯度/経度の情報に比して大幅に低い精度、例えば3倍程度の誤差を有するものとして算出されることが多い。
その場合、CPU13は、測位で得た高度の情報に代えて、緯度/経度の情報に基づいて登山地図データ15Aから該当する位置の高度の情報を読取って、メインメモリ14に基準位置の一部として記録させる。
その後にCPU13は、現在位置と前回の測位でメインメモリ14に記録した位置とにより、次の測位タイミングで算出されるであろう3次元空間中での移動距離を示す移動量を推定するべく算出する(ステップS106)。
さらにCPU13は、同様に現在位置と前回の測位でメインメモリ14に記録した位置とにより、次の測位タイミングで算出されるであろう3次元空間中の位置への進行方向を推定するべく算出する(ステップS107)。
加えてCPU13は、同様に現在位置と前回の測位でメインメモリ14に記録した位置とにより、次の測位タイミングで算出されるであろう3次元空間中での高度の変化量を推定するべく算出する(ステップS108)。
こうして上記ステップS106〜S108で次の測位タイミングでの各推定値を算出した上で、CPU13は測位動作を停止する指示操作、例えば、キー操作部23から電源を切断するためのキー操作信号が入力されたか否かにより測位動作を停止するかどうかを判定する(ステップS109)。
このステップS109において、キー操作部23から電源を切断するためのキー操作信号が入力されたと判定すると(ステップS109のYes)、CPU13はその時点で指示操作に従って登山用ナビゲーション装置10内の電源を切断すると共に、上記図2の処理を終了する。
また上記ステップS109において、キー操作部23から電源を切断するためのキー操作信号が入力されておらず、測位動作を停止せずに計測を続行すると判定すると(ステップS109のNo)、CPU13は再び上記ステップS101からの処理に戻る。
こうして現在位置に対する測位精度と、登山地図から抽出される測位精度とを勘案した総合的な測位精度が、予め設定された閾値より高く、高精度であると判定されている間、CPU13は上記ステップS101〜S104,S105〜S109の処理を繰返し実行することにより、GPS測位により得た現在位置に基づく基準位置の記録更新を実行し、それらの更新に基づく移動量、進行方向、及び高度変化量の推定とを継続して実行する。
また上記ステップS104において、現在位置に対する測位精度と、登山地図から抽出される測位精度とを勘案した総合的な測位精度が、予め設定された閾値以下であり、低精度であると判定した場合(ステップS104のNo)、次にCPU13は、その時点で現在位置の高度の情報が、前回に記録した基準位置の高度の情報と、直前のステップS108で推定した高度変化量とを加算した和に比して、予め設定される基準範囲内にあるか否かにより、現在位置の高度の情報が許容し得る精度を有しているか否かを判定する(ステップS110)。
ここで現在位置の高度の情報が、前回に記録した基準位置の高度の情報と直前のステップS108で推定した高度変化量とを加算した和に比して、予め設定される基準範囲内にはなく、現在位置の高度の情報が許容し得る精度を有していないと判定した場合(ステップS110のNo)、CPU13は前回に基準位置として記録した高度の情報と、同情報と合わせて保持されている上記気圧センサ22の検出出力、及び直前のステップS102で保持した現時点での気圧センサ22の検出出力により、現時点での相対的な高度の情報を補正値として算出し、算出した補正値を正しい高度の情報として用いる(ステップS111)。
なお上記ステップS110において、現在位置の高度の情報が許容し得る精度を有していると判定した場合(ステップS110のYes)、CPU13は上記ステップS111の処理を省略する。
その後にCPU13は、上記ステップS111の処理の実行の有無に拘わらず、次にその時点の現在位置の緯度/経度の情報が、前回に記録した基準位置の緯度/経度の情報と、直前のステップS106,S107で推定した移動量及び移動方向を加算した結果に比して、予め設定される基準範囲内にあるか否かにより、現在位置の緯度/経度の情報が許容し得る精度を有しているか否かを判定する(ステップS112)。
ここで現在位置の緯度/経度の情報が、前回に記録した基準位置の緯度/経度の情報と、直前のステップS106,S107で推定した移動量及び緯度方向を加算した結果に比して、予め設定される基準範囲内にはなく、現在位置の緯度/経度の情報が許容し得る精度を有していないと判定した場合(ステップS112のNo)、CPU13は、前回に記録した基準位置の緯度/経度の情報と、直前のステップS106,S107で推定した移動量及び移動方向を加算した結果を中心とした、予め設定される基準範囲内において、現在位置の高度の情報と一致する地点で、且つ当該基準範囲内で最も中心に近い位置を検索し、検索した位置を現時点での相対的な補正値として用いる(ステップS113)。
その後にCPU13は、上記ステップS113の処理の実行の有無に拘わらず、次に上記ステップS105に進む。
こうして現在位置に対する測位精度と、登山地図から抽出される測位精度とを勘案した総合的な測位精度が、予め設定された閾値以下であり、低精度であると判定されている間、CPU13は上記ステップS101〜S104,S110(,S111),S112(,S113),S105〜S109の処理を繰返し実行することにより、GPS測位により得た現在位置を必要により気圧センサ22の検出出力により補正して高度の情報及びそれに基づく緯度/経度の情報を適宜補正しながら基準位置の記録更新を実行し、それらの更新に基づく移動量、進行方向、及び高度変化量の推定とを継続して実行する。
以上詳述した如く本実施形態によれば、衛星測位システムに基づく現在位置の正確な測定ができない環境下でも、現在位置を高い精度で推定し続けることが可能となる。
また特に上記実施形態では、GPSアンテナ11及びGPS受信部12の構成に加えて、3軸加速度センサ20及び3軸ジャイロセンサ21の各検出出力を用いた自律航法による処理を実行して、高い精度で現在位置の測定が行なえない状態でも、現在位置の更新と推定を継続して実施できる。
さらに上記実施形態では、SSD15に記憶された登山地図データ15Aに基づいて、高度情報を地図内の現在位置の高度情報から得るものとしたので、高い精度で現在位置の測定ができる状態においては、緯度/経度の情報に比して比較的精度が低いとされる測位情報中の高度情報に代えて、正確な高度情報を取得できる。
また上記実施形態では、地図データに基づいて現在位置から測位精度が低下されると推定される領域を判定することで、事前に当該領域に入ることが予測できるため、速やかに対応することができる。
さらに上記実施形態は、SSD15に記憶された登山地図データ15Aから該当する範囲を読出した上で、地形、建造物、植生と季節、及び天候等に基づいて、衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を判定するものとしたので、地図内で現在位置が移動している方向や速度に応じて測位精度の低下を的確に判定することが可能となる。
また上記実施形態では説明しなかったが、SSD15に記憶された登山地図データ15Aそれ自体に、地形、建造物、植生と季節、及び天候等に基づいて、衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を予め設定しておくものとしても良い。
その場合、GPS測位の後に実行するCPU13での処理負担を軽減して、特に電源容量に制限がある登山用ナビゲーション装置10のような装置での電力消費をより低減させることが可能となる。
また上記実施形態では説明しなかったが、図2の処理により推定した登山用ナビゲーション装置10の現在位置を、表示部16に表示した登山地図内の該当位置に表示してもよい。
また上記実施形態では、緯度/経度の情報に基づいて登山地図データ15Aから該当する位置の高度の情報を読取って現在位置の高度情報としたが、GLONASSやQZSS衛星を利用して高い精度で現在位置の3次元座標を算出できる場合は、当該算出した高度の情報を現在位置の高度情報としてもよい。
また登山用ナビゲーション装置10で位置推定処理を行ない、推定した位置情報を、登山用ナビゲーション装置10とは別の装置として構成された地図表示装置に送り、当該地図表示装置で登山用ナビゲーション装置10の現在位置を表示してもよい。
また本発明は、登山地図で現在位置を表示する登山用ナビゲーション装置に限らず、一般的な道路地図を表示する車両用ナビゲーション装置にも同様に適用可能である。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定手段と、
位置の高度情報を取得する第1の高度取得手段と、
気圧を測定する気圧測定手段と、
現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定手段と、
上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定手段で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定手段で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得手段で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得手段と、
上記判定手段により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出手段と、
を備える位置測定装置。
[請求項2]
上記装置の移動時の挙動から移動距離及び移動方向の少なくとも一方を検出する移動検出手段をさらに備え、
上記地点検出手段は、直近で上記位置測定手段により測位を行なった地点から上記移動検出手段で検出した移動距離及び移動方向の少なくとも一方が、予め設定される範囲内であって、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報と一致する地点を、上記位置高度情報から検出し、現在位置とする、
請求項1記載の位置測定装置。
[請求項3]
上記第1の高度取得手段は、位置の高度情報を上記位置高度情報から取得する、
請求項1または2記載の位置測定装置。
[請求項4]
地点に対応した高度情報が付加されている地図の情報を取得する地図取得手段をさらに備え、
上記第1の高度取得手段は、位置の高度情報を上記地図取得手段で取得した地図の情報から取得する、
請求項3記載の位置測定装置。
[請求項5]
上記地図取得手段で取得する地図の情報内で、上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を抽出する抽出手段をさらに備え、
上記判定手段は、現在位置が、上記抽出手段で抽出した上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する、
請求項4記載の位置測定装置。
[請求項6]
上記抽出手段は、上記地図取得手段で取得した地図の情報内で、地形、建造物、植生と季節、及び天候の少なくとも1つに基づいて、上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を抽出する、
請求項5記載の位置測定装置。
[請求項7]
上記地点検出手段は、上記判定手段により現在位置が衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内ではないと判定した場合、上記位置測定手段で測定した位置を現在位置とする、
請求項1乃至6いずれか記載の位置測定装置。
[請求項8]
上記地点検出手段で検出した現在位置を地図内の該当位置に表示する表示手段をさらに備えた、
請求項1乃至7いずれか記載の位置測定装置。
[請求項9]
衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定工程と、
位置の高度情報を取得する第1の高度取得工程と、
気圧を測定する気圧測定工程と、
現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定工程と、
上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定工程で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定工程で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得工程で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得工程と、
上記判定工程により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得工程により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出工程と、
を有する位置測定方法。
[請求項10]
コンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定手段、
位置の高度情報を取得する第1の高度取得手段、
気圧を測定する気圧測定手段、
現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定手段、
上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定手段で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定手段で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得手段で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得手段、及び
上記判定手段により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出手段、
として機能させるプログラム。
10…登山用ナビゲーション装置、
11…GPSアンテナ、
12…GPS受信部、
13…CPU、
14…メインメモリ、
15…SSD、
15A…登山地図データ、
16…表示部、
17…タッチ入力部、
18…音声処理部、
19…3軸地磁気センサ、
20…3軸加速度センサ、
21…気圧センサ、
22…気圧センサ、
23…キー操作部、
24…近距離無線通信部、
25…外部デバイスインタフェイス(I/F)、
26…スピーカ、
27…近距離通信アンテナ、
28…ヘッドホンジャック、
29…マイクロUSB端子、
30…メモリカードスロット、
B…バス。

Claims (10)

  1. 衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定手段と、
    位置の高度情報を取得する第1の高度取得手段と、
    気圧を測定する気圧測定手段と、
    現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定手段と、
    上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定手段で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定手段で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得手段で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得手段と、
    上記判定手段により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出手段と、
    を備える位置測定装置。
  2. 上記装置の移動時の挙動から移動距離及び移動方向の少なくとも一方を検出する移動検出手段をさらに備え、
    上記地点検出手段は、直近で上記位置測定手段により測位を行なった地点から上記移動検出手段で検出した移動距離及び移動方向の少なくとも一方が、予め設定される範囲内であって、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報と一致する地点を、上記位置高度情報から検出し、現在位置とする、
    請求項1記載の位置測定装置。
  3. 上記第1の高度取得手段は、位置の高度情報を上記位置高度情報から取得する、
    請求項1または2記載の位置測定装置。
  4. 地点に対応した高度情報が付加されている地図の情報を取得する地図取得手段をさらに備え、
    上記第1の高度取得手段は、位置の高度情報を上記地図取得手段で取得した地図の情報から取得する、
    請求項3記載の位置測定装置。
  5. 上記地図取得手段で取得する地図の情報内で、上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を抽出する抽出手段をさらに備え、
    上記判定手段は、現在位置が、上記抽出手段で抽出した上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する、
    請求項4記載の位置測定装置。
  6. 上記抽出手段は、上記地図取得手段で取得した地図の情報内で、地形、建造物、植生と季節、及び天候の少なくとも1つに基づいて、上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域を抽出する、
    請求項5記載の位置測定装置。
  7. 上記地点検出手段は、上記判定手段により現在位置が衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内ではないと判定した場合、上記位置測定手段で測定した位置を現在位置とする、
    請求項1乃至6いずれか記載の位置測定装置。
  8. 上記地点検出手段で検出した現在位置を地図内の該当位置に表示する表示手段をさらに備えた、
    請求項1乃至7いずれか記載の位置測定装置。
  9. 衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定工程と、
    位置の高度情報を取得する第1の高度取得工程と、
    気圧を測定する気圧測定工程と、
    現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定工程と、
    上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定工程で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定工程で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得工程で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得工程と、
    上記判定工程により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得工程により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出工程と、
    を有する位置測定方法。
  10. コンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    衛星測位システムにより位置の測定を行なう位置測定手段、
    位置の高度情報を取得する第1の高度取得手段、
    気圧を測定する気圧測定手段、
    現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であるか否かを判定する判定手段、
    上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記気圧測定手段で測定した気圧と現在位置において上記気圧測定手段で測定した気圧との変異量、及び上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定されない位置において上記第1の高度取得手段で取得した高度情報に基づいて、現在位置の高度情報を取得する第2の高度取得手段、及び
    上記判定手段により、現在位置が上記衛星測位システムによる測位精度が低下されると推定される領域内であると判定した場合、上記第2の高度取得手段により取得した高度情報となる地点の位置情報を、地点毎に位置情報と高度情報が対応付けられている位置高度情報から検出し、現在位置とする地点検出手段、
    として機能させるプログラム。
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