JP2018096155A - 既設杭把持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングによって縁切した後にできた孔に既設杭把持装置を降ろして既設杭を把持する場合に、既設杭把持装置の傾きを抑制して作業性を良好にする。【解決手段】第1把持部31及び第2把持部32を第1支軸33及び第2支軸34回りに揺動させることによって既設杭を径方向に把持する把持する。装置本体2には、地盤と既設杭とを縁切りするために当該地盤に形成された孔の内面に接触して装置本体2の傾きを抑制する姿勢安定化部6が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば地中に存在している既設杭を撤去する際に既設杭を把持する既設杭把持装置に関し、特に、既設杭を径方向に挟んで把持する構造の技術分野に属する。
建築物の基礎には地中に埋め込まれた杭(既設杭)が使われる場合があり、建築物の建て替え時や解体時等にはその既設杭を撤去する必要がある。特に、戸建て住宅や個人商店等の小規模建築物の場合、基礎に使用されている既設杭は直径が大きくても600mm程度、長さは8m程度であることが多く、またそのような小規模建築物の既設杭としては、セメント系改良杭(セメントと土を攪拌し改良体)が多いが、他にもコンクリートパイルや木製杭、鋼管杭等もある。尚、既設杭は直径や長さは様々であり、上記は一例である。
小規模建築物の既設杭を撤去する場合には、セメント系改良杭の場合、一般には、既設杭を地中で破砕して回収する方法や、ケーシングと呼ばれる筒状の部材を地中に埋め込んで地盤と既設杭とを縁切りした後に、既設杭の頭部回りの土を例えば約1m程度掘って既設杭の頭部を露出させた後、その既設杭の頭部にワイヤーを掛けてクレーン等で引き抜く方法等が知られている。
また、例えば特許文献1には、地中に埋設された不要な既設杭を撤去する既設杭撤去装置として、既設杭を把持するための2つの把持部と、2つの把持部を回転軸部回りに揺動させるための油圧シリンダとを備えたものが知られている。
特開2015−25300号公報
ところで、上述した既設杭の撤去方法のうち、既設杭を地中で破砕して回収する方法の場合は、破砕に要する時間が例えば1m当たり0.5〜1時間もかかるので、1本の既設杭を撤去するのに2.5〜5時間程度かかる場合が考えられ、破片の回収も不確実であるという問題があった。
また、既設杭の頭部にワイヤーを掛けてクレーン等で引き抜く方法の場合、掘った土の仮置き場所や掘削用の機械が必要になるとともに、ワイヤーが滑って外れることも想定される。さらに、杭が途中で折れた場合には別の設備が必要になるという問題があった。
そこで、例えば特許文献1に開示されているような2つの把持部を有する既設杭撤去装置を、ケーシングによって縁切した後にできた孔の中に降ろして使用することが考えられる。特許文献1の既設杭撤去装置は2つの把持部を揺動させることによって既設杭を把持するようにしているが、把持部が上下方向に長い構造となっているため、力点となる把持部の先端部と、支点となる回転軸部との間隔が大きくなり、把持部の先端部における把持力を高めるのが難しい。
把持部の先端部における把持力を高めるためには、把持部の先端部と回転軸部との距離を短くすればよいが、そのようにしようとすると把持部の長さが短くなってしまう。把持部の長さが短くなると、ケーシングによって縁切した後にできた孔に既設杭撤去装置を降ろしていったときに、既設杭撤去装置が孔の中で傾き易くなる。このため、上方から見たときに、2つの把持部の中心と既設杭の中心とが合いにくく作業性が悪化する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、地盤と既設杭とを縁切した後にできた孔に既設杭把持装置を降ろして既設杭を把持する場合に、既設杭把持装置の傾きを抑制して作業性を良好にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、地盤と既設杭とを縁切りするために当該地盤に形成された孔の内面に接触して装置本体の傾きを抑制する姿勢安定化部を設けるようにした。
第1の発明は、建設機械に連結される連結部が上側に設けられるとともに、該連結部から下方へ延びるように形成された装置本体と、上記装置本体の下側に第1支軸及び第2支軸を介してそれぞれ揺動可能に支持されて該装置本体よりも下方へ突出するように設けられ、該第1支軸及び第2支軸回りに揺動して既設杭を径方向に把持する第1把持部及び第2把持部と、上記第1把持部及び上記第2把持部を上記第1支軸及び上記第2支軸回りに揺動させ、既設杭を径方向に把持する把持状態と該既設杭から離れた非把持状態とに切り替えるための駆動装置と、上記装置本体に設けられ、地盤と上記既設杭とを縁切りするために当該地盤に形成された孔の内面に接触して上記装置本体の傾きを抑制する姿勢安定化部とを備えていることを特徴とする。
すなわち、既設杭を撤去する場合に、地盤と既設杭とを縁切りするために、例えばケーシングによって当該地盤に孔を形成した後に、その孔に既設杭把持装置を降ろしたとき、姿勢安定化部が孔の内面に接触して装置本体の傾きが抑制される。これにより、第1把持部及び第2把持部の長さを短くして第1把持部の先端部と第1支軸との距離、及び第2把持部の先端部と第2支軸との距離を短くしても、上方から見たときに、第1把持部及び第2把持部の中心と既設杭の中心とが合い易くなる。
そして、上述のように第1把持部の先端部と第1支軸との距離、及び第2把持部の先端部と第2支軸との距離を短くすることで、既設杭を把持するときの力点と支点との間隔が小さくなる。これにより、駆動装置によって第1把持部及び第2把持部を第1支軸及び第2支軸回りに揺動させて把持状態にしたときに、第1把持部及び第2把持部の先端部における把持力が十分に高まる。
第1把持部及び第2把持部によって既設杭を把持した状態で、連結部に連結されている建設機械によって既設杭把持装置を上昇させると、既設杭が地中から抜けて撤去される。
第2の発明は、第1の発明において、上記姿勢安定化部は、上記第1把持部及び上記第2把持部よりも上側に設けられていることを特徴とする。
すなわち、既設杭把持装置を孔に降ろしたとき、第1把持部及び第2把持部が装置本体の下側にあるので、第1把持部及び第2把持部が孔の内面に接触して装置本体の下側が安定する。また、姿勢安定化部が第1把持部及び第2把持部よりも上側にあるので、姿勢安定化部が孔の内面に接触することで装置本体の上側も安定する。
第3の発明は、第2の発明において、上記姿勢安定化部は、上下方向に延びる筒状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、姿勢安定化部が筒状であることから、既設杭把持装置を孔に降ろしたときにどの方向にも傾き難くなり、装置本体がより一層安定する。
第4の発明は、第3の発明において、上記駆動装置は、上下方向に伸縮する流体圧シリンダで構成されており、上記駆動装置の上側が上記装置本体の上側に連結され、上記駆動装置の下側が上記第1把持部及び上記第2把持部に連結され、上記姿勢安定化部は、上記駆動装置を覆うように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、駆動装置を流体圧シリンダとすることで汎用の油圧発生装置を使用して既設杭把持装置を動作させることが可能になる。この場合に、駆動装置が姿勢安定化部によって覆われているので、姿勢安定化部が駆動装置を保護するためのカバーとして機能する。よって、駆動装置が損傷し難くなる。
第5の発明は、第1から4のいずれか1つの発明において、上記第1把持部の先端部及び上記第2把持部の先端部には、それぞれ、互いに対向するように爪が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1把持部及び第2把持部が把持状態になったときに、第1把持部の爪及び第2把持部の爪が既設杭に食い込むようになる。これにより、既設杭が第1把持部及び第2把持部から外れにくくなる。
第1の発明によれば、地盤と既設杭とを縁切りするために当該地盤に形成された孔の内面に接触して装置本体の傾きを抑制する姿勢安定化部を設けたので、第1把持部及び第2把持部の長さを短くすることによって力点と支点との間隔を小さくして把持力を高めたとしても、上方から見たときに、第1把持部及び第2把持部の中心と既設杭の中心とが合い易くなり、作業性を良好にすることができる。
第2の発明によれば、姿勢安定化部が第1把持部及び第2把持部よりも上側に設けられているので、第1把持部及び第2把持部と、姿勢安定化部との上下方向に離れた少なくとも2箇所が孔の内面に接触することになり、装置本体をより一層安定させることができる。
第3の発明によれば、姿勢安定化部が上下方向に延びる筒状であることから、装置本体をより一層安定させることができる。
第4の発明によれば、流体圧シリンダからなる駆動装置を姿勢安定化部によって覆うようにしたので、駆動装置が損傷し難くなり、既設杭把持装置を長期間に亘って使用することができる。
第5の発明によれば、既設杭が第1把持部及び第2把持部から外れにくくなるので、既設杭を確実に撤去することができる。
本発明の実施形態に係る既設杭把持装置を使用して既設杭の撤去要領を説明する図である。 把持部が非把持状態にある既設杭把持装置の縦断面図である。 把持部が大径の既設杭を把持した状態を示す図2相当図である。 図3に示す既設杭把持装置の把持部の先端部を下方から見た図である。 把持部が小径の既設杭を把持した状態を示す図2相当図である。 図5に示す既設杭把持装置の把持部の先端部を下方から見た図である。 土砂撤去用アタッチメントを装着し、当該アタッチメントを開いた状態の図2相当図である。 土砂撤去用アタッチメントを閉じた状態の図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る既設杭把持装置1を使用して既設杭P1を撤去する要領を示すものであり、また、図2は、既設杭把持装置1の縦断面図である。既設杭把持装置1は、装置本体2と、把持用アタッチメント3と、駆動装置としての第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5と、姿勢安定化部6とを備えている。既設杭把持装置1は、把持用アタッチメント3の代わりに、図7及び図8に示す土砂撤去用アタッチメント7を装着することもできるように構成されている。土砂撤去用アタッチメント7は必須なものではなく、工事現場や工事の状況等に応じて用意しておけばよい。
尚、この実施形態の説明では、図2、図3等の左側及び右側をそれぞれ単に「左」及び「右」ともいうが、左右方向は実際の使用状態における左右方向と一致している必要はない。
(装置本体の構成)
装置本体2は、上下方向に延びる鋼材20、20と、建設機械100(図1に示す)が連結される連結部21とを備えており、全体として建設機械100への連結部21から下方へ延びるように形成されている。各鋼材20の下端部には、水平方向に延びる下端板部20aが設けられている。下端板部20aには、締結部材22が挿通する締結部材挿通孔(図示せず)が上下方向に貫通するように形成されている。尚、締結部材22は例えばボルト及びナット等で構成することができる。
各鋼材20の上端部には、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5の上側がそれぞれ連結されるシリンダ連結板部20bが設けられている。また、上記連結部21は、鋼材20、20の上端部から上方へ突出する柱状に形成されている。この連結部21の中心線Xは、既設杭把持装置1の中心線となる。連結部21は、図1に示すように建設機械100が有するブーム101の回転装置102に連結されて回転装置102によって中心線X回りに回転駆動されるようになっている。
(把持用アタッチメントの構成)
把持用アタッチメント3は、装置本体2に対して締結部材22により着脱可能に取り付けられている。すなわち、把持用アタッチメント3は、取付部材30、30と、第1把持部31と、第2把持部32と、第1支軸33と、第2支軸34とを備えている。取付部材30、30は上下方向に延びている。各取付部材30の上端部には、上記装置本体2の下端板部20aに沿うように延びる上端板部30aが設けられている。上端板部30aには、締結部材22が挿通する締結部材挿通孔(図示せず)が上下方向に貫通するように形成されている。取付部材30の上端板部30aと、装置本体2の下端板部20aとは、締結部材22によって着脱可能に締結固定される。
取付部材30の下端部には、把持部連結板部35が下方へ突出するように設けられている。把持部連結板部35は中心線Xの径方向に長い形状とされている。把持部連結板部35には、第1支軸33及び第2支軸34が設けられている。すなわち、第1支軸33は、把持部連結板部35における長手方向中央部よりも一側(図2における左側)に設けられており、中心線Xと略直交して水平方向に延びる姿勢とされている。第2支軸34は、把持部連結板部35における長手方向中央部よりも他側(図2における右側)に設けられており、中心線Xと略直交して水平方向に延びる姿勢とされている。つまり、第1支軸33及び第2支軸34は中心線Xを対称の中心として点対称に配置され、互いに略平行に延びている。また、第1支軸33及び第2支軸34は、把持部連結板部35に対して各軸芯回り回動可能に支持されている。
第1把持部31及び第2把持部32は既設杭P1を径方向に把持するためのものである。第1把持部31は、把持用アタッチメント3の下側において左側に配設されている。第2把持部32は、把持用アタッチメント3の下側において右側に配設されている。
第1把持部31は、上方から見て略円弧状に湾曲した湾曲板部31aと、湾曲板部31aの上側に設けられた上側板部31bと、流体圧シリンダ連結板部31cと、複数の爪31d、31d、…とを備えている。湾曲板部31a、上側板部31b、流体圧シリンダ連結板部31c及び爪31d、31d、…は、例えば鋼材等で構成されている。湾曲板部31aは、図4に示すように大径の既設杭P1の外径よりも大きな曲率を有するように成形されている。図3に示すように、湾曲板部31aの周方向の縁部31eは、下側へ行くほど第2把持部32から離れる方向に傾斜している。湾曲板部31aの上側において周方向の両縁部31e、即ち湾曲板部31aの右側には、第1支軸33の両端部が取り付けられている。
また、上側板部31bは、湾曲板部31aの上側に取り付けられ、略水平方向に延びている。流体圧シリンダ連結板部31cは、上側板部31bの上面に設けられており、該上面から上方へ突出して左右方向に延びている。流体圧シリンダ連結板部31cの左側には、第1流体圧シリンダ4の下側が回動可能に連結される。
湾曲板部31aの先端部(下端部)は、把持部連結板部35よりも下方まで延びている。この湾曲板部31aの先端部における第2把持部32と対向する部分には、上記爪31d、31d、…が内方へ突出するように、かつ、周方向に互いに間隔をあけて設けられている。
第2把持部32は、第1把持部31と左右対称構造であり、湾曲板部32aと、湾曲板部32aの上側に設けられた上側板部32bと、流体圧シリンダ連結板部32cと、複数の爪32d、32d、…とを備えている。湾曲板部32aの周方向の縁部32eは、下側へ行くほど第1把持部32から離れる方向に傾斜している。湾曲板部32aの上側における周方向の両縁部32e、即ち湾曲板部32aの左側には、第2支軸34の両端部が取り付けられている。
また、上側板部32bは、湾曲板部32aの上側に取り付けられ、略水平方向に延びている。流体圧シリンダ連結板部32cは、上側板部32bの上面に設けられており、該上面から上方へ突出して左右方向に延びている。流体圧シリンダ連結板部32cの右側には、第2流体圧シリンダ5の下側が回動可能に連結される。
湾曲板部32aの先端部(下端部)は、把持部連結板部35よりも下方まで延びている。この湾曲板部32aの先端部における第1把持部31と対向する部分には、上記爪32d、32d、…が内方へ突出するように、かつ、周方向に互いに間隔をあけて設けられており、第2把持部32の爪32dと第1把持部31の爪31dとは互いに対向するように配置されている。各爪31d、32dは先鋭状に形成され、既設杭P1に食い込み易い形状となっている。
また、図5及び図6に示す小径の既設杭P2を把持することもできるように、第1把持部31及び第2把持部32の湾曲板部31a及び湾曲板部32aの曲率が設定されている。図5及び図6に示す小径の既設杭P2の外径は約500mmであり、図3及び図4に示す大径の既設杭P1の外径は約600mmである。これにより、500mmから600mmの外径を持った既設杭P1、P2を既設杭把持装置1で把持することが可能になる。尚、既設杭の外径は上記した径に限られるものではなく、戸建て住宅や個人商店等の小規模建築物の基礎に使われている既設杭の径に対応可能である。
尚、既設杭P1、P2の外径は例示であり、500mmよりも小さい径を持った既設杭を把持することや、600mmよりも大きな径を持った既設杭を把持することもできる。
(流体圧シリンダの構成)
第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5は、同じものであり、周知の油圧シリンダで構成されている。第1流体圧シリンダ4が中心線Xよりも左側に配置され、第2流体圧シリンダ5が中心線Xよりも右側に配置されている。第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5は、第1把持部31及び第2把持部32を第1支軸33及び第2支軸34回りに揺動させ、既設杭P1を径方向に把持する把持状態(図3及び図4に示す状態)と、該既設杭P1から離れた非把持状態(図2に示す状態)とに切り替えるためのものである。
第1流体圧シリンダ4は、上下方向に伸縮するように配置されており、上側にシリンダ部4a、下側にロッド4bが位置する姿勢となっている。シリンダ部4aの上端部が、装置本体2の左側のシリンダ連結板部20bに回動可能に連結されている。ロッド4bの下端部が、把持用アタッチメント3の第1把持部31の流体圧シリンダ連結板部31cに回動可能に連結されている。第1流体圧シリンダ4は、下側が上側に比べて中心線Xの径方向外方に位置するように、全体として傾斜している。
第2流体圧シリンダ5も上下方向に伸縮するように配置されており、上側にシリンダ部5a、下側にロッド5bが位置する姿勢となっている。シリンダ部5aの上端部が、装置本体2の右側のシリンダ連結板部20bに回動可能に連結されている。ロッド4bの下端部が、把持用アタッチメント3の第2把持部32の流体圧シリンダ連結板部32cに回動可能に連結されている。第2流体圧シリンダ5は、下側が上側に比べて中心線Xの径方向外方に位置するように、全体として傾斜している。
第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5には、図示しないが、油圧配管を介して所定圧の作動油が給排されるようになっている。作動油の給排によって第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5を伸縮させることができるように構成されており、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5の動作については周知であることから詳細な説明は省略する。尚、作動油は、専用の油圧発生装置から供給するようにしてもよいし、建設機械100から供給するようにしてもよい。
(姿勢安定化部の構成)
姿勢安定化部6は、地盤200(図1に示す)と既設杭P1とを縁切りするために当該地盤200に形成された孔202の内面に接触して装置本体2の傾きを抑制するためのものである。姿勢安定化部6は、装置本体2に設けられており、第1把持部31及び第2把持部32よりも上側に位置付けられている。
具体的には、姿勢安定化部6は、筒状部61と、上端板部62とを有している。上端板部62は、装置本体2の鋼材20、20の上端部、または連結部21の下端部に固定されており、連結部21は上端板部62から上方へ突出している。上端板部62は、中心線Xを中心とする略円形とされている。筒状部61は、上端板部62の周縁部から下方へ延びており、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5を覆うように形成されている。筒状部61は、円筒状に形成することもできるし、多角形筒状に形成することもできる。
筒状部61の下端部は、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5のシリンダ部4a、5aの下端部と略同じ高さに位置付けられている。従って、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5のロッド4b、5bは筒状部61の下端部から露出しているが、筒状部61を下方へ延長してロッド4b、5bも筒状部61で覆うように構成してもよい。
筒状部61の外径は、非把持状態にある把持用アタッチメント3の第1把持部31及び第2把持部32の外径よりも若干小さく設定されているが、筒状部61の外径と、第1把持部31及び第2把持部32の外径とを略同じに設定してもよい。
筒状部61の外面が地盤200に形成された孔202の内面に接触すると、筒状部61が孔202の深さ方向に沿う姿勢になる。このとき、筒状部61の外面は、中心線Xに沿う方向に延びているので、装置本体2の傾きが抑制されることになる。
(土砂撤去用アタッチメントの構成)
図7及び図8に示すように、土砂撤去用アタッチメント7は、装置本体2に対して締結部材22により着脱可能に取り付けられており、把持用アタッチメント3を装置本体2から取り外した後に、該装置本体2に取り付けることができるようになっている。
すなわち、土砂撤去用アタッチメント7は、取付部材70、70と、第1曲板部71と、第2曲板部72と、第1支軸73と、第2支軸74とを備えている。取付部材70、70は上下方向に延びている。各取付部材70の上端部には、上記装置本体2の下端板部20aに沿うように延びる上端板部70aが設けられている。上端板部70aには、締結部材22が挿通する締結部材挿通孔(図示せず)が上下方向に貫通するように形成されている。取付部材70の上端板部70aと、装置本体2の下端板部20aとは、締結部材22によって着脱可能に締結固定される。
取付部材70の下端部には、第1曲板部71及び第2曲板部72が連結される連結板部75が下方へ突出するように設けられている。連結板部75は中心線Xの径方向に長い形状とされている。連結板部75には、把持用アタッチメント3と同様に第1支軸73及び第2支軸74が設けられている。
第1曲板部71及び第2曲板部72は、土砂等をすくうためのものである。第1曲板部71は、土砂撤去用アタッチメント7の下側において左側に配設されている。第2曲板部72は、土砂撤去用アタッチメント7の下側において右側に配設されている。
第1曲板部71の上側には流体圧シリンダ連結板部71cが設けられている。第1曲板部71の下側には、複数の爪71d、71d、…が設けられている。第1曲板部71には、第1支軸73の両端部が取り付けられている。流体圧シリンダ連結板部71cには、第1流体圧シリンダ4のロッド4bの下端部が回動可能に連結されている。
第2曲板部72は、第1曲板部71と左右対称構造である。第2曲板部72の上側には流体圧シリンダ連結板部72cが設けられている。第2曲板部72の下側には、複数の爪72d、72d、…が設けられている。第2曲板部72には、第2支軸74の両端部が取り付けられている。流体圧シリンダ連結板部72cには、第2流体圧シリンダ5のロッド5bの下端部が回動可能に連結されている。
(既設杭の撤去要領)
次に、既設杭P1の撤去要領について説明する。図1は、戸建て住宅や個人商店等の小規模建築物の基礎に使用されていた既設杭P1を撤去する手順を示しており、まず、クレーン等の建設機械100が有するブーム101に、該建設機械100が有する回転装置102を介してケーシング103を取り付ける。ブーム101及び回転装置102は建設機械100の一部を構成するものである。
そして、ケーシング103を回転させながら地盤200に埋め込んでいき、地盤200と既設杭P1とを縁切りするための孔202を形成する。孔202を形成した後、ケーシング103を地盤200から抜く。その後、ケーシング103を回転装置102から取り外し、既設杭把持装置1を回転装置102に取り付ける。このとき、既設杭把持装置1の連結部21を回転装置102に連結する。例えば回転装置102を省略してブーム101から延びるワイヤーに既設杭把持装置1の連結部21を連結するようにしてもよい。この場合、連結部21の形状はワイヤーを掛けることができる形状しておく。また、既設杭把持装置1の第1把持部31及び第2把持部32は図2に示す非把持状態にしておく。
既設杭把持装置1を孔202に降ろしていくと、第1把持部31及び第2把持部32の湾曲板部31a及び湾曲板部32aの外面が孔202の内面に接触する。既設杭把持装置1を更に降ろすと、姿勢安定化部6の筒状部61の外面が孔202の内面に接触する。尚、姿勢安定化部6が孔202の内面に接触するまで既設杭把持装置1を降ろさなくてもよい場合もある。
姿勢安定化部6の筒状部61の外面が孔202の内面に接触することで、装置本体2の傾きが抑制される。これにより、第1把持部31及び第2把持部32の長さを短くして第1把持部31の先端部と第1支軸33との距離、及び第2把持部32の先端部と第2支軸34との距離を短くしても、上方から見たときに、第1把持部31及び第2把持部32の中心と既設杭P1の中心とが合い易くなる。また、姿勢安定化部6の筒状部61が第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5を保護するためのカバーとして機能するので、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5が損傷し難くなる。
第1把持部31及び第2把持部32の湾曲板部31a及び湾曲板部32aの間に、既設杭P1の頭部が挿入された時点で既設杭把持装置1の降下を停止する。そして、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5を同時に伸長させる。第1流体圧シリンダ4を伸長させると、ロッド4bの下端部が下に移動するので、第1把持部31が第1支軸33回りに下方へ回動し、第2流体圧シリンダ5を伸長させると、ロッド5bの下端部が下に移動するので、第2把持部32が第2支軸34回りに下方へ回動する。
第1把持部31及び第2把持部32が下方に回動すると、爪31d、32dが既設杭P1の外面に食い込み、第1把持部31及び第2把持部32による把持力が既設杭P1に対して径方向に作用する。これにより、既設杭P1が第1把持部31及び第2把持部32の先端部によって把持された状態になる。
既設杭P1を把持する際、第1支軸33と第1流体圧シリンダ4のロッド4bの連結部分とが水平方向に離れているので、第1流体圧シリンダ4の伸長による第1把持部31の下方への回動力を大きくすることができる。同様に、第2支軸34と第2流体圧シリンダ5のロッド5bの連結部分とが水平方向に離れているので、第2把持部32の下方への回動力も大きくすることができる。これにより、既設杭P1の把持力が向上する。
また、第1把持部31の先端部と第1支軸33との距離、及び第2把持部32の先端部と第2支軸34との距離が短くなっているので、力点と支点との間隔を小さくして把持力を高めることができる。
既設杭P1を把持した後に、建設機械100によって既設杭把持装置1を上昇させると、既設杭P1が地中から抜けて撤去される。既設杭P1を撤去する際、既設杭P1が途中で折れてしまうことが考えられる。この場合には、第1把持部31及び第2把持部32によって把持している部分だけを撤去した後、既設杭把持装置1を孔202に再び降ろし、上述のようにして第1把持部31及び第2把持部32によって既設杭P1の残っている部分を把持して既設杭把持装置1を上昇させる。
また、孔202の内部に土砂や既設杭P1の破片等が残っている場合には、土砂撤去用アタッチメント7を使用する。この場合、まず、把持用アタッチメント3を装置本体2から取り外し、その後、装置本体2に土砂撤去用アタッチメント7を取り付ける。
土砂撤去用アタッチメント7を取り付けた後、図7に示すように土砂撤去用アタッチメント7を開いた状態にし、孔202に降ろす。孔202の底部に達したら、第1流体圧シリンダ4及び第2流体圧シリンダ5を同時に伸長させ、図8に示すように土砂撤去用アタッチメント7を閉じる。これにより、土砂等を土砂撤去用アタッチメント7ですくうことができ、そのまま建設機械100によって土砂撤去用アタッチメント7を上昇させて孔202の外部に出す。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係る既設杭把持装置1によれば、地盤200と既設杭P1とを縁切りするために当該地盤200に形成された孔202の内面に接触して装置本体2の傾きを抑制する姿勢安定化部6を設けたので、第1把持部31及び第2把持部32の長さを短くすることによって力点と支点との間隔を小さくして把持力を高めたとしても、上方から見たときに、第1把持部31及び第2把持部32の中心と既設杭P1の中心とが合い易くなり、作業性を良好にすることができる。
また、姿勢安定化部6が第1把持部31及び第2把持部32よりも上側に設けられているので、上下方向に離れた少なくとも2箇所が孔202の内面に接触することになり、装置本体2をより一層安定させることができる。
また、姿勢安定化部6が上下方向に延びる筒状であることから、既設杭把持装置1を孔202に降ろしたときにどの方向にも傾き難くなり、装置本体2がより一層安定する。
また、既設杭把持装置1によって把持する既設杭P1、P2は、セメント系改良杭、コンクリートパイル、木製杭、鋼管杭等のうち、いずれであってもよいが、好ましいのはセメント系改良杭である。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。また、既設杭P1、P2の径、掘削時の深さ等は一例を示しただけであり、特に限定されるものではない。また、既設杭把持装置1によって短縮できる工数(工期)も現場や杭等によって異なるが、従来工法に比べて既設杭把持装置1を使用すれば短期化することができる。
以上説明したように、本発明に係る既設杭把持装置は、例えばセメント系改良杭、コンクリートパイル、木製杭、鋼管杭等を把持して撤去する場合に使用することができる。
1 既設杭把持装置
2 装置本体
4 第1流体圧シリンダ(駆動装置)
5 第2流体圧シリンダ(駆動装置)
6 姿勢安定化部
31 第1把持部
31d 爪
32 第2把持部
32d 爪
33 第1支軸
34 第2支軸
100 建設機械
200 地盤
202 孔
P1、P2 既設杭

Claims (5)

  1. 建設機械に連結される連結部が上側に設けられるとともに、該連結部から下方へ延びるように形成された装置本体と、
    上記装置本体の下側に第1支軸及び第2支軸を介してそれぞれ揺動可能に支持されて該装置本体よりも下方へ突出するように設けられ、該第1支軸及び第2支軸回りに揺動して既設杭を径方向に把持する第1把持部及び第2把持部と、
    上記第1把持部及び上記第2把持部を上記第1支軸及び上記第2支軸回りに揺動させ、既設杭を径方向に把持する把持状態と該既設杭から離れた非把持状態とに切り替えるための駆動装置と、
    上記装置本体に設けられ、地盤と上記既設杭とを縁切りするために当該地盤に形成された孔の内面に接触して上記装置本体の傾きを抑制する姿勢安定化部とを備えていることを特徴とする既設杭把持装置。
  2. 請求項1に記載の既設杭把持装置において、
    上記姿勢安定化部は、上記第1把持部及び上記第2把持部よりも上側に設けられていることを特徴とする既設杭把持装置。
  3. 請求項2に記載の既設杭把持装置において、
    上記姿勢安定化部は、上下方向に延びる筒状に形成されていることを特徴とする既設杭把持装置。
  4. 請求項3に記載の既設杭把持装置において、
    上記駆動装置は、上下方向に伸縮する流体圧シリンダで構成されており、
    上記駆動装置の上側が上記装置本体の上側に連結され、上記駆動装置の下側が上記第1把持部及び上記第2把持部に連結され、
    上記姿勢安定化部は、上記駆動装置を覆うように形成されていることを特徴とする既設杭把持装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の既設杭把持装置において、
    上記第1把持部の先端部及び上記第2把持部の先端部には、それぞれ、互いに対向するように爪が設けられていることを特徴とする既設杭把持装置。
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