JP2018098024A - 発光装置 - Google Patents

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北原 弘昭
Hiroaki Kitahara
弘昭 北原
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Abstract

【課題】MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくする。
【解決手段】本発明者は、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差は、第2電極130に近い層ほど小さくなることを見出した。MC構造において要求される精度は、各層の膜厚そのものではなく、各層の光学的距離であることを考慮すると、各層の屈折率を小さくすれば、各層の膜厚の公差を大きくすることができる。したがって、各層の膜厚の公差を大きくするためには、第2電極130に近い層の屈折率は、小さくする必要がある。これに対して、有機層120から遠い層の屈折率は、必ずしも小さくする必要はない。これによって、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、マイクロキャビティ(MC)構造を有する有機発光ダイオード(OLED)が開発されている。このようなOLEDは、反射層、半透過反射層及び有機層を有している。有機層は、反射層と半透過反射層の間にあり、光を発する。有機層からの光は、反射層と半透過反射層の間で反射し、半透過反射層側から出射される。さらに、このOLEDは、反射層と半透過反射層の間の光学的距離Lが2L/λ+φ/(2π)=m(mは整数)を満たすように構成されている(φ:反射層と半透過反射層において生じる位相シフト量、m:整数)。これによって、OLEDの分光分布は、波長λに鋭いピークを有するようになる。
さらに、近年、マルチフォトンエミッション(MPE)構造を有するOLEDが開発されている。このようなOLEDは、直列に接続された複数の発光ユニットを含んでいる。隣り合う発光ユニットは、電荷発生層(CGL)を介して電気的に接続している。MPE構造では、直列に接続された複数の発光ユニットの両端に電圧を印加することで、各発光ユニットから光を発することができる。
さらに、近年、特許文献1及び2に記載されているように、MC構造及びMPE構造の双方を有するOLEDが開発されている。このようなOLEDでは、反射層と半透過反射層の間で複数の発光ユニットを直列に接続させることでMPE構造を実現し、さらに、反射層と半透過反射層の間の各層の膜厚及び屈折率を調整することでMC構造を実現している。
特開2013−206567号公報 特開2016−96137号公報
MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差は、MPE構造によって多くの層が存在するために、小さいものとなる。このような公差は、できる限り大きいことが望ましく、かつ公差を大きくするための設計は、できる限り簡易であることが望ましい。
本発明が解決しようとする課題としては、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
透明反射層と、
反射層と、
前記透明反射層と前記反射層の間の有機層と、
を備え、
前記有機層は、
第1発光層と、
前記第1発光層と前記反射層の間の第2発光層と、
前記第2発光層と前記反射層の間の第1有機層と、
前記第1発光層と前記第2発光層の間の第2有機層と、
前記透明反射層と前記第1発光層の間の第3有機層と、
を含み、
前記第1有機層の屈折率は、前記第2有機層及び前記第3有機層のいずれの屈折率よりも小さい発光装置である。
請求項11に記載の発明は、
透明反射層と、
前記透明反射層の第1面側に位置する有機層と、
前記有機層の前記透明反射層と反対側に位置する反射層と、
を備え、
前記有機層は、
前記透明反射層の前記第1面側に位置する第3有機層と、
前記第3有機層の前記透明反射層と反対側に位置する第1発光層と、
前記第1発光層の前記第3有機層と反対側に位置する第2有機層と、
前記第2有機層の前記第1発光層と反対側に位置する第2発光層と、
前記第2発光層の前記第2有機層と反対側に位置する第1有機層と、
を含み、
前記第1有機層の屈折率は、前記第2有機層及び前記第3有機層のいずれの屈折率よりも小さい発光装置である。
実施形態に係る発光装置を示す断面図である。 高輝度を得るための各層の膜厚の公差が、第2電極に近い層ほど小さくなることを説明するための図である。 図1に示した発光装置の一例のシミュレーション結果を示す図である。 実施例に係る発光装置を示す平面図である。 図4から有機層及び第2電極を取り除いた図である。 図5から絶縁層を取り除いた図である。 図4のA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10を示す断面図である。発光装置10は、基板100、第1電極110、有機層120、第2電極130及び透明反射層140を備えている。基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第2面104は、第1面102の反対側にある。第1電極110、有機層120、第2電極130及び透明反射層140は、基板100の第1面102から、透明反射層140、第1電極110、有機層120及び第2電極130の順で積層されている。有機層120は、有機層212、有機層214、有機層216、発光層(EML)222及び発光層(EML)224を含んでいる。有機層212、有機層214、有機層216、EML222及びEML224は、第1電極110から、有機層212、EML222、有機層214、EML224及び有機層216の順で積層されている。特に、有機層212は第1電極110に接しており、有機層216は第2電極130に接している。
発光装置10は、マイクロキャビティ(MC)構造を有しており、波長λに鋭いピークを有する分光分布を有している。具体的には、発光装置10は、第2電極130及び透明反射層140がMC構造の反射層及び半透過反射層としてそれぞれ機能し、第2電極130と透明反射層140の間の光学的距離Lが以下の式(1)を満たすように構成されている。
2L/λ+φ/(2π)=m (1)
ただし、φは、第2電極130と透明反射層140において生じる位相シフト量を示し、mは、1以上の整数を示す。光学的距離Lは、第2電極130と透明反射層140の間の各層の屈折率及び膜厚を調整することによって最適化される。
発光装置10は、マルチフォトンエミッション(MPE)構造を有している。具体的には、発光装置10は、直列に接続された複数の発光ユニットを備えており、特に図1に示す例では、2つの発光ユニット、すなわち、発光ユニット310及び発光ユニット320を備えている。発光ユニット310及び発光ユニット320は、電荷発生層(CGL)302を介して直列に接続されている。このようにして、図1に示す例では、発光装置10は、タンデム型構造を有している。なお、発光装置10に含まれる発光ユニットの数は、2つ(図1)に限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
図2を用いて後述するように、本発明者は、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差は、第2電極130に近い層ほど小さくなることを見出した。上述した式(1)から明らかなように、MC構造において要求される精度は、各層の膜厚そのものではなく、各層の光学的距離であることを考慮すると、各層の屈折率を小さくすれば、各層の膜厚の公差を大きくすることができる。したがって、各層の膜厚の公差を大きくするためには、第2電極130に近い層の屈折率は、小さくする必要がある。これに対して、第2電極130から遠い層の屈折率は、必ずしも小さくする必要はない。これによって、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくすることができる。
特に図1に示す例では、有機層216(第1有機層)の屈折率は、小さくなっており、具体的には、有機層214(第2有機層)及び有機層212(第3有機層)のいずれの屈折率よりも小さくなっている。これによって、有機層216の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層214の膜厚の公差と同程度に大きくすることができる。
さらに、有機層214(第2有機層)の屈折率は、有機層216(第1有機層)の屈折率より大きく、かつ有機層212(第3有機層)の屈折率より小さいことが好ましい。これによって、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差と同程度に大きくすることができるとともに、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層216の膜厚の公差とほぼ一致させることができる。
なお、有機層212の屈折率とは、有機層212が第1層から第k層(k≧2)までの複数の層(例えば、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、電子注入層(EIL)、電子輸送層(ETL)又は電荷発生層(CGL))を含んでいる場合は、
n=(n+n+・・・+n)/(d+d+・・・+d
と定義することができる。ただし、nからnは、第1層から第k層の屈折率をそれぞれ示し、dからdは、第1層から第k層の膜厚をそれぞれ示す。上述した屈折率nは、有機層212が一様の屈折率nを有すると仮定した場合の有機層212の光学的距離n(d+d+・・・d)と、第1層から第k層までの光学的距離の合計n+n+・・・+nとを互いに等しいものとみなすことで導出することができる。
有機層214の屈折率及び有機層216の屈折率も、有機層214及び有機層216のそれぞれが複数の層を含んでいる場合は、有機層212と同様にして定義することができる。
なお、第1電極110、有機層120、第2電極130及び透明反射層140の層構造は、次のように理解することもできる。有機層120は、EML222、EML224、有機層216、有機層214及び有機層212を含んでいる。EML224は、EML222と第2電極130の間に位置している。有機層216は、EML224と第2電極130の間に位置している。有機層214は、EML222とEML224の間に位置している。有機層212は、透明反射層140とEML222の間に位置している。
さらに、第1電極110、有機層120、第2電極130及び透明反射層140の層構造は、次のように理解することもできる。有機層120は、有機層212、EML222、有機層214、EML224及び有機層216を含んでいる。有機層212は、透明反射層140の第1面(図1では上面)側に位置している。EML222は、有機層212の透明反射層140と反対側に位置している。有機層214は、EML222の有機層212と反対側に位置している。EML224は、有機層214のEML222と反対側に位置している。有機層216は、EML224の有機層214と反対側に位置している。
次に、第1電極110、有機層120、第2電極130及び透明反射層140の詳細について説明する。
第1電極110は、透光性及び導電性を有している。具体的には、第1電極110は、透光性及び導電性を有する材料を含んでおり、無機材料、例えば金属酸化物、具体的には例えば、ITO(Indium Tin Oxide)及びIZO(Indium Zinc Oxide)からなる群から選択される少なくとも1つを含んでいる。このため、有機層120からの光は、第1電極110を透過することができる。
有機層120は、後述するように、CGL302、発光ユニット310及び発光ユニット320を含んでいる。CGL302は、発光ユニット310と発光ユニット320の間に位置している。
第2電極130は、遮光性、より具体的には光反射性を有し、さらに、導電性を有している。具体的には、第2電極130は、光反射性及び導電性を有する材料を含んでおり、例えば金属、具体的には例えば、Al、Ag及びMgAgの少なくとも1つを含んでいる。このため、有機層120からの光は、第2電極130をほとんど透過することなく、第2電極130で反射される。このため、第2電極130は、MC構造の反射層として機能することができる。
透明反射層140は、透光性及び光反射性の双方を有している。このため、透明反射層140は、MC構造の半透過反射層として機能することができる。
一例において、透明反射層140は、薄い金属膜、具体的には例えばAg薄膜、Au薄膜、Ag合金薄膜又はAu合金薄膜である。この例において、透明反射層140の厚さは、ある程度薄く、具体的には例えば第2電極130の厚さよりも薄く、より具体的には例えば5nm以上50nm以下である。透明反射層140の膜厚が50nm以下であることによって、透明反射層140に入射した光の一部が透明反射層140を透過することができる。さらに、透明反射層140の膜厚が5nm以上であることによって、透明反射層140の電気抵抗が高くなることを防ぐことができる。このようにして、透明反射層140は、透光性及び光反射性の双方を有している。
他の例において、透明反射層140は、交互に積層された高屈折率誘電体層及び低屈折率誘電体層を含む誘電体層であってもよい。この例においても、透明反射層140は、透光性及び光反射性の双方を有することができる。
発光ユニット310は、有機層212、EML222及び層304を有している。EML222は、有機層212から注入された正孔と層304から注入された電子の再結合によって光を発する。有機層212は、HIL及びHTLの少なくとも一方を含んでおり、言い換えると、正孔輸送性が高い材料を含んでいる。層304は、有機層214の一部であって、EIL及びETLの少なくとも一方を含んでおり、言い換えると、電子輸送性が高い材料を含んでいる。
発光ユニット320は、層306、EML224及び有機層216を有している。EML224は、層306から注入された正孔と有機層216から注入された電子の再結合によって光を発する。EML224は、EML222と同一の発光材料を含んでいてもよいし、又はEML222と異なる発光材料を含んでいてもよい。層306は、有機層214の一部であって、HIL及びHTLの少なくとも一方を含んでおり、言い換えると、正孔輸送性が高い材料を含んでいる。有機層216は、EIL及びETLの少なくとも一方を含んでおり、言い換えると、電子輸送性が高い材料を含んでいる。
有機層212及び有機層216の上述した構成においては、有機層212は、有機層216より、正孔輸送性が高い材料を含んでおり、有機層216は、有機層212より、電子輸送性が高い材料を含んでいる。
図2は、高輝度を得るための各層の膜厚の公差が、第2電極130に近い層ほど小さくなることを説明するための図である。
図2では、図1に示した発光装置10と同様の層構造を有する発光装置の輝度のシミュレーションを実施した。各層の屈折率は、以下のとおりとした。つまり、このシミュレーションでは、有機層212の屈折率、有機層214の屈折率及び有機層216の屈折率は、互いに等しくした。
基板100 1.5
第1電極110 1.9
有機層212 1.8
EML222 1.85
有機層214 1.8
EML224 1.85
有機層216 1.8
図2に示すように、0.90以上の輝度を得るための有機層の膜厚の公差は、有機層212、有機層214及び有機層216の順で小さくなっている。特に、0.90以上の輝度を得るための有機層216の膜厚の公差は、おおよそ13.0nmとなっている。つまり、高輝度を得るための有機層の膜厚の公差は、第2電極130に近い有機層ほど小さくなるといえる。
図3は、図1に示した発光装置10の一例のシミュレーション結果を示す図である。
図3のシミュレーションでは、各層の屈折率は、以下のとおりとした。つまり、このシミュレーションでは、有機層212の屈折率、有機層214の屈折率及び有機層216の屈折率は、有機層212の屈折率(1.8)、有機層214の屈折率(1.7)及び有機層216の屈折率(1.6)の順で小さくした。
基板100 1.5
第1電極110 1.9
有機層212 1.8
EML222 1.85
有機層214 1.7
EML224 1.85
有機層216 1.6
図3に示すように、0.90以上の輝度を得るための有機層216、有機層214及び有機層216のそれぞれの膜厚の公差は、互いにほぼ等しくなっており、おおよそ14.0nmとなっている。
図3に示す結果は、有機層216(第1有機層)の屈折率を有機層214(第2有機層)及び有機層212(第3有機層)のいずれの屈折率よりも小さくすれば、有機層216の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層214の膜厚の公差と同程度に大きくすることができることを示唆する。
さらに、図3に示す結果は、有機層214(第2有機層)の屈折率を有機層216(第1有機層)の屈折率より大きくし、かつ有機層212(第3有機層)の屈折率より小さくすれば、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差と同程度に大きくすることができるとともに、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層216の膜厚の公差とほぼ一致させることができることを示唆する。
以上、本実施形態によれば、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくすることができる。
図4は、実施例に係る発光装置10を示す平面図である。図5は、図4から有機層120及び第2電極130を取り除いた図である。図6は、図5から絶縁層160を取り除いた図である。図7は、図4のA−A断面図である。
図7を用いて発光装置10の概要について説明する。発光装置10は、実施形態と同様にして、MC構造を有している。具体的には、発光装置10は、第2電極130及び透明反射層140がMC構造の反射層及び半透過反射層としてそれぞれ機能し、第2電極130と透明反射層140の間の光学的距離Lが上述した式(1)を満たすように構成されている。さらに、発光装置10は、実施形態と同様にして、MPE構造を有している。具体的には、発光装置10は、直列に接続された複数の発光ユニット(例えば、図1に示した発光ユニット310及び発光ユニット320)を備えている。さらに、発光装置10は、実施形態と同様にして、図1に示した構造を有している。
図1を用いて説明したように、有機層216(第1有機層)の屈折率は、小さくなっており、具体的には、有機層214(第2有機層)及び有機層212(第3有機層)のいずれの屈折率よりも小さくなっている。これによって、有機層216の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層214の膜厚の公差と同程度に大きくすることができる。
図1を用いて説明したように、有機層214(第2有機層)の屈折率は、有機層216(第1有機層)の屈折率より大きく、かつ有機層212(第3有機層)の屈折率より小さいことが好ましい。これによって、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差と同程度に大きくすることができるとともに、有機層214の膜厚の公差を有機層212の膜厚の公差及び有機層216の膜厚の公差とほぼ一致させることができる。
次に、図4から図6を用いて、発光装置10の平面レイアウトの詳細について説明する。発光装置10は、基板100、複数の第1電極110、複数の第1接続部112、第1配線114、複数の有機層120、複数の第2電極130、複数の第2接続部132、第2配線134及び複数の絶縁層160を備えている。
基板100の形状は、第1面102に垂直な方向から見た場合、一対の長辺及び一対の短辺を有する矩形である。ただし、基板100の形状は、矩形に限定されるものではない。基板100の形状は、第1面102に垂直な方向から見た場合、例えば円でもよいし、又は矩形以外の多角形であってもよい。
複数の第1電極110は、互いに離間して位置しており、具体的には、基板100の長辺に沿って一列に並んでいる。複数の第1電極110のそれぞれは、基板100の短辺に沿って延伸している。
複数の第1電極110のそれぞれは、複数の第1接続部112のそれぞれを介して、第1配線114に接続している。第1配線114は、基板100の一対の長辺の一方に沿って延伸している。外部からの電圧は、第1配線114及び第1接続部112を介して第1電極110に供給される。なお、図6に示す例において、第1電極110及び第1接続部112は、互いに一体となっている。
複数の第2電極130のそれぞれは、複数の第1電極110のそれぞれに重なっている。複数の第2電極130は、互いに離間して位置しており、具体的には、基板100の長辺に沿って一列に並んでいる。複数の第2電極130のそれぞれは、基板100の短辺に沿って延伸しており、具体的には、基板100の短辺に沿って延伸する一対の長辺及び基板100の長辺に沿って延伸する一対の短辺を有している。
複数の第2電極130のそれぞれは、複数の第2接続部132のそれぞれを介して、第2配線134に接続している。第2配線134は、基板100の一対の長辺の他方に沿って延伸している。外部からの電圧は、第2配線134及び第2接続部132を介して第2電極130に供給される。
複数の絶縁層160のそれぞれは、複数の第1電極110のそれぞれに重なっている。複数の絶縁層160は、互いに離間して位置しており、具体的には、基板100の長辺に沿って一列に並んでいる。複数の絶縁層160のそれぞれは、基板100の短辺に沿って延伸しており、具体的には、基板100の短辺に沿って延伸する一対の長辺及び基板100の長辺に沿って延伸する一対の短辺を有している。
複数の絶縁層160のそれぞれは、開口162を有している。図7を用いて後述するように、開口162内において、第1電極110、有機層120及び第2電極130は、発光部152として機能する領域を有している。言い換えると、絶縁層160は、発光部152を画定している。発光部152(開口162)は、基板100の短辺に沿って延伸しており、具体的には、基板100の短辺に沿って延伸する一対の長辺及び基板100の長辺に沿って延伸する一対の短辺を有している。
次に、図7を用いて、発光装置10の断面の詳細を説明する。発光装置10は、基板100、第1電極110、有機層120、第2電極130、透明反射層140及び絶縁層160を備えている。基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第2面104は、第1面102の反対側にある。第1電極110、有機層120、第2電極130、透明反射層140及び絶縁層160は、基板100の第1面102上にある。絶縁層160の開口162内において、第1電極110、有機層120及び第2電極130は、発光部152として機能する領域を有している。
基板100は、透光性を有している。一例において、基板100は、ガラスを含んでいる。他の例において、基板100は、樹脂を含んでいてもよい。
第1電極110は、透光性及び導電性を有している。具体的には、第1電極110は、透光性及び導電性を有する材料を含んでおり、無機材料、例えば金属酸化物、具体的には例えば、ITO(Indium Tin Oxide)及びIZO(Indium Zinc Oxide)からなる群から選択される少なくとも1つを含んでいる。このため、有機層120からの光は、第1電極110を透過することができる。
有機層120は、図1を用いて説明したように、CGL302、発光ユニット310及び発光ユニット320を含んでいる。CGL302は、発光ユニット310と発光ユニット320の間に位置している。
第2電極130は、遮光性、より具体的には光反射性を有し、さらに、導電性を有している。具体的には、第2電極130は、光反射性及び導電性を有する材料を含んでおり、例えば金属、具体的には例えば、Al、Ag及びMgAgの少なくとも1つを含んでいる。このため、有機層120からの光は、第2電極130をほとんど透過することなく、第2電極130で反射される。このため、第2電極130は、MC構造の反射層として機能することができる。
透明反射層140は、透光性及び光反射性の双方を有している。このため、透明反射層140は、MC構造の半透過反射層として機能することができる。
絶縁層160は、透光性を有している。一例において、絶縁層160は、有機絶縁材料、具体的には例えばポリイミドを含んでいる。他の例において、絶縁層160は、無機絶縁材料、具体的には例えば、シリコン酸化物(SiO)、シリコン酸窒化物(SiON)又はシリコン窒化物(SiN)を含んでいてもよい。
第2電極130は端部130a及び端部130bを有し、絶縁層160は端部160a及び端部160bを有している。端部130a及び端部160aは、互いに同じ方向を向いている。端部130b及び端部160bは、互いに同じ方向を向いており、それぞれ、端部130a及び端部160aの反対側にある。
第1面102に垂直な方向から見た場合、基板100の第1面102は、複数の領域102a、複数の領域102b複数の領域102cを有している。複数の領域102aのそれぞれは、第2電極130の端部130aと重なる位置から端部130bと重なる位置まで広がっている。複数の領域102bのそれぞれは、第2電極130の端部130aと重なる位置から絶縁層160の端部160aと重なる位置まで(又は第2電極130の端部130bと重なる位置から絶縁層160の端部160bと重なる位置まで)広がっている。複数の領域102cのそれぞれは、互いに隣接する2つの絶縁層160のうちの一方の絶縁層160の端部160aと重なる位置から他方の絶縁層160の端部160bと重なる位置まで広がっている。
領域102aは、第2電極130と重なっており、このため、発光装置10は、領域102a、領域102b及び領域102cと重なる領域のうち、領域102aと重なる領域で最も低い光線透過率を有している。領域102cは、第2電極130及び絶縁層160のいずれとも重なっておらず、このため、発光装置10は、領域102a、領域102b及び領域102cと重なる領域のうち、領域102cと重なる領域で最も高い光線透過率を有している。領域102bは、第2電極130と重ならず絶縁層160と重なっており、このため、発光装置10は、領域102bと重なる領域においては、領域102aと重なる領域における光線透過率よりも高く、かつ領域102cと重なる領域における光線透過率よりも低い光線透過率を有している。
上述した構成においては、発光装置10の全体としての光線透過率が高いものとなっている。詳細には、光線透過率の高い領域の幅、すなわち、領域102cの幅d3が広くなっており、具体的には、領域102cの幅d3は、領域102bの幅d2よりも広くなっている(d3>d2)。このようにして、発光装置10の全体としての光線透過率は、高いものとなっている。
上述した構成においては、発光装置10が特定の波長の光を多く吸収することが防止されている。詳細には、光が絶縁層160を透過する領域の幅、すなわち、領域102bの幅d2が狭くなっており、具体的には、領域102bの幅d2は、領域102cの幅d3よりも狭くなっている(d2<d3)。絶縁層160は、特定の波長の光を吸収することがある。このような場合においても、上述した構成においては、絶縁層160を透過する光の量を少なくすることができる。このようにして、発光装置10が特定の波長の光を多く吸収することが防止されている。
なお、領域102cの幅d3は、領域102aの幅d1よりも広くてもよいし(d3>d1)、領域102aの幅d1よりも狭くてもよいし(d3<d1)、又は領域102aの幅d1と等しくてもよい(d3=d1)。
一例において、領域102aの幅d1に対する領域102bの幅d2の比d2/d1は、0以上0.2以下であり(0≦d2/d1≦0.2)、領域102aの幅d1に対する領域102cの幅d3の比d3/d1は、0.3以上2以下である(0.3≦d3/d1≦2)。より具体的には、一例において、領域102aの幅d1は、50μm以上500μm以下であり、領域102bの幅d2は、0μm以上100μm以下であり、領域102cの幅d3は、15μm以上1000μm以下である。
発光装置10は、半透過OLEDとして機能している。具体的には、第2電極130と重ならない領域は、透光部154として機能している。このようにして、発光装置10では、複数の発光部152及び複数の透光部154が交互に並んでいる。複数の発光部152から光が発せられていない場合、人間の視覚では、第1面102側の物体が第2面104側から透けて見え、第2面104側の物体が第1面102側から透けて見える。さらに、複数の発光部152からの光は、第2面104側から主に出力され、第1面102側からはほとんど出力されない。複数の発光部152から光が発せられている場合、人間の視覚では、第2面104側の物体が第1面102側から透けて見える。
一例において、発光装置10は、自動車のハイマウントストップランプとして用いることができる。この場合、発光装置10は、自動車のリアウインドウに貼り付けることができる。さらに、この場合、発光装置10は、例えば、赤色の光を発する。
次に、図4から図7に示した発光装置10の製造方法について説明する。
まず、基板100の第1面102上に、透明反射層140を形成する。次いで、第1電極110、第1接続部112及び第2接続部132を形成する。一例において、第1電極110、第1接続部112及び第2接続部132は、スパッタリングにより形成された導電層をパターニングすることにより形成される。
次いで、絶縁層160を形成する。一例において、絶縁層160は、基板100の第1面102上に塗布された感光性樹脂をパターニングすることにより形成される。
次いで、有機層120を形成する。一例において、有機層120は、蒸着により形成される。他の例において、有機層120は、塗布により形成されてもよい。この場合、絶縁層160の開口162内に有機層120の材料を塗布する。
次いで、第2電極130を形成する。一例において、第2電極130は、マスクを用いた真空蒸着により形成される。
このようにして、図4から図7に示した発光装置10が製造される。
本実施例においても、MC構造をMPE構造に適用する際に高輝度を得るための各層の膜厚の公差を簡易な設計で大きくすることができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
102 第1面
102a 領域
102b 領域
102c 領域
104 第2面
110 第1電極
112 第1接続部
114 第1配線
120 有機層
130 第2電極
130a 端部
130b 端部
132 第2接続部
134 第2配線
140 透明反射層
152 発光部
154 透光部
160 絶縁層
160a 端部
160b 端部
162 開口
212 有機層
214 有機層
216 有機層
222 EML
224 EML
302 CGL
304 層
306 層
310 発光ユニット
320 発光ユニット

Claims (11)

  1. 透明反射層と、
    反射層と、
    前記透明反射層と前記反射層の間の有機層と、
    を備え、
    前記有機層は、
    第1発光層と、
    前記第1発光層と前記反射層の間の第2発光層と、
    前記第2発光層と前記反射層の間の第1有機層と、
    前記第1発光層と前記第2発光層の間の第2有機層と、
    前記透明反射層と前記第1発光層の間の第3有機層と、
    を含み、
    前記第1有機層の屈折率は、前記第2有機層及び前記第3有機層のいずれの屈折率よりも小さい発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記第2有機層の屈折率は、前記第3有機層の屈折率より小さい発光装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記第2有機層は、電荷発生層を含む発光装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記有機層は、第1発光ユニットと、第2発光ユニットと、を含み、
    前記第1発光ユニットは、
    前記第1発光層と、
    前記透明反射層と前記第1発光層の間の第1正孔輸送層と、
    前記第1発光層と前記第2発光層の間の第1電子輸送層と、
    を含み、
    前記第2発光ユニットは、
    前記第2発光層と、
    前記第1電子輸送層と前記第2発光層の間の第2正孔輸送層と、
    前記第2発光層と前記反射層の間の第2電子輸送層と、
    を含む発光装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    第1電極と、第2電極と、を備え、
    前記有機層は、前記第1電極と前記第2電極の間に位置し、
    前記第3有機層は、前記第1電極に接し、
    前記第1有機層は、前記第2電極に接し、
    前記第3有機層は、前記第1有機層より、正孔輸送性が高い材料を含み、
    前記第1有機層は、前記第3有機層より、電子輸送性が高い材料を含む発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置において、
    前記第1電極は、透光性を有し、
    前記第2電極は、遮光性を有する発光装置。
  7. 請求項5又は6に記載の発光装置において、
    前記第1電極は、無機材料を含む発光装置。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記透明反射層は、金属膜からなる発光装置。
  9. 請求項8に記載の発光装置において、
    前記金属膜は、50nm以下である発光装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1発光層と前記第2発光層は、同一の発光材料を含む発光装置。
  11. 透明反射層と、
    前記透明反射層の第1面側に位置する有機層と、
    前記有機層の前記透明反射層と反対側に位置する反射層と、
    を備え、
    前記有機層は、
    前記透明反射層の前記第1面側に位置する第3有機層と、
    前記第3有機層の前記透明反射層と反対側に位置する第1発光層と、
    前記第1発光層の前記第3有機層と反対側に位置する第2有機層と、
    前記第2有機層の前記第1発光層と反対側に位置する第2発光層と、
    前記第2発光層の前記第2有機層と反対側に位置する第1有機層と、
    を含み、
    前記第1有機層の屈折率は、前記第2有機層及び前記第3有機層のいずれの屈折率よりも小さい発光装置。
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