JP2018099879A - プラスチック部品の製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、製品の歩留まり及び品質を向上できるプラスチック部品の製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチック部品の製造装置は、搬送装置と、複数の挟持裝置と、加熱裝置と、成型裝置と、を含む。搬送装置は移動経路に沿って往復移動するために配置される。前記複数の挟持裝置は搬送装置に取り外し可能に固定される。前記複数の挟持裝置はプラスチックプレートを挟持するために配置され、少なくともいずれか二つが対向して設けられる挟持裝置によってプラスチックプレートに印加される張力を調整可能である。加熱裝置は移動経路に設けられ、プラスチックプレートを加熱するために配置される。成型裝置は移動経路に設けられ、加熱後のプラスチックプレートを成型するために配置される。本願はプラスチック部品の製造方法も提出している。
【選択図】図1A
【解決手段】プラスチック部品の製造装置は、搬送装置と、複数の挟持裝置と、加熱裝置と、成型裝置と、を含む。搬送装置は移動経路に沿って往復移動するために配置される。前記複数の挟持裝置は搬送装置に取り外し可能に固定される。前記複数の挟持裝置はプラスチックプレートを挟持するために配置され、少なくともいずれか二つが対向して設けられる挟持裝置によってプラスチックプレートに印加される張力を調整可能である。加熱裝置は移動経路に設けられ、プラスチックプレートを加熱するために配置される。成型裝置は移動経路に設けられ、加熱後のプラスチックプレートを成型するために配置される。本願はプラスチック部品の製造方法も提出している。
【選択図】図1A
Description
本発明は製造装置及び製造方法に関し、特にプラスチック部品の製造装置及び製造方法に関する。
一般的なプラスチック部品の成型方式の多くはプラスチックプレートを加熱した後、加熱後のプラスチックプレートを金型内に入れてプラスチック部品を成型するものである。しかしながら、加熱後のプラスチックプレートを金型内に入れる前に、加熱後のプラスチックプレートは軟化して垂れる状況が発生する。軟化して垂れたプラスチックプレートを直接金型内に入れてプラスチック部品を成型する場合、得られるプラスチック部品は、シワが生じやすく、製品の歩留まり及び品質に大きく影響する。
本発明は、製品の歩留まり及び品質を向上できるプラスチック部品の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、搬送装置と、複数の挟持裝置と、加熱裝置と、成型裝置と、を含むプラスチック部品の製造装置を提供する。搬送装置は移動経路に沿って往復移動するために配置される。前記複数の挟持裝置は搬送装置に取り外し可能に固定される。前記複数の挟持裝置はプラスチックプレートを挟持するために配置され、少なくともいずれか二つが対向して設けられる挟持裝置によってプラスチックプレートに印加される張力を調整可能である。加熱裝置は移動経路に設けられ、プラスチックプレートを加熱するために配置される。成型裝置は移動経路に設けられ、加熱後のプラスチックプレートを成型するために配置される。
本発明の実施例において、前記搬送装置は、レールと、スタンドと、フレームと、駆動部品と、を含む。レールは移動経路に沿って延びる。スタンドはレールに摺動可能に設けられる。フレームはスタンドを連接し、前記複数の挟持裝置はフレームに取り外し可能に固定される。駆動部品はスタンドに接続され、スタンドを駆動してレールに沿って往復移動するために配置される。
本発明の実施例において、前記フレームは開口を有する。前記複数の挟持裝置は開口の周囲に配列されて、プラスチックプレートを開口の上方で挟持する。
本発明の実施例において、前記加熱裝置は第一の加熱プレートと第二の加熱プレートを含み、それぞれ移動経路の向かい合う両側に位置する。
本発明の実施例において、前記成型裝置は第一の金型と第二の金型を含み、それぞれ移動経路の向かい合う両側に位置する。搬送装置と前記複数の挟持裝置によって加熱後のプラスチックプレートを第一の金型と第二の金型の間に搬送した後、第一の金型と前記第二の金型を結合して、加熱後の前記プラスチックプレートを第一の金型と第二の金型に貼り合わせる。
本発明の実施例において、各前記挟持裝置は、ベースと、ケースと、ボードと、二つの第一のアクチュエータと、挟持部品と、第二のアクチュエータと、を含む。ケースはベースを覆い、ポートを有する。ボードはケース内に摺動可能に設けられ、ベース上方に位置する。前記二つの第一のアクチュエータはボードに固定され、ボードとベースの間に位置する。挟持部品はポートに対応して設置し、ボードに枢設される。挟持部品はポート外にさらされる挟持部を含み、プラスチックプレートをボードで挟持するために配置される。挟持部品は前記二つの第一のアクチュエータに枢設され、前記二つの第一のアクチュエータは挟持部品を駆動してボードに対して回転するために配置されて、挟持部をボードと当接又は分離させる。第二のアクチュエータはベースに設けられる。第二のアクチュエータはボードとベースの間に位置し、前記二つの第一のアクチュエータはそれぞれ第二のアクチュエータの向かい合う両側に設けられる。第二のアクチュエータはボードに接続され、ボードを駆動してポートを介してケースを出る移動方向又は移動方向の反対方向に移動させる。
本発明の実施例において、前記挟持裝置は少なくとも一つのリニアガイドと少なくとも一つのスライダーをさらに含み、リニアガイドとスライダーはベースとボードの間に位置する。リニアガイドはベースに固定される。スライダーはリニアガイドに可動に設けられ、ボードと連接され、リニアガイドの延伸方向と移動方向は互いに平行である。
本発明の実施例において、前記挟持裝置はストッパーをさらに含む。ストッパーはボードを連接し、ベースとボードの間に位置する。ストッパーは第二のアクチュエータよりポートに近く、第二のアクチュエータはストッパーによって前記ボードに接続される。
本発明の実施例において、前記挟持部品は二つの連動部をさらに含み、それぞれ挟持部の向かい合う両側に位置する。各連動部は第一の端部と、第一の端部に向かい合う第二の端部と、第一の端部と第二の端部の間に位置する枢接部を有する。各第一の端部は対応する第一のアクチュエータに枢接される。各枢接部はボードを貫通して、ボードに枢接され、各第二の端部は挟持部と連接される。
本発明の実施例において、前記挟持部は並列設置された複数の位置決め部品を有し、二つの第一のアクチュエータは挟持部品を駆動してボードに対して回転する時、前記複数の位置決め部品はボードと当接又は分離される。
本発明の実施例において、各前記挟持裝置は、ベースと、ケースと、ボードと、第一のアクチュエータと、挟持部品と、第二のアクチュエータと、を含む。ケースはベースを覆い、ポートを有する。ボードはベースに摺動可能に設けられ、ボードは搭載部を有し、搭載部はケース内に位置し、ポートに隣接する。第一のアクチュエータは搭載部に固定される。挟持部品は第一のアクチュエータに枢設され、ポート外にさらされる。挟持部品はプラスチックプレートを挟持するために配置され、第一のアクチュエータは挟持部を駆動して開閉するために配置される。第二のアクチュエータはベースに設けられ、第二のアクチュエータはケースによって覆われ、ボードの上方に位置する。第二のアクチュエータは第一のアクチュエータに接続され、第一のアクチュエータを駆動してポートを介してケースを出る移動方向又は移動方向の反対方向に移動させる。
本発明の実施例において、前記挟持裝置はリニアガイドとスライダーをさらに含み、リニアガイドとスライダーはベースとボードの間に位置する。リニアガイドはベースに固定される。スライダーはリニアガイドに可動に設けられ、ボードと連接され、リニアガイドの延伸方向と移動方向は互いに平行である。
本発明の実施例において、前記挟持裝置はストッパーをさらに含む。ストッパーは搭載部に設けられ、第一のアクチュエータを連接する。ストッパーは第一のアクチュエータと第二のアクチュエータの間に位置し、第二のアクチュエータはストッパーによって第一のアクチュエータに接続される。
本発明の実施例において、前記プラスチック部品の製造装置は複数のセンサをさらに含み、複数のセンサは加熱装置に設けられ、加熱後のプラスチックプレートの軟化度を検出するために配置される。
本発明の実施例において、前記複数のセンサは温度センサ又は距離センサを含む。
本発明は、以下の工程を含むプラスチック部品の製造方法を提供する。以下の工程を含む。まず、プラスチックプレートを提供する。続いて、複数の挟持裝置によって前記プラスチックプレートを挟持し、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置によってプラスチックプレートに印加される張力を調整可能である。続いて、搬送装置によって前記複数の挟持裝置に挟持されたプラスチックプレートを移動経路に沿って加熱装置内に移動させて、プラスチックプレートを加熱する。それから、搬送装置によって前記複数の挟持裝置に挟持された加熱後のプラスチックプレートを移動経路に沿って成型装置内に搬送して、加熱後のプラスチックプレートを成型する。
本発明の実施例において、前記複数の挟持裝置がプラスチックプレートを挟持した後、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置によってプラスチックプレートに印加される張力を調整する。
本発明の実施例において、前記プラスチックプレートを加熱した後、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置によって加熱後のプラスチックプレートに印加される張力を調整する。
本発明の実施例において、前記プラスチック部品の製造方法は、加熱装置に設けられた複数のセンサによって加熱後のプラスチックプレートの軟化度を検出し、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置に、加熱後のプラスチックプレートの軟化度に基づき、加熱後のプラスチックプレートに印加される張力を調整させることをさらに含む。
本発明の実施例において、前記加熱後のプラスチックプレートを成型する過程において、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置によって加熱後のプラスチックプレートに印加される張力を調整する。
本発明の実施例において、前記加熱後のプラスチックプレートを成型する過程において、成型装置と加熱後のプラスチックプレートを接触させて、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置によって、成型装置と加熱後のプラスチックプレートの間の接触度に基づき、加熱後のプラスチックプレートに印加される張力を調整する。
本発明の実施例において、前記成型装置によって加熱後のプラスチックプレートを成型する方法は、モールド成型、気圧成型又は真空成型を含む。
本発明の実施例において、各前記挟持裝置は、ベースと、ケースと、ボードと、二つの第一のアクチュエータと、挟持部品と、第二のアクチュエータと、を含む。ケースはベースを覆い、ポートを有する。ボードはケース内に摺動可能に設けられ、ベース上方に位置する。前記二つの第一のアクチュエータはボードに固定され、ボードとベースの間に位置する。挟持部品はポートに対応して設置し、ボードに枢設され、挟持部品はポート外にさらされる挟持部を含み、プラスチックプレートをボードで挟持するために配置される。挟持部品は前記二つの第一のアクチュエータに枢設され、前記二つの第一のアクチュエータによって挟持部品を駆動してボードに対して回転して、挟持部をボードと当接又は分離させ、挟持部はボードと当接する時、プラスチックプレートをボードで挟持する。第二のアクチュエータはベースに設けられる。第二のアクチュエータはボードとベースの間に位置し、前記二つの第一のアクチュエータはそれぞれ第二のアクチュエータの向かい合う両側に設けられる。第二のアクチュエータはボードに接続され、第二のアクチュエータはボードを駆動して、ポートを介してケースを出る移動方向又は移動方向の反対方向に移動させて、プラスチックプレートに印加される張力を調整する。
本発明の実施例において、各前記挟持裝置は、ベースと、ケースと、ボードと、第一のアクチュエータと、挟持部品と、第二のアクチュエータと、を含む。ケースはベースを覆い、ポートを有する。ボードはベースに摺動可能に設けられ、ボードは搭載部を有し、搭載部はケース内に位置し、ポートに隣接する。第一のアクチュエータは搭載部に固定される。挟持部品は第一のアクチュエータに枢設され、ポート外にさらされる。第一のアクチュエータによって挟持部品を駆動して開閉して、挟持部品が閉じている時にプラスチックプレートを挟持する。第二のアクチュエータはベースに設けられ、第二のアクチュエータはケースによって覆われ、ボードの上方に位置する。第二のアクチュエータは第一のアクチュエータに接続され、第二のアクチュエータは第一のアクチュエータを駆動してポートを介してケースを出る移動方向又は移動方向の反対方向に移動させることで、プラスチックプレートに印加される張力を調整する。
上述に基づき、本発明のプラスチック部品の製造装置及びその製造方法は、プラスチックプレートを加熱した後、少なくとも二つの対向して設けられた挟持裝置によって、加熱後のプラスチックプレートに印加される張力、又は、プラスチックプレートの局部領域の伸縮度を適切且つ適時調整できるため、得られるプラスチック部品はシワが生じにくく、製品の歩留まり及び品質を向上できる。
本発明の上述した特徴と利点を更に明確化するために、以下、幾つかの実施形態を挙げて図面と共に詳細な内容を説明する。
図1Aは本発明の実施例のプラスチック部品の製造装置の模式図である。図1Bは図1Aの挟持裝置の構造模式図である。図1Cは図1Aの挟持裝置の正面模式図である。図1Dは図1Aのプラスチックプレートが挟持裝置によってフレーム上方で挟持されている平面模式図である。明確な標記及び説明の簡便のために、図1Bと図1Cの部分的な構造は透視図法によって図示しており、図1Cはプラスチックプレート10の局部が挟持部125aとボード123の間に固定されている状態を図示する。図1A〜図1Dを参考にすると、本実施例において、製造装置100はプラスチック部品を製造するのに用いられ、プラスチック部品は、スーツケースのケース、車両筐体、車両ランプケース、車両フェンダー又はその他の一般的なプラスチック部品であってもよく、本発明はプラスチック部品の種類に対して制限されない。詳細には、製造装置100は、搬送装置110、複数の挟持裝置120、加熱裝置130及び成型裝置140を含むことができ、搬送装置110は移動経路Pに沿って往復移動するために配置され、前記複数の挟持裝置120は搬送装置110に取り外し可能に固定され、プラスチックプレート10を挟持するために配置される。換言すると、挟持裝置120によって挟持されているプラスチックプレート10は搬送装置110と共に移動経路Pに沿って往復移動することができる。
一方、加熱裝置130及び成型裝置140はそれぞれ移動経路Pに設けられ、図1Aが示す状態(即ち、プラスチックプレート10が前記複数の挟持裝置120で挟持された後であるが、搬送装置110によってプラスチックプレート10を加熱裝置130に搬送して加熱する前)において、成型裝置140は例えば搬送装置110と加熱裝置130の間に位置する。その他の実施例において、プラスチックプレートが前記複数の挟持裝置で挟持された後であるが、搬送装置によってプラスチックプレートを加熱裝置に搬送して加熱する前において、加熱装置は、搬送装置と成型装置の間に位置してもよいが、本発明は搬送装置、加熱装置及び成型装置の三者の間の相対位置に対して制限されない。
本実施例において、搬送装置110はレール111、スタンド112、フレーム113及び駆動部品114を含み、レール111は移動経路Pに沿って延びており、加熱裝置130と成型裝置140がある作業ステーションを通過するように延びている。スタンド112はレール111に摺動可能に設けられ、フレーム113はスタンド112と連接され、前記複数の挟持裝置120はフレーム113に取り外し可能に固定される。駆動部品114は駆動ベルトであってもよく、駆動部品114はスタンド112と接続され、モーター(不図示)の駆動によって回転し、スタンド112、スタンド112に連接されたフレーム113、フレーム113に固定された前記複数の挟持裝置120及び前記複数の挟持裝置120に挟持されたプラスチックプレート10を駆動して移動経路Pに沿って往復移動させる。フレーム113は開口113aを有し、前記複数の挟持裝置120は開口113aの周囲に配列され、プラスチックプレート10を開口113aの上方で挟持する。
一つの挟持裝置120を用いて説明すると、挟持裝置120はベース121、ケース122、ボード123、二つの第一のアクチュエータ124、挟持部品125及び第二のアクチュエータ126を含む。ケース122はベース121を覆い、ケース122はポート122aを有し、ポート122aは開口113aを向いている。ボード123はケース122内に摺動可能に設けられ、ベース121上方に位置する。前記二つの第一のアクチュエータ124はそれぞれ第二のアクチュエータ126の向かい合う両側に設けられ、ボード123とベース121の間に位置する。第一のアクチュエータ124は第一のシリンダ124aと第一のプッシュプルロッド124bの組み合わせであってもよく、第一のシリンダ124aのポート122aから離れた一端はボード123に固定され、第一のプッシュプルロッド124bは第一のシリンダ124aのポート122aに近い他端に接続されて、第一のシリンダ124aの駆動によって往復移動する。一方、挟持部品125はポート122aに対応して設置し、前記二つの第一のアクチュエータ124よりポート122aに近い。挟持部品125は前記二つの第一のプッシュプルロッド124bに枢接され、ボード123に枢設されていることから、前記二つの第一のアクチュエータ124はそれぞれ二つの第一のシリンダ124aの駆動によって往復移動した後、挟持部品125は前記二つの第一のプッシュプルロッド124bの駆動によってボード123に対して回転する。
詳細には、挟持部品125は挟持部125aと、二つの連動部125bを含んでもよく、挟持部125aはポート122a外にさらされ、前記二つの連動部125bはそれぞれ挟持部125aの向かい合う両側に位置し、前記二つの第一のアクチュエータ124と挟持部125aを連接するのに用いられる。さらに、各連動部125bは、第一の端部125cと、第一の端部125cに向かい合う第二の端部125dと、第一の端部125cと第二の端部125dの間に位置する枢接部125eを有する。各第一の端部125cは対応する第一のプッシュプルロッド124bに枢接され、各枢接部125eはボード123を貫通し、並びに対応する旋回軸125fによってボード123に枢接され、各第二の端部125dはそれぞれ挟持部125aと連接される。換言すると、各第一の端部125cと対応する第二の端部125dはそれぞれボード123の向かい合う両側に位置し、同様に、各第一の端部125cと挟持部125aはそれぞれボード123の向かい合う両側に位置する。
前記二つの第一のシリンダ124aはそれぞれ前記二つの第一のプッシュプルロッド124bを駆動して往復移動する時、前記二つの第一の端部125cはそれぞれ前記二つの第一のプッシュプルロッド124bの駆動によって前記二つの枢接部125eをボード123に対して回転させると同時に、挟持部125aは前記二つの枢接部125eの回転と共にボード123と当接又は分離する。例えば、前記二つの第一のプッシュプルロッド124bはそれぞれ前記二つの第一のシリンダ124aの駆動によって移動してポート122aに近づく時、前記二つの第一の端部125cはそれぞれ前記二つの第一のプッシュプルロッド124bの駆動によって前記二つの枢接部125eをボード123に対して回転させると同時に、挟持部125aは前記二つの枢接部125eの回転と共にボード123と分離する。反対に、前記二つの第一のプッシュプルロッド124bはそれぞれ前記二つの第一のシリンダ124aの駆動によって移動してポート122aから遠ざかる時、前記二つの第一の端部125cはそれぞれ前記二つの第一のプッシュプルロッド124bの駆動によって前記二つの枢接部125eをボード123に対して回転させると同時に、挟持部125aは前記二つの枢接部125eの回転と共にボード123と当接する。一方、挟持部125aは並列して設けられた複数の位置決め部品125gを有し、前記複数の位置決め部品125gは前記二つの枢接部125eのボード123に対する回転と共にボード123と当接又は分離し、位置決め部品125gは位置決めピンであってもよく、そのニードルはコーンヘッド、フラットヘッド、コーンヘッドアレイ又はフラットヘッドアレイであってもよいが、本発明は位置決めピンの幾何学形状に対して制限されない。
例えば、プラスチックプレート10が挟持裝置120のボード123にセットされる時、前記二つの第一のアクチュエータ124によって挟持部品125を駆動してボード123に対して回転させて、挟持部125aの前記複数の位置決め部品125gをボード123と当接させると、プラスチックプレート10を挟持部125aとボード123の間で挟持固定し、プラスチックプレート10の搬送、加熱及び成型等の過程における緩みや脱落を回避する。反対に、前記二つの第一のアクチュエータ124によって挟持部品125を駆動してボード123に対して回転させて、挟持部125aの前記複数の位置決め部品125gとボード123を分離させると、プラスチックプレート10をボード123から容易に取り出す、又は、プラスチックプレート10のボード123における位置を容易に調整することができる。
一方、第二のアクチュエータ126はベース121に設けられ、ボード123とベース121の間に位置する。詳細には、第二のアクチュエータ126は第二のシリンダ126aと第二のプッシュプルロッド126bの組み合わせであってもよく、第二のシリンダ126aはボード123に固定され、第二のプッシュプルロッド126bは第二のシリンダ126aのポート122aに近い一端に接続されて、第二のシリンダ126aの駆動によって往復移動する。挟持裝置120はストッパー127をさらに含み、ストッパー127はボード123を連接し、ベース121とボード123の間に位置する。ストッパー127は第二のプッシュプルロッド126bよりポート122aに近く、第二のプッシュプルロッド126bはストッパー127によってボード123に接続される。したがって、第二のプッシュプルロッド126bは第二のシリンダ126aの駆動によって往復移動する時、ストッパー127は第二のプッシュプルロッド126bの駆動によってポート122aを介してケース122を出る移動方向D又は移動方向Dの反対方向にボード123を移動させる。ボード123は第二のアクチュエータ126の駆動によって往復移動する過程において、ボード123に設けられた前記二つの第一のアクチュエータ124と挟持部品125もボード123と共に往復移動する。
本実施例において、挟持裝置120は少なくとも一つのリニアガイド128aと少なくとも一つのスライダー128b(二つのリニアガイドセット128を模式的に図示する)をさらに含み、各リニアガイドセット128はベース121とボード123の間に位置する。各リニアガイド128aはベース121に固定され、各スライダー128bは対応するリニアガイド128aに可動に設けられ、ボード123と連接され、リニアガイド128aの延伸方向Eと移動方向Dは互いに平行である。換言すると、前記二つのリニアガイドセット128は主にボード123のケース122に対する往復移動時の安定性を高めるために配置される。
プラスチックプレート10はポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリアミド(PA)及びポリフェニレンサルファイド(PPS)の少なくとも1つと、炭素繊維、ガラス繊維、玄武岩纖維、ケブラー繊維、ポリエステル繊維及び亜麻繊維の少なくとも1つとを組み合わせたものでもよく、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリアミド(PA)及びポリフェニレンサルファイド(PPS)は基材としてもよく、炭素繊維、ガラス繊維、玄武岩纖維、ケブラー繊維、ポリエステル繊維及び亜麻繊維は補強材としてもよい。前記複数の挟持裝置120はプラスチックプレート10を挟持した後、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120によってプラスチックプレート10に印加される張力を調整可能である。さらに、いずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120の第二のアクチュエータ126によって挟持部品125とボード123を駆動してポート122aを介してケース122を出る移動方向D又は移動方向Dの反対方向に移動させて、プラスチックプレート10に印加される張力、又は、プラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整しやすくする。
図2は図1Aの搬送装置がプラスチックプレートを加熱装置内に搬送する模式図である。図3は図2の搬送装置が加熱後のプラスチックプレートを成型装置内に搬送する模式図である。上述を受けて、図1B〜図1C、図2及び図3を参考にすると、前記複数の挟持裝置120によってプラスチックプレート10をフレーム113上方で挟持固定した後、搬送装置110によって前記複数の挟持裝置120に挟持されたプラスチックプレート10を移動経路Pに沿って加熱装置130内に搬送し、プラスチックプレート10を加熱して軟化させる。本実施例において、加熱装置130は第一の加熱プレート131と第二の加熱プレート132を含み、それぞれ移動経路Pの向かい合う両側に位置する。即ち、プラスチックプレート10は第一の加熱プレート131と第二の加熱プレート132の間で、第一の加熱プレート131と第二の加熱プレート132によってプラスチックプレート10の向かい合う二つの表面を均一に加熱する。
加熱して軟化したプラスチックプレート10は重力の影響によって垂れる、又は、シワが生じる可能性があり、この時、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120の第二のアクチュエータ126によって挟持部品125とボード123を駆動してポート122aを介してケース122を出る移動方向D又は移動方向Dの反対方向に移動させて、加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整して、加熱後のプラスチックプレート10を張らせて、搬送過程又は後続の成型過程において、搬送装置110と成型裝置140が干渉しないようにする。さらに、製造装置100は複数のセンサ150をさらに含み、前記複数のセンサ150は加熱裝置130に設けられ、加熱後のプラスチックプレート10の軟化度を検出するために配置される。図中では、前記複数のセンサ150は第一の加熱プレート131に設けられることを例として説明しているが、本発明はこれに制限されず、その他の実施例において、センサは第二の加熱プレートに設けられる、又は、第一の加熱プレートと第二の加熱プレートにそれぞれ設けられてもよい。前記複数のセンサ150は温度センサ(例えば、赤外線温度センサ)又は距離センサ(例えば赤外線距離センサ)であってもよく、温度センサを例とすると、前記複数の温度センサは加熱後のプラスチックプレート10の異なる領域の温度を検出するのに用いて、検出された温度データを前記複数の温度センサと信号結合されたコントローラ(不図示)に送信して、コントローラ(不図示)はプラスチックプレート10の材質及び受信した温度データに基づき、加熱後のプラスチックプレート10の軟化度を換算して、コントローラと信号結合された挟持裝置120に制御信号を出して、加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整してもい。距離センサを例とすると、前記複数の距離センサは加熱後のプラスチックプレート10の異なる領域の軟化度(下垂の程度と称する)を検出するのに用いて、検出された軟化度のデータを前記複数の距離センサと信号結合されたコントローラ(不図示)に送信し、コントローラ(不図示)は受信した軟化度データに基づき、コントローラと信号結合された挟持裝置120に制御信号を出して、加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整してもよい。
続いて、搬送装置110によって前記複数の挟持裝置120に挟持された、加熱後のプラスチックプレート10を移動経路Pに沿って成型裝置140内に搬送し、加熱後のプラスチックプレート10を成型する。本実施例において、成型裝置140は第一の金型141と第二の金型142を含み、それぞれ移動経路Pの向かい合う両側に位置する。搬送装置110と前記複数の挟持裝置120は加熱後のプラスチックプレート10を第一の金型141と第二の金型142の間に搬送した後、第一の金型141と第二の金型142を結合して、加熱後のプラスチックプレート10を第一の金型141と第二の金型142に貼り合わせる。加熱後のプラスチックプレート10は第一の金型141と第二の金型142の間で圧合された後、力によって変形が生じる可能性があり、この時、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120の第二のアクチュエータ126によって挟持部品125とボード123を駆動してポート122aを介してケース122を出る移動方向D又は移動方向Dの反対方向に移動させて、プラスチックプレート10に印加される張力、又は、プラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整して、加熱後のプラスチックプレート10を張らせる。それから、成型装置140はモールド成型、気圧成型又は真空成型等の成型方式によって、加熱後のプラスチックプレート10をプラスチック部品11に成型してもよい。
さらに、加熱後のプラスチックプレート10を成型する過程において、まず第一の金型141と第二の金型142を結合して、第一の金型141と第二の金型142をそれぞれ加熱後のプラスチックプレート10に接触させる必要がある。第一の金型141が加熱後のプラスチックプレート10に接触する異なる領域の面積、時間及び位置は異なることから、挟持裝置120によって加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整して、加熱後のプラスチックプレート10に破裂やシワが生じないようにする必要がある。同様に、第二の金型142が加熱後のプラスチックプレート10に接触する異なる領域の面積、時間及び位置は異なることから、挟持裝置120によって加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整して、加熱後のプラスチックプレート10に破裂やシワが生じないようにする必要がある。換言すると、本実施例の製造装置100の少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120は成型装置140と加熱後のプラスチックプレート10の間の接触度に基づき、加熱後のプラスチックプレート10に印加される張力、又は、加熱後のプラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整できる。
簡単には、プラスチックプレート10の加熱及び成型等の過程において、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置120によって、プラスチックプレート10に印加される張力、又は、プラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を適切且つ適時調整できるため、得られるプラスチック部品11は、シワが生じにくく、製品の歩留まり及び品質を向上できる。
図4は本発明の別の実施例の挟持裝置の構造模式図である。図4を参照すると、本実施例の挟持裝置220は前記実施例の製造装置100に用いることができ、本実施例の挟持裝置220と前記実施例の挟持裝置120の動作原理について、両者の間の主な差異を以下に説明する。挟持裝置220はベース221、ケース222、ボード223、第一のアクチュエータ224、挟持部品225及び第二のアクチュエータ226を含み、ベース221は固定部221aと可動部221bを含み、可動部221bは固定部221aに回転可能に設けられる。ケース222はベース221を覆い、ケース222は可動部221bに取り付けられ、ケース222の可動部221bから相対的に離れた一方の側にポート222aを有する。ボード223はベース221の可動部221bに摺動可能に設けられ、ボード223の可動部221bから相対的に離れた一方の側に搭載部223aを有し、搭載部223aはケース222内に位置し、ポート222aに隣接する。
第一のアクチュエータ224は搭載部223aに固定され、第一のアクチュエータ224は第一のシリンダ224aと第一のプッシュプルロッド224bの組み合わせであってもよく、第一のシリンダ224aのポート222aから離れた一端はボード223に固定され、第一のプッシュプルロッド224bは第一のシリンダ224aのポート222aに近い他端に接続されて、第一のシリンダ224aの駆動によって往復移動する。挟持部品225は第一のアクチュエータ224に枢接され、ポート222a外にさらされる。挟持部品225は二つが向かい合って設けられた挟持部225aを含み、前記二つの挟持部225aは第一のアクチュエータ224の駆動によって開閉され、閉じている時は図1Aに示すようにプラスチックプレート10を挟持する。一方、第二のアクチュエータ226はベース221の可動部221bに設けられ、第二のアクチュエータ226はケース222によって覆われ、前記ボード223の上方に位置する。第二のアクチュエータ226は第二のシリンダ226aと第二のプッシュプルロッド226bの組み合わせであってもよく、第二のシリンダ226aはボード223に固定され、第二のプッシュプルロッド226bは第二のシリンダ226aのポート222aに近い一端に接続されて、第二のシリンダ226aの駆動によって往復移動する。
詳細には、第二のプッシュプルロッド226bの第二のシリンダ226aから相対的に離れた一端は第一のアクチュエータ224に接続され、第一のアクチュエータ224を駆動してポート222aを介してケース222を出る移動方向D1又は移動方向D1の反対方向に移動させるのに用いられる。一方、挟持裝置220はストッパー227をさらに含み、ストッパー227は搭載部223aに設けられ、第一のアクチュエータ224に連接される。ストッパー227は第一のアクチュエータ224と第二のアクチュエータ226の間に位置し、第二のプッシュプルロッド226bはストッパー227によって第一のアクチュエータ224に接続される。したがって、第二のプッシュプルロッド226bは第二のシリンダ226aの駆動によって往復移動する時、ストッパー227は第二のプッシュプルロッド226bの駆動によって、ポート222aを介してケース222を出る移動方向D1又は移動方向D1の反対方向に第一のアクチュエータ224を移動させて、プラスチックプレート10に印加される張力、又は、プラスチックプレート10の局部領域の伸縮度を調整する。
本実施例において、挟持裝置220はリニアガイド228とスライダー229をさらに含み、リニアガイド228とスライダー229はベース221の可動部221bとボード223の間に位置する。リニアガイド228はベース221の可動部221bに固定され、スライダー229はリニアガイド228に可動に設けられ、ボード223と連接され、リニアガイド228の延伸方向E1と移動方向Dは互いに平行である。換言すると、リニアガイド228とスライダー229は主にボード223のケース222に対する往復移動時の安定性を高めるために配置される。一方、ケース222、ボード223、第一のアクチュエータ224、挟持部品225、第二のアクチュエータ226、ストッパー227、リニアガイド228とスライダー229は可動部221bと共に固定部221aに対して回転し、固定部221aは図1Aに示すようにフレーム113に取り付けられることから、複数の挟持裝置220は図1Aに示すようにフレーム113に取り付けられ、図1Aに示すようにプラスチックプレート10はフレーム113上方で挟持され、各可動部221bが対応する固定部221aに対する回転によって、プラスチックプレート10の加熱後に生じる変形に対応させる。
図5は本発明の別の実施例のプラスチックプレートが複数の挟持裝置によって挟持されている平面模式図である。図5を参照すると、前記実施例のプラスチックプレート10は例えば矩形プレートであるが、異なるプラスチック部品の製造要求に対応して、プラスチックプレートの形状は、本実施例のプラスチックプレート10aのように不規則な形状でもよい。したがって、挟持裝置120A〜120Gの配列方法はプラスチックプレート10aの輪郭形状に対応させる調整する必要がある。
プラスチックプレート10aを加熱後、対向して並行に設けられた挟持裝置120Aと120Dは加熱後のプラスチックプレート10aを引っ張ってそれを張らせて、対向して並行に設けられた挟持裝置120Cと120Hは加熱後のプラスチックプレート10aを引っ張ってそれを張らせて、加熱後のプラスチックプレート10aにシワが生じないようにする。続いて、図3に示す第一の金型141と第二の金型142を両者が完全に閉じて加熱後のプラスチックプレート10aを圧合するように結合する前に、挟持裝置120Hと120Dの引っ張る動作を停止して、加熱後のプラスチックプレート10aが成型過程において過度に引っ張られて破裂しないようにする。一方、挟持裝置120B、120E及び120Fはプラスチックプレートを引っ張る又は緩めることで、繊維の向きを改善するために用いてもよい。成型過程において、対向して並行に設けられた挟持裝置120Eと120Gはプラスチックプレートを緩めた状態を示し、加熱後のプラスチックプレート10aを適時緩めることで過度に引っ張られて破裂しないようにする。説明が必要なこととして、成型過程において、上述のいずれか一つを組み合わせた挟持裝置はプラスチックプレートを引っ張る又は緩める状態であるかにかかわらず、プラスチックプレートはいずれも各挟持裝置によって挟持固定されている。即ち、いずれか一つを組み合わせた挟持裝置はプラスチックプレートを引っ張る又は緩める状態にあり、プラスチックプレートに印加される張力、又は、プラスチックプレートの局部領域の伸縮度を調整するのに用いられる。
以上をまとめると、本発明のプラスチック部品の製造装置及びその製造方法は、プラスチックプレートを加熱した後、少なくとも二つの対向して設けられた挟持裝置によって、加熱後のプラスチックプレートに印加される張力、又は、プラスチックプレートの局部領域の伸縮度を適切且つ適時調整して、搬送過程又は後続の成型過程において、搬送装置と成型裝置が干渉しないようにする。一方、加熱後のプラスチックプレートをプラスチック部品に成型する過程において、少なくともいずれか二つの対向して設けられた挟持裝置によって、プラスチックプレートに印加される張力、又は、プラスチックプレートの局部領域の伸縮度を適切且つ適時調整できるため、得られるプラスチック部品は、シワが生じにくく、製品の歩留まり及び品質を向上できる。
本文は以上の実施例のように示したが、これに限られるものではなく、当業者が本発明の精神の範囲から逸脱しない範囲において、変更又は修正することが可能であるが故に、本発明の保護範囲は均等の範囲にまで及ぶものとする。
本発明は、製品の歩留まり及び品質を向上できるプラスチック部品の製造装置及び製造方法を提供する。
10、10a:プラスチックプレート
11:プラスチック部品
100:製造装置
110:搬送装置
111:レール
112:スタンド
113:フレーム
113a:開口
114:駆動部品
120、120A〜120H、220:挟持裝置
121、221:ベース
122、222:ケース
122a、222a:ポート
123、223:ボード
124、224:第一のアクチュエータ
124a、224a:第一のシリンダ
124b、224b:第一のプッシュプルロッド
125、225:挟持部品
125a、225a:挟持部
125b:連動部
125c:第一の端部
125d:第二の端部
125e:枢接部
125f:旋回軸
125g:位置決め部品
126、226:第二のアクチュエータ
126a、226a:第二のシリンダ
126b、226b:第二のプッシュプルロッド
127、227:ストッパー
128:リニアガイドセット
128a、228:リニアガイド
128b、229:スライダー
130:加熱裝置
131:第一の加熱プレート
132:第二の加熱プレート
140:成型裝置
141:第一の金型
142:第二の金型
150:センサ
221a:固定部
221b:可動部
223a:搭載部
D、D1:移動方向
E、E1:延伸方向
P:移動経路
11:プラスチック部品
100:製造装置
110:搬送装置
111:レール
112:スタンド
113:フレーム
113a:開口
114:駆動部品
120、120A〜120H、220:挟持裝置
121、221:ベース
122、222:ケース
122a、222a:ポート
123、223:ボード
124、224:第一のアクチュエータ
124a、224a:第一のシリンダ
124b、224b:第一のプッシュプルロッド
125、225:挟持部品
125a、225a:挟持部
125b:連動部
125c:第一の端部
125d:第二の端部
125e:枢接部
125f:旋回軸
125g:位置決め部品
126、226:第二のアクチュエータ
126a、226a:第二のシリンダ
126b、226b:第二のプッシュプルロッド
127、227:ストッパー
128:リニアガイドセット
128a、228:リニアガイド
128b、229:スライダー
130:加熱裝置
131:第一の加熱プレート
132:第二の加熱プレート
140:成型裝置
141:第一の金型
142:第二の金型
150:センサ
221a:固定部
221b:可動部
223a:搭載部
D、D1:移動方向
E、E1:延伸方向
P:移動経路
Claims (24)
- 移動経路に沿って往復移動するために配置される搬送装置と、
前記搬送装置に取り外し可能に固定され、プラスチックプレートを挟持するために配置され、少なくともいずれか二つが対向して設けられることで、前記プラスチックプレートに印加される張力を調整可能な複数の挟持裝置と、
前記移動経路に設けられ、前記プラスチックプレートを加熱するために配置される加熱裝置と、
前記移動経路に設けられ、加熱後の前記プラスチックプレートを成型するために配置される成型裝置と、を含むことを特徴とするプラスチック部品の製造装置。 - 前記搬送装置は、
前記移動経路に沿って延びるレールと、
前記レールに摺動可能に設けられるスタンドと、
前記スタンドを連接し、前記複数の挟持裝置が取り外し可能に固定されるフレームと、
前記スタンドに接続され、前記スタンドを駆動して前記レールに沿って往復移動するために配置される駆動部品と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。 - 前記フレームは開口を有し、前記複数の挟持裝置は前記開口の周囲に配列されて、前記プラスチックプレートを前記開口の上方で挟持することを特徴とする請求項2に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記加熱裝置は第一の加熱プレートと第二の加熱プレートを含み、それぞれ前記移動経路の向かい合う両側に位置することを特徴とする請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記成型裝置は第一の金型と第二の金型を含み、それぞれ前記移動経路の向かい合う両側に位置し、前記搬送装置と前記複数の挟持裝置によって加熱後の前記プラスチックプレートを前記第一の金型と前記第二の金型の間に搬送した後、前記第一の金型と前記第二の金型を結合して、加熱後の前記プラスチックプレートを前記第一の金型と前記第二の金型に貼り合わせることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 各前記挟持裝置は、
ベースと、
前記ベースを覆い、ポートを有するケースと、
前記ケース内に摺動可能に設けられ、前記ベース上方に位置するボードと、
前記ボードに固定され、前記ボードと前記ベースの間に位置する二つの第一のアクチュエータと、
前記ポートに対応して設置し、前記ボードに枢設され、前記ポート外にさらされる挟持部を含み、前記プラスチックプレートを前記ボードで挟持するために配置され、前記二つの第一のアクチュエータに枢設される挟持部品と、
前記ベースに設けられ、前記ボードと前記ベースの間に位置し、前記ボードに接続され、前記ボードを駆動して前記ポートを介して前記ケースを出る移動方向又は前記移動方向の反対方向に移動させるための第二のアクチュエータと、を含み、
前記二つの第一のアクチュエータは前記挟持部品を駆動して前記ボードに対して回転するために配置されて、前記挟持部を前記ボードと当接又は分離させることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。 - 前記挟持裝置は少なくとも一つのリニアガイドと少なくとも一つのスライダーをさらに含み、前記リニアガイドと前記スライダーは前記ベースと前記ボードの間に位置し、前記リニアガイドは前記ベースに固定され、前記スライダーは前記リニアガイドに可動に設けられ、前記ボードと連接され、前記リニアガイドの延伸方向と前記移動方向は互いに平行であることを特徴とする請求項6に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記挟持裝置はストッパーをさらに含み、前記ストッパーは前記ボードを連接し、前記ベースと前記ボードの間に位置し、前記ストッパーは前記第二のアクチュエータより前記ポートに近く、前記第二のアクチュエータは前記ストッパーによって前記ボードに接続されることを特徴とする請求項6に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記挟持部品は二つの連動部をさらに含み、それぞれ前記挟持部の向かい合う両側に位置し、各前記連動部は第一の端部と、前記第一の端部に向かい合う第二の端部と、前記第一の端部と前記第二の端部の間に位置する枢接部を有し、各前記第一の端部は対応する前記第一のアクチュエータに枢接され、各前記枢接部は前記ボードを貫通して、前記ボードに枢接され、各前記第二の端部は前記挟持部と連接されることを特徴とする請求項6に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記挟持部は並列設置された複数の位置決め部品を有し、前記二つの第一のアクチュエータは挟持部品を駆動して前記ボードに対して回転する時、前記複数の位置決め部品は前記ボードと当接又は分離されることを特徴とする請求項6に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 各前記挟持裝置は、
ベースと、
前記ベースを覆い、ポートを有するケースと、
前記ベースに摺動可能に設けられ、前記ケース内に位置し、前記ポートに隣接する搭載部を有するボードと、
前記搭載部に固定される第一のアクチュエータと、
前記第一のアクチュエータに枢設され、前記ポート外にさらされ、前記プラスチックプレートを挟持するために配置される挟持部品と、
前記ベースに設けられ、前記ケースによって覆われ、前記ボードの上方に位置し、前記第一のアクチュエータに接続され、前記第一のアクチュエータを駆動して前記ポートを介して前記ケースを出る移動方向又は前記移動方向の反対方向に移動させるための第二のアクチュエータと、を含み、
前記第一のアクチュエータは前記挟持部品を駆動して開閉するために配置される請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。 - 前記挟持裝置はリニアガイドとスライダーをさらに含み、前記リニアガイドと前記スライダーは前記ベースと前記ボードの間に位置し、前記リニアガイドは前記ベースに固定され、前記スライダーは前記リニアガイドに可動に設けられ、前記ボードと連接され、前記リニアガイドの延伸方向と前記移動方向は互いに平行であることを特徴とする請求項11に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記挟持裝置はストッパーをさらに含み、前記ストッパーは前記搭載部に設けられ、前記第一のアクチュエータを連接し、前記ストッパーは前記第一のアクチュエータと前記第二のアクチュエータの間に位置し、前記第二のアクチュエータは前記ストッパーによって前記第一のアクチュエータに接続されることを特徴とする請求項11に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記加熱装置に設けられ、加熱後の前記プラスチックプレートの軟化度を検出するために配置される複数のセンサをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック部品の製造装置。
- 前記複数のセンサは温度センサ又は距離センサを含むことを特徴とする請求項14に記載のプラスチック部品の製造装置。
- プラスチックプレートを提供する工程と、
複数の挟持裝置によって前記プラスチックプレートを挟持し、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置によって前記プラスチックプレートに印加される張力を調整可能である工程と、
搬送装置によって前記複数の挟持裝置に挟持された前記プラスチックプレートを移動経路に沿って加熱装置内に移動させて、前記プラスチックプレートを加熱する工程と、
前記搬送装置によって前記複数の挟持裝置に挟持された加熱後の前記プラスチックプレートを前記移動経路に沿って成型装置内に搬送して、加熱後の前記プラスチックプレートを成型する工程と、を含む、
プラスチック部品の製造方法。 - 前記複数の挟持裝置が前記プラスチックプレートを挟持した後、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置によって前記プラスチックプレートに印加される張力を調整する請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 前記プラスチックプレートを加熱した後、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置によって加熱後の前記プラスチックプレートに印加される張力を調整する請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 前記加熱装置に設けられた複数のセンサによって加熱後の前記プラスチックプレートの軟化度を検出し、加熱後の前記プラスチックプレートの軟化度に基づき、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置に、加熱後の前記プラスチックプレートに印加される張力を調整させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 加熱後の前記プラスチックプレートを成型する過程において、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置によって加熱後の前記プラスチックプレートに印加される張力を調整する請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 加熱後の前記プラスチックプレートを成型する過程において、前記成型装置と前記加熱後の前記プラスチックプレートを接触させて、前記成型装置と加熱後の前記プラスチックプレートの間の接触度に基づき、少なくともいずれか二つの対向して設けられた前記複数の挟持裝置に、加熱後の前記プラスチックプレートに印加される張力を調整させることを特徴とする請求項20に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 前記成型装置によって加熱後の前記プラスチックプレートを成型する方法は、モールド成型、気圧成型又は真空成型を含むことを特徴とする請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。
- 各前記挟持裝置は、
ベースと、
前記ベースを覆い、ポートを有するケースと、
前記ケース内に摺動可能に設けられ、前記ベース上方に位置するボードと、
前記ボードに固定され、前記ボードと前記ベースの間に位置する二つの第一のアクチュエータと、
前記ポートに対応して設置し、前記ボードに枢設され、前記ポート外にさらされる挟持部を含み、前記二つの第一のアクチュエータに枢設され、前記二つの第一のアクチュエータによって駆動されて前記ボードに対して回転して、前記挟持部を前記ボードと当接又は分離させ、前記挟持部は前記ボードと当接する時、前記プラスチックプレートを前記ボードで挟持する挟持部品と、
前記ベースに設けられ、前記ボードと前記ベースの間に位置し、前記ボードに接続され、前記ボードを駆動して前記ポートを介して前記ケースを出る移動方向又は前記移動方向の反対方向に移動させることで、前記プラスチックプレートに印加される張力を調整する第二のアクチュエータと、を含むことを特徴とする請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。 - 各前記挟持裝置は、
ベースと、
前記ベースを覆い、ポートを有するケースと、
前記ベースに摺動可能に設けられ、前記ケース内に位置し、前記ポートに隣接する搭載部を有するボードと、
前記搭載部に固定される第一のアクチュエータと、
前記第一のアクチュエータに枢設され、前記ポート外にさらされ、前記第一のアクチュエータによって駆動されて開閉して、閉じている時に前記プラスチックプレートを挟持する挟持部品と、
前記ベースに設けられ、前記ケースによって覆われ、前記ボードの上方に位置し、前記第一のアクチュエータに接続され、前記第一のアクチュエータを駆動して前記ポートを介して前記ケースを出る移動方向又は前記移動方向の反対方向に移動させることで、前記プラスチックプレートに印加される張力を調整する第二のアクチュエータと、を含むことを特徴とする請求項16に記載のプラスチック部品の製造方法。
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