JP2018096587A - 輸送用保冷ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】外形を小型化できる輸送用保冷ボックスを提供することである。【解決手段】実施形態の輸送用保冷ボックスは、収容部と、電子冷却素子と、蓄冷材と、ヒートシンクと、を持つ。収容部は、断熱壁、断熱壁により囲まれた保冷室、及び断熱壁内部に形成され外部に連通可能なダクトを持つ。電子冷却素子は、吸熱部および放熱部を持つ。蓄冷材は、吸熱部に接触する。蓄冷材は、保冷室内を冷却可能に配置されている。ヒートシンクは、放熱部に接触する。ヒートシンクは、ダクト内に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、輸送用保冷ボックスに関する。
保冷対象物を収容して保冷する可搬式の輸送用保冷ボックスがある。この種の輸送用保冷ボックスは、冷却装置として圧縮機、凝縮器および蒸発器により構成された冷凍サイクルを備えている。しかしながら、上述した輸送用保冷ボックスは、冷凍サイクルを備えることにより外形が大型化する可能性があった。
特開2010−236804号公報 特開2010−236806号公報
本発明が解決しようとする課題は、外形を小型化できる輸送用保冷ボックスを提供することである。
実施形態の輸送用保冷ボックスは、収容部と、電子冷却素子と、蓄冷材と、ヒートシンクと、を持つ。収容部は、断熱壁、断熱壁により囲まれた保冷室、及び断熱壁内部に形成され外部に連通可能なダクトを持つ。電子冷却素子は、吸熱部および放熱部を持つ。蓄冷材は、吸熱部に接触する。蓄冷材は、保冷室内を冷却可能に配置されている。ヒートシンクは、放熱部に接触する。ヒートシンクは、ダクト内に配置されている。
実施形態の輸送用保冷ボックスの外観図。 図1のII−II線における部分断面図。 図2のIII−III線に相当する部分における部分断面図。 送風機の動作を説明する図。 制御ユニットのブロック図。
以下、実施形態の輸送用保冷ボックスを、図面を参照して説明する。なお、以下では、特に記載のない限り、輸送用保冷ボックスが水平の設置面上に載置された状態において説明する。
図1は、実施形態の輸送用保冷ボックスの外観斜視図である。
図1に示すように、輸送用保冷ボックス1は、保冷が必要な検体等の保冷対象物を保冷しつつ輸送するためのものである。輸送用保冷ボックス1は、上下方向に延びる直方体状に形成された本体部2と、本体部2の下面に取り付けられたキャスター3および脚4と、本体部2の側部に設けられたハンドル5と、を備えている。キャスター3は、本体部2の下面におけるハンドル5に近い位置に配置されている。脚4は、本体部2の下面におけるキャスター3を挟んでハンドル5とは反対側の位置に配置されている。輸送用保冷ボックス1は、使用者がハンドル5を把持して脚4を浮かせることにより、設置面上を走行することが可能となる。
図2は、図1のII−II線における部分断面図である。図3は、図2のIII−III線に相当する部分における部分断面図である。
図2および図3に示すように、本体部2は、筐体10と、収容部20と、電子冷却素子40と、蓄冷材45と、温度センサ47(温度検知手段)と、ヒートシンク49と、送風機50と、制御ユニット60と、を備えている。
図3に示すように、筐体10は、上下方向に長い直方体状に形成されている。筐体10は、例えば金属材料や樹脂材料等からなる板材により、上部が開口した中空状に形成されている。筐体10の下面には、上述したキャスター3および脚4が取り付けられている。また、筐体10の側面には、ハンドル5が取り付けられている。また、筐体10の底壁部には、送風機50に対応する送風口11が形成されている。
収容部20は、保冷対象物を収容して保冷する。収容部20は、上側に開口する保冷室7を有する収容容器21と、収容容器21の上側に配置された蓋体22と、を有する。
図2および図3に示すように、収容容器21は、筐体10の内部の上部に配置されている。収容容器21は、底壁24(断熱壁)および4個の側壁25(断熱壁)により、直方体状に形成されている。収容容器21は、各側壁25の外面が筐体10の内側面に接触するように配置されている。収容容器21の上面は、筐体10の上端縁と同じ高さに位置している。収容容器21は、筐体10の底壁部に対して上下方向に隙間をあけた状態で配置されている。
底壁24および各側壁25は、断熱材料が充填された部材により形成されている。断熱材料としては、例えば発泡スチロールや発泡ウレタン等が好適である。底壁24および4個の側壁25は、一体成形されていてもよいし、それぞれ別体で成形されていてもよい。また、高強度の断熱材料そのものを底壁24及び各側壁25として用いても良い。保冷室7は、底壁24および4個の側壁25により囲まれて直方体状に形成されている。保冷室7の各側壁25に対応する側面には、収容容器21の外側に向かって窪む矩形状の凹部26がそれぞれ形成されている。
各側壁25の内部には、外部に連通可能なダクト27が形成されている。ダクト27は、各側壁25の幅方向中央部において、収容容器21を貫通するように、上下方向に沿って延びている。各ダクト27は、上端開口27aを通じて外部に連通可能であるとともに、下端開口27bを通じて筐体10の内部における収容容器21と筐体10の底壁部との間の空間(以下、内部空間という。)に連通している。また、各側壁25には、ダクト27と保冷室7とを、凹部26を介して連通する連通部28が形成されている。
図3に示すように、蓋体22は、保冷室7の開口を開閉する内蓋31と、各ダクト27の上端開口27aを開閉可能な外蓋32と、を備えている。すなわち、外蓋32は各ダクト27の一端を開閉可能に閉塞する閉塞手段として機能する。
内蓋31は、保冷室7の上端開口内に密に入り込むように、矩形板状に形成されている。内蓋31は、収容容器21と同様に、断熱材料により形成されている。内蓋31は、保冷室7を閉塞する状態で、内蓋31の上面が収容容器21の上面と面一になるように形成されている。内蓋31は、保冷室7を閉塞して電子錠33により施錠可能となっている。なお、内蓋31は、収容容器21に対してヒンジ等を介して連結されていてもよいし、収容容器21に対して着脱可能に設けられていてもよい。
外蓋32は、収容容器21の上側(内蓋31の外側)に配置されている。外蓋32は、上下方向から見て収容容器21と略同形の矩形板状に形成されている。外蓋32は、収容容器21や内蓋31と同様に、断熱材料により形成されている。外蓋32は、ヒンジ34を介して収容容器21に対して回動可能に連結されている。ヒンジ34は、筐体10におけるハンドル5に対向する面に取り付けられている。なお、ヒンジ34は、収容容器21に直接取り付けられていてもよい。外蓋32は、ヒンジ34回りに回動して収容容器21の上面に載置されることで、各ダクト27の上端開口27aを閉塞する。外蓋32による各ダクト27の上端開口27aの閉状態は、図示しないセンサにより検出可能となっている。
電子冷却素子40は、収容容器21の各側壁25に形成された連通部28にそれぞれ配置されている。電子冷却素子40は、ペルチェ素子であって、吸熱部41および放熱部42を有する。電子冷却素子40は、吸熱部41を保冷室7に向けるとともに、放熱部42をダクト27に向けるように配置されている。
蓄冷材45は、収容容器21の各側壁25に形成された凹部26にそれぞれ配置され、保冷室7内に露出するように設けられている。各蓄冷材45は、それぞれ電子冷却素子40の吸熱部41に接触している。これにより、蓄冷材45は、電子冷却素子40を動作させることで冷却される。
図2に示すように、温度センサ47は、例えばサーミスタや熱電対等である。温度センサ47は、各蓄冷材45に対応して、保冷室7を囲む側壁25の凹部26に配置されている。各温度センサ47は、蓄冷材45を挟んで保冷室7とは反対側に配置されて、蓄冷材45に接触している。これにより、各温度センサ47は、蓄冷材45の温度を検知する。
ヒートシンク49は、各ダクト27内にそれぞれ配置されている。各ヒートシンク49は、それぞれ電子冷却素子40の放熱部42に接触して配置されている。ヒートシンク49は、電子冷却素子40の放熱部42に面接触する矩形板状の基部49aと、基部49aから収容容器21の外側に向かって突出するとともに上下方向に沿って延びる複数のフィン49bと、を有する。ヒートシンク49は、上下方向から見て、ダクト27の内側の形状と略一致するように形成されている。
図4は、送風機の動作を説明する図であって、図2のIII−III線に相当する部分における部分断面図である。
図4に示すように、送風機50は、筐体10の底壁部における上面に設置されている。送風機50は、例えば筐体10の内部空間の空気を、上述した送風口11を通じて外部に排出可能となっている。ここで、ダクト27は、上端開口27aを通じて外部に連通可能であり、下端開口27bを通じて筐体10の内部空間に連通している。このため、送風機50は、各ダクト27の上端開口27aが開放された状態で、ダクト27を通じて筐体10の内部空間に外気を引き込み、筐体10の内部空間に引き込んだ外気を、送風口11を通じて外部に排出する。このようにして、送風機50は、ダクト27内に外気を通流させる。この際に、ヒートシンク49は、ダクト27を流れる外気と熱交換して放熱する。
図5は、制御ユニットのブロック図である。なお、以下の説明における輸送用保冷ボックス1の各構成部品の符号については、図2および図3を参照されたい。
図5に示すように、制御ユニット60は、バッテリ61と、電源回路62と、位置検知部63(位置検知手段)と、通信部64(通信手段)と、制御回路65と、を備えている。
バッテリ61は、例えばリチウムイオン電池である。なお、バッテリ61は、ナトリウムイオン電池等、リチウムイオン電池以外の非水電解質二次電池であってもよい。
電源回路62は、プラグ66を備えた電源コード67を通じて、外部電源Gに接続される。電源回路62は、プラグ66が外部電源Gに接続されている場合、外部電源Gより供給された交流の電力を整流して直流に変換し、所望の電流や電圧などに変換する。電源回路62は、整流した直流電流をバッテリ61に出力してバッテリ61を充電する。また、電源回路62は、整流した直流電流を制御回路65に出力する。電源回路62は、プラグ66が外部電源Gに接続されていない場合、バッテリ61に蓄電された電力を制御回路65に供給する。
位置検知部63は、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星から受信した信号等に基づいて、輸送用保冷ボックス1の位置を特定する。位置検知部63は、特定した輸送用保冷ボックス1の位置情報を制御回路65に出力する。
通信部64は、例えば、セルラー網やWi−Fi網等を利用して、無線基地局を介して外部のサーバ装置(外部機器)と通信する。通信部64は、外部のサーバ装置から受信した情報を制御回路65に出力する。通信部64は、制御回路65が出力した情報を、外部のサーバ装置へ送信する。
制御回路65は、プラグ66が外部電源Gに接続され、かつ各ダクト27の上端開口27aが開放している場合、電源回路62より供給された電力により、各電子冷却素子40および送風機50を動作させる。制御回路65は、送風機50を動作させることによりダクト27に外気を通流させてヒートシンク49を冷却しつつ、各電子冷却素子40を動作させて各蓄冷材45の温度を低下させる。制御回路65は、各温度センサ47により検知された温度が所定温度以下になった場合に、各電子冷却素子40および送風機50の動作を停止する。なお、所定温度は、任意に設定可能とされ、保冷対象物の保冷温度に応じて適宜設定される。また、この設定温度に併せて蓄冷材45も適宜温度グレードの異なるものを使用することができる。
また、制御回路65は、電源回路62から供給された電力を位置検知部63および通信部64に供給する。制御回路65は、位置検知部63から取得した位置情報や、各温度センサ47により検知された温度の情報等を、通信部64に出力する。また、制御回路65は、外部のサーバ装置からの信号に基づき、内蓋31を施錠可能な電子錠33の施錠状態を制御する。制御回路65は、電子錠33による施錠状態の情報を通信部64に出力する。
次に、本実施形態の輸送用保冷ボックス1の作用について説明する。以下では、輸送用保冷ボックス1を用いて、保冷対象物を保冷した状態で輸送する場合について説明する。
まず、輸送準備として、保冷室7に保冷対象物を収容していない状態で、内蓋31により保冷室7を閉塞する。また、外蓋32により各ダクト27の上端開口27aを開放させる。続いて、電源コード67のプラグ66を外部電源Gに接続する。
プラグ66が外部電源Gに接続されると、制御回路65は、各電子冷却素子40および送風機50を動作させる。各電子冷却素子40は、吸熱部41に接触する蓄冷材45を冷却しつつ、放熱部42に接触するヒートシンク49に放熱する。ヒートシンク49は、送風機50が動作することにより、各ダクト27を流れる外気に放熱する。そして、蓄冷材45の温度が所定温度以下になると、各電子冷却素子40および送風機50は、制御回路65により動作を停止される。これにより、蓄冷材45は、所定温度に冷却される。なお、各電子冷却素子40および送風機50の動作の停止は、図示しないブザーやランプ等により外部に通知してもよい。
続いて、内蓋31を開けて保冷室7に保冷対象物を収容した後、再び内蓋31により保冷室7を閉塞して、電子錠33により施錠する。また、外蓋32により各ダクト27の上端開口27aを閉塞する。そして、プラグ66を外部電源Gから取り外すことで輸送準備が完了する。
輸送中、外部電源Gからの電力の供給は行われないので、保冷室7の保冷は、冷却された蓄冷材45のみにより行われる。この際、各ダクト27は、外蓋32により上端開口27aが閉塞されることで、外気の通流が遮断される。これにより、外気の熱がヒートシンク49および電子冷却素子40を通じて蓄冷材45に熱伝導することが抑制され、保冷室7の保冷効率を向上させることができる。
輸送中において、制御回路65は、外部のサーバ装置からの信号に基づき、輸送用保冷ボックス1の位置情報や、蓄冷材45の温度情報等を取得し、通信部64に出力する。通信部64は、制御回路65が出力した位置情報や温度情報等を外部のサーバ装置に送信する。これにより、輸送用保冷ボックス1の状態を離れた位置から確認することができる。
また、輸送中において、制御回路65は、外部のサーバ装置からの信号のみに基づいて、電子錠33を解錠する。これにより、輸送用保冷ボックス1は、輸送中において保冷室7内の保冷対象物が意図せずに取り出されることを防止できる。
以上説明した実施形態によれば、輸送用保冷ボックス1は、吸熱部41を有する電子冷却素子40と、吸熱部41に接触し、保冷室7内を冷却可能に配置された蓄冷材45と、を持つ。一般的に電子冷却素子40は、圧縮機、凝縮器および蒸発器により構成された冷凍サイクルよりも小型であるので、冷凍サイクルにより保冷室内を冷却して保冷する従来技術と比較して、輸送用保冷ボックス1の外形を小型化することができる。
しかも、電子冷却素子40の放熱部42に接触するヒートシンク49が、収容容器21の側壁25の内部に形成されたダクト27内に配置されている。このため、例えばヒートシンクが輸送用保冷ボックスの外面に配置される構成と比較して、ヒートシンク49および電子冷却素子40を通じて外部の熱が蓄冷材45に伝熱することを抑制できる。したがって、蓄冷材45の温度上昇を抑制することができ、保冷室7内の長時間の保冷が可能となる。
また、ダクト27内に空気を通流させる送風機50を持つので、ダクト内の空気を強制的に通流させる手段を持たない構成と比較して、ダクト27内に配置されたヒートシンク49の放熱効率を向上させることができる。よって、動作中の電子冷却素子40の放熱部42を効率よく冷却することができ、蓄冷材45の冷却効率を向上させることができる。
また、保冷室7を開閉可能な内蓋31と、内蓋31の外側に配置され、ダクト27の上端開口27aを開閉可能な外蓋32と、を持つ。このため、ダクト27の上端開口27aを開放してダクト27を外部に連通させ、ヒートシンク49に外部へ放熱させる際に、内蓋31により保冷室7を閉塞して保冷室7から冷気が流出することを防止できる。したがって、蓄冷材45の冷却効率を向上させることができる。
しかも、外蓋32によりダクト27の上端開口27aを閉塞できるので、各ダクト27における外気の通流を遮断できる。これにより、外気の熱がヒートシンク49および電子冷却素子40を通じて蓄冷材45に熱伝導することが抑制され、保冷室7の保冷効率を向上させることができる。
また、電子冷却素子40は、ダクト27の上端開口27aが開放している状態で動作するので、ダクト27の上端開口27aが閉塞されてダクト27内に外気を通流させることができない状態で電子冷却素子40が動作することを防止できる。これにより、電子冷却素子40の放熱部42の冷却が不十分となって電子冷却素子40が破損することを防止できる。
また、位置情報、および蓄冷材45の温度の情報を外部のサーバ装置に送信可能な通信部64を持つので、輸送用保冷ボックス1の状態を離れた位置から確認することができる。したがって、輸送中の保冷対象物の温度およびセキュリティを管理することが可能となる。
なお、上記実施形態では、温度センサ47は、蓄冷材45の温度を検知するように設けられているが、保冷室7内の温度を検知するように設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ダクト27は4個形成されているが、ダクトの個数は任意に設定可能である。
また、上記実施形態では、電子冷却素子40、蓄冷材45、およびヒートシンク49が各側壁25に対応して設けられているが、底壁24に対応して設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、電子錠33が内蓋31を施錠可能に設けられているが、電子錠が外蓋32を施錠可能に設けられていてもよい。
また、制御ユニット60は、位置検知部63から取得した位置情報や、各温度センサ47により検知された温度の情報等を記憶する記憶部を備えていてもよい。
また、制御ユニット60は、バッテリ61の残量を検出可能に設けられるとともに、通信部64を通じてバッテリ61の残量の情報を外部のサーバ装置に送信可能とされていてもよい。
また、上記実施形態では各側壁25に電子冷却素子40、蓄冷材45、ヒートシンク49及びダクト27を設ける構成について説明したが、これらを底壁に設けてもよい。
また、上記実施形態ではダクト27の一端または他端を開閉可能に閉塞する閉塞手段として、ダクト27の一端開口27aを閉塞する外蓋32を用いたが、この他にも種々の閉塞手段を用いて良く、他端側開口を開閉可能に閉塞する構成としてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、吸熱部を有する電子冷却素子と、吸熱部に接触し、保冷室内を冷却可能に配置された蓄冷材と、を持つことにより、冷凍サイクルにより保冷室内を冷却して保冷する従来技術と比較して、輸送用保冷ボックスの外形を小型化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…輸送用保冷ボックス、7…保冷室、20…収容部、24…底壁(断熱壁)、25…側壁(断熱壁)、27…ダクト、27a…上端開口(一端開口)、31…内蓋、32…外蓋、40…電子冷却素子、41…吸熱部、42…放熱部、45…蓄冷材、49…ヒートシンク、50…送風機、63…位置検知部(位置検知手段)、64…通信部(通信手段)

Claims (5)

  1. 断熱壁、前記断熱壁により囲まれた保冷室、及び前記断熱壁内部に形成され外部に連通可能なダクトを備えた収容部と、
    吸熱部および放熱部を有する電子冷却素子と、
    前記吸熱部に接触し、前記保冷室内を冷却可能に配置された蓄冷材と、
    前記放熱部に接触し、前記ダクト内に配置されたヒートシンクと、
    を備える輸送用保冷ボックス。
  2. 前記ダクトの開口した一端及び他端の少なくとも一方を開閉可能とする閉塞手段と、
    前記ダクト内に空気を通流させる送風機と、
    を備える請求項1に記載の輸送用保冷ボックス。
  3. 前記収容部は、
    前記保冷室を開閉可能な内蓋と、
    前記内蓋の外側に配置され、前記ダクトの一端開口を開閉可能な外蓋と、
    を備える、
    請求項1または2に記載の輸送用保冷ボックス。
  4. 前記電子冷却素子は、前記ダクトを前記一端開口が開放している状態で動作する、
    請求項3に記載の輸送用保冷ボックス。
  5. 位置情報を検知する位置検知手段と、
    前記蓄冷材の温度、および前記保冷室内の温度のうち少なくともいずれか一方の温度を検知する温度検知手段と、
    前記位置情報、および前記温度検知手段により検知された温度の情報を外部機器に送信可能な通信手段と、
    を備える請求項1から4のいずれか1項に記載の輸送用保冷ボックス。
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