JP2014025890A - 測位装置、測位方法及びプログラム - Google Patents

測位装置、測位方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現在位置の連続測位を行うことなく、移動経路を適正に特定する。
【解決手段】測位装置100であって、GPS衛星Sから送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位するGPS処理部2と、装置本体の移動量を算出する移動量算出部4aと、装置本体の移動方向の変化を検出する移動方向変化検出部6と、移動方向の変化が所定回数検出される毎に、測位された装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する移動方向算出部7と、測位地点における装置本体の絶対位置、算出された移動方向及び移動方向が変化した変化点を基準として算出された移動量に基づいて、装置本体の移動経路を特定する移動経路特定部8と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、測位装置、測位方法及びプログラムに関する。
従来、各種の測位センサを用いて自律的に測位を行う自律航法機能を具備する測位装置が知られている。自律航法機能とは、例えば、GPS(全地球測位システム)などの測位手段を利用して基準地点の絶対位置を測位し、基準地点の位置情報に加速度センサや方位センサなどの自律航法用センサを利用して取得した変位情報を積算することで、移動経路上の各地点の位置情報を算出していく機能である。
また、測位装置において、自動航法機能による位置情報の算出とGPSの測位とが同時に行われた際に、その地点の位置情報をGPSの測位結果に基づき修正したり、自律航法用センサの計測誤差をGPSの測位結果に基づき修正する補正技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−230772号公報
しかしながら、測位装置を腕に装着すると、歩行中は腕振りにより重力方向が絶えず変化してしまうため、3軸地磁気センサを用いた進行方向の算出ができなくなる。この場合、移動経路を得るためにGPSによる連続測位を行うと、測位動作にかかる電力消費量が増大するという問題が生じてしまう。
そこで、本発明の課題は、現在位置の連続測位を行うことなく、移動経路を適正に特定することができる測位装置、測位方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る測位装置は、
測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段と、当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段と、当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段と、前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段と、前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る測位方法は、
測位装置を用いた測位方法であって、測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する処理と、当該装置本体の移動量を算出する処理と、当該装置本体の移動方向の変化を検出する処理と、前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する処理と、測位地点における当該装置本体の絶対位置、算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
測位装置のコンピュータを、測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段、当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段、当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段、前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段、前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、現在位置の連続測位を行うことなく、移動経路を適正に特定することができる。
本発明を適用した一実施形態の測位装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の測位装置による測位処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の測位処理における移動方向変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の測位処理における移動経路特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の測位処理におけるセンサ部の出力変化を説明するための図である。 図4の移動経路特定処理を説明するための図である。 図4の移動経路特定処理における移動経路の軌跡の補正を説明するための図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施形態の測位装置100は、ユーザ(歩行者)に携帯所持(特に、腕に装着)され、GPS(全地球測位システム)による測位(GPS測位)と、自律航法用センサを用いた測位(自律航法測位)とを併用して、ユーザの移動経路L(図6参照)の軌跡を表わす一連の位置データを逐次記録していく装置である。
図1は、本発明を適用した一実施形態の測位装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、測位装置100は、中央制御部1と、GPS処理部2と、センサ部3と、自律航法制御処理部4と、データ記憶部5と、移動方向変化検出部6と、移動方向算出部7と、移動経路特定部8と、計時部9と、表示部10と、操作入力部11等を備えている。
中央制御部1は、測位装置100の各部を統括的に制御する。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えている。そして、中央制御部1は、測位装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行い、必要に応じてその制御動作の結果を表示部10に表示させる。その際に、CPUは、RAM内の格納領域内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部10に表示させる。
RAMは、例えば、CPUにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域などを備える。
ROMは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されたプログラム、具体的には、測位装置100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラムや、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ等を記憶する。例えば、ROMには、継続的な自律航法測位と間欠的なGPS測位とにより移動経路L上の各地点の位置データを取得していく歩行測位処理のプログラムが記憶されている。
GPS処理部(第1測位手段)2は、GPS(Global Positioning System)衛星(測位衛星)Sから送信された信号を受信して、当該装置本体の位置を間欠的に測位する。
即ち、GPS処理部2は、GPS衛星Sから送信されたデータを受信アンテナ2aを介して受信する。具体的には、受信アンテナ2aは、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星(測位衛星;図1には一つのみ図示)Sから送信されるGPS信号(例えば、アルマナック(概略軌道情報)やエフェメリス(詳細軌道情報)など)を所定のタイミングで受信する。そして、受信アンテナ2aは、受信したGPS信号をGPS処理部2に出力する。
GPS処理部2は、受信アンテナ2aを介して受信されるGPS信号の復調処理を行って、GPS衛星Sの各種送信データを取得する。そして、GPS処理部2は、取得された送信データに基づいて、所定の測位演算を行うことで、当該装置本体の絶対的な2次元の現在位置(緯度、経度)を測位して当該位置に係る位置データ(例えば、緯度、経度の座標情報)を測位結果として取得する。
また、GPS処理部2は、所定の時間間隔毎に装置本体の現在位置に係る位置データを逐次取得する。
センサ部3は、自律航法用センサとして、3軸地磁気センサ3a、3軸加速度センサ3b及び気圧センサ3cを備えている。
3軸地磁気センサ3aは、互いに直交する3軸方向の地磁気の大きさをそれぞれ検出する。そして、3軸地磁気センサ3aは、検出された各軸の検出信号を自律航法制御処理部4に出力する。
3軸加速度センサ3bは、自律航法用センサであり、互いに直交する3軸方向の加速度をそれぞれ検出する。そして、3軸加速度センサ3bは、検出された各軸の検出信号を所定の周波数でサンプリングして、自律航法制御処理部4に出力する。
気圧センサ3cは、高低差を求めるために気圧を検出するセンサである。また、気圧センサ3cは、検出された気圧の検出信号を自律航法制御処理部4に出力する。
自律航法制御処理部4は、3軸地磁気センサ3a、3軸加速度センサ3b及び気圧センサ3c等により検出された検出データに基づいて、自律航法の測位演算を連続的に行う。
即ち、自律航法制御処理部4は、例えば、屋内等の受信アンテナ2aにより信号受信が行われない環境下にて、センサ部3の自律航法用センサを用いた自律航法測位を行う。具体的には、自律航法制御処理部4は、所定のサンプリング周期で3軸地磁気センサ3a及び3軸加速度センサ3bにより検出された検出データを取得して、これらの検出データから測位装置100の移動方向及び移動量を算出していく。
例えば、自律航法制御処理部4は、3軸地磁気センサ3aの出力に現れる歩行時特有の出力変動パターンを抽出して、歩行者(装置本体)の移動方向を算出する。
また、自律航法制御処理部4の移動量算出部(第1算出手段)4aは、3軸加速度センサ3bによる検出結果に基づいて、装置本体の移動量として歩行者の歩数を算出する。即ち、移動量算出部4aは、3軸加速度センサ3bの出力から装置本体が装着された腕の腕振りに係る加速度成分を特定して、当該加速度成分の変化の態様から腕振り回数(歩数)を算出する(図5(b)参照)。そして、移動量算出部4aは、算出された歩数と予め設定済みの歩幅データとを乗算することで、歩行による移動量を算出する。
また、自律航法制御処理部4は、これら移動方向と移動量の算出に加えて、気圧センサ3cの出力値の変化から高さ方向の移動量についても算出する。
さらに、自律航法制御処理部4は、検出データを取得する直前の装置本体の存する位置(例えば、測位済みの第1の測位地点A)の位置データに、算出された移動方向及び移動量からなる相対的なベクトルデータを加算することで、自律航法の測位結果である位置データを算出する。また、自律航法制御処理部4は、当該位置データを所定の時間間隔毎に連続して算出することで、装置本体の位置データを取得する。
また、自律航法測位により算出された移動経路Lに係る一連の位置データは記憶部5に蓄積される。
このように、センサ部3及び自律航法制御処理部4は、当該装置本体の移動方向及び移動量を連続的に検出し、予めGPS処理部2により測位済みの移動経路Lの所定地点の位置データに装置本体の移動方向及び移動量を積算していくことで、移動経路Lの各地点の位置データを取得する。
データ記憶部5は、例えば、不揮発性メモリなどにより構成され、位置測定用の制御データ5a、移動履歴データ5b、地図データベース5c等が記憶されている。
が記憶されている。
制御データ5aは、移動経路L上の各地点の位置データを取得していく歩行測位処理に必要な位置測定用のデータである。即ち、制御データ5aとしては、例えば、間欠的に行われるGPS測位により得られた位置データや、直近のGPS測位が行われた基準地点から現在位置までの自律航法測位により求められたトータルの移動量や、予めユーザにより設定入力された平均的な歩幅を表わす歩幅データ等が挙げられる。
移動履歴データ5bは、装置移動中の歩行測位処理によって取得された移動経路Lに沿った一連の位置データが順次登録されるものである。即ち、歩行測位処理では、GPS測位が間欠的に行われるとともに、その間に自律航法測位が連続的に行われ、移動経路L上の各地点の位置データが取得されることで移動履歴データ5bが形成される。
また、移動履歴データ5bには、例えば、一連の位置データに付随して、位置データの取得順序を表わすインデックスナンバー「No.」、位置データが取得されたときの時刻を表わす時刻データ、位置データが補正済みのものか否かを表わす補正フラグ等がそれぞれ登録されるようになっている。
地図データベース5cは、例えば、所定範囲内の地図を表示部10に表示するための地図データが位置座標と対応付けて記憶されている。即ち、地図データベース5cは、都道府県や市町村等の行政区画、番地等の住所情報や、建物、施設、店舗、公園、鉄道に関する情報、地形情報、道路情報等を表す地図データと、緯度、経度、高度等の座標情報とが対応付けられている。
なお、上記した地図データベース5cは、一例であってこれに限られるものではなく、当該データベースに記憶される情報の内容等は適宜任意に変更可能である。
移動方向変化検出部6は、当該装置本体の移動方向の変化を検出する。
即ち、移動方向変化検出部(検出手段)6は、3軸地磁気センサ3aによる検出結果に基づいて、装置本体を所持する歩行者の移動方向の変化を検出する。具体的には、移動方向変化検出部6は、3軸地磁気センサ3aの出力(例えば、地磁気強度等)の相対的な変化から装置本体(歩行者)の移動方向の所定角度(例えば、90°等)以上の変化を検出する(図5(a)参照)。
つまり、移動方向変化検出部6は、装置本体を所持する歩行者が直進しているか、或いは、曲がり角を曲がったかどうかを検出する。
移動方向算出部7は、GPS処理部2により間欠的に測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する。
即ち、移動方向算出部(第2算出手段)7は、移動方向変化検出部6により移動方向の変化が所定回数(例えば、2回等)検出される毎に、GPS処理部2により所定時間間隔を空けて測位された複数の絶対位置の位置データを取得して装置本体の移動方向を算出する。
具体的には、移動方向算出部7は、GPS処理部2による第1の測位地点Aからの装置本体の第1の移動方向を算出する。例えば、移動方向算出部7は、移動方向変化検出部6により移動方向の1回目の変化が検出される前にGPS処理部2により第1の測位地点Aにて測位された装置本体の位置データ及び当該第1の測位地点Aの直前の測位地点における装置本体の位置データに基づいて、装置本体の第1の移動方向を算出する(図7参照)。
また、移動方向算出部7は、GPS処理部2による第1の測位地点Aと異なる第2の測位地点Bまでの装置本体の第2の移動方向を算出する。例えば、移動方向算出部7は、移動方向変化検出部6により移動方向の2回目の変化が検出された後にGPS処理部2により第2の測位地点Bにて測位された装置本体の位置データ及び当該第2の測位地点Bよりも後(例えば、直後)の測位地点における装置本体の位置データに基づいて、第2の移動方向を算出する(図7参照)。
移動経路特定部8は、当該装置本体の移動経路Lを特定する。
即ち、移動経路特定部(特定手段)8は、GPS処理部2による測位地点における装置本体の絶対位置、移動方向算出部7により算出された移動方向(例えば、第1の移動方向や第2の移動方向等)及び移動量算出部4aにより移動方向の変化点Cを基準として算出された移動量に基づいて、装置本体の移動経路Lを特定する。
具体的には、移動経路特定部8は、移動量算出部4aにより算出された第1の測位地点(始点)Aからの第1の移動方向に沿った装置本体の移動量に基づいて、移動方向変化検出部6により移動方向の1回目の変化が検出された第1の変化点(始点側変化点)C1の位置座標を特定する。例えば、移動経路特定部8は、第1の測位地点Aの位置座標に対して、移動方向変化検出部6により移動方向の1回目の変化が検出されるまでに移動量算出部4aにより算出された移動量を第1の移動方向に沿うように加算することで、第1の変化点C1の位置座標を特定する。
また、移動経路特定部8は、移動量算出部4aにより算出された第2の測位地点(終点)Bまでの第2の移動方向に沿った装置本体の移動量に基づいて、移動方向変化検出部6により移動方向の変化が検出された第2の変化点(終点側変化点)C2の位置座標を特定する。例えば、移動経路特定部8は、移動方向変化検出部6により移動方向の2回目の変化が検出されてから第2の測位地点Bにて測位されるまでに移動量算出部4aにより算出された移動量を第2の移動方向に沿うように第2の測位地点Bの位置座標に加算することで、第2の変化点C2の位置座標を特定する。
そして、移動経路特定部8は、特定された第1の変化点C1及び第2の変化点C2の位置座標に基づいて、装置本体の移動経路Lを特定する。
また、移動経路特定部8は、変化点間距離算出部8aと、補正部8bとを具備している。
変化点間距離算出部(第3算出手段)8aは、第1の変化点C1の位置座標と第2の変化点C2の位置座標とに基づいて、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の距離を算出する。
即ち、変化点間距離算出部8aは、当該移動経路特定部8により特定された第1の変化点C1の位置座標と第2の変化点C2の位置座標とに基づいて所定の演算を行って、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離(変化点間距離)を算出する。
補正部8bは、当該装置本体の第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lを補正する。
即ち、補正部(補正手段)8bは、変化点間距離算出部8aにより算出された第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離(変化点間距離)と、移動量算出部4aにより算出された第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量とに基づいて、装置本体の第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lの軌跡を補正する。
具体的には、補正部8bは、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離と、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量とを一致させるように、移動量算出部4aにより第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の歩数に乗算される歩幅の大きさを変更することで、移動経路Lの軌跡を補正する。例えば、補正部8bは、移動経路Lの始点(第1の測位地点A)と第1の変化点C1との間の第1距離、第1の変化点C1と第2の変化点C2の間の第2距離、及び第2の変化点C2と移動経路Lの終点(第2の測位地点B)との間の第3距離(変化点間距離)の比率を維持したまま、歩幅データの歩幅の大きさを変更することで、第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lの軌跡を補正する(図7参照)。
計時部9は、図示は省略するが、例えば、タイマや計時回路等を備えて構成され、現在の時刻を計時して時刻情報を取得する。そして、計時部9は、取得した時刻情報をメモリに出力する。
なお、計時部9は、取得した時刻情報に基づいて、日付や曜日等の暦を特定しても良い。
表示部10は、例えば、液晶表示パネルであり、各種の情報や画像等の表示用の画像データを読み出して表示画面に表示する。
操作入力部11は、ユーザによる所定操作に基づいて、当該測位装置100本体に対して各種指示を入力する。具体的には、操作入力部11は、例えば、電源ボタン、上下左右のカーソルボタン、決定ボタン(何れも図示略)等を備えている。
次に、本実施形態の測位装置100による測位処理について図2〜図7を参照して説明する。
図2は、測位処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
<測位処理>
図2に示すように、先ず、センサ部3は、中央制御部1のCPUから出力された制御指令の入力に基づいて、装置本体が安定しているか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、センサ部3は、例えば、3軸加速度センサ3bによる各軸の検出信号の0Hzの周波数成分等に基づいて重力方向を特定し、当該重力方向が安定しているか否かに応じて装置本体が安定しているか否かを判定する。
ここで、重力方向が安定していない場合(ステップS1;NO)、例えば、当該装置本体が歩行者の腕に装着されて腕振りされている状態であると考えられる。
ステップS1にて、装置本体が安定していないと判定されると(ステップS1;NO)、GPS処理部2は、中央制御部1のCPUから出力されたGPS測位指令の入力に基づいて、装置本体の存する現在位置の測位(GPS測位処理)を行う(ステップS2)。そして、GPS処理部2は、受信アンテナ2aにより受信されたGPS信号に基づいて測位演算された現在位置の位置データをデータ記憶部5に転送して、計時部9により計時された時刻データと対応付けて移動履歴データ5bに記憶させる。
続けて、移動方向変化検出部6は、中央制御部1のCPUから出力された制御指令の入力に基づいて、移動方向変化検出処理(図3参照)を行う(ステップS3)。
<移動方向変化検出処理>
以下に、移動方向変化検出処理について図3を参照して詳細に説明する。
図3は、移動方向変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、移動方向変化検出部6は、3軸地磁気センサ3aによる3軸方向の地磁気の大きさの検出データを逐次取得する(ステップS31)。そして、移動方向変化検出部6は、所定期間内に取得された3軸地磁気センサ3aによる検出データを平均化して(ステップS32)、3軸地磁気センサ3aによる検出結果に基づいて、地磁気強度が所定値以上変化したか否かを判定する(ステップS33)。例えば、図5(a)に示すように、時間軸に並べた地磁気強度が相対的に大きく変化している時点で、装置本体の移動方向が所定角度以上変化している(曲がり角を曲がった)こととする。
ステップS33にて、3軸地磁気センサ3aによる検出結果に変化があったと判定されると(ステップS33;YES)、移動方向変化検出部6は、装置本体を所持する歩行者の移動方向の所定角度以上の変化(曲がり角)を検出する(ステップS34)。移動方向の変化が検出された位置が変化点C(例えば、第1の変化点C1や第2の変化点C2等)となる。
続けて、移動方向変化検出部6は、計時部9による計時結果に基づいて、GPS測位の時間間隔に対応する所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS35)。また、ステップS33にて、3軸地磁気センサ3aによる検出結果に変化がなかったと判定された場合にも(ステップS33;NO)、移動方向変化検出部6は、ステップS34をスキップして、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS35)。
ステップS35にて、所定時間が経過していないと判定されると(ステップS35;NO)、移動方向変化検出部6は、処理をステップS31に戻し、上記と略同様に、ステップS31以降の各処理を実行する。
ステップS31〜S34の各処理は、ステップS35にて、所定時間が経過したと判定(ステップS35;YES)されるまで繰り返し実行される。
ステップS35にて、所定時間が経過したと判定されると(ステップS35;YES)、移動方向変化検出処理を終了する。
図2に戻り、移動方向算出部7は、移動方向変化検出処理の結果に基づいて、装置本体が直進しているか否かを判定する(ステップS4)。
ここで、装置本体が直進していないと判定されると(ステップS4;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS2に戻し、上記と略同様に、ステップS2以降の各処理を実行させる。即ち、GPS処理部2は、GPS測位処理を行い(ステップS2)、その後、移動方向変化検出部6は、移動方向変化検出処理を行う(ステップS3)。
ステップS2、S3の各処理は、ステップS4にて、装置本体が直進していると判定(ステップS4;YES)されるまで繰り返し実行される。
ステップS4にて、装置本体が直進していると判定されると(ステップS4;YES)、自律航法制御処理部4は、3軸地磁気センサ3aの出力に現れる歩行時特有の出力変動パターンから移動方向を算出して、移動方向データを生成する(ステップS5)。生成された移動方向データは、データ記憶部5に一時的に記憶される。
次に、移動経路特定部8は、データ記憶部5を参照して、装置本体の移動経路Lの始点及び終点の位置データ並びに移動方向データが記憶されているか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、後述するように未だ移動方向が2回変化していない場合には、少なくとも移動経路Lの終点の位置データがないと考えられる。
ステップS6にて、移動経路Lの始点及び終点の位置データ及び移動方向データが記憶されていないと判定されると(ステップS6;NO)、自律航法制御処理部4は、中央制御部1のCPUから出力された自律航法測位指令の入力に基づいて、自律航法測位処理を行う(ステップS7)。
具体的には、例えば、自律航法制御処理部4は、3軸加速度センサ3bの出力から腕振りに係る加速度成分を特定して、当該加速度成分の変化の態様から腕振り回数を歩数として算出する(図5(b)参照)。そして、自律航法制御処理部4は、検出データを取得する直前の装置本体の存する位置(移動経路Lの始点)の位置データに、移動方向及び移動量からなるベクトルデータを加算することで、自律航法の測位結果である位置データを算出する。そして、自律航法制御処理部4は、測位演算された地点の位置データをデータ記憶部5に転送して、計時部9により計時された時刻データと対応付けて移動履歴データ5bに記憶させる。
続けて、移動方向変化検出部6は、中央制御部1のCPUから出力された制御指令の入力に基づいて、移動方向変化検出処理(図3参照)を行う(ステップS8)。
ここでの移動方向変化検出処理は、上述したステップS3における処理と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
次に、中央制御部1のCPUは、測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS9)。例えば、中央制御部1のCPUは、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する。
ステップS9にて、測位処理の終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS9;NO)、中央制御部1のCPUは、移動方向変化検出処理の結果に基づいて、装置本体の移動方向が2回変化したか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10にて、装置本体の移動方向が2回変化していないと判定されると(ステップS10;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS7に戻し、上記と略同様に、ステップS7以降の各処理を実行させる。
ステップS7〜S9の各処理は、ステップS10にて、装置本体の移動方向が2回変化したと判定(ステップS10;YES)されるまで繰り返し実行される。
ステップS10にて、装置本体の移動方向が2回変化したと判定されると(ステップS10;YES)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS2に戻し、上記と略同様に、ステップS2以降の各処理を実行させる。
即ち、GPS処理部2は、GPS測位処理を行い(ステップS2)、その後、移動方向変化検出部6は、移動方向変化検出処理を行う(ステップS3)。そして、移動方向算出部7は、移動方向変化検出処理の結果に基づいて、装置本体が直進しているか否かを判定する(ステップS4)。ここで、装置本体が直進していると判定(ステップS4;YES)されるまで上記の各処理が繰り返し実行された後、ステップS5にて、自律航法制御処理部4は、上記と略同様に、移動方向を算出して、移動方向データを生成する。
その後、移動経路特定部8は、上記と略同様に、移動経路Lの始点及び終点の位置データ並びに移動方向データが記憶されているか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、移動経路Lの始点及び終点の位置データ並びに移動方向データが記憶されていると判定されると(ステップS6;YES)、移動経路特定部8は、中央制御部1のCPUから出力された制御指令の入力に基づいて、移動経路特定処理(図4参照)を行う(ステップS11)。
<移動経路特定処理>
以下に、移動経路特定処理について図4を参照して詳細に説明する。
図4は、移動経路特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、先ず、移動方向算出部7は、移動経路Lの始点となる第1の測位地点Aにおける装置本体の第1の移動方向を算出する(ステップS111)。具体的には、移動方向算出部7は、第1の測位地点Aにて測位された装置本体の位置データと、当該第1の測位地点Aの直前の測位地点における装置本体の位置データとに基づいて、装置本体の第1の移動方向を算出して、第1の移動方向の移動方向データを生成する(図6等参照)。
次に、移動方向算出部7は、移動経路Lの終点となる第2の測位地点Bにおける装置本体の第2の移動方向を算出する(ステップS112)。具体的には、移動方向算出部7は、第2の測位地点Bにて測位された装置本体の位置データと、第2の測位地点Bよりも後の測位地点における装置本体の位置データとに基づいて、装置本体の第2の移動方向を算出して、移動方向データを生成する(図6等参照)。
なお、第1の移動方向の算出処理(ステップS111)と第2の移動方向の算出処理(ステップS112)の順序は逆であっても良い。
そして、移動経路特定部8は、移動量算出部4aにより算出された第1の測位地点Aからの第1の移動方向に沿った移動量に基づいて第1の変化点C1の位置座標を特定する(ステップS113)。具体的には、移動経路特定部8は、データ記憶部5から第1の測位地点Aの位置データを取得して、当該第1の測位地点Aの位置座標に対して移動方向の1回目の変化が検出されるまでの移動量を第1の移動方向に沿うように加算して、第1の変化点C1の位置座標を特定する。
続けて、移動経路特定部8は、移動量算出部4aにより算出された第2の測位地点Bまでの第2の移動方向に沿った移動量に基づいて第2の変化点C2の位置座標を特定する(ステップS114)。具体的には、移動経路特定部8は、データ記憶部5から第2の測位地点Bの位置データを取得し、移動方向の2回目の変化が検出されてから第2の測位地点Bにて測位されるまでに算出された移動量を第2の移動方向に沿うように第2の測位地点Bの位置座標に加算して、第2の変化点C2の位置座標を特定する。
なお、第1の変化点C1の特定処理(ステップS113)と第2の変化点C2の特定処理(ステップS114)の順序は逆であっても良い。
次に、移動経路特定部8の変化点間距離算出部8aは、第1の変化点C1の位置座標と第2の変化点C2の位置座標とに基づいて所定の演算を行って、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離を算出する(ステップS115)。続けて、移動経路特定部8の補正部8bは、移動量算出部4aにより算出された第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量を取得した後(ステップS116)、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離と第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量との差が所定範囲以内か否かを判定する(ステップS117)。
ステップS117にて、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離と第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量との差が所定範囲以内でないと判定されると(ステップS117;NO)、補正部8bは、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離と、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量とを一致させるように、移動経路Lの軌跡を補正する(ステップS118)。
具体的には、補正部8bは、移動経路Lの始点(第1の測位地点A)と第1の変化点C1との間の第1距離、第1の変化点C1と第2の変化点C2の間の第2距離及び第2の変化点C2と移動経路Lの終点(第2の測位地点B)との間の第3距離の比率を維持したまま、移動量算出部4aにより各距離の歩数に乗算される歩幅の大きさを変更する。これにより、補正部8bは、第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lの軌跡を補正する(図7参照)。
その後、移動経路特定部8は、処理をステップS113に戻し、上記と略同様に、ステップS113以降の各処理を実行する。
一方、ステップS117にて、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の直線距離と第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量との差が所定範囲以内であると判定されると(ステップS117;YES)、移動経路特定処理を終了する。
図2に戻り、中央制御部1のCPUは、ステップS7以降の各処理の実行を制御し、ステップS9にて、測位処理の終了指示が入力されたと判定されると(ステップS9;YES)、測位処理を終了する。
一方、ステップS1にて、装置本体が安定していると判定されると(ステップS1;YES)、自律航法制御処理部4は、中央制御部1のCPUから出力された自律航法測位指令の入力に基づいて、自律航法測位処理を行う(ステップS12)。
ここでの自律航法測位処理は、上述したステップS7における処理と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
次に、中央制御部1のCPUは、GPS測位指令を出力して、GPS処理部2によりGPS測位処理を開始させる(ステップS13)。これにより、GPS処理部2は、受信アンテナ2aにより受信されたGPS信号に基づいて現在位置の位置データを測位演算し、データ記憶部5は、GPS処理部2から転送された現在位置の位置データを時刻データと対応付けて記憶する。
続けて、中央制御部1のCPUは、計時部9による計時結果に基づいて、GPS測位の時間間隔に対応する所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、所定時間が経過していないと判定されると(ステップS14;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS13に戻す。一方、所定時間が経過したと判定されると(ステップS14;YES)、中央制御部1のCPUは、GPS測位停止指令を出力して、GPS処理部2によるGPS測位処理を停止させる(ステップS15)。
そして、移動経路特定部8は、移動経路Lの始点及び終点の位置データがデータ記憶部5に記憶されているか否かを判定する(ステップS16)。
ここで、GPS測位が2回行われていない場合には、少なくとも移動経路Lの終点の位置データがないと考えられる。
ステップS16にて、移動経路Lの始点及び終点の位置データが記憶されていないと判定されると(ステップS16;NO)、中央制御部1のCPUは、測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS17)。例えば、中央制御部1のCPUは、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する。
ステップS17にて、測位処理の終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS17;NO)、中央制御部1のCPUは、計時部9による計時結果に基づいて、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS18)。
ここで、所定時間が経過していないと判定されると(ステップS18;NO)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS17に戻し、上記と略同様に、測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する。
ステップS18にて、所定時間が経過したと判定されると(ステップS18;YES)、中央制御部1のCPUは、処理をステップS113に戻し、上記と略同様に、ステップS13以降の各処理を実行する。
即ち、ステップS13にて、GPS処理部2は、GPS測位処理を行うことで移動経路Lの終点を測位する。これにより、ステップS16にて、移動経路Lの始点及び終点の位置データが記憶されていると判定されると(ステップS16;YES)、移動経路特定部8は、移動経路補正処理を行う(ステップS19)。
ここで、移動経路補正処理は、公知の処理であり、例えば、移動経路特定部8は、GPS測位された移動経路Lの始点及び終点の位置データを基準として、自律航法測位された移動経路Lの軌跡の形状を保持させるように始点と終点との間の各地点の位置データを補正する。具体的には、移動経路特定部8は、GPS測位された移動経路Lの終点と自律航法測位された移動経路Lの終点との差異量に、始点からの移動量に応じた比率を乗じ、且つ、始点を中心とした当該始点からの角度変位に応じた回転量を付加した変位量を、始点から移動経路Lにおける各地点の位置データに付加することで、当該各地点の位置データを補正する。
その後、ステップS17にて、中央制御部1のCPUは、上記と略同様に、測位処理の終了指示が入力されたか否かを判定する。そして、ステップS17にて、測位処理の終了指示が入力されたと判定されると(ステップS17;YES)、測位処理を終了する。
以上のように、本実施形態の測位装置100によれば、当該装置本体の移動方向の変化が所定回数(例えば、2回)検出される毎に、測位された装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出し、算出された移動方向、測位地点における装置本体の絶対位置及び移動方向が変化した変化点Cを基準として算出された移動量に基づいて、装置本体の移動経路Lを特定するので、例えば、装置本体が歩行者の腕に装着されるなどして3軸地磁気センサ3aを用いた進行方向の算出ができない場合であっても、GPS処理部2による現在位置の連続測位を行うことなく、移動経路Lを適正に特定することができる。即ち、装置本体が腕に装着された場合には、3軸地磁気センサ3aを用いて進行方向の算出ができなくなるものの、当該3軸地磁気センサ3aによる検出結果に基づいて、装置本体を所持する歩行者の移動方向の変化を適正に検出することができる。また、3軸加速度センサ3bによる検出結果に基づいて、装置本体の移動量として歩行者の歩数を適正に算出することができる。
従って、GPS処理部2による現在位置の連続測位を行わなくとも、GPS測位された移動経路Lの始点及び終点の位置と、始点から終点までの移動方向の変化点Cを基準とする移動量と、GPS測位された始点や終点を基準とする移動方向(第1移動方向や第2移動方向)等に基づいて、始点から移動方向の変化点Cを経由した終点までの移動経路Lを適正に特定することができる。
加えて、GPS処理部2による現在位置の連続測位を行う必要がなくなるので、測位動作にかかる電力消費量の増大を抑制することができる。
また、GPS測位される第1の測位地点(始点)Aからの第1の移動方向に沿った移動量に基づいて、装置本体の移動方向の変化が検出された第1の変化点C1の位置を特定することができる。さらに、GPS測位される第2の測位地点(終点)Bまでの第2の移動方向に沿った移動量に基づいて、装置本体の移動方向の変化が検出された第2の変化点C2の位置を特定することができる。従って、装置本体の移動方向の変化が検出された第1の変化点C1や第2の変化点C2の位置の特定を適正に行うことができ、始点から第1の変化点C1や第2の変化点C2を経由した終点までの移動経路Lを適正に特定することができる。
さらに、特定された第1の変化点C1及び第2の変化点C2の間の直線距離と、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の装置本体の移動量とに基づいて、当該装置本体の第1の測位地点(始点)Aと第2の測位地点(終点)Bとの間の移動経路Lを補正するので、第1の変化点C1と第2の変化点C2との間の移動量を算出する際に用いられる予め設定済みの歩幅データが歩行者の実際の歩幅と異なる場合等に、当該補正処理により第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lを適正に特定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、移動経路特定部8が変化点間距離算出部8aと補正部8bとを具備するようにしたが、当該移動経路特定部8の構成は適宜任意に変更可能である。即ち、本実施形態にあっては、必ずしも装置本体の第1の測位地点Aと第2の測位地点Bとの間の移動経路Lを補正する必要はないため、変化点間距離算出部8a及び補正部8bを具備するか否かは適宜任意に変更可能である。
また、上記実施形態にあっては、装置本体を所持する歩行者の移動方向の変化の検出に、3軸地磁気センサ3aによる検出結果を用いるようにしたが、移動方向の変化の検出手法は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
さらに、上記実施形態にあっては、装置本体の移動量としての歩行者の歩数の算出に、3軸加速度センサ3bによる検出結果を用いるようにしたが、移動量の算出手法は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、測位装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
加えて、上記実施形態にあっては、第1測位手段、第1算出手段、検出手段、第2算出手段、特定手段としての機能を、中央制御部1のCPUの制御下にて、GPS処理部2、移動量算出部4a、移動方向変化検出部6、移動方向算出部7、移動経路特定部8が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、第1測位処理ルーチン、第1算出処理ルーチン、検出処理ルーチン、第2算出処理ルーチン、特定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、第1測位処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段として機能させるようにしても良い。また、第1算出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段として機能させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段として機能させるようにしても良い。また、第2算出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、検出手段により移動方向の変化が所定回数検出される毎に、第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段として機能させるようにしても良い。また、特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、第2算出手段により算出された移動方向及び移動方向が変化した変化点Cを基準として第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路Lを特定する特定手段として機能させるようにしても良い。
同様に、第3算出手段、補正手段についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段と、
当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段と、
当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段と、
前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段と、
を備えたことを特徴とする測位装置。
<請求項2>
前記第2算出手段は、更に、前記第1測位手段による第1の測位地点からの当該装置本体の第1の移動方向を算出し、
前記特定手段は、更に、前記第1算出手段により算出された前記第1の測位地点からの前記第1の移動方向に沿った当該装置本体の移動量に基づいて、前記検出手段により前記移動方向の変化が検出された第1の変化点の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
<請求項3>
前記第2算出手段は、更に、前記第1測位手段による第1の測位地点と異なる第2の測位地点までの当該装置本体の第2の移動方向を算出し、
前記特定手段は、更に、前記第1算出手段により算出された前記第2の測位地点までの前記第2の移動方向に沿った当該装置本体の移動量に基づいて、前記検出手段により前記移動方向の変化が検出された第2の変化点の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の測位装置。
<請求項4>
前記特定手段は、更に、
前記第1の変化点の位置と前記第2の変化点の位置とに基づいて、前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の距離を算出する第3算出手段と、
前記第3算出手段により算出された前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の距離と、前記第1算出手段により算出された前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の移動量とに基づいて、当該装置本体の前記第1の測位地点と前記第2の測位地点との間の移動経路を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の測位装置。
<請求項5>
地磁気の大きさを検出する地磁気センサを更に備え、
前記検出手段は、前記地磁気センサによる検出結果に基づいて、当該装置本体を所持する前記歩行者の移動方向の変化を検出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の測位装置。
<請求項6>
所定の軸方向の加速度を検出する加速度センサを更に備え、
前記第1算出手段は、前記加速度センサによる検出結果に基づいて、当該装置本体の移動量として前記歩行者の歩数を算出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の測位装置。
<請求項7>
測位装置を用いた測位方法であって、
測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する処理と、
当該装置本体の移動量を算出する処理と、
当該装置本体の移動方向の変化を検出する処理と、
前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する処理と、
測位地点における当該装置本体の絶対位置、算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する処理と、
を含むことを特徴とする測位方法。
<請求項8>
測位装置のコンピュータを、
測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段、
当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段、
当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段、
前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段、
前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 測位装置
1 中央制御部
2 GPS処理部
2a 受信アンテナ
3 センサ部
3a 3軸地磁気センサ
3b 3軸加速度センサ
4 自律航法制御処理部
4a 移動量算出部
6 移動方向変化検出部
7 移動方向算出部
8 移動経路特定部
8a 変化点間距離算出部
8b 補正部

Claims (8)

  1. 測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段と、
    当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段と、
    当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段と、
    前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段と、
    を備えたことを特徴とする測位装置。
  2. 前記第2算出手段は、更に、前記第1測位手段による第1の測位地点からの当該装置本体の第1の移動方向を算出し、
    前記特定手段は、更に、前記第1算出手段により算出された前記第1の測位地点からの前記第1の移動方向に沿った当該装置本体の移動量に基づいて、前記検出手段により前記移動方向の変化が検出された第1の変化点の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
  3. 前記第2算出手段は、更に、前記第1測位手段による第1の測位地点と異なる第2の測位地点までの当該装置本体の第2の移動方向を算出し、
    前記特定手段は、更に、前記第1算出手段により算出された前記第2の測位地点までの前記第2の移動方向に沿った当該装置本体の移動量に基づいて、前記検出手段により前記移動方向の変化が検出された第2の変化点の位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の測位装置。
  4. 前記特定手段は、更に、
    前記第1の変化点の位置と前記第2の変化点の位置とに基づいて、前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の距離を算出する第3算出手段と、
    前記第3算出手段により算出された前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の距離と、前記第1算出手段により算出された前記第1の変化点と前記第2の変化点との間の移動量とに基づいて、当該装置本体の前記第1の測位地点と前記第2の測位地点との間の移動経路を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の測位装置。
  5. 地磁気の大きさを検出する地磁気センサを更に備え、
    前記検出手段は、前記地磁気センサによる検出結果に基づいて、当該装置本体を所持する前記歩行者の移動方向の変化を検出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の測位装置。
  6. 所定の軸方向の加速度を検出する加速度センサを更に備え、
    前記第1算出手段は、前記加速度センサによる検出結果に基づいて、当該装置本体の移動量として前記歩行者の歩数を算出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の測位装置。
  7. 測位装置を用いた測位方法であって、
    測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する処理と、
    当該装置本体の移動量を算出する処理と、
    当該装置本体の移動方向の変化を検出する処理と、
    前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する処理と、
    測位地点における当該装置本体の絶対位置、算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する処理と、
    を含むことを特徴とする測位方法。
  8. 測位装置のコンピュータを、
    測位衛星から送信された信号を受信して、当該装置本体の絶対位置を間欠的に測位する第1測位手段、
    当該装置本体の移動量を算出する第1算出手段、
    当該装置本体の移動方向の変化を検出する検出手段、
    前記検出手段により前記移動方向の変化が所定回数検出される毎に、前記第1測位手段により測位された当該装置本体の複数の絶対位置から移動方向を算出する第2算出手段、
    前記第1測位手段による測位地点における当該装置本体の絶対位置、前記第2算出手段により算出された移動方向及び前記移動方向が変化した変化点を基準として前記第1算出手段により算出された移動量に基づいて、当該装置本体の移動経路を特定する特定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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