JP2018099143A - 多連活栓用のベース部材 - Google Patents

多連活栓用のベース部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2018099143A
JP2018099143A JP2016245033A JP2016245033A JP2018099143A JP 2018099143 A JP2018099143 A JP 2018099143A JP 2016245033 A JP2016245033 A JP 2016245033A JP 2016245033 A JP2016245033 A JP 2016245033A JP 2018099143 A JP2018099143 A JP 2018099143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopcocks
stopcock
base member
base
lock adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016245033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6838382B2 (ja
Inventor
裕之 中神
Hiroyuki Nakagami
裕之 中神
慎吾 阪本
Shingo Sakamoto
慎吾 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2016245033A priority Critical patent/JP6838382B2/ja
Publication of JP2018099143A publication Critical patent/JP2018099143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6838382B2 publication Critical patent/JP6838382B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】複数の活栓の分岐管をロックアダプタで連結した多連活栓に用いられて、活栓間の相対回転を防止すると共に、分岐管を連結するロックアダプタへの不用意な接触を抑えることで、活栓の連結状態の安定化を図ることのできる、多連活栓用の新規なベース部材を提供する。【解決手段】複数の活栓14がロックアダプタ40により連結された多連活栓12に対して装着される多連活栓用のベース部材10であって、前記多連活栓12を保持する保持手段72を有していると共に、該多連活栓12の前記ロックアダプタ40の外周に位置して接触防止部82が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の活栓を連結した多連活栓に対して装着して用いられる多連活栓用のベース部材に関するものである。
従来から、輸液や輸血の流路上において、管体の連通と遮断とを切り換える活栓が用いられている。活栓は、流路を遮断状態と連通状態に手動で切り換えるものであって、二方向や三方向などの複数の流出入ポート(分岐管)を備えている。例えば三方活栓は、例えばT字状とされており、2本の分岐管が相互に反対方向に延びているとともに、もう1本の分岐管がそれらと直交する方向に延びるようになっており、3本の分岐管の交差部分に切換弁が手動操作可能に設けられている。
そして、複数種類の薬液などを同時にまたは交互に患者に投与する場合には、実用新案登録第3127216号公報(特許文献1)に記載されているように、複数の活栓を直列的に連結することで多連活栓として用いられることとなる。
ところが、多連活栓を構成する複数の活栓は、内周面にねじ溝を設けたロック筒(ロックアダプタ)を用いて分岐管同士を相互にねじ止めすることで連結されているに過ぎない。そのために、活栓の切換操作や分岐管への薬液注入などの操作に際して、作業者の手指が意図せずにロック筒へ触れることでロック筒が不用意に緩んで薬液漏れの発生するおそれがあった。
また、特許文献1に記載のように、単に複数の活栓をロック筒で相互に連結した従来構造の多連活栓では、特定の活栓の分岐管へシリンジ等で薬液注入する場合に、直接に把持した活栓の分岐管を注入方向に向ける必要がある。そのために、活栓同士が互いに回転してしまうことで、ロック筒のねじ止め部が意図せず緩んでしまう場合もあった。
なお、このような問題に対処するために、上記特許文献1に記載のようにロック筒を接着剤で分岐管へ固定することも考えられるが、必要な数の活栓を接続して多連活栓を構成するたびに接着することは面倒で時間もかかることから現実的でない。しかも、多連活栓において連結された活栓数を、治療中に増やしたり交換する必要がある場合には、両端の活栓には輸液バッグや患者に繋がるチューブ等が接続されていることから、相互に連結された活栓間に新たな活栓を追加することが必要となるが、ロック筒が接着されているとその対応に支障が出てしまう問題もある。
また、特開平7−67968号公報(特許文献2)には、活栓の底部に基板プレートを一体的に形成して、連結する活栓の基板同士を締結可能にした多連活栓も提案されている。しかし、基板プレートで締結しても、活栓の分岐管同士を連結するロック筒に手指が触れる等して、ロック筒が意図せずに緩んでしまう問題に対しては有効な対策となり得ない。
実用新案登録第3127216号公報 特開平7−67968号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、複数の活栓の分岐管をロックアダプタで連結した多連活栓に用いられて、活栓間の相対回転を防止すると共に、分岐管を連結するロックアダプタへの不用意な接触を抑えることで、活栓の連結状態の安定化を図ることのできる、多連活栓用の新規なベース部材を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第1の態様は、複数の活栓がロックアダプタにより連結された多連活栓に対して装着される多連活栓用のベース部材であって、前記多連活栓を保持する保持手段を有していると共に、該多連活栓の前記ロックアダプタの外周に位置して接触防止部が設けられていることを特徴とする多連活栓用のベース部材である。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、ロックアダプタの外周に接触防止部が設けられていることから、意図せずロックアダプタに接触してロックアダプタによる活栓同士の連結が解除されるおそれが低減され得る。また、本態様に係る多連活栓は、ベース部材に装着されることから、多連活栓を構成する活栓同士の相対回転が防止されて、活栓同士の連結状態の安定化が図られ得る。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様に係る多連活栓用のベース部材において、前記接触防止部が一体的に形成されているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、接触防止部が一体的に形成されていることから、例えば別体の接触防止部を準備して多連活栓を使用する度にベース部材に接触防止部を設けるといったことがなく、多連活栓をベース部材に装着するという操作のみでロックアダプタの外周に接触防止部を設けることができて、接触防止部による効果が容易に享受され得る。
本発明の第3の態様は、前記第1又は第2の態様に係る多連活栓用のベース部材において、前記多連活栓が載置される基台部分を有していると共に、前記接触防止部が前記ロックアダプタを挟んだ両側に位置して該基台部分における該多連活栓の載置面上に突出して設けられているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、接触防止部がロックアダプタを挟んだ両側に位置して設けられていることから、接触防止部による効果が一層確実に享受され得る。
本発明の第4の態様は、前記第1〜第3の何れかの態様に係る多連活栓用のベース部材において、装着される前記多連活栓における流体の流動方向を識別するための指標が設けられているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、多連活栓における流体の流動方向を識別するための指標が設けられていることから、例えば多連活栓に対してベース部材が正規の方向とは反対向きの方向で装着されることなどが回避される。それ故、保持手段により多連活栓を所定位置でより確実に保持することができるとともに、接触防止部をより確実にロックアダプタの外周に位置せしめることができる。
本発明の第5の態様は、前記第1〜第4の何れかの態様に係る多連活栓用のベース部材において、装着される前記多連活栓において互いに連結される一方の活栓における出口側のポートと他方の活栓における入口側のポート部とが前記ロックアダプタで連結されており、該出口側のポートと該入口側のポートとの少なくとも一方を、該ロックアダプタを外れた位置において、前記保持手段で保持するようになっているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、多連活栓がロックアダプタを外れた位置で保持手段により保持されることから、ロックアダプタと保持手段との接触が回避される。これにより、多連活栓がベース部材に装着される際に、ロックアダプタと保持手段とが接触して意図せずロックアダプタによる連結が解除されるおそれが低減され得る。
本発明の第6の態様は、前記第5の態様に係る多連活栓用のベース部材において、前記多連活栓が載置される基台部分を有していると共に、該基台部分における該多連活栓の載置面上に突出して設けられて前記出口側のポート又は前記入口側のポートに対して係止される係止片によって前記保持手段が構成されているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、基台部分における多連活栓の載置面上に突出して設けられる係止片によって保持手段が構成されることから、簡単な構造をもって保持手段が構成されて、多連活栓のベース部材への装着が容易とされ得る。
本発明の第7の態様は、前記第1〜第6の何れかの態様に係る多連活栓用のベース部材において、前記多連活栓が載置される基台部分を有しており、該基台部分における該多連活栓の載置面には前記各活栓の底部を位置決めする凹所が形成されていると共に、該凹所の開口周縁部には、該活栓の該凹所への嵌め入れを案内するガイド突部が該載置面上に突出して設けられているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、凹所の開口周縁部には、活栓の凹所への嵌め入れを案内するガイド突部が設けられていることから、凹所と活栓とが容易に位置合わせされる。これにより、ベース部材に設けられた保持手段により多連活栓を所定位置でより確実に保持することができるとともに、接触防止部がロックアダプタの外周により確実に位置せしめられる。
本発明の第8の態様は、前記第1〜第7の何れかの態様に係る多連活栓用のベース部材において、前記多連活栓が載置される基台部分を有しており、該基台部分における幅方向一方の側には把持部が幅方向外方へ延び出して設けられているものである。
本態様に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、基台部分から把持部が延び出していることから、ベース部材の把持が容易とされるだけでなく、強度の向上も図られる。特に、多連活栓を構成する活栓が三方活栓とされて、流体の流動方向に対して直角に延びるポート部が何れも幅方向他方の側から外方に向かって延びている場合、把持部がポート部とは反対の幅方向一方の側から延びることで、流体の流動方向に対して直角に延びるポート部へシリンジなどの外部管路を接続する際に、把持部が邪魔になることが回避され得る。
本発明に従う構造とされた多連活栓用のベース部材によれば、活栓を連結するロックアダプタの外周に接触防止部が設けられていることから、意図せずロックアダプタに接触してロックアダプタによる連結が解除されるおそれが低減され得る。加えて、多連活栓を構成する活栓同士の相対回転も防止されて、活栓間の連結状態が安定して維持され得る。
本発明の第1の実施形態としての多連活栓用のベース部材の斜視図。 図1に示された多連活栓用のベース部材を多連活栓の装着状態で示す斜視図。 図2に示された多連活栓用のベース部材を拡大して示す平面図。 図2に示された多連活栓用のベース部材を拡大して示す背面図。 図3におけるV−V断面図。 図3におけるVI−VI断面図。 図3におけるVII−VII断面図。 本発明の第2の実施形態としての多連活栓用のベース部材を多連活栓の装着状態で示す斜視図。 図8に示された多連活栓用のベース部材における別の方向からの斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1には、本発明の第1の実施形態としての多連活栓用のベース部材10が示されている。この多連活栓用のベース部材10には、図2〜7に示されるように、多連活栓12が装着される。本実施形態では、活栓が、三方活栓14とされており、当該三方活栓14が3つ連結することで、多連活栓12が構成されている。すなわち、各三方活栓14,14,14の弁を適宜切り換えることで、多連活栓12に接続された図示しない輸液バッグやシリンジなどの内部に封入された流体が、同時にまたは交互に患者に投与されるようになっている。なお、以下の説明において、上下方向とは、図4中の上下方向をいう。また、前後方向とは、図3中の左右方向をいうとともに、左右方向とは、図3中の下上方向をいう。
より詳細には、活栓の構造や形状などは何等限定されるものではなく、従来公知の活栓が何れも採用され得るが、本実施形態の各三方活栓14は、コック16と、当該コック16を保持するホルダー18とを備えている。なお、3つの三方活栓14,14,14は何れも同じ構造であることから、以下の説明では、1つの三方活栓14について説明する。
コック16は、上下方向に延びる略円筒形状の挿入部20を備えているとともに、当該挿入部20の上下方向中間部分には、水平方向(図4中の左右方向)に広がる通路壁部22が設けられている。そして、通路壁部22には、水平方向に延びる断面円形の貫通孔24が形成されているとともに、当該貫通孔24の内面からは径方向外方に延びる断面円形の分岐貫通孔26が形成されている。図2などに示される状態では、貫通孔24が前後方向に延びて形成されているとともに、分岐貫通孔26が、貫通孔24の内面から右方に延びて形成されている。すなわち、これら貫通孔24および分岐貫通孔26は相互に連通しているとともに、貫通孔24および分岐貫通孔26が、挿入部20の外周面における前後方向両側と右方において、周上の三箇所で開口している。
一方、挿入部20の上端には、径方向外方に突出するレバー28が設けられている。このレバー28は、挿入部20の外周面における貫通孔24および分岐貫通孔26の開口位置と対応する方向に形成されている。すなわち、図2などに示される状態では、レバー28が、挿入部20の上端から、前後方向両側と右方に延び出して形成されている。
また、ホルダー18は、全体として上下方向に延びる略筒形状とされているとともに、当該ホルダー18からは、周上の三箇所において、管体が径方向外方に突出して形成されている。すなわち、ホルダー18から後方に延びる第1の管体30と、前方に延びる第2の管体32と、右方に延びる分岐管体34を備えており、これら3つの管体30,32,34が、ホルダー18の内面に開口して相互に連通している。
かかる第1の管体30の後方側開口部36における外周面には、雄ねじ部38が形成されている。
さらに、第2の管体32には、略筒状のロックアダプタ40が外挿装着されている。すなわち、当該ロックアダプタ40は、径寸法が大きくされた大径筒部42と当該大径筒部42の後方に径寸法が小さくされた小径筒部44を備えており、これら両筒部42,44が相互に接続されている。そして、かかる小径筒部44に第2の管体32が圧入状態で挿通されることで、第2の管体32に対してロックアダプタ40が外挿装着されている。なお、第2の管体32の外周面には、外周側に突出する突部が設けられている一方、小径筒部44の内周面には、内周側に突出する突部が設けられており、これら両突部が相互に係合することで、第2の管体32からロックアダプタ40が前方に抜け出ることが防止されている。また、第2の管体32がロックアダプタ40に挿通されることで、第2の管体32の前方端が、ロックアダプタ40よりも前方に突出している。さらに、大径筒部42の内面には雌ねじ部46が設けられている一方、外面には、滑り止めのための凹凸が設けられている。
一方、分岐管体34の突出先端には、コネクタ48が装着されている。当該コネクタ48は、全体として略筒状とされており、分岐管体34の突出先端の外周面に設けられた雄ねじに対してコネクタ48の内周面に設けられた雌ねじが螺合することで、分岐管体34の突出先端にコネクタ48が取り付けられている。かかるコネクタ48には、ディスク弁50が収容配置されており、分岐管体34の突出先端側開口部が、ディスク弁50により覆蓋されている。また、当該ディスク弁50の中央部分には、ディスク弁50の厚さ方向に貫通するスリット52が形成されており、分岐管体34にシリンジやチューブなどが接続されていない状態では、スリット52が閉塞して分岐管体34が遮断状態とされている。
かかる構造とされたコック16の挿入部20がホルダー18に対して上方から圧入状態で挿入されることにより、三方活栓14が構成されている。その際、図2などに示される状態では、コック16の上端から延び出すレバー28,28,28の方向が、それぞれ第1の管体30、第2の管体32、分岐管体34の延びる方向と等しくされており、第1および第2の管体30,32の内孔が貫通孔24と連通しているとともに、分岐管体34の内孔が分岐貫通孔26と連通している。なお、コック16の挿入部20における下端部分の外周面には外周側に突出する突部が設けられている一方、ホルダー18の下端部分における内周面には内周側に突出する突部が設けられており、これら両突部が係合することで、ホルダー18からのコック16の上方への抜出しが防止されている。
以上の如き三方活栓14が、3つ、直列的に連結することで、本実施形態の多連活栓12が構成されている。すなわち、一の三方活栓14の第1の管体30における後方側開口部36に対して他の三方活栓14の第2の管体32の前方側が圧入状態で挿入されることで、三方活栓14,14が相互に連結されている。この際、ロックアダプタ40の大径筒部42の内面に設けられた雌ねじ部46と、第1の管体30における雄ねじ部38とが螺合することで、一の三方活栓14における第1の管体30と他の三方活栓14における第2の管体32とが接続されるようになっている。これにより、第1の管体30の後方端は、第2の管体32に外挿装着されたロックアダプタ40の大径筒部42内に位置している。また、かかる連結状態では、それぞれの三方活栓14,14,14の第1および第2の管体30,32が前後方向に直線状に延びている一方、それぞれの三方活栓14,14,14の分岐管体34, 34,34が、右方に延び出している。特に、図2などに示される状態では、一の三方活栓14から後方に延び出すレバー28と他の三方活栓14から前方に延び出すレバー28とが、これらの三方活栓14,14を連結するロックアダプタ40に対して上下方向で部分的に重なっている。
そして、かかる構造とされた多連活栓12が、図1に示される多連活栓用のベース部材10に装着される。この多連活栓用のベース部材10は、全体として角を落とされた略矩形板形状の基台部分54を備えており、例えば硬質の合成樹脂やアルミニウム合金などの金属による一体成形品とされている。かかる基台部分54は、幅方向寸法(図3中の上下方向寸法)に比して長さ方向寸法(図3中の左右方向寸法)が大きくされている。また、前端面56が、内側に曲率中心を有して外側に凸となる湾曲面とされている一方、後端面58が、略矩形の平坦面とされている。
かかるベース部材10の基台部分54には、多連活栓12を構成する三方活栓14,14,14のそれぞれに対応して、3つの貫通孔60,60,60が、厚さ方向に貫通して形成されている。これら貫通孔60,60,60は、それぞれ略等しい大きさの略円形状とされており、長さ方向で所定の距離を隔てて、略等間隔に配置されている。そして、当該貫通孔60,60,60の上方の開口周縁部には、周方向の略全周に亘って延びるガイド突部62,62,62が、基台部分54の上面64から突出して形成されている。なお、これらガイド突部62,62,62の上端面は、内周側に向かって下方に傾斜する傾斜案内面66,66,66とされている。また、これらガイド突部62,62,62の右側部分には、所定の周方向距離に亘って上方への突出寸法が小さくされた切欠き68,68,68が形成されている。
一方、貫通孔60,60,60の下方の内周面には、内周側に突出する環状の受座70,70,70が形成されている。なお、かかる受座70,70,70の上端面は、基台部分54の上面64よりも低い位置とされている。そして、かかる貫通孔60,60,60と受座70,70,70により、基台部分54の上面64に開口する凹所が構成されている。
また、かかる貫通孔60,60,60のそれぞれの後方には、一対の係止片72,72が、基台部分54の上面64から上方に突出して設けられている。これら一対の係止片72,72は、それぞれ幅方向両端より内側に設けられており、幅方向で所定の距離を隔てて対向している。また、これら係止片72,72の突出先端には、幅方向内方に突出する爪部74,74が形成されている。なお、当該爪部74,74の上端面は、内周側に向かって下方に傾斜する傾斜案内面76,76とされている。さらに、一対の係止片72,72の対向間には、基台部分54の上面64から所定の突出寸法をもって突出する支持突部78が形成されている。
更にまた、貫通孔60,60,60の長さ方向間において、基台部分54の上面64には、矢印状の指標80,80が形成されている。本実施形態では、基台部分54の上面64において、後方から前方への方向を示す矢印状の凹部により、指標80,80が構成されている。
ここで、貫通孔60,60,60の長さ方向間における一対の係止片72,72よりも後方側において、幅方向両端には、基台部分54の上面64から所定の突出寸法をもって上方に突出する板壁状の接触防止部82,82が一体的に形成されている。これら接触防止部82,82は、所定の板厚寸法および長さ方向寸法をもって、長さ方向に延びて設けられている。なお、接触防止部82,82における各寸法は何等限定されるものではないが、接触防止部82,82の、基台部分54の上面64からの突出寸法は、ロックアダプタ40の大径筒部42における最大外径寸法の50%以上とされることが好ましく、より好適には80%以上とされて、接触防止部82,82が、大径筒部42の略最上端の高さまで突出することが更に好ましい。また、接触防止部82,82の長さ寸法は、大径筒部42において実質的に把持して操作する部分(外周面に凹凸が付されている部分)の長さ寸法の50%以上とされることが好ましく、より好適には80%以上とされて、接触防止部82,82の長さ寸法が、大径筒部42の全長と略等しくされることが更に好ましい。
以上の如きベース部材10の基台部分54の上面64に多連活栓12が重ね合わされて載置されることで、多連活栓12がベース部材10に装着されるようになっている。すなわち、多連活栓12を構成する三方活栓14,14,14のそれぞれの底部が、基台部分54の上面64に開口する凹所(貫通孔60,60,60)に位置決めされて嵌め入れられて、受座70に支持されるようになっている。かかる嵌入れに際しては、三方活栓14,14,14の底部がガイド突部62,62,62の傾斜案内面66,66,66に当接することで、凹所(貫通孔60,60,60)内に、より確実に案内されるようになっている。また、三方活栓14,14,14における分岐管体34,34,34のそれぞれが、ガイド突部62,62,62に設けられた切欠き68,68,68に嵌め入れられるようになっている。このように、多連活栓12が、基台部分54の上面64に載置されることから、当該上面64が、多連活栓12が載置される載置面とされている。
そして、図2〜7に示される多連活栓12の装着状態では、三方活栓14の第1の管体30が、支持突部78上に載置されるとともに、一対の係止片72,72により幅方向両側から挟まれて係止されており、係止片72,72の突出先端に設けられた爪部74,74により、第1の管体30の上方への抜出しが防止されている。したがって、一対の係止片72,72を含んで、多連活栓12をベース部材10に保持する保持手段が構成されており、当該保持手段(係止片72,72)により多連活栓12におけるロックアダプタ40から外れた位置(第1の管体30)が保持されるようになっている。特に、図2などに示される状態では、第1の管体30において係止片72,72により係止される部分の上方にレバー28が位置している。
また、かかる多連活栓12のベース部材10への装着状態では、ロックアダプタ40の外周において、当該ロックアダプタ40を挟んだ両側に接触防止部82,82が位置せしめられている。これらロックアダプタ40と接触防止部82,82とは、幅方向で所定の隙間をもって対向している。
かかるベース部材10に装着される多連活栓12において、最も後方側の第1の管体30には、例えば輸液バッグから延びるチューブなどの外部管路84aが挿入されて接続される。一方、最も前方の第2の管体32には、例えば患者へと延びるチューブなどの外部管路84bが外挿されて接続される。これにより、輸液バッグから患者へと至る流体流路86が、各第1および第2の管体30,32ならびに各コック16の貫通孔24を含んで構成されており、当該流体流路86を通じて流体が後方から前方へ向かって流動するようになっている。したがって、第1の管体30により入口側のポートが構成されているとともに、第2の管体32により出口側のポートが構成されている。本実施形態では、ベース部材10に設けられた指標80,80により流体流路86における流体の流動方向が識別されるようになっており、多連活栓12にベース部材10を装着する際のベース部材10の向きが容易に認識できるようになっている。
また、分岐管体34の突出先端に設けられたディスク弁50に対してシリンジなどの雄ルアー88が挿入されることにより、ディスク弁50が押し開かれてシリンジの内部と流体流路86が連通されるようになっている。すなわち、シリンジなどを接続することによって、分岐管体34を含んで流体流路86が構成されるようになっている。
ここにおいて、図2などの状態では、第1および第2の管体30,32ならびに分岐管体34の何れもが連通状態とされているが、コック16をホルダー18に対して回転させることで、第1または第2の管体30,32あるいは分岐管体34の何れかが、コック16の挿入部20の外周面により閉塞されるようになっている。これにより、最も後方側の第1の管体30に接続される輸液バッグや分岐管体34,34,34に接続されるシリンジの内部の流体が、同時にまたは交互に患者に投与されるようになっている。なお、レバー28,28,28の延出方向が貫通孔24および分岐貫通孔26の開口方向と等しくされていることから、コック16をホルダー18に対して回転させた際に、レバー28,28,28の位置を確認することで、第1および第2の管体30,32ならびに分岐管体34の何れが連通状態とされているかが、外部から容易に認識できるようになっている。
以上の如き構造とされた多連活栓用のベース部材10では、ロックアダプタ40の外周に接触防止部82,82が位置していることから、意図せずロックアダプタ40に接触して第1の管体30における雄ねじ部38とロックアダプタ40における雌ねじ部46との螺合が緩んでしまうことが防止される。また、各三方活栓14,14,14は、その底部が、基台部分54の上面64に開口する凹所に嵌め入れられることから、相互の回転が防止される。それ故、第1の管体30と第2の管体32との連結が安定して維持され得る。
また、接触防止部82,82が基台部分54に対して一体的に形成されていることから、別体とされた接触防止部を別途準備する必要がなく、ベース部材10に対して多連活栓12を装着することで、上記の如き接触防止部82,82による効果が安定して享受され得る。特に、かかる接触防止部82,82が、基台部分54における幅方向の両側に設けられていることから、ロックアダプタ40に対して左右から接触することが一層確実に防止され得る。また、図2などに示される状態では、ロックアダプタ40の上方にレバー28,28が位置していることから、接触防止部82,82がロックアダプタ40の上方を覆っていなくても、ロックアダプタ40に対して上方から接触することが回避され得る。
さらに、ベース部材10において、基台部分54の上面64には、流体の流動方向を示す指標80,80が設けられていることから、例えばベース部材10を、多連活栓12に対して正規の方向とは反対方向に装着することなどが効果的に防止され得る。
更にまた、本実施形態では、多連活栓12をベース部材10に保持する保持手段が係止片72,72を含んで構成されており、当該係止片72,72により第1の管体30が保持されるようになっている。すなわち、多連活栓12をベース部材10に組み付ける際に、係止片72,72とロックアダプタ40との接触が回避されることから、意図せずロックアダプタ40に接触して第1の管体30における雄ねじ部38とロックアダプタ40における雌ねじ部46との螺合が緩むことが一層防止され得る。さらに、図2などに示される状態では、第1の管体30において係止片72,72により係止される部分の上方にレバー28が位置していることから、当該係止部分に上方から意図せず接触することが回避されて、係止片72,72による第1の管体30の係止が解除されるおそれが低減され得る。
また、多連活栓12のベース部材10の装着の際には、各三方活栓14,14,14の底部が、基台部分54に設けられたガイド突部62,62,62の、特に傾斜案内面66,66,66によって、凹所(貫通孔60,60,60)に案内される。それ故、多連活栓12のベース部材10への装着が一層容易とされ得る。
次に、図8,9には、本発明の第2の実施形態としての多連活栓用のベース部材90が、多連活栓12の装着状態で示されている。本実施形態では、ベース部材90の基台部分92に対して把持部94が設けられている。なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と実質的に同一の部材および部位は、図中に、前記第1の実施形態と同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、基台部分92の下端に対して把持部94が一体的に形成されている。この把持部94は、基台部分92と略等しい長さ方向寸法を有しており、且つ基台部分92より大きな幅方向寸法を有しており、基台部分92の下端の全面を覆って、幅方向一方の側、本実施形態では左側から幅方向外方に延び出している。特に、かかる把持部94は、基台部分92から、長さ方向の略全長に亘って略一定の突出寸法をもって左側に突出している。
また、本実施形態の基台部分92には、接触防止部82,82の形成位置において、上面64に開口する溝部96,96が左右方向に延びて形成されており、特に、本実施形態では、左右方向の全長に亘って溝部96,96が形成されている。
以上の如き構造とされた本実施形態のベース部材90においても、前記実施形態と同様の効果が発揮され得る。特に、基台部分92に対して把持部94が設けられることで、ベース部材90を把持し易くなるだけでなく、基台部分92の強度の向上が図られ得る。また、溝部96,96が設けられることでも、基台部分92の強度の向上が図られ得る。
さらに、かかる把持部94が、多連活栓12において分岐管体34,34,34が延び出す方向(右方)と反対方向に延び出すことで、分岐管体34,34,34に対するシリンジなどの接続が阻害されることが回避され得る。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はかかる実施形態における具体的な記載によって限定的に解釈されるものでなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良などを加えた態様で実施可能である。
たとえば、前記実施形態では、多連活栓12が、3つの三方活栓14,14,14により構成されていたが、多連活栓を構成する活栓は三方活栓に限定されるものではなく、例えば二方活栓により構成されていてもよいし、三方活栓と二方活栓の混合により構成されていてもよい。また、多連活栓を構成する活栓の数も3つに限定されるものではなく、2つや4つ以上であってもよい。
さらに、前記実施形態では、接触防止部82,82が基台部分54に対して一体成形により一体的に形成されていたが、別体で形成されて接着や溶着などにより後固着されるなどしてもよい。尤も、接触防止部は、基台部分に対して一体的に形成されるものに限定されるものではなく、基台部分に対して別体とされて、多連活栓をベース部材に装着する際に、接触防止部が取り付けられるようになっていてもよい。すなわち、例えば接触防止部がバンド状の部材により構成されて、当該バンド状の部材を、多連活栓におけるロックアダプタとベース部材とに巻き付けて固定するなどしてもよい。かかる場合には、接触防止部が、多連活栓をベース部材に保持する保持手段を兼ねることもできる。あるいは、接触防止部が、ベース部材に対してヒンジ連結された枠状の部材であってもよく、多連活栓のベース部材への装着後、枠状の部材を回動させて、多連活栓のロックアダプタを上方からも覆うようにしてもよい。または、多連活栓のベース部材への装着後に、前記実施形態の如き接触防止部に対して、ロックアダプタの上方を覆う庇状やアーチ状の部材を取り付けるなどしてもよい。
更にまた、前記実施形態では、一対の接触防止部82,82が、ロックアダプタ40を挟んだ両側に設けられていたが、接触防止部は、ロックアダプタに対して一方の側に設けられるだけでもよい。また、ロックアダプタの両側に接触防止部が設けられる場合であっても、それぞれの接触防止部が同じ形状や同じ高さである必要はなく、例えば一のロックアダプタの両側に設けられる接触防止部の形状などが相互に異ならされてもよいし、複数のロックアダプタの両側に設けられる接触防止部が、ロックアダプタ毎に相互に異ならされてもよい。なお、前記実施形態では、接触防止部82,82が係止片72,72よりも後方側に設けられていたが、接触防止部が係止片の外側まで延びていてもよい。これにより、第1の管体を係止、保持する係止片への接触も防止されて、多連活栓のベース部材への装着状態が更に安定して維持され得る。
さらに、前記実施形態では、三方活栓14,14,14を連結するロックアダプタ40,40のそれぞれの外周に接触防止部82,82が設けられていたが、三方活栓を連結するロックアダプタのうちの少なくとも1つの外周に接触防止部が設けられればよい。
更にまた、前記実施形態では、接触防止部82,82がそれぞれ板壁状とされていたが、かかる形状に限定されるものではなく、例えば柵形状や枠形状などであってもよい。すなわち、ロックアダプタへの手指の直接の接触を防止する形状であればよい。
また、前記実施形態では、基台部分54の上面64に、流体の流動方向を識別する指標80,80が、矢印状の形状をもって形成されていたが、かかる態様に限定されるものではない。すなわち、指標は、数字や文字の形状であってもよい。なお、例えば、基台部分の前方面と後方面との形状の違いや、ガイド突部に設けられた切欠きの形成方向、前記第2の実施形態において設けられる把持部などによってもベース部材の方向を認識することが可能であり、これらによって指標が構成されてもよい。
さらに、前記実施形態では、貫通孔60,60,60と受座70,70,70によって基台部分54の上面64に開口する凹所が構成されていたが、かかる凹所は有底の穴により構成されてもよい。なお、多連活栓とベース部材との位置決め手段は、多連活栓の底部とベース部材に設けられた凹所によるものに限定されず、例えば多連活栓の底部に凹所を設けるとともに、ベース部材に当該凹所に嵌合する突部を設けてもよい。かかる位置決め手段を設けることで、保持手段(係止片72,72)と協働して、ベース部材に対して多連活栓を保持する際の安定性の向上を図ることができる。尤も、かかる凹所や当該凹所の開口周縁部に設けられるガイド突部は、本発明において必須なものではない。
更にまた、前記実施形態では、一対の係止片72,72を含んで多連活栓12をベース部材10に保持する保持手段が構成されていたが、かかる態様に限定されるものではなく、ボルトやリベットなどにより保持手段が構成されてもよい。また、前記実施形態では、保持手段(係止片72,72)が、第1の管体30(入口側のポート)を保持していたが、第1の管体に代えて、または加えて、第2の管体が保持手段により保持されるようになっていてもよい。
さらに、前記実施形態では、分岐管体34,34,34の突出先端部分にディスク弁50,50,50を備えるコネクタ48,48,48が装着されていたが、かかるコネクタは必須なものでなく、分岐管体は突出先端部分の外周面に雄ねじを備える単なるメスコネクタとされてもよい。
また、前記第2の実施形態では、把持部94が基台部分92から、三方活栓14,14,14における分岐管体34,34,34の延びる方向(右方)と反対方向に延びていたが、分岐管体と同方向に延びていてもよいし、基台部分に対して幅方向両側に延びていてもよい。更にまた、把持部の基台部分からの突出寸法は、長さ方向の略全長に亘って略一定とされる必要はなく、長さ方向で突出寸法が異ならされてもよいし、把持部が基台部分の長さ方向で部分的に設けられてもよい。
10,90:多連活栓用のベース部材、12:多連活栓、14:三方活栓、30:第1の管体(入口側のポート)、32:第2の管体(出口側のポート)、40:ロックアダプタ、54,92:基台部分、62:ガイド突部、64:上面(載置面)、72:係止片、80:指標、82:接触防止部、94:把持部

Claims (8)

  1. 複数の活栓がロックアダプタにより連結された多連活栓に対して装着される多連活栓用のベース部材であって、前記多連活栓を保持する保持手段を有していると共に、該多連活栓の前記ロックアダプタの外周に位置して接触防止部が設けられていることを特徴とする多連活栓用のベース部材。
  2. 前記接触防止部が一体的に形成されている請求項1に記載の多連活栓用のベース部材。
  3. 前記多連活栓が載置される基台部分を有していると共に、前記接触防止部が前記ロックアダプタを挟んだ両側に位置して該基台部分における該多連活栓の載置面上に突出して設けられている請求項1又は2に記載の多連活栓用のベース部材。
  4. 装着される前記多連活栓における流体の流動方向を識別するための指標が設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の多連活栓用のベース部材。
  5. 装着される前記多連活栓において互いに連結される一方の活栓における出口側のポートと他方の活栓における入口側のポート部とが前記ロックアダプタで連結されており、該出口側のポートと該入口側のポートとの少なくとも一方を、該ロックアダプタを外れた位置において、前記保持手段で保持するようになっている請求項1〜4の何れか1項に記載の多連活栓用のベース部材。
  6. 前記多連活栓が載置される基台部分を有していると共に、該基台部分における該多連活栓の載置面上に突出して設けられて前記出口側のポート又は前記入口側のポートに対して係止される係止片によって前記保持手段が構成されている請求項5に記載の多連活栓用のベース部材。
  7. 前記多連活栓が載置される基台部分を有しており、該基台部分における該多連活栓の載置面には前記各活栓の底部を位置決めする凹所が形成されていると共に、該凹所の開口周縁部には、該活栓の該凹所への嵌め入れを案内するガイド突部が該載置面上に突出して設けられている請求項1〜6の何れか1項に記載の多連活栓用のベース部材。
  8. 前記多連活栓が載置される基台部分を有しており、該基台部分における幅方向一方の側には把持部が幅方向外方へ延び出して設けられている請求項1〜7の何れか1項に記載の多連活栓用のベース部材。
JP2016245033A 2016-12-19 2016-12-19 多連活栓用のベース部材 Active JP6838382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016245033A JP6838382B2 (ja) 2016-12-19 2016-12-19 多連活栓用のベース部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016245033A JP6838382B2 (ja) 2016-12-19 2016-12-19 多連活栓用のベース部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018099143A true JP2018099143A (ja) 2018-06-28
JP6838382B2 JP6838382B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=62714711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016245033A Active JP6838382B2 (ja) 2016-12-19 2016-12-19 多連活栓用のベース部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6838382B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002531228A (ja) * 1998-12-11 2002-09-24 エンタリック メディカル テクノロジーズ インコーポレイテッド 胃腸管を処置するための装置とそのためのキット
EP1602388A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-07 Unicare S.r.L. Intravenous infusion system with a multiaccess manifold device
WO2006068211A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Terumo Kabushiki Kaisha コネクタ、チューブ組立体、輸液チューブセットおよび医療用容器
JP3127216U (ja) * 2006-09-13 2006-11-24 株式会社トップ 多連活栓
JP3166297U (ja) * 2010-12-16 2011-02-24 株式会社トップ ロック緩み防止具
JP2014514052A (ja) * 2011-03-25 2014-06-19 レヴィ,キンバリー 医療流体の制御供給用システム
JP2015536169A (ja) * 2012-10-17 2015-12-21 バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド 高圧および低圧ハンドマニホールドを備えた流体送達システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002531228A (ja) * 1998-12-11 2002-09-24 エンタリック メディカル テクノロジーズ インコーポレイテッド 胃腸管を処置するための装置とそのためのキット
EP1602388A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-07 Unicare S.r.L. Intravenous infusion system with a multiaccess manifold device
WO2006068211A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Terumo Kabushiki Kaisha コネクタ、チューブ組立体、輸液チューブセットおよび医療用容器
JP3127216U (ja) * 2006-09-13 2006-11-24 株式会社トップ 多連活栓
JP3166297U (ja) * 2010-12-16 2011-02-24 株式会社トップ ロック緩み防止具
JP2014514052A (ja) * 2011-03-25 2014-06-19 レヴィ,キンバリー 医療流体の制御供給用システム
JP2015536169A (ja) * 2012-10-17 2015-12-21 バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド 高圧および低圧ハンドマニホールドを備えた流体送達システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6838382B2 (ja) 2021-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8087702B2 (en) Connector for a dialysis port
ES2741893T3 (es) Puerto de vía de uso médico, línea para sangre para su empleo en un tratamiento sanguíneo extracorporal, así como dispositivo de tratamiento médico
US11291822B2 (en) Breakaway medical tubing connector
CN107405479B (zh) 在两个系统之间建立流体连通的医用插头和锁定连接件
JP6195712B2 (ja) 雄型バヨネットコネクター
US4447230A (en) Intravenous administration set assembly
JP5458291B2 (ja) 流体コネクタシステム
JP5154326B2 (ja) キャップ付き医療用活栓
US20080051731A1 (en) Information clip for flexible tubing
JP4744440B2 (ja) 接続具
US20060064051A1 (en) Multiple port catheter connector
BR112014008173B1 (pt) fixação de ativador para cateteres de controle de sangue
KR20200095499A (ko) 혈관 접근을 위한 안정화 연결체 디바이스 및 그 이용 방법
JP2005537839A (ja) 複数の回路を有したバルブ
JP6300481B2 (ja) 注入ポート構造
US20150051536A1 (en) Extensionless reversible connection catheter apparatus
US9737243B2 (en) Blood collection apparatus
JP4556701B2 (ja) 流路切換装置
JP2006527606A (ja) 止血薬バルブアセンブリーの表面係合用閉塞体
JP2018099143A (ja) 多連活栓用のベース部材
JP2002000722A (ja) チューブ、継管具、接続口作製具および継管システム
JP4814654B2 (ja) 三方活栓用保護栓
JP5814227B2 (ja) 液体投与回路
JPH09225028A (ja) 薬液の流量切換器
CN215309053U (zh) 穿刺器和输液设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6838382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250