JP6930043B2 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、プログラム及び情報処理装置に関する。
携帯端末には、外出先などでコピーを行うために、外出先のMFP(MultiFunction Peripheral)(複合機)に対して設定するコピーテンプレート(コピー設定)をサーバから取得するものがある。携帯端末は、コピー時において、MFPに対して当該コピーテンプレートを設定する。
しかしながら、従来、MFPがコピーテンプレートに対応しておらず、携帯端末がコピーテンプレートをMFPに設定できないことがあるという課題がある。
特開2003−084925号公報
上記の課題を解決するために、複合機の機種に依存せずに所定のコピー設定に従ってコピーを行うことができるプログラム及び情報処理装置を提供する。
実施形態によると、プログラムは、プロセッサに、スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成されるコピーテンプレートを予め格納するサーバから前記コピーテンプレートを取得させ、前記スキャンテンプレートをスキャンと印刷とを行う複合機に対応するスキャンプロトコルに従って変換したスキャン設定ファイルを取得させ、前記複合機に前記スキャン設定ファイルを送信させ、前記複合機にスキャンを行わせるスキャン信号を送信させ、前記印刷テンプレートを前記複合機に対応する印刷プロトコルに従って変換した印刷設定ファイルを取得させ、前記複合機に前記印刷設定ファイルを送信させ、前記複合機にスキャンで得られたスキャン画像を印刷させる印刷信号を送信させる
図1は、実施形態に係るコピーシステムの構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係るMFPの構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る携帯端末の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係るコピーシステムの動作例を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態に係るユーザ端末の入力画面の例を示す図である。 図8は、実施形態に係るコピーテンプレートの例を示す図である。 図9は、実施形態に係るユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係るコピーシステムの動作例を示すシーケンス図である。 図11は、実施形態に係るコピーシステムの動作例を示すシーケンス図である。 図12は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図13は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図14は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図15は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図16は、実施形態に係るスキャン設定ファイルの例を示す図である。 図17は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図18は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図19は、実施形態に係る印刷設定ファイルの例を示す図である。 図20は、実施形態に係る携帯端末の表示例を示す図である。 図21は、実施形態に係る携帯端末の動作例を示すフローチャートである。 図22は、実施形態に係る携帯端末の動作例を示すフローチャートである。 図23は、実施形態に係る携帯端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態に係るコピーシステムは、ユーザが予め設定したコピーテンプレート(コピー設定)に従ってMFPを用いてコピーを行う。たとえば、コピーシステムは、ユーザが設定したコピーテンプレートを予めサーバに格納する。コピーシステムは、ユーザが所持する携帯端末を通じてサーバに格納したコピーテンプレートを所定の場所にあるMFPに設定する。コピーシステムは、当該MFPを用いてコピーを行う。
たとえば、コピーシステムは、ユーザが外出先においてコピーを行う場合に用いられる。たとえば、コピーシステムは、オフィスなどにおいてユーザがサーバに送信したコピーテンプレートを取引先などの外出先のMFPに設定する。
図1は、実施形態に係るコピーシステム1の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、コピーシステム1は、ユーザ端末10、サーバ20、ルータ30、MFP40及び携帯端末50などを備える。なお、コピーシステム1は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
ユーザ端末10は、ユーザがコピーテンプレートを入力する端末である。たとえば、ユーザ端末10は、ユーザのオフィス又は自宅などに設置される。ユーザ端末10は、ネットワーク60を通じてコピーテンプレートをサーバ20へ送信する。
サーバ20(情報処理装置)は、コピーテンプレートを格納する。また、サーバ20は、ネットワーク60を通じてコピーテンプレートを携帯端末50へ送信する。
ルータ30は、ネットワーク60に接続する。また、ルータ30は、MFP40及び携帯端末50などと通信する。たとえば、ルータ30は、無線LANなどの無線ネットワークを構築し、MFP40及び携帯端末50などと無線通信する。
また、ルータ30は、携帯端末50などからのデータをネットワーク60へ転送する。また、ルータ30は、ネットワーク60からのデータを携帯端末50などへ転送してもよい。また、ルータ30は、携帯端末50からのデータをMFP40に転送してもよい。また、ルータ30は、MFP40からのデータを携帯端末50へ転送してもよい。
ネットワーク60は、ユーザ端末10とサーバ20との間、及び、ルータ30とサーバ20との間などでデータを送受信するための通信網である。たとえば、ネットワーク60は、インターネットである。また、ネットワーク60は、独自の通信網であってもよい。
MFP40(複合機)は、携帯端末50からの信号などに基づいて原稿をスキャンする。また、MFP40は、携帯端末50からの信号などに基づいて画像を印刷する。MFP40は、携帯端末50とデータを送受信する。たとえば、MFP40は、ルータ30を介して携帯端末50とデータを送受信してもよい。また、MFP40は、携帯端末50と直接データを送受信してもよい。
携帯端末50は、ユーザが所持する端末である。たとえば、携帯端末50は、ユーザが取引先などに持ち込んで用いられる。携帯端末50は、サーバ20からコピーテンプレートを取得してMFP40に設定する。また、携帯端末50は、MFP40に対してスキャンを開始させるスキャン信号及び印刷を開始させる印刷信号などを送信する。
次に、ユーザ端末10について説明する。
図2は、ユーザ端末10の構成例を示すブロック図である。
図2が示すように、ユーザ端末10は、基本的な構成として、CPU11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、操作部16及び表示部17などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、ユーザ端末10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU11は、ユーザ端末10全体の動作を制御する機能を有する。CPU11は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えてもよい。CPU11は、内部メモリ、ROM12又はNVM14が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、CPU11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、CPU11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、予めユーザ端末10の仕様に応じて組み込まれる。ROM12は、たとえば、ユーザ端末10の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、CPU11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、例えば、ハードディスク、SSD、EEPROM(登録商標)又はフラッシュメモリなどにより構成される。NVM14は、ユーザ端末10の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。
通信部15は、ネットワーク60を通じてサーバ20とデータを送受信するためのインターフェースである。通信部15は、CPU11からの信号に従って所定のデータをサーバ20へ送信する。また、通信部15は、サーバ20から受信したデータをCPU11へ送信する。
たとえば、通信部15は、LAN接続をサポートするものであってもよい。
操作部16は、ユーザ端末10のユーザによって、種々の操作指示が入力される。操作部16は、ユーザに入力された操作指示の信号をCPU11へ送信する。操作部16は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
表示部17は、CPU11の制御により種々の情報を表示する表示装置である。表示部17は、たとえば、液晶モニタなどである。なお、操作部16がタッチパネルなどで構成される場合、表示部17は、操作部16と一体的に形成されてもよい。
次に、サーバ20について説明する。
図3は、サーバ20の構成例を示すブロック図である。
図3が示すように、サーバ20は、基本的な構成として、CPU21、ROM22、RAM23、NVM24及び通信部25などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、サーバ20は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU21(処理部)は、サーバ20全体の動作を制御する機能を有する。
ROM22は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。
RAM23は、揮発性のメモリである。
NVM24(記憶部)は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。
NVM24は、コピーテンプレートを格納する記憶領域24aを備える。コピーテンプレートについては、後述する。
通信部25は、ネットワーク60を通じてユーザ端末10及びルータ30とデータを送受信するためのインターフェースである。
次に、MFP40について説明する。
図4は、MFP40の構成例を示すブロック図である。
図4が示すように、MFP40は、基本的な構成として、CPU41、ROM42、RAM43、操作部44、通信部45、スキャナ46及び画像形成部47などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、MFP40は、図4が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU41は、MFP40全体の動作を制御する機能を有する。
ROM42は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。
RAM43は、揮発性のメモリである。RAM43は、スキャナ46が読み取った画像及び外部装置から送信されたコピー画像などを一時的に格納してもよい。
操作部44は、MFP40のユーザによって、種々の操作指示が入力される。操作部44は、ユーザに入力された操作指示の信号をCPU41へ送信する。操作部44は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
通信部45は、ルータ30及び携帯端末50とデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、通信部45は、LAN接続をサポートするものであってもよい。通信部45は、携帯端末50と直接データを送受信してもよい。また、通信部45は、携帯端末50とルータ30を介してデータを送受信してもよい。
スキャナ46は、CPU41からの信号などに基づいて画像を読み取る。たとえば、スキャナ46は、MFP40の原稿台にセットされる原稿を読み取る。たとえば、スキャナ46は、線状に配置したセンサ群を移動させて原稿を読み取る構成であってもよい。また、スキャナ46は、センサ群上で原稿を移動させて原稿を読み取る構成であってもよい。スキャナ46の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
スキャナ46は、読み取った画像をCPU41へ送信する。なお、スキャナ46は、RAM43又は画像メモリなどに読み取った画像を格納してもよい。
画像形成部47は、CPU41からの信号などに基づいて画像を用紙に印刷する。たとえば、画像形成部47は、用紙を供給する供給部及び用紙に画像を印字する印字部などから構成される。
画像形成部47は、用紙部から用紙を取り出して印字部まで搬送する。画像形成部47は、印字部を用いて用紙に画像を形成する。印字部は、たとえば、電子写真方式又はインクジェット方式で用紙に画像を形成する。なお、用紙が感熱紙である場合には、印字部は、用紙を加熱して画像を形成する。画像形成部47の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
次に、携帯端末50について説明する。
図5は、携帯端末50の構成例を示すブロック図である。
図5が示すように、携帯端末50は、基本的な構成として、CPU51、ROM52、RAM53、NVM54、通信部55、操作部56及び表示部57などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、携帯端末50は、図5が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU51(プロセッサ)は、携帯端末50全体の動作を制御する機能を有する。 ROM52は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。
RAM53は、揮発性のメモリである。
NVM54は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。 通信部55は、ルータ30及びMFP40とデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、通信部55は、LAN接続をサポートするものであってもよい。通信部55は、MFP40と直接データを送受信してもよい。また、通信部55は、MFP40とルータ30を介してデータを送受信してもよい。
操作部56は、携帯端末50のユーザによって、種々の操作指示が入力される。操作部56は、ユーザに入力された操作指示の信号をCPU51へ送信する。操作部56は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
表示部57は、CPU51の制御により種々の情報を表示する表示装置である。表示部57は、たとえば、液晶モニタなどである。
ここでは、操作部56は、タッチパネルなどで構成され、表示部57と一体的に形成されるものとする。
次に、コピーシステム1の動作例について説明する。
まず、コピーシステム1がコピーテンプレートをサーバ20に格納する動作例について説明する。
まず、ユーザ端末10のCPU11は、コピーテンプレートを生成する(ACT11)。
コピーテンプレートは、コピーに関する設定である。コピーテンプレートは、スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成される。
スキャンテンプレートは、スキャンに関する設定である。たとえば、スキャンテンプレートは、「用紙サイズ」、「カラーモード」、「解像度」又は「露出」などの項目から構成される。「用紙サイズ」は、スキャンする用紙の大きさを示す。「カラーモード」は、カラーでスキャンするか又はモノクロでスキャンするかを示す。「解像度」は、スキャンする画素数を示す。「露出」は、スキャンの濃度を示す。なお、スキャンテンプレートの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
印刷テンプレートは、印刷に関する設定である。たとえば、印刷テンプレートは、「両面」、「部数」、「オリエンテーション」、「ソートモード」、「給紙元」又は「Nin1」などの項目から構成される。「両面」は、両面印刷又は片面印刷であるかを示す。「部数」は、印刷する部数を示す。「オリエンテーション」は、印刷の向きを示す。「給紙元」は、用紙を供給するカセットなどを示す。「Nin1」は、一枚に集約させる画像の枚数を示す。なお、印刷テンプレートの構成は、特定の構成に限定されるものではない。また、コピーテンプレートは、自身の名称を示す「名前」の項目を備えてもよい。
たとえば、CPU11は、表示部17にコピーテンプレートの各項目の入力を受け付ける入力画面を表示する。図7は、CPU11が表示する入力画面の例を示す。
図7が示すように、入力画面は、「Template Name」(名前)の入力を受け付ける。
また、入力画面は、スキャンテンプレートとして、「Paper Size」(用紙サイズ)、「Color Mode」(カラーモード)、「Resolution」(解像度)、及び「Exposure」(露出)を受け付ける。
また、入力画面は、印刷テンプレートとして、「2−Sided」(両面)、「Number of Copies」(部数)、「Orientation」(オリエンテーション)、「Sort Mode」(ソートモード)、「Paper Source」(給紙元)、及び「Nin1」を受け付ける。
入力画面は、プルダウンメニューで各項目の入力を受け付けてもよい。また、入力画面は、テキスト入力で各項目の入力を受け付けてもよい。
入力画面の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
CPU11は、入力画面を通じてコピーテンプレートの各項目の入力を受け付ける。 CPU11は、入力された各項目に基づいてコピーテンプレートを生成する。たとえば、CPU11は、入力された各項目をXML形式に変換してコピーテンプレートを生成する。
図8は、コピーテンプレートの例を示す。
図8が示すように、コピーテンプレートは、XML形式で記述される。たとえば、図8が示すように、コピーテンプレートは、項目のタグで当該項目の内容を示す。たとえば、コピーテンプレートは、開始タグと終了タグとの間に項目の内容を示す要素を備える。
図8が示す例では、コピーテンプレートは、「Exposure」の項目の内容として「Auto」を示す。また、コピーテンプレートは、「Nin1」の項目の内容として「4in1」を示す。
なお、コピーテンプレートの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
コピーテンプレートを生成すると、CPU11は、通信部15を通じて生成したコピーテンプレートをサーバ20へ送信する(ACT12)。
サーバ20のCPU21は、通信部25を通じてコピーテンプレートを受信する。コピーテンプレートを受信すると、CPU21は、NVM24の記憶領域24aに受信したコピーテンプレートを格納する(ACT13)。
CPU21がコピーテンプレートを格納すると、コピーシステム1は、動作を終了する。
次に、ユーザ端末10のCPU11がコピーテンプレートを生成する動作例(ACT11)について説明する。
図9は、CPU11がコピーテンプレートを生成する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、CPU11は、通信部15を通じてサーバ2にアクセスする(ACT21)。たとえば、CPU11は、サーバ2に所定のリクエストを送って通信を確立する。
サーバ2にアクセスすると、CPU11は、表示部17に入力画面(たとえば、図7)を表示する(ACT22)。入力画面を表示すると、CPU11は、操作部16を通じて入力画面内の各項目の入力を受け付ける(ACT23)。
各項目の入力を受け付けると、CPU11は、入力された各項目をXML形式に変換してコピーテンプレートを生成する(ACT24)。コピーテンプレートを生成すると、CPU11は、動作を終了する。
なお、ユーザ端末10のCPU11は、複数のコピーテンプレートを生成してサーバ2へ送信してもよい。たとえば、サーバ2は、ユーザ端末10から送信された複数のコピーテンプレートを格納してもよい。
次に、コピーシステム1がコピーテンプレートに従ってコピーを行う動作例について説明する。
図10及び図11は、コピーシステム1がコピーテンプレートに従ってコピーを行う動作例について説明するためのシーケンス図である。ここでは、ユーザは、携帯端末50を所持してルータ30の通信範囲にいるものとする。即ち、携帯端末50は、ルータ30と通信可能な範囲にあるものとする。
まず、携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じてルータ30が形成するネットワーク(たとえば、Wi−Fi)に接続する(ACT31)。ネットワークに接続すると、CPU51は、ユーザからの操作などの従ってブラウザ又は専用のアプリを起動し以下の動作を実行する。
CPU51は、通信部55を通じてサーバ2にアクセスする(ACT32)。たとえば、CPU51は、ルータ30を通じてサーバ2にアクセスしてもよいし、他のネットワーク(通信キャリアのネットワーク)を通じてサーバ2にアクセスしてもよい。
サーバ2にアクセスすると、CPU51は、ルータ30に接続するMFPをスキャンするスキャン信号を送信する(ACT33)。たとえば、携帯端末50のNVM54は、予め検出可能なMFPのsysObjectIDを格納する。たとえば、CPU51は、サーバ2から予め検出可能なMFPのsysObjectIDをダウンロードしNVM54に格納する。
たとえば、CPU51は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のブロードキャストでsysObjectIDがヒットするMFPを検索する。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じてスキャン信号を受信する。スキャン信号を受信すると、CPU41は、通信部45を通じて携帯端末50にACK応答を送信する(ACT34)。また、ここでは、他のMFPもスキャン信号に対してACK応答を携帯端末50に送信するものとする。
携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じてMFP40及び他のMFPからACK応答を受信する。ACK応答を受信すると、CPU51は、ACK応答を送信したMFPの一覧を表示する(ACT35)。
たとえば、CPU51は、sysObjectIDがヒットしたMFPのIPアドレス、モデル(たとえば、sysDescr)及びデバイス名を取得する。たとえば、CPU51は、MFPからIPアドレス及びモデルを取得する。また、CPU51は、図示しないDNSサーバからMFPのデバイス名を取得する。
たとえば、CPU51は、MFPのIPアドレス、モデル及びデバイス名を一覧で表示する。
図12は、CPU51がMFPの一覧を表示する画面(MFP一覧画面)の例である。
図12が示すように、MFP一覧画面は、表示領域101乃至103を備える。表示領域101は、MFPのモデルを示す。表示領域102は、MFPのデバイス名を示す。表示領域103は、MFPのIPアドレスを示す。
また、MFP一覧画面は、接続するネットワーク名(ここでは、TWLAN1)を表示してもよい。
MFP一覧画面の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
MFPの一覧を表示すると、CPU51は、コピーを行うMFPを選択する(ACT36)。たとえば、CPU51は、操作部56を通じてユーザからMFPを選択する操作を受け付ける。
CPU51は、MFP一覧画面において、IPアドレス、モデル又はデバイス名などへのタッチを検出してMFPを選択状態にする。CPU51は、「Connect」アイコンへのタッチを検出して選択状態となったMFPを選択する。
ここでは、CPU51は、MFP40を選択するものとする。
MFP40を選択すると、CPU51は、通信部55を通じてMFP40がサポートするスキャンプロトコル及び印刷プロトコルを示す情報(プロトコル情報)を要求する(ACT37)。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じてプロトコル情報の要求を受信する。CPU41は、通信部45を通じて自身がサポートするスキャンプロトコル及び印刷プロトコルを示すプロコトル情報を携帯端末50へ送信する(ACT38)。
携帯端末50のCPU51は、MFP40からプロトコル情報を受信する。なお、CPU41が、自身がサポートするスキャンプロトコル及び印刷プロトコルを示す情報を送信する機能がない場合には、CPU51は、サーバ2から、MFP40のモデルなどに応じたスキャンプロトコル及び印刷プロトコルを示す情報を取得してもよい。
また、CPU51は、プロトコル情報などをサーバ2へ送信してもよい。また、MFP40のCPU41は、プロトコル情報をサーバ2へ送信してもよい。
MFP40からプロコトル情報を受信すると、CPU51は、通信部55を通じてコピーテンプレートの要求をサーバ2へ送信する(ACT39)。
サーバ2のCPU21は、通信部25を通じて当該要求を受信する。当該要求を受信すると、CPU21は、通信部25を通じて、記憶領域24aが格納するコピーテンプレートを携帯端末50へ送信する(ACT40)。なお、CPU21は、複数個のコピーテンプレートを送信してもよい。
携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じてサーバ2からコピーテンプレートを受信する。ここでは、CPU51は、複数個のコピーテンプレートを受信したものとする。
コピーテンプレートを受信すると、CPU51は、表示部17にコピーテンプレートの一覧を表示する(ACT41)。たとえば、CPU51は、受信したテンプレート名を一覧で表示する。
図13は、CPU51がコピーテンプレートの一覧を表示する画面(テンプレート一覧画面)の例である。
図13が示すように、テンプレート一覧画面は、テンプレート名を一覧で表示する。なお、テンプレート一覧画面は、テンプレートの内容を要約した「Abstract」を表示してもよい。
コピーテンプレートの一覧を表示すると、CPU51は、MFP40でのコピーに用いるコピーテンプレートを選択する(ACT42)。たとえば、CPU51は、操作部56を通じてユーザからコピーテンプレートを選択する操作を受け付ける。
たとえば、CPU51は、テンプレート一覧画面において、テンプレート名へのタッチを検出してコピーテンプレートを選択状態にする。CPU51は、「Select」アイコンへのタッチを検出して選択状態となったコピーテンプレートをコピーに用いるコピーテンプレートとして選択する。
なお、サーバ2から1つのコピーテンプレートを受信した場合、CPU51は、当該コピーテンプレートをコピーに用いるコピーテンプレートとして選択する。
コピーテンプレートを選択すると、CPU51は、表示部17にコピーテンプレートを表示する(ACT43)。たとえば、CPU51は、コピーテンプレートの各項目を表示する。
また、CPU51は、MFP40がサポートする機能に応じて項目の表示形式を以下のように変更する。
MFP40がコピーテンプレートの項目の機能をサポートしている場合、CPU51は、当該項目を通常表示する。
MFP40がコピーテンプレートの項目の機能をサポートしていないが代替する機能がある場合、CPU51は、項目に代替する機能があることを示す。たとえば、CPU51は、当該項目に代替機能があること(制限付きであること)を示す情報(たとえば、エクスクラメーションマーク)を付与する。
たとえば、MFP40が自動での両面印刷をサポートしていないが手動での両面印刷を行うことをサポートしている場合、CPU51は、「両面」の項目にエクスクラメーションマークを付与する。
また、MFP40がコピーテンプレートの「解像度」の項目に設定された解像度と異なる解像度をサポートする場合、CPU51は、「解像度」の項目にエクスクラメーションマークを付与する。
また、MFP40がコピーテンプレートの項目の機能をサポートしておらず代替する機能もない場合、CPU51は、当該項目が無効なことを表示する。たとえば、CPU51は、当該項目をグレーアウトする。
たとえば、MFP40がカラー印刷をサポートしていない場合、CPU51は、「カラーモード」の項目をグレーアウトする。
図14は、CPU51がコピーテンプレートを表示する表示画面の例を示す。
図14が示すように、表示画面は、コピーテンプレートの項目と当該項目の内容とを対応付けて表示する。ここでは、MFP40がカラー印刷をサポートしておらず代替する機能もないものとする。そのため、表示画面は、枠104が示すように、「Color Mode」(カラーモード)の項目をグレーアウトして表示する。
また、ここでは、MFP40は、両面印刷をサポートしていないが代替する機能を有するものとする。そのため、表示画面は、枠105が示すように、「2−Side」(両面)の項目にエクスクラメーションを付与する。
コピーテンプレートを表示すると、CPU51は、操作部56を通じてコピーテンプレートの変更を受け付ける(ACT44)。たとえば、CPU51は、表示画面において変更を受け付ける。たとえば、CPU51は、表示画面においてプルダウンメニューを表示して変更を受け付ける。たとえば、CPU51は、各項目に対して変更操作を受け付けた後に「OK」アイコンへのタッチを検出すると、各項目に対する変更を確定する。
なお、CPU51は、ユーザからの操作に従って変更を受け付けなくともよい。たとえば、CPU51は、変更操作を受け付けることなく「OK」アイコンへのタッチを検出すると、コピーテンプレートを変更せずに確定する。
コピーテンプレートの変更を受け付けると、CPU51は、MFP40のスキャン設定に用いられるスキャンプロトコルを決定する(ACT45)。ここでは、プロトコル情報は、複数のスキャンプロトコルを示すものとする。
たとえば、CPU51は、表示部57にスキャンプロトコルの一覧を表示する。CPU51は、操作部56を通じてスキャンプロトコルの一覧から1つのスキャンプロトコルを選択する操作を受け付ける。
図15は、CPU51がスキャンプロトコルの一覧を表示する画面(スキャンプロトコル一覧画面)の例を示す。
図15が示すように、スキャンプロトコル一覧画面は、複数のスキャンプロトコルの名称を表示する。ここでは、スキャンプロトコル一覧画面は、スキャンプロトコルの名称として、WSD(Web Services on Devices)及びAirPrintを表示する。
たとえば、CPU51は、スキャンプロトコル一覧画面において、スキャンプロトコルの名称へのタッチを検出して当該スキャンプロトコルを選択状態にする。CPU51は、「Select」アイコンへのタッチを検出して選択状態となったスキャンプロトコルをMFP40のスキャン設定に用いられるスキャンプロトコルとして決定する。
なお、プロトコル情報が1つのスキャンプロトコルを示す場合、CPU51は、当該プロトコルをMFP40のスキャン設定に用いられるスキャンプロトコルとして決定する。
スキャンプロトコルを決定すると、CPU51は、通信部55を通じて、スキャン設定ファイルの要求をサーバ2へ送信する(ACT46)。たとえば、CPU51は、コピーテンプレートのスキャンテンプレートを、決定したスキャンプロトコルに応じたフォーマットに沿って変換したスキャン設定ファイルをサーバ2に要求する。
なお、CPU51は、スキャンテンプレート(又はコピーテンプレート)をサーバ2へ送信してもよい。また、CPU51は、ACT44においてスキャンテンプレートの項目を変更した場合に、スキャンテンプレート(又はコピーテンプレート)をサーバ2へ送信してもよい。
サーバ2のCPU21は、通信部25を通じてスキャン設定ファイルの要求を受信する。CPU21は、記憶領域24aが格納するコピーテンプレートのスキャンテンプレート又は携帯端末50から受信されたスキャンテンプレートをスキャンプロトコルに応じたフォーマットに変換してスキャン設定ファイルを生成する。たとえば、CPU21は、コピーテンプレートのXMLファイルの中から、スキャンテンプレートに関する要素を取り出して、スキャンプロトコルに応じたフォーマットに変換する。
図16は、スキャン設定ファイルの構成例を示す。
スキャン設定ファイルは、「露出」が「Auto」である場合の例である。図8の「露出」に関する設定は、太字部分が示すように変換される。
CPU21は、通信部25を通じて生成したスキャン設定ファイルを携帯端末50へ送信する(ACT47)。
携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じてスキャン設定ファイルを受信する。スキャン設定ファイルを受信すると、CPU51は、印刷に用いるページ記述言語(PDL(page description language))を決定する(ACT48)。
たとえば、CPU51は、MFP40の印刷設定に用いられる印刷プロトコルを決定してから印刷に用いられるPDLを決定する。
まず、印刷プロトコルの決定について説明する。ここでは、プロトコル情報は、複数の印刷プロトコルを示すものとする。
たとえば、CPU51は、表示部57に印刷プロトコルの一覧を表示する。CPU51は、操作部56を通じて印刷プロトコルの一覧から1つの印刷プロトコルを選択する操作を受け付ける。
図17は、CPU51が印刷プロトコルの一覧を表示する画面(印刷プロトコル一覧画面)の例を示す。
図17が示すように、印刷プロトコル一覧画面は、複数の印刷プロトコルの名称を表示する。ここでは、印刷プロトコル一覧画面は、印刷プロトコルの名称として、Standard TCP/IP Port、LPR Port、WSD、IPP及びAirPrintを表示する。
たとえば、CPU51は、印刷プロトコル一覧画面において、印刷プロトコルの名称へのタッチを検出して当該印刷プロトコルを選択状態にする。CPU51は、「Select」アイコンへのタッチを検出して選択状態となった印刷プロトコルをMFP40の印刷設定に用いられる印刷プロトコルとして決定する。
なお、プロトコル情報が1つのスキャンプロトコルを示す場合、CPU51は、当該プロトコルをMFP40の印刷設定に用いられる印刷プロトコルとして決定する。
次に、PDLの決定について説明する。ここでは、決定された印刷プロトコルに対応するPDLが複数あるものとする。
たとえば、CPU51は、表示部57にPDLの一覧を表示する。CPU51は、操作部56を通じてPDLの一覧から1つのPDLを選択する操作を受け付ける。
図18は、CPU51がPDLの一覧を表示する画面(PDL一覧画面)の例を示す。
図18が示すように、PDL一覧画面は、複数のPDLの名称を表示する。ここでは、PDL一覧画面は、PDLの名称として、PostScript、PCL6及びXPSを表示する。
たとえば、CPU51は、PDL一覧画面において、PDLの名称へのタッチを検出して当該PDLを選択状態にする。CPU51は、「Select」アイコンへのタッチを検出して選択状態となったPDLを印刷に用いられるPDLとして決定する。
なお、印刷プロコトルに対応するPDLが1つである場合、CPU51は、当該PDLを印刷に用いられるPDLとして決定する。
PDLを決定すると、CPU51は、通信部55を通じて、印刷設定ファイルの要求をサーバ2へ送信する(ACT49)。たとえば、CPU51は、コピーテンプレートの印刷テンプレートを、決定したPLDに応じたフォーマットに沿って変換した印刷設定ファイルをサーバ2に要求する。
なお、CPU51は、印刷テンプレート(又はコピーテンプレート)をサーバ2へ送信してもよい。また、CPU51は、ACT44において印刷テンプレートの項目を変更した場合に、印刷テンプレート(又はコピーテンプレート)をサーバ2へ送信してもよい。
サーバ2のCPU21は、通信部25を通じて印刷設定ファイルの要求を受信する。CPU21は、記憶領域24aが格納するコピーテンプレートの印刷テンプレート又は携帯端末50から受信された印刷テンプレートをPDLに応じたフォーマットに変換して印刷設定ファイルを生成する。たとえば、CPU21は、コピーテンプレートのXMLファイルの中から、印刷テンプレートに関する要素を取り出して、PDLに応じたフォーマットに変換する。
図19は、印刷設定ファイルの構成例を示す。
印刷設定ファイルは、「Nin1」が「4in1」である場合の例である。図8の「Nin1」に関する設定は、太字部分が示すように変換される。
CPU21は、通信部25を通じて生成した印刷設定ファイルを携帯端末50へ送信する(ACT50)。
携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じて印刷設定ファイルを受信する。印刷設定ファイルを受信すると、CPU51は、操作部56を通じてコピーを開始する操作を受け付ける(ACT51)。
たとえば、CPU51は、表示部57にコピーを開始する操作を受け付けるためのアイコンを表示する。CPU51は、当該アイコンへのタッチを検出してコピーを開始する操作を受け付ける。
図20は、CPU51がコピーを開始する操作を受け付けるために表示する画面(コピー開始画面)の例を示す。
図20が示すように、コピー開始画面は、「OK」アイコンを表示する。CPU51は、操作部56を通じて、「OK」アイコンへのタッチを検出すると、コピーを開始する操作を受け付けたものと判定する。
なお、ACT51までの時点で、原稿は、MFP40にセットされているものとする。
コピーを開始する操作を受け付けると、CPU51は、通信部55を通じてスキャン設定ファイルに基づいてスキャンの設定をMFP40へ送信する(ACT52)。即ち、CPU51は、MFP40にスキャンに関する設定を行う。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じてスキャンの設定を受信する。スキャンの設定を受信すると、CPU41は、受信したスキャンの設定を自身に設定する(ACT53)。
CPU41がスキャンの設定を自身に設定すると、携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じて、スキャンの開始をMFP40に指示する(ACT54)。たとえば、CPU51は、スキャンを開始させるスキャン信号をMFP40に送信する。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じてスキャンの開始の指示を受け付ける。スキャンの開始の指示を受け付けると、CPU41は、スキャナ46を用いてセットされた原稿をスキャンする(ACT55)。
原稿をスキャンすると、CPU41は、通信部45を通じて、スキャンした得られたスキャン画像を携帯端末50へ送信する(ACT56)。
携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じてMFP40からスキャン画像を受信する。スキャン画像を受信すると、CPU51は、通信部55を通じて印刷設定ファイルに基づいて印刷の設定をMFP40へ送信する(ACT57)。即ち、CPU51は、MFP40に印刷に関する設定を行う。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じて印刷の設定を受信する。印刷の設定を受信すると、CPU41は、受信した印刷の設定を自身に設定する(ACT58)。
CPU41が印刷の設定を自身に設定すると、携帯端末50のCPU51は、通信部55を通じて、スキャン画像の印刷の開始をMFP40に指示する(ACT59)。たとえば、CPU51は、スキャン画像の印刷を開始させる印刷信号をMFP40に送信する。たとえば、CPU51は、印刷信号にスキャン画像を含ませてもよい。また、CPU51は、印刷信号で印刷する画像として別にスキャン画像をMFP40へ送信してもよい。
MFP40のCPU41は、通信部45を通じて印刷の開始の指示を受け付ける。印刷の開始の指示を受け付けると、CPU41は、画像形成部47を用いて印刷信号に従ってスキャン画像を印刷する(ACT60)。
CPU41がスキャン画像を印刷すると、コピーシステム1は、動作を終了する。
なお、携帯端末50のCPU51は、表示部57にスキャン画像を表示してもよい。また、CPU51は、スキャン画像を表示してから所定の操作を受け付けた場合に、印刷信号をMFP40へ送信してもよい。
次に、CPU51がコピーテンプレートを表示する動作例(ACT43)について説明する。
図21は、CPU51がコピーテンプレートを表示する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、CPU51は、表示形式を決定する項目を設定する(ACT61)。
項目を設定すると、CPU51は、MFP40が当該項目の機能をサポートするか判定する(ACT62)。たとえば、CPU51は、MFP40からサポートする機能を取得してもよい。また、CPU51は、サーバ2からMFP40がサポートする機能を取得してもよい。
MFP40が当該項目の機能をサポートすると判定すると(ACT62、YES)、CPU51は、当該項目を通常表示すると決定する(ACT63)。
MFP40が当該項目の機能をサポートしないと判定すると(ACT62、NO)、CPU51は、代替する機能があるか判定する(ACT64)。
代替する機能があると判定すると(ACT64、YES)、CPU51は、当該項目を代替機能があることを示す情報を付与して表示すると決定する(ACT65)。
代替する機能がないと判定すると(ACT64、NO)、CPU51は、当該項目をグレーアウトで表示すると決定する(ACT66)。
当該項目を通常表示すると決定した場合(ACT63)、当該項目を代替機能があることを示す情報を付与して表示すると決定した場合(ACT65)、又は、当該項目をグレーアウトで表示すると決定した場合(ACT66)、CPU51は、他に項目があるか判定する(ACT67)。
他に項目があると判定すると(ACT67、YES)、CPU51は、ACT61に戻る。
他に項目がないと判定すると(ACT67、NO)、CPU51は、動作を終了する。
次に、CPU51がスキャンプロトコルを決定する動作例(ACT45)について説明する。
図22は、CPU51がスキャンプロトコルを決定する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、CPU51は、プロトコル情報が複数のスキャンプロトコルを示すか判定する(ACT71)。プロトコル情報が複数のスキャンプロトコルを示すと判定すると(ACT71、YES)、CPU51は、表示部57に複数のスキャンプロトコルの一覧(たとえば、図15)を表示する(ACT72)。
複数のスキャンプロトコルの一覧を表示すると、CPU51は、操作部56を通じてスキャンプロトコルの選択を受け付ける(ACT73)。
プロトコル情報が1つのスキャンプロトコルを示すと判定した場合(ACT71、NO)、又は、スキャンプロトコルの選択を受け付けた場合(ACT73)、CPU51は、動作を終了する。
次に、CPU51がPDLを決定する動作例(ACT48)について説明する。
図23は、CPU51がPDLを決定する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、CPU51は、プロトコル情報が複数の印刷プロトコルを示すか判定する(ACT81)。プロトコル情報が複数の印刷プロトコルを示すと判定すると(ACT81、YES)、CPU51は、表示部57に複数の印刷プロトコルの一覧(たとえば、図17)を表示する(ACT82)。
複数の印刷プロトコルの一覧を表示すると、CPU51は、操作部56を通じて印刷プロトコルの選択を受け付ける(ACT83)。
プロトコル情報が1つの印刷プロトコルを示すと判定した場合(ACT81、NO)、又は、印刷プロトコルの選択を受け付けた場合(ACT83)、CPU51は、プロコトル情報が示す1つの印刷プロトコル又は選択された印刷プロトコルに対応するPDLが複数個あるか判定する(ACT84)。
PDLが複数個あると判定すると(ACT84、YES)、CPU51は、表示部57に複数のPDLの一覧(たとえば、図18)を表示する(ACT85)。
複数のPDLの一覧を表示すると、CPU51は、操作部56を通じてPDLの選択を受け付ける(ACT86)。
PDLが1つであると判定した場合(ACT84、NO)、又は、PDLの選択を受け付けた場合(ACT86)、CPU51は、動作を終了する。
なお、携帯端末50は、コピーテンプレートを格納してもよい。たとえば、CPU51は、操作部56を通じてコピーテンプレートの各項目の入力を受け付け、NVM54にコピーテンプレートを格納してもよい。CPU51は、NVM54が格納するコピーテンプレートに従ってMFP40にスキャン及び印刷を行わせてもよい。
また、CPU51は、スキャン設定ファイル又は印刷設定ファイルを生成してもよい。CPU51は、予めスキャン設定ファイル又は印刷設定ファイルをNVM54に格納してもよい。
また、ユーザ端末10と携帯端末50とは、同一の端末であってもよい。
また、コピーシステム1は、オンプレミスの環境で動作するものであってもよい。サーバ2は、スキャン開始信号をMFP40へ送信してもよい。また、MFP40は、スキャン画像をサーバ2へ送信してもよい。また、サーバ2は、印刷信号をMFP40へ送信してもよい。
以上のように構成されたコピーシステムは、コピーテンプレートに基づいてスキャン設定ファイルと印刷設定ファイルとを生成する。また、コピーシステムは、MFP40にスキャン設定ファイルを設定し原稿をスキャンさせる。また、コピーシステムは、MFP40に印刷設定ファイルを設定し原稿の画像を印刷させる。従って、コピーシステムは、コピーテンプレートをスキャン設定と印刷設定とに分離してMFP40に設定することができる。その結果、コピーシステムは、コピーテンプレートに対応していないMFP40に対してコピーテンプレートに沿ったコピーを行わせることができる。よって、コピーシステムは、MFPの機種に依存せずに所定のコピー設定に従ってコピーを行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] プロセッサに、
スキャンと印刷とを行う複合機にスキャンに関する設定を行わせ、
前記複合機にスキャンを行わせるスキャン信号を送信させ、
前記複合機に印刷に関する設定を行わせ、
前記複合機にスキャンで得られたスキャン画像を印刷させる印刷信号を送信させる、プログラム。
[C2] 前記プロセッサに、
前記複合機から前記スキャン画像を受信させ、
前記複合機に前記印刷信号で印刷する画像として前記スキャン画像を送信させる、
前記C1に記載のプログラム。
[C3] 前記プロセッサに、
スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成されるコピーテンプレートを取得させ、
前記スキャンテンプレートに従って前記複合機にスキャンに関する設定を行わせ、
前記印刷テンプレートに従って前記複合機に印刷に関する設定を行わせる、
前記C1又は2に記載のプログラム。
[C4] 前記プロセッサに、
前記複合機に対応するスキャンプロトコルに従ったスキャン設定ファイルを取得させ、 前記複合機に前記スキャン設定ファイルを送信させ、
前記複合機に対応する印刷プロトコルに従った印刷設定ファイルを取得させ、
前記複合機に前記印刷設定ファイルを送信させる、
前記C1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
[C5] 外部装置と通信する通信部と、
スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成されるコピーテンプレートを格納する記憶部と、
前記通信部を通じて前記外部装置へ前記コピーテンプレートを送信し、
スキャンと印刷とを行う複合機に対応するスキャンプロトコルに基づいて前記スキャンテンプレートを変換してスキャン設定ファイルを生成し、
前記通信部を通じて前記外部装置へ前記スキャン設定ファイルを送信し、
前記複合機に対応する印刷プロトコルに基づいて前記印刷テンプレートを変換して印刷設定ファイルを生成し、
前記通信部を通じて前記外部装置へ前記印刷設定ファイルを送信する、
処理部と、
を備える、
情報処理装置。
1…コピーシステム、10…ユーザ端末、11…CPU、15…通信部、16…操作部、17…表示部、20…サーバ、21…CPU、24…NVM、24a…記憶領域、25…通信部、30…ルータ、40…MFP、41…CPU、45…通信部、46…スキャナ、47…画像形成部、50…携帯端末、51…CPU、55…通信部、56…操作部、57…表示部、60…ネットワーク。

Claims (3)

  1. プロセッサに、
    スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成されるコピーテンプレートを予め格納するサーバから前記コピーテンプレートを取得させ、
    前記スキャンテンプレートをスキャンと印刷とを行う複合機に対応するスキャンプロトコルに従って変換したスキャン設定ファイルを取得させ、
    前記複合機に前記スキャン設定ファイルを送信させ、
    前記複合機にスキャンを行わせるスキャン信号を送信させ、
    前記印刷テンプレートを前記複合機に対応する印刷プロトコルに従って変換した印刷設定ファイルを取得させ、
    前記複合機に前記印刷設定ファイルを送信させ、
    前記複合機にスキャンで得られたスキャン画像を印刷させる印刷信号を送信させる、
    プログラム。
  2. 前記プロセッサに、
    前記複合機から前記スキャン画像を受信させ、
    前記複合機に前記印刷信号で印刷する画像として前記スキャン画像を送信させる、
    前記請求項1に記載のプログラム。
  3. 外部装置と通信する通信部と、
    スキャンテンプレートと印刷テンプレートとから構成されるコピーテンプレートを格納する記憶部と、
    前記通信部を通じて前記外部装置へ前記コピーテンプレートを送信し、
    スキャンと印刷とを行う複合機に対応するスキャンプロトコルに基づいて前記スキャンテンプレートを変換してスキャン設定ファイルを生成し、
    前記通信部を通じて前記外部装置へ前記スキャン設定ファイルを送信し、
    前記複合機に対応する印刷プロトコルに基づいて前記印刷テンプレートを変換して印刷設定ファイルを生成し、
    前記通信部を通じて前記外部装置へ前記印刷設定ファイルを送信する、
    処理部と、
    を備える、
    情報処理装置。
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