JP2018097503A - 画像形成システム、画像形成装置、サーバー、及び情報処理方法 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、サーバー、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置に大容量の記憶装置が備えられていなくても最適なドライバーを端末でダウンロード可能にする画像形成システムを提供する。【解決手段】記憶部19aは、画像形成装置1のモデル情報210及び仕向地情報220を格納する。ページ作成部100は、モデル情報210及び仕向地情報220と、主サーバー2のアドレスとを含むページ300を、端末4から閲覧されるドライバー310のダウンロード先として示すように作成する。情報取得部120は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、モデル情報210と、仕向地情報220とを取得する。制御プログラム選択部130は、取得されたモデル情報210と、仕向地情報220とから最適なドライバー310を選択し、最適なドライバー310のダウンロード先を端末4に示す。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置、サーバー、及び情報処理方法に係り、特に、画像形成装置用の制御プログラムをダウンロードさせる際に用いられる画像形成システム、画像形成装置、サーバー、及び情報処理方法に関する。
従来から、文書や画像を印刷可能な複合機(Multifunctional Peripheral, MFP)等の画像形成装置が存在する。
ここで、特許文献1を参照すると、複数ユーザーで共有可能な画像形成装置と、該画像形成装置とネットワークで接続されたホスト装置とを備えるプリントシステムであって、ホスト装置が、OS(Operating System)上で画像形成装置を制御することによって印刷データを作成するプリンタドライバーや、印刷データをネットワークを介して目的の画像形成装置に転送するためのデータ転送ソフトウェアを画像形成装置に具備された大規模記憶装置から自動的に選択し、ネットワーク経由でダウンロードしてホスト装置に導入することを特徴とするプリントシステムが記載されている。
特開2002−287923号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、画像形成装置に大容量の記憶装置が内蔵されていないと、プリンタドライバーのような制御プログラムをダウンロードすることができなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、上述の問題点を解消する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、端末で使用される、前記画像形成装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーとを含む情報処理システムであって、前記画像形成装置は、前記画像形成装置のモデル情報及び仕向地情報を格納する装置情報記憶部と、前記装置情報記憶部に格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、前記サーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成するページ作成部とを備え、前記サーバーは、前記ページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記モデル情報と、前記仕向地情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された前記モデル情報と、前記仕向地情報とから最適な前記制御プログラムを選択し、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示す制御プログラム選択部とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記制御プログラム選択部は、前記画像形成装置の位置情報を取得し、該位置情報に対応した、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示すことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記画像形成装置は、前記端末の言語設定及びOSの設定を含むユーザー環境情報を更に取得するユーザー環境取得部を更に備え、前記ページ作成部は、前記ユーザー環境取得部により取得された前記ユーザー環境情報を前記ページに加え、前記情報取得部は、前記ページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記ユーザー環境情報も取得し、前記制御プログラム選択部は、前記ユーザー環境情報も含めて、最適な前記制御プログラムを選択することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、自装置のモデル情報及び仕向地情報を格納する装置情報記憶部と、前記装置情報記憶部に格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、端末で使用される自装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成するページ作成部とを備えることを特徴とする。
本発明のサーバーは、端末で使用される、画像形成装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーであって、前記画像形成装置により作成されたページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記画像形成装置のモデル情報と、仕向地情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部により取得された前記モデル情報と、前記仕向地情報とから最適な前記制御プログラムを選択し、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示す制御プログラム選択部とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、画像形成装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置に、自装置のモデル情報及び仕向地情報を格納させ、格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、端末で使用される自装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成させることを特徴とする。
本発明によれば、端末から画像形成装置にアクセスがあった場合、画像形成装置のモデル情報と、仕向地情報と、ダウンロード先のサーバーのアドレスを含むページを画像形成装置で作成し、当該ページを介してサーバーにアクセスされた場合に、サーバーにてこれらの情報を取得して、最適な制御プログラムのダウンロード先を端末に示すことで、画像形成装置の記憶部の記憶容量が大きくなくても最適な制御プログラムを端末にダウンロードさせることが可能な画像形成システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図である。 図1に示す画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示す主サーバー、副サーバー、及び端末の制御構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るドライバー選択ダウンロード処理のフローチャートである。 図5に示すドライバー選択ダウンロード処理におけるページ等の作成例である。
<実施の形態>
〔画像形成システムXのシステム構成〕
まず、図1〜図3を参照して、画像形成システムXのシステム構成について説明する。 図1によると、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXは、画像形成装置1と、主サーバー2と、複数の副サーバー3とを含む。また、端末4は、画像形成装置1を使用し、この画像形成装置1の制御プログラムをダウンロード可能な端末である。また、各装置は、ネットワーク5で接続されている。
画像形成装置1は、MFP、ネットワークスキャナー、ドキュメントスキャナー、ネットワークFAX、プリンター等の情報処理装置である。画像形成装置1は、WWW(World Wide Web)サーバー等のウェブサーバー機能を備え、端末4のウェブブラウザー等からアクセスすることが可能である。また、画像形成装置1は、このウェブサーバー機能により実行するCGI(Common Gateway Interface)、サーブレット、Java(登録商標)スクリプト、PHP等のスクリプト言語のモジュール等(以下、単に「CGI等」という。)により、ウェブページ等のページ300(図4)を動的に作成して、端末4のウェブブラウザーで表示させることが可能である。
主サーバー2及び副サーバー3は、端末4で使用される、画像形成装置1用のデバイスドライバー(device driver)、各種ユーティリティー、色補正データ、テンプレートデータ等(以下、単に「ドライバー」という。)である制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーである。主サーバー2及び副サーバー3は、汎用機、PC(Personal Computer)サーバー、NAS(Network Attached Storage)等で構成される。
ここで、主サーバー2は、端末4にて、画像形成装置1のページ300を介してドライバー310をダウンロードするためにアクセスされる最初のサイトである「グローバル・ダウンロード・サイト(Global Download Site)」を提供する。
また、副サーバー3は、端末4において、主サーバー2からリダイレクト等で、ダウンロード先として示されてアクセスされるサイトを提供する。また、副サーバー3は、国別、地域別、回線の容量別等の区分けにより、別々に配置されていてもよい。
図1の例では、「日本」「米国」「ドイツ」の副サーバー3が主サーバー2から選択されてリダイレクト等され、ダウンロード先として示される例を示している。
なお、本実施形態において、制御プログラムは、プログラムを実行する際に用いられるデータ等も含んでいる。
端末4は、PC、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistant)等の端末である。端末4は、各種汎用のOS(Operating System)が動作している。また、端末4は、画像形成装置1用のドライバー310(図4)をインストール(install)することが可能である。これにより、OS及び各種アプリケーションソフトウェア(Application Software、アプリケーション、以下、単に「アプリ」という。)から、画像形成装置1の印刷、スキャン、FAX送受信、ネットワークFAX等の機能を使用することが可能となる。
ネットワーク5は、本実施形態においては、イントラネット(Intranet)等のLAN(Local Area Network)、インターネット(登録商標)や携帯電話網等のWAN(Wide Area Network)等である。ネットワーク5がWANの場合、ルーター(Router)やゲートウェイ(Gateway)等を介して、いわゆる「クラウド」上の他のサーバーに接続可能であってもよい。また、ネットワーク5は、VPN(Virtual Private Network)を構成していてもよい。
また、図2によると、画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、給紙部14、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17(画像形成手段)、FAX送受信部18、及び記憶部19a等を含んでいる。各部は、制御部10aに接続され、制御部10aによって動作制御される。
制御部10aは、GPP(General Purpose Processor)、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Processor、特定用途向けプロセッサー)等の情報処理手段である。
制御部10aは、記憶部19aに記憶されている制御プログラムを読み出し、展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させることが可能である。
また、制御部10aは、端末4や操作パネル部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、DSPやGPU等の制御演算手段である。画像処理部11は、画像データに対して所定の画像処理を行う。画像処理部11は、例えば、拡大縮小、濃度調整、階調調整、画像改善等の各種画像処理を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19aに印刷データとして記憶することも可能である。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換してもよい。
原稿読取部12は、セットされた原稿を読み取る(スキャン)手段である。また、原稿読取部12は、画像形成装置1の本体部の上部に配設される。
原稿読取部12は、例えば、スキャナーと、プラテンガラスと、原稿読取スリットとを備えている。原稿読取部12は、プラテンガラスに載置された原稿を読み取る場合には、スキャナーをプラテンガラスに対向する位置に移動させる。そして、原稿読取部12は、プラテンガラスに載置された原稿を走査しながら読み取って画像データを取得する。原稿読取部12は、取得した画像データを制御部10aに出力する。
また、原稿読取部12は、原稿給送部13から給送された原稿を読み取る場合には、スキャナーを原稿読取スリットと対向する位置に移動させる。そして、原稿読取部12は、原稿読取スリットを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って、画像データを取得する。原稿読取部12は、取得した画像データを、制御部10aに出力する。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。
原稿給送部13は、原稿載置部と、原稿搬送機構とを備えている。原稿給送部13は、原稿載置部に載置された原稿を、原稿搬送機構によって1枚ずつ順に繰り出して、原稿読取部12に給送する。
給紙部14は、記録紙を1枚ずつ画像形成部17に向けて繰り出す手段である。給紙部14は、本体部に備えられている。
ネットワーク送受信部15は、ネットワーク5に接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
操作パネル部16は、ボタンやタッチパネル等の入力部と、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ等の表示部とを備えている。また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
操作パネル部16の入力部のボタンは、テンキー、スタート、キャンセル、動作モードの切り換え、ジョブの実行に係る指示を行うボタン等である。この動作モードは、複写、FAX送信、スキャナー、ネットワークスキャナー等の種類のモードを備えていてもよい。また、ジョブは、選択された文書の印刷、送信、保存、及び記録等の種類であってもよい。操作パネル部16の入力部は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を取得する。また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19aに記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末4から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
画像形成部17は、感光体ドラム、露光部、現像部、転写部、及び定着部等を備えている。画像形成部17は、帯電、露光、現像、転写、定着からなる画像形成プロセスを実行することで記録紙Pにトナー像を記録する。
FAX送受信部18は、ファクシミリの送受信を行う手段である。FAX送受信部18は、音声回線等により、他のFAX装置(図示せず)からファクシミリ受信して、画像データとして記憶部19aに格納し、画像形成部17で画像形成させることが可能である。また、FAX送受信部18は、原稿読取部12で読み取られた原稿や外部の端末4から送信されたネットワークFAXのデータを画像データに変換して、他のFAX装置へ音声回線等でファクシミリ送信することが可能である。
記憶部19aは、一時的でない記録媒体を用いた記憶手段である。記憶部19aは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、eMMC(embedded Multi Media Card)、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等を含んでいてもよい。
また、記憶部19aには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。この制御プログラムには、OS、各種アプリ等のプログラムやデータを含んでいる。また、この制御プログラムは、OS上で動作するウェブサーバーやミドルウェアやCGI等も含む。記憶部19aに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムを展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。
これに加えて、記憶部19aは、ユーザーのアカウント設定も記憶していてもよい。また、記憶部19aには、ユーザー毎の保存フォルダー(文書ボックス)の領域が含まれていてもよい。
なお、記憶部19aは、端末4用の制御プログラムであるドライバー310等は格納しなくてよいので、大容量の記憶容量は必要ない。また、記憶部19aは、eMMCやSSDやHDDを備えていなくてもよい。
なお、画像形成装置1において、制御部10a及び画像処理部11は、GPU内蔵CPU等やチップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成されていてもよい。
また、制御部10a及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
次に、図3によると、主サーバー2、副サーバー3、及び端末4は、それぞれ、制御部10b、10c、10d、及び記憶部19b、10c、10dを含んでいる。また、ネットワーク送受信部15、ネットワーク送受信部15を備えている。
制御部10b、10c、10dは、GPP、CPU、MPU、DSP、GPU、ASIC等の情報処理手段である。
制御部10b、10c、10dは、記憶部19b、19c、19dに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムを展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。
ネットワーク送受信部15は、ネットワーク5に接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
記憶部19b、19c、19dは、一時的でない記録媒体を用いた記憶手段である。記憶部19b、19c、19dは、主記憶部として、RAM等を含んでいてもよい。また、記憶部19b、19c、19dは、補助記憶部として、ROM、eMMC、SSD、及びHDD等含んでいてもよい。
また、記憶部19b、19c、19dには、ユーザー毎の文書ボックス(保存フォルダー、共有フォルダー)の領域が含まれていてもよい。
また、記憶部19b、19c、19dは、各種フラッシュメモリーや光学記録媒体等の外部記憶媒体を含んでいてもよい。
なお、制御部10b、10c、10dは、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
また、端末4は、入力部と、表示部とを備えている。入力部は、ユーザーによる各種指示を取得するためのタッチパネルやスイッチ(ボタン)等である。表示部は、LCD、有機ELディスプレイ、FED(Field Emission Display)、蛍光表示管等の平面ディスプレイパネル、プロジェクタ、ステータス表示用LED等である。表示部は、GUIに関連する各種操作画面を表示することが可能である。
〔画像形成装置1の制御構成〕
ここで、図4を参照し、本発明の実施の形態に係る画像形成装置システムXの画像形成装置1、主サーバー2、並びに複数の副サーバー3、及び端末4を含む全体の制御構成について説明する。
画像形成装置1の制御部10aは、ページ作成部100及びユーザー環境取得部110を備える。
記憶部19aは、装置情報200、ページ300、及びユーザー環境情報400を格納する。すなわち、記憶部19aは、装置情報記憶部として機能する。
また、主サーバー2の制御部10bは、情報取得部120及び制御プログラム選択部130を備える。
記憶部19bは、装置情報200及びユーザー環境情報400を格納する。
また、副サーバー3は、記憶部19c(図3)や外部記憶媒体等に、ドライバー310を格納している。
また、端末4の制御部10dは、ブラウザー実行部140及びドライバー実行部150を備える。
記憶部19dは、ドライバー310及びユーザー環境情報400を格納する。
ページ作成部100は、記憶部19aに格納された装置情報200に含まれるモデル情報210及び仕向地情報220と、主サーバー2のURL(Uniform Resource Locator)等のアドレスとを含むページ300を作成する。ページ作成部100は、ウェブサーバーで実行されるCGI等として実装されてもよい。ページ作成部100により動的に作成されるページ300は、ドライバー310のダウンロード先を示すものとして端末4から閲覧される。
また、ページ作成部100は、ユーザー環境取得部110により取得されたユーザー環境情報400をページ300に加えてもよい。
なお、本実施形態で使用する「アドレス」は、URLの他に、URI(Uniform Resource Identifier)、アカウント名、MACアドレスやIPアドレスそのものであってもよい。
ユーザー環境取得部110は、ユーザー環境情報400を取得する。ユーザー環境取得部110は、ドライバー実行部150を介して端末4からのアクセスがあった際に、ユーザー環境情報400を取得してもよい。また、このアクセスは、ページ300を介した端末4からのアクセスでもよい。また、ユーザー環境取得部110も、ウェブサーバーで実行されるCGI等として実装されてもよい。
情報取得部120は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、モデル情報210と、仕向地情報220とを取得する。
また、情報取得部120は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、ユーザー環境情報400も取得してもよい。
制御プログラム選択部130は、情報取得部120により取得されたモデル情報210と、仕向地情報220とから最適なドライバー310を選択する。また、制御プログラム選択部130は、いずれかの副サーバー3に格納された最適なドライバー310のダウンロード先を端末4に示す。
また、制御プログラム選択部130は、画像形成装置1の位置情報230も取得し、位置情報230に対応した、最適なドライバー310のダウンロード先を端末4に示すことも可能である。
また、制御プログラム選択部130は、ユーザー環境情報400も含めて、最適なドライバー310を選択してもよい。
ブラウザー実行部140は、端末4にて実行されるWWWのウェブブラウザー等を実行する。ブラウザー実行部140は、ドライバー実行部150からアドレスを指定して起動されることも可能である。また、ブラウザー実行部140は、画像形成装置1で作成されたページ300、主サーバー2のリダイレクトのページ300、副サーバー3のダウンロードページ301等も表示可能である。
ドライバー実行部150は、本実施形態の画像形成装置1の制御プログラムであるドライバー310を実行する。また、ドライバー実行部150は、ユーザーの指示、又は新しいドライバー310を検出した場合に、ブラウザー実行部140を起動させ、画像形成装置1のページ300を表示させる。この際、ドライバー実行部150は、ブラウザー実行部140で画像形成装置1のページ300を呼び出すアドレスに、ユーザー環境情報400を含ませてもよい。
装置情報200は、端末4において画像形成装置1のドライバー310の選択に関連した各種情報である。
装置情報200は、モデル情報210、仕向地情報220、及び位置情報230を含んでいる。
モデル情報210は、画像形成装置1のモデル(型)名、型番、シリアル番号等の画像形成装置1を識別するための情報である。
仕向地情報220は、画像形成装置1の販売仕向の地域、例えば、アジア、北米、南米、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ等、又は、日本、米国、ドイツ等の特定の国を示す情報である。
位置情報230は、画像形成装置1の位置を示す情報である。位置情報230は、例えば、画像形成装置1のグローバルIPアドレスであってもよい。このグローバルIPアドレスは、画像形成装置1が主サーバー2にアクセスすることで、主サーバー2から返信されたものを取得することが可能である。また、位置情報230は、このグローバルIPアドレスの他に、DDNS(Dynamic Domain Name Service)のような動的にIPアドレスを割り当て可能なドメイン名、サブドメイン名等であってもよい。
また、位置情報230は、実際に画像形成装置1が設置された国や地域の情報であってもよい。また、位置情報230として、画像形成装置1の設置場所の緯度経度等の座標、建物のフロア、部屋等の情報を用いてもよい。また、位置情報230は、ネットワーク5内の位置を示す情報であってもよい。また、位置情報230として、画像形成装置1のユーザーやグループの種類により決定される位置の情報を用いてもよい。
ページ300は、画像形成装置のページ作成部100により作成された、ユーザーにドライバー310のダウンロード先のリンク等を示すHTML等のウェブページである。本実施形態において、ページ300は、上述の各種情報と、主サーバー2のグローバル・ダウンロード・サイトのアドレスとを含んだリンクが含まれている。
ドライバー310は、副サーバー3等よりダウンロードされた、画像形成装置1を端末4のOS上で制御するための制御プログラムの一例である。また、ドライバー310は、ドライバー実行部150で実行されているものよりバージョン等が新しくてもよい。
ユーザー環境情報400は、端末4の言語設定及びOSの設定を含むユーザーの環境の情報である。この端末4の言語設定としては、例えば、OSの言語設定の他に、インストールされている追加言語の情報、画像形成装置1の言語の設定、フォントの設定等を含んでいてもよい。また、ユーザー環境情報400は、端末4が主に使用される国や地域に関する地域の情報を含んでいてもよい。また、OSの設定は、例えば、OS自体のバージョン、Pro版やホーム版やエンタープライズ版等のエディション、32ビット版か64ビット版か、ウェブブラウザーの設定、ユーザーアカウントの設定等を含んでいてもよい。
ここで、画像形成装置1の制御部10aは、記憶部19aに記憶された制御プログラムを実行することで、ユーザー環境取得部110及びページ作成部100として機能させられる。
また、主サーバー2の制御部10bは、記憶部19bに記憶された制御プログラムを実行することで、情報取得部120及び制御プログラム選択部130として機能させられる。
また、副サーバー3の制御部10cは、記憶部19cに記憶された制御プログラムを実行することで、ダウンロード実行部として機能させられる。また、記憶部19cは、ドライバー310を格納する制御プログラム記憶部として機能させられる。
また、端末4の制御部10dは、記憶部19dに記憶された制御プログラムを実行することで、ブラウザー実行部140及びドライバー実行部150として機能させられる。
また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
〔画像形成装置1によるドライバー選択ダウンロード処理〕
次に、図5及び図6を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXの画像形成装置1によるドライバー選択ダウンロード処理の説明を行う。
本実施形態のドライバー選択ダウンロード処理では、ページ300を介した端末4からの画像形成装置1へアクセスがあった場合、モデル情報210と、仕向地情報220とを取得させ、取得されたモデル情報210と、仕向地情報220とから最適なドライバー310を選択し、最適なドライバー310のダウンロード先を端末4に示す。この際、端末4からユーザー環境情報400を受信して、このダウンロード先のアドレスに加えてもよい。
本実施形態のドライバー選択ダウンロード処理は、主に、画像形成装置1、主サーバー2、副サーバー3、及び端末4の、それぞれ、制御部10a、10b、10c、10dが記憶部19a、19b、19c、19dに記憶されたプログラムを各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図5のフローチャートを参照して、ドライバー選択ダウンロード処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS101)
まず、端末4のドライバー実行部150及びブラウザー実行部140が、ドライバー取得開始処理を行う。
ここで、ドライバー実行部150は、新しいバージョンの画像形成装置1のドライバー310がリリースされたことを検知する。また、ドライバー実行部150は、ユーザーが新しいドライバー310をダウンロードすることをドライバー310の設定画面等から、端末4の入力部により指示したことを検知する。
これらの場合、ドライバー実行部150は、ブラウザー実行部140により、ウェブブラウザーを起動して、画像形成装置1のウェブサーバーにアクセスする。この際、画像形成装置1は、予め取得していた当該画像形成装置1のIPアドレス等のアドレスを、ブラウザー実行部140に渡してアクセスさせる。
なお、この画像形成装置1のIPアドレス等は、現在ドライバー実行部150で実行しているドライバー310がインストールされた際、又はユーザーの設定の際に取得されてもよい。
また、ドライバー実行部150は、ブラウザー実行部140にアドレスを渡す際、ユーザー環境情報400を記憶部19dから取得し、符号化(エンコード)して加えてもよい。たとえば、ドライバー実行部150は、

http://(画像形成装置1のIPアドレス)/driver/lang="JP"+OS="win10pro_64bit"

のように、画像形成装置1のIPアドレスの後に、ドライバー310のダウンロードを示すディレクトリを示し、その後に、ユーザー環境情報400をエンコードしてもよい。この例では、端末4の言語設定として「言語(lang)=日本語("JP")」、OSの設定として、「OS=ウィンドウズ(登録商標)10プロ64ビット版("Win10pro_64bit")」といったユーザー環境情報400がエンコードされている。
なお、上述のようにドライバー実行部150からの指示でドライバー実行部150がウェブブラウザーを起動するのではなく、ユーザーが直接、ウェブブラウザーを起動してもよい。そして、ユーザーが、当該画像形成装置1のIPアドレスを直接打ち込んでもよい。この場合には、ユーザー環境情報400がエンコードされて加えられていなくてもよく、逆に、ユーザーが加えてもよい。また、ドライバー実行部150は、上述の例のように、単純な文字で符号化するのではなく、URLエンコードしたり、文字を短縮化したり、ハッシュ関数で暗号化したりしてもよい。
また、ウェブブラウザーにより当該画像形成装置1にアクセスされた際に、ユーザー認証等が行われてもよい。
(ステップS102)
次に、端末4のブラウザー実行部140が、ユーザー環境情報送信処理を行う。
ブラウザー実行部140は、ウェブブラウザーからWWWプロトコル等で画像形成装置1にアクセスする。この際、ブラウザー実行部140は、上述のドライバー実行部150でユーザー環境情報400がエンコードされている場合、このエンコードされたユーザー環境情報400を含むアドレスを用いてアクセスする。
(ステップS103)
次に、画像形成装置1のユーザー環境取得部110が、ユーザー環境情報取得処理を行う。
画像形成装置1のユーザー環境取得部110は、端末4のウェブブラウザーからWWWプロトコルでアクセスがあった場合、ウェブサーバーにより、アドレスを解釈する。この際、ユーザー環境情報400がエンコードされていたことを検知すると、ユーザー環境取得部110により、このユーザー環境情報400を復号化する。
上述の一例では、画像形成装置1の「/driver/」ディレクトリへのアクセスをウェブサーバーが検知すると、CGIとして、ユーザー環境取得部110及びページ作成部100が実行開始される。そして、ユーザー環境取得部110が、アドレスの文字「lang="JP"+OS="win10pro_64bit"」から、言語設定について「言語=日本語」、OSの設定について「OS=ウィンドウズ(登録商標)10プロ64ビット版」であることを復号化して、記憶部19aにユーザー環境情報400として格納する。
(ステップS104)
次に、画像形成装置1のページ作成部100が、ページ作成処理を行う。
ページ作成部100は、記憶部19aに格納された装置情報200に含まれるモデル情報210及び仕向地情報220と、主サーバー2のアドレスとを含むページ300を作成する。ページ作成部100は、端末4から閲覧されるドライバー310のダウンロード先を示すウェブページとして、このページ300を作成する。この作成の際、ページ作成部100は、画像形成装置の位置情報230、及び、ユーザー環境情報400をページ300に含めてもよい。
図6(a)の例によれば、本実施形態においては、ページ作成部100は、モデル情報210、仕向地情報220、位置情報230、ユーザー環境情報400をアドレスに符号化して含ませたリンクLを、ページ300内に作成する。
リンクLのHTMLの<A>タグ内のアドレスは、例えば、

http://(グローバル・ダウンロード・サイトのドメイン名)/support/driver/model="TASKalfa 5551ci"+region="Japan"+ip="(画像形成装置1のグローバルIPアドレス)"+lang="JP"+OS="win10pro_64bit"

のように、モデル情報210として「モデル名=(画像形成装置1のモデル名、TASKalfa 555lci)」、仕向地情報220として「地域=日本」、位置情報230として「IPアドレス=(画像形成装置1のグローバルIPアドレス)」のような情報を含んでいる。また、リンクL内には、上述の例と同様のユーザー環境情報400も含んでいる。
(ステップS105)
次に、端末4のブラウザー実行部140が、ドライバー取得アクセス処理を行う。
ブラウザー実行部140は、画像形成装置1から、ページ作成部100により作成されたページ300を取得してウェブブラウザーにて表示部に表示し、ユーザーに閲覧させる。そして、ブラウザー実行部140は、ユーザーが、上述のリンクを入力部でクリックする等したことを検知すると、リンク内のアドレスにアクセスする。上述の例では、リンクLのクリックにより、主サーバー2のグローバル・ダウンロード・サイトに、WWWプロトコルでアクセスする。
(ステップS106)
次に、主サーバー2の情報取得部120が、情報取得処理を行う。
情報取得部120は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、モデル情報210と、仕向地情報220とを取得する。また、情報取得部120は、位置情報230と、ユーザー環境情報400とについても、取得してもよい。
上述の例では、ページ300のリンクLを介してグローバル・ダウンロード・サイトの主サーバー2のアクセスされた際に、情報取得部120は、リンクLのアドレスの文字から、モデル名をモデル情報210、地域の情報を仕向地情報220、グローバルIPアドレスを位置情報230としてそれぞれ取得し、記憶部19bに装置情報200として格納する。なお、この位置情報230については、グローバルIPアドレスから、国や地域等を判別して格納してもよい。
また、情報取得部120は、リンクLのアドレスの文字から、端末4の言語設定及びOSの設定についても、ユーザー環境情報400として取得して、記憶部19bに格納する。
(ステップS107)
次に、主サーバー2の制御プログラム選択部130が、制御プログラム選択処理を行う。
制御プログラム選択部130は、情報取得部120により取得された装置情報200から、端末4にとって最適な画像形成装置1のドライバー310を選択して、当該最適なドライバー310のダウンロード先を端末4に示す。
具体的には、制御プログラム選択部130は、装置情報200のモデル情報210と、仕向地情報220とから、画像形成装置1に対応するドライバー310を選択する。この際、制御プログラム選択部130は、ユーザー環境情報400の言語設定及びOSの設定から、更に最適なドライバー310を選択してもよい。また、制御プログラム選択部130は、装置情報200に含まれる位置情報230から、画像形成装置1が設置された国や地域等を判別して、更に最適なドライバー310を選択してもよい。より具体的には、制御プログラム選択部130は、画像形成装置1の設置された国や地域別に設定されたドライバー310であって、端末4の言語設定やOSに対応した最新のドライバー310を最適なドライバーとして選択する。なお、この最適なドライバーは、端末4にインストールされたドライバー310の最新バージョンであってもよい。
この上で、制御プログラム選択部130は、この最適なドライバー310が格納されており、端末4からもっとも好適にダウンロード可能な副サーバー3に、リダイレクト等で案内する。これにより、制御プログラム選択部130は、端末4のブラウザー実行部140に、選択された副サーバー3のダウンロードページにアクセスさせることが可能となる。すなわち、制御プログラム選択部130は、最適なドライバー310の格納先を示すことが可能である。
なお、制御プログラム選択部130は、装置情報200の位置情報230ではなく、端末4が主サーバー2にアクセスした際のグローバルIPアドレスから、リダイレクトする副サーバー3を選択してもよい。
図6(b)の例によれば、ユーザーの端末4の言語設定が日本語であったものの、画像形成装置1の位置情報230のグローバルIPアドレスがドイツであったため、ドイツの副サーバー3にリダイレクトされてダウンロードページ301が表示された例を示している。
なお、副サーバー3において、日本語のダウンロードページが存在しなかった場合、この例のようにドイツ語のウェブページであるダウンロードページ301が表示されてもよい。また、このような場合には、図示しない翻訳サービス等を用いて、当該言語設定に翻訳した上でウェブページを表示してもよい。
また、ダウンロードページ301は、主サーバー2で作成し、リンク先だけを副サーバー3の当該ドライバー310に設定するようにしてもよい。
(ステップS108)
次に、端末4のブラウザー実行部140が、ダウンロード指示処理を行う。
端末4のウェブブラウザーにおいて、副サーバー3のダウンロードページにおけるドライバー310のリンク先をユーザーがクリック等したことを検知した場合、ブラウザー実行部140は、その旨を副サーバー3に送信する。これにより、副サーバー3からこのドライバー310の端末4へのダウンロードが開始される。
(ステップS109)
次に、副サーバー3の制御部10cが、ドライバー送信処理を行う。
副サーバー3の制御部10cは、ダウンロードページのリンクのアドレスに対応したドライバー310を記憶部19cから取得して、HTTPプロトコルやFTPプロトコル等で端末4へ送信する。図6(b)の例では、この際に、ダウンロード中であることを示すダイアログボックス302が表示される。
ドライバー310をダウンロードした端末4は、記憶部19dに格納する。なお、端末4の制御部10dは、自動的にインストーラーを起動して、ダウンロードされたドライバー310に更新させてもよい。
以上により、本発明の実施の形態に係るドライバー選択ダウンロード処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、特許文献1に記載のような典型的な技術では、画像形成装置に大容量の記憶装置が備えられていなないとドライバー310をダウンロードさせることができなかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXは、画像形成装置1と、端末4で使用される、画像形成装置1用のドライバー310等の制御プログラムをダウンロードさせるための主サーバー2と副サーバー3とを含む。また、画像形成装置1は、画像形成装置1のモデル情報210及び仕向地情報220を格納する装置情報記憶部である記憶部19aと、記憶部19aに格納されたモデル情報210及び仕向地情報220と、主サーバー2のアドレスとを含むページ300を、端末4から閲覧される制御プログラムのダウンロード先として示すように作成するページ作成部100とを備える。主サーバー2は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、モデル情報210と、仕向地情報220とを取得する情報取得部120と、情報取得部120により取得されたモデル情報210と、仕向地情報220とから最適な制御プログラムを選択し、最適な制御プログラムのダウンロード先を端末4に示す制御プログラム選択部130とを備える。
このように構成することで、画像形成装置に大容量の記憶装置が備えられていなくても、端末4に最適なドライバー310をダウンロードさせることが可能となる。
また、特許文献1に記載のような技術では、一つのサーバーからのドライバー310のダウンロードしか考慮されていなかった。このため、この一つのサーバーにアクセスが集中したり、実際の画像形成装置の設置位置からではネットワークの経路上遠い位置のサーバーや通信回線の容量が小さく遅いサーバー等からドライバー310がダウンロードされたりして、ネットワークの渋滞やダウンロード速度の低下等の問題が生じる可能性があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXは、主サーバー2のグローバル・ダウンロード・サイトに対して、画像形成装置1のモデル情報210、仕向地情報220、言語設定、OSの設定等を送信する。そして、主サーバー2のグローバル・ダウンロード・サイトにて、これらの情報やグローバルIPアドレスに基づいて、各国の副サーバー3のダウンロードサイトにリダイレクトさせる。これにより、確実に、最適なダウンロードサイトに誘導し、端末4にドライバー310をダウンロードさせることが可能となる。
また、本発明の実施の形態に係る主サーバー2は、制御プログラム選択部130は、画像形成装置1の位置情報230を取得し、該位置情報230に対応した、最適な制御プログラムのダウンロード先を端末4に示すことを特徴とする。
このように構成することで、端末4がLANの外等から画像形成装置1にアクセスしたり、VPN等を介してアクセスしていたりしている、すなわち、端末4が画像形成装置1にアクセスする地域や国等が異なっていても、画像形成装置1の位置情報230に基づいて、最適なダウンロードサイトに誘導できる。
また、実際に画像形成装置1が設置されている位置で最適なドライバー310をダウンロードすることも可能になる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、端末4の言語設定及びOSの設定を含むユーザー環境情報400を取得するユーザー環境取得部110を更に備え、ページ作成部100は、ユーザー環境取得部110により取得されたユーザー環境情報400をページ300に加え、主サーバー2の情報取得部120は、ページ300を介した端末4からのアクセスがあった場合、ユーザー環境情報400も取得し、制御プログラム選択部130は、ユーザー環境情報400も含めて、最適な制御プログラムを選択することを特徴とする。
このように構成することで、画像形成装置1の設定にかかわらず、ユーザーの言語設定やOSの設定に対応した最適なドライバー310をダウンロードすることができる。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明の実施の形態においては、主サーバー2と副サーバー3とを用いてドライバー310のダウンロードをさせる例について記載した。しかしながら、主サーバー2と副サーバー3とを用いず、単一のサーバーにダウンロードさせるような構成であってもよい。たとえば、画像形成装置1が直接、地域単位のダウンロード先を示すような構成であってもよい。
このように構成することで、グローバル・ダウンロード・サイトを用意しなくても、最適なドライバー310をダウンロードさせることができる。
また、上述の実施の形態では、ページ300として、HTMLのウェブページを作成して、ウェブブラウザーにてダウンロード先を指定する例について記載した。
しかしながら、ページ300は、ウェブページではなく、PDF等のページ言語で記載されたファイル等であってもよい。
このように構成することで、システム構成に沿った、ユーザーに使いやすい形式でドライバー310をダウンロードさせることが可能になる。
また、上述の実施の形態では、ページ300上のリンクのアドレス等に装置情報200やユーザー環境情報400をエンコードして含める例について記載した。
しかしながら、アドレス自体に装置情報200やユーザー環境情報400を含めるのでえはなく、フォームのメタデータのような形式で当該情報を含めてもよい。また、ドライバー実行部150が、画像形成装置1からページ300にあたるデータを取得して、ダウンロードサイトに直接、各種プロトコルのコマンドを送付して、ドライバー310を転送、ダウンロード等させてもよい。
このように構成することで、通常の設定とは異なるような、様々な構成においても、最適なドライバー310をダウンロードすることが可能になる。
また、本発明は、画像形成装置1及び端末4以外の情報処理装置にも適用できる。また、ネットワーク5を用いずに、画像形成装置1と端末4とが直接接続されたような構成であってもよい。すなわち、ネットワークスキャナー、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いる構成であってもよい。
このように構成することで、画像形成装置以外の情報処理装置においても、最適なドライバー310をダウンロードさせることが可能となる。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 主サーバー
3 副サーバー
4 端末
5 ネットワーク
10a、10b、10c、10d 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
13 原稿給送部
14 給紙部
15 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
18 FAX送受信部
19a、19b、19c、19d 記憶部
100 ページ作成部
110 ユーザー環境取得部
120 情報取得部
130 制御プログラム選択部
140 ブラウザー実行部
150 ドライバー実行部
200 装置情報
210 モデル情報
220 仕向地情報
230 位置情報
300 ページ
301 ダウンロードページ
302 ダイアログボックス
310 ドライバー
400 ユーザー環境情報
L リンク
X 画像形成システム

Claims (6)

  1. 画像形成装置と、端末で使用される、前記画像形成装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーとを含む情報処理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置のモデル情報及び仕向地情報を格納する装置情報記憶部と、
    前記装置情報記憶部に格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、前記サーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成するページ作成部とを備え、
    前記サーバーは、
    前記ページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記モデル情報と、前記仕向地情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された前記モデル情報と、前記仕向地情報とから最適な前記制御プログラムを選択し、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示す制御プログラム選択部とを備える
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記制御プログラム選択部は、
    前記画像形成装置の位置情報を取得し、該位置情報に対応した、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記端末の言語設定及びOSの設定を含むユーザー環境情報を更に取得するユーザー環境取得部を更に備え、
    前記ページ作成部は、前記ユーザー環境取得部により取得された前記ユーザー環境情報を前記ページに加え、
    前記情報取得部は、前記ページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記ユーザー環境情報も取得し、
    前記制御プログラム選択部は、前記ユーザー環境情報も含めて、最適な前記制御プログラムを選択する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 自装置のモデル情報及び仕向地情報を格納する装置情報記憶部と、
    前記装置情報記憶部に格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、端末で使用される自装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成するページ作成部とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 端末で使用される、画像形成装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーであって、
    前記画像形成装置により作成されたページを介した前記端末からのアクセスがあった場合、前記画像形成装置のモデル情報と、仕向地情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された前記モデル情報と、前記仕向地情報とから最適な前記制御プログラムを選択し、最適な前記制御プログラムのダウンロード先を前記端末に示す制御プログラム選択部とを備える
    ことを特徴とするサーバー。
  6. 画像形成装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置に、
    自装置のモデル情報及び仕向地情報を格納させ、
    格納された前記モデル情報及び前記仕向地情報と、端末で使用される自装置用の制御プログラムをダウンロードさせるためのサーバーのアドレスとを含むページを、前記端末から閲覧される前記制御プログラムのダウンロード先として示すように作成させる
    ことを特徴とする情報処理方法。
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