JP2018098032A - 電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池システムにおいて、車両の使用環境における外気圧を考慮して電流遮断機構の経時劣化を適切に判断する。【解決手段】電池システム1は、電池ケース内の内圧に応じて電流を遮断する電流遮断機構を有する電池セル10と、電池セル10の温度を取得する温度取得部61と、電池セル10の充電状態を示すSOCを取得するSOC取得部62と、電池セル10の周囲の外気圧を取得する外気圧取得部63と、温度、SOC及び外気圧に基づいて電流遮断機構の積算ダメージ量を算出し、積算ダメージ量と電流遮断機構の経時劣化を判断する時点における外気圧とから電流遮断機構の経時劣化を判断する、判断部65と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電池システムに係り、特に、電池に設けられた電流遮断機構の経時劣化を判断する電池システムに関する。
従来、密閉型の電池では、充放電などによって電池内にガスが発生し、電池内圧が上昇することがある。電池内圧が上昇しすぎると、電池ケースが破損したりするおそれがある。
そのため、密閉型電池には、圧力型の電流遮断機構(CID:Current Interrupt Device)が用いられる。電流遮断機構は、電池の一方の電極に接続される集電板と、外部端子に接続される反転板とを含む。通常、集電板と反転板とは導通状態にあり、外部端子と電極との間に電流が流れる。電池の内圧が上昇すると、電流遮断機構を構成する集電板が反転板との接続部周縁で破断し、反転板が集電板の残部から離れる。これにより、反転板と集電板とが非導通状態になり、外部端子と電池との間の電流が遮断される。このようにして電流が遮断されることによって、更なる内圧の上昇が抑えられ、電池ケースの破損などを防止することができる。
例えば、特許文献1には、車両に搭載される電池システムにおいて、電池温度およびSOC(State Of Charge)から算出される電池内圧と時間量とから内圧ダメージ量を算出し、このダメージ量に基づいて電流遮断機構の経時劣化を判断する(すなわち電流遮断機構の破断の可能性を判断する)ことが記載されている。電流遮断機構が経時劣化していると判断された場合には、ユーザに通知(警告)が行われ、電池の交換などが促される。
特開2015−141790号公報
上記のように電池に設けられた電流遮断機構において、これを搭載した車両が外気圧の低い高地で使用された場合、平地使用の場合と比べて内外圧力差がより大きくなる。特許文献1に記載される電池システムでは、外気圧を考慮せずに電流遮断機構の経時劣化を判断しているため、上記のような高地使用における内外圧力差の拡大によって電流遮断機構の破断がより早く生じる可能性がある。すなわち、ユーザに警告が行われる前に、電流遮断機構の破断が生じる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、車両の使用環境における外気圧を考慮して電流遮断機構の経時劣化を判断することで、適切に電流遮断機構の経時劣化を判断することができる電池システムを提供することである。
本発明の電池システムは、電池ケース内の内圧に応じて電流を遮断する電流遮断機構を有する電池と、前記電池の温度を取得する温度取得部と、前記電池の充電状態を示すSOCを取得するSOC取得部と、前記電池の周囲の外気圧を取得する外気圧取得部と、前記温度と前記SOCと前記外気圧とに基づいて前記電流遮断機構の積算ダメージ量を算出し、当該積算ダメージ量と前記電流遮断機構の経時劣化を判断する時点における前記外気圧とから、前記電流遮断機構の前記経時劣化を判断する、判断部と、を備える。
本発明の電池システムにおいて、前記判断部は、前記積算ダメージ量と前記電流遮断機構の経時劣化を判断する時点における前記外気圧とから前記電池の使用可能年数を求め、当該使用可能年数が前記電池を使用し始めてから経過した年数である電池経過年数よりも短い場合に、前記電流遮断機構が劣化破断する可能性があると判断する、としても好適である。
本発明の電池システムにおいて、警告部をさらに備え、前記警告部は、前記判断部により前記電流遮断機構が劣化破断する可能性があると判断された場合に、警告を行う、としても好適である。
本発明に係る電池システムによれば、外気圧が考慮された積算ダメージ量と、電流遮断機構の経時劣化を判断する時点における外気圧とから電流遮断機構の経時劣化を判断する、すなわち、車両の使用環境における外気圧を考慮して電流遮断機構の経時劣化を判断するため、適切に電流遮断機構の経時劣化を判断することができる。
実施の形態に係る電池システムに含まれる電池セルを示す斜視図である。 図1に示した電池セルの上部を示す拡大斜視図である。 図2に示した電池セルに含まれる電流遮断機構を示す、図2中のA−A線断面図である。 実施の形態に係る電池システムの概略構成を説明するための図である。 図4に示した監視ユニットの記憶部にそれぞれ記憶されているマップの一例を示す図であり、(a)は電池セルの温度/SOC/外気圧とダメージ値との関係を示すマップであり、(b)は温度/SOC/外気圧頻度分布をカウントするためのマップである。 図4に示した監視ユニットの記憶部に記憶されている、積算ダメージ量/外気圧と使用可能年数との関係を示すマップである。 図4に示した監視ユニットの判断部において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。
以下では、実施の形態に係る電池システムに含まれる電池セルについてまず説明し、次いで、当該電池セルによって構成される電池スタックを備える電池システムについて説明する。
図1は、電池システムに含まれる電池セル(電池)10を示す斜視図である。電池セル10は、例えば、密閉型の角形二次電池であり、リチウムイオン電池などが用いられる。
図1に示すように、電池セル10は、電池ケース12を備える。電池ケース12には、電池要素が電解液と共に収容されて封止されている。電池要素は、例えば、セパレータを挟んで正極電極および負極電極が巻回または積層されて構成される。
電池ケース12の上部には、外部端子14,17が設けられる。例えば、外部端子14はプラス端子であり、外部端子17はマイナス端子である。外部端子14は、端子板15と、突起16とを含む。端子板15は、後述する電流遮断機構(以下、適宜に「CID」という)の上方に配置される蓋としての役割を果たす。また、端子板15には、貫通孔15aが形成されている。この貫通孔15aは、後述するCIDの反転板の上方に形成される空間に連通する。外部端子14の突起16は、例えば、ボルトで構成され、外部端子14に連結されている。外部端子17も、外部端子14と同様に、端子板18と突起19とを含む。
電池セル10は、さらにガス排出弁13を含む。ガス排出弁13は、電池セル10内に発生したガスによる電池内圧が高くなると開放してガスを排出する。
電池セル10は、例えば、車両に搭載される組電池(電池パック)に組み込まれて使用される。実施の形態において、電池セル10の温度とSOCとが取得されて、CIDの経時劣化の判断に利用される。
図2は、図1に示した電池セルの上部を示す拡大斜視図である。図2に示すように、端子板15の上面に、温度センサ20が設けられる。温度センサ20が検知する温度Tは、後述する電池システムの監視ユニットにおいてCIDの経時劣化の判断に利用される。
また、外部端子14の突起16には電圧検出線22Pが接続され、外部端子17の突起19には電圧検出線22Nが接続されている。電圧検出線22P,22Nを利用して、電池セル10の電圧が検出される。後述する電池システムの監視ユニットでは、電池セル10の電圧からSOCが算出されて、CIDの経時劣化の判断に利用される。
図3は、図2に示した電池セル10に含まれる電流遮断機構(CID)30を示す、図2中のA−A線断面図である。実施の形態では、CID30は、一方の外部端子14の下方に設けられる。
CID30は、圧力型の電流遮断機構である。具体的に、CID30は、電池セル10の内圧(電池ケース12内の圧力)が上昇した場合に、電池要素と外部端子14との間の電流を遮断する機能を有する。CID30は、インシュレータ32と、封口体34と、シール部材36と、接続部材38と、反転板40と、集電板42と、ホルダ部材44とを含む。
封口体34は、電池ケース12の開口部を塞ぐように設けられる。封口体34には、貫通孔35が形成される。貫通孔35は、電池ケース12の内外の空間を連通させるように形成される。
インシュレータ32は、絶縁性材料で形成される。インシュレータ32は、封口体34と外部端子14との間に介挿され、両者を電気的に絶縁する。
接続部材38は、例えば銅やアルミニウムなどの導電性材料で形成される。接続部材38は、封口体34の貫通孔35に挿通される。接続部材38は、電池ケース12の外部で外部端子14に接続され、電池ケース12の内部で反転板40に接続される。つまり、接続部材38は、外部端子14と反転板40とを電気的に接続する。
また、接続部材38は、外部端子14に接続される上端部と反転板40に接続される下端部との間に、中間部39を有する。この中間部39内には、貫通孔39aが形成されている。中間部39の貫通孔39aは、外部端子14の端子板15に形成された貫通孔15aに連通している。これにより、接続部材38の下端部に接続された反転板40の上方の空間49が、接続部材38の貫通孔39aおよび端子板15の貫通孔15aを介して、電池セル10の周囲の外気に連通する。したがって、実施の形態の電池システム1では、電池セル10のCID30に含まれる反転板40に電池セル10の周囲の外気圧が作用する構成となっている。
シール部材36は、封口体34と接続部材38との間に介挿される。シール部材36は、例えば樹脂性のガスケットである。電池ケース12内は、例えばヘリウム(He)などの不活性ガスで満たされており、シール部材36はHeを密閉する機能を果たす。
反転板40は、例えば金属板などの導電材料から形成される。反転板40は、接続部材38および集電板42に例えば溶接などによって接続され、両者の間に配置される。反転板40は、接続部材38と集電板42とを電気的に接続する。反転板40は、通常、接続部材38側に凹形状になり、集電板42側で凸形状になる。
反転板40の両端部分は、接続部材38に接続される。反転板40の中央部分は、集電板42の中央部分に例えば溶接などによって接続される。
ホルダ部材44は、電池ケース12の内部において、封口体34の直下に設けられる。ホルダ部材44は、封口体34および接続部材38によって支持されるとともに、電池ケース12の内部で集電板42を保持する。また、ホルダ部材44は、かしめ部46を含む。集電板42は、かしめ部46に加締められ、ホルダ部材44によって保持される。
集電板42は、図示しない電池要素の電極に接続される。これにより、電池要素からの電力(電流)が、集電板42、反転板40、接続部材38、および、外部端子14を通して取り出される。
集電板42の中央には、例えば平面視で円形状をなす溝48(ノッチ)が形成される。電池セル10の(電池ケース12の)内圧が上昇すると、反転板40が、集電板42から離れる方向に変形する。つまり、反転板40が、接続部材38側で凸となり、集電板42側で凹となるように反転する。このとき、集電板42と反転板40との間の溶接部が破断するか又は集電板42の溝48が破断して、反転板40と集電板42との接続が解除される。これによって、電池ケース12内の電池要素と外部端子14との間の電流が遮断される。
密閉型電池では、電解液の分解反応などに伴ってガスが発生する。そのため、時間経過とともに内圧が上昇する傾向にある。内圧が上昇すると、反転板40や集電板42などの疲労蓄積によって、CID30が経時劣化する。CID30の劣化がさらに進むと、上述のように溝48が破断して電流が遮断される。溝48が破断した後は、CID30としては不良状態になる。こうなると電池は車両に電力を利用できなくなる。そうなる前に、車両用の電池の交換作業などを行なうことが好ましい。
電池の劣化の仕方は、内圧がどの程度上昇したかによって異なる。車両に搭載した電池のCID30がどの程度劣化するかは、その車両における電池の使われ方にも依存する。したがって、車両でのリアルタイムな使用状況を考慮して、CID30の経時劣化を判断することが好ましい。また、この場合、電池が搭載された車両が高地で使用される場合、外気圧が平地に比べて低くなるため、外気圧の影響を受けるCID30の経時劣化は外気圧も考慮して判断することがより好ましい。そこで、実施の形態では、例えば、電池の温度と、SOCと、電池の周囲の外気圧とを考慮して、電池のCID30の経時劣化を判断する。その詳細は、後に図5〜図7を参照して説明する。
図4は、実施の形態に係る電池システム1の概略構成を説明するための図である。電池システム1は、一例として、車両に搭載される電池パック50に適用される。
図4に示すように、電池パック50は、4つの電池スタック51〜54を含む。電池スタック51〜54は、パックケース55内に並んで収容されている。電池スタック51〜54の各々は、複数の電池セル10を含む。例えば、電池スタック51〜54は、それぞれ、14個の電池セル10−1〜10−14を含む。電池セル10−1〜10−14の各々は、図1〜図3を参照して説明した電池セル10と同様の構成とすることができる。
電池システム1は、さらに監視ユニット60を含む。監視ユニット60は、温度取得部61と、SOC取得部62と、外気圧取得部63と、判断部65と、記憶部66とを含む。
温度取得部61は、少なくとも1つ以上の電池セル(例えば電池セル10−14)の温度を取得する。温度取得は、電池セルに設けられた温度センサ(図2に示した温度センサ20)を利用して行なわれる。
SOC取得部62は、温度取得部61が温度計測の対象とする電池セル10のSOCを取得する。SOCの取得は、電池セル10の外部端子14,17(図2に示した突起16,19など)に接続された電圧検出線(図2に示した電圧検出線22P,22Nなど)を利用して行なわれる。
外気圧取得部63は、電池セル10の周囲の外気圧を取得する。外気圧の取得は、例えば、パックケース55内に設けた外気圧センサ64を利用して行われる。なお、外気圧センサは、電池パック内に限定されず、電池システムが搭載された車両のどこかに設けられてもよい。
判断部65は、電池セル10の温度、SOC及び外気圧に基づいて、電池セル10が備えるCID30の経時劣化を判断する。記憶部66は、判断部65の判断に必要なさまざまな情報を記憶する。一例として、判断部65の判断に必要な情報には、図5(a)に示すようなCID30のダメージ値マップが含まれる。
監視ユニット60は、通信信号Sを介して、電池パック50が搭載される車両の制御部(図示しない)などと通信できる。この通信により、監視ユニット60は、例えば、車両の走行距離や走行時間、あるいは車両の動作状態、例えばイグニッション電源(IG)がオン(ON)またはオフ(OFF)であるか、などのさまざまな情報を取得し、また、その情報を記憶部66に記憶させる。
パックケース55内に収容された電池スタック51〜54は、温度調整、例えば冷却可能に構成される。温度調整は、例えば空気(冷気など)をパックケース55の吸気口56から吸気し、パックケース55の排気口57から排気することで実現される。このような冷却においては、吸気口56側の電池セル10−1に対する冷却効果が比較的高く、排気口57側の電池セル10−14に対する冷却効果は比較的低くなる。換言すれば、電池セル10−1〜10−14において、吸気口56側の電池セル(電池セル10−1など)は比較的低温になり、排気口57側の電池セル(電池セル10−14など)は比較的高温となり易い。
電池セルは高温になるほど内圧が高まるため、その電池セルに含まれるCIDは劣化し易い。そこで、監視ユニット60は、電池スタック51〜54の各々において含まれる電池セルのうち、排気口57側の電池セル(例えば電池セル10−14のみ)の温度やSOCを監視して取得し、CID30の経時劣化を判断してもよい。これにより、もっとも温度条件の厳しい(温度が高い)電池セルのCID30、すなわちもっとも劣化が進んだCID30の劣化が判断される。ここで、判断部65は、温度条件の厳しい電池セルのCID30が劣化していると判断した場合に、その電池スタック内の他の電池セルのCID30も劣化していると推測(判断)してもよい。そうすれば、他の電池セルの温度を監視せずとも、電池スタック全体におけるCID30の劣化を判断することが可能になる。
続いて、図5〜図7を参照して、上述した構成を備える電池システム1の監視ユニット60において実行されるCIDの劣化判断処理について説明する。
図5は、図4に示した監視ユニット60の記憶部66にそれぞれ記憶されているマップの一例を示す図であり、(a)は電池セルの温度/SOC/外気圧とダメージ値との関係を示すマップであり、(b)は温度/SOC/外気圧頻度分布をカウントするためのマップである。
図5(a)を参照すると、実施の形態では、電池セル10の温度、SOC、および、外気圧とダメージ値との関係を示すマップが、例えば、ダメージ値マップ70,71,72として記憶部66に予め記憶されている。ダメージ値マップ70は外気圧が1気圧の場合、ダメージ値マップ71は外気圧が0.8気圧の場合、ダメージ値マップ72は外気圧0.6気圧の場合におけるCID30のダメージ値をそれぞれ規定したものである。
代表的に、ダメージ値マップ70を参照すると、横欄には温度30℃、35℃、40℃、45℃、50℃が示され、縦欄にはSOC30%、40%、50%、60%、70%、80%が示されている。そして、各温度と各SOCとによって規定される各欄には、ダメージ値d1〜d30が規定されている。これらのダメージ値d1〜d30は、電池セル10およびCID30の設計データや実験データなどによって得ることができる。ここで、CID30のダメージ値d1〜d30は、電池セル10の温度およびSOCが高くなるほど大きくなる傾向にある。これは、電池セル10が高温になるほど、また、高SOCになるほど、電池セル10の内部でガスが発生しやすくなって内圧が高くなり、その結果、CID30において集電板42の溝48に作用する応力が大きくなって、疲労(またはクリープ)の蓄積によるダメージが大きくなるためである。
図5(a)に示す他のダメージ値マップ71,72についても、ダメージ値マップ70の場合と同様に、横欄が温度30℃、35℃、40℃、45℃、50℃、縦欄がSOC30%、40%、50%、60%、70%、80%をそれぞれ表している。ダメージ値マップ71,72については、ダメージ値の図示が省略されているが、ダメージ値マップ70と同様に各欄にダメージ値が予め設定されている。ここで、外気圧が低くなるほど電池セル10の内圧との差が大きくなるため、CID30のダメージ値が大きくなる傾向にある。したがって、外気圧0.8気圧に対応するダメージ値マップ71に規定される各ダメージ値は外気圧1気圧のダメージ値マップ70の対応する欄のダメージ値に比べて大きい。同様に、外気圧0.6気圧に対応するダメージ値マップ72に規定される各ダメージ値は外気圧0.8気圧のダメージ値マップ71の対応する欄のダメージ値に比べて大きい。
図5(b)を参照すると、監視ユニット60の記憶部66には、温度/SOC/外気圧頻度分布を示すマップが記憶されている。実施の形態では、図5(a)のダメージ値マップに対応する3つの頻度分布マップ73,74,75が記憶されている。頻度分布マップ73の横欄および縦欄と外気圧(1気圧)は、上記ダメージ値マップ70に対応する。同様に、頻度分布マップ74の横欄(温度)および縦欄(SOC)と外気圧(0.8気圧)は上記ダメージ値マップ71に対応し、頻度分布マップ75の横欄(温度)および縦欄(SOC)と外気圧(0.6気圧)は上記ダメージ値マップ72に対応する。
温度/SOC/外気圧頻度分布を示す頻度分布マップ73,74,75の各欄の初期値は「0」に設定されている。監視ユニット60(の判断部65)は、電池パック50が車両に搭載された(電池パック50を使用し始めた)後、電池セル10の温度、SOC、および、外気圧を監視し、電池セル10がどのような状態で存在したかを示す時間(電池存在時間)を所定時間ごとに更新する。具体例として、前回の情報取得から所定時間t(例えば1時間)経過した後の外気圧が1気圧、電池セル10の温度が30℃、SOCが70%であった場合、頻度分布マップ73において対応する欄の値n1が所定時間tだけインクリメントされる。
そして、次のタイミング(所定時間t後)に取得された電池セル10の情報が1気圧、温度35℃、SOC60%の場合、頻度分布マップ73において対応する欄の値n2が所定時間tだけインクリメントされる。同様に、次のタイミング(さらに所定時間t後)に取得された電池セル10の情報が1気圧、温度40℃、SOC50%の場合、頻度分布マップ73において対応する欄の値n3が所定時間tだけインクリメントされ、次のタイミング(また更に所定時間t後)に取得された電池セル10の情報が1気圧、温度45℃、SOC40%の場合、頻度分布マップ73において対応する欄の値n4が所定時間tだけインクリメントされる。このようにして、電池パック50が車両に搭載された後の電池セル10の温度/SOC/外気圧の状態が電池存在時間として取得され、電池存在時間が更新されていく。
なお、図5(a),(b)における温度、SOC、外気圧は、温度取得部61、SOC取得部62および外気圧取得部63から取得された検出値について、例えば「1」の位の数値を四捨五入するなどによって、どの欄に対応するかを決めてもよい。また、図5(a),(b)に示す各マップにおける外気圧、温度、SOCは例示であり、これらに限定されるものではない。例えば、電池セルの温度は10℃刻みであってもよいし、SOCは5%刻みであってもよい。また、例えば、外気圧は0.1気圧ごとにマップが作成されていてもよい。
図6は、図4に示した監視ユニット60の記憶部66に記憶されているマップを示す図であり、積算ダメージ量D/外気圧と使用可能年数との関係を表すマップである。図6に示した使用可能年数は、電池セル10およびCID30の設計データや実験データなどによって得ることができる。なお、図6に示した使用可能年数は単なる例示であり、これに限定されるものではない。監視ユニット60は、図5(a),(b)に示したマップから算出した積算ダメージ量Dと、CID30の経時劣化を判断する時点における外気圧(図4の外気圧取得部63によって取得された外気圧)とを用いて図6に示すマップを参照することによって、電池セル10のCID30の使用可能年数を算出(取得)することができる。例えば、監視ユニット60の判断部65は、積算ダメージ量Dが0.02より大きく0.05以下であり、外気圧が1気圧の場合には使用可能年数を「20年」と算出し、積算ダメージ量Dが0.1より大きく0.2以下であり、外気圧が0.8気圧の場合には使用可能年数を「9年」と算出する。
図7は、監視ユニット60の判断部65において実行される処理の一例を示すフローチャートである。図7を参照すると、判断部65は、ステップS10において、イグニッション電源(IG)がオフ(OFF)中の電池セル10の温度、SOC、外気圧、及び、時
間を所定時間t1ごとに取得する。イグニッション電源は、電池パック50が搭載された車両のイグニッション電源を意味する。イグニッション電源のオフ中は車両が放置状態にあって走行していないため、電池セル10の温度等の変化があまり大きくないことが想定される。そのため、上記所定時間t1は、比較的長い時間、例えば1時間に設定することができる。
イグニッション電源がオフされているか否かは、通信信号Sに基づいて判断できる。また、温度、SOC及び外気圧は、監視ユニット60の温度取得部61、SOC取得部62、外気圧取得部63からそれぞれ取得できる。また、時間は、監視ユニット60に備えられたタイマー回路(図示せず)から取得することができる。ここでの「時間」は、前回の温度などの情報取得から経過した所定時間t1に相当する。
続いて、判断部65は、ステップS12において、ステップS10で取得された各情報に基づいて温度/SOC/外気圧頻度分布マップを更新する。この更新の仕方は、図5(b)を参照して上述した通りであり、この場合の電池存在時間は「t1」を用いて算出される。
次に、判断部65は、ステップS14において、イグニッション電源(IG)がオン(ON)されたか否かを判定する。イグニッション電源がオンされていれば(S14でYES)、次のステップS16に進む。そうでなければ(S14でNO)、ステップS10に戻って、ステップS10,S12の処理を繰り返し実行し、図5(b)に示した頻度分布マップ73〜75を更新する。
ステップS14でイグニッション電源がオンされたと判定された場合、判断部65は、ステップS16において、イグニッション電源(IG)がオン(ON)中の電池セル10の温度、SOC、外気圧、及び、時間を所定時間t2ごとに取得する。イグニッション電源のオン中は車両が走行状態にあるため、電池セル10の温度などの変化が大きくなることが想定される。そのため、上記所定時間t2は、比較的短い時間、例えば10分に設定することができる。
続いて、判断部65は、ステップS18において、ステップS16で取得された各情報に基づいて温度/SOC/外気圧頻度分布マップを更新する。この更新の仕方は、図5(b)を参照して上述した通りであり、この場合の電池存在時間は「t2」を用いて算出され、イグニッション電源がオフ中に更新された電池存在時間と加算(積算)される。
次に、判断部65は、ステップS20において、図5(b)の温度/SOC/外気圧頻度分布から、CID30の積算ダメージ量Dを算出する。具体的には、図5(a)のダメージ値マップに規定される各欄のダメージ値を、図5(b)に示す温度/SOC/外気圧頻度分布マップの対応する欄の電池存在時間に乗算する。そして、各欄の乗算結果を合計することによって、積算ダメージ量Dが得られる。積算ダメージ量Dは、算出されるごとに記憶部66に記憶されて更新される。
次に、判断部65は、ステップS21において、積算ダメージ量Dと、ステップS21の時点(CID30の経時劣化を判断する時点)の外気圧とから電池セル10の使用可能年数を算出する。具体的には、電池セル10の使用可能年数は、ステップS20で算出された積算ダメージ量Dと、ステップS21の時点の外気圧とを用いて図6のマップから算出される。
次に、判断部65は、ステップS22において、電池セル10の使用可能年数が、電池経過年数(すなわち電池パック50が車両に搭載されてからの経過年数(電池パック50を使用し始めてからの経過年数))より短いか否かを判定する。電池経過年数は、監視ユニット60に備えられたタイマー回路から得ることができる。ステップS22において肯定判定された場合(S22でYES)、ステップS24に進む。そうでなければ(S22でNO)、ステップS26に進む。
ステップS22で否定判定された場合、すなわち電池使用可能年数が電池経過年数よりも長い場合、ステップS26においてイグニッション電源がオフされたか否かが判定される。イグニッション電源がオフされていれば(S26でYES)、ステップS10に戻り、再び図7のフローチャートの処理を行う。これに対し、ステップS22で肯定判定された場合、すなわち、電池使用可能年数が電池経過年数よりも短い場合、電池セル10のCID30の寿命が尽きたと判断される(CID30が劣化破断する可能性があると判断される)。そのため、監視ユニット60の警告部(図示せず)は、ステップS24において、電池点検通知(警告)を実行する。具体的には、インストールパネルにあるランプを点灯させるなどによって、ユーザに通知(警告)を行い、電池点検および電池交換を促す。ステップS24の後は、ステップS26においてイグニッション電源がオフされたか否かが判定され、処理が続けられる。以上が、図7のフローチャートの説明である。
電流遮断機構30が劣化破断する可能性があるか否か、すなわち、電流遮断機構30の溝48(ノッチ)が破断する可能性があるか否かは、積算ダメージ量Dに加えて、現時点(経時劣化を判断する時点)の外気圧に関係している。溝48が破断するのは、外気圧と内圧の差分に応じた応力が溝48の強度を上回った時である。図6のマップに示すように、積算ダメージ量Dが同じであっても、現時点の外気圧が低い場合には、電池セル10の使用可能年数が低くなっている。すなわち、例えば、車両が標高の高い山に登って、現時点の外気圧が低い場合には、より電流遮断機構30の溝48が破断する可能性が高まる。特に、電流遮断機構30の寿命の末期において、例えば、車両が外気圧の低い標高の高い山に登った場合には、電流遮断機構30の溝48の破断が生じ、電池セル10から電力が供給されなくなり、車両が路上で故障する可能性がある。
しかし、本実施の形態の電池システム1は、積算ダメージ量Dに加えて、現時点における外気圧から電池セル10の使用可能年数を精度良く算出するので、例えば、車両が外気圧の低い標高の高い山に登った場合に、適切にユーザに警告が行われ、ユーザに警告が行われる前に電流遮断機構30の破断が生じてしまう事態を抑制することができる。
また、車両が外気圧の低い高地で使用されることを前提にして、より安全側に電流遮断機構30の経時劣化の判断がされる場合には、車両が外気圧の高い平地で使用されているケース等において、電流遮断機構30の破断が生じる可能性が無いにも拘わらず、ユーザに警告が行われ、電池交換が促される(過剰に電池使用が制限される)可能性がある。
しかし、本実施の形態の電池システム1は、外気圧が考慮された積算ダメージ量Dと、現時点(電流遮断機構30の経時劣化を判断する時点)における外気圧とから電流遮断機構30の経時劣化を判断する、すなわち、車両の使用環境における外気圧を考慮して電流遮断機構30の経時劣化を判断するため、過剰に電池使用が制限されてしまう事態を抑制することができる。以上説明したように、本実施の形態の電池システム1によれば、適切に電流遮断機構30の経時劣化の判断を行うことができる。
以上説明した本実施の形態の電池システム1は、電流遮断機構30が劣化破断する可能性があると判断された場合(図7のS22でYes)に、ユーザに警告を行い、電池点検および電池交換を促すとした。しかし、このユーザへの警告は、電池点検および電池交換をすぐに促す警告ではない予備的な警告(予備警告)であっても良い。例えば、車両が日常使用される標高が海抜約0m(外気圧が1気圧)であり、積算ダメージ量Dが0.02であり、電池経過年数が25年であった場合、図6のマップから電池使用可能年数は30年であるため、電池使用可能年数(30年)>電池経過年数(25年)となり、電流遮断機構30が劣化破断する可能性は無いと判断され、ユーザへの警告が行われない。しかし、例えば、同じ車両が標高4000m(外気圧が0.6気圧)の山へ登った場合には、図6のマップから電池使用可能年数は24年(積算ダメージ量Dが0.02、外気圧が0.6気圧に対応する電池使用可能年数)となるため、電池使用可能年数(24年)<電池経過年数(25年)となり、電流遮断機構30が劣化破断する可能性が有ると判断され、ユーザへ警告が行われる。このように、車両が日常使用される標高(海抜約0m)では電流遮断機構30の劣化破断の可能性が無い場合には、車両が標高が高い山等に登ることによって行われたユーザへの警告は、予備的な警告として扱っても良い。すなわち、ユーザへの警告は、外気圧が低くなる標高が高い山等に登らないようにユーザへ促す警告として扱っても良い。なお、上記の例において、車両が標高4000m(外気圧が0.6気圧)の山へ登った後、山を下って日常使用される標高(海抜約0m)に戻った場合には、ユーザへの警告を解除するようにしても良い。この場合には、図7に示すフローチャートにおいて、ステップS22でNoとなった後の処理として、電池点検通知(警告)の解除の処理が追加されることになる。
以上説明した本実施の形態の電池システム1は、外気圧を、外気圧センサ64を用いて取得した。しかし、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて車両の位置を取得し、その位置に応じた高度を取得することで、外気圧を得ても良い。
以上説明した本実施の形態の電池システム1は、監視ユニット60の警告部が、ユーザに通知(警告)を行うとした。しかし、警告部は、電池システム1に設けられていなくても良く、例えば、電池システム1から電流遮断機構30の経時劣化の判断結果が出力され、外部のシステムにある警告部がそれを受けて、ユーザに警告を行うような形態であっても良い。
以上説明した本実施の形態の電池システム1は、積算ダメージ量Dと、電流遮断機構30の経時劣化を判断する時点における外気圧とから電池セル10の使用可能年数を算出し、その使用可能年数を、電池経過年数と比較することで電流遮断機構30の経時劣化を判断した。しかし、例えば、積算ダメージ量Dと、電流遮断機構30の経時劣化を判断する時点における外気圧とから、電流遮断機構30の劣化度合を算出し、その劣化度合を規定値と比較することで電流遮断機構30の経時劣化を判断しても良い。この場合には、例えば、劣化度合が、規定値を上回っている際に、電流遮断機構30が劣化破断する可能性があると判断する。
以上説明した本実施の形態の電池システム1は、電池セル10の温度およびSOCと、電池周囲の外気圧とに基づいて、CID30の積算ダメージ量Dを算出したが、これに限定されるものではなく、電池セル10の内圧変動の頻度(回数)をさらに考慮して、CID30の積算ダメージ量Dを算出してもよい。電池セル10の内圧変動は、温度への依存が大きいことから、例えば、電池セル10の温度が所定温度(例えば±5℃)だけ変動するごとに内圧変動回数を1回ずつインクリメントする。そして、記憶部66に予め記憶された内圧変動回数と内圧変動ダメージ量との関係を示すマップから、内圧変動回数に対応する内圧変動ダメージ量を取得し、この内圧変動ダメージ量を上記の積算ダメージ量Dに合計する。これにより、内圧変動も考慮した積算ダメージ量Dを算出でき、これに基づいてCID30の経時劣化を判断できる。また、内圧変動とともに電池セル10の周囲の外気圧変動による外気圧変動ダメージ量も同様に取得して積算ダメージ量Dに加算することで、外気圧変動も考慮したうえでCID30の経時劣化を判断してもよい。
1 電池システム、10 電池セル、12 電池ケース、13 ガス排出弁、14,17 外部端子、15,18 端子板、15a,35,39a 貫通孔、16,19 突起、20 温度センサ、22N,22P 電圧検出線、30 電流遮断機構(CID)、32 インシュレータ、34 封口体、36 シール部材、38 接続部材、39 (接続部材の)中間部、40 反転板、42 集電板、44 ホルダ部材、46 かしめ部、48 溝、49 空間、50 電池パック、51〜54 電池スタック、55 パックケース、56 吸気口、57 排気口、60 監視ユニット、61 温度取得部、62 SOC取得部、63 外気圧取得部、64 外気圧センサ、65 判断部、66 記憶部、70〜72 ダメージ値マップ、73〜75 頻度分布マップ、D 積算ダメージ量。

Claims (1)

  1. 電池ケース内の内圧に応じて電流を遮断する電流遮断機構を有する電池と、
    前記電池の温度を取得する温度取得部と、
    前記電池の充電状態を示すSOCを取得するSOC取得部と、
    前記電池の周囲の外気圧を取得する外気圧取得部と、
    前記温度と前記SOCと前記外気圧とに基づいて前記電流遮断機構の積算ダメージ量を算出し、当該積算ダメージ量と前記電流遮断機構の経時劣化を判断する時点における前記外気圧とから、前記電流遮断機構の前記経時劣化を判断する、判断部と、
    を備える、電池システム。
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