JP2018098537A - 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018098537A
JP2018098537A JP2016238527A JP2016238527A JP2018098537A JP 2018098537 A JP2018098537 A JP 2018098537A JP 2016238527 A JP2016238527 A JP 2016238527A JP 2016238527 A JP2016238527 A JP 2016238527A JP 2018098537 A JP2018098537 A JP 2018098537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control target
control system
type
control
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016238527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6789784B2 (ja
Inventor
和典 柴田
Kazunori Shibata
和典 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016238527A priority Critical patent/JP6789784B2/ja
Publication of JP2018098537A publication Critical patent/JP2018098537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6789784B2 publication Critical patent/JP6789784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】遠隔システムと管理システムとを利用するユーザにとって、利便性の高いサービスを提供可能なネットワークシステムを提供する。【解決手段】ネットワークシステムは、電子機器を管理するための管理サーバ2と、制御システムとを備える。制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。管理サーバ2は、情報処理装置3から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けると、当該種別情報を制御システムに通知する。制御システムは、当該通知を受け付けると、複数の制御対象機器の中に当該種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して第1の通知を行う。管理サーバ2は、第1の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して第2の通知を行う。【選択図】図15

Description

本発明は、通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、エアーコンディショナ等の制御対象機器を遠隔制御する遠隔制御システムが知られている。たとえば、特開2015−138989号公報(特許文献1)には、携帯端末と、当該携帯端末の位置情報を取得するサーバと、当該サーバによって制御される制御対象機器とを備えた遠隔制御システムが開示されている。
特許文献1においては、サーバは、制御対象機器が設置された拠点(自宅)を中心とする遠隔制御実行領域と、当該拠点とは異なる位置を中心とし、遠隔制御実行領域とは重複しない遠隔制御実行確認領域とを記憶している。
サーバは、携帯端末が遠隔制御実行確認領域から進出すると、携帯端末に制御対象機器の制御実行確認メッセージを送信する。さらに、サーバは、携帯端末が遠隔制御実行領域に進入すると、制御実行確認メッセージへの応答の有無及び応答内容に応じて制御対象機器を制御する。
また、従来、購入した家電の情報をサーバ上に登録することにより、当該家電の情報を一元管理する管理システム(サービス)が知られている。当該管理システムによれば、ユーザは、取扱説明書および家電の便利な使い方などのサポートサービス情報を、パソコン等の端末装置で確認可能となる。また、当該サービスでは、登録された家電の修理も受け付ける。
特開2015−138989号公報
上記のような遠隔システムと、上記のような家電の情報を一元管理する管理システムとは、連動していない。このため、これらの両システムのユーザは、たとえば遠隔制御システムの制御対象機器を買い替えたときには、両システムにおける更新または登録の手続きを別々に行わなければならない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、遠隔システムと管理システムとを利用するユーザにとって、利便性の高いサービスを提供することが可能な通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、通信ネットワークは、電子機器を管理するためのサーバ装置と、サーバ装置と通信可能な制御システムとを備える。制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。サーバ装置は、情報処理装置から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けると、種別情報を制御システムに通知する。制御システムは、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、サーバ装置に対して予め定められた第1の通知を行う。サーバ装置は、制御システムから第1の通知を受け付けると、情報処理装置に対して予め定められた第2の通知を行う。
好ましくは、制御システムは、複数の通信機器から出力された情報を受信する。予め定められた条件は、通信機器から出力される情報に基づいて規定されている。制御システムは、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の通信機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている通信機器が含まれていることを条件に、サーバ装置に対して予め定められた第3の通知を行う。サーバ装置は、制御システムから第3の通知を受け付けると、情報処理装置に対して予め定められた第4の通知を行う。
好ましくは、第2の通知および第4の通知は、制御システムにおける設定内容の更新の要否を情報処理装置のユーザに問い合わせる通知である。
好ましくは、第2の通知は、制御対象機器の更新の要否をユーザに問い合わせる通知である。
好ましくは、第4の通知は、通信機器の更新の要否をユーザに問い合わせる通知である。
好ましくは、第1の通知は、サーバ装置から通知された種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器に対して割り当てられた識別子を含む。第3の通知は、サーバ装置から通知された種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている通信機器に対して割り当てられた識別子を含む。
好ましくは、複数の通信機器の少なくとも1つは、移動体端末である。移動体端末は、電子機器としてサーバ装置で登録されている。
好ましくは、複数の制御対象機器の2つ以上は、家電である。各家電は、電子機器としてサーバ装置で登録されている。
好ましくは、サーバ装置は、複数の電子機器の各々の種別を、電子機器に対して割り当てられた識別子と関連付けて記憶している。制御システムは、予め定められた条件が成立した場合に、予め定められた制御対象機器が制御システム内に存在しないと判断すると、存在しないと判断された制御対象機器に対して割り当てられた識別子をサーバ装置に通知する。サーバ装置は、通知された識別子に対応付けられた種別と同じ種別であって、かつ当該識別子とは異なる識別子に対応付けられた電子機器を特定する。サーバ装置は、情報処理装置に対して、特定された電子機器を、存在しないと判断された制御対象機器の代わりの候補として通知する。
好ましくは、サーバ装置は、特定された電子機器が複数ある場合、特定された複数の電子機器のうち、サーバ装置に最も新しく登録された電子機器を、存在しないと判断された制御対象機器の代わりの候補として通知する。
本発明の他の局面に従うと、通信ネットワークは、電子機器を管理するためのサーバ装置と、サーバ装置と通信可能な制御システムとを備える。制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。サーバ装置は、情報処理装置から電子機器の名称の新規登録を受け付けると、名称を制御システムに通知する。制御システムは、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、サーバ装置に対して予め定められた第1の通知を行う。サーバ装置は、制御システムから第1の通知を受け付けると、情報処理装置に対して予め定められた第2の通知を行う。
本発明のさらに他の局面に従うと、サーバ装置は、電子機器を管理する。サーバ装置は、情報処理装置および制御システムとの通信を制御する通信制御手段と、通信制御手段を介して、情報処理装置から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付ける受付手段とを備える。制御システムは、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。通信制御手段は、受付手段によって受け付けられた種別情報を、制御システムに通知する。通信制御手段は、制御システムによって複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、情報処理装置に対して予め定められた通知を行う。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。制御システムは、電子機器を管理するためのサーバ装置から、電子機器の種別を表す種別情報を受信する受信手段と、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれているか否かを判断する判断手段と、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断された場合、サーバ装置に対して予め定められた情報を送信する送信手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、電子機器を管理するためのサーバ装置において実行される。制御方法は、情報処理装置から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けるステップと、受付手段によって受け付けられた種別情報を、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる制御システムに通知するステップと、制御システムによって複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、情報処理装置に対して予め定められた通知を行うステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、制御システムにおいて実行される。制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。制御方法は、電子機器を管理するためのサーバ装置から、電子機器の種別を表す種別情報を受信するステップと、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれているか否かを判断するステップと、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断された場合、サーバ装置に対して予め定められた情報を送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、電子機器を管理するためのサーバ装置を制御する。プログラムは、情報処理装置をから電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けるステップと、受付手段によって受け付けられた種別情報が表す種別と同じ種別を、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる制御システムに通知するステップと、制御システムによって複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、情報処理装置に対して予め定められた通知を行うステップとを、サーバ装置のプロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、制御システムを制御する。制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。プログラムは、電子機器を管理するためのサーバ装置から、電子機器の種別を表す種別情報を受信するステップと、サーバ装置から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれているか否かを判断するステップと、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていると判断された場合、サーバ装置に対して予め定められた情報を送信するステップとを、制御システムに実行させる。
上記の発明によれば、遠隔システムと管理システムとを利用するユーザにとって、利便性の高いサービスを提供することが可能となる。
ネットワークシステムの概略構成を説明するための図である。 管理サーバにおいて記憶されているデータテーブルの概要を表した図である。 連携サーバにおいて記憶されているデータテーブルの概要を表した図である。 連携サーバが、情報提供サーバ等の他の機器からトリガ情報Tを受信したときの制御システムの処理の概要を説明するための図である。 情報処理装置を用いて照明器具を新たな機器として管理サーバに新規登録するときに、情報処理装置に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。 情報処理装置を用いてスマートフォンを新たな機器として管理サーバに新規登録する場合に、情報処理装置に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。 ネットワークシステムを構成する機器の機能的構成を説明するためのブロック図である。 ネットワークシステムにおいて実行される処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 管理サーバのハードウェア構成の典型例を表した図である。 情報処理装置のハードウェア構成の典型例を表した図である。 条件が成立したにもかかわらず制御対象機器が見つからなかった場合における、情報処理装置に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。 図11に示す画面遷移を実現するために、ネットワークシステムにおいて実行される処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 管理サーバにおいて記憶されているデータテーブルの他の概要を表した図である。 連携サーバにおいて記憶されているデータテーブルの他の概要を表した図である。 ネットワークシステムにおいて実行される他の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<A.ネットワークシステムの構成>
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム100の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、ネットワークシステム100は、典型的には、制御システム1と、管理サーバ2と、情報処理装置3とによって構成される。制御システム1は、図1の例では、連携サーバ10と、機器制御サーバ20とによって構成されている。
(a1.制御システム1および制御対象機器の概要)
制御システム1は、予め定められた条件が成立した場合、予め定められた制御対象機器に予め定められた制御内容に基づく動作を実行させる。どのような条件が成立した場合に、どのような機器をどのように制御させるかは、制御システム1において予め規定されている。
具体的には、制御システム1は、建屋90の屋内(以下、「宅内」とも称する)に設置された制御対象機器(典型的には、家電)の動作を制御する。図1の例においては、制御システム1は、無線ルータ60を介して、照明器具71と、エアーコンディショナ72と、テレビ73との動作を制御する。なお、以下では、照明器具71と、エアーコンディショナ72と、テレビ73とを区別しない場合には、単に、「家電70」と称する。
連携サーバ10は、機器制御サーバ20と通信可能に接続されている。また、連携サーバ10は、典型的には、管理サーバ2および図示しないサーバ(以下、「情報提供サーバ」とも称する)と接続されている。連携サーバ10は、機器制御サーバ20等と連携して、制御システム1の利用者にサービスを提供する。
機器制御サーバ20は、宅内の無線ルータ60と通信可能に接続されている。機器制御サーバ20は、連携サーバ10から送られてくる情報を利用して、家電70を制御する。
各家電70は、無線ルータ60に通信可能に接続されている。各家電70は、制御システム1からの制御命令に基づき動作するように構成されている。具体的には、各家電70は、機器制御サーバ20からの制御命令に基づき動作するように構成されている。
以下では、制御対象機器として、家電を例に挙げて説明する。なお、家電としては、掃除機ロボットの自律型の装置も含まれる。また、制御対象機器は、宅内に設置されているものに限定されず、建屋90に備え付けられている設備機械(たとえば、給湯器、窓のシャッター、車庫のシャッター)であってもよい。あるいは、制御対象機器は、建屋90の敷地内に駐車されている車両であってもよい。
(a2.管理サーバ2)
管理サーバ2は、ユーザによって登録された家電等の電子機器を一元管理するサービスを提供するためのサーバである。管理サーバ2は、建屋毎に、当該建屋に設置された家電等に関連する情報を管理する。
一例として、管理サーバ2は、登録された家電の情報を、情報処理装置3等で確認可能にする。また、管理サーバ2は、管理サーバ2が提供するweb画面上で、登録された家電の修理申し込みおよびカスタマーサポートを受け付ける。管理サーバ2は、上記登録が行われると、管理サーバ2が提供するキャンペーン等で利用可能なポイントをユーザに付与する。
管理サーバ2は、たとえば、家電等の製造メーカまたは当該製造メーカから委託を受けた運営業者によって運営される。
本実施の形態では、管理サーバ2と、制御システム1とが通信可能に接続されている。具体的には、管理サーバ2と連携サーバ10とがデータ通信可能に接続されている。
管理サーバ2の詳細、および管理サーバ2と連携サーバ10との間の通信の詳細については、後述する。
(a3.情報処理装置3)
情報処理装置3は、管理サーバ2および機器制御サーバ20に対して通信可能(アクセス可能)な機器である。情報処理装置3は、典型的には、スマートフォン、タブレット端末等の可搬性の機器である。なお。情報処理装置3は、管理サーバ2等を介さずに連携サーバ10と直接通信する構成であってもよい。
情報処理装置3は、ある局面においては、管理サーバ2への家電等の機器の登録のときに利用される。また、情報処理装置3は、家電70の制御が正しく行われていないときに、機器制御サーバ20から通知を受信可能に構成されている。
以下では、説明の便宜上、建屋90の居住者であって、かつ情報処理装置3のユーザを、「ユーザ」と称する。なお、当該ユーザは、制御システム1の利用者でもある。
(a4.データ)
図2は、管理サーバ2において記憶されているデータテーブルPの概要を表した図である。図2を参照して、データテーブルPは、詳しくは、建屋毎に設けられている。図2に示したデータテーブルPは、家IDが記載されているように、1つの建屋のデータである。なお、説明の便宜上、家ID“H123456”は、図1に示した建屋90を特定するものとする。
データテーブルPは、ユーザの登録処理等によってデータが更新される。データテーブルPにおいては、少なくとも、機器の名称と、型番と、機器IDと、登録日時とが対応付けて記憶されている。機器の名称および型番は、ユーザによって入力される。なお、機器の名称は、機器の設置場所または機器の主たる利用者の名称を含んでいてもよい。
機器IDは、機器の名称および型番が入力された後に、管理サーバ2によって付与される。また、登録日時は、ユーザが機器の名称および型番の登録が終了したときの日時を表している。
図3は、連携サーバ10において記憶されているデータテーブルQの概要を表した図である。図3を参照して、データテーブルQにおいては、条件(トリガ)と、アクションとが対応付けられて記憶されている。
詳しくは、条件と、制御対象機器の情報(典型的には、制御対象機器の名称および機器ID)と、制御内容とが対応付けて記憶されている。また、図3の例では、条件は、第1の条件と、第1の条件の成立をどの機器によって判断するのかを表した第2の条件(トリガとなる機器の情報)とを含んでいる。トリガとなる機器の情報は、当該機器の名称および機器IDとが記憶されている。
データテーブルQにおける各項目(条件、アクション)は、制御システム1を利用するユーザによって設定される。すなわち、図1の場合においては、データテーブルQにおける各項目は、建屋90の住居者(つまり、ユーザ)によって設定される。当該設定は、情報処理装置3を用いて行われてもよいし、他の機器を用いて行われてもよい。
(a5.制御システム1の詳細)
以下、連携サーバ10が、情報提供サーバ等の他の機器から所定のトリガ情報Tを受信したときの制御システム1の処理を説明する。なお、「トリガ情報」とは、たとえば、「家から出たこと」といった条件を連携サーバ10が判断できるための情報(たとえば、情報処理装置3の位置情報)である。なお、当該位置情報は、典型的には、GPS(Global Positioning System)を利用して取得できる。
図4は、連携サーバ10が、情報提供サーバ等の他の機器からトリガ情報Tを受信したときの制御システム1の処理の概要を説明するための図である。
連携サーバ10は、トリガ情報Tを受信すると、図3に示したデータテーブルQを参照し、トリガ情報Tで特定される条件がデータテーブルQに存在するか否かを確認する。トリガ情報Tで特定される条件がデータテーブルQに存在する場合(つまり、予め定められた条件が成立した場合)、連携サーバ10は、データテーブルQにおいてトリガ情報Tで特定される条件に対応付けられた、制御対象機器の情報(アクション側の機器の機器ID等)と制御内容とを、データテーブルQから読み出す。
連携サーバ10は、機器IDと制御内容とを、機器制御サーバ20に送信する。なお、連携サーバ10は、機器IDと制御内容とともに、制御対象機器の名称およびトリガ情報Tで特定される条件を、機器制御サーバ20に送信してもよい。
機器制御サーバ20は、連携サーバ10から機器IDと制御内容とを受信すると、機器IDにより特定される家電70に対して当該制御内容に基づいた制御命令を送信する。これにより、機器制御サーバ20は、トリガ情報Tに基づいた動作を家電70に実行させることが可能となる。なお、トリガ情報Tで特定される条件がデータテーブルQに存在しない場合には、連携サーバ10は、家電70の動作を制御しない。
以下では、トリガ情報に基づき家電等の機器を制御するためのサービス(制御システム1内で提供されるサービス)を、「連携サービス」とも称する。
<B.管理サーバ2と制御システム1との間の連携処理の概要>
以下では、管理サーバ2と制御システム1との連携処理の概要について説明する。詳しくは、管理サーバ2に家電等の機器を新規登録(データテーブルPを更新)するときにおける情報処理装置3の表示内容と、当該新規登録後における情報処理装置3の表示内容とについて説明する。
図5は、情報処理装置3を用いて照明器具を新たな機器として管理サーバ2(詳しくは、データテーブルP)に新規登録するときに、情報処理装置3に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。
図5を参照して、情報処理装置3は、新規登録の画面に遷移すると、状態(A)に示すように、機器の名称の入力ボックス301と、型番の入力ボックス302とをタッチスクリーン361に表示する。情報処理装置3は、入力ボックス301,302の入力を受け付け、かつ図示しない登録ボタンがユーザによって選択されると、画面状態を状態(A)から状態(B)に遷移させる。
状態(B)においては、情報処理装置3は、照明器具の新規登録が終了したことをユーザに通知するためのコメント303を表示する。状態(B)において、ボタン304がユーザによって選択されると、情報処理装置3は、画面を、状態(B)に示した画面から、別の機器の新規登録をさらに行うための画面に遷移させる。状態(B)において、ボタン305がユーザによって選択されると、情報処理装置3は、画面状態を状態(B)から状態(C)に遷移させる。
状態(C)においては、情報処理装置3は、コメント306を表示する。コメント306は、「制御システム1において照明器具がアクション側の機器として登録済みである」ことを表している。また、コメント306は、新たに登録した照明器具によって制御システム1の設定を更新するか否かを問い合わせる記載を含んでいる。詳しくは、コメント306は、制御システム1によって提供される連携サービスのアプリケーションプログラムを起動するか否かを問い合わせる記載を含んでいる。
なお、上記の状態(A),(B),(C)に示したユーザインターフェイスを表示するための画面データは、典型的には、管理サーバ2において生成され、かつ情報処理装置3に提供される。
ユーザが連携サービスを起動させることを指示するためのボタン307を選択した場合、情報処理装置3は、管理サーバ2を介して、連携サーバ10に接続される。ユーザが連携サービスを起動させないことを指示するためのボタン308を選択した場合、情報処理装置3は、画面状態を、状態(C)から所定の画面に戻す。なお、情報処理装置3は、管理サーバ2から一旦ログアウトした後に、管理サーバ2を介さずに連携サーバ10と直接通信する構成であってもよい。
このような構成によれば、ユーザは、管理サーバ2に対してアクション側の機器の新規登録を行うと、当該登録に連動して、連携サービスの設定内容を更新するモードに自動的に案内される。それゆえ、ユーザは、管理サーバ2に対する新規登録処理と、連携サービスにおける設定内容の更新処理とを、一連の操作として行なうことができる。したがって、一連の操作として行えないような構成と比べると、ネットワークシステム100は、ユーザにとって利便性の高いサービスを提供できる。
図6は、情報処理装置3を用いてスマートフォンを新たな機器として管理サーバ2(詳しくは、データテーブルP)に新規登録する場合に、情報処理装置3に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。
図6を参照して、情報処理装置3は、新規登録の画面に遷移すると、状態(A)に示すように、機器の名称の入力ボックス301と、型番の入力ボックス302とをタッチスクリーン361に表示する。情報処理装置3は、入力ボックス301,302の入力を受け付け、かつ図示しない登録ボタンがユーザによって選択されると、画面状態を状態(A)から状態(B)に遷移させる。
状態(B)においては、情報処理装置3は、スマートフォンの新規登録が終了したことをユーザに通知するためのコメント303Aを表示する。状態(B)において、ボタン304がユーザによって選択されると、情報処理装置3は、画面を、状態(B)に示した画面から、別の機器の新規登録をさらに行うための画面に遷移させる。状態(B)において、ボタン305がユーザによって選択されると、情報処理装置3は、画面状態を状態(B)から状態(C)に遷移させる。
状態(C)においては、情報処理装置3は、コメント306Aを表示する。コメント306Aは、「制御システム1においてスマートフォンがトリガ側の機器として登録済みである」ことを表している。また、コメント306Aは、新たに登録したスマートフォンによって制御システム1の設定を更新するか否かを問い合わせる記載を含んでいる。詳しくは、コメント306Aは、図5に示したコメント306と同様に、制御システム1によって提供される連携サービスのアプリケーションプログラムを起動するか否かを問い合わせる記載を含んでいる。
なお、上記の状態(A),(B),(C)に示したユーザインターフェイスを表示するための画面データは、典型的には、管理サーバ2において生成され、かつ情報処理装置3に提供される。
ユーザが連携サービスを起動させることを指示するためのボタン307を選択した場合、情報処理装置3は、管理サーバ2を介して、連携サーバ10に接続される。ユーザが連携サービスを起動させないことを指示するためのボタン308を選択した場合、情報処理装置3は、画面状態を、状態(C)から所定の画面に戻す。
このような構成によれば、ユーザは、管理サーバ2に対してトリガ側の機器の新規登録を行うと、当該登録に連動して、連携サービスの設定内容を更新するモードに自動的に案内される。それゆえ、ユーザは、管理サーバ2に対する新規登録処理と、連携サービスにおける設定内容の更新処理とを、一連の操作として行なうことができる。したがって、一連の操作として行えないような構成と比べると、ネットワークシステム100は、ユーザにとって利便性の高いサービスを提供できる。
<C.機能的構成>
図7は、ネットワークシステム100を構成する各機器の機能的構成を説明するためのブロック図である。図7に示すように、ネットワークシステム100は、上述したように、少なくとも、制御システム1と、管理サーバ2と、情報処理装置3とを含んでいる。制御システム1は、上述したように、連携サーバ10と、機器制御サーバ20とを含んで構成されている。
管理サーバ2は、制御部21と、データテーブルPを記憶した記憶部22とを備える。制御部21は、通信制御部211と、新規登録受付部212とを有する。連携サーバ10は、制御部11と、データテーブルQを記憶した記憶部12と、受信部13と、送信部14とを備える。制御部11は、判断部111を有する。
管理サーバ2の制御部21は、管理サーバ2の全体的な動作を制御する。
通信制御部211は、情報処理装置3および制御システム1の連携サーバ10との間の通信を制御する。新規登録受付部212は、通信制御部211を介して、情報処理装置3から家電等の電子機器の名称および型番等の新規登録を受け付ける。具体的には、新規登録受付部212は、データテーブルP(図2)の内容を更新する。
通信制御部211は、新規登録受付部によって受け付けられた電子機器の名称を、制御システム1の連携サーバ10に通知する。
連携サーバ10の制御部11は、連携サーバ10の全体的な動作を制御する。
受信部13は、管理サーバ2から、新規登録された電子機器の名称を受信する。
判断部111は、管理サーバ2から電子機器の名称を受け付けた場合、データテーブルQ(図3)を参照して、複数の制御対象機器の中に当該名称で登録されている制御対象機器が含まれているか否かを判断する。
送信部14は、判断部111によって上記複数の制御対象機器の中に上記名称で登録されている制御対象機器が含まれていると判断された場合、管理サーバ2に対して予め定められた通知を行う。詳しくは、送信部14は、管理サーバ2から通知された名称で登録されている機器がアクション側の機器であることと、当該名称で登録されている当該機器に対して割り当てられた機器ID(識別子)とを、判断結果として管理サーバ2に通知する。
さらに、判断部111は、管理サーバ2から電子機器の名称を受け付けた場合、データテーブルQ(図3)を参照して、トリガとなる複数の機器(通信機器)の中に当該名称で登録されている通信機器が含まれているか否かを判断する。
送信部14は、判断部111によって上記複数の通信機器の中に上記名称で登録されている通信機器が含まれていると判断された場合、管理サーバ2に対して予め定められた通知を行う。詳しくは、送信部14は、管理サーバ2から通知された名称で登録されている機器がトリガ側の機器であることと、当該名称で登録されている当該機器に対して割り当てられた機器ID(識別子)とを、判断結果として管理サーバ2に通知する。
以下、連携サーバ10から管理サーバ2への判断結果の通知の具体例と、その後に行われる管理サーバ2から情報処理装置3への案内通知の具体例とを説明する。
(c1.第1の例)
図5に示したように照明器具が管理サーバ2に新規登録された場合、管理サーバ2は、“照明器具”を電子機器の名称として、連携サーバ10に通知する。連携サーバ10は、データテーブルQにおいて、照明機器の名称で登録されているアクション側の機器(制御対象機器)またはトリガ側の機器が存在しているか否かを判断する。データテーブルQにおいては、アクション側の機器に機器ID“E0007”の照明器具が登録されている。そこで、連携サーバ10は、この照明器具の機器ID“E0007”を、管理サーバ2に通知する。
管理サーバ2の通信制御部211は、制御システム1から機器IDの通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた通知を行う。具体的には、図5の状態(C)に示したように、管理サーバ2は、制御システム1におけるアクション側の機器の設定内容の更新の要否を情報処理装置3のユーザに問い合わせる通知を、情報処理装置3に送信する。
(c2.第2の例)
図6に示したようにスマートフォンが管理サーバ2に新規登録された場合、管理サーバ2は、“スマートフォン”を電子機器の名称として、連携サーバ10に通知する。連携サーバ10は、データテーブルQにおいて、スマートフォンの名称で登録されているアクション側の機器(制御対象機器)またはトリガ側の機器が存在しているか否かを判断する。データテーブルQにおいては、トリガ側の機器に機器ID“E0009”のスマートフォンが登録されている。そこで、連携サーバ10は、このスマートフォンの機器ID“E0009を、管理サーバ2に通知する。
管理サーバ2の通信制御部211は、制御システム1から機器IDの通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた通知を行う。具体的には、図6の状態(C)に示したように、管理サーバ2は、制御システム1におけるトリガ側の機器の設定内容の更新の要否を情報処理装置3のユーザに問い合わせる通知を、情報処理装置3に送信する。
<D.制御構造>
図8は、ネットワークシステム100において実行される処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
図8を参照して、シーケンスSQ2において、情報処理装置3は、情報処理装置3のユーザ操作に基づいて、管理サーバ2にログインする。シーケンスSQ4において、情報処理装置3は、ユーザ操作に基づいて、ユーザが新たに購入した機器等の新規登録処理を行う。シーケンスSQ6において、情報処理装置3は、機器の名称等を管理サーバ2に通知する。
シーケンスSQ8において、管理サーバ2は、機器の新規登録処理が完了すると、登録完了通知を情報処理装置3に通知する。シーケンスSQ10において、管理サーバ2は、情報処理装置3から受け取った機器の名称の情報を、連携サーバ10に通知する。
シーケンスSQ12において、連携サーバ10は、管理サーバ2から受け取った名称と同じ名称の機器がデータテーブルQに登録されているか否かを判断する。シーケンスSQ14において、連携サーバ10は、判断結果を管理サーバ2に通知する。
管理サーバ2は、同じ名称の機器がデータテーブルQに登録されているとの結果を連携サーバ10から受け付けた場合、シーケンスSQ16において、データテーブルQの設定内容の更新の案内を情報処理装置3に通知する。
ユーザがデータテーブルQの設定内容の更新に同意し、かつユーザが連携サービスのアプリケーションプログラムの起動ボタン(図5および図6の状態(C)のボタン307)を選択した場合、シーケンスSQ18において、情報処理装置3は、当該アプリケーションを起動する。シーケンスSQ20において、情報処理装置3は、情報処理装置3のユーザ操作に基づいて、連携サーバ10にログインする。以後、ユーザは、情報処理装置3に表示される画面に従って、データテーブルQの設定内容を更新する。
上記のような処理によれば、制御システム1による連携サービスと、家電の管理システムとを利用する情報処理装置3のユーザにとって、利便性の高いサービスを提供することができる。
<E.ハードウェア構成>
図9は、管理サーバ2のハードウェア構成の典型例を表した図である。図9を参照して、管理サーバ2は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU251と、データを不揮発的に格納するROM252と、CPU251によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM253と、データを不揮発的に格納するHDD254と、LED255と、スイッチ256と、通信IF(Interface)257と、電源回路258と、ディスプレイ259と、操作キー260とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
電源回路258は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、管理サーバ2の各部に電源供給を行なう回路である。スイッチ256は、電源回路258に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。ディスプレイ259は、各種のデータを表示するためのデバイスである。
通信IF257は、連携サーバ10との間の通信を行なためのインターフェイスである。
LED255は、管理サーバ2の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED255は、管理サーバ2の主電源のオンまたはオフ状態、およびHDD254への読み出しまたは書き込み状態等を表す。操作キー260は、管理サーバ2のユーザが管理サーバ2へデータを入力するための用いるキー(キーボード)である。
管理サーバ2における処理は、各ハードウェアおよびCPU251により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD254に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF257等を介してダウンロードされた後、HDD254に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU251によってHDD254から読み出され、RAM253に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU251は、そのプログラムを実行する。
同図に示される管理サーバ2を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM253、HDD254、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、管理サーバ2の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、連携サーバ10および機器制御サーバ20は、管理サーバ2と同様なハードウェア構成を有するため、ここでは、連携サーバ10および機器制御サーバ20についてのハードウェア構成については繰り返し説明を行わない。
図10は、情報処理装置3のハードウェア構成の典型例を表した図である。図10を参照して、情報処理装置3は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU351と、データを不揮発的に格納するROM352と、CPU351によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM353と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ354と、LED355と、操作キー356と、スイッチ357と、GPS(Global Positioning System)受信機358と、通信IF359と、電源回路360と、タッチスクリーン361と、マイク362と、スピーカ363と、カメラ364と、アンテナ3581,3591とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
タッチスクリーン361は、ディスプレイ3611と、タッチパネル3612により構成される。アンテナ3581は、GPS受信機358用のアンテナである。アンテナ3591は、通信IF359用のアンテナである。
LED355は、情報処理装置3の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED355は、情報処理装置3の主電源のオンまたはオフ状態、およびフラッシュメモリ354への読み出しまたは書き込み状態等を表す。
操作キー356は、情報処理装置3のユーザが主電源のオンまたはオフ等するためのキー(操作ボタン)である。スイッチ357は、電源回路360に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。
GPS受信機358は、GPS衛星からの電波に基づき、情報処理装置3の現在位置の位置情報を取得する。
通信IF359は、たとえば、管理サーバ2および機器制御サーバ20に対するデータの送信処理と、管理サーバ2および機器制御サーバ20から送信されたデータの受信処理を行なう。
電源回路360は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、情報処理装置3の各部に電源供給を行なう回路である。タッチスクリーン361は、各種のデータを表示し、かつ操作入力を受け付けるためのデバイスである。マイク362は、情報処理装置3の周囲の音を集音する。たとえば、マイク362は、ユーザの発話に基づく音声を集音する。スピーカ363は、音声を出力する。スピーカ363は、ある局面においては、ユーザ等とのコミュニケーションのために、発話を行なう。カメラ364は、情報処理装置3の周囲の被写体を撮像するための撮像装置である。
情報処理装置3における処理は、各ハードウェアおよびCPU351により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ354に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF359等を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ354に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU351によってフラッシュメモリ354から読み出され、RAM353に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU351は、そのプログラムを実行する。
同図に示される情報処理装置3を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM353、フラッシュメモリ354、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、情報処理装置3の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
[実施の形態2]
本実施の形態では、典型的には、実施の形態1に示したような機器の新規登録の際に同じ名称の機器がデータテーブルQに登録されていたにもかかわらず、データテーブルQの設定内容を更新しなかった場合に実行される処理について説明する。具体的には、連携サービスのアプリケーションプログラムを利用したデータテーブルQの更新が行われなかった場合について説明する。
図11は、条件が成立したにもかかわらず制御対象機器が見つからなかった場合における、情報処理装置3に表示されるユーザインターフェイスの遷移例を表した図である。図11を参照して、機器制御サーバ20が制御対象機器(アクション側の機器)であるエアーコンディショナが見つからないと判断した場合、機器制御サーバ20は、情報処理装置3に対して、「連携サービスのアプリケーションプログラムを利用して、データテーブルQの設定内容を更新する」ことを提案するための通知をする。なお、機器制御サーバ20には、当該通知を行うために、情報処理装置3を特定する情報が予め記憶されている。
情報処理装置3は、上記通知を受けた場合、状態(A)に示したように、データテーブルQの設定内容を更新するか否かをユーザに問い合わせる表示を行う。当該表示は、コメント311と、ボタン313,314とを含む。
コメント311は、アクション側の機器であるエアーコンディショナが見つかっていないこと、およびデータテーブルQの設定内容を更新するか否かを問い合わせる記載を含んでいる。
ユーザによってボタン314が選択されると、情報処理装置3は、画面を状態(A)から状態(B)に遷移させる。なお、ユーザによってボタン313が選択されると、情報処理装置3は、データテーブルQの設定内容の更新を行うことなく、所定の画面に遷移する。
状態(B)に示すように、情報処理装置3は、更新機器の候補315,316を一覧表示する。なお、複数の候補がある場合に区別がしやすいように、データテーブルP,Qにおいて、機器IDまたは機器の名称に対して、識別可能な情報(たとえば、設置場所または使用者を特定する情報)を付加しておくことが好ましい。
ユーザによって更新機器が選択が行われ、かつボタン317が選択されると、たとえば機器制御サーバ20または管理サーバ2を介して、連携サーバ10のデータテーブルQの設定内容が更新される。また、ユーザによってボタン318が選択されると、更新処理がキャンセルされる。なお、情報処理装置3は、機器制御サーバ20または管理サーバ2を介さずに、連携サーバ10に直接アクセスするような構成であってもよい。
図12は、図11に示す画面遷移を実現するために、ネットワークシステム100において実行される処理の流れを説明するためのシーケンス図である。図12を参照して、シーケンスSQ52において、機器制御サーバ20は、制御対象機器が見つからないと判断すると、シーケンスSQ54において、見つからなかった機器の名称と当該機器の機器IDとを情報処理装置3に通知する。
シーケンスSQ56において、情報処理装置3は、図11の状態(A)に示したように、連携サービスの設定内容の更新を案内する。詳しくは、情報処理装置3は、連携サーバ10におけるデータテーブルQの設定内容の更新を案内する。
シーケンスSQ58において、図11の状態(A)に示したボタン314がユーザによって選択されたことに基づき、連携サービスのアプリケーションプログラムを起動する。その後、シーケンスSQ60において、情報処理装置3は、ユーザ操作に基づいて、連携サーバ10にログインする。
シーケンスSQ62において、情報処理装置3は、機器制御サーバ20が見つけられなかった機器の名称と当該機器の機器IDとを、連携サーバ10に通知する。シーケンスSQ64において、連携サーバ10は、見つからなかった機器と同じ名称の機器の機器IDを取得するための取得要求を、管理サーバ2に対して行う。
シーケンスSQ66において、管理サーバ2は、取得要求への応答として、機器IDを連携サーバ10に通知する。図11の例では、管理サーバ2は、機器IDとして、E0011とE0017とを連携サーバ10に通知する。
シーケンスSQ68において、連携サーバ10は、管理サーバ2から受信した機器IDと、当該機器IDに対応付けられた機器の名称とを情報処理装置3に通知する。すなわち、連携サーバ10は、更新候補の名称と、その機器IDとを情報処理装置3に通知する。
シーケンスSQ70において、情報処理装置3は、連携サーバ10から受信した名称および機器IDに基づいて更新候補を表示した後に(図11の状態(B))、候補の中から1つの機器を選択する操作を受け付ける。図11の例では、候補315,316のいずれかを指定する操作と、ボタン317の選択操作とを受け付ける。シーケンスSQ72において、情報処理装置3は、見つからなかった制御対象機器を上記選択された候補によって置き換える(設定を更新する)ための更新指令を、連携サーバ10に送信する。
上記のように、本実施の形態に係るネットワークシステム100によれば、管理サーバ2において家電等の機器を新規登録した後に連携サービス(詳しくは、データテーブルQ)の設定内容を更新しなかったときであっても、制御対象機器が見つからなかったことを条件に、連携サービスの設定内容を更新する案内が繰り返しなされる。それゆえ、ユーザは、適時かつ簡易に連携サービスの更新を行うことが可能となる。
[実施の形態3]
図11の状態(B)においては、候補となる制御対象機器の名称と当該制御対象機器の機器IDとを対応付けて表示した。しかしながら、これに限定されず、情報処理装置3は、当該名称と当該機器IDとに関連付けて当該制御対象機器がデータテーブルPに登録されたときの登録日時をさらに表示してもよい。
このような構成によれば、ユーザは、登録日時を参考に、複数の候補の中から1つの制御対象機器を選択することができる。
[実施の形態4]
図11の状態(B)においては、複数の候補(制御対象機器)の名称を表示したが、これに限定されるものではない。複数の候補のうち、管理サーバ2に登録日時が最も新しい候補のみを表示するように、ネットワークシステム100を構成してもよい。このような構成とする理由は、連携サービスの制御対象機器が管理サーバ2への登録日時が最も新しい候補(機器)によって置き換えられた可能性が高いからである。
このような構成によれば、複数の候補の中から1つの制御対象機器を選ぶ構成に比べて、ユーザの利便性が向上する。なお、管理サーバ2に登録日時が最も新しい候補が適切ではない場合、ユーザが所定のボタンを操作することにより、登録日時が次に新しい候補等が表示されるように、ネットワークシステム100を構成することが好ましい。
[実施の形態5]
実施の形態2においては、たとえばエアーコンディショナの交換によって、機器制御サーバ20がアクション側の機器を見つけられない場合を説明した。このような機器の交換は、アクション側のみならず、トリガ側でも行われる。たとえば、トリガの判断に用いられるスマートフォン(図3のデータテーブルQに示した機器ID“E0009”のスマートフォン)が買い替えられる場合もある。
そこで、条件が所定の期間以上成立しない場合、連携サーバ10がユーザの情報処理装置3に対してデータテーブルQの更新を案内する通知を行うように、ネットワークシステム100を構成してもよい。
[実施の形態6]
上記の実施の形態1〜5では、電子機器の名称として、一般的な名称(たとえば、エアーコンディショナ、スマートフォン)を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。一般的な名称の代わりに、各家庭のユーザが登録した名称を用いてもよい。すなわち、ユーザが使用しやすいように、家電に対して自由に名前を変更できる構成としてもよい。たとえば、エアーコンディショナの代わりに、子供部屋のエアーコンディショナを用いてもよい。この場合、図2のデータテーブルPの「機器の名称」および図3のデータテーブルQの「名称」が、ユーザによって登録(変更)された名称となる。
上記の構成によれば、ユーザは、自身が登録した名称を参考に、データテーブルQの設定内容の更新(具体的には、更新機器の候補の特定(機器の選択操作)等)を行なうことが可能となる。
また、データテーブルQにおいては、名称の代わりにあるいは名称に紐付けて(関連付けて)、初期設定値として、電子機器の型番が登録される構成としてもよい。
[実施の形態7]
上記の実施の形態1〜6では、管理サーバ2は、情報処理装置3から電子機器の名称の新規登録を受け付けると、当該受け付けた名称を制御システム1に通知する。制御システム1は、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して予め定められた第1の通知(図8のステップS14における結果通知)を行う。管理サーバ2は、制御システム1から第1の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた第2の通知(図8の設定内容の更新案内の通知)を行う。
本実施の形態では、管理サーバ2は、情報処理装置3から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けると、当該受け付けた種別情報を制御システム1に通知する。制御システム1は、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して予め定められた上記の第1の通知(図8のステップS14における結果通知に相当)を行う。管理サーバ2は、制御システム1から第1の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた第2の通知(図8の設定内容の更新案内の通知に相当)を行う。
上記の種別としては、たとえば、ECHONET Liteにおける機器オブジェクトのクラスコード、あるいは当該クラスコードのように機器毎に区分された識別情報を用いることができる。なお、ECHONET(エコーネット)とはスマートハウスを実現する通信プロトコルである。ECHONET Lite(エコーネットライト)規格は、急速に普及したインターネットに対応し、かつエコーネット規格より簡単で使いやすさを重視した通信プロトコルである。
本実施の形態では、上記の種別は、上述した名称(機器の名称)あるいは型番に紐付けられる。具体的には、データテーブルPにおいて、種別情報が機器の名称および型番等に関連付けて記憶される。また、データテーブルQにおいて、種別情報が名称等に関連付けて記憶される。
なお、名称は、実施の形態6で説明したように、ユーザが自由に登録した名称で会ってもよいし、電子機器の型番であってもよい。本実施の形態では、同じ名称の機器が登録されているか否かを判断する構成ではなく、同じ種別の機器が登録されているか否かを判断する構成であるため、名称を用いて判断する構成(実施の形態1等の構成)に比べて、名称変更の自由度が高まる。
図13は、本実施の形態におけるデータテーブルPの一例を表している。また、図14は、本実施の形態におけるデータテーブルQの一例を表している。図13,14に示されるように、データテーブルP,Qは、電子機器の種別を表した種別情報が記憶される。
図15は、本実施の形態に係るネットワークシステム100において実行される処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
図15を参照して、シーケンスSQ102において、情報処理装置3は、情報処理装置3のユーザ操作に基づいて、管理サーバ2にログインする。シーケンスSQ104において、情報処理装置3は、ユーザ操作に基づいて、ユーザが新たに購入した機器等の新規登録処理を行う。シーケンスSQ106において、情報処理装置3は、機器の種別を表す種別情報等を管理サーバ2に通知する。
シーケンスSQ108において、管理サーバ2は、機器の新規登録処理が完了すると、登録完了通知を情報処理装置3に通知する。シーケンスSQ110において、管理サーバ2は、情報処理装置3から受け取った機器の種別情報を、連携サーバ10に通知する。
シーケンスSQ112において、連携サーバ10は、管理サーバ2から受け取った種別情報が表す種別と同じ種別の機器がデータテーブルQに登録されているか否かを判断する。シーケンスSQ114において、連携サーバ10は、判断結果を管理サーバ2に通知する。
管理サーバ2は、同じ種別の機器がデータテーブルQに登録されているとの結果を連携サーバ10から受け付けた場合、シーケンスSQ116において、データテーブルQの設定内容の更新の案内を情報処理装置3に通知する。
ユーザがデータテーブルQの設定内容の更新に同意し、かつユーザが連携サービスのアプリケーションプログラムの起動ボタンを選択した場合、シーケンスSQ118において、情報処理装置3は、当該アプリケーションを起動する。シーケンスSQ120において、情報処理装置3は、情報処理装置3のユーザ操作に基づいて、連携サーバ10にログインする。以後、ユーザは、情報処理装置3に表示される画面に従って、データテーブルQの設定内容を更新する。
上記のような処理によれば、実施の形態1と同様、制御システム1による連携サービスと家電の管理システムとを利用する情報処理装置3のユーザにとって、利便性の高いサービスを提供することができる。
なお、本実施の形態においても、実施の形態2〜6で説明した構成を適宜、組み合わせることができる。
[実施の形態8]
上記の実施の形態1〜7では、制御システム1として、連携サーバ10と機器制御サーバ20との2つのサーバを備える構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、制御システム1を、連携サーバ10の機能と機器制御サーバ20の機能とを有する1つのサーバで構成してもよい。
<<まとめ>>
以下、主として実施の形態7に着目した構成(種別を用いる構成)を、以下の項目〔1〕〜〔10〕,〔12〕,〔13〕に記載する。また、以下の項目〔11〕には、実施の形態1等の構成(種別ではなく名称を用いる構成)を記載する。
〔1〕ネットワークシステム100は、電子機器を管理するための管理サーバ2と、管理サーバ2と通信可能な制御システム1とを備える。制御システム1は、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。管理サーバ2は、情報処理装置3から電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けると、種別情報を制御システム1に通知する。制御システム1は、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して予め定められた第1の通知を行う。管理サーバ2は、制御システム1から第1の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた第2の通知を行う。
〔2〕制御システム1は、複数の通信機器(トリガとなる複数の機器)から出力された情報を受信する。予め定められた条件は、通信機器から出力される情報に基づいて規定されている。制御システム1は、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の通信機器の中に種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている通信機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して予め定められた第3の通知を行う。管理サーバ2は、制御システム1から第3の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた第4の通知を行う。
〔3〕第2の通知および第4の通知は、制御システム1における設定内容の更新の要否を情報処理装置のユーザに問い合わせる通知である。
〔4〕第2の通知は、制御対象機器の更新の要否をユーザに問い合わせる通知である。
〔5〕第4の通知は、通信機器の更新の要否をユーザに問い合わせる通知である。
〔6〕第1の通知は、管理サーバ2から通知された種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている制御対象機器に対して割り当てられた識別子を含む。第3の通知は、管理サーバ2から通知された種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている通信機器に対して割り当てられた識別子を含む。
〔7〕複数の通信機器の少なくとも1つは、移動体端末である。移動体端末は、電子機器として管理サーバ2で登録されている。なお、移動体端末は、たとえば、スマートフォンである。
〔8〕複数の制御対象機器の2つ以上は、家電である。各家電は、電子機器として管理サーバ2で登録されている。
〔9〕管理サーバ2は、複数の電子機器の各々の種別を、電子機器に対して割り当てられた識別子と関連付けて記憶している。制御システム1は、予め定められた条件が成立した場合に、予め定められた制御対象機器が制御システム1内に存在しないと判断すると、存在しないと判断された制御対象機器に対して割り当てられた識別子を管理サーバ2に通知する。管理サーバ2は、通知された識別子に対応付けられた種別と同じ種別であって、かつ当該識別子とは異なる識別子に対応付けられた電子機器を特定する。管理サーバ2は、情報処理装置3に対して、特定された電子機器を、存在しないと判断された制御対象機器の代わりの候補として通知する。
〔10〕管理サーバ2は、特定された電子機器が複数ある場合、特定された複数の電子機器のうち、管理サーバ2に最も新しく登録された電子機器を、存在しないと判断された制御対象機器の代わりの候補として通知する。
〔11〕ネットワークシステム100は、電子機器を管理するための管理サーバ2と、管理サーバ2と通信可能な制御システム1とを備える。制御システム1は、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。管理サーバ2は、情報処理装置3から電子機器の名称の新規登録を受け付けると、名称を制御システム1に通知する。制御システム1は、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれていることを条件に、管理サーバ2に対して予め定められた第1の通知を行う。管理サーバ2は、制御システム1から第1の通知を受け付けると、情報処理装置3に対して予め定められた第2の通知を行う。
〔12〕管理サーバ2は、電子機器を管理する。管理サーバ2は、情報処理装置3および制御システム1との通信を制御する通信制御部211と、通信制御部211を介して、情報処理装置3から電子機器の名称の新規登録を受け付ける新規登録受付部212とを備える。制御システム1は、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。通信制御部211は、受付手段によって受け付けられた名称を、制御システム1に通知する。通信制御部211は、制御システム1によって複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、情報処理装置3に対して予め定められた通知を行う。
〔13〕制御システム1は、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる。制御システム1は、電子機器を管理するための管理サーバ2から、電子機器の名称を受信する受信部13と、管理サーバ2から通知を受け付けた場合、複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれているか否かを判断する判断部111と、複数の制御対象機器の中に名称で登録されている制御対象機器が含まれていると判断された場合、管理サーバ2に対して予め定められた情報を送信する送信部14とを備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御システム、2 管理サーバ、3 情報処理装置、10 連携サーバ、11,21 制御部、12,22 記憶部、13 受信部、14 送信部、20 機器制御サーバ、60 無線ルータ、70 家電、71 照明器具、72 エアーコンディショナ、73 テレビ、90 建屋、100 ネットワークシステム、111 判断部、211 通信制御部、212 新規登録受付部、301,302 入力ボックス、303,303A,306,306A,311 コメント、304,305,307,308,313,314,317,318 ボタン、315,316 候補、361 タッチスクリーン、P,Q データテーブル。

Claims (17)

  1. 電子機器を管理するためのサーバ装置と、前記サーバ装置と通信可能な制御システムとを備えた通信ネットワークであって、
    前記制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させ、
    前記サーバ装置は、情報処理装置から前記電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けると、前記種別情報を前記制御システムに通知し、
    前記制御システムは、前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていることを条件に、前記サーバ装置に対して予め定められた第1の通知を行い、
    前記サーバ装置は、前記制御システムから前記第1の通知を受け付けると、前記情報処理装置に対して予め定められた第2の通知を行う、通信ネットワーク。
  2. 前記制御システムは、複数の通信機器から出力された情報を受信し、
    前記予め定められた条件は、前記通信機器から出力される情報に基づいて規定されており、
    前記制御システムは、前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の通信機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記通信機器が含まれていることを条件に、前記サーバ装置に対して予め定められた第3の通知を行い、
    前記サーバ装置は、前記制御システムから前記第3の通知を受け付けると、前記情報処理装置に対して予め定められた第4の通知を行う、請求項1に記載の通信ネットワーク。
  3. 前記第2の通知および前記第4の通知は、前記制御システムにおける設定内容の更新の要否を前記情報処理装置のユーザに問い合わせる通知である、請求項2に記載の通信ネットワーク。
  4. 前記第2の通知は、前記制御対象機器の更新の要否を前記ユーザに問い合わせる通知である、請求項3に記載の通信ネットワーク。
  5. 前記第4の通知は、前記通信機器の更新の要否を前記ユーザに問い合わせる通知である、請求項3または4に記載の通信ネットワーク。
  6. 前記第1の通知は、前記サーバ装置から通知された前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器に対して割り当てられた識別子を含み、
    前記第3の通知は、前記サーバ装置から通知された前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記通信機器に対して割り当てられた識別子を含む、請求項3から5のいずれか1項に記載の通信ネットワーク。
  7. 前記複数の通信機器の少なくとも1つは、移動体端末であって、
    前記移動体端末は、前記電子機器として前記サーバ装置で登録されている、請求項3から6のいずれか1項に記載の通信ネットワーク。
  8. 前記複数の制御対象機器の2つ以上は、家電であって、
    各前記家電は、前記電子機器として前記サーバ装置で登録されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の通信ネットワーク。
  9. 前記サーバ装置は、複数の前記電子機器の各々の種別を、前記電子機器に対して割り当てられた識別子と関連付けて記憶しており、
    前記制御システムは、前記予め定められた条件が成立した場合に、前記予め定められた制御対象機器が前記制御システム内に存在しないと判断すると、存在しないと判断された前記制御対象機器に対して割り当てられた識別子を前記サーバ装置に通知し、
    前記サーバ装置は、
    通知された前記識別子に対応付けられた前記種別と同じ種別であって、かつ当該識別子とは異なる識別子に対応付けられた前記電子機器を特定し、
    前記情報処理装置に対して、特定された前記電子機器を、存在しないと判断された前記制御対象機器の代わりの候補として通知する、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信ネットワーク。
  10. 前記サーバ装置は、特定された前記電子機器が複数ある場合、特定された前記複数の電子機器のうち、前記サーバ装置に最も新しく登録された前記電子機器を、存在しないと判断された前記制御対象機器の代わりの候補として通知する、請求項9に記載の通信ネットワーク。
  11. 電子機器を管理するためのサーバ装置と、前記サーバ装置と通信可能な制御システムとを備えた通信ネットワークであって、
    前記制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させ、
    前記サーバ装置は、情報処理装置から前記電子機器の名称の新規登録を受け付けると、前記名称を前記制御システムに通知し、
    前記制御システムは、前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の制御対象機器の中に前記名称で登録されている前記制御対象機器が含まれていることを条件に、前記サーバ装置に対して予め定められた第1の通知を行い、
    前記サーバ装置は、前記制御システムから前記第1の通知を受け付けると、前記情報処理装置に対して予め定められた第2の通知を行う、通信ネットワーク。
  12. 電子機器を管理するためのサーバ装置であって、
    前記情報処理装置および制御システムとの通信を制御する通信制御手段と、
    前記通信制御手段を介して、前記情報処理装置から前記電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付ける受付手段とを備え、
    前記制御システムは、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させ、
    前記通信制御手段は、
    前記受付手段によって受け付けられた前記種別情報を、前記制御システムに通知し、
    前記制御システムによって前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、前記情報処理装置に対して予め定められた通知を行う、サーバ装置。
  13. 予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる制御システムであって、
    電子機器を管理するためのサーバ装置から、前記電子機器の種別を表す種別情報を受信する受信手段と、
    前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断された場合、前記サーバ装置に対して予め定められた情報を送信する送信手段とを備える、制御システム。
  14. 電子機器を管理するためのサーバ装置における制御方法であって、
    前記情報処理装置から前記電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けるステップと、
    前記受付手段によって受け付けられた前記種別情報を、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる制御システムに通知するステップと、
    前記制御システムによって前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、前記情報処理装置に対して予め定められた通知を行うステップとを備える、制御方法。
  15. 制御システムにおける制御方法であって、
    前記制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させ、
    前記制御方法は、
    電子機器を管理するためのサーバ装置から、前記電子機器の種別を表す種別情報を受信するステップと、
    前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれているか否かを判断するステップと、
    前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断された場合、前記サーバ装置に対して予め定められた情報を送信するステップとを備える、制御方法。
  16. 電子機器を管理するためのサーバ装置を制御するプログラムであって、
    前記情報処理装置をから前記電子機器の種別を表す種別情報の新規登録を受け付けるステップと、
    前記受付手段によって受け付けられた前記種別情報が表す種別と同じ種別を、予め定められた条件が成立すると複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させる制御システムに通知するステップと、
    前記制御システムによって前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断されたことに基づき、前記情報処理装置に対して予め定められた通知を行うステップとを、前記サーバ装置のプロセッサに実行させる、プログラム。
  17. 制御システムを制御するプログラムであって、
    前記制御システムは、予め定められた条件が成立すると、複数の制御対象機器のうちの予め定められた制御対象機器に所定の制御内容に基づく動作を実行させ、
    前記プログラムは、
    電子機器を管理するためのサーバ装置から、前記電子機器の種別を表す種別情報を受信するステップと、
    前記サーバ装置から前記通知を受け付けた場合、前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれているか否かを判断するステップと、
    前記複数の制御対象機器の中に前記種別情報が表す種別と同じ種別で登録されている前記制御対象機器が含まれていると判断された場合、前記サーバ装置に対して予め定められた情報を送信するステップとを、前記制御システムに実行させる、プログラム。
JP2016238527A 2016-12-08 2016-12-08 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム Active JP6789784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016238527A JP6789784B2 (ja) 2016-12-08 2016-12-08 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016238527A JP6789784B2 (ja) 2016-12-08 2016-12-08 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018098537A true JP2018098537A (ja) 2018-06-21
JP6789784B2 JP6789784B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=62633211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016238527A Active JP6789784B2 (ja) 2016-12-08 2016-12-08 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6789784B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157072A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理方法
JP2009130410A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Sony Corp 携帯機器、情報処理方法、およびプログラム
WO2015011867A1 (ja) * 2013-07-26 2015-01-29 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 情報管理方法
JP2015041929A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 富士通株式会社 通信装置、制御システム、通信プログラムおよび通信方法
JP2016039575A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 シャープ株式会社 情報機器および制御機器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157072A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理方法
JP2009130410A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Sony Corp 携帯機器、情報処理方法、およびプログラム
WO2015011867A1 (ja) * 2013-07-26 2015-01-29 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 情報管理方法
JP2015041929A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 富士通株式会社 通信装置、制御システム、通信プログラムおよび通信方法
JP2016039575A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 シャープ株式会社 情報機器および制御機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6789784B2 (ja) 2020-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11019130B2 (en) Method and apparatus for remotely controlling home device in home network system
JP6721446B2 (ja) 制御システムおよび制御方法
TWI470447B (zh) 利用遠端控制器裝置之網路組態資料的備份及復原
US20160080041A1 (en) Arrangement for managing wireless communication between devices
US10592062B2 (en) Control apparatus
JP4904868B2 (ja) 遠隔制御装置、その制御対象となる音響装置、及び、遠隔制御用プログラム
JP2006318329A (ja) 通信システム、通信方法、通信プログラムおよび記録媒体、遠隔制御装置、コマンドセット格納装置、ならびに、電子または電気機器
WO2015001772A1 (ja) 無線接続設定方法、無線通信装置および表示方法
CN101866541A (zh) 信息通信系统,信息处理设备,信息通信程序和信息通信方法
KR102206824B1 (ko) 홈 네트워크 시스템에서 홈 디바이스를 원격으로 제어하는 방법 및 장치
JP2004328374A (ja) 電子機器、サーバ装置、ネットワークシステムおよびネットワークシステムの制御方法
JP6301833B2 (ja) ネットワーク上の客体検索方法及びシステム
JP6181486B2 (ja) 通信システム、サーバ装置、携帯端末装置、および情報処理方法
JP6663253B2 (ja) デバイス制御装置、及び情報提供方法
EP3291489B1 (en) Method and apparatus for device identification
JP6789784B2 (ja) 通信ネットワーク、サーバ装置、制御システム、制御方法、およびプログラム
JP2019200472A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP5234121B2 (ja) カラオケネットワークシステム及び無線通信端末
JP2013037149A (ja) サーバ装置、対応付け方法、及び携帯機器用プログラム
JP6506706B2 (ja) デバイス制御装置、情報提供方法、及びデバイス制御システム
JP7366718B2 (ja) 通信システム
JP7190417B2 (ja) 接続管理装置、接続管理システム、および接続管理プログラム
JP7210419B2 (ja) 接続管理装置、接続管理システム、および接続管理プログラム
CN115134233B (zh) 场景升级方法及装置、介质及终端
KR101932838B1 (ko) 단말, 단말의 동작 방법, 및 어플리케이션

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6789784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150