JP2015106314A - 構成管理システム、構成管理システムの制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 組織内の各種デバイスの情報を管理する構成管理サーバと社内ネットワークで接続されていない環境においても、構成管理サーバに当該情報を通知し、構成管理を可能とする。
【解決手段】 クライアント装置は、テストプリントに際してクライアント情報とテストプリントをする画像形成装置のデバイス情報とを、テストプリント結果に出力する。モバイル端末は、そのクライアント情報とデバイス情報を撮像装置により撮影し、少なくともクライアント装置と画像形成装置のIPアドレスとロケーションを抽出し、詳細情報として構成管理サーバに送信する。詳細情報を受信した構成管理サーバは、IPアドレスに基づきロケーション情報を検索し、既に登録されたロケーションである場合には本登録、登録されていないロケーションである場合には仮登録として、クライアント装置と画像形成装置の情報を、構成管理情報記憶部に登録する。
【選択図】図1
【解決手段】 クライアント装置は、テストプリントに際してクライアント情報とテストプリントをする画像形成装置のデバイス情報とを、テストプリント結果に出力する。モバイル端末は、そのクライアント情報とデバイス情報を撮像装置により撮影し、少なくともクライアント装置と画像形成装置のIPアドレスとロケーションを抽出し、詳細情報として構成管理サーバに送信する。詳細情報を受信した構成管理サーバは、IPアドレスに基づきロケーション情報を検索し、既に登録されたロケーションである場合には本登録、登録されていないロケーションである場合には仮登録として、クライアント装置と画像形成装置の情報を、構成管理情報記憶部に登録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、組織内におけるクライアント装置(パーソナルコンピュータ)、画像形成装置(プリンタなど)がいずれのロケーションに配置されているか、どのような設定がされているか、等の情報を管理する構成管理システムの技術に関する。
従来から、デバイス(主にオフィスのプリンタや、パーソナルコンピュータ(以下PCと略す))の設置場所(組織内の各フロアや各支店など)や管理・設定情報を変更した場合、変更情報を人の手により変更管理する必要があるが、これらの処理は、IT管理者などの大きな負担となっている。また、人の手で転記する為、記載ミスや記載漏れが発生する。この場合、変更漏れ、記載漏れなどにより、デバイスの構成情報の管理が正確にできなくなることが考えられる。
特許文献1においては、PCにおいてプリンタの使用を開始するに当たって、プリンタドライバのインストールを実行することを利用して、プリンタから情報を取得し、社内ネットワークを利用することで当該情報をプリンタ登録サーバに送信、データベースに登録する技術が記載されている。
しかしながら、企業内では様々な状況において前記プリンタ登録サーバ(以下、本発明においては構成管理サーバという)と、各種デバイスが社内ネットワーク(基幹ネットワーク)で接続されていない場合がある。例えば、ソフトウェアを開発する企業においては、開発中のソフトウェアの障害により基幹システムに障害を与えないため、等の理由により、当該ソフトウェアの開発チームのみで閉じたネットワーク環境を用意し、そこに、プリンタなどのデバイスを接続している場合がある。
この場合、前述の開発チームのみで閉じたネットワーク環境、および当該ネットワーク環境に接続された開発者のPC、各種デバイスは、前述の社内ネットワークとは接続していないため、これらデバイスの構成情報の管理は、従来の人の手による作業に頼らざるを得ない、という問題がある。
本発明の目的は、組織内の各種デバイスの情報を管理する構成管理サーバと社内ネットワークで接続されていない環境においても、構成管理サーバに当該情報を通知し、構成管理を可能とする技術を提供することである。
本発明は、クライアント装置と画像形成装置とがネットワークを介して接続可能であって、更に、構成管理サーバと、当該構成管理サーバとモバイル端末とが、ネットワークを介して接続可能である構成管理システムであって、前記クライアント装置は、前記クライアント装置にインストールされているプリンタドライバによりテストプリントを実行する際に、当該クライアント装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むクライアント情報と、ネットワークを介して接続されている前記画像形成装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むデバイス情報とを、テストプリントの出力結果に記載するようテストプリントのプリントデータを生成するテストプリントデータ生成手段と、前記クライアント装置から前記画像形成装置に対してテストプリントを実行する際に、前記テストプリントデータ生成手段により生成されたプリントデータを用いて、当該画像形成装置に印刷要求をするテストプリント印刷要求手段と、を備え、前記画像形成装置は、前記クライアント装置から受け付けた前記テストプリント印刷要求におけるプリントデータを用いて、テストプリントを実行するテストプリント実行手段と、を備え、前記モバイル端末は、前記画像形成装置によるテストプリント実行手段により印刷された出力結果に記載された、前記クライアント装置のクライアント情報と、前記画像形成装置のデバイス情報を、前記モバイル端末の撮像装置を用いて読み取り、当該クライアント情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、当該デバイス情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、を抽出する詳細情報抽出手段と、前記詳細情報抽出手段により抽出した詳細情報を、前記モバイル端末とネットワークを介して接続された前記構成管理サーバに送信する第1の詳細情報送信手段と、を備え、前記構成管理サーバは、ネットワークのセグメントを表すIPアドレスの一部と、当該IPアドレスの一部に対応するロケーションと、を対応付けてロケーション情報として記憶するロケーション情報記憶手段と、クライアント情報とデバイス情報との、少なくともIPアドレスと、ロケーションと、当該ロケーションが前記ロケーション情報記憶手段に記憶されているものであるか否かを示す登録状態と、前記詳細情報がクライアント装置から送信されたものであるかモバイル端末から送信されたものであるかを区別する登録種別と、を構成管理情報として記憶する構成管理情報記憶手段と、前記モバイル端末の第1の詳細情報送信手段から送信された詳細情報を受信する第1の詳細情報受信手段と、前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスに基づいて前記ロケーション情報記憶手段を検索し、対応するロケーション情報のロケーションを取得するロケーション取得手段と、前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスと、ロケーションと、更に、当該ロケーションに対応するロケーション情報が前記ロケーション情報記憶手段に記憶されている場合には本登録、登録されていない場合には仮登録を登録状態として、また前記第1の詳細情報送信手段から送信された情報であることを示すオフラインを登録種別として、構成管理情報として対応付けて前記構成管理情報記憶手段に登録する構成管理情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、組織内の各種デバイスの情報を管理する構成管理サーバと社内ネットワークで接続されていない環境においても、構成管理サーバに当該情報を通知し、構成管理が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
本発明のクライアント装置101は、例えば、パーソナルコンピュータであり、ネットワーク通信機能を備え、ネットワーク106(LAN、WANなど)を介して構成管理サーバ103(情報処理装置)、画像形成装置104(レーザープリンタ、複合機などの印刷装置、その他の後述するテストプリントを行う装置であればよい)とデータ通信が可能(接続可能)である。
また、後述する「テストプリント」は、必ずしも紙媒体に出力するものではなくともよい。例えば、テストプリントの結果をデバイスの表示装置(例えば複合機のパネルなど。あるいはデバイスに接続された表示装置など)にバーコードなどを表示し、後述するとおりモバイル端末102で読み取り可能であればよい。以降で、印刷、出力、表示等という場合であっても、本願発明においては前述の通り表示装置などにバーコードを表示することも意味する。
本願発明に係る構成管理システムは、組織の各種デバイスがどこに配置されているか、どのような設定をされているかを管理するものである。そこで、クライアント装置101aにインストールされているプリンタドライバが、印刷処理を行うことを利用して、当該クライアント装置101aと、当該クライアント装置101aが前記プリンタドライバで印刷指示した先である画像形成装置104aの情報を、構成管理サーバ103に通知する。
構成管理サーバ103が、クライアント装置101aとネットワーク接続(106a)されている場合には、通知は後述するとおり自動的に行われる(以下、接続されている場合をオンラインと呼ぶ)。しかしながら、他のネットワーク環境(106b)が構築され、前記クライアント装置101bと、構成管理サーバ103がネットワーク接続されていない場合には、自動的な通知をすることはできない(以下、接続されていない場合をオフラインと呼ぶ)。
その場合、クライアント装置101bは、テストプリントとして出力された結果に付与されたバーコードにクライアント装置101bと画像形成装置104bのデバイス情報を記載するように印刷データを生成して、画像形成装置104bにテストプリントを行うように指示する。さらにモバイル端末102の撮像機能を用いて、前記バーコードを撮影して、そこからクライアント装置101b、画像形成装置104bの情報を抽出して、構成管理サーバ103と接続可能なネットワークの無線通信送受信装置105を経由して、前記情報を構成管理サーバ103に通知する。
図2は、クライアント装置101、モバイル端末102、構成管理サーバ103に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、クライアント装置101、モバイル端末102、構成管理サーバ103は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)203、ROM(Read Only Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク106を介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルおよび各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明についても後述する。
以下、図3、図5、図6は、それぞれクライアント装置101、モバイル端末102、構成管理サーバ103における本発明の実施形態に係る操作画面についての説明を行う。図4は、クライアント装置101からの指示によるテスト印刷(バーコード付き)のイメージについて説明する。さらに、図7から図10は、各装置に記憶される構成管理の処理に必要なデータ構成について説明する。最後に図11から図16により、構成管理のための処理についてフローチャートを用いて説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るクライアント装置における構成管理のための操作画面の一例を示す図である。
構成管理サーバ設定画面301は、クライアント装置101から構成管理サーバ103にネットワーク上接続するために必要な情報を、ユーザが設定するための画面である。画面の例では、接続先302に、URLを入力している。登録ボタンを押下することで、図7の構成管理サーバ情報記憶部703の構成管理サーバ接続先705に登録する。
通常プリント指示画面303は、本実施形態においては、何らかのアプリケーションに対応するものとする。例えば、ワードプロセッサなどの文書作成ソフトウェアであってもよい。ワードプロセッサにおいては、作成した文書を印刷する機能が備えられている。当該印刷機能は、ユーザに対しては、メニューやアイコンなどとして示されており、当該メニューやアイコンをユーザが選択することにより印刷を受け付け、当該アプリケーションから画像形成装置104(以降の説明において、単に「プリンタ」と呼ぶ場合があるが同じものとする)に指示が出され印刷が実行される、などの仕組みとなっている。
通常プリント指示画面303においては、ユーザによる指示を選択するため、プリンタをイメージしたアイコン(304)が表示されている。
また、テストプリント指示画面305は、プリンタドライバに対するユーザ操作によって表示されるダイアログであって、プリンタドライバのインストールや設定の変更を行った際に、ユーザの想定通りに印刷が出来るか確認のため試しに印刷するものである(テストプリント)。テストプリントは、プリンタ名306で示される画像形成装置104に対してテストプリントボタン307を押下することにより実行される。テストプリントの実行結果の例は、図4に示される。
図4は、本発明の実施形態に係るテスト印刷の印刷結果の一例を示す図である。前述の通り必ずしも紙媒体に印刷する必要はなく、画像形成装置104のパネルなどに表示するものであってもよく、両者をあわせて「出力」と呼ぶ場合がある。テストプリント(印刷物)イメージ401により、テストプリントの実行結果の例を示す。402〜408の表示項目は、後述の図5で詳細に述べるので説明を省略する。バーコード409は、本発明の実施形態における「モバイル端末102」で読み取り抽出するための情報を含むものであり、402〜408等と同じ情報をバーコード化したものである。具体的には、後述するデバイス情報(画像形成装置104を特定するデータあって図7で説明)、PC情報(クライアント装置101を特定するデータであって図7で説明)を含む。図4のバーコード409では、QRコード(登録商標)のイメージを記載しているが、具体的には異なる画像コードであって、バーコード、QRコード(登録商標)のように、テキストや数値・記号などの情報と画像コードを相互に変換可能な方式のコードであればいかなるものであっても良い。また、402〜408の文字列を直接読み込んでOCR等により文字列に変換するものであっても良い。いずれにしても前述のテストプリントの出力から、画像形成装置104(デバイス情報)、クライアント装置101(PC情報)を読み取り可能であればよい。
ここで簡単に印刷について説明する。ユーザの印刷指示操作などが行われると、アプリケーションは例えば作成中の文書データを、アプリケーションで編集するデータ形式から、OS(Operating System)の標準印刷形式データに変換する。この変換処理は、通常アプリケーションに組み込まれた印刷プログラムを用いて実施される。便宜上この印刷プログラムを、「アプリ側プリンタドライバ」と呼ぶことにする。
更にユーザは、いずれの画像形成装置104で印刷するかを指定して印刷指示操作をしている。OS(あるいはOSにより制御されている何らかの処理)は、アプリ側プリンタドライバにより変換された標準印刷形式データを、ユーザにより指定された画像形成装置104で印刷可能なプリンタ印刷形式データに変換する。プリンタ印刷形式データに変換するため、OSは、画像形成装置104ごとにインストールされたプログラム、即ちプリンタドライバを呼び出す。便宜上、このプログラムを「プリンタ側プリンタドライバ」と呼ぶことにする。プリンタ側プリンタドライバは、通常は画像形成装置104のメーカにより提供される。画像形成装置104は、当該メーカ独自の印刷技術を備えており当該メーカが独自のプリンタ側プリンタドライバを提供することで画像形成装置104の印刷技術を最大限引き出す等、プリンタ側プリンタドライバでも独自の技術を提供することになる。ただし、アプリ側プリンタドライバの変換結果である標準印刷形式データや、プリンタ側プリンタドライバの変換結果の変換結果が、メーカに依存しない、あるいはOSや画像形成装置にも依存しない、業界共通の規格であってもよい。
すなわち、ユーザによる印刷指示が行われた場合には、データの変換として、アプリ側プリンタドライバ、プリンタ側プリンタドライバの2段階の処理を行うことになる。そこで、本発明の実施形態によるクライアント装置101におけるプログラム(詳細は図11、図12のフローチャートを使用して後述する)は、一つの例として、プリンタ側プリンタドライバの処理の一部として組み込まれる。この場合には、テストプリント指示画面305は、プリンタ側プリンタドライバの処理のユーザインタフェースとなる。
また、他の例として、図11、図12のフローチャートを使用して後述するプログラムを独立したプログラム(本発明のクライアント装置101において実行可能なプログラム、便宜上、本発明ドライバと呼ぶ)とする。そして、アプリ側プリンタドライバ、本発明ドライバ、プリンタ側プリンタドライバを実行する、という構成にする。この場合には、具体的な処理の例として、クライアント装置101が起動されているときには、本発明ドライバを常にバックグラウンドで実行しておき、プリンタ側プリンタドライバが呼び出される等を監視し、呼び出された場合には本発明ドライバに、図11、図12のフローチャートに対応する処理を行わせても良い。
以上は、あくまで本発明のクライアント装置101において実行可能なプログラムの構成例である。なお、以下の説明では、便宜上、プリンタ側プリンタドライバに、本発明のクライアント装置101におけるプログラムの処理が含まれているように説明する。また、単にプリンタドライバと記載した場合には、プリンタ側プリンタドライバを意味するものとする。
図5は、本発明の実施形態に係るモバイル端末における構成管理のための操作画面の一例を示す図である。
モバイル端末の操作画面(501)は、モバイル端末102の撮像機能により図4のバーコード409を読み取り、バーコード409に記載されている情報を抽出して構成管理サーバ103に送信する機能を備える。
具体的には、「二次元バーコードを読み取る」ボタン502により、バーコード409を読み取り情報を抽出して、デバイス情報(画像形成装置104の情報(504)、詳細は505〜510)と、PC情報(511、詳細は512〜517)を表示する。また「送信するボタン」503をユーザが押下することで、デバイス情報とPC情報を構成管理サーバ103に送信する。
画像形成装置104の詳細情報、即ちデバイス情報(504)は、505〜510のデータ項目により構成される。
シリアルNo505は、画像形成装置104を特定する情報であって、例えば出荷時に製品として一意的な記号を付与したり、あるいは組織内での設置担当者等が組織内で一意的な記号を、画像形成装置104に付与したりするものである。
デバイス名506は、組織内での設置担当者等が組織内での管理上付与するものである。
IPアドレス507は、組織のネットワーク接続のために付与するIPアドレスである。
デバイス名506は、組織内での設置担当者等が組織内での管理上付与するものである。
IPアドレス507は、組織のネットワーク接続のために付与するIPアドレスである。
MACアドレス508は、ネットワーク接続可能なハードウェアに一意的に付与される情報であって、人手で変更できない。
ロケーション509は、組織内での設置担当者等が組織内での管理上付与するものであって、組織内の営業所や、ビルにおけるフロア(階や更に詳細の場所)、ネットワークのセグメントを識別可能に付与する、など運用に応じて利用する。
更新日510は、以上のデータのうち変更可能なデータを、設置担当者などが更新した最新の日時などである。
以上のデータは、もともと、画像形成装置104の設置担当者などが設定したデータなどであって、後述する画像形成装置104のデバイス情報記憶部901(図9)に記憶されているものであり、テストプリントの際にバーコード409として出力されるものである。
PC情報(511)の詳細情報は、512〜517により構成される。
PC情報(511)の詳細情報は、512〜517により構成される。
PC名512は、例えば組織内で各PCを一意的に識別するための識別子であり、OSの設定などにより指定する。ネットワーク接続などにも使用されるため、少なくとも同一のネットワーク内ではユニークな名称である。ネットワークが後述する場合のように別れる場合には、同一の名称が複数存在してもネットワーク上問題にならないが、組織の運用上、ユニークにすることが多い。
IPアドレス513、MACアドレス514は、デバイス情報(504)と同様なので説明を省略する。
IPアドレス513、MACアドレス514は、デバイス情報(504)と同様なので説明を省略する。
アカウント名515は、クライアント装置101およびネットワーク106にログインするためのユーザのアカウント名である。従ってクライアント装置101と一対一で対応付けられるものではない。
ロケーション516は、当該クライアント装置101が接続するネットワーク上の画像形成装置104から取得するので、509と一致する。
更新日517は、以上のデータの内変更可能なデータを、クライアント装置101の使用者などが変更した日時である。ただし、本発明の実施形態においては、テストプリント時に自動更新される場合もある。
以上のデータは、もともとはクライアント装置101のユーザなどが設定するものであって、当該クライアント装置101におけるPC情報記憶部701(図7)のに記憶されているものであり、テストプリントの際にバーコード409として出力されるものである。
図6は、本発明の実施形態に係る構成管理サーバにおける構成管理のための操作画面の一例を示す図である。
クライアント装置101におけるテストプリント実行時、及びモバイル側の操作画面501(図5)の「送信するボタン」503をユーザが押下することで、構成管理サーバ103に送信されたデバイス情報は、図8のデバイス情報記憶部802に登録される。
しかしながら、モバイル端末102から送信された場合には、組織の設置担当者が正式な運用で(組織の基幹ネットワーク上に)設置した画像形成装置104ではない場合もあり、登録初期には「仮登録」とする(登録状態602)。
そのような場合に備え、構成管理サーバ103のデバイス情報記憶部802に登録されたデバイス情報(特に仮登録フラグ)を変更可能とするための画面である。詳細の説明は(前述の602を除き)図5において符号が同一の部分と対応するため省略する。
図7は、本発明の実施形態に係るクライアント装置に記憶されるデータベースの構成の一例を示す図である。
図7では、クライアント装置101に格納されている3つの記憶部について説明する。即ち、当該クライアント装置101(自身)の情報を記憶するPC情報記憶部701、本発明の実施形態に係る画像形成装置104のプリンタドライバでのテストプリントの結果、当該画像形成装置104の情報を記憶するデバイス情報記憶部702、構成管理サーバ103の接続先(705)を(前述の図3の301の画面をユーザなどヶ操作することにより)記憶する構成管理サーバ情報記憶部703の3つである。
ほとんどのデータが、図5で説明したものと対応する(また705は先に説明した)ので、対応していない704について説明する。
デバイス情報記憶部702における1レコードは、クライアント装置101と接続された画像形成装置104に対応する。すなわち画像形成装置104を使用するためにインストールされたプリンタドライバに対応する。
テストプリント実行フラグ704は、前記クライアント装置101において、前記画像形成装置104に対するテストプリントが既に実行されたか否かを示すためのフラグである。即ち、「実行済み」または「未実行」のいずれかが登録される。
また、ロケーション509は、テストプリントの際に、画像形成装置104のロケーションがいずれであるかを当該画像形成装置104の記憶部(図9)から取得した値を登録する。この値は、画像形成装置104のロケーションを登録する(処理としては後述するステップA2)。
図8は、本発明の実施形態に係る構成管理サーバに記憶されるデータベースの構成の一例を示す図である。
図8において、記憶部に記憶されるデータ項目のうち、505〜510、512〜517は図5での説明と同様、また、602は図6と同様であり説明を省略する。基本的には、テストプリントの結果として通知された内容を登録するものである。下記の項目は、ここで改めて説明をする。
構成管理サーバ103のPC情報記憶部801、デバイス情報記憶部802は、オンラインの場合には、クライアント装置101においてテストプリント等をした場合に、ネットワーク106aを経由して当該構成管理サーバ103に通知される情報のうち、各々PC情報、デバイス情報を記憶したものである。またオフラインの場合には、モバイル端末102経由で同じ情報が送信されるので同様に登録される。
PC情報記憶部801における登録状態804は、クライアント装置101からネットワーク106aを経由してPC情報を取得し、その情報にロケーションが記載されている場合には「本登録」となる。その時のロケーションが516に記載されるものである。従って、クライアント装置101からではなく、モバイル端末102から受信したPC情報に基づいていた場合、あるいは、クライアント装置101からネットワーク106aを経由してPC情報を取得した場合であっても、その情報からロケーションが得られない場合には「仮登録」となる。
デバイス情報記憶部802における登録種別806は、当該デバイス情報がクライアント装置101から送信されたものである(オンライン)か、モバイル端末102から受信されたものである(オフライン)か、を示す。
ロケーション情報記憶部803は、当該構成管理サーバに、オンラインで(即ち、ネットワーク106aで)接続されたデバイスのロケーションを特定する為のマスタ情報、即ち組織における構成管理運用担当者が手で入力するデータ項目である。
ここで再度、オンラインとオフラインの違いを述べると、オンラインは、組織のIT運用管理担当者が正式な運用として基幹のネットワーク106aを構築したものであり、また当該ネットワーク106aに接続されるクライアント装置101、画像形成装置104の各種情報もIT運用管理担当者(設置担当者)が設定したり、あるいはその指示に基づいてユーザが設定したりしたものである。従って、組織上「正式な情報」とみなされる。
オンラインである場合には、正式な情報であるため、ロケーション情報記憶部のIPアドレスを元に当該デバイスのロケーションを特定する。
IPアドレス807は、受信したデバイス情報でのIPアドレスで代表されるセグメントを登録するデータ項目である。セグメントとは、ネットワークを論理的に幾つかのグループに分割するものであり、例えば、図8のIPアドレス807では、「10.30.95.*」の「10.30.95」が同一のアドレスの機器で構成される。「*」部分が異なっても同一のセグメントに存在する機器とみなされる(すなわち「*」をワイルドカードとみなす)。例えば、フロアや下部組織の関係で、他のセグメントの情報処理装置にアクセス制限したり、他のセグメントのプリンタに誤って(あるいは意図的に)印刷できないようにしたりする、等のために使われる。すなわち、物理的には同一のネットワークに接続されている場合であっても、全ての通信、データの送受信が自由に行われるわけではない。
ロケーション808は、前述のIPアドレス807(セグメント)に対応するロケーションの名称となる。
また、図15で後述するが、PC情報、またはデバイス情報は、PC情報記憶部801、デバイス情報記憶部802に追加される際に、そのセグメントが当該ロケーション情報記憶部803に登録されているセグメントであるか否かをチェックし、登録されていれば登録状態804、602を本登録、登録されていなければ仮登録とする。
図9は、本発明の実施形態に係る画像処理装置に記憶されるデータベースの構成の一例を示す図である。 図9のデバイス情報記憶部901の各データ項目は、同じ符号で示す図5の番号と同様のものであるので、説明を省略する。
図10は、本発明の実施形態に係るモバイル端末に記憶されるデータベースの構成の一例を示す図である。図10のPC情報記憶部1001、デバイス情報記憶部1002の各データ項目は、同じ符号で示す図5の番号と同様のものであるので、説明を省略する。
構成管理サーバ接続先1004は、クライアント装置101における構成管理サーバ設定画面301の302での設定と同様に、モバイル端末102でも設定するものである。例えばモバイル端末102の管理者などが設定する。
以上で、図3〜図6を用いて、テストプリントを用いた構成管理の動作時の各装置に表示される画面およびテストプリントのイメージを説明した。また、図7〜図10を用いて、それぞれの装置に記憶されるデータについての説明をした。次に、図11〜図16を用いて、これらの処理を行うフローチャートの説明をする。
図11は、本発明の実施形態に係るクライアント装置での印刷処理の一例を示すメインフローチャートである。具体的には、画像形成装置104の情報を取得し、情報に変更があれば更新する。図11のフローチャートの各ステップは、プログラムをクライアント装置101のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。
ステップA1においては、クライアント装置101から、印刷実行指示を受け付ける。具体的には、例えば、クライアント装置101において、アプリケーションで文書などを作成中に、アプリケーションの印刷機能を用いたユーザの印刷指示を受け付ける。
ステップA2においては、ステップA1で印刷実行先となる画像形成装置104から、デバイス情報を取得する。具体的な情報については図5の画面例にて説明する。
ステップA3においては、クライアント装置101のデバイス情報記憶部702に、画像形成装置104の情報が登録されているか否かを確認する。具体的には、デバイス情報記憶部702を、ステップA2で取得したMACアドレスで検索し、画像形成装置104の情報が取得できるか否かを判定する。
ステップA4においては、ステップA2において取得した画像形成装置104のデバイス情報を、デバイス情報記憶部702に追加する。追加するデバイス情報は、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、Macアドレス、ロケーション、更に現在の日時(デバイス情報を取得した日時)、テストプリント実行フラグ(初期状態として「未実行」)を登録する。ここで「ロケーション」とは、画像形成装置104が設置されている場所であるが、画像形成装置104の設置時に人の手で入力した情報である。
ステップA5においては、クライアント装置101のデバイス情報記憶部702から、ステップA3で存在すると確認されたデバイス情報を取得する。
ステップA6においては、デバイス情報が変更されているか否かを判定する。具体的には、ステップA2で画像形成装置104から取得したデバイス情報と、ステップA5でデバイス情報記憶部702から取得したデバイス情報とを比較し、一致しないデータ項目があれば変更されている、全て一致すれば変更されていない、と判定する。変更されている場合にはステップA7に進む。変更されていない場合にはステップA8に進む。
ステップA7においては、画像形成装置104から取得したデバイス情報にしたがって、デバイス情報記憶部702の対応するデバイス情報の変更されたデータ項目を更新する。具体的に変更される可能性があるのは、シリアルNo505、デバイス名506、IPアドレス507、ロケーション509などである。
ステップA8においては、ユーザからの印刷指示が通常のデータ印刷(例えばワードプロセッサなどの文書の印刷。以下、通常プリントと称す。)か、テストプリントの指示であるか否かを判定する。具体的には、図3のクライアント装置101の表示装置上で、いずれかのアプリケーションの通常プリント指示画面303から印刷された場合を通常プリント、テストプリント指示画面305から指示された場合をテストプリントとする。通常プリントの場合には、ステップA12に進む。テストプリントの場合には、ステップA10に進む。
ステップA9においては、テストプリントを実行する。具体的には、図12のフローチャートで説明するフローチャートの各ステップを実行する。
ステップA10においては、テストプリントを実行する。具体的には、図12のフローチャートで説明するフローチャートの各ステップを実行する。ステップA10から呼び出す場合には、所定の判断によりテストプリントを行わない場合もある。詳細は、図12の説明にて行う。
ステップA11においては、ユーザからの印刷指示が通常プリントか、テストプリントであるかを判定する。通常プリントの場合には、ステップA12に進む。テストプリントの場合には、図11のフローチャートの処理を完了する。
ステップA12においては、通常プリントを実施する。具体的には、アプリケーションなどにおいてユーザがプリントを指示したアプリケーションのデータの印刷ジョブを用いて、ステップA1で指定された画像形成装置104に印刷指示する。
図12は、本発明の実施形態に係るクライアント装置でのテスト印刷の処理の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートの各ステップは、プログラムをクライアント装置101のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。
ステップB1においては、クライアント装置101のデバイス情報記憶部702からテストプリント実行フラグ704を取得する。
ステップB2においては、前記テストプリント実行フラグが、「実行済み」であるか「未実行」であるかを判定する。実行済みである場合にはステップB3に進む。未実行である場合にはステップB4に進む。
ステップB3においては、ユーザからの印刷指示が通常プリントかテストプリントかを判定する。通常プリントである場合には、図12のフローチャートの処理を完了する。テストプリントである場合には、ステップB13に進む。
ステップB4においては、当該クライアント装置101の構成管理サーバ情報記憶部703から、構成管理サーバ103の接続先を取得する(705)。
ステップB5においては、クライアント装置101のPC情報記憶部701から、当該クライアント装置101(自身)のPC情報を取得する。具体的には、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名などを取得する。
ステップB6においては、ステップB4で取得した接続先で示される構成管理サーバ103に接続可能かどうかを確認する。接続可能である場合には、ステップB7に進む。接続できない場合には、ステップB9に進む。
ステップB7においては、当該クライアント装置101のデバイス情報記憶部702から、テストプリントを実行させる画像形成装置104の情報を取得し、ステップB5で取得したPC情報とあわせて、構成管理サーバ103に送信する。具体的には、デバイス情報として、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などを、PC情報として、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名、更新日などを送信する。
ステップB8においては、当該クライアント装置101のデバイス情報記憶部702のテストプリントを実行させようとするデバイス情報を検索し、テストプリント実行フラグ704の値を「実行済み」に更新する。
ステップB9においては、クライアント装置101のデバイス情報記憶部702と、PC情報記憶部701からデータを取得し、バーコードを生成して、テストプリントのデータを生成する。取得するデータは、デバイス情報記憶部702から、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等、PC情報記憶部からは、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名、更新日等である。
ステップB10においては、当該クライアント装置101のデバイス情報記憶部702のテストプリントを実行させようとするデバイス情報を検索し、テストプリント実行フラグ704の値を「実行済み」に更新する。
ステップB11においては、テストプリントが指示されているか否かを判定する。具体的にはステップA1で受け付けた実行指示による。通常プリントが指示されている場合には、図12のフローチャートの処理を完了する。テストプリントが指示されている場合には、ステップB12に進む。
ステップB12においては、通常のテストプリントのジョブを生成する。ここで「通常のテストプリント」とは、本発明の実施形態に係るバーコードを含んでいない、従来のプリンタドライバが生成するテストプリントのジョブを意味する。即ち、プリンタドライバにテストプリントを生成するよう指示する。また、バーコードを含んでいてもよいが、いずれにしてもバーコードを追加する特殊な処理をする必要はない。
ステップB13においては、通常のテストプリントのジョブを生成する。詳細はステップB12と同様であるため、説明を省略する。
ステップB14においては、図4の印刷例で説明したバーコード409を含んだテストプリントのジョブを画像形成装置104に送信する。
ステップB15においては、ステップB13で生成したテストプリントのジョブを画像形成装置104に送信する。
以上で、図11、図12のフローチャートを用いて、クライアント装置101における印刷処理(通常プリント、テストプリントの両方を含む)について説明を完了する。
次に、図13、図14を用いて、モバイル端末102におけるバーコード409の読み込み処理、および読み込んだ処理の構成管理サーバ103への送信に関する処理について説明する。
図13は、本発明の実施形態に係るモバイル端末での構成情報を取得する処理テストプリントの一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートの各ステップは、プログラムをモバイル端末102のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。
ステップC1においては、ユーザの操作(例えば、図5の502のボタン押下)を受け付けて、テストプリントの出力結果から、バーコードを読み込む。さらに、読み込んだバーコードから、詳細の情報を抽出する。具体的には、デバイス情報として、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等、PC情報として、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名、更新日等である。抽出した結果は、例えば図5の504、511のようになる。図5に表示されるデータ項目のうちPC情報のロケーション516は、例えばデバイス情報のロケーション509を利用する、などしてよい(同じセグメントにある、と推測されるため)。
ステップC2においては、ステップC1で取得したデバイス情報が、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002に存在するか否か判定する。具体的には、ステップC1でデバイス情報から抽出したMACアドレスで検索する。存在しない場合にはステップC3に進む。存在する場合にはステップC4に進む。
ステップC3においては、ステップC1で読み込んだデバイス情報を、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002に追加する。具体的なデータ項目は、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。
ステップC4においては、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002から登録されているデバイス情報を取得する。具体的にはステップC2で検索した結果である。
ステップC5においては、ステップC1でバーコードから読み込んだデバイス情報の更新日と、ステップC4でモバイル端末102のデバイス情報記憶部1002から取得したデバイス情報の更新日と、を比較する。取得したデバイス情報の更新日が新しければステップC6に進む。古ければステップC7に進む。ここで「古い場合」には、等しい場合を含む。等しい場合には記憶部を更新する必要がないからである。以下の処理でも同様である。
ステップC6においては、ステップC1で読み込んだデバイス情報により、デバイス情報記憶部1002を更新する。具体的なデータ項目は、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。
ステップC7においては、モバイル端末102におけるPC情報記憶部1001に、ステップC1で読み込み取得したPC情報が登録されているか否かを判定する。具体的には、ステップC1で読み込み取得したPC情報のMACアドレスを用いてPC情報記憶部1001を検索する。PC情報が存在する場合にはステップC8に進む。存在しない場合にはステップC9に進む。
ステップC8においては、ステップC1で取得したPC情報を、PC情報記憶部1001に追加する。具体的なデータ項目は、シリアルNo、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。
ステップC9においては、モバイル端末102のPC情報記憶部1001から登録されているPC情報を取得する。具体的にはステップC7で検索した結果である。
ステップC10においては、ステップC1でバーコードから読み込んだPC情報の更新日と、ステップC9でモバイル端末102のPC情報記憶部1001から取得したPC情報の更新日と、を比較する。取得したPC情報の更新日が新しければステップC11に進む。古ければ、図13のフローチャートの処理を完了する。
ステップC11においては、ステップC1で取得したPC情報を用いて、PC情報記憶部1001を更新する。具体的なデータ項目は、シリアルNo、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。ただし、ロケーションはデバイス情報のロケーション情報を用いる。
図14は、本発明の実施形態に係るモバイル端末から構成情報を構成管理サーバへ送信する処理の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートの各ステップは、プログラムをモバイル端末102のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。また、図14のフローチャートの処理は、図5の送信ボタン503を、モバイル端末102の使用者が押下することにより開始される。
ステップD1においては、構成管理サーバ情報記憶部1003から当該モバイル端末102が接続する構成管理サーバの接続先を取得する。
ステップD2においては、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002に記憶されたデバイス情報の全件を取得する。
ステップD3においては、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002に記憶されたデバイス情報の全件を、構成管理サーバ103に送信する。各デバイス情報を構成するデータ項目は、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。
ステップD4においては、モバイル端末102のデバイス情報記憶部1002に記憶されたデバイス情報全件を削除する。一度使用されたデバイス情報は、改めて読み込まれた場合を除き使用しないためである。改めて読み込まれる場合とは、他のクライアント装置101のユーザがテストプリントを実行した場合、また設置場所などが変わって、新しいデバイス情報が設定され、接続するクライアント装置101のユーザがテストプリントを実行した場合などである。
ステップD5においては、モバイル端末102のPC情報記憶部1001に記憶されたPC情報の全件を取得する。
ステップD6においては、モバイル端末102のPC情報記憶部1001に記憶されたPC情報の全件を、構成管理サーバ103に送信する。各PC情報を構成するデータ項目は、シリアルNo、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日等である。
ステップD7においては、モバイル端末102のPC情報記憶部1001に記憶されたPC情報全件を削除する。一度使用されPC情報は、改めて読み込まれた場合を除き使用しないためである。改めて読み込まれる場合については、例えばステップD4などと同様である。
以上で、図13、図14のフローチャートを用いて、モバイル端末102におけるバーコード409の読み込み処理、および読み込んだ処理の構成管理サーバ103への送信に関する処理について説明の説明を完了する。
次に、図15、図16のフローチャートを用いて、受信したPC情報、デバイス情報に対する処理について説明する。
図15は、本発明の実施形態に係る構成管理サーバがクライアント装置から構成管理情報を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートの各ステップは、プログラムを構成管理サーバ103のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。
ステップE1においては、構成管理サーバ103は、ネットワーク106aで接続されたクライアント装置101、すなわち本発明の実施形態における「オンライン」のクライアント装置101から、PC情報とデバイス情報を受信する。具体的には、図12のクライアント装置101が、フローチャートにおけるステップB7の処理によって送信したデバイス情報及びPC情報であって、デバイス情報として、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などを、PC情報として、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名、更新日などを受信する。
ステップE2においては、デバイス情報のロケーションを取得する。具体的には、ステップE1で受信したデバイス情報のうちIPアドレスによって、構成管理サーバ103におけるロケーション情報記憶部803を検索する。IPアドレス807のIPアドレスには、ワイルドカード「*」が使用されているため前方一致で受信したIPアドレスに一致すればよい。すなわちセグメントが一致することが確認できればよいので、必ずしもこの方法によらなくとも、組織の運用管理者(部門)において正式に設定された何らかの値でロケーションが特定できればよい。
ステップE3においては、ステップE2の検索結果が存在するか否かを判定する。存在する場合には、ステップE4に進む。存在しない場合には、ステップE5に進む。
ステップE4においては、ステップE2においてロケーション情報記憶部803検索処理の結果取得したロケーションを、以降の処理で受信したデバイス情報のロケーションとする。また登録状態は「本登録」として処理を進める。「本登録」としたのは、ロケーション情報記憶部803に対応するレコードがある場合には、本処理以前の段階で、当該ロケーションが組織の運用において、正式なロケーションであり、オフラインのネットワーク106bなどで正式な運用以外で使用されているロケーションではないことが確認された、という判断による。
ステップE5においては、ステップE1において受信したデバイス情報自身のロケーションを、以降の処理で受信したデバイス情報のロケーションとする。また登録状態は「仮登録」として処理を進める。「仮登録」としたのは、ロケーション情報記憶部803に対応するレコードがない場合には、本処理以前の段階では、当該ロケーションが組織の運用において、正式なロケーションとして認定されていないものである、という判断による。
ステップE6においては、ステップE1で取得したデバイス情報が構成管理サーバ103のデバイス情報記憶部802に登録されているか否かを判定する。具体的には、デバイス情報記憶部802をステップE1で受信したデバイス情報のMACアドレスで検索する。検索結果が存在する場合には、ステップE8に進む。存在する場合には、ステップE7に進む。
ステップE7においては、デバイス情報記憶部802にステップE1で受信したデバイス情報を追加する。具体的には、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーション509には、ステップE4またはステップE5でロケーションとしたデータを登録する。登録状態602には、「仮登録フラグ」を登録し、デバイス情報に含まれるロケーションが運用上正式に管理されていない(ロケーション情報記憶部803に登録されていない)ことを示す。登録種別806は、「オンライン」を登録し、クライアント装置101から受信した情報であることを示す。
ステップE8においては、ステップE1で受信したデバイス情報のMACアドレスを用いて、デバイス情報記憶部802を検索する。登録されていることはステップE6で判定しているので、登録済みのデバイス情報が取得できる。
ステップE9においては、ステップE8で取得したデバイス情報とステップE1で受信したデバイス情報の更新日を比較する。受信したデバイス情報の更新日が新しい場合にはステップE10に進む。古い場合にはステップE11に進む。
ステップE10においては、受信したデバイス情報で、デバイス情報記憶部802を更新する。具体的には、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーション509はステップE4またはステップE5でロケーションとしたデータを登録する。更に登録状態602もステップE4またはステップE5で登録状態としたデータを登録する。登録種別806は「オンライン」を登録し、クライアント装置101から受信した情報であることを示す。
ステップE11においては、ステップE1で受信したPC情報が、PC情報記憶部801に登録されているか否か判定をする。具体的には、受信したPC情報のMACアドレスを用いてPC情報記憶部801を検索する。PC情報が検索結果として存在しない場合には、ステップE12に進む。存在する場合には、ステップE13に進む。
ステップE12においては、PC情報記憶部801にPC情報を登録する。具体的には、PC名、IPアドレス、MACアドレス、PC管理者(アカウント名515と同じ)、更新日などを登録する。更に、ロケーション516はステップE4またはステップE5でロケーションとしたデータを登録する。更に登録状態804もステップE4またはステップE5で登録状態としたデータを登録する。登録種別805は「オンライン」を登録し、クライアント装置101から受信した情報であることを示す。ステップE12を処理した後、図15のフローチャートを完了する。
ステップE13においては、ステップE1で受信したPC情報のMACアドレスを用いて、PC情報記憶部801を検索する。登録されていることはステップE11で判定しているので、登録済みのPC情報が取得できる。
ステップE14においては、ステップE13でPC情報記憶部801から取得したPC情報の更新日と、ステップE1で受信したPC情報の更新日を比較し、いずれの更新日が新しいかを判定する。受信したPC情報の更新日の方が新しい場合には、ステップE15に進む。そうでない場合には、図15のフローチャートの処理を完了する。
ステップE15においては、受信したPC情報を用いて、PC情報記憶部801を更新する。具体的には、PC名、IPアドレス、MACアドレス、PC管理者(アカウント名515と同じ)、更新日などを更新する。更に、ロケーション516はステップE4またはステップE5でロケーションとしたデータを登録する。更に登録状態804もステップE4またはステップE5で登録状態としたデータを登録する。登録種別805は「オンライン」を登録し、クライアント装置101から受信した情報であることを示す。
図16は、本発明の実施形態に係る構成管理サーバがモバイル端末から構成管理情報を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートの各ステップは、プログラムを構成管理サーバ103のRAM203に読み込み、CPU201で実行される。
ステップF1においては、モバイル端末102より、PC情報、デバイス情報を受信する。PC情報は、具体的には、PC名、IPアドレス、MACアドレス、アカウント名、ロケーション、更新日などである。デバイス情報は、具体的には、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。いずれもモバイル端末102の記憶部に記憶されたデータを全件送信してくるため、受信するデータも1または複数のデータとなる。なお、デバイス情報、PC情報は、図14のフローチャートにおけるステップD3、ステップD6から送信されるものである。
ステップF2〜ステップF8の繰り返し処理においては、ステップF1で受信したデバイス情報を1件ずつ着目し、全件に対して処理が完了するまで繰り返す。
ステップF2においては、ステップF1において受信したデバイス情報のIPアドレスに基づき、ロケーション情報記憶部803を検索する。IPアドレスが部分一致(セグメントを表すため通常は前方一致)する情報があれば、そこからロケーションを取得し、以降の処理でロケーションとして使用する。
ステップF3においては、ステップF1で受信したデバイス情報のMACアドレスを用いて、デバイス情報記憶部802を検索し、デバイス情報が存在されているか否かを判定する。存在する場合には、ステップF5に進む。存在しない場合には、ステップF4に進む。
ステップF4においては、デバイス情報記憶部802にデバイス情報を追加する。具体的には、デバイス情報記憶部802に以下の情報を追加する。シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーションは、ステップF2で取得したものを使用する。また、モバイル端末102から受信したデータであるため、登録状態602を「仮登録」、登録種別806を「オフライン」とする。
ステップF5においては、受信したデバイス情報のMACアドレスを用いて、デバイス情報記憶部802を検索し、デバイス情報を取得する。ステップF2で存在すると判定されているためデバイス情報が取得される。
ステップF6においては、ステップF5でデバイス情報記憶部802から検索結果として取得した、対応するデバイス情報の更新日と、着目中のデバイス情報の更新日を比較する。受信したデバイス情報の更新日の方が新しい場合には、ステップE7に進む。
ステップF7においては、着目中のデバイス情報でデバイス情報記憶部802を更新する。具体的には、シリアルNo、デバイス名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーションは、ステップF2で取得したものを使用する。また登録状態602を「仮登録」、登録種別806を「オフライン」とする。
また、ステップF6において、デバイス情報記憶部802から取得したデバイス情報の更新日が新しい(同じ)であれば、更新の必要はないのでステップF8に進む。
ステップE8においては、受信した全てのデバイス情報の処理を完了したかどうか判定し、完了していなければステップF2へ戻り、完了していればステップF9へ進む。
以上の処理で、受信したデバイス情報の処理は完了し、次に受信したPC情報の処理に移行する。処理は、デバイス情報の処理と、ほぼ同様である。
ステップF9〜ステップF15の繰り返し処理においては、ステップF1で受信したPC情報を1件ずつ着目し、全件に対して処理が完了するまで繰り返す。
ステップF9においては、ステップF1において受信したPC情報のIPアドレスに基づき、ロケーション情報記憶部803を検索する。IPアドレスが部分一致(セグメントを表すため通常は前方一致)する情報があれば、そこからロケーションを取得し、以降の処理でロケーションとして使用する。
ステップF10においては、ステップF1で受信したPC情報のMACアドレスを用いて、PC情報記憶部801を検索し、PC情報が存在されているか否かを判定する。存在する場合には、ステップF12に進む。存在しない場合には、ステップF11に進む。
ステップF11においては、デバイス情報記憶部802にデバイス情報を追加する。具体的には、PC情報記憶部801に以下の情報を追加する。PC名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーションは、ステップF9で取得したものを使用する。また、PC管理者(アカウント名515と同じ)として、着目中のPC情報のアカウント名を登録する。更に、モバイル端末102から受信したデータであるため、登録状態804を「仮登録」、登録種別805を「オフライン」とする。
ステップF12においては、受信したPC情報のMACアドレスを用いて、PC情報記憶部801を検索し、PC情報を取得する。ステップF10で存在すると判定されているためPC情報が取得される。
ステップF13においては、ステップF2でPC情報記憶部801から検索結果として取得した、対応するPC情報の更新日と、着目中のPC情報の更新日を比較する。受信したデバイス情報の更新日の方が新しい場合には、ステップE14に進む。
ステップF14においては、着目中のPC情報でPC情報記憶部801を更新する。具体的には、PC名、IPアドレス、MACアドレス、ロケーション、更新日などである。ロケーションは、ステップF9で取得したものを使用する。また、PC管理者(アカウント名515と同じ)として、着目中のPC情報のアカウント名を登録する。また登録状態602を「仮登録」、登録種別806を「オフライン」とする。
また、ステップF13において、PC情報記憶部801から取得したPC情報の更新日が新しい(同じ)であれば、更新の必要はないのでステップF15に進む。
ステップE15においては、受信した全てのPC情報の処理を完了したかどうか判定し、完了していなければステップF9へ戻り、完了していれば図15のフローチャートの処理を完了する。
以上の処理で、受信したPC情報の処理は完了する。以上で、図15、図16のフローチャートを用いた構成管理サーバの受信データによる記憶部の更新処理について説明を完了する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図11〜図16に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図11〜図16の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図11〜図16の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 クライアント装置
102 モバイル端末
103 構成管理サーバ
104 画像形成装置
105 無線通信送受信装置
106 ネットワーク
102 モバイル端末
103 構成管理サーバ
104 画像形成装置
105 無線通信送受信装置
106 ネットワーク
Claims (5)
- クライアント装置と画像形成装置とがネットワークを介して接続可能であって、更に、構成管理サーバと、当該構成管理サーバとモバイル端末とが、ネットワークを介して接続可能である構成管理システムであって、
前記クライアント装置は、
前記クライアント装置にインストールされているプリンタドライバによりテストプリントを実行する際に、当該クライアント装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むクライアント情報と、ネットワークを介して接続されている前記画像形成装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むデバイス情報とを、テストプリントの出力結果に記載するようテストプリントのプリントデータを生成するテストプリントデータ生成手段と、
前記クライアント装置から前記画像形成装置に対してテストプリントを実行する際に、前記テストプリントデータ生成手段により生成されたプリントデータを用いて、当該画像形成装置に印刷要求をするテストプリント印刷要求手段と、
を備え、
前記画像形成装置は、
前記クライアント装置から受け付けた前記テストプリント印刷要求におけるプリントデータを用いて、テストプリントを実行するテストプリント実行手段と、
を備え、
前記モバイル端末は、
前記画像形成装置によるテストプリント実行手段により印刷された出力結果に記載された、前記クライアント装置のクライアント情報と、前記画像形成装置のデバイス情報を、前記モバイル端末の撮像装置を用いて読み取り、当該クライアント情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、当該デバイス情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、を抽出する詳細情報抽出手段と、
前記詳細情報抽出手段により抽出した詳細情報を、前記モバイル端末とネットワークを介して接続された前記構成管理サーバに送信する第1の詳細情報送信手段と、
を備え、
前記構成管理サーバは、
ネットワークのセグメントを表すIPアドレスの一部と、当該IPアドレスの一部に対応するロケーションと、を対応付けてロケーション情報として記憶するロケーション情報記憶手段と、
クライアント情報とデバイス情報との、少なくともIPアドレスと、ロケーションと、当該ロケーションが前記ロケーション情報記憶手段に記憶されているものであるか否かを示す登録状態と、前記詳細情報がクライアント装置から送信されたものであるかモバイル端末から送信されたものであるかを区別する登録種別と、を構成管理情報として記憶する構成管理情報記憶手段と、
前記モバイル端末の第1の詳細情報送信手段から送信された詳細情報を受信する第1の詳細情報受信手段と、
前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスに基づいて前記ロケーション情報記憶手段を検索し、対応するロケーション情報のロケーションを取得するロケーション取得手段と、
前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスと、ロケーションと、更に、当該ロケーションに対応するロケーション情報が前記ロケーション情報記憶手段に記憶されている場合には本登録、登録されていない場合には仮登録を登録状態として、また前記第1の詳細情報送信手段から送信された情報であることを示すオフラインを登録種別として、構成管理情報として対応付けて前記構成管理情報記憶手段に登録する構成管理情報更新手段と、
を備えることを特徴とする構成管理システム。 - 前記クライアント装置は、更に、
前記クライアント装置と、前記構成管理サーバと、がネットワークを介して接続されている場合には、当該クライアント装置から、クライアント情報と、前記画像形成装置から取得したデバイス情報と、を詳細情報として前記構成管理サーバに送信する第2の詳細情報送信手段と、
を備え、
前記構成管理サーバは、更に、
前記クライアント装置の第2の詳細情報送信手段から送信された詳細情報を受信する第2の詳細情報受信手段と、
を備え、
構成管理情報更新手段は、更に、
前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスと、ロケーションと、更に、当該ロケーションに対応するロケーション情報が前記ロケーション情報記憶手段に記憶されている場合には本登録、登録されていない場合には仮登録を登録状態として、また前記第1の詳細情報送信手段から送信された情報であることを示すオンラインを登録種別として、構成管理情報として対応付けて前記構成管理情報記憶手段に登録すると、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の構成管理システム。 - 前記クライアント装置のクライアント情報は、更に、クライアント情報が更新された最新の日時である更新日時を含み、
前記画像形成装置のデバイス情報は、更に、デバイス情報が更新された最新の日時である更新日時を含み、
前記モバイル端末の前記詳細情報抽出手段は、更に、クライアント情報の更新日時とデバイス情報の更新日時とをあわせて抽出するものであって、
前記構成管理情報は、更に、クライアント情報とデバイス情報の更新日時を含み、
前記構成管理サーバの前記構成管理情報記憶手段は、更に、クライアント情報とデバイス情報の更新日時をあわせて記憶するものであって、
前記構成管理情報更新手段は、前記詳細情報受信手段で受信した詳細情報のIPアドレスに従って、前記構成管理情報記憶手段から対応する構成管理情報を取得し、受信した詳細情報における更新日時が、当該構成管理情報記憶手段から取得した構成管理情報の更新日時よりも新しい場合には、対応する当該構成管理情報記憶手段における当該構成管理情報を更新することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の構成管理システム。 - クライアント装置と画像形成装置とがネットワークを介して接続可能であって、更に、構成管理サーバと、当該構成管理サーバとモバイル端末とが、ネットワークを介して接続可能である構成管理システムの制御方法であって、
前記クライアント装置は、
テストプリントデータ生成手段が、前記クライアント装置にインストールされているプリンタドライバによりテストプリントを実行する際に、当該クライアント装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むクライアント情報と、ネットワークを介して接続されている前記画像形成装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むデバイス情報とを、テストプリントの出力結果に記載するようテストプリントのプリントデータを生成するテストプリントデータ生成ステップと、
テストプリント印刷要求手段が、前記クライアント装置から前記画像形成装置に対してテストプリントを実行する際に、前記テストプリントデータ生成ステップにより生成されたプリントデータを用いて、当該画像形成装置に印刷要求をするテストプリント印刷要求ステップと、
を含み、
前記画像形成装置は、
テストプリント実行手段が、前記クライアント装置から受け付けた前記テストプリント印刷要求におけるプリントデータを用いて、テストプリントを実行するテストプリント実行ステップと、
を含み、
前記モバイル端末は、
第1の詳細情報送信手段が、詳細情報抽出手段が、前記画像形成装置によるテストプリント実行ステップにより印刷された出力結果に記載された、前記クライアント装置のクライアント情報と、前記画像形成装置のデバイス情報を、前記モバイル端末の撮像装置を用いて読み取り、当該クライアント情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、当該デバイス情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、を抽出する詳細情報抽出ステップと、
前記詳細情報抽出ステップにより抽出した詳細情報を、前記モバイル端末とネットワークを介して接続された前記構成管理サーバに送信する第1の詳細情報送信ステップと、
を含み、
前記構成管理サーバは、
ロケーション情報登録手段が、ネットワークのセグメントを表すIPアドレスの一部と、当該IPアドレスの一部に対応するロケーションと、を対応付けてロケーション情報としてロケーション情報記憶手段に記憶させるロケーション情報登録ステップと、
構成管理情報登録手段が、クライアント情報とデバイス情報との、少なくともIPアドレスと、ロケーションと、当該ロケーションが前記ロケーション情報記憶手段に記憶されているものであるか否かを示す登録状態と、前記詳細情報がクライアント装置から送信されたものであるかモバイル端末から送信されたものであるかを区別する登録種別と、を構成管理情報として構成管理情報記憶手段に記憶させる構成管理情報登録ステップと、
前記モバイル端末の第1の詳細情報送信ステップから送信された詳細情報を受信する第1の詳細情報受信ステップと、
前記詳細情報受信ステップにより受信した詳細情報におけるIPアドレスに基づいて前記ロケーション情報記憶手段を検索し、対応するロケーション情報のロケーションを取得するロケーション取得ステップと、
前記詳細情報受信ステップにより受信した詳細情報におけるIPアドレスと、ロケーションと、更に、当該ロケーションに対応するロケーション情報が前記ロケーション情報記憶手段に記憶されている場合には本登録、登録されていない場合には仮登録を登録状態として、また前記第1の詳細情報送信ステップから送信された情報であることを示すオフラインを登録種別として、構成管理情報として対応付けて前記構成管理情報記憶手段に登録する構成管理情報更新ステップと、
を備えることを特徴とする構成管理システムの制御方法。 - クライアント装置と画像形成装置とがネットワークを介して接続可能であって、更に、構成管理サーバと、当該構成管理サーバとモバイル端末とが、ネットワークを介して接続可能である構成管理システムにおいて実行可能なプログラムであって、
前記クライアント装置を、
前記クライアント装置にインストールされているプリンタドライバによりテストプリントを実行する際に、当該クライアント装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むクライアント情報と、ネットワークを介して接続されている前記画像形成装置の、少なくともIPアドレスとロケーションを含むデバイス情報とを、テストプリントの出力結果に記載するようテストプリントのプリントデータを生成するテストプリントデータ生成手段、
前記クライアント装置から前記画像形成装置に対してテストプリントを実行する際に、前記テストプリントデータ生成手段により生成されたプリントデータを用いて、当該画像形成装置に印刷要求をするテストプリント印刷要求手段、
として機能させ、
前記画像形成装置を、
前記クライアント装置から受け付けた前記テストプリント印刷要求におけるプリントデータを用いて、テストプリントを実行するテストプリント実行手段、
として機能させ、
前記モバイル端末を、
前記画像形成装置によるテストプリント実行手段により印刷された出力結果に記載された、前記クライアント装置のクライアント情報と、前記画像形成装置のデバイス情報を、前記モバイル端末の撮像装置を用いて読み取り、当該クライアント情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、当該デバイス情報の少なくとも少なくともIPアドレスとロケーションを含む詳細情報と、を抽出する詳細情報抽出手段、
前記詳細情報抽出手段により抽出した詳細情報を、前記モバイル端末とネットワークを介して接続された前記構成管理サーバに送信する第1の詳細情報送信手段、
をとして機能させ、
前記構成管理サーバを、
ネットワークのセグメントを表すIPアドレスの一部と、当該IPアドレスの一部に対応するロケーションと、を対応付けてロケーション情報としてロケーション情報記憶手段に記憶させるロケーション情報登録手段、
クライアント情報とデバイス情報との、少なくともIPアドレスと、ロケーションと、当該ロケーションが前記ロケーション情報記憶手段に記憶されているものであるか否かを示す登録状態と、前記詳細情報がクライアント装置から送信されたものであるかモバイル端末から送信されたものであるかを区別する登録種別と、を構成管理情報として構成管理情報記憶手段に記憶させる構成管理情報登録手段、
前記モバイル端末の第1の詳細情報送信手段から送信された詳細情報を受信する第1の詳細情報受信手段、
前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスに基づいて前記ロケーション情報記憶手段を検索し、対応するロケーション情報のロケーションを取得するロケーション取得手段、
前記詳細情報受信手段により受信した詳細情報におけるIPアドレスと、ロケーションと、更に、当該ロケーションに対応するロケーション情報が前記ロケーション情報記憶手段に記憶されている場合には本登録、登録されていない場合には仮登録を登録状態として、また前記第1の詳細情報送信手段から送信された情報であることを示すオフラインを登録種別として、構成管理情報として対応付けて前記構成管理情報記憶手段に登録する構成管理情報更新手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248638A JP2015106314A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 構成管理システム、構成管理システムの制御方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248638A JP2015106314A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 構成管理システム、構成管理システムの制御方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015106314A true JP2015106314A (ja) | 2015-06-08 |
Family
ID=53436362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013248638A Pending JP2015106314A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 構成管理システム、構成管理システムの制御方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015106314A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019066967A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | ブラザー工業株式会社 | プログラム、携帯端末、情報処理装置、及び情報処理システム |
JP2021073810A (ja) * | 2017-02-09 | 2021-05-13 | 株式会社東芝 | プログラム及び情報処理装置 |
US11740839B2 (en) | 2021-09-02 | 2023-08-29 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus, non-transitory computer readable medium, and information processing method |
-
2013
- 2013-11-29 JP JP2013248638A patent/JP2015106314A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021073810A (ja) * | 2017-02-09 | 2021-05-13 | 株式会社東芝 | プログラム及び情報処理装置 |
JP2019066967A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | ブラザー工業株式会社 | プログラム、携帯端末、情報処理装置、及び情報処理システム |
US11740839B2 (en) | 2021-09-02 | 2023-08-29 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus, non-transitory computer readable medium, and information processing method |
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